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環境にアクセスするためのアイコンが表示されており、 「アプリケーション」は公開アプリケーションに アクセスするためのアイコンが表示されます。

ログインしたら公開したアプリケーションをクリックしてアプリケーションを起動してみましょう。 「ア プリケーション」タブをクリックして、「絵描きツール」アイコンをクリックしてください。

例図のように、ペイントが起動したでしょうか?

■XenApp で公開したアプリケーションを VDI で利用する

「XenDesktop は XenApp と XenDesktop VDI の組み合わせによって成り立つ」と、第一回目の連載記事 でご紹介したのを覚えていますでしょうか? 今回のガイドの最後に、「XenApp で公開したアプリケーショ ンを VDI で利用する」方法を説明いたします。

XenDesktop 5.6 では VDA エージェントを VDI 環境にインストールする際に Citrix Receiver もインスト ールしています。 この Citrix Receiver に XenApp の情報を登録することで、公開アプリケーションを VDI 環境上のデスクトップやスタートメニューに追加できます。

これにより、VDI デスクトップユーザーはローカルアプリケーション、オンラインアプリケーションなど を意識することなく、アプリケーションを実行可能になるわけです。早速設定を行なってみましょう。

1)まず、VDI 環境にアクセスしてください。通知領域の「Citrix Receiver」を「右クリック→基本設定」

を開きます。

2)「基本設定」メニューの「プラグインの状態」を選びます。

3)「Online Plug-in」を「右クリック→サーバーの変更」をクリックします。

4)サーバーアドレスに以下のように入力して「更新」ボタンを押します。

サーバーアドレス:http://ddc.xendesktop.example.com/Citrix/PNAgent/config.xml

5)もう一度「基本設定」メニューの「プラグインの状態」に戻ります。

6)「Online Plug-in」を「右クリック→アプリケーションの更新」をクリックします。

7)これで指定した場所に XenApp の公開アプリケーションのアイコンが配置されます。

8)VDI 環境上からアプリケーションを起動してみましょう。

まるで VDI 上にインストールされているアプリケーションを実行しているかのようにアプリケーションが 起動しました。

今回はペイントを使って VDI 上にオンラインによるアプリケーション配信を行ないましたが、XenApp 上 で動作するアプリであれば同じ手順でアプリケーションを使わせることができます。

たとえば、販売担当がログインすると、デスクトップに販売用のアプリが、仕入担当がログインすると在 庫管理用のアプリが表示されるなどといったことが可能になるわけです。

◆コラム

XenApp の公開アプリケーションのアイコンが VDI 環境で登録されない

XenApp で公開したアプリケーションが先の設定を行なってもアイコンが追加されない場合は、以下の設 定を今一度確認してみてください。

1)「XenApp 公開アプリケーション」で「ショートカットの表示設定」を適切に行なっているか

これまでのガイドに従って公開したアプリケーション「絵描きツール」を例にとって説明します。 「絵描 きツール」のプロパティ画面を開き、「基本設定→ショートカットの表示」を開きます。 この画面に「ア プリケーションのショートカットの追加先」という設定がありますので、適切に設定します。

例)VDI デスクトップにショートカットを配置する

2)「Web Interface」で「XenApp Services サイト」に「XenApp」のファームを登録したか

「Web Interface」の「XenApp Services サイト」を開き、「XenApp」のファームを登録しておく必要が あります。 このガイドの例では XenApp65、サーバーxenapp65.xendesktop.example.com というファ ーム)を登録していることを今一度確認してください。