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Active Directory への参加ができたら、次に仮想デスクトップ環境に Virtual Desktop Agent をインスト ールします。

1)XenDesktop 5.6 のインストールメディアを挿入するか、XenDesktop 5.6 ISO イメージをマウントし てください。

2)XenDesktop のインストールメニューが自動的に表示されます。 「Virtual Desktop Agent のインスト ール」を選びます。

3)次に「簡易展開」「カスタムインストール」を選択する画面が表示されます。 ここでは「カスタムイン ストール」を選びます。

4)「ライセンス規約」が表示されますのでライセンスを読み、「ライセンス契約に同意します」を選び「次 へ」ボタンをクリックします。

5)「インストールする Virtual Desktop Agent の選択」画面が表示されます。ここでは「Virtual Desktop Agent」を選び、「次へ」ボタンをクリックします。

6)「インストールするコンポーネントの選択」では Virtual Desktop Agent と Citrix Receiver が選択さ れた状態で、「次へ」ボタンをクリックします。 XenApp 配信用の URL は XenApp のインストール後設定 する必要があるので覚えておいてください。

7)「Personal vDisk の構成」画面が表示されます。vDisk は共用型の PXE OS ブートイメージに使われま すが、通常はユーザーがその OS イメージに対して変更を加えることはできません。Personal vDisk は vDisk の PXE OS ブートイメージに対して専用の領域を組み合わせて変更を可能にする XenDesktop 5.6 で追加された機能です。

今回は「いいえ、Personal vDisk をすぐには有効にしません」を選んでください。

8)「コントローラーの場所」画面が表示されます。今回の手順ではコントローラは DDC サーバーにインス トールしていますので、ここには以下のように入力する必要があります。

コントローラーの場所を手動で入力する: ddc.xendesktop.example.com

入力が終わったら、「チェック」ボタンをクリックしてください。正しく名前解決できれば「全てのコント ローラアドレスが解決しました」と表示されます。「次へ」ボタンをクリックします。

9)「仮想デスクトップの構成」が表示されます。ここで仮想デスクトップに対して様々な設定と最適化が 実行されます。実行される概要は以下の通りです。

-ファイアウォールの必要なポートが開放される

-パフォーマンスを最適化するための様々な設定が加えられる -Windows リモート管理サービスが有効化される

10)「仮想デスクトップの構成」を行なったら、「次へ」ボタンをクリックします。

11)「概要」画面で、これまでに行なった設定を確認して「インストール」ボタンをクリックします。 「Virtual Desktop Agent」のインストールが始まります。

12)インストールが完了したら Windows7(仮想デスクトップ環境)を再起動してください。

ここで Windows7(仮想デスクトップ環境)での作業は終わります。Windows7 はログアウトしてくださ い。

引き続き、「Citrix Desktop Studio」による XenDesktop の構成作業に移ります。

なお、「Virtual Desktop Agent」(以降 VDA)のインストールを行なった際に最適化を実行した場合、い くつかのサービスが無効化されます。この状態では Windows Update ができません。必要に応じてサービ スを有効にしてください。

XenDesktop 仮想マシンの最適化については以下のドキュメントを参照してください。

http://support.citrix.com/article/CTX125875