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抗菌薬の適正使用を含めた病院感染対策

抗菌薬適正使用マニュアル

抗菌薬適正使用マニュアル

... 菌増殖抑えるためには、MICより抗菌濃度高くすれば良い。ただし、耐性菌場合 はMICよりも多少抗菌濃度が高かっとしても、生き残って増殖することができる。 ...

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SDD とは? Selective Digestive Decontamination 非吸収性抗菌薬を消化管内に投与し, 病院感染の主な原因である好気性グラム陰性桿菌 * や真菌 ** の増殖を選択的に抑制し, VAP や, BT による血流感染などの院内感染症の発症を予防する方法. * 緑膿菌,

SDD とは? Selective Digestive Decontamination 非吸収性抗菌薬を消化管内に投与し, 病院感染の主な原因である好気性グラム陰性桿菌 * や真菌 ** の増殖を選択的に抑制し, VAP や, BT による血流感染などの院内感染症の発症を予防する方法. * 緑膿菌,

... ・抗菌使用と耐性化問題に対する将来的なアプローチとして, 非抗生物質的あるいは非薬理学的な方法が最も合理的な方法ようである . ◇将来的な展望 ・具体的には分子レベル手法や顕微鏡技術進歩によって,菌同定, ...

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図イミペネム耐性 Acinetobacter spp の頻度 (3) 平時における感染対策 感染対策の教育および実施状況の監査 標準予防策 抗菌薬適正使用 環境整備 吸引の感染対策の徹底 人工呼吸器の適切な管理 蓄尿中止や適切な汚物処理 ( 熱水消毒器の活用 ) 過去の保菌者 MDRAの検出が多い施

図イミペネム耐性 Acinetobacter spp の頻度 (3) 平時における感染対策 感染対策の教育および実施状況の監査 標準予防策 抗菌薬適正使用 環境整備 吸引の感染対策の徹底 人工呼吸器の適切な管理 蓄尿中止や適切な汚物処理 ( 熱水消毒器の活用 ) 過去の保菌者 MDRAの検出が多い施

... はない。 多剤耐性アシネトバクターはMDRA(multi-drug resistant Acinetobacter)と呼ば れる。厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)では、カルバペネム系、 キノロン系、およびAMKに対して同時に耐性示すAcinetobacter属菌と定義し、こ ...

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環境感染誌 Vol.29no.5,2014 に大きく異なる特性が見られたことから, 抗菌薬適正使用に対する地域連携の成果について報告する. 対象と方法. 対象施設対象は長野県北信地域に所在する長野赤十字病院 ( 以下, 長野日赤 ), 長野市民病院 ( 以下, 長野市民 ), 長野県立須坂病院 (

環境感染誌 Vol.29no.5,2014 に大きく異なる特性が見られたことから, 抗菌薬適正使用に対する地域連携の成果について報告する. 対象と方法. 対象施設対象は長野県北信地域に所在する長野赤十字病院 ( 以下, 長野日赤 ), 長野市民病院 ( 以下, 長野市民 ), 長野県立須坂病院 (

... coli 頻 度に相関認めとしており,今後は外来抗菌使用量 についても考慮要するものと思われ. ...aeruginosa カルバペネム系耐性率は各 施設及び当ネットワーク全体どちらも大きな変動はな ...

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藤沢市民病院 バンコマイシン耐性腸球菌 (VRE) 院内感染アウトブレイクに関する報告書 藤沢市民病院 VRE 対策会議 感染対策チーム編 2012 年 3 月

藤沢市民病院 バンコマイシン耐性腸球菌 (VRE) 院内感染アウトブレイクに関する報告書 藤沢市民病院 VRE 対策会議 感染対策チーム編 2012 年 3 月

... VRE 持ち込んだ患者さんではないと考えています。なぜならば、こ 患者さんが入院する前 2010 年 3~4 月にかけて東 9 階病棟に初回入院してい患者さんから、 後日行っ再入院時スクリーニング(11 ページ参照)で同じ PFGE 型 VRE が検出されため、2010 年 3~4 月にはすでに東 9 階病棟にはこの VRE ...

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中医協総会の資料にも上記の 抗菌薬適正使用支援プログラム実践のためのガイダンス から一部が抜粋されていることからも ガイダンスの発表は時機を得たものであり 関連した8 学会が共同でまとめたという点も行政から高評価されたものと考えられます 抗菌薬の適正使用は 院内 と 外来 のいずれの抗菌薬処方におい

中医協総会の資料にも上記の 抗菌薬適正使用支援プログラム実践のためのガイダンス から一部が抜粋されていることからも ガイダンスの発表は時機を得たものであり 関連した8 学会が共同でまとめたという点も行政から高評価されたものと考えられます 抗菌薬の適正使用は 院内 と 外来 のいずれの抗菌薬処方におい

... ▽ では、具体的に診療報酬上でASTはどのように評価されることになるでしょうか。先に示 し【論点(案)】中にキーワードがあるように思われます。キーワードは「抗菌適 正使用推進観点から」 「現行感染防止対策加算参考としつつ」 ...

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(病院・有床診療所用) 院内感染対策指針(案)

(病院・有床診療所用) 院内感染対策指針(案)

... ①対象微生物と対象臓器組織内濃度考慮し適正投与おこなう。必要に応じて分離微生 物薬剤感受性検査結果に基づく抗菌選択おこなう。 ②細菌培養等検査結果得る前でも、必要な場合は、経験的治療おこなう。 ...

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Ⅱ. 今回の調査の経緯 2016 年 4 月 第 4 回国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議において 本邦での抗菌薬 ( 抗生物質及び合成抗菌薬 ) をはじめとする抗微生物薬への薬剤耐性対策を推進するにあたって今後 5 年間で実施すべき事項をまとめた 薬剤耐性 (AMR) 対策アクションプラン

Ⅱ. 今回の調査の経緯 2016 年 4 月 第 4 回国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議において 本邦での抗菌薬 ( 抗生物質及び合成抗菌薬 ) をはじめとする抗微生物薬への薬剤耐性対策を推進するにあたって今後 5 年間で実施すべき事項をまとめた 薬剤耐性 (AMR) 対策アクションプラン

... 今般、手引きが作成されことに加え、アクションプランでは、医療機関における抗微生 物適正使用推進実行するため具体的な取組みとして、前述ガイドライン・マニ ...

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2006 年 3 月 3 日放送 抗菌薬の適正使用 市立堺病院薬剤科科長 阿南節子 薬剤師は 抗菌薬投与計画の作成のためにパラメータを熟知すべき 最初の抗菌薬であるペニシリンが 実質的に広く使用されるようになったのは第二次世界大戦後のことです それまで致死的な状況であった黄色ブドウ球菌による感染症に

2006 年 3 月 3 日放送 抗菌薬の適正使用 市立堺病院薬剤科科長 阿南節子 薬剤師は 抗菌薬投与計画の作成のためにパラメータを熟知すべき 最初の抗菌薬であるペニシリンが 実質的に広く使用されるようになったのは第二次世界大戦後のことです それまで致死的な状況であった黄色ブドウ球菌による感染症に

... ) 組み合わせると横軸に時間,縦軸に 組み合わせると横軸に時間,縦軸に MIC概念が MIC 概念が 入る。 入る。 そして, そして, 抗菌効果に影響及ぼす 抗菌効果に影響及ぼす PK/PD PK/PDパラメーターは パラメーターは Time ...

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一般論文 医療薬学 38(5) (2012) Infection Control Team による全入院患者を対象とした注射用抗菌薬適正使用推進実施体制の確立とアウトカム評価 *1, 丹羽隆, 篠田康孝, 鈴木昭夫, 大森智史, 太田浩敏 深尾亜由

一般論文 医療薬学 38(5) (2012) Infection Control Team による全入院患者を対象とした注射用抗菌薬適正使用推進実施体制の確立とアウトカム評価 *1, 丹羽隆, 篠田康孝, 鈴木昭夫, 大森智史, 太田浩敏 深尾亜由

... は,抗菌 使用が変動し後,薬剤感受性が変化するには 時間要すると報告していることから,薬剤感受 性へ影響真に評価するためには数年要する と考えられる.本 AMS 介入においては 1 年間で MRSA ...aeruginosa 耐性率にすでに ...

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. 二次感染予防対策が判らない 行政への報告は? 防護具は? 消毒法は? 管理の方法は? ( 個室 or 大部屋 ) 接触者の扱いは? 2. 診断や治療法が判らない 薬剤耐性菌 : 抗菌薬の使用法 稀な症例の診断 治療 病院内発生が問題になる感染性が高い感染症 結核, 麻疹, 水痘 : 空気感染風疹

. 二次感染予防対策が判らない 行政への報告は? 防護具は? 消毒法は? 管理の方法は? ( 個室 or 大部屋 ) 接触者の扱いは? 2. 診断や治療法が判らない 薬剤耐性菌 : 抗菌薬の使用法 稀な症例の診断 治療 病院内発生が問題になる感染性が高い感染症 結核, 麻疹, 水痘 : 空気感染風疹

... ③ 当該患者は, 抗結核による治療開始 (空気感染予防策).! → 連絡 (感染制御部, 保健所)! 事例1 64歳・女性, 慢性関節リウマチ治療目的で3カ月前より入院中である. 入院時より咳嗽・喀 痰がたまにみられが, 2週間前より症状が強くなっ. 胸部X線写真では左上肺野に淡い 浸潤影がみられ, ...

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環境感染誌 Vol. 25 no. 1, 2010 原著 カルバペネム系抗菌薬使用届出規定導入によるカルバペネム系抗菌薬使用量, 緑膿菌の薬剤耐性率の変化 上條泰弘 1,3) 篠原章能 2,3) 田内克典 1,4) 小池秀夫 1,5) Change of Antimicrobial Use Dens

環境感染誌 Vol. 25 no. 1, 2010 原著 カルバペネム系抗菌薬使用届出規定導入によるカルバペネム系抗菌薬使用量, 緑膿菌の薬剤耐性率の変化 上條泰弘 1,3) 篠原章能 2,3) 田内克典 1,4) 小池秀夫 1,5) Change of Antimicrobial Use Dens

... 使用量が減少し,カルバペネム系抗菌緑膿菌耐性 率低下に繋がっ報告は多い 4,5) .しかし,検体 採取日指定し,入院患者から分離され臨床分離株 耐性率に着目し報告はない.本調査では,入院患者 ...

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案1 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版

案1 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版

... ととする。このような病態有する症例大部分原因微生物はウイルスであり、 抗菌適応ある A 群 β 溶血性連鎖球菌(GAS)による症例は成人においては 全体 10%程度と報告されている 36,50,51 が、その一方で、日本で行われ研究で は、20~59 ...

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第一部院内感染防止体制 院内感染防止のための組織 体制 院内感染の発生を抑止し 感染者の発生後においても感染拡大を制御するためには 病院全体が組織的に感染防止対策に取り組むことが必要とされます また 感染防止対策の実効性を高めるには 病院管理者が積極的に感染対策部門や感染管理担当者を支援し 一体とな

第一部院内感染防止体制 院内感染防止のための組織 体制 院内感染の発生を抑止し 感染者の発生後においても感染拡大を制御するためには 病院全体が組織的に感染防止対策に取り組むことが必要とされます また 感染防止対策の実効性を高めるには 病院管理者が積極的に感染対策部門や感染管理担当者を支援し 一体とな

...  感染症発生時には、院内感染対策委員会で対策検討行っているか。 抗菌使用基準について、院内感染対策委員会で協議されているか。 重要案件発生時には、臨時院内感染対策委員会開催しているか。 ...

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抗菌薬の適正使用に向けた8 学会提言「抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)プログラム推進のために」―提言発表の背景と目的―

抗菌薬の適正使用に向けた8 学会提言「抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)プログラム推進のために」―提言発表の背景と目的―

... らに,これら取り組みは医療経済学的な視点に基づく費用対効果も意識して行われるべきですし, 取り組み成果として日本耐性菌検出現状や抗菌使用状況適切なサーベイランス体制に基 づいて国全体や世界にフィードバックすることも必要でしょう。 ...

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・薬剤耐性菌の検出状況 ・感染症患者の発生状況 ・院内感染対策の実施状況 ・抗菌薬の使用状況

・薬剤耐性菌の検出状況 ・感染症患者の発生状況 ・院内感染対策の実施状況 ・抗菌薬の使用状況

... メール問い合わせ例 0 渡航先; インド。 渡航目的; 観光。 渡航期間; 3週間 インドに渡航中です。一昨日、飼い犬に傷ある手なめら れまし。狂犬病暴露前ワクチン接種3回していましが、 なめられ後も24時間以内に暴露後接種しなければならな ...

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抗菌薬の適正使用

抗菌薬の適正使用

... 【既往歴】 ASO・AAAに対して FFバイパス ・ Yグラフト置換術後 【病歴】 X年○月膵臓手術施行。術後SSI(非MRSA)生じが軽快し△月退院。 △月末に嘔吐ため再入院。38度台発熱あり血培で MRSA(+) 。CT・UCGで ...

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4) アウトブレイクに介入している 5) 検査室データが疫学的に集積され, 介入の目安が定められている 4. 抗菌薬適正使用 1) 抗菌薬の適正使用に関する監視 指導を行っている 2) 抗 MRSA 薬の使用に関する監視 指導を行っている 3) 抗菌薬の適正使用に関して病棟のラウンドを定期的に行って

4) アウトブレイクに介入している 5) 検査室データが疫学的に集積され, 介入の目安が定められている 4. 抗菌薬適正使用 1) 抗菌薬の適正使用に関する監視 指導を行っている 2) 抗 MRSA 薬の使用に関する監視 指導を行っている 3) 抗菌薬の適正使用に関して病棟のラウンドを定期的に行って

... 5)処置時必要な場合はマスク着用している 6)必要な場合には保菌者スクリーニング行っている 7)シーツやリネン類処理が適切である *マニュアル評価項目:連絡体制。感受性者サーベイランス期間、範 囲が明瞭である。ワクチンやγ‐グロブリン接種対象者が明確である。 ...

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抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

... 遊離型濃度で検討することが重要です。 ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系は、時間依存的な殺菌作用示 し、%T>MIC が効果と相関します。 ペニシリン系では、%T>MIC が 30%以上で増殖抑制作用、50%で最大殺菌作用、 セフェム系では、%T>MIC が 40%以上で増殖抑制作用、60~70%で最大殺菌作用、 ...

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