有意義な春休みを過ごそう
定期考査終了から1ヶ月が経過しました。新年度に向けた学習スタイルを定着させることはできました か?この1年間の学習内容や学習習慣の定着度を振り返り、春休み中もよいサイクルを継続させると同時 に、春休み中にしかできないことにチャレンジしましょう。
英国数の苦手を克服する
4月から学習する内容は、今年度よりも範囲が広く、今は得意だと思っている科目であっても思うよう に学習が進まなくなることもあり、つい、苦手科目の克服を後回しにしてしまいがちです。安易に苦手科 目を受験科目からはずすと、最終的に受験できる大学の幅を狭めることにもつながりますから、まずは模 擬試験や定期考査の解き直しを行うことで苦手分野対策をしていきましょう。その際、どの分野をどのレ ベルまで取り組む、という具体的な目標をたてましょう。なお、下の表は、今年1月に行われた大学入学 共通テストの英、国、数ⅠA の特徴、学習のポイントのまとめ(ベネッセより)です。学習の参考にして ください。
科目 特徴・変更点 学習のポイント
英語
(リーディング)
―様々な場面や状況に応じた題材が取り上げられたー 題材は昨年同様、日常的な文章や説明文など様々なものが 扱われた。設問では記述内容の順序を問うものやプレゼン テーションを完成させるものなどが出題され、昨年同様に 多面的に情報を処理することが求められた。読解量はやや 増加したものの、難易は昨年並み。
・「複数の情報を処理する力」や「文章の論理展開を 把握する力」を意識して伸ばしていこう。
・日頃から多種多様な英文素材を短時間で読解する練 習をしていこう。
・イギリス英語とアメリカ英語の表現の違いに慣れて おこう。
英語
(リスニング)
―イラスト並べ替え問題が出題、大きな変更はなしー 音声情報とイラストやグラフなどの視覚情報を組み合わせ て答える問題が出題され、場面に応じた聞き取りを要する 実践的な英語力が問われた。長めの講義全体を理解する必 要がある問題や、放送文からの言い換えに注意が必要な問 題もみられたが、全体的に取り組みやすく、昨年よりやや 易化。
・話し手の意図や場面を意識しながら、音声を聞く練 習を積もう。
・重要な情報を逃さずに聞き取ることが出来るように メモを活用して短時間で情報を整理する練習を積も う。
・日頃から様々な問題形式に触れる機会を増やしてお こう。
国語
―比較・関連付ける応用的思考力を問う設問が出題―
本文の分量は、ほぼ昨年並みで設問数には変更がなし。
解答数は減少。第 1 問では生徒の作成したメモを用いて 2 つの文章を比較・統合する出題が、第 3 問では同一場面 を描いた別ジャンルの文章を比較する出題がなされた。昨 年以上に複数の文章や資料を関連付ける力が求められ、や や難化。
・文章の表面的な読解にとどまらず、その根底にある テーマや、書かれた背景にまで着目して、深く考え られる力を身に付けよう。
・日々の学習を通して、一つ一つの知識事項を習得し ながら、その知識を実際に使用する場面に応用して 考えることを心掛けよう。
数ⅠA
ー三角比の表、グラフ表示ソフトの問題が出題―
現実事象において三角比の表を利用する問題、対話の場面 やグラフ表示ソフトを用いるなど、学習場面を想定した問 題が出題された。導入から解法の方針が立てにくく、難化
・必要な情報を対話文から素早く選ぶことを意識した 演習を積んでいこう。
・時間配分や効率的な計算を意識した演習を積もう。
・定理・公式など基本をだいじにしよう。
北海道釧路江南高校進路指導部 令和4年3月22日(火)発行
進路室から、生徒のみなさん、保護者の皆様に 向けて、進路に関する情報をお届けします。
志望先の情報を入手する
この期間を利用して、志望先のホームページを確認したり、資料を取り寄せたりするなど、情報収集に 努めましょう。オンラインでオープンキャンパスや職業説明会を行っている場合もあるので、積極的に活 用しましょう。大学等に出向き、直接見て、聞いて、肌で感じて情報を得ることは
とても大切なことですが、それができないまま、受験本番を向かえることも考えら れます。遠方からでも参加できる、志望が固まっていなくても気軽に参加できるな ど、オンラインの利点に目を向けて、利用していきましょう。
また、私立大学のみならず国公立大学でも入試形態の多様化が進んでいます。推
薦入試の基準は?過去の倍率は?共通テストの必要科目は?3 年次生は進路実現に向けてリサーチしなけ ればいけないことが山積みです。しっかりと準備していきましょう。
卒業生の体験を聞く会から
3月16日、23名の卒業生に来校していただき、①文系大学②理系大学③看護④公務員の4会場に分 かれて卒業生の体験を聞く会を実施しました。お一人ずつ、志望先決定に至った経緯や勉強方法、春休み の使い方などについて、講話をいただきました。定期テストなどでしっかりと基礎をつくること、模擬試 験の活用、受験勉強での苦労話、公務員の1次試験の社会系分野は2年の授業をしっかり理解すると対策 になることなど、具体的なアドバイスを聞くことができました。夢や目標を叶えた24名のみなさんは 堂々としていて、1、2年次生のみなさんにはとても大人らしく、立派に見えたと思います。次はみなさ んが後輩に向けてメッセージを伝えることができるように、努力を積み重ねていきましょう。
「努力は決して裏切らない。」そう感じられた一時でした。
今年度の入試結果から
国公立大学前期の発表が一段落しました。多くの江南生が一般受験で難関を突破しています。
千葉大学(1 名)、茨城大学(1 名)、弘前大学(2 名)、琉球大学(1 名)、北海道教育大学旭川校(1 名) 北海道教育大学釧路校(3 名)、小樽商科大学(3 名)、室蘭工業大学(3 名)、札幌市立大学(1 名) 公立千歳科学技術大学(1 名)、長岡造形大学(2 名)、岩手県立大学(1 名)
推薦入試(総合型入試も含む)の結果は(受験者数→合格者数) 筑波大学(1→1)、北海道大学(2→0) 北海道教育大学釧路校(5→2)、北海道教育大学旭川校(1→0)、北海道教育大学函館校(1→0)
北海道教育大学岩見沢校(1→1)、帯広畜産大学(1→1)、室蘭工業大学(1→1)、北見工業大学(1→0) 札幌市立大学(1→1)、釧路公立大学(1→1)、名寄市立大学(2→1)、千歳科学技術大学(2→2)
公立小松大学(1→0)、都留文科大学(1→0)
国公立大学では学校推薦型選抜、総合型選抜等入試の多様化が進んでいますが、上記の結果から学校推 薦型入試、総合型入試の難易度は概して高いものと推測されます。学校にもよりますが、20倍近い倍率 の学校もあったようです。
3 年次生は進路実現に向けての勝負の 1 年間が 4 月から始まります。自分の「未来予想図」をイメー ジしてチャレンジして下さい。進路室には色々な進路資料(先輩の受験報告書、赤本、蛍雪時代、問題集 など)がありますので、活用して下さい。