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高齢者福祉の諸問題

ドキュメント内 講 義 概 要 (ページ 48-52)

科目ナンバー ISW 3205-L 2 単位:前期 1 コマ 2 年

山口 麻衣 動向についての講義を行う。

[ 到達目標 ]

高齢社会の課題や、孤立、介護、健康、経済的貧困等の高齢期 の問題の現状と要因を学び、高齢者福祉の諸問題とその要因 に関して知識を得て、問題解決策を自分なりに考える能力を身 に付けることを目標とする。

[ 履修の条件 ]

本講義は、特に履修の条件はなく、どのコースの学生も広く受講 をすすめる。社会福祉士国家試験受験のためには必要とされる 高齢者福祉論の前提となる諸問題を検証するものであり、原則と して社会福祉士を目指す者は履修が望ましい。

[ 講義概要 ]

超高齢社会となった日本が直面する課題はなにか。グローバ ル・エイジングの課題は何か。孤立、家族介護を含む介護の問 題、健康問題、認知症高齢者、経済的貧困等の問題の現状と 要因は何か。複雑に関連する、高齢者福祉の諸問題について、

社会老年学の視点から学び、どのように問題を解決していけば いいのか、授業のなかで互いに考え、学びあえるような参加型の 講義としたい。自分なりにテーマを決めて、主体的に学ぶこと、積 極的に授業に参加し、調べたことや自分の意見をのべることを重 視する。

■授業計画

第1回 【1】高齢者問題の所在(日本において、どのような高齢 者に関する問題があるのか?概要を理解する。高齢期 の諸問題に対するアプローチの視点を理解する)オリ エンテーション

第2回 【2】日本における人口の高齢化と高齢社会(日本にお ける人口の少子高齢化が社会にどのような影響を与 えているのか、高齢社会でどのような問題を生じている のか?)

第3回 【3】グローバル・エージング(地球規模での高齢化、

国、地域間の国際比較、地域格差からわかること、日 本における多文化共生と高齢者福祉)

第4回 【4】高齢者の生活・暮らし・生きがい・幸福観・老い(豊 かな老後、幸福な老い、サクセスフル・エイジングとは?

ライフコース、人生100歳時代の人生設計・生きがいと は?)

第5回 【5】高齢者ケアの諸問題(8050問題、介護難民、介護 担い手問題、介護離職問題、外国人介護者の問題、

家族関係、家族などのケアラー支援、認知症高齢者の ケア、徘徊老人問題など)

第6回 【6】高齢者虐待(施設での虐待、養護者による虐待、

介護殺人、身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、ネグ レクト、経済的虐待、セルフネグレクトなど)

第7回 【7】高齢期の貧困・経済状況(生活困窮、経済格差、

下流老人、ホームレス問題、生活保護、年金問題、ライ フコースの視点からみた貧困など)

第8回 【8】高齢期の就労・生涯学習・社会参加・居場所(定 年、働き方、ワーク・ライフ・ケアバランス、ボランティア、

地域貢献、生涯学習、世代間交流など)

第9回 【9】高齢期の孤独・孤立(孤独死、孤立、自殺、うつ、虚 弱と閉じこもりなど)

第10回 【10】高齢期の健康問題(介護予防、医療、心と体の

健康、寝たきり、加 齢・老 化・虚 弱・フレイル、保 健・医 療・福祉、地域包括ケア)

第11回 【11】地域格差:都市部と過疎地域の高齢者の生活

課題(都市部のマンション、団地などの問題、ごみ屋敷 問題、過疎地の問題、山間地における限界集落、コン パクトシティ、まちづくりなど)

第12回 【12】高齢期の住まいと交通・移動・テクノロジー(サー

ビス付き高齢者住宅、有料老人ホーム、移住、一人暮 らし、買い物難民、テクノロジー、見守りシステムなど)

第13回 【13】終末期(死にゆくこと、在宅死、尊厳死、安楽死、

遺言、エンディングノート、看取り、相続・お墓問題、ター ミナルケア、グリーフケアなど)

第14回 【14】高齢者の諸問題とその解決方法(個別発表とグ

ループ討議)全体のまとめ(高齢者の諸問題間のつな がりや関連性、問題解決にむけて、対人援助職が取り 組むべき課題を検討する。)

第15回 レポート課題提出

[ 成績評価 ]

試験(0%)、レポート(50%)、小テスト(0%)、課題提出(30%)、

その他の評価方法(20%)

[ 成績評価(備考)]

その他の評価として、毎回の講義におけるフィードバック、討論や 発表、質問などの授業への参画を評価する。

[ 予習・復習の内容及びそれに必要な時間 ]

それぞれの関心にあわせた期末レポート作成にむけて、関係文 献を自主的に学習していくことが求められる。本科目では各授業 回におよそ200分の準備学習(予習・復習等)を必要とする。

[ 試験・レポート等のフィードバック ]

リアクションペーパーに対するフィードバックを次回の講義におい て行う。発表やレポートについて、授業内に適宜口頭でコメントす る。課題レポートについては、途中の段階で助言するとともに、レ ポート返却時に個別にコメントを行う。

[ ディプロマポリシーとの関連性 ]

2.全人的なヒューマン・ケアに必要な高度な専門性に該当する。

高齢者個人の生活上の困難だけでなく、高齢社会全体の課題 も含めて、多角的、総合的な人間理解する。個人の痛みを癒し、

人権と生活を守り、人間性豊かな人生を送ることができるよう援 助できるようになるための知識を得る。

[ テキスト ]

テキストは指定しない。

地域福祉論 I

科目ナンバー ICD 3201-L 2 単位:前期 1 コマ 2 年

市川 一宏

[ 参考文献 ]

全国社会福祉協議会社会福祉学習双書(2021)『高齢者福 祉』、東京大学高齢社会総合研究機構(編著)(2017)『東大が つくった高齢社会の教科書:長寿時代の人生設計と社会創 造』、内閣府『高齢社会白書』厚生の指標『社会福祉と介護の 動向』

[ 到達目標 ]

「ものごとの本質を把握し、問題点の発見、分析、事態の改善、

解決策の提言をし、実行できるようになること。そのために、必要と される他の人々との協働作業を創り、積極的に参与できるように なること」を目的とする。そのため、人権尊重、権利擁護、自立支 援、地域生活支援、地域移行、社会的包摂等、地域福祉の基本 的考え方を理解する。また、地域福祉の主体と対象、地域福祉 に関わる組織、団体、及び専門職や地域住民の役割と実際およ び地域トータルケアシステムの構築方法について理解する。

[ 履修の条件 ]

毎回テキスト、過去のレジュメを必ず持参すること。国家試験受 験者以外も、「地域福祉論Ⅰ」受講者は、「地域福祉論Ⅱ」とあ わせて履修することが望ましい。なお、出席を重視し、4分の3以 上の出席を求める。

[ 講義概要 ]

毎回の授業は授業計画に沿った詳細なレジュメを資料として配 布し講義を行う。事例などを適宜取り入れ理解しやすくする。

■授業計画

第1回 総論 地域福祉論を学ぶにあたって

1.地域福祉の理念、2.地域福祉の原則

第2回 地域福祉の発展過程

1.戦後の地域福祉の展開、2.新しい福祉としての地

域福祉

第3回 新しい生活課題に対する地域福祉 1.生活困窮、2.孤立、3.虐待

第4回 新しい福祉サービスシステムとしての地域福祉

・福祉コミュニティの考え方と地域福祉の主体形成 第5回 地域福祉理論の発展と広がり

1.構造論的アプローチ(①制度論的、②制度政策的、

③運動論的)2.機能論的アプローチ(①主体論的、② 資源論的)

第6回 地域自立生活支援と地域福祉の概念 1.福祉コミュニティ論、2.主体形成 第7回 地域のとらえ方と福祉圏域

1.地域のとらえ方と福祉圏域、2.地域コミュニティ型組

織とアソシエーション型組織の有機的連携 第8回 地域福祉の主体と福祉教育

1.福祉教育実践の2つの流れ、2.福祉教育の概念、

3.福祉教育の推進主体

第9回 地域福祉計画

1.地域福祉計画の背景、2.地域福祉計画の内容、3.

課題

第10回 社会福祉協議会

1.成立背景、2.機能、3.課題 第11回 社会福祉法人

1.成立背景、2.役割、3.現状と課題(社会貢献)

第12回 NPO、ボランティア活動

1.基本的理念、2.今日のおける意味、3.これからのあ り方

第13回 民生委員児童委員、保護司 1.成立背景、2.役割、3.現状と課題 第14回 福祉コミュニティビジネス

1.成立背景、2.役割、3.現状と課題 第15回 試験

[ 成績評価 ]

試験(70%)、レポート(0%)、小テスト(30%)、課題提出(0%)、

その他の評価方法(0%)

[ 成績評価(備考)]

・期末試験の評価を中心に成績70%

・その他、授業で求める課題提出や授業への取り組みに対する 評価30%

[ 予習・復習の内容及びそれに必要な時間 ]

各授業回におよそ200分の準備学習(予習・復習等)を必要と する。

[ 試験・レポート等のフィードバック ]

前期試験に関しては、後期授業の開始時にコメントを行う。課題 レポートについては、次の授業の際、あるいは授業時にコメントを

行う。

[ ディプロマポリシーとの関連性 ] 本講義は、以下のポリシーに該当する。

「ものごとの本質を把握し、問題点の発見、分析、事態の改善、

解決策の提言をし、実行できるようになること。そのために、必要と される他の人々との協働作業を創り、積極的に参与できるように なること、さらに、それを生涯にわたって伸ばしていける学習能力 を身につけること。」「全人的なヒューマン・ケアに必要な高度な 専門性:心と福祉と魂の高度な専門職に必要とされる価値ま た、そのような人生を送ることを可能にする社会の形成に貢献で きるようになること、また、そのような人生を送ることを可能にする社 会の形成に貢献できるようになること」「それを生涯にわたって伸 ばしていける学習能力を身につけること」

[ テキスト ]

新・社会福祉士養成講座「地域福祉の理論と方法第3版」中央 法規

[ 参考文献 ] 授業の中で紹介する

ドキュメント内 講 義 概 要 (ページ 48-52)