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胃 癌 患 者 に 於 け る 蛋 白 代 謝 に 関 す る 研 究

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Academic year: 2022

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(1)胃 癌 患 者 に 於 け る 蛋 白 代 謝 に 関 す る研 究 第2編. 胃 癌 患 者 の ア ミ ノ 酸 代 謝 に 就 い て 岡山大 学医学 部津 田外科教 室(主 任. 助 手. 佐. 藤. 津 田誠次教授). 亀. 〔昭 和27年9月10日. 弘. 受稿 〕. 酸 が 尿 中 に 排 泄 さ れ る 事 を 指 摘 し, 1924. 緒. 言. kenhausen,. 胃癌 患 者 は 術 前 の蛋 白補 給 に よ り,低 蛋 白. 1929 Witts等. Fal. は 正 常 人 及 び各 種 疾. 患 々 者 に グ リシ ン を 投 与 し,血 中 ア ミ ノ酸 及 び. 血 症 を 正 常 に 恢 復 せ しめ,窒. 素平 衡 を正 に保. 尿 素 量 を 測 定 し た が,正. 常 人 と肝 疾 患 々者 ど. 持 し た 後 手 術 を 行 う事 は,術. 後 大 量 の蛋 白補. の 間 に 著 明 な 差 を 認 め な か つ た .し. か し両 氏. 給 と共 に 胃癌 の 手 術 予後 を 改 善 す る上 に 最 も. の ア ミ ノ酸 定 量 はFolinの. 重 要 な事 で あ り,胃 癌 患 者 に 於 け るア ミ ノ酸. の で や ゝ不 十 分 で あ る と い わ れ て い る(Kirk,. 処 理 能 力 が 正 常 で あ るか 否 か を 決 定 す る事 は. 1933).. 必 要 な 問 題 で あ る.. 毒 症 で は グ リ シ ン の 脱 ア ミ ノ化 が 障 碍 さ れ て. 生 体 で ア ミ ノ酸 を 処 理(脱 形 成,蛋. 白合 成)す. 見 で は 肝 臟,腎 1928 Mann及. ア ミ ノ化,尿. 素. る臟 器 は,現 在 まで の知. 臟 が 有 力 と され て い る が,. びMagathの. 犬 の肝 全 剔 出 後 血. 1935. Kirkは. い る 事 を 認 め た.一. 比 色 法 に よつ た も. 腎臟疾 患 々者 中 急 性 尿. 方1935. Heath,. Fullerton. は 正 常 人 及 び 種 々 疾 患 々 者 に 本 法 を 行 い,グ. リシ ン25gの. 経 口投 与 後 血 中 ア ミ ノ酸 窒 素 量. は 胃腸 管 よ り の吸 收 速 度 に つ い て 何 ら の 有 効. 中 ア ミ ノ酸 が 著 明 に上 昇 す る と い う実 験 や,. な 知 見 も与 え な い と結 論 して い るが,血. 生 体 内 で 肝 臟 の し め る大 き さ な ど よ り考 え て,. 素 量 を 測 定 せ ず し て は,脱. 市 原 の い う如 くア ミ ノ酸 処 理 は 肝 臟 を 以 て 第. あ り,吸 收 の 問 題 も意 味 を な さ な い. 1939. 1と す る こ とに 異 論 は な い で あ ら う.. Erf, Rhoadsは. 胃癌 患 者 の低 蛋 白血 症 に 就 い て は 各 方 面 よ. に 於 て,グ. ア ミ ノ化 が 不 明 で. ス プ リ ュ ー及 び 悪 性 貧 血 患 者. リシ ン の 吸 收 障 碍 を 報 告 し て い. り研 究 され て い る が, 1942 Abels等 は 低 蛋 白. る.胃. 癌 患 者 に 就 い て は1943. 血 症 の 原 因 の 大 部 分 は 肝 臟 で の血 清 ア ル ブ ミ. Pack,. Rhoads等. ン の生 成 障 碍 に よ る と云 つ て い る.. 利 用 の 障 碍 を 報 告 し て い る に 過 ぎ な い.私. 私 は 胃癌 患 者 に 於 け る ア ミ ノ酸 代 謝 を研 究 す る 目的 で,グ. リシ ン及 び ポ リ タ ミン を 使 用. Johnes,. は. 時 に肝機 能 と. の 関 係 を 検 討 し た.. 第1節 検 査 前12時 午 前9時. す る.. Ariel,. が グ リシ ン の 吸 收 遅 延 及 び. 胃 癌 患 者 に 於 て 本 法 を 行 い,同. し て,吸 收 及 び 処 理 能 力 を 検 査 し,胃 癌 患 者 の ア ミ ノ酸 代 謝 の異 常 を確 認 し得 た の で 報 告. 中尿. 実 験 方 法. 間 以 上 絶 食 せ しめ た 患 者 に,. に 採 血 した 後 に25gグ. リシ ン を 水. 500c.c.に 溶 解 し て経 口投 与 し, 1, 2, 3, 4時. 第1章. グ リシ ン負荷試験. 間 後 に 採 血 し,血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素,尿. ア ミ ノ酸 の 脱 ア ミ ノ化 は 肝 機 能 検 査 と して 利 用 され るが,グ. リシンは そ の構 造が 簡 単で. あ り,無 害 で あ るた め に 多 くの 人 々 に よ り こ の 目 的 に 使 わ れ た.. 1908. Jastrowitzは. 肝硬変. 症 及 び 燐 中 毒 動 物 に グ リ シ ン を 経 口 投 与 し, ,正 常 人 及 び 動 物 に 於 け る よ り も 多 量 の ア ミ ノ. を 測 定 す.検. 素 窒素. 査 前 日及 び 当 日の全 尿 を 集 め,. ア ミ ノ酸 窒 素 を 測 定 す. 1). 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 ア ミ ノ酸 に 亜 硝 酸 を 作 用 せ し めN2を. 生 せ し め るVan い た.即. Slykeの. ちFolin‑Wu氏. 検 圧 法(1929)を. 発 用. 法 に よ る血 漿 の 除 蛋.

(2) 246. 佐. 白 濾 液5cc.をVan. Slyke氏. 藤. 検 圧 計 の抽 出 室. に 入 れ,氷. 酷 酸1c.c.を. 加 え抽 出 室 の 空 気 を. 除 去 し,次. に 亜 硝 酸 ソ ー ダ 飽 和 溶 液2c.c.を. 加 え 一 定 時 間 反 応 せ し め る(反 に よ り異 な り, 25° 〜20℃ 発 生 し たN2及 トに 移 し,. びNOガ. NOを. N2ガ. 応 時 間 は室 温. 出 室 の亜 硝酸 溶液 を 洗. ス を 再 び抽 出 室 に も ど し.. ス を 一 定 量(0.5c.c.或. は2c.c.)に. 水 を 加 え て100c.c.と. し て 濾 過 す.濾. を 蒸 溜 コ ル ベ ン に と り,チ. 液50c.c.. モ ールブ ル ーで青. 圧 蒸 溜 し残 液 が 約10c.c.に 之 を25c.c.メ. に 於 て は3〜4分).. ア ル カ リ性 過 マ ン ガ ン 酸 カ. い 出 した 後, N2ガ. 弘. 色 を 呈 す る ま で 苛 性 ソ ー ダ を 滴 下 し た 後,減. スをヘ ンペル ピペ ッ. リ溶 液 で 吸 收 さ す.抽. 亀. おい. な る ま で 継 続 し,. ス コル ベ ン に 移 し 水 を 加 え て. 25c.c.と す.之. よ り5c.c.を. 採 り出 し 血 漿 ア ミ. ノ酸 窒 素 測 定 と 同 操 作 に よ り亜 硝 酸 ソ ー ダ 溶. 液 を 作 用 せ しめ, N2及. びNOを. 之 を ヘ ン ペ ル ピ ッ トに 移 す.抽. 発 生 せ しめ, 出室 の亜硝酸. 及 尿 の 混 合 液 は 再 び 前 と同 一 時 間 反 応 せ しめ,. て 示 す 圧 に よ り測 定 し ア ミ ノ酸 窒 素 量 を 計 算. 発 生 し た ガ ス を 別 の ヘ ン ペ ル ピ ッ トに 移 し夫. す.反 応 時 間 を 正確 に 調 節 す る必 要 は 亜 硝 酸. 々NOを. に よ り分 解 す る 尿 素 量 を 常 に 一 定 値 に 保 つ た. 室 に も ど し, N2を. め で,尿 素 量 は 次 に述 べ る方 法 に よ り定 量 し,. ア ミ ノ酸 窒 素 量 を 計 算 す る.. ヘ パ トサ ル フ ァ レ イ ン 法(5mg,. 減 ず る た め で あ る.. 血漿 尿素窒素. Van. 第2節. を 測 定 して尿 素 を 定 量 す る. Slykeの. 検 圧 法(1927)を. ア ー ゼ はVan. Slyke.. び 血 漿1c.c.を. リ ン 溶 液(使. 分 解 す る効 力 を. 第3群. 胃癌 患 者6例.. 第4群. 胃癌 の 胃切 除 術 後 患 者1例.. 加 え,. てCO2を. CO2ガ. 抽 出 し,. 水3.5c.c.及. 第3節. 存 のCO2を リセ. 酸0. 2分 間 ウ レ ア .25cc.を. 加え. スを一定 量 に於 て. ア ン モ ニ ウ ム に 変 化 さ し,減. 測 定 す るVan. い た.即. Slyke. 硝 酸 を 作 用 せ しめ 及 びKirk氏. の 孵 卵 器 に1夜. 法 を用. ス コル ベ ン. レ ア ー ゼ 水 溶 液0.5c.c.及. 燐 酸 塩 緩 衝 液10c.c.及. 10%硫. 圧 蒸 溜 に よ りア. ち 尿10c.c.を100c.c.メ. に と り, 10%ウ. び 水50c.c.を. び. 加 え37℃. お き 尿 素 を 完 全 に 分 解 せ し め,. 酸 亜 鉛 溶 液10c.c.を. は グ リ シ ン 投 与 後1時. 値 に 達 し,乳. 癌 の1例(大. 加 え て 除 蛋 白 し,. 如 く,. 間 目 に 最高. 賀 例)は2時. 間 目に. 最 高 値 を 示 す.そ. の 増 加 量 は2.2〜4.3mg/dl.. 平 均3.1mg/dlで,増. 加 率 は28〜62%,平. あ る.血. 漿 尿 素 窒 素 は 図2の. 均 如 く, 4. 時 間 目 の 増 加 量 は2.9〜5.2mg/dl,平. 尿 に ウ レ ア ーゼ を 作 用 せ しめ 尿 素 を 炭 酸. N2を. 実 験 成 績. で は 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 図1の. 中4例. 48%で. 尿 中 ア ミ ノ酸 窒素. ン モ ニ ヤ を 除 去 し た 後,亜. 第1群 5例. 示 す 圧 に よ り測 定 し 尿 素 量 を 算 出 す る. 3). 常 人3例 を 対. 胃 十 二 指 腸 潰 瘍 患 者4例.. 用 当 日 作 製)1c.cと0.26M. 1N乳. 乳 癌 患 者2例,正. 照 群 とす. り調. レ テ ー ゼ の50%グ. ー ゼ を 作 用 せ し め,. 第1群. 第2群. 抽 出 室 に 入 れ,既. 液0.25c.c.を. の4群 に 分 類 し て 行 う.. に於 て. 酸1cc.と. 除 去 し た 後10%ウ. Na3PO4溶. ensiformis)よ. の0.085mgを. づ0.1N乳. レ. 実 験 材 料. 津 田 外 科 入 院 患 者 及 び 正 常 人 に 就 い て,次. ア セ トン 沈 澱. の ウ レ ア ー ゼ1mgは20℃. 1分 間 に 尿 素 有 し た.先. 用 い た.ウ. Cullenの. 法 に よ り刀 豆(Canavallia 製 し た.こ. 30分 法)を. 採 用 す.. 尿 素 に ウ レ ア ー ゼ を 作 用 せ し めCO2を 発 生 せ し め,之. 測 定 し 両 者 の差 よ り尿 中. 肝 機 能 検 査 法 と し て は 血 清 高 田氏 反 応 及 び. 上 記 の ア ミ ノ酸 窒 素 量 よ り尿 素 量 の0.07を. 2). 過 マン ガ ン酸 カ リに 吸 收 した 後 抽 出. mg/dl,そ で あ る.尿. 均3.5. の 増 加 率 は27〜44%,平 ア ミ ノ酸 窒 素 を5例. 測 定 し た が 表1の. 如 く, 61mg,. 均34% 中2例. に於 て. 56mg増. 加 す.. 増 加 量 の 攝 取 ア ミ ノ酸 窒 素 に 対 す る 比 を ア ミ ノ酸 排 泄 率 と す れ ば,排 泄 率 は 夫 々1.3%,. 1.1. %で. あ る.第2群. で は 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 図. 3の. 如 く全 例1時. 間 目 に 最 高 値 に 達 し ,増. 量 は2.3〜5.2mg/dl,平 の 増 加 率 は43%〜75%,平. 加. 均3.7mg/dlで,そ 均57%で. あ る.血.

(3) 胃 癌 患 者 に 於 け る蛋 白代 謝 に 関 す る研 究. 図1. 25gグ. 第1表. リシ ン投 与 後 血 漿 ア ミ ノ. 酸N(対. 25gグ. 247. リシ ン投 与 に よ る尿 中. ア ミ ノ酸 窒 素. 照 群). 図3. 25gグ. リシ ン投 与 後 血 漿 ア ミ ノ. 酸N(潰. 瘍 群). (点 線 は 対 照 群 を示 す). 図2. 25gグ. リシ ン投 与 後 血 漿 尿 素N. (対 照 群). 増 加 率 は69〜143%,平 照 群,潰 漿 尿 素 窒 素 は 図4の 4.9mg/dl,平. 均3.7mg/dl増. 率 は29〜62%,平 ノ酸 窒 素 は4例 35mg増. 如 く, 4時 間 目 に は2.9〜. 加 し,排. 均40%で 中2例. の増 加. mg/dl,平. あ る.尿. 中ア ミ. 〜56%,平. 測 定 し た が , 26mg,. 泄 率 は 夫 々0 .5%,. 115mg,. あ る. 第3群. 2.4%, で は 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 図5の. 6例 中5例. は 投 与 後2時. 1例 は3時. 間 目 に 最 高 値 を 示 す .そ. は5.0〜8.3mg/dl,平. 如 く,. 間 目に 最 高 値 に 達 し. 均6.8mg/dlで. 均35%で. ,. 第4群. 2.1%で. は 第3群. 加 し,増 あ る. 如 く, 6例. 102mg増. 漿尿. 如 く, 4時 間 目 に は3.3〜5.2. 均4.0mg/dl増. 素 は 表1の. 0.7%で. あ り,対. 瘍 群 に 比 し 著 明 に 大 で あ る .血. 素 窒 素 は 図6の. 加 し,そ. 均99%で. 中2例. 加 し,そ. .尿. 加 率 は24. 中 ア ミ ノ酸 窒. だ け 測定 したが , の排 泄 率 は 夫 々. 対 照 群 と大 差 は な い .. の 胃癌 佐 藤 例 で,胃 切 除 後. 30日 目に 検 査 し た が,血. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 図. の増 加 量. 7の 如 く,投 与 後1時. 間 目に最 高値 に達 し,. あ り,. 増 加 量 は5.8mg/dlで,増. 加 率 は87%で,術.

(4) 248. 佐. 4図. 25gグ. 25gグ. 亀. リシ ン投 与 後 血 漿 尿 素N. (潰 瘍 群)(点. 図5. 藤. 弘. 図6. 線 は対 照群 を示 す). 25gグ. (胃 癌 群)(点. 線 は対照群 を示 す). リ シ ン 投 与 後 血 漿 ア ミ ノ酸N (胃 癌 群)(点. 線 は 対 照 群 を示 す). 図7. 25gグ 酸N(胃. 前 の8.3mg/dl, 窒 素 は 図8の. リシ ン 投 与 後 血 漿 尿 素N. 143%よ 如 く,術. 増 加 率 は44%で,術 比 し や ゝ増 加 す.之. り減 少 す.血 後 は5.4mg/dl増 前 の4.1mg/dl,. リシ ン 投 与 後 血 漿 ア ミ ノ 癌 佐 藤 例). 漿 尿素 加 し, 24%に. は 胃癌 切 除 に よ りグ リシ. ン の 吸 收 が 正 常 に 近 く恢 復 す る事 を 示 して い る..

(5) 胃癌 患者に於 け る蛋白代謝 に関する研 究 8図. 25gグ. 第4節. リシ ン 投 与 後 血 漿 尿 素N. (胃 癌 佐 藤 例). 249 小括並びに考按. 血 液 中 の ア ミ ノ酸 窒 素 量 は 動 搖 の 少 な い も の で,. Wu,. 8mg/dl,血. Berglundに. よ れ ば 全 血 で は6〜. 漿 で は5〜6mg/dl,. 4.3〜7.7mg/dlで. あ る.1943. ン ヒ ド リ ン 法 に よ り,血. よれ ば. Hamiltonは. ニ. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 量 を. 測 定 し, 3.4〜5.0mg/dl,平 表 し た が,こ. Kirkに. 均4.4mg/dlと. 発. の値 は比 色法 及 び亜 硝酸 に よ る. 検 圧 法 よ り や ゝ低 い 値 で あ る が,大 て い る と い わ れ る.こ. 体 一定 し. の や うに 健 康 な 生 体 で. 血 液 ア ミ ノ酸 濃 度 が 一 定 に 保 た れ て い る の は, 正 常 な 生 体 に は 過 剰 な ア ミ ノ酸 を た だ ち に 処 理 す る 能 力 が 備 わ つ て い て,そ. の量 を一 定 に. 調 節 し て い る た め と い わ れ る.蛋 後 に は 血 中 ア ミ ノ酸 は2〜6mg/dl上. 昇 し,. 4時. Wittsは. 間 以 内 に 下 る と い わ れ る が,. 空 腹 時 に50gの 肝 機 能 との 関 係 を 見 るに 表2の ア ミ ノ酸 窒 素 の 増 加 率 が70%の. 如 く,血 漿 場 合 に は,. ヘ パ トサ ル フ ァ レ イ ン法 で も10%以. 上 を示. す 事 が 多 い.血 漿 尿 素 窒 素 の増 加 率 に は 大 な る差 違 は 認 め 難 い.即. ち ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加. は 肝 機 能 障 碍 に 並 行 す る. 第2表. 25gグ リ ミン投 与 後 血 漿 ア ミ ノ酸 N,尿 素Nの 増 加 率 と肝 機 能. 白質 攝 取 の. グ リ シ ン を 投 与 す る と全 血. 中 ア ミ ノ酸 窒 素 は7〜12mg/dl上 最 高 値 は1〜4時. 昇 し,そ. の. 間 で 達 し,投 与 前 の値 に も. ど る の に6時 間 以 上 を 要 し た と云 う.私 の実 験 で は25gの. グ リシ ン を経 口投 与 す る と,血. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 対 照 群 及 び 潰 瘍 群 で は 投 与 後1時 間 目(乳 癌 大 賀 例 の み2時 間 目)に 最 高 値 を示 す に 対 して,胃. 癌群 で は2時 間 目,. 時 に3時 間 目 に最 高 値 を示 す.之. は 胃癌 群 に. 於 け る吸 收 の 遅 延 を 物 語 る も の で あ る.こ の 吸 收 の遅 延 が 単 に 胃 の 病 理 学 的 変 化 に よ る通 過 障 碍 に よ る もの で な い 事 は,高 度 の 幽 門 狹 窄 を 認 め た 十 二 指 腸 潰 瘍 の谷 田 例 に 於 て も吸 收 の遅 延 を 認 め られ ぬ 点 か ら も明 か で あ る. 胃癌 で 胃切 除 後 吸 收 が 改 善 され る事 か ら考 え,吸 收 の 遅 延 は 癌 の 存 在 に よ る も の で あ る.次 に グ リシ ン投 与 後 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の 増 加 は,胃 癌 群 で は 平 均6.8mg/dl,増 99%で,之 %,潰. は 対 照 群 の3.1mg/dl,増. 瘍 群 の3.7mg/dl,増. 著 明 に大 で あ る.血. 加 率57%に. 加率は 加 率48 比し. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加 は. 個 体 の グ リシ ン処 理 能 力 の 如 何 に よ り;そ の 著 明 な増 加 は 利 用 の 障 碍 さ れ て い る事 を 示 す.尿. 中 ア ミ ノ酸 排 泄 率 に大 差 な い事 は,ア. ミ ノ酸 窒 素 の増 加 が 尿 中排 泄 力 の 減 退 に よ る も の で な い 事 を 示 す.血. 漿 尿 素 窒 素 の増 加 率.

(6) 250. 佐. 藤. は 胃癌 群 で も 対 照 群 とほ ゞ同 じで あ る.又 血. 亀. 弘. 午 前9時. に ポ リ タ ミ ン 注 射 液(武. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は 潰 瘍 群 及 び 対 照 群 に 於 て は. 300c.c.に5%葡. グ リ シ ン投 与 後4時 間 目に は 大 体 投 与 前 の濃. 脉 よ り1分 間60〜80滴. 度 に 復 す るが,胃. 採 血は 注 射 前,注. し,ア. 癌 群 で は な お高 い 濃 度 を示. ミ ノ酸 の 血 中 停 滯 時 間 は 延 長 し て い. る.. の 高 度 な 胃癌 群 に 於 て は,血 の 増 加 が 著 明 で あ り,ア. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素. ミ ノ酸 利 用 障 碍 は 肝. 用 も障 碍 さ れ て お り,そ の利. 定 法 はVan. に 同 じ).糖 液. は ア ミ ノ酸 の利 用 を 高 め,副 作 用 を 阻止 す る た め に 添 加 す.. 実 験 材 料. 津 田 外 科 に 入 院 した 胃癌 患 者5例(胃 2例,切. 除 不 能3例),胃. 症,イ. 用 障 碍 は 肝 機 能 不 全 に 並 行 す る.. 射終 了 直 後, 1, 2, 3時 間. 素 窒 素 を 測 定 す る.測. 第2節. 要 す る に 胃癌 患 者 で は グ リ シ ン の 吸 收 障 碍. の速 度 で 点 滴 注 入 す.. Slykeの 検 圧 法 に よ る(第1章. 機 能 障 碍 に 並 行 す る.. の み な ら ず,利. 萄 糖 液 を 同 量 に 混 合 し,肘 静. 目 に 反 対 側 肘 静 脉 よ り採 血 し,血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素,尿. 次 に 肝 機 能 と の 関 係 を 見 る と,肝 機 能 障 碍. 田 薬 品). 切除. 潰 瘍3例,肝. レ ウ ス(術 後)患 者 各1例. 硬変. に つ い て検. 査 す.. 第2章. ポ リタミン負荷試験. 第3節. ア ミ ノ酸 投 与 後 血 中 ア ミ ノ酸 窒 素 量 は 増 加 す る事 は 前 述 の 如 くで あ るが,与. え るア ミ ノ. 実 験 成 績. ポ リ タ ミン300c.c.注 素 は 図9,図10に. 入 後 血 漿 ア ミノ酸 窒. 示 す 如 く,胃. 癌 例,潰. 酸 の 性 質 に よ り異 り,単 一 ア ミ ノ酸 の場 合に. 共 に 注 射 終 了 直 後 に 最 高 値 を 示 す.胃. は 血 中 ア ミ ノ酸 の上 昇 が 著 し く,し か も長 く. は そ の 増 加 量 は3.4〜5.5mg/dl,平. 続 くが,混. g/dlで. 合 割 合 の均 衡 の とれ た 必 須 ア ミ ノ. あ り,増. 加 率 は58〜81%,平. 瘍例 癌例 で. 均4.5m 均70%. 酸 混 合 液 は 著 明 な親 和 力 を 以 て処 理 され る事. で あ る.潰 瘍 例 で は ア ミ ノ酸 窒 素 は2.2〜2.8. は, 1937 Elmanが. mg/dl,平. 犬 で瀉 血 後,同. ア ミ ノ酸 混 合 物 の5%萄. 量 の5%. 葡 糖 液 を 注 射 す る と,. 注 射 ア ミ ノ酸 の10%の. み が 尿 に あ ら わ れ,. 血 中 ア ミ ノ酸 は 注 射 終 了 後30分 以 内 に 正 常 に 復 す る事 を 認 め た.之. は 単 一 ア ミ ノ酸 或 は 均. 衡 の とれ ぬ ア ミ ノ酸 混 合 液 は 蛋 白 合成 に利 用 さ れ ず に 無 駄 に 分 解 し て し も うか ら で あ る. ポ リタ ミン 注 射 液(武. 田 薬 品)は. 外 の 必 須 ア ミ ノ酸 及 び ア ル ギ ニ ン,ヒ. リ ジ ン以 スチ ヂ. ン等 を 含 む 綜 合 ア ミ ノ酸 製 剤 で あ る が,堺. は. 胃疾 患 患 者 に 之 を 用 ひ,経 腸 補 給 の場 合 は 静 注 よ り利 用 率 の 高 い 事 を報 告 し,今 永 は 低 蛋 白 血症 と ポ リ タ ミン と の 関 係 に つ い て,そ. の. 効 果 発 現 に は 低 蛋 白 血 症 の程 度 が 関 係 す る と 云 い,大. 村 は ポ リタ ミン注 射 後 尿 中 に 排 泄 さ. れ る ア ミ ノ酸 は 注 入 量 の10%で,残. り の90. %は 分 解 機 転 を 受 け 利 用 さ れ る と云 つ て い る.私. は 胃癌 患 者 に 於 け る ポ リ タ ミン処 理 能. 力 を 検 査 し,グ. リシ ン 処 理 と比 較 研 究 した.. 第1節 検 査 前12時. 実 験 方 法. 間 以 上 絶 食 せ しめ た 患 者 に,. 〜43%,平. 均2.5mg/dl増 均39%で. 胃 癌 例 に 於 て,胃 図9. 加 し,増 あ る .表3に. 加 率 は34 示 す 如 く,. 切 除 不 能 例 で は 可 能 例 に比. ポ リ タ ミ ン300c.e.注 ア ミ ノ酸N(胃. 癌 例). 射 後血漿.

(7) 胃癌 患 者 に 於 け る蛋 白代 謝 に 関 す る研 究. 図10. ポ リ タ ミン300c.c.注. 射 後 血 漿 ア ミ ノ酸N. 図11. 251. ポ リ タ ミ ン300c.c.注 射 後 血漿 尿 素N (胃 癌 例). 第3表. ポ リ タ ミ ン300c.c.注 ア ミ ノ酸N,尿. 射 後血 漿. 素Nの. 図12. ポ リ タ ミ ン300cc.注. 射 後 血 漿 尿 素N. 増加. しア ミ ノ酸 窒 素 の 増 加 率 が 大 で あ る.潰 瘍 例 で は 注 射 終 了 後 よ り次 第 に ア ミ ノ酸 濃 度 は 減 少 し, 2時 間 目 に は 注 射 前 に 戻 る が,胃 癌 例 で は3時 間 目 に も未 だ 注 射 前 値 に 復 しな い も の が 多 く,胃 癌 例 に 於 け る ア ミ ノ酸 の血 中 停. は24〜50%で. 滯 時 間 の 延 長 を 認 め る.. 癌 例 中 切 除 不 能 例 で は や ゝ増 加 率 が 小 さ い.. 次 に血 漿 尿素 窒素 は注 入終 了後 次第 に増 加 し(図11,. 12),. 〜4 .0mg/dl,平. 3時 間 目 に は 胃 癌 例 で は2.3 均3.1mg/dl増. 加 し,増. 加率. 平 均 増 加 率 は34%で. 潰 瘍 率 例 で は3.3〜5.6mg/dl,平 増 加 し,増. 加 率 は44〜59%,平. あ る .胃. 均4.3mg/dl 均51%で. あ る.. 次 に 肝 硬 変 症 で は 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 は ポ リ.

(8) 252. 佐. タ ミン 注 入 後5.2mg/dl上 %で,イ %で. 昇 し,増. レ ウ ス で は4.3mg/dl,増. あ る.血. %で. あ り,イ. 25%で. 昇 し,増. 弘. し,時 間 の経 過 と共 に 減 少 す るが,そ. 加 率 は66. 量 は 胃癌 例 で は 平 均4.5mg/dl,潰. 間 目に. 加 率 は35. レ ウ ス で は2.8mg/dl,増. あ る.血. 亀. 加 率 は73. 漿 尿 素 窒 素 は 注 入 後3時. 肝 硬 変 症 で は2.6mg/dl上. 藤. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素,尿. の増 加. 瘍 例では. 平 均2.5mg/dlで,増. 加 率 は 胃癌 例 で は70%,. 潰 瘍 例 で は39%で. あ り,胃 癌 例 に お け る血. 加率は. 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の 増 加 は 潰 瘍 例 に 比 し大 で あ. 素 窒素 の. り,特 に 切 除 不 能 例 で は 増 加 率 が 高 い.血 漿. 増 加 率 は 胃 癌 の 切 除 不 能 例 と ほ ゞ同 じ で あ る. 尿 素 窒 素 は ポ リ タ ミン 注 入 後 次 第 に増 加 し, 3時 間 目 の増 加 率 は 胃 癌 例 で は34%,潰. (表3). 次 に ポ リ タ ミン 注 射 液 にVB2(フ 「タ ケ ダ 」)10mgを. ラボ ール. 添 加 し 点 滴 注 人 す.. 胃癌 患 者2例(1例. 癌 例 で は 尿 素 形 成 もや ゝ. 潰 瘍 例 よ り悪 く,ア. は 同 一 患 者).肝 硬 変 症. (前 と同 一 患 者)1例. 例 で は51%で,胃. に 於 て行 う と,表4の. 瘍. ミ ノ酸 の血 中 停 滯 時 間 も. 胃癌 例 で は延 長 し,注 入 終 了 後3時. 間 目に も. 未 だ 注 射 前 よ り高 い 濃 度 を示 す もの が 多 い.. 如 く,血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加 率 は 胃癌 例 で. 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加 は 個 体 の ア ミ ノ酸 処. は47%,. に. 理 能 力 に よ る も の で,増 加 率 の高 い事 は そ の. は減 少. 利 用 の障 碍 さ れ て い るた め で あ る.肝 機 能 障. 50%,肝. 硬 変 症 で は55%で,共. ポ リ タ ミン 単 独 注 入 の場 合 よ り増 加 し て い る.尿 素 窒 素 の 増 加 率 はVB2添. 加に. 碍 の高 度 な肝 硬 変 症(秋. 山例),イ. レウスの. 於 て も,ポ. リ タ ミン. よ り大 差 は な い. VB2添 加 に よ り血 漿 ア ミ ノ. 術 後3日. 酸 窒 素 の増 加 率 の 減 少 は,血. 中 の ア ミ ノ酸 の. 注 入 後 血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加 率 は70%前. 分 解 の亢 進 に よ る も ので,ア. ミ ノ酸 が よ り よ. く利 用 さ れ た た め と考 え ら れ る. 第4表. ポ リ タ ミン300cc+VB210mg注 血 漿 ア ミ ノ酸N,尿. 素Nの. 目(大 橋 例)に. 後 で,胃 癌 例 と 同様 に 高 い.之. は ポ リタ ミン. 利 用障 碍 が肝 機能 障碍 に 密接 に関 係 してい る 射後 増加. 事 を 示 す もの で あ る. 次 にVB2(リ. ボ フ ラ ビ ン)は. リボ フ ラ ビ ン ・. ア デ ニ ン ・ヂ ヌ ク レ オ チ ッ ド と し てd‑ア. ミノ. 酸 酸 化 酵 素 の 助 酵 素 と な り,又Greenに. よれ. ば1‑ア. ミ ノ酸 酸 化 酵 素 の 助 酵 素 は フ ラ ビ ン ・. モ ノ ヌ ク レ オ チ ッ ドで あ る と い わ れ,. VB2は. 最 近 ア ミ ノ酸 代 謝 に 重 要 な 関 係 を 有 す る 事 が 明 か に さ れ た.私. は ポ リ タ ミ ン にVB2(フ. ボ ー ル 「タ ケ ダ 」)を10mg添 と,胃 註.(. )内. はVB2を. 癌 例,肝. 硬 変 症 に 於 て も,血. 利 用 の亢 進 を 認 め た.次. 第4節. 小括並 びに考按. 漿 ア ミノ. ミ ノ酸 の. に ポ リタ ミン とグ リ. シ ン の 胃癌 患 者 に 於 け る利 用 率 を 比 較 す る と,. ア ミ ノ酸 を 人体 に 注 射 す る と,血 中 の ア ミ ノ酸 及 び 尿素 濃 度 は 増 加 す るが,杉. 加 し て注 入 す る. 酸 窒 素 の 増加 率 は 明 か に 減 少 し,ア. 注 射 しな い 場 合. ラ. 江 に よれ. グ リシ ン投 与 後 の血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 の増 加 率 は99%に. 対 し,ポ. リ タ ミンで は70%で,ポ. ば 臨 牀 例 で ポ リタ ミン の点 滴 注 入 に よ る血 漿. リ タ ミンは グ リシ ン よ り も利 用 が 良 好 で あ. ア ミ ノ酸 窒 素 濃 度 の増 加 は 僅 か で あ る と い. り,之 は 単 一 ア ミ ノ酸 よ り も必 須 ア ミ ノ酸 混. ゝ,中 村 は1.0mg/dl位. 合液 が 胃癌 患 者 に 於 て も処 理 し や す い た め で. い うが,両. の 上 昇に す ぎ な い と. 氏 と も血 漿 尿 素 量 に つ い て は 言 及. し て い な い.私. は ポ リタ ミン300c.c.に5%. 葡 萄 糖 液 の 等 量 を 混 じ点 滴 注 入 を 行 う と,血 漿 ア ミ ノ酸 窒 素 濃 度 は 注 入 直 後 に 最 高 値 を 示. あ る. 要 す るに 胃癌 息 者 で は 肝 機 能 障 碍 の た め ポ リク ミン の 利 用 も障 碍 され て い るか ら,術 前 補 給 と して ポ リタ ミン は 適 当 で は な い..

(9) 胃癌患者に於け る蛋 白代謝に関す る研究. 253. 尿 中 ク レア チ ニ ン 量 の 測 定 法. 第3章. グ リシン注射による尿 中並 に血中クレアチ ン,ク レア チニン量の變化. 被 検 尿 に ア セ ト ン,ア. セ ト醋 酸 が 存 す る. と 反 応 に 影 響 す る た め,あ. ら か じめ ア セ トン. 体 を 除 去 し,遠. 私 は 胃癌 患 者 で は グ リシ ン の吸 收 遅 延 の み. メ ス コ ル ベ ン に と り,ピ. な ら ず,利 用 も障 碍 ざ れ て お り,之 は 胃癌 患. 20c.c.と,. 者 の肝 機 能 不 全 に よ る と指 摘 した.. え 混 和 し,. ク レア チ ン の体 内形 成 機 転 に 就 い て は 種 々 の 説 が あ つ た が, merの. 研 究 や,. 1940. Bloch及. Borsook及. に よ り 明 か と な つ た.即. びSchoenhei. びDubnoffの. ち グ リシ ン とア ル ギ れは メ. レア チ ン の合 成 は. 間 放 置 し た 後,水 和 後5分. 以 内 に プル フ リッ. フ イル タ ーを 使 用 し吸 光. 法 に よ り測 定 す.. 尿10c.c.に1N塩 加 熱 し,ク 25c.c.メ 25cc.と. レア. を加 えて. 尿 中 ク レア チ ン量 の 測 定 法. わ れ る.こ. ゝで 合 成 さ れ た クレ ア チ ンは 血流. 酸5c.c.を. 加 え3時. ス コ ル ベ ン に 濾 過 し,水 な し,そ. の 稀 釈 液1c.c.を. を加 え て と り上 記 の. ク レ ア チ ニ ン 測 定 と 同 操 作 に よ り総 ク レ ア チ. 子 の 水 が とれ た. ニ ン 量 を 測 定 し,そ. も の で あ る が,. びSchoenheimer. 量 を 減 じ て ク レ ア チ ン 量 を 計 算 す.. Bloch及. の 研 究 に よ り始 め て 証 明 さ れ た.即 レ ア チ ニ ン は 主 と し て,全 が,体. ち尿 中 ク. 部 とは い わ な い. 内 組 織 の ク レ ア チ ン よ り生 ず る と 云 わ. れ る.. 実 験2.. れ よ り既 成 ク レ ア チ ニ ン. 試 験 前12時. 患 者 に 体 重 毎kg 萄 糖 液 の5%溶. 間 以 上絶 食 せ しめ た. 75mgの. グ リシ ン を5%葡. 液 に し て,毎 分60〜80滴. の. 速 度 で 静 脉 内 点 滴 注 入 を 行 い,注 射 前,注 射. 1941. Beardは. グ リシ ン投 与 後 尿 中 クレ ア チ. ン,ク. レ ア チ ニ ン 量 は 増 加 す る と 云 い,. Abels.. Kupel,. Pack,. Rhoads等. 1944. は胃癌 患 者. 及 び 肝 硬 変 症 で は グ リ シ ン 注 射 に よ り尿 中 ク レ ァ チ ン,ク. レ ア チ ニ ン 量 は 増 加 せ ず,之. 及 び 血 中 ク レア チン 及 び ク し ア チ ニ ン量 の変 リシ ン の 利 用 を 研 究 し た.. 第1節 実 験1.. 実 験 方 法. 試 験 前 日 の 午 前9時. の グ リシ ン を5%水. 75mg. 溶 液 に し て1分 間60〜80. 滴 の 速 度 で 静 脉 内 点 滴 注 入 を 行 い,翌 朝9時 まで の 全 尿 を あ つ め,各 全 尿 に つ い て ク レア チ ン,ク. 血 液5c.c.に. N硫. 水10cc.を. 加 え 溶 血 せ し め,. ン グ ス テ ン 酸 ソ ー ダ 溶 液5c 酸5c.c.を. .c.及 び2/3. 加 え て 除 蛋 白 を 行 い,血. 液5cc.を25c.c.メ. 液 濾. ス コ ル ベ ン に と り,ビ. リ ン 酸 飽 和 溶 液10cc.及 加 え10分. び10%苛. ク. 性 ソ ーダ. 間 放 置 し た 後 水 を加 え. て25c.c.と. な し,混. 計 でS53の. 和 後 プ ル フ リ ッ ヒの 光 度. フ イ ル タ ー を 使 用 し 吸 光 度 を 読 み,. ク レ ア チ ニ ン 量 を 計 算 す るLieb及. びZacherl. 氏 法 に よ り測 定 す. 血 中 ク レ ア チ ン量 の 測 定 法 上 記 の 血 液 濾 液5c.c.を25c.c.メ. 間 は 安 静 を 命 じ,食 餌 中 獸 肉 を禁 じ.糖 質 は. ベ ン に 入 れ,. 適 当 に 攝 取 せ し め,食. 130℃. な くす る.. 静 を 保 た しめ る.. 血 中 クレ ア チ ニ ン量 の 測 定 法. レ ア チ ニ ン量 を測 定 す る.試 験2日. 餌量 の変化 は 可及 的少. 2時 間 後 に 採 血 し,血 中. 試 験 終 了 まで 絶 食,安. 溶 液1c.c.を. よ り当 日 の 午. まで の 全 尿 を あ つ め,体 重 毎kg. 1時 間,. クレア チ ン 量 及 び ク レア チ ニ ン量 を 測 定 す .. 10%タ. 私 は 胃癌 患 者 に 就 い て グ リシ ンに よ る 尿 中. 化 を し ら べ,ク. 終 了 直 後,. は. 肝 機 能 障 碍 に よ る と 報 告 し て い る.. 前9時. 間. レ ア チ ン を ク レ ア チ ニ ン に 変 え,. チ ニ ン は ク レ ア チ ン か ら1分 1939. 加. レ ア チ ニ ン 量 を 計 算 す るLieb. 及 びZacherl氏. 肝 臟 及 び 腎 臟 主 と し て 肝 臟 で 行 な わ れ る とい. に 出 て 筋 肉 で ク レ ア チ ン 燐 酸 と な る.ク. 10分. 度 を 読 み,ク. ク リン 酸 飽 和 溶 液. 性 ソ ー ダ 溶 液1.5c.c.を. 100c.c.と な し,混. チ オ ニ ン或 は ヒ ヨ リン の メ チ ール 基 の添 加 に よ り ク レ ア チ ン に な る.ク. 10%苛. ヒ の 光 度 計 でS53の. 研究. ニ ン に よ り グ リ コ チ ア ミ ン を 作 り,そ. 沈 し た 透 明 尿1c.c.を100c.c.. に20分. 1N塩. 酸1c. ス コル. 加 熱 し,ク. .c.加 え 加 圧 釜 中 に レア チ ン を ク レア. チ ニ ン に 変 え ク レ ア チ ニ ン 測 定 と同 一 操 作 に.

(10) 254. 佐. 藤. よ り総 ク レ ア チ ニ ン 量 を 測 定 し,之. よ り既 成. 亀. 弘. 潰 瘍 例 で は ク レ ア チ ン 量 は 平 均115mg,ク. ク レア チ ニ ン量 を 減 じ て ク レア チ ン 量 を 計 算. ア チ ニ ン 量 は1163mg,胃. す.. ン 量 は81〜574mg,平. 第2節. 津 田外科入院 の胃癌患者,胃 十二指腸潰瘍. る.ク. レ ア チ ン,ク. 患者及 び其 他 外 科 的 疾 患 々者 に就 いて検 査. は 表6の. す.. 最 低7mgで. 第3節. 量 は 表5の. 如 く,正. 量 は 平 均27mg,女. レ ア チ ニ ン の1日. 常 成 人男 子 の クレアチ ン 子 は85mgで,ク. レア チ. ニ ン 量 は 男 子 で は 平 均1402mg,女. 子 では. 1346mgで,ク. レ ア チ ン 排 泄 量 は 女 子 が 多 い. 尿 中 排 泄 ク レ ア チ ン, ク レ ア チ ニ ン1日 量. 均1063mgで. あ り,ク. レア チ ニ ン で は 最 高 あ り,個. 次 に 体 重 毎kg る と,対. 照 例(正. 於 て は 表7の. 75mgの. グ リシ ン を 注 射 す. 常 人 及 び 外 科 的 疾 患 々者)に. 如 く,ク. レア チ ンは全例 増加 し. 平 均 増 加 量 は59mgで,ク. 例(表8)で. レ ア チ ニ ン も全. 均 増 加 量 は87mgで. あ る.潰. は ク レ ア チ ン は12例. 中8例(66. 於 て は 平 均87mg増. は3〜56mg減. 少 す.ク. 11例(92%)に. 加 し,. 少 し,. 均119mg増 12例. に 於 て は 両 者 と も増 加 す.胃 は ク レ ア チ ン は12例 増 加 し, 少 す.ク. 第7表. 7例(58%)に. 中5例. 中7例(58%) 癌 例(表9)で に 於 て 平 均40mg. 中3例. の み6〜76. レアチ ニン量 の 日々の変 動. グ リ シ ン 注 射 に よ る 尿 中 ク レ ア チ ン,ク. レ ア チ ニ ン 量 の 変 化(対. 中. 加 し, 1. 於 て は 平 均117mg減. レ ア チ ニ ン は12例. 瘍. 4例 に 於 て. レ ア チ ニ ン は12例. 於 て,平. 例 の み199mg減. 尿 中 ク レ ア チ ン.ク. 人 に つ い て 日々. ほ と ん ど 一 定 し て い る.. %)に. 第6表. あ. レ ア チ ン で は 最 高37mg,. 低4mgで. 例 増 加 し,平 第5表. レァ. レア チ ニ ン の 日々 の変 動. 如 く,ク. 30mg,最. 実 験 成 績. 尿 中 排 泄 ク レ ア チ ン,ク. 均299mgで,ク. チ ニ ン 量 は582〜1434mg,平. 実 験 材 材. レ. 癌 例 で は ク レア チ. 照 例).

(11) 胃癌患者に於け る蛋 白代謝に関す る研究 第8表. グ リシ ン注 射 に よ る 尿 中 ク レ ア チ. 第10表. 255. 5%グ. ン,ク レ ア チ ニ ン 量 の 変 化(潰 瘍 例). リシ ン液+同. 量5%葡. 萄. 糖 液 注 射 に よ る 尿 中 ク レ ア チ ン, ク レ ア チ ニ ン量 の 変化. 血 中 ク レ ア チ ン,ク 表11の で は6例. 如 く,血. レ ア チ ニ ン を 測 定 す る と,. 中2例. 中 ク レ ア チ ン濃 度 は 胃 癌 例 は 変 化 な く,. 4例 は 注 射 直 後. 少 す.血. 中 クレアチ ニ. に0.1〜0.8mg/dl減 ン 濃 度 は1例. は0.2mg/dl増. 5例 は 変 化 し な い か,或. 加 す る が,他 は 減 少 す る.潰. の 瘍例. で は 血 中 ク レ ア チ ン濃 度 は0.2〜0.3mg/dl増 第9表. グ リ ン シ ン注 射 に よ る尿 中 ク レ ア チ ン,ク. レ ア チ ニ ン 量 の 変 化(胃. 癌 例). 加 し,ク. レ ア チ ニ ン 濃 度 も0.1〜0.3mg/dl増. 加合す. 5%葡. 萄 糖 液500cc.の. 12の 如 く,胃. 潰 瘍2例. 点 滴 注 入 で は,表 と も 血 中 ク レ ア チ ン,. ク レ ア チ ニ ン 濃 度 は 増 加 し な い.. 第4節. 小括並びに考按. 尿 中 排 泄 ク レ ア チ ン 量 は 性,年 る事 が 大 で あ り,成 ン 尿 を 見 ず,成. 令 に関 係 す. 人 男 子 で は 通 常 ク レア チ. 人女 子 の 一 部 で は 多 少 ク レ ア. チ ン を 排 泄 し,小. 児 で は 常 に ク レ ア チ ンを 排. 泄 す る. Peters及. びTierneyに. レ ア チ ン 濃 度 が0.6mg/dl以. よれ ば 血 漿 ク 下 で は 尿 中に ク. レ ア チ ン は 排 泄 さ れ な い と い う.ク. レアチ ニ. ン 量 は 個 体 に つ い て 日 々 ほ ゞ一 定 し,運 尿 量 の 変 化 に は 影 響 さ れ ず,個 mg増 134mg減. 加 し,残 少 す.. り9例(75%)に 12例. は 両 者 と も減 少 し,両. 於 ては平 均. 中4例(33%)に. 於 て. 者 と もに 増 加 す る例 は. 皆 無 で あ る.. 次 に 体 重 毎kg. ニ ン 量は1242mgと. 井 は正 常 成 人の尿 中. 排 泄 量 は205mg,ク. い い,川. 島,真. レア チ. 喜 屋に よ. 75mgの. 尿 中 ク レア チ ン,ク. レア チ. グ リシ ン を5%水. ニ ンは 幾 分 減 少 し,ク. 量 の5%葡. す る とい う.私 の 実 験 例 で は 正 常 成 人 に も ク. を 添 加 し て も,胃 癌 例 に 於 て は 表10の. 萄 糖液 如 く,. レアチ ニン量 の増加 は認. め ら れ な い.. 萄 糖 液 の5%溶. ク レ ア チ ン の1日. 体 の筋 肉 の 総. れ ば,胃 癌 患 者 で は 正 常 人 に 比 し,ク. 溶 液 で 点 滴 注 入 の さ い,同. 次 に 体 重 毎kg. 量 に よ る と い わ れ る.藤. 動 や. レアチ ンは著 明 に増 加. レ ア チ ン の 少 量 を 認 め,潰. 瘍患 者 で は クレア. チ ニ ンは 正 常 人 に比 し や ゝ減 少 し,ク. レア チ. ン は 僅 か に 増 加 す .胃 癌 患 者 で は ク レ ア チ ニ 75mgの. グ リシ ン を5%葡. 液 で 静 脉 内点 滴 注 入 を 行 い,. ン は 正 常 人 及 び 潰 瘍 患 者 に 比 し減 少 し,ク. レ. ア チ ンは 著 明 に 増 加 して い る.之 は 筋 肉 の ク.

(12) 256. 佐. 第11表. 第12表. 5%葡. 藤. 亀. 弘. グ リ シ ン 注 射 に よ る血 中 ク レ ア チ ン,ク. 萄 糖500c.c.注. 射 に よ る血 中 ク. レ ア チ ン,ク レ ア チ ニ ン 濃 度(mg/dl). 第1に. レアチ ニン濃 度. グ リシ ン が ク レア チ ン合 成 以 外 の他 の. 目 的 例 え ば 熱 量 に 利 用 さ れ る場 合 で あ る.私 は グ リシ ン と 同 時 に 糖 液 を 注 入 し た が,胃 例 で は ク レ ア チ ン,ク 増 加 は 見 ら れ ず,之. 癌. レア チ ニ ン の排 泄 量 の に よ り熱 量 不 足 の た め,. 注 射 し た グ リ シ ン が 燃焼 し,ク. レ ア チ ン合 成. に 十 分 に 利 用 さ れ が た い と い う仮 定 は 否 定 さ れ る.又. 第1章. に 於 て述 べ た 様 に 胃癌 患 者 で. は グ リシ ン の 利 用 も障 碍 され て い る事 よ りこ. レア チ ン処 理 能 力 の 減 退 に よ り,血 漿 ク レ ア. の 説 明 も 不 十 分 で あ る.第2に. チ ンが 増 し,ク. ク レ ア チ ン,ク. ので,胃. レ ア チ ン排 泄 量 が 増 加 す る も. 癌 患 者に 見 ら れ る筋 萎 縮 に 関 係 す る. も の と考 え ら れ る.次 に グ リシ ン注 射 に よ る 尿 中 ク レ ア チ ン,ク. レ ア チ ニ ン 量 の 変 化 は,. 胃癌 患 者 で は. レ ア チ ニ ン が 不 足 し て い て,. グ リ シ ン 注 射 に よ り こ れ ら が 形 成 さ れ る と き,. 完 全 に 処 理 或 は 貯 藏 さ れ る場 合で あ る が,グ リシ ン注 射 前 の 血 中 ク レア チ ン,ク. レア チ ニ. 対 照 例 で は 全 例 両 者 と も増 加 し,潰 瘍 例 で は. ン濃 度 は 胃癌 患 者 で は 潰 瘍 患 者 よ りむ しろ増. 12例 中7例. に. 加 し て い る し,又 尿 中 クレ ア チ ン量 も対 照 例. に. よ り増 加 し て い る た め,こ. に 於 て 両 者 の 増 加 を 見 る.之. 反 し 胃 癌 例 で は ク レア チ ン は12例. 中5例. 於 て は 増 加 し,ク. の み増加. レ ア チ ニ ン は3例. し, 4例 に於 て は 両 者 と も減 少 し,ク ン,ク. レア チ. レア チ ニ ン共 に 増 加 す る例 は な い. の 原 因 と し て次 の3つ. .こ. の 場 合 が 考 え られ る.. い.第3に. の 説 明 も確 か で な. 最 後 に 考 え ら れ る の は ク レア チ ン. の合 成 が 障 碍 され た 場 合 で あ る.グ. リシ ン注. 射 後 血 中 ク レア チ ン,ク. レ ア チ ニ ン濃 度 は 潰. 瘍 例 で は 増 加 す るが,胃. 癌 例 で は 変 化 しな い.

(13) 胃癌 息者 に於 け る蛋 白 代謝 に 関 す る研 究. か 或 は 減 少 し て い る.血 中 ク レア チ ン,ク. 4). レ. ア チ ニ ン の増 加 は グ リシ ン よ りの クレ ア チ ン. シ ン よ り ク レ ア チ ン の合 成 が 障 碍 され て い る と考 え られ る.こ. の合 成 障 碍 の 原 因 は 複 雑 で. あ る が, Abels等. の い う如 く,胃 癌 患 者 の肝. 5). 1). 論. 補 給 と し て,ポ 6). リタ ミン の負 荷 試 験 を 行 い,肝 機 能 と の関 係. ず 利 用 も障 碍 され て い る.. され て い る.. 考. 白 質 及 び ア ミ ノ酸 の 生 化 学,(昭23). 本 外 科 学 会 雑 誌,. 51回,. 6. 7号,. 459,. 本 外 科 学 会 雑 誌, 51回,. 6. 7号,. 444,. 日 本 外 科 学 会 雑 誌, 51回,. 6. 7号,. 436,. (昭25). 3). 今 永:日. 4). 大村. (昭25).. (昭25). 5) 大 村:実 6). 高 橋:日. 7). 布 施.王. 8). 川 島,眞 10号,. 9). 杉 江:日. (本 研 究 の要 旨 は 第61回,. 62回 岡 山 医 学 会. 総 会 の 席上 発 表 し た.) 稿 を終 るに臨 み終 始御懇 切 な る御指導,御 校 閲 を 御〓 撻 をい ただ い た砂 田教授 に深 謝 す.叉 種 々御指 導 をい ただい た本学生化 学 水 原 助 教 授 に厚 く感謝. (本 研 究 は 文 部 省 科 学 研 究 費 の 補 助 を受 け た る事 を 附 記 して 謝 意 を表 す.). 參 2) 堺:日. 胃癌 患 者 の ア ミ ノ酸 代 謝 異 常 は そ の 低. す.. 胃癌 患 者 で は ポ リタ ミン の利 用 も障 碍. 1) 市 原:蛋. レ ア チ ン合 成 の. 賜 つた恩 師津 田教授 に心 か ら感謝 を捧 げ,御 指 導,. 胃癌 患 者 で は グ リシ ン の吸 收 の み な ら. 3). 胃癌 患 者 で は グ リシ ン よ り ク レア チ ン. の合 成 も障 碍 され て い る.ク. 照 と し て 胃十 二 指 腸 潰 瘍 患 者,. 肝 硬 変 症 患 者 及 び正 常 人 を 選 ん だ. 2). リタ ミンは 余 り適 当 で な い.. 蛋 白血 症 の 原 因 の 一 部 を な す も の で あ る.. 私 は 胃癌 患 者 に 就 い て グ リシ ン及 び ポ. を 検 査 した.対. ボ フ ラ ビ ン)は ポ リタ ミン の 利. 用 を 幾 ら か 改 善 す る が,胃 癌 患 者 の術 前 蛋 白. 7). 結. VB2(リ. 障 碍 は 肝 機 能 不 全 に よ る も の で あ ら う.. 機 能 障 碍 に よ る と考 え る の が 妥 当 で あ る.. 第4章. 胃 癌 患 者 の ア ミ ノ酸 利用 の 障 碍 は 肝 機. 能 不 全 に 並 行 す る.. の合 成 に よ る も の で,糖 液 の み の 注 射 で は 全 然 増 加 しな い事 で も分 る.胃 癌 患 者 で は グ リ. 257. 験 治 療,第255号,(昭25). 本 臨 牀, 子:日. 8卷,. 本 臨牀,. 喜 屋.日. 6号,(昭25). 8卷,. 4号,(昭25).. 本 消 化 機 病 学 会 雑 誌,. 40巻. 560,(昭16). 本 外 科 学 会 雑 誌,. 51回,. 2号,. 75,. (昭25). 10). 中 村:日. 本 外 科 学 会 雑 誌,,. 11). 藤 田 秋 治:医. 53回,. 2号64,. (昭27). 学 生 物 学 研 究 領 城 に 於 け る検 圧. 法 と 其 応 用, 460頁,. 478頁,(昭24,岩. 波 書 店).. 12) Berglund: Am. Med. Asoc. 79, 1379, (1922). 13) Falkenhausen: Arch. f. exper. Path. u. Pharmakol. 103, 322, (1924). 14) Witts: Quart. J. Med. 22, 477, (1929). 15) Van Slyke: J. Biol. Chem. 73, 695, (1927). 16) Idem: J. Biol.. Chem. 83, 425, (1929). 17) Kirk: J. Clin. Invest. 14, 136, (1935). 18) Heath, Fullerton: J. Clin. Invest. 14, 475, (1935).. 文. 献. 19) Peters: J. Biol. Chem. 146, 179, (1942). 20) Tierney, Peters: J. Clin. Invest. 22, 595, (1943). 21) Grossmann: J. Clin. Invest. 24, 380, (1945). 22) Erf, Rhoads: J. Chin. Invest. 19, 409, (1940). 23) Lieb, Zacherl: Z. Physiol. Chem. 223, 169, (1934). 24) Bloch, Schoenheimer: J. Biol. Chen. 136, 111, (1939). 25) Borsook, Dubnoff: Ann. Rev. Biochem. 12, 183, (1943). 20 Abels et al: Ann. Int. Med. 16, 221, (1942). 27) Bloch, Schoenheimer: G. Biol. Chem. 133, 633, (1940). 28) Beard: Ann. Rev. Biochem. 10, 245, (1941). 29) Ariel, et al: Ann. of Surg. 117, 740, (1943). 30) Hamilton, Van Slyke: J. Biol. Chem. 150, 231, (1943). 31) Peters, Van Slyke: Quantitative Clinical Chemistry. Interpretations Vol I. 750, 905, (1946) 32) Abels et al: Cancer Research. 4, 145, (1944). 33) Elman: Proc. Soc. Exp. Biol. Med. 36, 867, (1937). 34) Ariel. et al: Surg. Gyn. Obst. 88, (1949)..

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参照

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