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第1編 胃 癌 患 者 に 於 け る 胆 嚢 胆 汁 に 就 て

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Academic year: 2022

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(1)第1編 胃癌 患者 に 於 け る胆 嚢 胆 汁 に 就 て 岡 山大 学 医学部 津 田外科 教室(主 任. 助. 手. 小. 川. 義. 〔昭 和27年3月10日. 内. 緒. 言. 第1章. 検. 第2章. 胆嚢胆汁検査成績. 第3章. 査. 方. 容. B. 無. 機. 夫. 受稿 〕. 目. 法. 考 按 及 び総 括 A ビリル ビン. 津 田教授). 次 C. カル シ ウム. D. ヒ ョ レ ス テ ロ ール. E. 胆. 第4章. 結. 第5章. 主. 汁. 酸. 論 要. 文. 献. 燐. 第1章 人 胆 汁 は,胆 嚢 に 貯 溜 し て い る間 に 濃 縮 其 他 の 多 少 の 変 化 を 蒙 つ た 後 に,い. わ ゆ る胆 嚢. 緒. 言 る 患 者 の 胆 汁 を以 て 唯 一 の 研 究 材 料 と し て い た.然. る に1910年. 頃Einhorn及. びGrossが. 胆 汁 と し て 胆 嚢 の收 縮 に 伴 い 排 出 さ れ る.肝. 十 二 指 腸 管 を 考 案 し て以 来 之 を 利 用 し た 十 二. 臟 は 数 多 い 機 能 の 一 と し て胆 汁 を分 泌 す る の. 指 腸 液 の研 究 相 次 で 発 表 さ れ る に 至 り,殊 に. で あ る が,之. Rostは 犬 に つ い て, Steppは. は 一 方 に 於 て は 或 種 の物 質 の排. 人体 に就 て濃厚. 泄 の途 とな り,又 一 方 に 於 て 消 化 と吸 收 とに. な る 胆 嚢 胆 汁 を 獲 る事 を 得 た.. 関 し重 要 な 役 割 を す る.胆 汁 の分 泌 は血 行 の. はMetzlerの. あ る肝 臟 か ら絶 え ず 行 わ れ て い る.西 丸 の 実. 25%硫. 験 に よれ ば 肝 動 脉 か ら酸 素 を 充 分 含 ん だ 血 液. す る 事 に よつ て 濃 厚 な る胆 汁 を採 取 す る事 に. 又 は ヘ モ グ ロ ビ ンが 流 れ る場 合 に は,肝 臟 か. 成 功 し た.爾 来 此 の方 法 に よ り胆 嚢 炎 の治 療. ら色 素 に 富 ん だ 胆 汁 の分 泌 が 認 め られ る.若. 並 に 胆 汁 及 び 十 二 指 腸 液 の検 査 に 応 用 さ れ 多. し潅 流 液 の 中 にKCNの. 大 の貢 献 を した.之. 様 な細 胞 の 瓦 斯 代 謝. 1919年Lyon. 動 物 実 験 に 立 脚 し,人 体 に 於 て. 酸 マ グ ネ シ ア液 を 十 二 指 腸 内 に 注 入. に よ り生 理 的 及 び病 的 の. を邪 魔 す る 毒 物 を 含 む と きは 胆 汁 の分 泌 が 起. 場 合 に 於 け る胆 汁 流 出 の有 様 を精 細 に し た の. らな い.之. み で な く十 二 指 腸 胆 汁 の研 究 を 容 易 に し た.. か ら考 え る と肝 臟 が 胆 汁 を 分 泌 す. る機 能 は 肝 動 脉 並 に 肝 機 能 に よつ て 支 持 さ れ. 然 し胆 汁 の研 究 業 績 を 見 る に 一,二,物. て い る と言 わ な け れ ば な ら な い.そ. 変 化 に 偏 し て 行 わ れ た る も の 多 く,又 種 々疾. の様 に し. 質の. て 出来 る胆 汁 は 病 気 に よ り種 々 な成 分 に 変 化. 患 特 に 胆 石 症 に 対 す る胆 汁 成 分 の 研 究 は,. す る と思 わ れ る.. Heinlein,滋. 胆 汁 の 研 究 は 古 往 に 於 て も重 要 視 さ れ て来 た が,そ. の採 取 法 が 当 を得 な い為 そ の 研 究 亦. 遅 々 と し て い る.往 時 に 於 て は 胆 汁 屡 を有 す. 野 井 等 多 く見 る が,胃. 癌並 に 胃. 十 二 指 腸 潰 瘍 の 胆 嚢 胆 汁 を 比 較 研 究 し た もの は 見 な い. 私 は 胃癌 及 び 胃,十 二 指 腸 潰 瘍 患 者 の 胆 嚢.

(2) 胃癌 患者 に於 ける胆嚢胆汁 に就 て. 胆 汁 を 手 術 時 穿 刺 に よ り採 取 し,主. 成分た る. 「ビ リル ビ ン 」,「 胆 汁 酸 」,「 ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル 」,「無 機 燐 」,「 カ ル シ ウ ム 」 の 定 量 を な し, 且 つHepatosulfalein肝 検 査 を な し,そ. 機 能 検 査,其. 他 臨 床. の 差 異 を 明 ら か に せ ん と試 み. た.. 実 施. 681. 胆 汁1.0cc.を. と な し,こ. 水 で う す め 全 量10c.c.. の 液 を4.0c.c.宛,(イ). ノ ー ル とDiazo試 5.0c.c.メ. 薬1. 第1節. 査. 方. 法. Filtorは. 胆汁 採 取 方 法. B.. 患 者 の状 態 及 び 手 術 に 差 支 え な し と認 め た. Blank試. 薬1.0c.c. 放 置 後,. し て 生 じ た 赤 紫 色 の(イ)の よ りmg%を. 緑. 無 機 燐(Fiske. and. Subbarow). 試 薬 1.. 10%ト. 其 の穿 刺 孔 はKocher氏. 2.. モ リブ デ ン酸 ア ン モ ニ ウ ム溶 液. 結紮 す る.之 等 の患 者 は 手 術 前 夜 攝 食 せ ず, ヒマ シ油20g頓. 用 せ し め 通 痢 し,手 術 当 日 は. 一切 の飲 食 を 禁 じ,前 晩 及 び術 前 に 胃 洗 滌, 高 圧浣 腸 を す る.又. 術 前 ロ ッ ク氏 液1000c.c.. 前 麻 醉 と し てパ ン トポ ン,ス. プ ロカ イ ン の局 所 麻 醉 に て 開 腹 し た.故. リ ク ロ ー ル 醋 酸. 作 り 方:. 水 に 溶 か し10N硫. に 之 を 加 え る.水 3.. 4.. に採. え,之. を 加 え て1l.と. 標 準 液. 0.351gのKH2PO4に. を1l.の. の10N硫. 間 以 上 胃 が 空 虚 な る 状 態 に あ り,皆 略 々 同 一. の 中 に0.4mgの. 酸 を 加 え て1l.と. A). 定. ビ リ ル ビ ン(Malloy. 5c.c.の. 法. て50cc.と. 1.. and. Evelyn). 付 試 験 管 に 移 す. 0.4c.c.の. Diazo試. Diazo. 薬,使. B. 0.3c.c.を. Diazo. A:. 用 前Diazo. と か し,更 Diazo. B:. 100c.c.と. 10c.c.. スル フ ァ ニ ー ル 酸 溶 液 濃 塩 酸15c.c.に. で う す め て1l.と. 水 で. 薬. と か. し 全 量. 濃 塩 酸15c.c.を. 水. 当 す.. .0ccを. き 遠 沈,上. す る.. 電 比 色 計,. 5分. 入 れ10%ト. 放 置 後. Filter緑. な し, Klett‑. て 振 盪,ビ. は ビ リル ビ ン10mg%に. 相. 液 を ク. リル ビ ン を の ぞ. 試 験 管 に 取 り モ リブ ミ ノナ フ ト. ー ル ス フ ォ ン 酸 溶 液0.4cc.及. び 水 を 入 れ10. c.c.迄. 放 置 し て透 過. と な す.之. 呈 色 が 青 色 10%ト. を 混 和 后5分. ロ ロ フ オ ル ム操 作 を の ぞ く と と な ら な い.. Blank:. リ ク ロ ー ル 醋 酸 に1.0c.c.の. ン酸 ア ン モ ニ ウ ム を 入 れ ア. に でBlank. リ ク ロ. 加 え 混 和 後 濾 過,濾. 澄5.0cc.を. 率 を 求 め る.ク. 定 過 マ ン ガ ン 酸 カ リ溶. 水 で う す め て100c.c.と. を 水 で 比 色 す.之. モ リ ブ デ ン 酸 溶 液,. を 加 え 水 を 加 え て10.c.c.と. ロ ロ ホ ル ム4cc.に. す る.. 検 量 曲 線0.05規. Summerson光. 1.0c.c.の. 目盛. ア ミ ノ ナ フ トー ル ス ル フ オ ン 酸 溶 液. ー ル 醋 酸8. す る.. 純 メチ ール ア ル コール. 液2c.c.を. の 内5.0c.c.を10c.c.の. デ ン 酸 ア ン モ ニ ウ ム 液1.0cc.ア. Blank試. メ ス コ. リ ク ロ ール 醋 酸 を 加 え. 試 験 管 に 胆 汁2.0c.c.を. な す.. Diazo. 赤.. 実 施:. 亜 硝 酸 ソ ー ダ 溶 液 ソ ー ダ0.5gを. Filterは. 之 を 比 色 す.. に 水 で う す め て 全 量1l.と. 亜 硝 酸. 3.. A.. 混 和 す る.. ス ル フ ァ ニ ー ル 酸1gを. 2.. す.そ. 10c.c.. は5.0cc.. 標 準 液 を50c.c.の. 10%ト. 量. 試 薬. な す.之. 燐 を 含 む.. 検 量 曲線. 水 を 加. メ ス コ ル ペ ン に 移 し,. ル ベ ン に 入 れ, 第2節. な す.. ア ミ ノナ フ トー ル ス フ ォ ン 酸 溶 液. 取 せ る胆 汁 は,手 術 準 備 の 為 少 な く と も12時. あ る.. 酸300c.c.. カル シ ウ ム の試 薬 と同 じ. 酸. 条 件 の下 に 置 か れ た 患 者 よ り攝 取 し た も の で. モ リブ デ ン 酸 ア ン モ ニ ウ ム を. 25g約200c.c.の. コ ポ ラ ミン0.4,. 0.3, 0.3c.c.の 分 割 注 射 を な し, 0.5%塩. 透. 知 る.. る時,開 腹 後 直 に 胆 嚢 を 穿 刺 し て 採 取 した. 止 血 鉗 子 に て挾 み,. タ. 含 む も の(ロ). を 含 む も の に 混 じ 静 か に 転 倒 混 和30分. 過 率 を 求 め 検 量 曲 線. 検. .0c.c.を. タ ノ ー ル とDiazo. (ロ)をBlankと. 第1章. 5.0c.c.メ. ル フ ォ ン 酸 溶 液0.4c.c.加 と な し5分. 5.0cc.の モ リブ デ. ミ ノナ フ トー ル ス. え 水 を 加 え て10cc.. 放 置 後Klettsummerson光. 電 比 色.

(3) 682. 小. 川. に て 透 過 率 を 求 め る.Filter赤. c.. カ ル シ ウ ム(Roe. 試薬. and. Kahn). 1.. 10%ト. 2.. 5%第. 3.. ア ル カ リ性 ア ル コ ー ル 洗 液. 夫. 濾 紙 上 に 斜 倒2分. 間 水 分 を 切 り,管 口 を拭. き,洗 液5.0c.c.を. 管 底 を 叩 い て沈 澱 を 攪 拌. し乍 ら,管 内 壁 を 洗 い 込 み 遠 沈 す る こ と2. リク ロール醋 酸 溶 液 三燐 酸 ソーダ 溶液. 作 り方:95%エ. 義. 分,同. 様 に し て 上 澄 を 捨 て る.も. う一 度 洗 つ. て遠沈 再 び濾紙 の上 に斜 倒 しアル コール を流. チ ー ル ア ル コ ー ル58ccと. 出 さす.次. に この 胆 汁 中 のCaと. 結 合 した燐. ア ミ ー ル ア ル コ ー ル10.c.c.を. 混 じ更 に 水 を. 酸 を 次 の 方 法 で 測 定 す る.モ. 加 え て 全 量100c.c.と. の1%フ. モ ニ ウ ム 溶 液1.0c.c.を 入 れ 沈 澱 を 溶 解 し,ア. す.2滴. ル フ タ レ イ ン を 加 え,. 5%苛. ェ ノー. 性 ソ ー ダ 約3滴. ミ ノナ フ ト ー ル ス ル フ ォ ン 酸 溶 液0.5c.c.を. を 加 え ピ ン ク色 と す.. 作. 加 え 水 を15c.c.迄. 4.. 25%苛. 5.. モ リブ デ ン酸 ア ン モ ニ ウ ム液. り 方:. 性 ソ ー ダ液. 12.5gの. ウ ム を500c.c.の. を5分. に 徐. モ リブ デ ン 酸 ア ン モ ニ. 々 に 濃 硫 酸100c.c.を. 液,. 間 放 置 後Klett‑Summerson光. 加 え. ア ミ ノナ フ トー ル スル フ ォ ン 酸 溶. 0.5gの1.. モ リブ デ ン. ミ ノ ナ フ トー ル ス ル フ ォン 酸. し5分. 放 置 後 透 過 率 を 求 め る.. D. ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル(Riegel. 1.. 15%硫. 澱 の 無 く な る 迄 振 る.若. し 溶 け ね ば 更 に1.0. 2.. ア ル コ ー ル,ア. 3.. フ ェ ノー ル レ ッ ド. 2.265g.を. 標 準 液,乾. 燥 した純 酸性 燐 酸 カ リ. 水 に 溶 か し て1lと. す る.此. の1.0. c.c.は0.517mgの. 燐 を 含 み 且1mgの. カル シ ウ. ム に 相 当 す る.之. を 保 存 液 と し,実. 際にはそ. の10倍. 相 当 す る.燐. 4.. 塩 酸:1容. 5.. a.. 0.7%水. 溶液. b.. 0.5%ア. ル コール 溶 液. 無 水醋 酸. ア ミ ノ ナ フ トー ル ス ル フ オ. 8.. 濃硫酸. 10. 9.. 苛性 カ リ. 電 比 色 計 で比 色. 10.. を 加 え て15c.c.と. 分 放 置 後Klett‑Summersor光. す.. ア セ ト ン,エ 1容. す る. 試 験 管 に 胆 汁2.0c.c.と10%ト. ロ ー ル 醋 酸8.0c.c.を. 混 じ 濾 過,次. リク で15c.c.円. 量 の水 を. ヂ ギ トニ ン 試 薬. 7.. 0.5c.c.の. ル コ ー ル に 溶 解 す る. 量 濃 塩 酸 に7容. モ リブ デ ン. 1.0c.c.の. セ トン1:1. 割 に50%ア. 氷醋 酸. ン 酸 試 薬 を 加 え,水. 実施. 酸 マグ ネシ ア. 6.. 15c.cの. Rose). 加 え る.. カル シウ ムに. 酸 標 準 溶 液 を10c.c.,. 目 盛 付 試 験 管 に 入 れ る. 酸 試 薬,. 0.02%の. の 稀 釈 液 を 用 い る.. 検 量 曲 線1.0cc.中0.1mgの. and. 試薬. 硫 酸 ソー ダ を 加 え 沈. 7.. Filter. 赤.. を 加 え 振 盪, 5cc. 20%亜. c.c.を 加 え る.. ミ ノナ. フ トー ル ス ル フ ォ ン 酸 溶 液 を 加 え 水 に て. 性 亜 硫 酸 ソ ーダ 溶 液 に. 2. 4.ア. 電比 色 計. Blank:水5.0c.c.に1.0c.c.の. 15c.c.と. 195ccの15%酸. 和 後 生 じた 青 色. 酸 ア ン モ ニ ウ ム 溶 液 を 入 れ0.5c.c.ア. る. 6.. 入 れ る.混. で 透 過 率 を 求 め る.. メ ス コ ル ベ ン に 取 り 水400cc.. を 加 え る.次. リブ デ ン 酸 ア ン. 量 ア セ ト ン に2容. 検 量 曲線 0.75gを. ーテル 量 純 エ ーテル. ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル ヂ ギ ドニ ツ ド. 氷 醋 酸 に と か し, 100c.c.と. 溶 液 を0.5,. を 入 れ,. り,氷 醋 酸 を 加 え3.0c.c.宛. に す る.. 水 醋 酸 を ま ぜ,よ. 0.3c.c,の 濃 硫 酸 を. 性 ソ ー ダ1.0c.c.を. 放 置 後1ccの5%第 を 横 に 振 つ て 混 和,. 三燐 酸 ソーダ を 加 え 管 1時. 間 放 置 し て生 じた 第. 三 燐 酸 カ ル シ ウ ム の 沈 澱 を1分 の 遠 度 で2分. 混 じ, 5分. 間 遠 沈,上. 間2000廻. 転. 澄 をす て 管を 厚 手 の. 2.0,. 3.0cc.を. の. 錐 状 目 盛 付 試 験 管 を 用 意 し 上 記 濾 液5.0c.c. 25%苛. 1.0,. す.そ. く 混 ず.. 加 え て 交 ぜ る. 25分. Filterは. 赤.. 6c.c.の 無. 放 置 後Klett‑Summerson. 光 電 比 色 計 に て 透 過 率 を 求 め る. 醋 酸,. 試験 管 に と. Blankは. 氷.

(4) 胃癌 患者 に於 ける胆嚢胆汁に就 て. 実 施:胆. 汁2.0c.c.を. を 加 え て10c.c.と. す る.. マ グ ネ シ ア と100c.c.の 振 盪 す る.二. 小 コル ベ ン に 取 り水. ヨ ー ル 酸,犬. 胆 汁 の 場 合 タ ウ ロ ヒ ョ ー ル 酸,. 1.0cc.の15%硫. 各 々 の0.5%の. ア ル コ ー ル 溶 液 を 用 い た.. 酸. エ ー テ ル を 加 え20分. 層 に 分 れ て か ら,エ. 5cc.と. す る.之. ン を5c.c.加. に1:1ア. を50℃. 45%硫. 濃縮. %フ. 酸6.0c.c.を. ル フ ロ ー ル1.0c.c.を. はKlett‑Summersonの. の. 性 で な け れ ば5 ギ トニン 心管. ギ トニ ン 水 溶 心後. ギ ト ニ ン ア ル コ ー ル 溶 液 を 加 え て,. の 水 浴 中 に て30分. 第3節 体 重1kgに. 就 き5mg即. 后30分. の 時 は 更 に ヂ ギ トニ ン セ ト ン を15c.c.. ラ ス 棒 を 入 れ て10c.c.の. セ トン を 加 え て 混 じ,遠 澱 物 を10c.c.エ. 血 液 は 血 清 を 分 離 し10%苛. に10分. 後6c.c.の. 〜60℃. 色 させ に3.0. に温 め て溶解. 濃 硫 酸 を 加 え て よ く 混 じ25分. 放. 電 比 色 計 で透 過 率 を. ー テ ル 抽 出 液 に1滴 0.1c,c.の33%苛. 37° 〜40° に2時. の フ ェ ノ ール レ ッ 性 カ リ を 混 じ,. 間 保 ち た る 後, 5%の. 塩酸を. 加 え 酸 性 と な し 上 記 同 様 に 操 作 す. E. 胆 汁 酸(Gregory. 試 薬.. 季 の 事 とて 陰 性多 く. 余 り価 値 を 認 め な か つ た. 第2章. 胆 嚢胆 汁檢 査 成績. 2表,第3表. and. 瘍 患 者11例,其. の他慢 性. の如 く,癌 患 者 で は 「ビ リル ビ ン」. は22.2mg%〜362mg%に. Pascoe). に して 平 均440mg%で は350mg%以. あ る.潰. 上 が10例. 350mg%を. 瘍 例 に於 て. に して1例. い.癌 患 者 に 於 て は349mg%以. の み が低. 下 が13例. に. の み で あ る.大 体 に 於 て. 限 界 と見 做 し て も よ い.之. をヘパ. トサ ル フ ァ レ イ ン 肝 機 能 検 査 と の関 係 を 見 る に 癌 例 立 石 某 は25%で181mg%,潰 野 某 は22%で420mg%で. あ る.必. 瘍例中 ず し もヘ. パ トサ ル フ ァ レ イ ン検 査 と平 行 しな い.又 赤 血 球 数,血 色 素 量,術 前 輸 血 量 と の関 係 を 見 る. 1.. 95%エ. チ ール ア ル コ ー ル. に,赤. 2.. 45%硫. 酸. は420.7万. 3.. 0.3%フ. 4.. 標 準 液 は 人 胆 汁 の場 合 グ リコ ヒ. ル フ ロール. し て平 均142mg%. で あ る.潰 瘍 例 に 於 て は113mg%〜584mg%. し て,以 上 例 は1例. Filter赤.. ドを 加 え,. 清 の高 田. 胆 嚢 炎,胆 石 症,胃 炎,肝 癌 の成 績 は 第1表,第. 総 ヒ ョ レ ス テ ロ ール 定 量 の 場 合 に は ア ル コ ー ル,エ. 血 した. 性 ソ ー ダ 液2滴. 下 を 正 常 と し た.血. 胃癌 患 者14例,潰. 無 水 醋 酸 を 加 え て よ く混 じ. 置 後Klett‑Summersson光 求 め る.. 沈,上. 乾 燥 さ せ る.之. c.c.の 氷 醋 酸 を 入 れ50℃. て0.3c.c.の. 射. を 加 え 対 照 と し て 注 射 前 採 血 血 清 と比 色 し,. ア. ー テ ル で2回. 澱 を 一 夜 室 温 に 放 置 す る.発. さ す.冷. 就 き. 沈 して大 部分 の上 澄 は吸. い 上 げ て 除 く.ガ. る 前 に100℃. ち 体 重10kgに. に 乾 燥 注 射 器 に て 採 血 し,採. 氏 反 応 も 実 施 し た が,夏. 洗 い,沈. 色. 1.0c.c.を 極 め て 徐 々 に 静 脉 内 に 注 射 し,注. 色 素 含 量5%以. 澄 を す て る.沈. Filter赤.比. 肝 機 能(ヘ パ トサ ル フ ァレ イ ン 法). に 沈 澱 し て 居 な い.其. ル コ ー ル,ア. 放置後生 じ. 光 電 比 色 計 に よ り行 つ. 若 し沈 澱 が 出 来 れ ば ヒ ョ レ ス テ ロ ール が 完 全. に な る 迄 加 え る.遠. 0.3. た.. まつ て か ら静 か. に ア ル コ ー ル,ア. 加 え,. 加 え 軽 く試 験 管 に. 1滴. 夜 室 温 に 放 置 す る.遠. を 加 え る.次. の1.0. 水 に 溶 解 し,. た 呈 色 液 の 透 過 率 を 求 め る.. に 混 じ乍 ら4.0c.c.の0.7%ヂ. 0.5%ヂ. す る.そ. 液 を遠. な る 迄 行 う.. 液 に95%. セ ト. 加 え る と わ ず か に 濁 る.遠. 液 を 加 え る.一. ア ル コ ー ル を 加 え て25c.c.と. 洗 い,洗. セ ト ン で3回. の 重 湯 煎 に 入 れ,温. 過 す る.濾. 栓 を な し65℃. 酸 を 加 え 弱 酸 性 と し て0.7%ヂ. 水 溶 液 を1滴. 盪,濾. と の コル ベ ン を. フ ェ ノ ー ル レ ッ ドを 加 え,酸 %塩. c.c.を 加 え る.沸. ル コ ー ル8.0. ル コ ー ル を 飛 ば し て1.0cc.の. 湯 煎 上 で3.0c.c.に. 沈 管 に 移 し,約10c.c.に. 汁 に95%ア. c.c.を と り,ア. ル コ ー ル,ア. 遠 心 管 に 移 し,も. ア ル コ ー ル,ア. エ. 湯 煎 上 で エ ーテ ル を飛 ば し. え る.重. し15c.c.の. 実 施:1.0c.c.胆. ーテル層 を. 500c.c.の 三 角 コ ル ベ ン に 移 し 此 の 様 に3回 ー テ ル で 振 る.重. 683. 血 球 数 の癌 例 平 均 は342万,潰. 瘍患者. に し て,赤 血 球 数 に 於 て は 癌 患 者. は減 少 を 認 め る が,ビ. リル ビ ン に於 け る程 著. 明 な る 変 化 を認 め な い.血. 色 素 量(ザ ー リー).

(5) 684. 小. の 平 均 も癌 患 者63.2%,潰. に 於 け る 程 著 明 に 認 め な い.術 患 者 岩 佐 某 は1400cc.長. %及. 野 某 は 夫 々900c.c.輸. 胆 汁 酸 は 癌 患 者152mg%〜6060mg%に. リル ビ ン. 原 某 は800c.c.輸. あ る.潰. て 平 均 値 は2544.5mg%で. で あ る.之. 々22.2mg. 糞 便 の潜 血 反 応 陽. リル ビ ン 値 は432. mg%,無. ル シ ウ ム18.0mg. %,ヒ. 化 を 認 め な い 様 で あ る.. mg%値. し て 平 均 値 は4.1mg%で. 値 は8.8mg%に. し て,平. は 潰 瘍 例 の 約1/2値 カ ル シ ウ ム は,癌 34.8mg%,平. で あ る.. mg%〜288mg%に あ る.潰 416mg%,平. 22mg%と. 汁 酸2280 に 於 て ビ リル ビ. 非 常 に低 値 を認 め. ョ レ ス テ ロ ー ル12mg%, 汁 酸1020mg%,. 909mg%に. 368mg%,胆. 均 値 に 於 て 癌 例 は,. 炎. 機 燐14.2mg%,. カ ル シ ウ ム48.0mg%,ヒ 均値. 10.4 し て,. 野 井 等 の 値 に 近 い.胃. 例 は ビ リル ビ ン620mg%,無. あ る.潰. 機燐 は. ル シ ウ ム は2.4mg%,. 之 等 はHeinlein,滋. 患 者 に 於 て3.6mg%〜. ョレ ステ ロール. 汁 酸2511mg%で. 之 は 大 体健 康. 人 に 近 い 値 で あ ろ う. で あ る.. ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル は,癌. 石 症2例. 2.8mg%,カ. mg%,胆. 瘍 患 者 に 於 て8.4mg%〜48mg%で,平. 潰 瘍 例 の 約1/2値. 24mg%,. 5.2mg%,ヒ. 均値 に 於 て は 癌 例. あ る.平. を 得 た.胆. 4.8mg%,. し て平 均. 均 値 は15.7mg%で. は26.3mg%で. ョ レ ス テ ロ ー ル220mg%,胆. 之 は 諸 家 の 研 究 に 近 い 値 を 得 た.無. あ る.. 潰 瘍 患 者 は3.8mg%〜16.6mg%に. 機 燐4.0mg%,カ. ン は,. して最. 性 胆 嚢 炎 は培 養 に. よ り双 球 菌 を 証 明 し た.ビ. 性 者 に 於 て も胆 汁 中 の ビ リル ビ ン 値 に は,変. 高13.4mg%に. も平 均 値 に 於 て 癌 例 は 約1/2の 低. 其 の 他 の 疾 患 と し て,慢. に術 前輸 血 量 と. 無 機 燐 は 癌 患 者 の 最 低0.6mg%に. 平 均 値 は4291mg%. 下 を 示 し て い る.. 血 せ る も輸 血 を 全 然 し. も 必 ず し も並 行 し な い.又. し. あ り,潰 瘍 患 者 は. 2333mg%〜6060mg%で. 血. 瘍 患 者 井 隅 某,中. て い な い 多 田 某 よ り低 い.故. 夫. 例 は 約1/2値 を 示 す.. 前 輸 血 量 も癌. リル ビ ン 値 は 低 く,夫. び92mg%で. 義. 瘍 患 者77.6%で. 矢 張 り癌 患 者 に 減 少 を 認 め る が,ビ. せ る も,ビ. 川. 乳 癌 手 術 後 肝 転 移 例 に 於 て も之 に 近 い 値 を 患 者 に 於 て10.4. 見 た.即. し て 平 均 値 は102.3mg%で. 瘍 患 者 に 於 て は 最 低84mg%最 均 値 は277.6mg%で. 第1表. ン は 特 に 低 く約1/3値. 高. 矢 張 り癌. 癌. 患. ち 癌 患 者 の胆 嚢 胆 汁 成 分 は 潰 瘍 患 者. の 其 よ り一 般 に 低 く,平. 者. を 示 し,他. 1/2値 で あ る.. 胆. 嚢. 胆. 汁. 成. 均 値 に 於 て ビ リル ビ. 分. の 成 分 は約.

(6) 胃癌患者 に於ける胆嚢胆汁に就て. 第2表. 潰 瘍 患 者 胆 嚢 胆 汁 成分. 第3表. 其 の他の疾 患胆嚢胆 汁成分. フ ィ リ ン 環 がLの 第3章 A). 考 按 及 び總 括. Lembergは. 人 の 胆 汁 中 の 色 素 の 主 な る 部 分 は ビ リル ビ は ヘ モ グ ロ ビ ン の ポ ル フ ィ リン 環 が. 開 裂 し て 生 じ た も の で あ ろ う.細 こ と に 骨 髓,脾. 臟,及. 網 内 皮 系,. び 肝 臟 のKupffer氏. 細. 胞 で 胆 汁 の 生 成 と 代 謝 が お こ な わ れ,肝. 実質. の 主 た る 働 き は 血 清 か ら色 素 を とつ て,之. る.こ. を. 血 球 のヘ モ グ. を. ヴ ェ ル ドヘ モ グ ロ ビ ン と言 つ て い. う し て 生 じ た も の は た や す く鉄 を は な. す の で あ る. 鉄 の5%は. Barkan等. に よれば 赤 血 球 中の. 酸 性 に おい て容 易 に鉄 を は なす所. の ヴ ェ ル ドヘ モ グ ロ ビ ン だ と い つ て い る.ヴ ェ ル ドヘ モ グ ロ ビ ン は お そ ら く ビ リ ヴ ェ ル ヂ ン‑鉄‑グ. 細 胞 も 胆 汁 色 素 の 生 成 に 関 与 す る ら し い.そ. 胆 汁 中 に 排 泄 す る の で あ る.赤. メ チ ン 橋 の と こ ろ で 切 れ,. 鉄 と グ ロ ビ ン は な お つ い た ま ま で あ る.之. ビ リル ビ ン. ン で,之. 685. green. ロ ビ ン で あ り, Cohnの. L, ‑globulinは. い うblue. こ の も の か も 知 れ な い.. 鉄 は 血 清 中 で は 蛋 白 質 と 結 合 し て 存 在 す る が,. ロビ ンが 胆 汁 色 素 に な る迄 の 過 程 に つ い て. ビ ル ヴ ェル ヂ ンは す ぐ還 元 され て ビ リル ビ ン. は,色. に な り,も. な つ た.. 々 の 説 が あ つ た が,最 Fisoher,. Warburg,. 等 の 研 究 に よ る と,ヘ. 近 は大 分 明か に Barkan,. Lemberg,. モ グ ロ ビ ン は ヘ マチ ン. と の 如 く グ ロ ビ ン と結 合 し て い る.. グ ロ ビ ン の 量 は 非 常 に 少 く,ア ら分 け る こ と は 困 難 で あ る.ビ. ル ブ ミ ンか リル ビ ン が 肝. か ら プ ロ トポ ル フ ィ リ ン を 経 て ビ リル ビ ン を. 細 胞 を 通 つ て 胆 管 へ 排 泄 さ れ る とき に初 め て. 生 ず る の で は な く,別 の 途 を 通 つ て 生 ず る こ. グ ロ ビ ン か ら は な れ る の で あ る.ビ. を と示 し て い る.ヘ. は 橙 黄 色 で 亜 硝 酸 や 塩 化 第 二 鉄 や ヨ ー ドで 酸. モ グ ロビ ン の ヘ ム の ポル. リル ビ ン.

(7) 686. 小. 川. 義. 夫. 化 さ れ れ ば ビ リ ヴ ェ ル ヂ ン と な り緑 色 を 呈 す. 癌 患 者 の血 清 ビ リル ビ ン が 増 加 す る と云 い,. る.ビ. 今 村,米. リル ビ ン が 腸 内 に 排 泄 せ ら れ る と 大 腸. 田 は 結 核 患 者 に 於 て血 清 ビ リル ビ ン. の 細 菌 に よつ て還 元 さ れ て ウ ロ ビ リ ノー ゲ ン. は 重 症 に 於 て は ビ リル ビ ン産 生 の 低 下,中. と な る.こ. 症,軽. の ウ ロビ リ ノー ゲ シ が 酸 化 さ れ れ. ば 橙 黄 色 の ウ ロ ビ リ ン と な る.腸. 内 に 生 じた. こ で 再 び ビ リ ル ビ ン と な り,胆. に 排 泄 さ れ る.肝. 汁中. 臟 で処 理 され なか つた ウ ロ. 症 に ては網 内 系機 能 の亢 進 に よる産生. 増 加 す る と 言 う.. ウ ロ ビ リ ン の 一 部 は 腸 か ら吸 收 さ れ て 肝 臟 に 至 り,そ. 私 は 癌 例 に 於 て は22.2mg%〜362mg%に し て 平 均 値142mg%の. 値 を 得 た.潰. は113mg%〜584mg%に. ビ リ ノー ゲ ン は 大 循 環 血 液 中 に 入 つ て 尿 中 及. %で,癌. び 胆 汁 を 通 じ て 少 量 が 排 泄 さ れ る.. り,癌 例 は100mg%以. 健 常 胆 嚢 胆 汁 の ビ リル ビ ン値 は 文 献 を尋 ね. 例 平 均 は 潰 瘍 例 平 均 の 約1/3値. mg%の. 下6例,. 間 が5例, 上1例. 少 な く,諸. 200mg%以. 下 で あ る.. Burgsch. and. Rother. (1922)は. 胆 汁 の 胆 色 素 量 をHijmans. 胆 嚢. v. d. Betghの. 血. 位 で あ り, Strisower い る.. H.. v. d. Berghは66.6〜50単. (1922)は66.6〜33.3単. Wieland. and. 位,. 位 とい つ て. Revereyは. 人 屍 体 に於 て. 胆 汁 色 素 を 定 量 し之 を ビ リヴ ェル ヂ ン に 換 算 を し て1340mg%と. 云 う.. 滋 野 井 に よ れ ば グ メ リ ン反 応 陽 性 最 大 稀 釈 倍 数 と モ イ レ ン グ ラ ハ ト氏 数 を 以 て,健. 常胆. 嚢 胆 汁 の グ メ リ ン 反 応 は800〜4000倍,平 2646倍. 迄 陽 性,モ. ‑3000,平. あ る . Le. Pehneは. 屍 体 の 胆 嚢 胆 汁 を50〜125mg%と Hcinleinは. 死 者 に つ き,乾. し 胆 汁 色 素37〜155mg%の る. Kirklin,. Bayrlcaylor. 発 表 し,. 燥 残 渣2%に. Ballmann. は0〜6.75mg%,慢. 対. と 云 う.私 り,比. 性 及 び亜 急 性 症 に て. はMalloy. and. Evelyn氏. り. 法 に よ. 較 的 変 化 な し と思 え る 胃 炎 患 者 に 於 て. 620mg%の. 胃癌 屍 体 解 剖 例 に 於 て胆 色 素 量 800mg%を. 501mg%〜600mg%. ど の 例 は401mg%以. B). 401mg%〜500mg 3例. に して殆 ん. 上 で あ つ た.. 無機燐. 燐は生体内ではすべ て無機燐酸塩乃至燐酸 エステルの形で存在す る.燐 酸の生理的意義 は 近 年 ま す ます 重 要 視 され るや うに な つ て き た.糖 質,脂. 質,蛋. 白質 を 通 じ,そ の 中 間 代. 謝 は 燐 酸 との 結 合 に よ つ て 進 行 し,化 学 ポ テ. し た エ ネル ギ ーが 運 動 そ の 他 に 利 用 せ ら れ る.ま た 細 胞 の構 成 分 と し て は 核 蛋 白質,燐 々の燐 酸化 合 物 が存 在 して. そ れぞ れ重 要 な生理 的 の機 能 に あつ か つ てい る.し. か し身 体 内 に 含 ま れ る燐 の大 部 分 は 無. 部 分 で,骨. の燐 は支 柱 組織 を強 化 してい る と. い う本 来 の 役 目の 外 に,身 体 内 の 各 種 燐 化 合 物 の 代 謝 に 際 し て の貯 蔵 庫 を な し てい る.骨 を 構 成 し て い る燐 は 昔 は,組 織 液 との間 に 交 渉 は あ ま りな い も の と考 え られ て い た が,放 射 性 燐 を 使 用 して の 実 験 に よ る とそ の交 替 度. 値 を 見 た.. Heinleinは. 6例,. し,. 機 の 燐 酸 カ ル シ ウ ム と して 骨 を 形 成 し て い る. (1928). 性 変 性 症 に 於 て は0な. 201mg〜300mg%無 1例,. 脂 質 を は じめ,種. は 胆 嚢 炎 胆 嚢 胆 汁 の胆 色 素 は 慢 性 症 に. て16.5〜55.3mg%,急. 400mg%,. 健康. 値 を 発 表 してい and. %. 下 は 無 く101mg. ン シ ャ ル の高 い燐 酸 結 合 の 開 裂 に よつ て 遊 離. 病 理 解 剖 に 於 て125〜800mg%の. 値 を 出 し,急. の4氏. 均. イ レ ン グ ラ ハ ト氏 数 は800. 均1462で. 1例,. 301mg%〜400mg%. 清 ビ リ ル ビ ン 定 量 法 に よ り測 定 し た ら200単. 2例,. に し て 殆 ん ど の 例 に於 て. 潰 瘍 例 に 於 て は100mg%以 %〜200mg%. であ. 101mg%〜200. 201mg%〜300mg%. 301mg%以. 算 し た.. 瘍 患 者. し て 平 均 値440mg. る に 単 独 に ビ リル ビ ン の み を 定 量 し た も の は 家 多 くは ム チ ン 及 び 胆 汁 色 素 を 合. 等. 発 表 し,滋. 潰 瘍 例 に 余 り差 を 見 な い.又. 野 井 は 癌 例,. 川原 は癌 患者 に. は 存 外 活 溌 で,常. に 身 体 全 体 の 燐 代謝 に 大 き. く寄 与 し て い る こ とが 明 か に な っ た. 然 し胆 汁 中 の無 機 燐 の 研 究 は 殆 ん ど 見 な. ビ リル ビ ン を 注 射 し て 体 外 排 出 の 遅 き を 以 つ. い.私 は 胆 汁 中 無 機 燐 をFiske and Subbarow氏. て,網. 法 に よ り定 量 し比 較 的 健 康 状 態 に 近 い と思 わ. 内 系 機 能 の低 下 に よ る血 中 滯 溜 に よ り.

(8) 胃癌患者 に於け る胆嚢胆汁 に就 て れ る 胃炎 患 者 に 於 て14.2mg%の. 値 を 出 し た.. 腫 瘍 患 者 で は 一般 に血 中 燐 量 は 増 加 す P2O5(血. る.又P商. 液10c.c.中). 即 ち 赤 血 球 数(単/. も又増. 位100万). 大 す る と云 つ て を る も の が 多 い.. 687. の 吸 收 場 所 が 胃 液 の 酸 性 の 影 響 の 大 きい 小 腸 上 部 で あ る の も これ で 理 解 で き る.脂 肪 の適 量 は カル シ ウ ム の 吸 收 を た す け る が,之. は脂. 肪 酸 の カル シ ウ ム塩 が 胆 汁 酸 塩 の 存 在 の下 に. Groblyの. 究 の結 果 に よ れ ば血 液 の 相 対 的P含. 研. 水 溶 性 と な るか らで あ る.胆 汁 の排 泄 が 不 良. 量 は悪性. で あ つ た り,脂 肪 が 多 す ぎ て 全 部 の 胆 汁 酸 が. 腫瘍 の 診 断,予 後 及 び 治 療 上 重 要 な こ とが 提. 脂 肪 と結 合 して し ま つ た りす る と,吸 收 が 悪. 唱 され て い る の で あ る.. くな る.又 食 物 中 カル シ ウ ム に対 し燐 が あ ま. 健 康 人全 血 中 のP2O5含. 量 はJarischに. る と0.72835〜0.7827mg%でNagelの に は0.729mg%と で はFreundの お る.私. ょ. 著書 中. 記 載 して い る.結. 悪 くな る.. 核患 者. 酸性 物 質 の攝 取 は カル シ ウムの吸 收 を助 け. 研究 では か え つ て 減 少 し て. る け れ ど も,全 身 の ア チ ドー ヂ スを 招 くほ ど. は 癌 患 者 胆 嚢 胆 汁 で0.6mg%〜. 13.4mg%,平. りに 過 量 に存 在 す る と,カ ル シ ウ ム の 吸 收 は. 均 値4.1mg%,潰. に な る と骨 組 織 の カル シ ウ ム が 他 の ア ル カ リ. で3.8mg%〜16.6mg%,平. 瘍患者例 均 値8.8mg%の. 類 と と も に体 外 へ 失 わ れ,カ. ル シ ウ ム負 出 納. に な る.体 内 へ 吸 收 され た カル シ ウ ム は 尿 中. 値 を見 た.李 均 値 に 於 て は 癌 例 は 潰 瘍 例 の約. へ 排 泄 され るが,一 部 は 腸 粘 膜 及 び 胆 汁 を 通. 1/2値で あ る.此 の 値 を 分 類 す れ ば 癌 患 者 に. じ て糞 中 へ も排 泄 され る の で, CaCl2を. 静脉. 於 て は1.0mg%以. 内 注 射 した カル シ ウ ム が1/3が 尿 中 へ,. 2/3が. 10mg%以. 下3例,. 下2例,. 11mg%以. 殆 ん ど の例 が5.0mg%以 1.0mg%以. C). 上3例. 上1例. 下8例, に して. 下 で あ る.潰 瘍 例 は. 下 無 く, 5.0mg%以. %以 下4例,以 て5mg%以. 5.0mg%以. 下2例,. 10mg. に して殆 ん どの例 に於. 上 で あ る.. 腸 内 へ 排 出 され る と云 うDadlezの る.又Gillertは. 実験があ. 動 物 実 験 に よ り胆 汁 よ り排. 出 さ れ る カル シ ウ ム は 腎 臟 の カル シ ウ ム排 泄 障 害 さ れ る時 は 増 加 す る と云 う.清 水 氏 に よ れ ば 胆 汁 内 カ ル シ ウ ム は 一 部 胆 嚢 よ り吸 收 さ. カル シ ウ ム. れ る と云 ひ,藤 井 は 胆 汁 中 に 含 ま れ る カ ル シ. カル シ ウ ムは 腸 か ら一 部 吸 收 され,成. 人で. ウ ム即 ち 主 乏 し て ビ リル ビ ン石 灰 は 胆 汁 中 の. は カル シ ウ ム出 納 は 平 衡 状 態 に あ る か ら,吸. 保 護 物 質 即 ち,胆 汁 酸 塩 類,脂. 收 され た と同 じ だ け の カル シ ウ ム は 排 泄 され. 塩,脂. て い る.糞 中 の カル シ ウ ム は 食 物 の 未 吸 收 分. て 溶 解 せ ら る と云 う.胆 嚢 胆 汁 の カ ル シ ウ ム. ば か りで な しに,腸. 量 に 関 す る業 績 は, Peelの. 壁 か ら排 泄 さ れ る 分 も含. ん で い る の で あ つ て,食. 物 の カル シ ウムを減. 肪 酸 アル カ リ. 肪 及 び レチ シ ン 等 に よ り膠 質 状 態 と し. 大部 分 は 屍 体 材. 料 一 部 は 手 術 材 料 に よ る も の で, 25例 に 於 て. じて もか な りの カル シ ウ ム が 糞 と し て 出 され. 6mg%〜71mg%,平. る.カ ル シ ウ ム の 吸 收 率 は そ れ が 可 溶 性 の 形. Lichtwitz and Bockに. であ るかな い か に よつ て大 い に 左右 され るの. の カル シ ウ ム 含 量 は8.5mg%〜35.0mg%,. で,一 般 に 膓 内 容 が 酸 性 に か た む く と吸 收 が. 瘻 管 胆 汁 に 於 て は6.51mg%〜8.39mg%で. よ くな る.こ れ は 食 物 の 消 化 に よつ て遊 離 し. あ る.. た 燐 酸 が カ ル シ ウ ム と 燐 酸 カル シ ウ ムを 作. 均 値45.9mg%と. 均18mg%に. く く,酸 性 で は 溶 け る か ら で あ る.そ れ ゆ え. に て29mg%〜86mg%,平. 塩 酸 は 吸 收 を た す け,重. 胃 癌,潰. る.塩. 化 カ ル シ ウ ム,乳. 酸 カ ル シ ウ ム,炭. カ ル シ ウ ム の 順 に 吸 收 さ れ る の も,腸 解 度 の 差 に よ る も の で あ る.ま. よれ ば 胆 石 症 胆 嚢 胆 汁. 滋 野 井 は 胆 石 症 患 者8mg%〜20mg%,平. り,之 は 中 性 乃 至 ア ル カ リ性 で は 水 に 溶 け に. 曹 は 吸 收 を 少 くす. 云 う.. し て対 照 と し て 行 つ た 胃 疾 患 例 均51mg%に. し て,. 瘍 例 に 殆 ん ど差 を 認 め な い.癌 患 者. 酸. の 血 液 中 の カ ル シ ウ ム は,高 橋 は 血 液 並 に 血. 内 の溶. 清 中 の カル シ ウ ムは 多 くの 場 合減 少 す る と発. た カル シ ウム. 表 し, Theis,. Benedictも. 低下す る の を認 め.

(9) 688. 小. た. De Fermoは46人. 川. の癌 患 者 に就 て調べ た. が,初. 期 で 若 い 人 で にCaは. 正 常範 圍で あ る. が,癌. の 進 行 し た も の で はCa量. が 低 下 し て,. 此 の減 少 は 多 くは 悪 液 質 或 は 腎 炎 或 は 黄 疸 或 は 水血 症 等 の 二 次 的 影 響 に よ る と見 て い る も. 義. 夫. 労 に あ ら ず と思 う.胆 汗 中 に は エ ス テ ル 型 は 殆 ん ど存 在 せ ずThannhauser及 研 究 に よ れ ば,血. び 池 口氏 等 の. 液 及 び肝 臟 中 に は,エ. ステ. ル 型 を 分 解 す る 酵 素 存 在 し之 が ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル の 遊 離 型 と結 合 型 との 調 節 を 保 つ も の と 思 わ れ る と云 つ た.. の が 多 い. 私 は 胆 嚢 胆 汁 に 於 て比 較 的 健 康 に 近 き 胃 炎 患 者 に 於 て48mg%の. 値 を 見 た.癌. て は3.6mg%〜34.8mg%,平. 患者 に於. の 胆 嚢 胆 汁 に 就 い て,. 遊 離 及 び 結 合 ヒ ョ レ ス テ ロ ール を 定 量 し,之 に よれ ば 結 合 ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル は 缺 如 し,た. 均15.7mg%,. 潰 瘍 患 者 に於 て は8.4mg%〜48mg%,平. Peirceは 屍 体23例. 均. とえ 存 す る も 極 微 量 に 過 ぎ な い と云 つ て い. 26.3mg%に. し て,平 均 値 に於 て 癌 患 者 は 約. る.正 常 胆 嚢 胆 汁 内 ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル 量 は,. 1/2値 で,高. 橋 の 血 清 の カル シ ウム量 減 少 せ. V. Gorup‑Besanezは. る に 平 行 状 態 に あ る.カ ル シ ウ ム 値 を 細 か く. 鮮 な る 胆 汁2例. 見 れ ば,癌. 例 に 於 て は10mg%迄4例,. Frerichsの2例. %迄5例,. 30mg%迄4例,. 31mg%以. に し て,大 半 は20mg%以 に 於 て は, 10mg%以. 20mg. 下 で あ る.潰 瘍 例. 下1例,. 20mg%以. 例, 30mg%以. 下4例,. mg%以. に し て 大 半 は20mg%以. 上1例. 上1例. 40mg%以. 下2例,. 下1 41 上で. あ つ た. D). た.. 死 刑 因又 は 傷害 死者 の新 に4730及 は160及. び260mg%を. Trivanowskyは2例. び335mg%,. Hoppe‑Seyler. 体 に つ い て350mg%の. 値 を 得 た.. Peirceは. 屍 体23例. の 胆 嚢 胆 汁 に 就 てWindaus. 法 に よ り定 量 し た.之. 等 の 屍 体 は 一 定 しな い. 疾 患 で 死 亡 し た 為 一 様 で な い.即 mg%,平. ヒ ョ レ ス テ ロ ール. 動 物 組 織 及 び 体 液 中 に は微 量 乍 ら必 ず 類 脂. 25例. 排 泄 は 肝 臟 を 主 道 と し專 ら胆 汁 中 に 移 行 す る. mg%で. が 其 の 他 外 分 泌 腺,皮. 膚,唾. 液,粘. 液等 よ り. 均284mg%で. Baginsky. and. Sommerfeldが. ヒョ レ ス テ ロ ー ル は20%体. て175.2〜272.8mg%,平. Sperryは 動 物 実 験 よ り ヒ ョ レ ス テ ロー ル は. と云 つ て い る.滋. 小児 の胆 汁に. 均217mg%で. 嚢 胆 汁 で253〜714mg%平. 明 し,胆 汁 中 に 排 泄 せ ら る も の と腸 壁 よ り排. の 値 を 出 し て い る.私. 泄 せ れ ら る も の とは 溶 解 点 を 異 に す る と提 唱. mg%で. す.. 差 は,滋. 均430mg%,. よ れ ば 病 理 解 剖 時13〜850mg%. あ つ た.胃. は 胃 炎 患 者 に 於 て368. 癌 及 び潰瘍 の 胆 嚢 胆 汁 の. 野 井 は 癌 患 者 に 減 少 を 認 め,. は 増 加 を 認 め て い る.血 Lustig. ある. 野井 は手 術 時 採 取 し た 胆. 胆 汁 以 外 腸 壁 全 体 よ り も排 泄 せ られ る 事 を証. 肝 臟 よ り胆 汁 を 経 て 行 わ れ る もの で, Naunyn. 均283.2. 田 は健康 胆 嚢 胆汁 に於. Heinleinに. 要 す るに ヒョ レステ ロール排 泄 は主 として. Peelは. あ る.. 就 て 平 均340mg%,問. は 胆 汁 を 経 て再 び腸 管 内 に 排 泄 せ ら る と云 う.. び870mg%で,. の 屍 体 に 於 て10〜892mg%,平. も排 泄 せ られ る.楠 本 に よ れ ば 吸 收 さ れ た 内 に 残 溜 し, 70%. ち9〜1304. あ る. Hammerstenの. 測 定 に よ れ ば986及. 肪 体 の 一 種 ヒ ョ レ ス テ ロ ール を 含 有 す る.其. 報告 し. の 屍体 胆 嚢胆 汁 を検. 査 し て, 251mg%及 は1屍. び3090mg%. and. Langer,. Pierce. 液 に つ い て はB.. A. Gold. feder等. は血 中. に よれ ば 血 中 の ヒ ョ レ ステ ロー ル は 肝 臟 の. ヒ ョ レ ステ ロ ー ル は癌 患 者 で は 増 加 す る と云. Kupffec氏. いH.. 星状 細 胞及 び 肝 細 胞 を経 て胆 道 毛. 細 管 に 排 泄 せ ら る と云 う.斯. くの 如 く肝 臟 と. Guthmann,. K, Klausは. 癌 患 者 血 中 ヒョ. レ ス テ ロ ー ル は 減 少 す る と 云 いK.. Fuge等. ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル とは 密 接 な 関 係 を 有 し,肝. は 正 常 値 で あ る と 云 つ て い る.私. 臟 は 血 中 ヒョ レ ス テ ロ ー ル の 重 要 な 調 節 器 で. 於 て 胆 嚢 胆 汁 中 ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル は10.4〜. あ る.故 に 胆 汁 ヒ ョ レ ステ ロ ー ル を 測 定 し以. 288mg%,平. 均102.3mg%,潰. て 肝 臟 の 機 能 的診 断 に 資 せ ん とす る も敢 て 徒. 416mg%,平. 均277.6mg%で. は癌 患者 に. 瘍 患 者84〜 平均値 で は癌.

(10) 胃癌患者 に於け る胆嚢胆汁に就 て. 689. は約1/2値 で あ る.分 類 じ て 見 る と癌 患 者 例. 一 般 に 胆 汁 酸 は エ ル ゴ ステ リ ン物 質 か ら肝 細. で は100mg%以. 胞 に よ つ て 生 成 さ れ る も の で あ り,そ. 300mg%以. 下7例,. 下1例. 200mg%以. 下6例,. で 殆 ん ど の 例 は200mg%. 以 下 で あ る.潰 瘍 患 者 例 は, 100mg%以 例, 200mg%以 400mg%以. 下 無 し, 300mg%以. 下1例,. 500mg%以. 例 を除 く外 は 皆200mg%以 E). ゴ ス テ リ ン は 恐 ら く食 物 に 由 来 す る も の で あ. 下1. 下5例,. 下2例. のエ ル. ろ う.其. 後 壺 井 は7‑dehydrocholesterolを. 用. で,. い家兎肝 臟 の潅 流 を 行 い胆 汁 酸 の母 体 は. 1. 上 で あ る.. Ergosterinよ. り も む し ろ7‑dehydrocholesterol. で あ ら う と 報 告 し た.. 胆 汁酸. 健 康 人 胆 嚢 胆 汁 の 胆 汁 酸 に 就 て は,諸. 胆 汁 酸 の 名 で 現 在 総 称 さ れ る物 質 は 沢 山 あ. 胆 嚢 胆 汁 に 就 い て 定 量 が あ り,即. るが,動 物 の 種 類 に よつ て胆 汁 の 中 に含 まれ. skyは2849mg%及. る胆 汁 酸 は 夫 夫 異 る.人 間 で は 主 にGlykochol. Seylerは3900mg%,. 酸 とTaurochol酸. mg%,平. と結 合 したChol酸. 即 ちGlykokoll及 で あ るが,兎. びTaurin. で はChol酸. 成 分 は む し ろ 少 な くDesoxychol酸. が 主であ. 家 の. ちTrivano. び2362mg%,. Hoppe‑. Socoloffは3819〜9794. 均6471mg%,. び9140mg%,. Frerichsは7220及. Gorup‑Besanezは10790及. 5650mg%で. あ る と云 つ て い る.問. び 田 は16例. る.と に 角 自然 界 胆 汁 酸 の 大 部 分 は こ の ど. の 健 康 生 体 胆 嚢 胆 汁 に つ い て6520〜9494mg. ららか の 型 の も の で あ る.此. %平. 等 の胆 汁 酸 の. 均8018mg%で. 化学 構造 が ヒ ョ レステ ロー ル と近 縁 な も の. Feigl. で あ る こ と及 び ヒ ョ レ ス テ ロー ル が 其 の 名. 氏 は5例. に示 す様 に 胆 汁 中 に 見 出 さ れ る 事 を 考 え る. 均7633mg%を. と,ヒ ョ レ ステ ロー ル が 胆 汁 酸 の 母 体 で は な. 胆 石 症 の 場 合1/5〜1/10に. い か とい ふ 疑 問 も一 応 考 え られ る が,今. 胆 石 症 例 に 於 て 著 明 な 減 少 を 認 め た.又. まで. の 多 数 の研 究 者 の 成 績 は 食 物 の 中 の ヒ ョ レ ス. and. あ る と 云 つ て い る.. Ouernerは1500mg%と. 含 有 す る と発 表 し た.岡. しな い こ とを 示 し て い る.之 に 反 し エ ル ゴ ス. 4291mg%で. テ リン等 が 食 物 に 含 まれ て い る の が 胆 汁 酸 の. 約1/2に. 起 源 に な る の で は な い か と云 う推 定 は か な り. に 於 て は1000mg%以. 確 か め られ た.清. 下3例,. 減 少 し て い る.之. 均2544. 3000mg%以. 4例,. 均. を分 類 す れ ば 癌 例. 下3例,. 2000mg%以. 下2例,. 4100mg%以. 上2例. mg%以. %,後. 有 し て い た.こ. 以 下 無 く, 3000mg%以. 下 で あ る.潰. 下. に し て 大 半 は4000. 下3例,. 下0,. テ リ ン類 の 物 質 が 含 ま れ て い る と 説 明 し て い. に て 大 半 の 例 は4000mg%以. 5000mg%以. 4000mg%以. 瘍 例 に 於 て は2000mg%. 胆 汁 酸 の 母 体 は オ カ ラ に比 較 的 多 量 の エ ゴ ス. る.又. 胃癌. 平 均値 で は癌 患 者 は 潰 瘍 患者 の. 含 有 量 が 前 者 は12.89 の場 合. も. 瘍 患 者 は2333〜6060mg%,平. (Glykocholein酸)の 者 は2.38%含. 田は. 減 少 を 認 め,私. 患 者 に 於 て は152mg%〜6060mg%平 mg%で,潰. を オ カ ラ と ク ロバ 草 で 飼 う と 胆 汁 内 胆 汁 酸. 野. の 健 康 生 体 で5226〜8155mg%,平. テ ロ ール が 多 くて も胆 汁 酸 の 生 成 に 格 別 影 響. 水多栄 教 授 の研究 室で 家 兎. 云 い,菅. 下2例,. 4000mg%以. 5100mg%以. 上4例. 上 で あ つ た.. 蟇 の肝 臟 を 潅 流 し て そ の潅 流 液 の 中 に. エ ル ゴ ス テ リ ン,紫 テ リ ン,ア. ロ コ レ ス テ リ ン,オ. レ ス テ リ ン , Dihydrocholesterin又 を 入 れ た 所 が,エ ス テ リ ン,及 pettenkofer反. 第4章. 外線 を照 射 した エル ゴ ス レ ー フ 油,コ はSitosterin. ル ゴ ス テ リ ン,照. びAllocholesterinの. 射エル ゴ 場 合 に は,. 応 が 陽性 に 出 て胆 汁 酸 の 生 成. され る こ と を 示 し て い る が,コ. レ ス テ リン 及. 結. 論. 手 術 時 穿 刺 に よ つ て 胃 癌14例. 潰 瘍11例. 採 取 し た 胆 嚢 胆 汁 の ビ リル ビ ン,無 ル シ ウ ム,ヒ. ョ レ ス テ ロ ー ル,胆. 機 燐,カ 汁 酸 の定 量. を な し 次 の 様 な 結 果 を 得 た. 1) 〜362mg%. ビ リル ビ ン は,癌 ,平. 例 で は,. 均142mg%.潰. 22.2m9% 瘍 例 で は,. び其 以 下 の 物 質 の 場 合 に は 胆 汁 酸 を 生 成 す る. 113mg%〜584mg%,平. 能 力 が な か つ た.以. で は 他 の 物 質 よ り著 明 に 減 少 し て 約1/3に. 上 の 業 績 か ら推 定 す る と. の. 均440mgで. 平 均 値 癌.

(11) 690. 小. 川. 又 術 前 輸 血 量,潜. 血 反 応,ヘ. %,平. 16.6mg%,平 例 は 約1/2に 3). 値 で は,癌 4). 平均値では癌. 例 で は3.6mg%〜34.8 瘍 例 で は,. 8.4 均. 平 均 値 で は 癌 例 に 約1/2 ち 癌 患 者 の 胆 嚢 胆 汁 の無. ル シ ウ ム,ヒ. ョ レ ステ ロ ール,胆. (本研 究は文部 省 科学研 究費 に拠 つ た.鼓 に感 謝 の意 を表 す). 教授竝 び に御 教示 を受 け た生 化学 教室清 水教授,水. 瘍 例84mg%. 均277.6mg%で,平. 原助教授 に心 か ら感謝 の意 を捧 ぐ.. 均 値 で. 主. 要. 文. 1) Heinlein: Krankheits forschungBd. 9, (1932) 2) Malloy and Evelyn: J. Biol. Chem. 119,. 11). 川 原:日. 12). 藤 井:生. (1937). 3) Fiske and Subbarow:. 13). 今 村,米. 田:結. 14). 小 島:外. 科,. 15). 滋 野 井:岡. 16). 福 田:人. 体 生 理 学,(昭24).. 17). 吉 川:臨. 床 医 化 学,(昭25).. J. Biol. Chem.. 66. (1925). 4) Roe and Kahn: J. Bioi.Chem. 81,(1929). 5)Riegel and Rose: J. Biol.Chem. 113,(1938). 6) Gregory and Pascoe: J. Biol. Chem. (1929). 7) Hawk, Oser, Summerson:. 83,. PracticalPhysi. ologicalChemistry, (1949). 8) Cantarow and Trumper: ClinicalBiochemis try (1946). 9) Greenstein: Biochemistryof cancer (1947). 10) E. Stansky. 汁. 稿 を終 るに臨 み御指導,御 高閲 を賜つ た恩 師津 田. 患 者 で は10.4〜. 均102.3mg%.潰. 〜416mg%,平. 機 燐,カ. 減 少 を 認 め た.. ヒ ョ レ ス テ ロ ー ル,幅. 288mg%,平. 均4291mg%で. 減 少 し て 約1/3で あ る.. 均 値26.3mg%で,平 例 は 約1/2に. 瘍 例2333mg%〜6060mg. 酸 は 潰 瘍 患 者 の約1/2量 で ビ リル ビ ン は 特 に. 均 値15.7mg%.潰. mg%〜48mg%,平. 例152mg%〜6060mg%,. に 減 少 し て い る.即. 減 少 を 認 め た.. カ ル シ ウ ム,癌. mg%,平. %,平. 瘍 例 で は3.8mg%〜. 均 値8.8mg%で. 胆 汁 酸,癌. 平 均2544mg%.潰. 例 で は0.6mg%〜13.4mg. 均4.1mg%.潰. 5). パ トサ ル フ ァ. レ イ ン 肝 機 能 検 査 と は 影 響 を 見 な か つ た. 無 機 燐,癌. 夫. は 癌 例 は 約1/2に 減 少 し て い る.. 例 は 減 少 し て い る.. 2). 義. Zeit. exp. med. 77, (1931).. 献. 18) 森,鈴. 本 放 射 線 学 会 雑 誌, 7卷,. 6号,(昭14).. 化 学 実 験 法,(昭24.) 核,第14卷,(昭11). 13卷,. 1号,(昭26).. 山 医 学 会 雑 誌,. 江:実. 471号,(昭4).. 験 腫 瘍 学,(昭9).. 19). 天 田:日. 本 生 化 学 会 報,. 20). 生 沼:日. 本 解 剖 学 生 理 学 計 数,(昭9).. 21). 清 水:胆. 汁 酸 の 化 学 及 生 理,(昭13).. 22). 正 木:日. 本 外 科 学 会 雑 誌,. 23). 高 橋:実. 験 消 化 器 病 学3,(昭3).. 24). 壺 井:生. 化 学,. 25). 齊 藤:光. 電 比 色 計 に よ る 臨 床 化 学 検 査,(昭24).. 21卷,. 15,(昭15).. 40回,(昭14).. 1号,(昭24)..

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