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Academic year: 2021

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第 9 巻リハビリテーション科学ジャ-ナル 巻頭言

リハビリテーション部は 2004 年 4 月の開学以来,今年で 11 年目を迎えます.今年度は,本学の 地域貢献の一貫として,これまでに開発・蓄積してきた教育・研究の成果を地域に還元する 10 周年 記念事業を展開する予定です.ご期待ください. さて,リハビリテーション学部の学術情報誌である本誌は,開設 3 年目の 2007 年に刊行され,リ ハビリテーション分野における教育・研究・臨床の諸問題の解決に向けて,教員や大学院生,臨床教 授等による教育・研究・臨床の成果が報告されています.この 10 年間の大学院博士前期・後期課程 の開設等による大学の発展や,教員,大学院生,臨床教授等の活発な教育研究活動によって,研究内 容や情報発信は着実に進展し活発化しています.これからさらに,本誌の特徴であるリハビリテーショ ン分野の特性や多様性を十分に踏まえながら教育・研究を推進し,それらの情報を社会全体の共有財 産として,国内外や地域社会に向けて効果的に発信していきます.またそれらを自らの活動評価にも 活用していくことが必要であると考えています. 大学からの情報発信を促すには,大学図書館における学術情報の流通基盤を整備することが必要で す.本学では昨年度,「知の創造と蓄積,発信の場」とも言える図書館が新設され,同時に学術情報 リポジトリが整備されました.学術情報リポジトリは,学内における知的生産物の保存を図るととも に,教育研究成果を社会に発信するものです.これにより,本学教員,大学院生,臨床教授等の学術 雑誌掲載論文をはじめ,看護学部・社会福祉学部の紀要論文,本誌の論文,学位論文などの著作物を 収集・蓄積・保存し,ウエブを通じて学内外に制約なく配信することを始めています(https://seirei-univ.repo.nii.ac.jp/). 大学には,社会に対し学内及び学外活動に関する説明責任を果たす義務があり,大学における活動 を社会に還元する責任があります.それにより大学における活動の可視化が高まり,大学と社会と研 究者間の交流が促進され,新たなイノベーションが生まれることが期待できます.さらには大学に対 する社会からの認知度と信頼を獲得することで,大学のブランディングの向上にもつながるでしょう. 今後,学術情報リポジトリが,大学における教育研究の情報流通を促すとともに,大学の社会貢献を 図る上で大切な役割を果たすようになると考えられます. 本学教員,大学院生,臨床教授等の教育研究が益々発展し,本誌がより一層充実・向上し,そして 新たな学術成果の発信の場として,また情報収集の場として本学の学術情報リポジトリが有効かつ効 果的に活用されることを期待しています. 2014 年 3 月吉日 リハビリテーション学部長

大城 昌平

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