主働状態における粒状体の平面ひずみせん断挙動
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(2) 80. み挙動が初期拘束圧及び応力経路にほとんど依存しないことがわ. 70. かる。一方、豊浦砂のそれは、拘束圧が増加するにつれ主応力比 が減少し、体積変化は拘束圧が増加につれておおきな膨張を示す 傾向がみられた。また、どちらの試料に関しても、体積変化は最 大主応力増加試験の場合、最初収縮した後、膨張に向う傾向を示 したが、最小主応力減少試験の場合では、最初から膨張し続ける. Yo ug 's m o du lus E 0 . 2 ( MPa ). 体積ひずみの関係を示したものである。ガラスビーズの応力ひず. 傾向がみられた。豊浦砂のピーク応力比は、ガラスビーズのそれ. 60. σ ' 3 d e c r e a s e d te s t σ ' 1 in c re a s e d te s t. 50 40. K = 0 .5. 30 20. Glass bead Toyour a s and. 10 0. よりも 2~3 大きな値を示した。図-5 はひずみ 0.2%時におけるヤ. 0. ても、初期拘束圧の増加とともにヤング係数も増加することや、. 力の関係を表した図である。この関係は、どちらの試料において も、ほぼ一本の直線で示すことができ、せん断抵抗角において応 力経路依存性はみられない。豊浦砂では、破壊時の平均応力の増 加に伴いせん断抵抗角が減少しており、破壊時の平均応力の影響 が認められる。ガラスビーズでは、ほぼ近似線が水平であるため 破壊時の平均応力の影響は認められない。また、豊浦砂のせん断. 60. Sh ea r r esis tan ce an gle φ ( °). は正規圧密よりも低い値を示す。図-6 はせん断抵抗角と破壊主応. 25 0. 図-5.ひずみ 0.2%時のヤング係数 と初期拘束圧. ング係数と初期拘束圧を示したものである。どちらの試料におい 豊浦砂のヤング係数の方が大きいことがわかる。また、異方圧密. 50 10 0 15 0 20 0 Initial con fin ing p re ssu re ( kPa). 55 50 45 40 35 σ ' 1 in c re a s e d te s t. 30. K = 0 .5. 20. Glass bead Toyour a s and. σ ' 3 d e c r e a s e d te s t. 25 0. 50 10 0 15 0 20 0 25 0 Me an e ffe ctive stre ss a t failu r e p f ' ( %). 図-6.せん断抵抗角と破壊時の主応力の関係. 抵抗角はガラスビーズより約 15°高い結果であった。 図-7、図-8 はガラスビーズ、豊浦砂の最小主応力減 少試験における初期拘束圧 100kPa の軸ひずみ 1~5% 付近の PIV 解析手法により得られた最大せん断ひずみ のコンター図である。ガラスビーズにおいては、せん 断帯傾斜角は豊浦砂より緩く、せん断帯がほぼ左右対 称に形成されている。これは粒子形状及び粒径にばら つきがなく、均一であるために起きたと考えられる。 また、豊浦砂においては、ガラスビーズよりも急なせ ん断帯傾斜角を形成し、せん断帯は右上から左下に一 つだけ発達した。 4.結論. (a)0%. (b)1%. (c)2%. (d)3%. (e)4%. (f)5%. 図-7.各軸ひずみにおけるガラスビーズの 最大せん断ひずみコンター図. 本研究では、ガラスビーズと豊浦砂を用いて、粒状 体の主働状態となる最小主応力減少試験を実施し、以 下のことを明らかにした。(1) 粒子形状や粒径が均一 なガラスビーズでは、応力ひずみ関係は、応力経路の 影響を受けない。(2) 豊浦砂の応力ひずみ関係には初 期拘束圧、応力経路の影響を受ける。 (3)豊浦砂のせ ん断帯抵抗角と破壊時の主応力の関係は破壊時の平均 応力が増加するにつれて、せん断抵抗角が減少する傾. (a)0%. 向を示す。(4)ガラスビーズは左右対称のせん断帯、豊 浦砂は 1 つのせん断帯を形成しやすい。 参考文献 1)梶原拓也:PIV 解析手法を適用可能な砂の平面ひずみ試験装置の開発. (b)1%. (c)2%. (d)3%. (e)4%. (f)5%. 図-8.各軸ひずみにおける豊浦砂の 最大せん断ひずみコンター図 土木学会中国支部論文集 第 62 回. Ⅲ-29 平成 22 年.
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