直結4形スラブ区間における扛上用締結装置の試験敷設
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(2) IV‑450. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 表 1 直結 4 形扛上締結装置の調整量. タイプ 現行 A B C D. 合計 14~20 21~28 26~36 34~44 42~54. 絶縁板 タイプレート厚 パッド厚 - - 10 - - 10 - - 10 5 16 10 5 24 10. 調整板 調整パッキン 構造 板バネ 4~10 直4形 11~18 座面式 8 8~18 新設計 3~13 タイプレート 直8形 式 3~15. の軌道狂いが小さくなっている。また、施工後1年. C下14T(己斐TN内). 半を経過した現時点でも軌道狂い進みは見られず、. 8. 7.26. 7 6 5. 3.96. 4. 1000 ATCレベル[mA]. 当該区間のσ値も大幅に良化している。. 3.99. 敷設直後. 敷設後1年. 800 600 400. 要注意. 200 0 826750. 指摘 826850. 826950. 827050. 827150. 3. 図5 信号レベルの推移. 2 1. グ調査の結果、レールとの接触面でコーテイング面と板バネと. 0 施工前. 施工後(計画). の縁切れが出かかっている箇所が若干有ったが、全. 施工後. 図3 施工区間のσ値の推移. 体的には樹脂コーテイング面での大きな損傷は見られな. また、施工前には体感で分かった列車動揺につい. かった。 (図6). ても、現在に至っても発生していない。 ②締結装置の緩み 締結ボルトのトルクについて、施工後1年半間の 追跡調査を実施した結果、各締結装置(図4)とも 所定の範囲内で推移しており、特に緩み等も発生し ておらず、問題無いことが確認できた。 A C(Tボルト). B D(バネ). C(バネ) D(Tボルト). トルク(N・m). 120. 図6 敷設後 1 年半後の締結装置の状態. 100 80. 5.まとめ. 60. 直結 4 形扛上用締結装置の開発により、今までス. 40 20 0 H11.12.6. ラブ扛上を行うしかなかった軌道狂いに対して、長 H12.5.4. H12.10.1. H13.2.28. H13.7.28. 波長軌道整備を実施することが可能になった。また、 敷設後の追跡調査の結果、①軌道狂いの進み、②締. 図4 トルクの推移. 結装置の緩み、③絶縁抵抗レベルの低下、④締結装. ③電気絶縁抵抗 電気絶縁抵抗が低くなる可能性の対策として本締. 置の損傷については発見されず良好に推移している。. 結装置の各部材に樹脂コーティングを施すこととし. 今後は、この直結 4 形扛上用締結装置を使用し、. た。敷設後2ヶ月を経過した時点及び敷設後 1 年を. スラブ区間の更なる乗り心地の向上に努めていきた. 経過した時点において試験敷設区間の信号レベルは. い。. 要注意レベルである 300mA を大きく上回っており、. <参考文献>. 列車運行に特に支障無いレベルに維持されている。. 1.高尾・前田、60kg レール用直結4 形扛上形締結装置の開発、日本鉄道施設. (図5). 協会誌、2000.3. ④締結装置の損傷状態. 2.青野・鷹﨑、直結4形扛上用締結装置を用いた長波長軌道. 樹脂コーテイングは、敷設1年半後のサンプリン ‑900‑. 整備、第 55 回土木学会年次講演集、2000.9.
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