Title
LAK細胞誘導に及ぼす各種mitogenの影響に関する検討 -- 特
に健常者, 消化器癌(肝細胞癌, 大腸癌)症例におけるLAK細
胞の増殖能, 細胞障害活性およびリンパ球細胞表面マーカー
に及ぼす影響について( 内容の要旨(Summary) )
Author(s)
杉浦, 淳策
Report No.(Doctoral
Degree)
博士(医学)乙 第1099号
Issue Date
1997-01-16
Type
博士論文
Version
publisher
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12099/15176
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氏名 (本籍) ′学位の 種類 学位'授与番号 学位授与日付 学位授与の要件 学位藷文題■目 審 査 委 員 杉 浦 淳 策(岐阜県) 博 士・(医学) 乙第1099 号■ 平成 9 年1月 ね一日 学位規則第4条第2項該当 LAK細胞誘導に及ぼす各種mitogenの影響に関する検討 一特に健常者,消化器病(肝細胞軋大腸癌)症例におけるLAK細姫の 増額能l細胞庫害活性および貞ンパ球細胞表面マーカーに及ぼす影響につい,(主査)教授'武藤∫泰敏
(副査)教授 高 見 剛 教授 野 間 昭 夫 論 文 内 容 の 要 旨 妻子免疫療法(AIT)が初めて報告されて以来,そめ有用性が注目を集め,以後さまざまな臨床治験が試みられ亡きたが,1当初期待された程の治療効東は縛ら.れてい寧」、?カ率挟であ畠。今後;′臨床的な海療効東を改善す
るたあに鱒,ゆ自己あ腫瘍細胞に対する痔異的ぬり撃力な細胞睡善活性を有するkille坤胞をい⇒ゝにす◆れば誘
導することカよできるれ②臨床的な効果を得るたあに轟底限必要とされ右1 01憫もd大量申effect占r細胞を,全 身状態の不良な進行癌患者から生如こ過剰な負担を掛け`争ことな く亡、かにして効率よこく採取革導ナるやゝ■云、③生体内での轟時間にも
た一る活瞳の維持が由如ki鮎r細胞衷心かたれはよぅ効率良く鹿瘍の高所ぺ到達さヰる
ことができるか,などの問題点を解決する必要がある。 √′くミそtで申請者はさ七れら■の線題あぅち,第二の問題点iこ対する解決策のiっとして,末梢血単核球(p?ヰbぬ1
bloodふono血C■1ear':、扇1;以下PBMcと略す)1から1手元phokin■奄孟ctivよtedkill占i云elI'(以下LA正純臓と略ナ)を誘導す
る際iこ,*0も占inphytohem車頑中tinih(以下PHAiPと略す
)・′COnCやavalin-A(以下Con-Aと醸す)・
mbtasbdiu*Peri6date地下ぬIO一と略す)め3如mitokenを併掬し・そ汀らの細胞増殖薮細胞障害活性
およびkilfer細胞のph品otypeに及ばす影軌ごっ_し†での嶺鹿的換討Li:.行`った。 1.如象および方畠 1‥ 主ず,緬す扇肩A二P.血n二Aの添加至適濃度を決定する目的モ:ご健常套5名を対象細々ゐ添加鹿渡別の 経時的細胞塵廃能とi拍尚療養後め姦終細胞増殖率より轟加重鹿浜度を疾走い喜pBMCiま感奮者15名,ニ畔準患 者11例,守夫腸癌患者7例よ り嶺放した6・癌症例は仝例,抗癌剤の投与繭たPB扇Cの採取を待ったふP白MCの分酪 にはFicbllCらnrみ比重遠心法右痛心た。・T活性化キラー細胞の誘導方法として;、LAK細胞初誘導はPBL4C(5klO5/血1)
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Uhitも(Jku)/mla5re車bi占去nt′inte;1占u'kin:21(IL二L2)を添加痩毒し誘
導した。軸A-P・壷d壷edLAK(P-LAK)iは五×10S/,hlに調製した由MCた前述の基礎実験にて設定した6.1 %p(v占1/vol)';.pHA-Pを添加し3^自問培養後,700JRU/mibIIj;2妄添加した培地たて培毒した。C6n-A (1ectin)ind読占dLAk∴(LトLAK)は5×105/ml-に調製したPBMcに前途め基鹿実験に七設定した6.1FLg/ml のC。n-Aを添加し3日間培養乱700JRU/mlのIL-2右添加しrた寓触こて培重したムSらdiu-.d-p&i。dよt占iムdLced LAK(PI-L阜K)は5×10S/mlに調節したPBMCに0.1FLM NaIO4を添加し37℃で10分間培養後,700JRU/ml のIL-2を添加した培地にて培養を維持し長0一以釦廃軸舶c82んキュベ「タ一により5%CO2・95%air・ 37℃の条件下た14日間とし,t培地交換は3日毎に行いその都度∴細胞増殖率右算出した■ふPBMCおよび培養後の 各種LAK細胞の細胞障害活性はG,immらのsh6ttLt。rm。hE,ら.Liふ血r占1ease-a岳Say法に準じ■て知恵し一i=。i・標的紆 胞に50∼100fLCiの放射性クロム酸ナトリウム(1mCi/ml)を加え,2時間培養標識し,i.0長165/ml七魂重 した。エフェクター細胞は2,0×106/mlに調整しeffector/targetratio=20とした。標的細胞としては,natural killer(NK)感受性をもつ赤白血病由来の細胞株であるK-562と,NK細胞抵抗性で,nOn-Hodgkin'slymPboma 由来の細胞株であるDaudi細胞を剛、た。4時間の培養後遠心分離し1年ンマ,丁線用オート?ェルシ空ヒ「㌢声
ンカウ,㌢タ「でt._2分間硬射括性車瞬、し.キ。測即すべてtri.蕪中表で行_い,卿包睡害碍性,軌塵車下記の
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