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實 驗 的 急 性 膵臟 壊 死 時ニ 於ケ ル「リパー ゼ」 竝ニ 毒 性ニ 關 ス ル 研 究

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Academic year: 2022

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(1)1074. 61. 616.37‑002.4:612.397.22. 實 驗 的 急 性 膵臟 壊 死 時ニ 於ケ ル「リパー ゼ」 竝ニ 毒 性ニ 關 ス ル 研 究 (第3編) 實驗 的 急 性 膵臟 壊 死 時ニ 於 ケ ル 壊 死 膵臟 中 ノ 脂 肪 酸 量ニ 就 テ 岡 山醫 科 大學 津 田外 科 教 室(主 任 津 田教 授). 副手醫 學士. 中. 川. [昭 和16年4月16日. 美. 第1章 急 性 膵臟壞. 緒. 死 ノ 死 因ニ 就 テ ハ 諸 説 ア リ テ歸 一 セ.. ル 所 ナ キ モ,各. 酵 素 ガ 膵臟 組 織 中ニ 於 テ 既ニ 夫 々. 活 動 ヲ開 始 スル 結 果 組織 中ニ 於 テ 自家 消 化 ヲ管 ム 爲 メニ 膵臟 組 織ハ壞. 死ニ陷. リ,患. 者 ヲ シ テ 死ニ 致. 而 シ テ コ ノ 際 「 ト リプ シ ン」ハ蛋 白 ヲ分 解 ス ル モ 就 テ ハ 多 数 ノ 研 究 行 ハ レ タ リ.然. ラ バ 膵臟 中ニ 於 テ脂 肪 分 解 酵 素ハ 如 何ニ 働 ク モ ノ ナ リ ヤ ヲ知 ラ ン ト シ テ,壞. ノ 脂 肪 酸ハ 血 中 「カ ル シ ウ ム 」ト結 合 シ テ. 毒 性 石 鹸 ヲ 形 成 シ,コ キ,次. ノ 石 鹸 ガ膵 組 織 ヲ壊 死ニ 導. イデ 生體ニ 中 毒 作 用 ヲ惹 起 スル モ ノ ナ リ ト. 説 キ,Munk及. ピFriedenthalモ. リ.又Langerhansモ. コ ノ説ニ 賛 セ. 同様ニ 膵 液 中ニ 存 スル 「ス. テ ア プ シ ン」 ノ 働 キニ ヨ リ脂 肪 酸 石灰 ヲ作 ル 事 ヲ. ラ シ ム トノ 説 ア リ.. ノ ニ シ テ,之ニ. 受 稿]. サ レ,コ. 言. 雄. 死 膵臟 中ニ 於 ケ ル 脂 肪. 酸 量 ノ 測 定 ヲ試 ミ タ リ.膵臟壞. 死 ノ 際Hesg. (1903). ハ 「リ パ ー ゼ」ニ ヨル 脂 肪 分 解 作 用ニ 着 目 シ.脂. 肪. ハ 「リパー ゼ」 ニ ヨ リ脂 肪 酸 ト「グ リセ リ ン」ニ分 解,. 説 明 セ リ.Santiniモ. 膵 壊 死 ハ「リ パ ー ゼ」ニ ヨル. 脂 肪 分 解 ガ 原 因 ナリ ト シ,吉. 田 氏 ハ 膵臟 内 「オ リ. ー ブ 油」 注 入 犬 ノ壞死 膵臟 粥 ガ膽 汁 注 入 ノ モ ノ ヨ リ毒 性 大 ナ ル 所 ヨ リ シ テ,コ ル モ ノ ト説 ケ リ.更ニ. ノ 毒 性ヲ 脂 肪 酸ニ ヨ. 日影 氏ハ 葡萄. 球菌 注 入 ニ. ヨル急 性膵臟 炎犬ニ 於 テ膵 組織 中ニ 酸 度 ノ増加 ヲ 認 メタ リ.斯 ク ノ如 ク脂 肪酸 ガ成 因竝ニ 死 因 ニ大. 172.

(2) 1075. 實 驗的 急 性 膵臟 壊 死 時ニ 於 ケ ル「リパ ー ゼ」竝ニ毒 性ニ 關 スル研 究(第3編). ナ ル 役 割 ヲ演 ズ ル 事ニ 著 目 セ ル モ ノ ア レ ド,之. ヲ. 測 定 セ ル モ ノ ハ 僅ニ 日影 氏 ガ 酸 度 ヲ測 セ ル ノ ミナ リ.. テ ル 」 蒸發 後 之 ヲ分 液 漏 斗ニ 入 レ,之. ノ 再 蒸 溜 セ ル 石 油 「エ ー テ ル 」及 ビ 同 量 ノ 水 ヲ加 へ 充 分 振盪 セ シ メ,脂. 依 テ 余 ハ 上 記 ノ 考 ヘ ノ下ニ 於 テ壞 死 膵臟 内 ノ脂 肪 酸 量 ヲ測 定 セ ルニ増 加 ア ル ヲ認 メ タ リ.且. 偶然. ト略 ボ 同 量. 肪 酸 ヲ石 油 「エ ー テ ル 」中ニ 移. 行 セ シ ム.之 ヲ更ニ1囘 ー テ ル 」ヲ 合 ハ セ ,之. 繰返 シ テ 得 タ ル兩 石 油 「エ ヲ更ニ50%「. テ2囘. 部 ノ分 與 ヲ受 ケ コ ノ 脂 肪 酸 量 ヲ測 定 セ ルニ 非 常 ナ. ニ 置 キ テ 全 ク 蒸發 セ シ メ容 器 中ニ 残 留 セ ル 脂 肪 酸. ル増 量 ヲ認 メ タ リ.依. ヲ5ccノ「. テ コ ノ 貴 重 ナ ル1例ニ. 就 テ. 洗滌 シ タ ル 後,石. ア ル コ ー ル 」ニ. ニモ 急 性 膵臟壞 死 ニ テ 死 セ ル 患 者ニ 就 テ 膵臟 ノー. 油 「エ ー テ ル 」ヲ重 湯 煎 上. ア ル コ ー ル 」ニ 溶 解 セ シ メ,「 フエ ノ ー. ル フ タ レ イ ン酒 精 液 」 ヲ指 示 藥 ト シ テ0.1n「. モ 併 セ テ報 告 ス.. 加 里 ア ル コ ー ル 」ニ テ 滴 定 ス.以 第2章 1.. 實 驗 材 料竝ニ. 實驗. 膵臟 壊 死 ヲ起 サ シ メ ル 方 法.前. 但 シ第3章,第3節ニ. 方法. 0.1n「. 實 驗 ト ジ.. 於 ケ ル 血 管 結 紮ニ ヨ リ膵 臟. 壤 死 ヲ起 サ シ ム ル ニ ハ,膵臟. 周圍 ノ 血 管 ヲ完 全 ニ. 結 紮 セ ル モ ノ ナ リ. 2.. 苛性. 下 表 中 ノ數 字 ハ. 苛 性 加 里 ア ル コ ー ル 」 ノcc數ニ. テ示 セ ル. モ ノ ナ リ. 3.. 被檢 物 ノ採 リ方.膵臟ニ. 起 炎 物 トシ テ膽 汁. 「オ リ ー ブ 油」或 ハ 「オ リ ー ゼ 油 」等 ヲ注 入 シ テ 病 變 ヲ起 サ シ ム ル モ 膵臟 中 ノ場 所ニ ヨ リ 肉 眼 的ニ 全 ク. 脂 肪 酸 ノ測 定 方 法.Bloor. Pelkan氏. 法 ニ 病 變 ヲ認 メザ ル 部ニ(健 康 部),俘 腫 ヲ主 トセ ル 部(浮. 生 化 學 教 室 前 助 教 授 山崎 氏ニ ヨ ル 改 良 法ニ 從 ヘ リ. 即 チ 膵臟 組 織 ヲ10gト. リ之 ヲ砂 ト共ニ 乳 鉢ニ 入. レテ 充 分ニ 磨 細 シ「コ ン ゴ ー ロ ー ト」ニテ 酸 性 トナ ル 程 度ニ 稀鹽 酸 ヲ加 へ,之ニ. 部ニ(壞. 出 血 ノ 甚 シ キ 部ニ(出 血 部),壊 死 甚 シ キ. 死 部)等. ヲ夫 々10g宛. ヲ 肉 眼 的ニ區. 別 シ テ.之. 等 ノ部 分. 正 確ニ 標 量 シ テ脂 肪 酸 定 量ニ 用 フ.. 再 蒸 溜 セ ル 「エ ー テ. ル 」1容,「. ア ル コ ー ル 」3容 ノ 混 液 ヲ100cc加. 濾 過 ス.濾. 液 ヲ50cc取. へ. リテ 眞 空 装 置 中ニ 約1盡. 夜 放置 シ テ 「エ ー テ ル 」 ヲ蒸發 セ シ ム.コ. 第1表 膽. 173. 腫 部),主ニ. ノ 「エ ー. 第3章 第1節 膽. 實 驗 成績 汁 注 入ニ ヨル壞 死 膵臟 中 ノ 脂 肪. 酸量. 汁 注 入 ニヨ ル壞 死膵臟 中 ノ脂 肪 酸量.

(3) 1076. 1.. 中. 健 康 部.最. 0.596ヲ. 少0.46,最. 示 セ リ.(但. 高0.78ニ. 川. シ テ平 均. シ 浮 腫 部 ニ モ 跨 レル3例. ハ除. 外 ヒ リ.) 2.. 雄. 3.. 出 血 部.出. シ テ0.37ト0.55平. 均0.46. ヲ示 シ健 康 ヨ リハ 却 ツ テ 脂 肪 酸 減 少 セ リ.余. セ ル 爲 メ之 等 ヲ完 全ニ 分 離ス ル 事 困 難 ナ リシ 爲 メ. 5例ニ. ハ浮. 腫 部 ヲ取 ル ニ 當 リテ ハ 被 膜 下ニ 貯 溜 セ ル 多 量 ノ寒 天 様 物 質ハ 出 來 ル ダ ケ 取 リ去 リ タ ル モ,小. 葉間 ノ. 浮 腫 ハ 取 ル ヲ得 ザ ル 故 尚 ホ 大 量 ノ水 分 ノ 存 在 セ ル. 4. 壞. 死 部.1.8ト1.945ノ2例ニシ. テ 最 少0.665ヨ. ナ リ,平. 均 値. リ.. ニ シ テ壞 死 部ニ 於 テ最 モ 多 量ニ 脂 肪酸 存 在 ス(第 1表參. 照). 第2節. 「オ リー ブ 油 」注 入ニヨ ル壞 死 膵 臟. 初10時. 間 以 内 生 存 セ ルモノ3例(11.63,. ノ平 均ハ5.532, 10時 テ ハ 例ニ. リ 最 高11.63ニ. ヨ リ 非 常ニ 迄 到 ル.然. 差 異 ア リ レ共 之. ヲ. 時 間 的ニ 見 ル 時 ハ 最 初 多 量ニ シ テ 長 時 間 生 存 セ ル モ ノ ニ テ ハ 少 量 ナ リ.今. テ平 均1.873. 「オ リー ブ油 」注 入 ニヨ ル壊 死 膵臟 中 ノ脂肪 酸 量. 健 康 部.0.46ト0.95ノ2例. 浮 腫 部.之ニ. 均0.901. 中 ノ脂 肪酸 量. 第2表. 2.. 高1.59.平. ヲ示 シ 明 カ ニ 健 康 部 ヨ リハ増 加 セ リ.. 康 部 ヨ リハ 却ツ テ 脂 肪 酸 ノ 少 量 ナ ル 結 果. ハ0.705ナ. テ壞 死 部ニ モ跨 レル. 就 テ見 ルニ 最 少0.32,最. トナ レル モ ノ ト思 惟 ス.. 1.. 血 部 ハ 肉 眼 的ニ 壊 死 部 ト相 混 在. 總 ペ テ壊 死 部 ワヲ 含有 セ リ.依. 浮 腫 部.2例ニ. 爲 メ.健. 美. 之 ヲ数 量 ニ テ 示 セ バ,最. 例(3.12,. 2.8,. 間 以 上30時間. 5.562)ノ平. 均3.827ソレ以後. ノ ニ テ ハ4例(0.665, 0.905, 1.02 0.865)ニ 平 均0.864ナ. 2.115, 2.35) 以 内 ノモ ノ3 ノモ シテ. ル 如 ク短 時 間ニ テ 死 セ ル モノニ テ ハ. 脂 肪 酸 量 大 ニ シ テ,長. 時 間 生 存 セ ル モ ノニ テ ハ 減. 174.

(4) 1077. 實驗 的 急 性 膵臟 壊 死 時ニ 於 ケ ル「リパ ーゼ」竝ニ毒 性ニ 關 スル研 究(第3編). 第3節. 少 セ リ. 3.. 出 血部.コ. 非 常 ナ ル變 動 ア リ,然. 之 ヲ時間 的ニ 見 レパ10時 シ テ平 均7.215,. シ テ平 均2.344ニ. 10‑30時. (第2表參. 少4.28ヨ. 膵臟 中 ノ脂 肪 酸 量. 2.21,. 3.435)ニ. 第 二 減 少 セ リ. リ 最 高24.56ニ. 12.8,. 分 類 セ バ,10時. 6.52,. 12.94)平. 間 ノ モ ノ4例(9.88, 30時. 血 管結 紮 ニ ヨル壞 死. 至 ル. 照).. 之 ヲ 時 間 的ニ (15.08,. 第4表. 間 ノ モ ノ4.93,. 2.48,. シ テ 之 亦次. 壊 死 部.最. レ ドモ. 間 以 内 ノ モ ノ2例(9.44,. ソ レ 以 後 ノ モ ノ4例(1.25,. 4.. 酸量. ノ 部ニ テ モ 浮 腫 部 ト同 様ニ 最 少. 1.25ヨ リ最 高9.44迄. 4.99)ニ. 血 管 結 紮ニ ヨル壞 死 膵臟 中 ノ脂 肪. 4.28,. 間 以 内 ノ モ ノ4例 均11.835, 10‑30時. 5.11,. 間 以 上 ノ モ ノ3例(5,620,. 24.56)平 4.62,. 均10.95, 6.4)平. 均. 前 記 ノ2實. 驗ニ 於 テ ハ膽 汁,或. ハ 「オ リー ブ 油 」. 5.547ニ シテ 同様ニ 時 間ノ經 過ト 共ニ 減 少 セ リ(第. ヲ注 入 セ ル 爲 メ之 等 ヲ注 入 スル 事 ニヨ リ脂 肪 酸 量. 3表參 照).. ノ 影 響 ア ル ヤ モ 知 セ ズ,特ニ. 即 チ何 レノ病變 部ニ 於 テモ時 間經 過 ト共ニ 脂 肪. ハ 明カニ 影 響 ア リ.依. 「オ リー ブ 油」ニ 於 テ. テ 外 部 ヨ リ何 モ 注 入 セ ズ シ. 酸 量ハ次 第ニ 減少 ヲ示 セ リ.而 シ テ之 ヲ病變 程 度. テ壊 死 ヲ生 ゼ シ ム ベ ク 膵臟 周圍 ノ血 管 ヲ結 紮 シ テ. 別ニ 見 レバ健康 部<浮 腫 部<出 血 部<壊 死部 ノ順. 之 等 膵臟 組 織 中 ノ脂 肪 酸 量 ヲ測 定 セ リ.. ニ脂肪酸 量増 加 ス.. 賓驗 結 果 ハ第4表ニ. 示 セ ル 如 ク 同 一ノ 犬ニ 於 テ. ハ 病變 程 度 ノ 高 度 ナ ル モ ノ 程 脂 肪 酸 量 多 シ.而. シ. 第3表 テ 病變 程 度 同 一 ナ ル モ ノ ニ 於 テ ハ 短 時 間ニ テ 死 セ シ モ ノニ 於 テ 脂 肪 酸 量 多 ク,長. 時 間 後ニ 死 セ シ モ. ノ ニ テハ 脂 肪 酸 量 減 少 セ リ.. 第4節. 「オ リー ブ油 」注 入 時 ト膽汁注 入時 トニ於 ケル 生 存 時 間 ノ比 較. 「オ リ ー プ 油」注 入 ノ場 合ニ 於 ケ ル 脂 肪 酸 量ニ 就. 第5表. 注 入 物 ト生 存 時間 ノ關 係. テハ 注 入 セ ル 「オ リー ブ 油 」 ノ 量 モ 或 ル 程 度關 係 スル モノ ナ ル ペ シ.例 1kgニ. 就 キ0.99ccノ. ヘ バ 動 物114ノ. 如 キ ハ體 重. 「オ リー ブ 油 」 ヲ注 入 シ 多 量. ノ 脂 肪 ヲ證 明 セ ル ガ 如 シ.然. レ共 之 等 注 入 量 ノ 如. 何ニ 拘 ラ ズ 上 記 ノ如 キ 整 然 タ ル數 量 ノ表 ハ レ シ ハ 單 ニ 「オ リ ー ブ油」 ノ注 入 量 ノ ミ ニ依 ラザル事ハ 易ニ理 解シ 得 ペ シ.. 容 犬52匹ニ. 於 テ膽 汁 注 入 セ ル モ ノ ト 「オ リ ー ブ. 油」 注 入 セ ル モ ノ トニ 就 キPro. 175. kg注. 入量ニ. ヨリ.

(5) 中. 1078. 區 別 シ テ,其. 川. ノ平 均 生 存 時 間 ヲ示 ス ト上 表 ノ 如 ク. 「オ リ ー ブ 油」注 入 セ ル モ ノ ハ膽 汁 ノ モ ノ ヨ リモ 常 ニ 生 存 時 間 短 シ. 第5節 Nr. 膵臟ハ Nr.. 107. 健 康 膵 中ニ 於 ケ ル 脂 肪 酸 量 Pawlowノ. 膵 管瘻. Sympathicusヲ. ニ ヨ リ致 死 セ シ ム.之. Nr.. 走 神經. 間 後ニ 空 氣 栓 塞. ヲ2箇. 所ニ テ 測 定 セ. 硬變 症 ノ 診斷 ノ 下 ニ. 剖檢 所 見:腹. 全體. トシ テ 可 成 リ其 ノ 容 積増 大 シ,表. 107ト112ト. 出 血點 ヲ認 ム.尚. テハ 膵 液 ノ貯 溜 ア ル. 頭 ノ 部ニ 存 在 シ,主. ノ 結 果 ヨ リシ テ 健 康. ル.. 膵 中ニ 於 ケ ル 脂 肪 酸 量ハ0.62ccナ. 面ハ帶 黄 赤 ノ他止 針頭 大. 度 ハ彈 力 性 硬,. ホ膽 石 ガフ ア ー ラ ル 氏 乳. 膵 導 管 ハ膽 汁 色 素ニ テ 着 色 サ. 余 ハ コ ノ 膵臟 ノ 尾 部ニ テ5gヲ取. リ.. ハ. 割 面ニ 於 テ モ 表 面 ト同 様 赤 褐 色 ニ シ テ 脂 肪 組 織 壊 死,小. リ.. 小網 膜. 及 ビ膵滿 周圍 ノ 組 織ニ 脂 肪 組 織壞 死 ア リ.膵繼. ノ脂 肪 組 織 壊 死 ヲ多 数ニ 認 メ,硬. 125例ニ. 目早. 水 ハ 相 當 量 貯 溜 セ リ.大. ヲ 切斷 シ膵 管 内ニKanule. ビ0.862ナ. 目ニ ハ. 痛 著 シ ク37°5發 熱 シ,第4日. 褐 色 汚穢 シ所 々ニ 小 出 血 ヲ見 ル.其. 箇 所ニ テ 測 定 セ ル 結 果0.835及 以 上 ヨ リ シ テNr.. 再 ビ膨 隆 ジ,腹. リ キ.. ヲ挿 入 セ ル モ ノ ニ シ テ 少 シ ク 膵 液 ノ貯 溜 ヲ ミ ル2. 爲 メ,上記Nr.. 其 ノ他 種 々檢 査 ノ 結 果,肝. 朝 死 亡 セ リ.. 肪 酸 量0.62.. 切 リ膵 管 内ニ Kanule. 等 膵臟. ビ0.63ナ. 125迷. ス.. 手 術 後 一 時 腹 部 ノ 膨滿 モ 去 リ タ ル モ2日. ヲ作 レ ル 犬 ナ レ ド. ヲ挿 入 セ ル モ ノニ シ テ 術 後73時. ル ニ0.62及. 雄. タル マ 氏 手 術 ヲ行 ヘ リ(6月12日).. 肉 眼 的ニ 異 常 ヲ認 メズ,脂 112. 美. リ之ニ 就 キ前. 記 動 物 實驗 方 法 ト同 様ニ 脂 肪 酸 量 ヲ測 定 セ リ.但 第4章. 臨牀. 余 ハ 偶 然 ニ モ 定 型 的 急 性 膵臟壞 體 解 剖 シ.其. シ コ ノ 際 膵臟 組 織ハ5gナ. 例 死 ニ テ死 亡後 死. ノ壞 死 膵臟 ノー 部 ノ分 與 ヲ受 ケ コ レ. ノ脂 肪 酸 量 ヲ測 定 セ ル ヲ以 テ茲ニ 附記 患者. 須 美 定 七,「62歳,男,昭. ス.. ル コ ー ル 」ヲ50cc使. 和15年6月5. 用 シ,濾. ニ就 テ 測 定 セ ル ニ0.1n苛 要 セ リ.依. リ シ 爲 メ 「エー テ ル ア 液 ヲ40ccヲ. 得,之. .. 性 加 里 酒 精 溶 液 ヲ5.3cc. テ 之 ヲ換 算 セ バ6.625ccト. ナ ル.即. チ. 脂 肪 酸 量 ハ 動 物 實驗ト 比 較 スルニ 非 常ニ 多 量 ニ シ. テ,本 患者 ノ發 病時 ヲ發熱,腹 痛 開 始時 トセバ之. 日入 院 既 往 症:22歳 罹 リ,1年半. ノ 時 支 那ニ 行 キ 不 明 ノ 腸 疾 患 ニ ノ間 腹 部 不 快 感 ガ繼 ケリ,發. 時 ア ル ラ シ カ ツ タ ガ 記 憶 セ ズ,30年 ノ 苦 痛 ア リテ〓囃,膨滿. 熱ハ 時. 前 カ ラ 常ニ 胃. ヲ 訴 フ.然. レ共 黄 疸 ヲ來. ヨ リ死ニ 致 ル マ デノ 時 間 ハ 約1書. 夜半ニ シ テ,「オ. リ ー ブ 油 」注 入ニ ヨル 壊 死 犬ニ テ壞 死 部30時 上 ノ モ ノニ テ5.547ヲ リ(第3表. 間以. 示 セ ル モ ノ ヨリ 尚 ホ 大 量 ナ. 参 照).. タ セ シ コ トハ ナ シ. 現 病 歴:2年 悸亢進. ア リ テ 脚 氣 ト云ハ. 癒 セ ズ,其 セ ズ.本. 前 ヨ リ脚 ノ重 イ感 ジ.浮. 月間 治 療 スル モ 治. ノ後 腎臟 病 ト云ハ レ,治. 年2月. 全 身 倦 怠,發. レ2箇. 療 スル モ 輕 快. ヨ リハ 顔 面ニ 浮 腫 ヲ 生 ジ,次 熱 ア リ,排. 尿 無 ク ナ リ,以. 次 第ニ 膨 隆 シ,2箇. 月 前 ヨ リ20日. 來1週. 寒 ア リ テ39℃‑38℃. ニ1‑2囘惡. 第5章. 腫,心. イデ. 來腹部ガ. 間 黄 疸 ヲ生 ジ 以 マデ 上 昇. 1.. 健 康 部.. 総. 括. 健 康 膵臟 脂 肪 酸 量ハ0.62,膽. 汁注. 入 膵 中 健 康 部 脂 肪 酸 量ハ0.596,「. オ リ ー ブ 油」 注. 入 膵 中 健 康 部 脂 肪 酸 量ハ0.705,血. 管 結 紮ニ ヨル 膵. 中 健 康 部ハ24時. 間 以 内 生 存 ノ モ ノ0.706,. ニ テ死 亡 ノモ ノハ0.2525ニ. シ テ,コ. 48時. 間. レ ノ ミハ脂 肪. 酸 量 甚シ ク 減 少 セ ルモ他 ハ 略 ボ一 定セ ル数 値ヲ示 176.

(6) 1079. 實驗 的急 性 膵臟 壊 死時ニ 於 ケル「リパ ー ゼ」竝ニ毒 性ニ 關 スル研 究(第3編). 人體ニ 於 ケ ル 壊 死 膵臓 中 ノ 脂 肪 酸ハ6.625ccニ. セ リ. 2.. 浮 腫 部. 膽. 汁 注 入 膵 中 脂 肪 酸 量ハ0.46ニ. テ正 常 ノ モ ノ ヨ リ少 量 ナ リ,之. 浮 腫ニ. シ. ヨ リ水 分 ヲ. シ テ 非 常ニ 多 量 ナ リ キ.コ. 大 量 ナリ.コ. ノニ テ ハ10時. ハ 早 計 ナ レ ド,コ. ‑30時. 間 ノ モ ノ3.827,. 30時. ニ シ テ次 第ニ 減 少 セ リ.之. 10. 間 以 上 ノ モ ノ0.864. ハ 時 間 超 過 ト共ニ 脂 肪. 酸 ガ他 へ 移 行 セ ル モ ノ ナ ラ ン.而. シテ主 トシテ血. 出 血 部. 膽. 汁 注 入 膵 ニ テ ハ0.901,「. ブ 油」注 入 ノ モ ノ ノ 中10時 10‑30時. オ リー. 間 以 内 生 存 ノ モ ノ7.125. 間 内 ノ モ ノ4.93,. 2.344ニ シ テ,「. 30時. オ リーブ油. 時 間經 過 ト共ニ 減 少 セ リ.コ. 間以上 ノモ ノ. 壊 死 部. 膽. ル ニ 「オ リ ー ブ 油 」注 入 ノ モ ノ ハ 脂 肪 酸 量 多 ク シ テ 生 存 時 間 短 キ點 ハ 「リパ ー ゼ 」ニ ヨ リ分 解 サ レ テ 生. 考 ヘ 度 シ. 5.. 起 炎 物 質 別ニ 見 ル 時ハ 「オ リー ブ 油 」注 入 ニ. ヨル モ ノ ハ 脂 肪 酸 多 量ニ シ テ膽 汁 注 入 及 ビ血 管 結 紮 ニ ヨ ル モ ノ ハ 少 シ.コ. レ同 様ニ 血 行 中ニ 移. 「リ パ ー ゼ」ニヨ リ分 解 サ レ脂 肪 酸 ガ 多 量ニ 生 ゼ シ. 汁 注 入 ノ モ ノ1.873ニ. レ即 チ 「オ リー ブ 油 」 ガ. テ膽 汁 注 入 及 ビ血 管 結 紮 ノ モ. ノニ 於 テ モ 病變 部 ハ 健 康 部 ヨ リ脂 肪 酸 量 概 シ テ 増. シ テ,病. 變強 キ モ ノ 最 モ 脂 肪 酸 多 シ.「 オ リー ブ 油 」ノ モ ノ. 10‑30時. ノ例ニ 脂 肪 酸 量 多 キ 事 及 ビ 「オ. リ ー ブ 油」 注 入 ノ モ ノ ト膽 汁 注 入 ノ モ ノ ト比 較 セ. 事 ハ 明 カ ナ リ.而シ. ニテ モ同様 ナ レ ド10時. ヨ リ直 チニ 全 例 ヲ推 測 スル. ノ モ ノ ニ テ ハ 明カ ニ. 行 スル モ ノ ト思 ハ ル. 4.. ノ1例ニ. ゼ シ 脂 肪 酸 モ 亦 死 因ニ 大 イ ニ關 係 ヲ 有 ス ル モ ノ ト. 行 中ニ 加 ハ ル モ ノ ナ ラ ン. 3.. オ リー ブ. 油 」 ヲ注 入 シ テ 起 リ シ壊 死 部 ノ 脂 肪 酸 量 ヨ リ稍 々. 多量ニ 含 メル 爲 メ ナ ラ ン.「 オ リー ブ 油 」注 入 ノ モ 間 以 内 生 存 セ ル モ ノ ニ テ5.532,. ノ 量 ハ 犬ニ「. 量 セ リ.. 間 以 内 生 存 ノ モ ノ11.835,. 間 ノ モ ノ10.95,. 30時. 間 以 上5.549ニ. テ 時 間經 過 ト共ニ 減 少 ス ル ハ,脂. シ. 肪酸 モ亦 血 中 ニ. 擱 筆 ス ル ニ 臨 ミ御 懇 篤 ナ ル 御 指 導竝ニ 御 校. 移行 スル カ或 ハ 膵臟 外ニ 移 行 スル モ ノ ト思 ハ ル.. 閲 ヲ賜ハ リ シ 恩 師 津 田 教 授ニ滿. 血管 結 紮ニ ヨル壞 死 部ニ テ ハ0.935ニ. ス.尚. シ テ 他 ノ2. 腔 ノ 謝 意 ヲ表. ホ 脂 肪 酸 測 定 法ニ 關 シ 種 々 御 懇 篤 ナ ル. 方法ニ ヨ リ惹 起 セ ラ レ タ ル壞 死 部 ヨ リハ 脂 肪 酸 ハ. 御 教 示 ヲ賜 ハ リ シ 生 化 學 教 室 山 崎 前 助 教 授 ニ. 少 キ モ,血. 深 謝 ス.. 管 結 紮ニ. ヨ リ起 レル 出 血 部 ノ脂 肪 酸 量. ヨ リハ 多 シ.. 主 要文 1) Hess, 2904.. 1903.. 52, S. 644, 4) Munk, 日 影,日. 177. Munch.. med.. 2) Hess,. Munch.. 1905.. Nr.. med,. 3) Santini,橋. 5) Friedeuthal,鈴 本 外 科 學 會雜. Wsch.,. 誌,26囘. S. Nr.. 本 氏ニ. ヨ ル.. 木 氏ニ 7). 44,. Wsch.,. K.k, The Journal of Biological chemistry., Vol. 103, 1933.. 8) Bloor‑Pelkan and Allen,. ditto,,Vol, 52, 1922.. 9) Zinzadze, Biochmi‑. sche. Zs.,Bd. 220, 1930.. ヨ ル.6) Smith. 獻. and.

(7) 中. 1080. 川. 美. 雄. Aus der Chirurgischen Klinik der Medizinischen Fakultat Okayama (Vorstand:Prof. Dr. S. Tsuda). Untersuchungen der. Lipase und der. Toxizitat des Pankreas. bei der experimentell hervorgerufenen akuten Pankreasnekrose. (III. Mitteilung). Uber. die Menge. der. Fettsauren. im. bei experimentell akuter. nekrotischen. Pankreas. hervorgerufener. Pankreasnekrose. Von. Assistent,. Dr. med.. Yoshio. Eingegangen an. Es ist schon durch. langst allgemein. Einwirkung. von Lipasen. Fettsauren dann mit dem. anerkannt, in Fettsauren. 16. April 1941.. dass. Der. Verf.. hat. bei Versuchshunden. Unterbindung. Als er nach Bloor,. dem. der Arterien Tode. Glyzerin. Kalzium. dass die Fettsauren niger stark. des Pankreas. Das. nach Einfuhrung. Sektion. Anwepdung. Verminderung dem. enthielten.. Partien. Erachten. Partien. Galle. bestimmt. am starksten wurde. als bei der noch. und. dass die. wodurch to‑. und. Olivenol oder hervorgerufen.. der Methode. zunahmen,. bisweilen gesund. von. hatte, ergab sich, we‑. beobachtet,. gebliebenen. Par‑. des Verf. s daher, dass diese odematosen. Eine besonders starke Vermehrnng. der Fettsauren. in der Spaltung des Olivenols.. klinischen Fall von akuter Pankreasnekrose Pankreas. von. der Modifikation. Bei Odematosen. nach. werden,. Paekreasnekrose. im Pankreas. von Olivenol findet ihre Erklarung. herausgenommenen. feststellen.. wohl. Einfubrung. bei nekrotjsierten. eine starkere kommt. Partien reichlich Wasser In einem. durch. abgebaut. die Fette. in Verbindung treten,. usw. akute. der Fettsaueren. bei Blutungspartien.. dass die Fettsauren tien zeigten.. die Menge. Pankreasnekrose. zur Nekrose fuhren.. durch. des Pankreas. der Hunden. Pelkan und Allen. bei akuter. und. im Blut enthaltenen. xische Seifen entstehen, die das Pankreasgewebe. durch. Nakagawa.. konnte der Verf. in dem bei der. eine betrachtliohe. Vermehung. der Festsauren. (Autoreferate.). 178.

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