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論文内容要旨(乙)

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Academic year: 2021

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論文内容要旨(乙)

論文題名 第一世代薬剤溶出性ステント再狭窄への薬剤溶出性ステント再 植え込みの成績:第一世代と第二世代薬剤溶出性ステントでの比較

The Journal of Invasive Cardiology 2012 Nov;24(11):574-8.

医学研究科 内科系 内科学(循環器内科学分野)専攻 氏名 山下賢之介 印

目的

第一世代の薬剤溶出性ステントの再狭窄病変に対する第二世代薬剤溶出 性ステント留置の有効性と安全性について検討した。

背景

第二世代薬剤溶出性ステントであるエベロリムス溶出性ステントは、新規 病変での有効性は知られているが、薬剤溶出性ステント再狭窄病変に対す る有効性については不明である。

方法

2005 年 2 月から 2010 年 12 月の期間に昭和大学横浜市北部病院心臓血管 カテーテル室にて治療を行った 1536 症例から、第一世代薬剤溶出性ステ ントの再狭窄病変に対して追加で経皮的冠動脈ステント留置術を再施行 した 145 症例を検討した。その中で、93 症例は第一世代薬剤溶出性ステ ントの再留置を行い、52 症例は第二世代薬剤溶出性ステントを留置して いる。観察期間は各々37.8±16.7 ヶ月、13.8±2.1 ヶ月であった。比較項 目としては、8 ヶ月後のステント内腔の晩期損失、再狭窄率、心血管イベ ントの有無としている。

結果

両群における臨床的背景、冠動脈造影所見については有意な差は認められ なかった。確認冠動脈造影時、ステント内腔の晩期損失 (026 ± 0.31mm vs 0.58 ± 0.61mm; p=0.01)、再狭窄率 (2.6% vs 16.7%; p=0.03)、再血

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行再建施行率 (1.9% vs 11.8%; log-rank=0.04)と第二世代溶出性ステン ト使用群で有意に低い値を示した。観察期間では両群共にステント血栓症 の発症はなかった。また、観察期間において、主要心血管イベント (心筋 梗塞、脳卒中、死亡)の発症率は両群で差はなかった。多変量解析におい て、第一世代の薬剤溶出性ステントの再使用が再血行再建術の唯一の予測 因子 (odds ratio, 2.78; 95%信頼期間, 1.22-5.43; p=0.03)という結果 が得られた。

結語

薬剤溶出性ステント留置後のステント内再狭窄に対して、第一世代薬剤溶 出性ステントと比して第二世代薬剤溶出性ステントの再留置は、内腔の晩 期損失、再狭窄率、再血行再建率の低減に有用である。

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