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無 カ タ ラ ー ゼ 血 液 症 に 於 る カ タ ラ ー ゼ 量 ペ ル

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Academic year: 2022

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(1)616. 153. 1:. 577. 158. 7. 無 カ タ ラ ー ゼ 血 液 症 に 於 る カ タ ラ ー ゼ 量 ペ ル. オ キ. シ ダ ー ゼ 量 並. に 家 鴨 ,鵞. 鳥,. 鳩 に 於 る カ タ ラ ー ゼ 量 に 就 て 第. 三. 編. 無 カ タ ラー ゼ血 液 症 血 液 ベ ル オ キ シダ ー ゼ に 就 て 岡 山 大 学 医 学 部 耳 鼻 咽 喉 科 教 室 (主 任:高. 三. 原. 〔昭 和31年10月20日. 目 第一 章. 緒. 第二章. 測定 方 法並 に 測定 材 料. 第一 節. 言. Mc.. 伸 受稿 〕. 次 第三 節. Junkin氏. Peroxydase反 第二 節. 原 教 授). 変 法 に よる 応. Bach‑Zubkowa氏 Peroxydase測. 法 に よる 定法. 第三章. 測定 材 料 測定 成 績. 第一節. Peroxydase反. 応成 績. 第 二節. Peroxydase測. 定成績. 第 四章. 考. 按. 第五章. 結. 語. 〔ペ 〕 の 生 体 内 に 於 る意 義 並 に そ の 消 長 に 第一 章. 緒. 言. 就 て 既 往 の 研 究 の 跡 を 尋 ね て み るに,大. 本 症 に 就 て カ タ ラ ー ゼ(以 下 単 に 〔カ〕 と. 於 て 血液 内. 体に. 〔カ〕 の 消 長 と同 一 の経 過 を 辿 つ. 称 す)以 外 の 体 内 酸 化 酵 素 の 動 静 を 探 索 す る. て い る様 で あ る.例 え ば 岡 田 氏 に 依 れ ば ビ タ. 目的 で ベ ル オ キ シ ダ ー ゼ(以 下 単 に 〔ペ 〕 と. ミ ンBの 鼠 血 液 中 〔カ〕 〔ペ 〕 に 及 ぼ す 影 響. 称 す)を 選 び,そ. に 就 て,ビ. の 血 液 内 〔ペ〕 反 応 の 出 現. タ ミ ンBと. 〔カ〕 〔ペ〕 の 増 減 は. 或 は そ の強 弱 の 究 明 を 行 い 又 そ の 血 液 内 〔ペ〕. 一 致 す る と結 論 を 出 し て お り,又 同 氏 は 慢 性. 量 測 定 を 行 う事 は 有 意 義 の 手 段 で あ る と思 い. 飢 餓 の血 液. 実施 した.. 白 鼠 に 於 て 測 定 を 行 い,〔 カ〕 数 と 〔 ペ〕 数. 抑 々本 酵 素 は 炭 素 結 合 分 解 酵 素 の 中 の 鉄 を. 〔カ〕 〔ペ 〕 に 及 ぼ す 影 響 に 就 て. とが 略 々 同様 の 消 長 を して い る と述 べ て い る.. 持 つ酸 化 酵 素 と し て 〔カ〕と同 じ分 類 に 含 め ら. 又 土 田氏 は イ オン化空 気 浴 の家 兎 血液 内 酵 素. れ て い る重 要 な る酵 素 で あ り,〔カ〕が 過 酸 化. 量 に 及 ぼ す 影 響 に 就 て 測 定 した 結 果,や. 水素 を分 解 してH2O+O2に. 〔カ〕 と 〔ペ〕 は 同 様 の消 長 を 辿 つ て い る事. 分 解 す る の に 対 し,. は り. 〔ペ〕 は過 酸 化 物 か ら 酸 素 を 賦 活 して 活 性 と. を 報 告 し て い る.又. な し(H2O2→O+H2O)受. セ ドー 氏 病 の レ線 療 法 の経 過 中 に 於 る 〔カ〕. 酸 素 物 に運 ぶ 酵素. 田 中 氏 は 甲状 腺 腫 竝 に バ. で あ る.そ の分 布 に 就 て は 本 酵 素 は 広 く動 植. 〔ペ〕 の 消 長 を 検 索 し,之 等 疾 病 で は. 物 中 に 存 し,動 物 で は 主 と し て 白血 球 中 に あ. 〔ペ〕 共 に 増 加 し て い る 事 を 認 め,此. り,そ の 他 で は 骨 髄,体. 液,乳. 汁 中 に も存 し,. 〔カ〕 等疾病. の レ線 治 療 に よ り症 候 の 軽 快 と共 に 〔カ〕. 青 酸 等 に 非 常 に 鋭 敏 に 抑 制 さ れ る点 も 〔カ〕. 〔ペ〕 共 に 下 降 し て ゆ く 事 を 報 告 し て い る.. と類似 して い る.. 茲 に 於 て 本 症 で は 血 中 〔カ〕 が 殆 ん ど缺 除 に.

(2) 2186. 三. 近 い 状 態 で あ る の で,同 素た る. 原. じ鉄 を 有 す る酸 化 酵. 〔ペ 〕 の 消 長 を 究 明 す る 事 は 興 味 深 い. も の と 考 え ら れ る.. 伸. 等 し き 密 閉 管 に 入 れ た 色 と 比 較 す る方 法 で あ る.酸. 化 せ るGuajakolの. 間 が 経 つ と 褪 色 を 来 す 為, つ て5%. 第二 章. 測 定 方 法並 に 測 定 材 料. 第一 節. Mc.. Junkin氏. 変法による. 〔ペ 〕. 反応 1). ン0.1gオ. チ ー ル ア ル コ ー ル(メ 溜 水5.0cc)25ccに. キ ン ドー ル2滴. タ. ペ ンチ ジ. を加 え褐色 瓶に 貯. え た も の で 時 々 新 調 を 要 す る. 2). 間 密 閉 し,更. に 蒸 溜 水20滴. を. を追加 し. 軽 く振 盪 し 乍 ら3分. 間 後 水 洗 乾 燥 を 行 う,次. で ギ ム ザ 稀 釈 液(蒸. 溜 水1cc+ギ. 1.5滴)に. て 後 染 色10〜15分. 第二 節. 行 い 水 洗 す る. 法 による. Willstaetter. u. Stoll氏. Smirnow氏. のPyrogallol酸. Chodat氏. に よ るPyrogallol酸. のPyrogallol酸. 化 法,. Bach‑. 化 法,佐. 藤,. 者 は操 作 の簡 単 な る こ とと正確 な のGuajakol酸. 化法. を 選 び 実 施 し た. こ の 方 法 はGuajakolの. 酸 化 に よる比色 定. 量 法 で あ る. Guajakol. C7 H8. 水80ccに. O2は. 加 に よ つ て 酸 化 さ れ ず,又. の水 溶. で 標 準 管 の 色 調 を1.0, 3.5,. 4.0,. 4.5,. 2.0,. 2.5,. 5.0の 如 くに す る.両 に過 剰 の. ばGuajakolは 化 す る.稀. 1.5,. 3.0, 氏にょ. 〔ペ 〕 が 存 在 す れ. 相 当 す る酸 化 生 成 物 に 全 部 変 釈 血 液1ccがGuajakolを. 酸化 す る.. 標 準 管 を 検 査 す る に は0.05mgよ 過剰の. り段 々 〔ペ 〕 に て. 完 全 に 酸 化 せ し め 之 を 標 準 管 と此 較 し,若. 管 の 標 準 液 の 色 よ り強 い 時 はGuajakol溶 にBiurettよ に す る.此. し. 液 の色 が 夫 に 相 当 す る. り水 を 加 え て2溶. 液. 液 の色 を 同 一. 稀 釈 す る に 用 い た 液 量 か ら標 準 管. 例. 有量 を. 今 標 準 管 Ι の 色 と 酸 化 せ るGuajakol. 0.05mgを. 含 む 溶 液 の 色 と を 同 一 に す る 為 に,. 後 者 に 水1.5ccを. 加 え た と す る と, 0.05×. 10/ 10+1.5=0.043mgの 10cc中. 酸 化 せ るGuajakolを. に溶 か して い る 溶 液 の 色 が標準 管 Ι. の 色 に 相 当 す る.〔 ペ 〕 を 定 量 す る に は 可 検 液(酵. 素 液1cc,. 0.1%. Guajakol液1cc)の. 〔ペ 〕 の 作 用 に よ. の 標 準 管 の 色 と 同 一 に す る.. 可 溶 性 で あつ. 法 に よ つ て0.05mgを. 第 三節 1). り. 例)の. を 加 えて其次位. 測定 材料. 〔ペ 〕 反 応 に は 本 症1家. 系 全 症 例(4. 耳 朶 よ り採 血 せ る 血 液 を 以 て 塗 沫 標 本. を 作 製 し 染 色 鏡 検 し た.. 優 つ て い る. 測 定 方 法 は1000倍. 0.05mg. を 含 有 し て い る も の に 相 当 す る 様 に す る.次. 色 を 標 準 管 の 色 と 比 較 し,水. も 比 較 定 量 し 得 ら れ る 点 がPyrogallolよ. 水7ccと. 標 準 液 を 稀 釈 して 最 低 濃 度. 過 酸 化 水 素 の添. つ て 生 ず るTetra‑Guajakolは Bach‑Zubkowa氏. 類 黄色 澄. 溶 け,そ. 液 は 長 期 間 保 存 し 得 ら れ,且. Guajakol液1cc,. 標 準 液 と す る.此. に 酸 化 せ るGuajakol. を. 計 算 す る 訳 で あ る. の. 酸 化 法 等 色 々 の方 法 が. る 点 でBach‑Zubkowa氏. て,. 加 え た る 溶 液 を 用 い,之. の 色 に 相 当 す る 酸 化 せ るGuajakol含. Bach‑Zubkowa氏. Willstatter‑Weber氏. Leucomala̲??̲hit‑Gruenの. ち 化 法,. 化 法,. 関 谷 氏 に よ る 硫 酸 銅 液 法,. 明 油 液 で1ccは. (NO3)2液50ccに. 酸 化 せ るGuajakol溶. 〔ペ 〕 定 量 法 に は 各 種 の 方 法 が あ る,即. 従. 約1.2ccを10%CO. に 量 を 増 し たGuajakolを. 〔ペ 〕. 測定 法. あ る が,著. O7液. Engelhardtに. す る 量 を 以 てPeroxydase‑Zahlと. ムザ原 液. Bach‑Zubkowa氏. のGuajakol酸. Cr2. れ ば 混 液10cc中. 方 法 は 血 液 塗 沫 標 本 に 上 記 試 薬10滴. 加 え30秒. K2. の 管 が10cc中. 試 薬 は80%メ. ノ ー ル20.0cc+蒸. 液 は不 安 定 にて時. 2). 稀 釈 血 液1ccを0.1% 1%過. 酸 化 水 素 液1cc及. 共 に 試 験 管 に 入 れ,室. び. 温 に 放 置 し,. 〔ペ 〕 定 量 に は Ι)と. 系 全 症 例 に 就 て 耳 朶 よ り血 液0.02cc採 之 を 蒸 溜 水20ccに. 30分 後 に 生 ず る 色 を 標 準 液 の 色 と比 色 す る.. を 作 り,之. 即 ち 種 々 の 濃 度 の 標 準 液10cc宛. し 測 定 を 行 つ た.尚. を大 い さ厚 さ. 同 様 に 本 症1家. 溶 血 さ せ た1000倍. 取 し, 稀釈液. を 測 定 材 料 た る 酵 素 液 と して 使 用 直 ち に 測 定 出来 な い 場 合.

(3) 無 カ タ ラ ー ゼ 血 液 症 に 於 る カ タ ラ ー ゼ 量,ペ. は氷 室 に 容 れ,後. 必要 に応 じて取 出 し測定 を. 行 つ た.又 測 定 時 同 時 に 赤 血 球 数,白 Hb量. の 測 定 の 為,耳. 血球 数. 朶 よ り採 血 した.測. 定. ル オ キシ ダー ゼ量並 に … …云 々. 2187. 判 定 され る 血 球 原 形 質 内 の 黄 褐 色 顆 粒 の 出現 は 正 常 人 の 場 合 と比 較 し,略. 々 同 程 度 と認 め. て 差 支 え な い と思 う.即 ち 好 酸 球 の 場 合 を 比. 時 に は常 に 〔 ペ〕数 既 知 の正常 人 を 対照 とし. 較 し て み る に,本. 症並 に正常 人 の何 れ の好 酸. て同 時 に 測 定 し た.. 球 も例 外 な く黄 褐 色 顆 粒 が 核 以 外 の 原 形 質 の 全 領 野 に 隙 間 な く充 満 し て い る事 が 認 め ら れ. 第三章 第 一節. 測 定 成 績. 〔ペ 〕 反 応 成 績(Mc.. る.次 に 好 中 球 の 場 合 に 於 て も 黄 褐 色 顆 粒 の 出 現 の 程 度 は 正 常 人 の そ れ と比 較 し 著 し い 相. Junkin. 違 は 認 め られ な い.こ. 氏 変 法) 本 症1家. 系 全 症 例(4例)の. 観 察 す る に,. Mc. Junkin氏. 〔ペ 〕 反 応 を 変 法 に よ り陽 性 と. の 点 に 就 て 第1表. を作. 製 し,好 中 球 原 形 質 全 領 野 に 黄 褐 色 顆 粒 の 出 現 せ る もの を Ι 型 と し,好. 中 球 原形 質 の 約. 第1表. 3/4の 領 野 に 黄 褐 色 顆 粒 の 出 現 せ る もの を Ⅱ. 反 応 は 非 常 に 弱 く,成 書 に 依 れ ば 単 球 は 一 部. 型 とし, 1/2の. 陽 性 を 示 す も の あ り と記 せ られ て お り,こ の. 領 野 に陽 性顆 粒 の 出現 せ る も. のを Ⅲ 型 と し, 1/4の Ⅳ 型 と した,好. 領 野 に 出 現 せ る もの を. 酸 球 を Ⅴ 型 と し,単 球 並 に 移. 行 型 に 於 て顆 粒 出現 の な い も の を Ⅵ 型 と し, 僅 か で も出 現 せ る も の を Ⅶ 型 と し,以 上7型 に就 て 本 症1家. 系 の 全 症 例4名. 合 との比 較 を 行 つ た.各. 場 合 も同 様 に 正 常 人 とは 極 く僅 か 低 い%に 性 を 示 し て い る が,反. 100ヶ を 算 定 し,そ の 各 型 に 於 る 百 分 率 を 第. 応 そ の ものは弱 い もの. で あ る. 第二 節. と正 常 人 の 場. 例 に 就 て上 記血 球. 陽. 〔ペ〕 測 定 成 績(Bach‑Zubkowa 氏 法). 本 症1家. 系 全 症 例(4名)に. 就 て耳朶 よ り. 採 取 せ る血 液 の 〔ペ 〕 定 量 を 行 い,そ. の 測定. 1表 に 示 した. この 第1表. によ り 〔 ペ 〕 反 応 陽 性 の強 弱 を. 推 定 し て み る に,本 症 と正 常 人 と の 間 に 著 し い相 違 は 見 出 せ な か つ た .即 ち 先 づ 本 症 と正 常 人 との好 中 球 〔ペ〕 反 応 を 比 較 して み る に , 本症 で は Ⅱ型 が0.25%, 不 して い るが,. Ⅲ 型 が5%多. Ι型 Ⅳ 型 が 各 々1 .6%,. い値 を 1.7%. 少い値 で あ る の で 恰 も互 に 補 い 合 つ た 数 値 を 示 して い て,好. 中 球 に 就 て の両 者 の 反 応 の差. は少 い.好 酸 球 に 於 て は 前 述 の 如 く 〔ペ〕 反 応 ば最 も強 く,本 症 と正 常 人 と の 間 に 差 は 認 められ な い .単 球 並 に 移 行 型 に 就 て は 〔 ペ〕. 値 を 第 二 表 に 示 した. 本 症 のPeroxydase 最 大 値0.159を. Zahlは. 示 し,平. 第. 最 低0.137よ. 均 値 は0.144で. 二. 表. あ る.. り.

(4) 2188. 三. 著 者 の 行 つ た 正 常 人 のPeroxydase 測 定 値 は0.148で 比 較 し,殆. 原. Zahl平. あ り,本 症4例. 均. の平均 値 と. ん ど差 は 認 め られ な い.換 言 す れ. ば本 症 血液. 〔ペ〕 は 正 常 人 と同 様 の 含 有 量 を. 測 定 に 際 し て は 同 時 に 赤 血 球 数,白 ヘ モ グ ロ ビ ン量 の 測 定 を 行 い,何. 場 合 と2cc用. に 就 て 行 い,測 定 は1症. 血 球 数,. れ も正 常 範. 囲 内 で あ る事 を 確 め て い る.又1000倍. 於 て最 小2回. 稀 釈血. い た 場 合 とを 各 例 例 に就 て同一 血 液 に. よ り最 大8回 宛 測 定 を 行 つ(得. た 値 で あ る.尚1年. の 中 Ⅲ 月 Ⅵ 月Ⅶ 月〓 月 の. 各 月に 測 定 を 行 い,そ. 均 値0.148と した.文. の都 度 同 時に 正常 人血. 液 に 就 て 測 定 を 行 つ た が,何. れ の 時 期 に も正. 常 人 の 場 合 と略 々 同 様 な結 果 を 得 た.上 何 れ の 時 期 に も本 症4例. 記の. 何 れ も非 発病 期 で あ. り,発 病 期 に 於 け る測 定 が 行 へ な か つ た の は 遺 憾 で あ つ た.. 比 較 し殆 ん ど差 の な い 事 を 確 認. 献 に依 れ ば 〔ベ〕 量 変 動 に 関 しては. 土 田 氏 は 正 常 家 兎1日 低4%で 13%最. 示 し て い る と云 へ る.. 液 を1ccの. 伸. あ る と報 じ,高 岡 氏 は 犬 に 於 て最 高 低2%で. 変 動 値 か ら考 察 し て も本 症 例 と正 常 者 の 〔ペ 〕 量 の 差 は 問 題 に な ら な い 位 に 微 小 で あ る と云 い 得 る 訳 で あ る.尚 正 常 者 のPeroxydase‑Zahl 0.160内. 外 との 報 告 が あ るが,著. は そ の 約7.5%低 出 た.こ. 者 の場合で. い 値 で あ る0.148と い う値 が. の値 は 本 症 と同 時 に 測 定 した 正 常. 人 〔ペ〕 の 平 均 値 で あ り,同 じ測定 試 薬 と測 定 手 技 に よ る値 で あ る の で,本 症 例 と比 較 す る の に 最 も妥 当で あ る と考 え,こ. の値 を 使 用. した 次 第 で あ る. 既 に 緒 言 に 於 て 記 載 した 如 く,生 体 内 〔カ〕 と 〔ペ〕 の 消 長 は 岡 田 氏,土. 様 で あ る.然. 法)並. あ る と報 告 し て い る.此 等 の. 田 氏,田. 中氏 に. 依 つ て も両 者 は 大 体 同 一 の経 過 を 辿 つ て い る. 第四章 本 症 の血 液. 中 の 変 動 は 最 高16%最. 考. 按. 〔ペ〕 反 応(Mc.. るに本 症 に於 ては 既 に第一編 に. 於 て述 べ た 如 く血 液. Junkin氏. に 〔ペ 〕 測 定(Bach‑Zubkowa氏. 変 法). 〔カ〕 量 が 非 常 に 極 微 小. 量 で あ る の に 反 し,〔 ペ〕 量 は 正 常 人 と殆 ん ど差 を 認 め 得 な い 程 度 に 存 し て い る事 実 は注 目す べ き事 で あ る.こ の 点 に 就 て は 本 症 の如. を 行 い,前 述 の 結 果 を 得 た. 〔 ペ 〕 反 応 に 就 て み るに 本 反 応 は 成 書. き 〔カ〕 含 有 量 の 特 異 な 場 合 に於 る 〔ペ〕 量. に 記 載 さ れ て い る如 く,骨 髄 系 細 胞 は 陽 性 を. と云 う事 に な る と全 然 未 知 の 新 事 態 に 遭 遇 し. 示 し,リ. 直 面 した 事 に な り,そ の 結 果 も同 様 に 予 想 し. 先づ. ン パ 系 細 胞 は 陰 性 を 示 す もの で あ り,. 単 球 は 一 部 陽 性 を 示 す も の もあ る.本 症 の. 得 な い 事 で あ る か ら で あ ろ う.尚 体 内 の他 の. 〔ペ〕 反 応 陽 性 顆 粒 の 出 現 の 程 度 を 正 常 人 と. 酸 化 酵 素 例 え は チ トク ロー ム オ キ シ ダ ー ゼ,. 比 較 し て み る に,前 述 の如 く好 酸 球,好. 中球,. コ ハ ク酸 酸 化 酵 素 等 に 就 て の 測 定 も必 要 に な. 単 球 の 何 れ の 血 球 も正 常 人 と殆 ん ど相 違 を 見. るが,之 等 に 就 て の研 究 は 教 室 に 於 て 進 め ら. 出 し得 な か つ た.即. れ て い る.. ち 黄褐 色顆 粒 が 原形 質 全. 体 に対 して 占 めて い る面積 を 以 て本 反応 の強. 本 症 の 〔ペ〕 測 定 結 果 に よ り本 症 の 〔カ〕. 度 の 尺 度 と し, 7型 に 分 類 し比 較 を 行 つ た が. 量 が 特 異 で あ る原 因 に は,少. 著 しい 差 は 認 め られ な か つ た.尚. 黄褐 色 顆 粒. 成 に 関 与 す る 因 子 は 全 然 影 響 して い な い だ ろ. の 各 個 々 の 色 の 濃 淡 に 就 て も同 様 に 差 は 認 め. う とい う事 が 云 い 得 る し,血 液 内 に 〔 ペ〕 が. られ な か つ た.此 等 の 事 実 を 以 て 直 ち に 〔ペ〕. 正 常 量 に 存 在 す る事 か ら,〔 カ〕 〔ペ〕 共通 の. の 量 を 云 々 す る 事 は 出 来 な い が,少. 阻 害 因 子 の 抑 制 は 受 け て い な い とい う事 も事. くと も. 〔ペ〕 反 応 の 強 さ は 正 常 人 と殆 ん ど差 が な い と い う事 は 云 い 得 る と思 う.. くと も 〔ペ〕 生. 実 で あ る.. 第五章. 結. 語. 次に 〔 ペ 〕 測 定 に 就 て は 第 二 表 に 示 す 如 く, 本 症1家 0.159最. 系 全 症 例 のPeroxydase‑Zahl最 小0.137平. 大. 均0.144で あ り,正 常 人 平. 本 症 の 血 液 〔ペ〕 反 応 並 に 血 液 〔ペ〕 量 の 測 定 を 行 い 次 の 結 果 を 得 た..

(5) 無 カ タ ラ ー ゼ 血 液 症 に 於 る カ タ ラ ー ゼ 量,ペ. 1). め な か つ た.. 性顆 粒 の 出現程 度を 正常. 稿 を終 るに臨 み御 懇 篤な る御 指 導御校 閲 を賜つ た. 人 と比 較 し殆 ん ど差 違 の な い 事 を 認 め た. 2). 恩師 高原敎 授に対 し衷心 よ り感 謝の意 を表 す る。. 本 症 の 血 液 〔ペ〕 量 をBach‑Zubkowa. 主 1). 高 原,宮. 2). S.. 本:. 耳 鼻 咽 喉 科,. Takahara:. 21,. Lancet.. No.. Dec.. 2,. 6,. 要. 文. S.. Takahara:. Vol. 7,. Pro.. 27,. No.. 1952.. 6,. Japan.. 1951.. No. III,. Acad.,. No.. II,. Vol. 28.. No.. Vol.. No.. Dixon:. Multi‑enzyme. 田 義 治 訳,納. I,. 28,. 10,. M.. 1101,. 1952. 3). 献. 11). 1949.. P.. 2189. 氏 法 に よ り測 定 し,正 常 人 と比 較 し差 違 を 認. 本 症 の 血 液 〔ペ 〕 反 応 をmc. Junkin氏. 変法 に よ り行 い,陽. ル オキシ ダ ー ゼ量並 に … …云 々. No.. Systems. 1954.尾. 田 書 店.. 12). 土 田:. 北 海 道 医 学 雑 誌,. 16年. 前,. 13). 田 中:. 名 古 屋 医 学 会 雑 誌,. 14). 藤 田:. 医 学 生 物 学 研 究 領 域 に 於 け る 検 圧 計 とそ. 45,. No. No.. 6, (昭13). 1,. の 応 用.. 1952.. 4). 高 原:. 岡 山 医 学 会 雑 誌,. 63,. No.. 1,. 1951.. 15). 越 智:. 北 海 道 医 学 雑 誌,第6年,. 5). 宮 本:. 岡 山 医 学 会 雑 誌,. 64,. No.. 4,. 1952.. 16). 岡 田:. 児 科 雑 誌,. 6). A.. Fujita. 17). 日 野:. 酵 素 化 学 の 進 歩(カ. タ ラ ー ゼ). 20,. 1930.. 18). 野 崎:. 朝 鮮 医 学 雑 誌,. No.. 1921.. 19). 大 谷:. 実 験 酵 素 化 学.. 259,. 20). Kozoo. Kaziro,. und. 7). Bach‑Zubkowa.. 8). K.. G.. T.. Kodama:. Bioch.. Bioch,. Stern. Z.. Z.. 125,. Physiol,. Z.. 288,. chem.. 232,. 204,. 1932. 9). mura. Stern. u.. Batteli:. Ergebnisse. d.. Phys.. H.. Nakamura,. M.. Yoshiya,. G.. Kikuchi:. Proc.. K.. Japan. Kaziro 28,. 425,. die. Entdeckung. 12. Kikuchi. (昭3).. (昭 4).. Heizoo. Yoshiya. Die. Funktion. Naka. Frage der. Organiamua. einer. 6,. (昭 10).. 19,. physiologischen menschlichen. No.. 1413. Goroo. Masaru. im and. Acad.,. und. der. 10,. 1910. 10). (昭12).. nach. Katalase Notiz. Konstitutions. uber. anomalie. "Anenzymiacatalasea", Jg. 85, Nr. 9‑10/. 59. 1952.. (1952). Oto‑rhino‑laryngological. Quantity and. of. Department,. Catalase. Quantity. of. and. Ⅲ.. University. Peroxydase. Catalase. Part. Okayama. in. in. Wild. of. Acatalasemia. School.. Acatalasemia. duck,. Quantity. Medical. Goose. Peroxydase. Cases and. Pigeon.. in. Cases.. By. Shin. I using. performed. Junkin's. method.. 1). Quantity. 2). Peroxydase. ison. the. quantitative. Bach‑Zubkowa's. with. that. method, Obtained of. reaction of. normal. estimation and. peroxydase. results. peroxydase. of of. person's. Mihara,. M.. of. peroxydase. reaction. were. as. follows:. blood. in. acatalasemia. blood. in. blood.. acatalasemia. D.. in. of. were cases. blood. blood. of. were. almost were. acatalasemia. tested. equal almost. cases,. according. to the. to. normal same. persons. in. compar. Mc.

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