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編集後記・次号予告

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Academic year: 2021

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687 次号予告(第55巻・第10号) 原 著 養育行動が 4 か月児の睡眠,母親の睡眠と健康に 及ぼす影響の検討………羽山順子,他 双生児の「こころ」の発達 Twin language に対する介入の意義 ………林 知里,他 資 料 保健師によるソーシャルキャピタルの地区評価 ………埴淵知哉,他 連 載 運動・身体活動と公衆衛生8………岡浩一郎 わが国の結核対策の現状と課題2………島尾忠男 21世紀の地域保健2………尾島俊之

『2007年版 インフルエンザの予防と対策』

米国疾病管理センター(CDC)予防接種諮問委員会(ACIP)勧告

インフルエンザ対策のガイドラインとして世界中で参考にされている,米国疾病

管理センターの予防接種諮問委員会の勧告(2007年版)を翻訳したものです

(2005年版,2006年版も既刊行)。

     廣田良夫 葛西健 監修 B5 判 123頁 定価 本体1,200円(税別) ISBN978–4–8192–0201–5 平成20年 1 月31日発行 〈目次〉 ○インフルエンザワクチンの有効性と安全性 ○2007/08シーズンにおける 3 価不活化ワクチンおよび弱毒生ワクチンの使用に 関する勧告 ○特定集団の予防接種に関する追加情報 ○ワクチン接種の実施と接種計画に関する勧告 ○インフルエンザワクチンに関する研究と勧告の将来方向 ○季節性インフルエンザワクチンと鳥インフルエンザ ○季節性インフルエンザに対する抗ウイルス薬の使用に関する勧告 ○インフルエンザおよびサーベイランスに関する情報源 ○ワクチン接種後に生じた有害事象の報告 ○抗ウイルス薬投与後に生じた重篤な有害事象の報告 ○特定集団におけるインフルエンザ感染対策の追加情報 ○参考文献

発行所

財団法人 日本公衆衛生協会

160–0022 東京都新宿区新宿1–29–8 TEL 03–3352–4281 FAX 03–3352–4605 HP http://www.jpha.or.jp e-mail info@jpha.or.jp

687 第55巻 日本公衛誌 第 9 号 2008年 9 月15日 本号も重要な論文が載っていますので是非お読みくだ さい。まず国民の健康と安全を守る公衆衛生活動保健の 専門家,日本の保健師に必要とされる基本的コンピテン シー(専門能力)を測定する評価尺度の信頼性と妥当性 を検討した結果がまとめられている。今後,現場で参考 になりそうです。また資料として「大学敷地内禁煙」導 入により,医学生の喫煙率が実施前の36.0%から25.6% に下がり,喫煙に対する意識も向上したとの報告が掲載 されています。我が国では,いまだ喫煙率は高く,2007 年 JT 全国喫煙者率調査によれば一般市民は男40.2%, 女12.7%に上ります。(男女合わせての比率で書く人が いますが,日本の男性喫煙率が突出している実態を覆い 隠す数字で,日本の喫煙対策には役立たないように思え ます)。一方,最近2008年 EU 諸国から食堂などを含め て家庭の中以外の施設は全面禁煙の法制度化が進み,効 果として特に非喫煙者の passive smoking による汚染が 劇的に減少しているとの報告が Lancet などにも相次い でいます。特に学童の尿中ニコチンレベルも法施行前と は有意に異なると報告されている。日本ではまだまだ喫 煙対策が必要なことがわかる。「民生委員からみた家庭 内での高齢者虐待の現状」は公衆衛生の専門家と地域の 民生委員の連携が重要であることを示し,今後の公衆衛 生活動への示唆に富みます。最後にひとこと。最近,台 湾に招かれ,シックハウス症候群の現状について 3 つの 大学で講演をしてきました。日本の室内環境の研究に非 常に関心をもっておられ,情報交換を希望されていま す。海外,特にアジア地域との公衆衛生活動や研究の交 流に日本公衆衛生誌が役割をはたす役割が大きいと思い ます。生活の仕方,食べ物などの習慣も欧米よりはずっ と近い親戚筋のような国々ですので。今後よろしくご検 討をお願いしたく思います。 (岸 玲子)

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