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自分で判断することの大切さに気づいていく

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Academic year: 2021

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自分で判断することの大切さに気づいていく

− 5年2組『本当のことは報道できるの?』の実践から−

白 鳥 かつら

1.教材に込めたもの

子どもたちはテレビの人気番組で紹介された情報を、実際に自分で試したり、新聞係を作って主な 記事を自分なりにコメントを入れながら紹介したりしてい′る。情報を自分たちの生活に取り入れよう とする子どもたちの姿から、事実とは何かを考え、情報を自分で判断していこうとすることが期待で きると思った。また子どもたちは、前教材『酪農に生きるMさんから見えてくるもの』で、最後には 廃用乳として処分しなければならない牛を、丹精こめて世話するMさんに、プロとしての厳しさや情 熱を感じた。Mさんの生き様に心を寄せていく子どもたちの姿から、私は、事象を自分と重ね合わせ て見ていく子どもたちであると感じた。そんな子どもたちに、自分の仕事を常に視聴率によって問わ れながら、社会事象をさまざまな視点から鋭く見つめ、どのように報道するかの判断を迫られる番組 プロデューサーSさんとの出会いを設定したいと考えた。厳しい状況の中で、苦悩しながらもプロと して決断していくSさんの姿にふれた子どもたちは、きっと心を寄せていくに違いない。そうした中 で、報道から得る情報に対するこれまでの自分の受け止め方を見っめ、自分ならどう考えるのかと、

自分なりに判断していこうとする姿を願い、『本当に正しく報道できるの?』を出会わせた。

、、、く      ■Ⅶ尭>

鍵脚絆嘩

\    \

、モ、、欝∴ 人雪  子どもたちに身近な話題を扱う地元放送局の情報番組を見せ

攣讐慧 ると、自分たちが知っている場所が実際より素敵に紹介されて

\   ミ

いることから、子どもたちは「番組で報道されている情報は本 当に信用できるのか」という疑問を感じる。生放送が目の前で 遡行していく様子を見学した子どもたちは、やり直しができな

い厳しさも肌で感じていく。自分の判断を大切にしたいという Sさんの話に心を寄せていきながらも、番組で報道された情報 くSさんに質問する子どもたち〉  の信頼性を自分自身で確かめたいと考え、調査活動を始める。

子どもたちは、番組で紹介された店の人へのインタビューや視聴者への/アンケートなどの調査活動 で事実を蓄えていくと、テ}どで報道される情報に対する受け止め方が人それぞれであるちとから、

「番組で紹介していることは信用できるのか」を話し合っていく。その中で、「事実を本当に正しく報 道することはできるのか」という新たな疑問をいだく。このことを明らかにするため、日頃は情報の 受信者である子どもたちに、Sさんがどう報道するか迷ったという特集をもとに、発信者の立場に立っ

て報道の仕方を考えていく場を設定する。そこでは事実を伝える報道の使命を熱く語るSさんの姿に、

報道したい内容と取材される側の人の気持ちが∵致するとは限らない中で「どう報道するか」を判断 しなければならない苦悩を感じていく。子どもたちも発信者の立場に立って「自分ならどう報道する か」と考えていくことにより、異なる友達の意見にふれながら「本当に自分は正しく報道しているのか」

とふり返る。子どもたちは、報道の責任を大切にするのか、取材される人の気持ちを思いやることを 大切にするのかと思い悩んでいく子とになる。自分は何を大切にし、判断していくのかを考える中で、

子どもたちは正しく報道するとは、事実とは何かと改めて考え、情報に対する自分のこれまでの見方 や感じ方、考え方を見つめていく。こうしたことを通して、子どもたちが情報をどう受け止めるのか、

自分で判断していこうとする姿を願った。

2.R男君のとらえと願い

アメリカ同時多発テロ事件から1年が過った9月、R男君はアフガニスタンの子どものことも考え

ながら「平和な世界にしていきたい」と日記に書いた。私は、彼が同じ子どもとして戦火にあえぐ子

どもの気持ちを理解し、自分のことのように受け止める姿に、人を思いやる温かな優しさを感じた。

(2)

また、多くの子がテロの犠牲者やその家族のことを考える中、彼が友達とは違った視点からの報道に 目を向けたことに、事実への見方の広さを感じた。『酪農に生きるMさんから見えてくるもの』で、

朝4時から牛の世話をするというMさんの話を聞いた彼は自分と重ね合わせ、Mさんの仕事にかける 情熱を感じとっていった。彼自身も日頃からみんなの役に立っ仕事をしたいと心がけたり、陸上競技 の練習と勉強との両立のために目標や課題に対して誠実に取り組み、大変な努力をしたりしている。

そんな彼に、自分自身のもっ優しさや努力していること、事実への見方の広さを自覚してほしいと思っ た。そのことは自分のよさに気づき、自らの可能性を広げることにつながると考えたからだ。

いろいろなことに誠実に取り組む彼だけに、本教材でも疑問に思ったことについて自分なりにしっ か、りと調査活動をしながら確かめていく。また普段から友達の意見を受け入れ、その思いも大切にし ようとする彼であるので、自分とは異なる考えをもっ友達や、プロとして自分の仕事に情熱をかける 姿に心を寄せていくSさんと自分の考えとの間で、どれが正しいのかと迷っていく。調査活動で得た 事実をもとに、自分と友達の考えとの間を行き来しながらも、彼が自分なりに考えて判断していける

ことを期待した。私は、彼が何を見つめ、どう思い悩んでいくのかをとらえ、彼が判断していくこと を支えたいと思った。そうした中で、彼が友達の意見を大切にしながらも、自分自身が考えたことに

自信をもって判断することができるのではないかと構想した。

3.自分なりに確かめようとするR男君

(1)テレビでは本当のことを言っているのか?

情報番組のVTRを見た子どもたちは、報道している情報は信用できるのかを話し合った。完全に は信用できないと発言する子もいる中、R男君は以前テレビ番組で紹介した店に行った経験から「結 構おいしかったから、本当だと思う」と発言した。テレビ局に生放送の番組収録現場を見学に行くと、

自分たちのすぐ目の前で、アナウンサーやゲスト出演者たちが、何の飾り気もなく見栄えのよくない デザートをにこやかに食べる姿を見る。番組終了後「本当においしかったですか?」とアナウンサーに 詰め寄る子どもたちに、「おいしいと言っていたかな?よく聞いているとわかるかもしれないね」と、

ゲスト出演者がにっこり笑った。アナウンサーも「私たち、嘘は絶対に言わないわよ」と答えた。

「そういえば、おいしいって言っていたかな?」と首をかしげるR男君。収録中、番組で紹介するの だからおいしくなくてもおいしそうに表現していると思って見ていたR男君だが、やはりテレビでは 本当のことしか言わないのかもしれない、事実を知りたいと思ったのだろう。

見学から帰ると、番組をビデオでチェックして「おいしいとは言っていない。しっとりしていると 言っただけ」と報告する子がいた。子どもたちの間では、自分たちで企画した番組なのにおいしくな いものを紹介するのでは、番組の情報はあまり信用できないという意見が出始めた。しばらく友達の 発言を聞いていたR男君は「陸上の駅伝の時、速い人は『速いですね』と言うけど、そうでない人の ことは『すごいですね』で済ませちゃう」と発言した。テレビで報道される情報は「本当だと思う」と考 えていたR男君だが、見学や友達の意見を聞くことを通し、情報は伝え方によって受け取り方が変わ るのではないかと感じ、報道されていることは事実なのかを自分自身で確かめそみたいと思い始めた。

(2)お客さんが増えない

報道される内容が事実であるか自分で実際に確かめたいという思いを強くした彼は、調査活動の時

間を設定すると番組で紹介した店に出かけて商品を購入し、試食した。「店を始めてどれくらいにな

りますか?」「以前にも他のテレビ局などに取材されたいことはありますか?」などと店の人に積極

的に質問していた。ノートには「清水でとてもおいしい○○と同じくらいおいしかった。報道は本当

だった」と記した。一方その日の日記には、「店の人は、テレビで紹介されてもお客さんが増えない

からあまり嬉しくないと言っていた」と書いてあった。彼は自分で実際に試食してみることで、番組

で紹介した店の味は確かであると感じ、「報道された情報は信頼できる」と考えた。しかし、テレビ

で紹介されたにもかかわらずお客さんが増えないことから、番組の影響力はあまりないのではないか

(3)

と、報道に対する新たな疑問をもつこととなった。

(3)視聴率って何?

自分がもった新たな疑問に対し、彼はいろいろな番組の視聴率をインターネットで確認するという 調査方法をとった。「番組の視聴率を調べてみたら、あまりみんな見ていないことがわかった」とノー トに記入′した彼は、番組の視聴率が低いために影響力があまりないのではないかと考えていった。疑 問に対して自分で調査方法を考え、垂実を蓄えていきながら分析していく彼の姿から、報道のあり方 を自分なりに追究していこうとする彼の思いを感じた。

調べたことを出し合っていく中でも、R男君は友達の意見を聞きながら番組の視聴率や影響力を気 にしていた。テレビを見て買い物に来たお客さんの話題になると、そのお客さんはテレビで報道され る情報を信用しているから来たのだと発言した。また、テレビ局が視聴率を意識して番組を作ってい ることに着目したことで、テレビではいいところばかりを紹介するのだという友達の発言を受け「そ う。だから行くけど、本当はあんまり…。おいしいものも皐るけど、おいしくないものもあるでしょ?

そういうものも上手くおいしそうに見せる」と発言した。R男君は報道される情報を、これまでとは 違って発信者の立場で考えようとしていた。このことは、これまでは視聴者の立場で考えていたR男 君が情報に対する見方を広げるきっかけになるだろうと感じた。そこでSさんが話してくれた、電気

もガスもない山村でのお年寄りの素朴な生活の特集をもとにして、発信者の立場から、自分ならどう 報道するかを考えることにした。

4.迷いながらも自分なりに判断していくR男君

(1)どう報道したらいいのか

特集の取材当日、普段通りの姿で撮影させてくれるよう依頼して あったのに、身奇麗な格好で現れたお年寄りに戸惑うスタッフ。そ んな状況の中で、自分ならどう報道するのかを話し合うと、R男君 は「私たちは普段の生活を撮りたかったのです。普通にしてくれな いのなら、撮影を中止しますがよろしいですか?」とノートに書い た。生放送ゆえの厳しさに目を向けた子から、仕方がないのでその まま撮影するという意見が出されると、テレビの影響力を気にする くSさんが話すVTRを見る〉  R男君は、事実を報道しなければならないと考えながらも、やり直 しがさかない生放送という現実の厳しさとの間で、何を報道すべきかじっくりと考えていた。

Cl (R男)普段の姿を撮りたいけれど、生放送ができないかもしれないから、局に頼んで他 の番組をやってもらう。

C2 私なら違う目にする。よく、「事情により内容を変更してお送りします」というのがある から、内容を変更する。次の週に予定している分。駄目だったら仕方がないからきれいな まま撮って、おじいさんたちには知らせないで、また違う日に行く。

C3 (R男)わーっ、もっと大胆。

C4 両方撮る。おじいさん、おばあさんはきれいな姿で撮ってもらいたいでしょ、その気持ち も聞いてあげようということで撮る。それで、番組にすると元の姿で撮りたいでしょ、だ から着替えてくださいよと頼む。

C5 おばあさんたちはきれいな姿で出たい。Sさんは普段の生活を撮りたい。どっちも事実。

間違ってない。中止とか、風景や昔の物などの違うものを映すとかはできるかもしれない けど、番組で何を撮りたいかと言うと、おじいさんたちを含めた日常生活。

C2の、あくまで事実を報道することを追究する友達の意見に後押しされたように、R男君は当初

予定した普段通りの姿が事実であると考え、その姿での撮影を何とかして実現させたいという自分の

意見を強めていった。しかし一方で、C4の発言を聞き、彼の内にある優−しさが表出してくる。彼は

(4)

Sさんが苦悩する姿にふれることを通して、報道のもっ事実を伝えるという責任を強く感じていく。

また一方で彼の本来もっ優しさから、取材される側の気持ちも考えたいと思い始めている。その間で、

自分はどちらを大切にし、どのように報道すればよいのかと揺れていく。彼はノートに「自分の案は やりすぎだ。老夫婦がかわいそう。もう少し両方のことを考えよう」と思い悩む気持ちを書いた。私 はその様子を見ながら、彼の人を思いやる優しさからそのままの姿で撮影することを考えながらも、

報道のもつ影響力や責任を考え、どうにかして番組側の当初の計画を実行したいと考えているのを感 じた。私は彼が、Sさんに心を寄せる中で報道のもっ責任を感じながらも、人への優しさから取材さ れる側の気持ちも無視することができず、一旦はそのままの姿で撮影した後、改めて番組の意図をお

じいさんたちに話して説得することを考えていくのではないかと予想した。取材する側とされる側と いう立場の違う両者の思いの中で、自分はどう考えたらよいかと迷う彼には、事実とは何か、自分は 何を大切にしたいのかをはっきりさせ、自信をもって判断していってほしいと考えた。

(2)自ら判断することの大切さに気づいていくR男君

彼自身に、自分が何を大切にしていくのかを見っめる機会を設 けたいと考えた私は、取材する側とされる側の両者の意識が会話 の中表れてくるロールプレイを行う場を設定することにした。

ロールプレイを見ていたR男君は、やり直しがきかない生放送

の厳しさや取材される側の気持ちを気にとめながらも、結局、教 鴨1、、、警●11ン哀感

師の構想とは異なり「かわいそうなんだけど、おじいさんたちの  〈ロールプレイする子どもたち〉

言うことを聞いていると、もう、テレビはむちゃくちゃになっちゃう」と発言した。Sさんが、事実 を伝えるという自分の使命を自覚し、苦悩しながらも判断する姿にふれたR男君は、報道のもっ責任 をより大切に考えたのだ。取材される側の思いにも目を向けたうえで、報道することの責任の方を重 く考えて判断していった彼の表情は明るかった。その表情から、人への優しさを大切にする彼は、人 の気持ちを思いやることと事実を報道することの間で思い悩む中で、改めて本当のことを報道すると はどういうことなのかを深く考え、自分なりに判断できたことが嬉しかったのではないかと私は思っ た。ノートにも、「テレビはいっも事実を話さなければいけない。普段の姿を撮らなければ、本当の

ことを言っていない」と書かれていた。結局彼は、「おじいさんたちの心も大切だけれど、テレビの 方が優先」「番組は情報をみんなに伝えるもの」と考えていった。

報道される情報が取材する側やされる側の気持ちも通して作られていることにふれた彼は、自分の 追究をふり返り、「報道は必ず合っているわけじゃないけど、情報がないと生きていけない。情報っ て、大切なんだな。信じるか信じないかは自分の判断だと思う」と記した。情報をただ単に鵜呑みに するのではなく、何が自分にとって事実となるのか、自分で判断する大切さに気づいていった彼に、

情報に対する見方の広がりを感じ、嬉しく思っている。また、彼がどう報道すべきかと真剣に悩んだ 末に、情報を判断するのは自分であることに気づいていった姿から、自分の判断に自信をもつことが できたのだと私は感じた。そんな彼が、これから出会う事象に対しても、人への優しさを大切にしな がら、自分なりに精一杯考え、自信をもって判断していく姿が期待できると私は信じている。また、

このような経験を積み重ねることで、彼がより一層社会事象を見る眼を喀げていくことを願っている。

今強く感じていることは、子どもをとらえることの難しさと、子どもの可能性を感じることができ た歓びである。本教材を通して私は、R男君の、事実を大切にしながら誠実に追究していく姿と、温 かな思いやりをより一層強く感じることができた。彼の、事実への見方の広がりを素敵だなと感じ、

嬉しく思っている私がいる。私自身の彼を見る眼が広がったことで、彼への接し方が少し幅広くなれ たように思う。それは、彼が彼らしさを発揮してより一層輝いていくことを支え、彼の自信を強めて いく可能性の広がりにもつながっていくと考えている。これからも実践をひとつひとっ積み重ねてい

く中で、より鋭く子どもをとらえる眼を養っていきたいと思っている。

(5)

追究のあらまし

[全体の追究]′

①<  テ    レ    ビ

I

C:この番組、知っているよ C:本当においしいの?

C:行って確かめよう

②③<テ  レ  ビ 番 組

【R男君の追究]

番    組    を    見    て    み

「結構おいしかったから、本当だと思う」

よ     う  >

が ど う や っ て で き る か 見 て み1よ、う>

Sさん:放送で難しいことは、事実を言わなければいけないこと 視聴率は高いほどスポンサーがお金を出すから、高いほうがいい C:本当においしい時は目を丸くする

I

C:コンピュータや新聞も嘘をつく時がある C:「すみません」で済む問題ではない C:テレビは影響力がある

C:人によって見方が違うのではないか

l

④〜⑲<視 聴 者 は  ど ん

C:テレビの影響力はすごいな C:いいところだけやっている C:いいところだけやるのは当たり前 C:私たちの生活には情報が必要

誉めることがない時はすごいで済享せる」

l

「食べに行けばいい」

*自分自身で実際に確かめようする姿を大切にしたいと思っ

な 風  に 受  け 取  っ  て  い  る  の  だ  ろ  う >

ノート:おいしかった。報道は本当だった。でも視聴率は 低い

*調査結果からテレビの報道に 得したが、視聴率の低さを

C:テレビの情報を疑った人が107人中20人もいるから信用できない C:87人も信じたから信用できる

C:1人でも信じなければだめ

同じ事象でも判断する基準が違うと、受け止め方が違う。数にこ したい

C:12万人が見たことになる→すごい

C:40年前に比べてテレビを見る時間が4倍になった T:Sさんがどう伝えるか迷った特集を覚えている?

C:ああ、あれか。老夫婦がきれいになったの

T:電気もガスもない生活を伝えたかったのに、放送当日に行った ら?

C:服が違っていた。家の中もきれいになっていた T:そうでしたね。自分ならどう報道しますか?

気にし始めた

「うまくおいしそうに見せる」

*調査活動や友達の意見をもとに、報道のあり方を、少し疑 い始めている

「僕はちょっと信じないところがある」

*視聴率の低さを気にする彼らしい発言だと感じた

「 私 たち は普段 の生 活を撮 りたいのです。普通 に して くれな いな ら、 撮影を中止 しますが よろ しいですか ?」

姿勢を感じ、支えていきたいと思った

⑪< 自    分    な    ら    ど    う    報    道    す C:普段通りの生活を撮りたいから、着替えてもらえるように頼む

C:放送を中止して別な日に突然行って、もとの姿を撮る

*方法を選ばず、事実を追究しようとする姿勢

る     かl>

(6)

C:おじいさんたちの気持ちも聞いてあげて、両方の姿を撮る C:おじいさんたちを映さないで、古い物を映す

C:きれいな姿のおじいさんたちと古い物を映す T:それは事実を正しく伝えていますか?

「きれいな服装で撮って、古い服も人形に着せて撮る」

*友達の意見にも目を向け、人の気持ちを考える彼の優しさ が、友達に伝わるよう、支えたいと思った

C:土下座してでも普段の姿を撮らせてくれるように頼む T:誰かおじいさんとかを劇でやってみない?

・ロールプレイをする

C:なんか嫌味みたいで…よくない

C:カメラを2台用意してきれいな姿を撮っている方はネットから 公立

I

C:おじいさんたちにとってはきれいな姿も事実だけど、カメラの 求める事実は普通の姿

C:事実は報道する時には二つあったら困る

吉…還竺:孟這芸諾霊芸芸芳志。目的を改め

て考えさることができるのではないかと思った

E

C:テレビの求める事実は視聴者全員の事実 C:視聴者のためには普段の姿を撮った方がいい C:視聴者の信用を裏切らない方がいい C:テレビは視聴者に事実を伝えるのが役目 C:本当のことを報道していない番組もあると思う C:情報が悪いのではなく、使い方が悪かった C:見る方も審判になる

T:情報ということについて意見を出し合うことができましたね 感想を書いて、終わりましょう

*視聴者を意識し、事実を報道する責任に着目していった子どもた ちに、情報に対する見方の広がりを感じた

「どちらの気持ちも大切にするには、両方撮る。それにして も、やっぱり普段の姿を中心にしたい」

*彼の優しさから、おじいさんたちの気持ちも思いやりたい と考えながらも、事実を正しく報道したいという気持ちが 強いと思った。彼にとっての事実は、ありのままの姿であ ると感じた

「かわいそうなんだけど、おじいさんたちの言うことを聞い ていると、もう、番 且はむちゃくちゃになっちゃ う。番組は

めにやっているから」

テレビがもつ、事実を報道するという責任に着目し、その 思いを強めていると感じた

「おじいさんたちの心も大事だけれど テレビ方が優先。番 をみんなに伝えるためのもの」

優しさと責任との間で思い悩みながらも、彼が判断したこ とを認めたいと思った

*彼は報道のもつ責任と向き合い、事実とは何か、報道はど

うあるべきか、どう受け止めるべきかと自分で判断していっ

た。自分の判断に自信をもち、これから出会う情報につい

ても立ち止まって自分なりに考えていくことを期待している

参照

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