• 検索結果がありません。

開発土木工学科出光

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "開発土木工学科出光"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

III種PCとして設計したS. L. Form合成床版の

       疲労に関する研究

      く昭和57年5月3領 原稿受付)

開発土木工学科出光 

長崎大学・工学部構造工学科松田 

開発土木工学科(大学院)竹田宣典

Fatigue of the C◎mposite Slab designed as Type III PC Member        with Stagingless Live F◎rms

      by Takashi IDEMITSU        Hiroshi MATSUDA        N◎buhumi TAKEDA

      Abstract

  Forrn works◎f conαete slab c雛be de賊ed by usmg PC由紘s as e齢edded f◎rms. In add江沁n, the planks act as a I)a就◎f the s畑b secti()n. Thξ…auth()rs caU theρlanks Stagmgl奪ss Live Forms. lf b◎th PC planks and cas恒n place c◎nc蹴e c◎mb証wel㍉this composite slab can be衙滋¢d as PC membαrathα傲h餓RC. Th翻就h◎rs have carTied◇ut series o珪at顧磁ests w浪several堺es◎f com旬site be証s a磁slabs w短ch were made und館varl㈱e◎nditi◎ns.

The res逮s a総as f◎110ws;

  1.The bond between PC pbnks and cast一輌n予lace coneぎe捷輌§s誕isfac缶ry, lust by making     tr孤sverse ditche$o飢he top suオfac日f PCρlaぱs.

  2.The prestress◎f PC p董anks irl c◎mρ◎site s畑bs acts against crack propagation e茸ec.

    tively.

  3. Designing the comp◎site$lab as tyρe III PC is the most suitable meth《)d.

  4.The composite slabs behave structurally like a In皿01ithic slab, though the butt−jo加     sections remaill between PC planks,

      との打継自の付着は十分であり,一体の床版として十分  1・まえがき       挙動することが明ら痴こなった。

近年講恥プ時ヤ川プ以ト以ロンクリー しかしながら・こ縫での餓床捗設計では・プレ 遣撲麹縦し聴肌,床版紅囎力化,舗 が以力は編心圧縮力を輔せず・戦るR掴

化さらには作業の安全性を図る施工法(S.L. F◎rm工   材として取り扱ってきたため・極めて安全側すぎる結果 法)が実用化されている。この工法では,PC板埋設型枠   が得られた。そこで筆嚇らは,この合成床版を使用状態 は単なる型枠にとどまらず,現場打ちコンクリート硬化   でのひびわれを許容するIII種PC部材として設計するこ 後には,断面の一部として働くことが期待できる。     とを考え,実際にはりおよび版供試体を作製し実験的研  筆者らは数年来,活荷重が作用する道路橋床版を想定   究を実施した。

して,PC埋設型枠合成床版の力学的特性を実験的に検    後者の実験は,特にPC板間のB就tづ田泣の切れ目が 討してきたぎその結果,PC板と現場打ちコンクリート  版全体に及ぼす影響に注目して行った。

(2)

2

       の効果をより期待して両端はり出しで合成したものであ  2.実験供試体

       る。なおコンクリートの設計基準強度はPC板が500 2.1.PC板       kg/cm2で,現場打ち部が240 kg/cm2である。

 実験に用いたPC板は,工場のPCベンチでスライ

ディングフォームを用いて連続して製造され・所定の長         表一1 はり供試体の種類 さに切断される。通常の鉄筋コンクリートとみなして設

計した場合は,φ10mmの異形PC鋼棒(SBPD 130/

145)を1m幅当り8本用いて60 kg/cm2の等布プレス トレスを,m種PCとして設計した場合は1m幅当り5 本用いて37.3kg/cm2の等分プレストレスをそれぞれ 導入している。

 2.2. はり供試体

 合成はりの断面形状・寸法を図一1に示す。Aは二等

橋RC床版として, BはIII種PC床版(鋼材の許容増加応    2.3.版供試体

力度:△σP=1000kg/cm2)として,それぞれ設計したも    床版は二等橋床版を想定し,スパン2m,幅1.8m,版 のである。はり供試体の種類を表一1に示す。III種PC部   厚17cmの一方向版として設計・製作した。図一2にRC 材として設計したBについては,合成方法を変えて供試   とみなして設計した合成床版(R・PC), RC床版(RC)

体を作製した。B−a は異形PC鋼棒とPC鋼より線と  ならびにIII種PC(PC III)として設計した合成床版2)・)の の付着性状の違いを調べる目的で,異形PC鋼棒の代わ   3種類の供試体の断面形状・寸法を示す。

りにPC鋼より線(SWPR7A・9・3mm)を用いたもの   PC合成床版は, PC板間のButt−jointの影響を調べる であり,B−bは合成部材ではなく通常のPCはりとして   目的で40〜60 cmのPC板を用いて構成した。合成床版 製作したものである。またB−cは下縁のプレストレス   はまず試験機に4枚のPC板を並べ,その上に現場打ち        コンクリートを打設して合成床版を作製し,一ヵ月養生        SD   O     後に疲労試験を開始した。

      また,III種PCとして設計した合成床版では現場打ち        部の補強鉄筋を断面中央に配置している。これは,

       Butt−jointから生じるひびわれは主としてせん断応力        によるものであり,その補強には中央に鉄筋を配置して        そのホゾ作用を期待するのが得策と考えたためである。

SBPD 130!145−¢10

A:RCとして設計した合成はり       RCとして      ¢Φ30φ100加o       設計した

      合成床版

600

o        o

@  O 88      (RC) 」ドー一一一一一     SBPDB⊂ソ145−010      設計した

       合成床版 B:III種PCとして設計した合成はり         (PC III)

SD30φ10◎200

一一一一一ひ_一一一一一一一一一一一一

z

トー1000

@SD30φ10◎200

L竺・α・・

  1000 rD30φ13◎200

一 _ _ _ 一一 一 一 一 一 一一 一 一 一 一 一

1000

ヨ)30φ100〜00

,∬〕φ旧◎お0

g        400  500

@   30β13◎160 1

・ SD30φBO80

v__蜘

図一1 はり供試体の種類       図一2 各種版供試体の形状・寸法

(3)

3.試験方法       ダずみ・ひびわれの伸び 幅および酬床版齢のButt

       3◎撤の開きなどを静的載荷によって測定した。

 3.1. はり供試体      8t−2奪§万揮繰り返し載荷後,さらに荷重を姪tに上  載荷方法は図一3に示すようにスパン2mの3等分点   げ同様な試験を行った。 なお,下限荷重は8t載荷で

2点載荷とした。疲労試験では適当な回数ごとに試験機   0.5t,12 t載荷でL◎tとし繰り返し速度は1〜2Hz を止め,上限荷重まで静的に載荷し各荷重段階で圧縮側   とした。また支点上は供試体が浮き上がらないように溝 コンクリートのひずみ分布,たわみおよびひびわれの伸   形鋼で押えた。

び・幅などを測定した。静的破壊試験も同様な方法で

行った。

4.実験結果および考察       4,1. はり供試体        .      4,1.1.静的試験結果

      {     表一2にはり供試体の静的試験結果を示す。同表では        AおよびBシリーズの供試体の幅が49.5,6§cmと異な        るため1m幅に換算した値を示した。

  図一3 供試体の形状・寸法および載荷状態      同表によると,ひびわれ発生モーメントはB−a,B        −c供試体各々3.33,4.24t・m/mでB−c供試体の方が        大きい。したがって合成する際には,両端張り出しの方  3.2.版供試体      がひびわれに関しては有利になる。

 荷重載荷は実際の状態をシュミレートして図づに示 すように9点の移動載荷方式で行った。載荷荷重はT

.20の後輪荷重に相当する8tonとし,2◎cm×2◎cmの      表一2 静的試験結果 載荷板を介して載荷した。1万翻載荷することに順次移

動させて合計2◎◎万回に達するまで繰り返し載荷試験を 行った.9点の1サイクルが終了した時点で参たわみ亨

←千

=o

150 667     333 2

200《}

800 篇00

  き 200  ↓   1

調申[印       (単位:嶽/m)

  の       ロ       ぼ

向申申   慧鷲簾‡篇㌫㌶歴:㍑

  き       き       べ

  蓑   幽   i      る。Bシリーズの場合のPC板には図一1に示したように

回回回    pc齢のみで異嚇拠・てな嚇ひび拠

  ロ       ロ

  ; ; 1     状幽一5洞一荷動ベル(P=2Wm)でのひびわれ

       1

       性状,AではP=1雛,BではP=12 tの時である。)

400500 5004     に示すよう賭干劣っている・しかしながらB−a・B

     1   (mm)  ひa の脇 ・はそれぞれ3・6・3・8とAの7・0}こ比べてか

       なり低減しており,限界状態設計法の終局安全度の面か      図一4 載荷試験方法      ら検討しても適当な値になっている。

A a a B b c 設計モ〜メント』4D 2ぼ2 2.12 2ほ2 2.12 乞12 ひびわ粧一メントMc。 5.◎2 3.33 3.35 3.89 4.24

脇/1偽 2.4 1.6 1.6 1.$ 2.0 破壊モーメントルfμ 14.75 7.67 8.81 9.03 8.15 破壊モーメント鯉論欄 13.47 5.31 5.21 5.64 5.31

凪/輪 7.0 3.6 4.2 4.3 3.8

(4)

4

      これらの結果は,B−aおよびB−a に使用した鋼材

      1     (B.a:異形PC輪B.a :PC鋼より線)のコンク

       リートとの付着機構が異なることに起因するものと考え        A−1    P=20t/m      られる。すなわち, B−aシリーズでは異形pc鋼棒とコ       1       ンクリートとの付着力が大きくないため,鋼棒がすべり        込むことにより引張応力は平均化されるが,B−a シ

       B−Q−11P=⑳レm   リーズではPC鋤り線とコンクリートとの付着が良好

       なため,局部的な応力集中が生じやすく,鋼材の疲労は  図一5 合成ばりのひびわれ性状(P=20ε/例の時)   その部分を起点として進行する可能性が大きい。しかし        ながら,m種PCの設計では,鋼材量は疲労強度よりひび  4・1・2・疲労試験結果      われ幅で決まってくることが多い。そのため活荷重の影  図一6は繰り返し載荷試験結果をS−N曲線で表わし   響が大きい場合は,付着疲労特性が不安定な異形PC鋼

たものである。合成はりの200万回疲労限はAシリーズ   棒より,PC鋼より線の方が適当と考えられる。

が8t・m/m, B−a,B−a シリーズが各々5.0,4.3t・m/

mであり・それぞれの設計モーメントの3・8・2・4・2・0倍      表_3 付着応力度 である。この結果より疲労の面からも合成はりを単なる

RC部材として設計することは安全側すぎ, III種PCと して設計する方が望ましいと考えられる。

1

A−1  P=20t/m b

B−Qヨ lP=20レm

        供試体種類

t着応力 A a B a

設計モーメントでの付着応力度 6.1 18 18

疲労限での付着応力度 23 42 36

tmm

」L IO

♪〜

聰5

\口

   一+一  ロ\ロ

\、       \ロ

、三}:『こ≒ぺ   i

    l    〜 』三一一一一

o

B−aA

B−a

(Kg/cm2)

4.1.4.鋼材の応力増加量の変化

 図一7は曲げモーメントと鋼材応力の増加量との関係 を示したものである。鋼材応力は圧縮側コンクリートの 1     占    「碇    ひずみ分布から推定した鋼材ひずみを用いて算定した。

      1   0→↑PC鋼材すべり込み 一__.

@L.一_     一     ここで鋼材応力の増加量とは,PC鋼材図心位置のコン 設計モーメント2 12tm/m      クリート応力度が0となる状態を基準にとった値で,理

  耐 繊回薮ぴ(回)1ぽ  論値はコンクリートの引張応力を輔して求めたもので        ある6

       図一6 疲労試験結果

      同図によると,プレストレスの範囲内(鋼材応力の増  4.1.3.鋼材の付着性状       加量0以下)では,鋼材応力の増加は小さく,それを越  静的破壊強度はB−a,B−a 各々7.67,8.81 t・m/m   えると急増していることがわかる。静的試験の結果は理 でB−a の方がB−aよりも大きいにもかかわらず200万   論値と合っていないが,その原因はまだ引張側コンク 回疲労強度はB−a,B−a 各々5.0,4.3t・m/mとB−a   リートが外力に抵抗するためである。しかしながら, B の方がB−aより小さい値を示した。また表一3は,各載   一aとB−bとの実験値が極めて良く合っていることか 荷状態での付着応力度を示したものである。A, Bシリー   ら,実用上合成はりは一体のPCとして設計しても差支 ズともに,設計荷重での付着応力度は各々6.1,18kg/   えないものと考えられる。

cm2と許容付着応力度(20 kg/cm2)以下であるが, B−a    付着特性の優れたPC鋼より線を用いたB−a では,

シリーズの供試体には200万回疲労限程度の荷重(付着   鋼材応力の増加量が1000kg/cm2以下で実験値と理論 応力度42kg/cm2)で付着疲労破壊を生じたものがあっ   値がほぼ一致している。したがって≡異形PC鋼棒を用い た。一方,B−a〆シリーズの供試体は疲労限近くでは,鋼   たB−aの場合も付着が十分な範囲では理論値に合って 材の疲労破断で破壊した。       くるものと推測される。

(5)

 また曲げモーメントが大きくなると理論値からはずれ    なお,鋼材応力の増加量の許容値を1000kg/cm2とし てくる傾向にある。これは曲げモーメントが大きくなる   て設計したにもかかわらず,上記のように余裕ある設計 と,コンクリートの上縁側のひずみ分布が三角形分布に   となったのは,設計の際の所要の鋼材量が終局状態の安 ならないにもかかわらず,鋼材応力をコンクジートの上   全度で決まってしまうからである。

縁側のひずみ分布から推定したためである。        4.2.版供試体

      PC埋設型枠合成床版はIII種PCとして設計すべきこ

(t%

ぺ 毒

顯〜

とが明らかになったので,III種PCとして設計した合成 床版について,繰り返し載荷試験を行った。

 4.2.1. たわみ性状

 図一9に繰り返し回数と中央点のたわみの関係を示 す。ここで,弾性たわみと残留たわみをたし合わせたの が全たわみ量である。同図より,PC板を用いた合成床 版はRC床版に比べてはるかにたわみは小さい。特に残     ぷ゜   αぬ  蜘  蜘   仙 {噺)    留たわみは,8ト2◎◎万回疲労後でも1mm以下でRC       図一7鋼材増加応力度      床版の残留たわみの5分の1程度であった。

      また,澱種PCとして設計した合成床版はRCとみな  4.1、5.ひびわれ性状      して設計した合成床版に比べて,残留たわみはやや大き  図一8は鋼材応力の増加量と最大ひびわれ幅の関係を   いものの,12仁20◎万回疲労後においても弾性たわみは 示したものである。図中の直線および破線は,それぞれ   ほとんど変化していない。したがって,床版の剛性の低 B−a,B−a について最も大きなひびわれ幅の点を結ん   下はほとんどなかったものと考えられる。

だものである。同図より,いま許容ひびわれ幅を0.1mm    3種類の供試体すなわちIII種PC合成床版, R Cとみ として鋼材応力の増加量を求めてみると,B−a, B−a   なして設計した合成床版およびRC床版の静的載荷試験 の供試体に用いた異形PC鋼棒, PC鋼より線に対して,   結果(/V=1)を図一10に,8t−∫V=200万,12t−】V=

それぞれ2◎0および500kg/cm2が得られる。図一7の理   200万回の繰り返し載荷終了後の静的載荷試験によるた 論曲線からそれらの値に対する抵抗モーメントを求める   わみ曲線を図ヨ1,図づ2にそれぞれ示す。それらの図に

と,それぞれ2.妊,2.75t・rn/mとなり,設計モーメント  はスパン方向およびスパン蓮角方向のたわみを示してい

(2.12t・m/m)以上で,0.1mmのひびわれを許容する   る。

というIII種PC部材の設計条件は十分に満足されてい    8t−200万口疲労試験終了後では, III種PC合成床版 る。       のたわみの2分の1程度であり,RCとみなして設計し        たPC合成床版と同程度のたわみとなった。この傾向は

1⊆m)

oo4

理゜03

齢o◎2  o白

叩十一斗゜

 欝゜°

 °°  |000  2°°°   3°°Q  40°°内品)    すぎて不経済ということが明らかになったにもかかわら

        鰯励増鳩    ず瀬鰯体の実雛果で}ま礪pcとして謝し場

図一8 鋼材応力増加量とひびわれ幅の蘭係      合の方がRCとみなして設計した場合よりも安全側の実 静的載荷試験(図一10)において,III種PC合成床版のた わみはRC床版の3分の1程度であり,プレストレスの 効果が十分に現われていることがわかる。

 ところで,図づ◎〜図弓2において手斑種PC合成床版 のたわみがRCとみなして設計した合成床版のたわみよ り小さくなっている。図づ2の12t刀◎◎万回疲労試験終 了後においては特にその傾向が大きい。これらの結果は はり供試体の実験結果と一見矛盾する。すなわち,はり 供試体の実験結果ではRCとして設計することは安全側

(6)

6

験値を示した。これは,III種PCとして設計した合成床版    図一13は中央点のたわみを1どした場合のスパン直角 の場合において現場打ちコンクリートの圧縮強度が236   方向のたわみの比率を示したものである。m種PCとし kg/cm・,弾1生係数が24.5×104kg/cm2と,RCとみなし   て設計した合成床版は, RC床版およびRCとみなして て設計した合成床版の場合の現場打ちコンクリートの   設計した合成床版に比べ,疲労試験後においても端部の 220kg/cm2および弾性係数20.2×104kg/cm2より大き   たわみ比が大きい。このことは,スパン直角方向の荷重 いことなどが考えられるが,最も大きな要因は、図一2に   の横分配能が優れていることを示すものであり,現場打 示すように,スパン直角方向の鉄筋をホゾ作用の有効性   ち部の鉄筋を中央部に配置することの有効性がうかがえ をより期待して,現場打ちコンクリートの中層に配置し   る。

たためと考えられる。

(mm)

弾4

残2

た3

み4

〜 t      ト12t m)

@5

@4

一RCとみなした合成床版      一一      /〆 _!一/

 RC床版 /一 一罐PC合成床版

@       」      ・一・=頃  ,∨         ・.一

!∠

@      ←o

㎡   繰返し回数 全窮ω担

1       2       3 み   4

「\.

@ \、、一    \.

@      \〜ヘゴ

\〈    、/〉へ〜_

・一

図一9 繰り返し回数とたわみの関係

 0 旨10 尖20

 30  0

O pc田

R・PC

RC

(スパン方向)

       O  PCIH        ハヨ   30      △ R(∴

      (スパン直角方向)

図一11 8f−200万回疲労試験終了後のたわみ曲線

盲「『「一一「一「一]

ξ1°〔:「一rゴ

£・・ 、一一一一}一.一一…

0

 1

5,

 3

よ〜乙

       5

 0

盲       ・

  ロ 已      o

る       。Pc。

⇔2・0       1   .、,一 ・  _● R・pc

 30       △ RC      l      l             (スパン直角方向)         、       1

       (スパン直角方向)

  図一10静的載荷時のたわみ曲線(P=8τ)      図一12 12f−200万回疲労試験終了後のたわみ曲線

PcmR・pC

RC

o Pcm

R・pc

Rc 一一一.「

@     1

「・一一・一一 一一一

で…−L     1     ト 一一

 一

Q_

h

(スパン方向)

(7)

06

◎.7

鵠 (>8、一

卍 0、9

1,0

◎.6

  α7一

ま08L主

よ〜09

LO

0.6

◎.?

まσ8

菱09

1.0

      計算値と実測値は極めてよく一致している。したがって,

      B壌t⊃ointは剛性にほとんど影響を与えていないもの       と考えられる。また実供試体が異方性の版であるにもか       かわらず,一体とした等方性版として設計しても差支え       ないことがわかる。

       また,III種PCとして設計した合成床版の底部の       Butt−jointの開きは,8t−200万回繰り返し載荷後で0       05mm,12仁200万回繰り返し載荷後で0.1mmであ

(a)8t,1V=1    ,     り,底面の最大ひびわれ幅と大差ないものであった。

       以上の結果から,HI種PCとして設計したPC埋設型       枠合成床版は,PC板間にB磁トloi批の切れ目があるに       もかかわらず,一体の床版として挙動していることが明       らかになった。

(b)  8t, ノV= 2 ×106

{一 1

0.5

   卜_。    《『

ξ品「こF『嘩自

袴日   ・ヒ班栗当

嶋      』・・、.一    ,ア/〆

喫L5

2.0

一実離・・ゾプ籏ヲ

…… v算値      …

l・・   .詩陥毒声

      図一縛 FEM解析した理論たわみと実測値

{c)12t, N=2×1ぴ       (中央点載荷)

      4.2.3. ひびわれ性状

      12t−200万回繰り返し載荷試験終了後の底面のひび        われ状況を図一15に示す。版底面のひびわれは,田種PC  図一臼 各種版供試体のスパン直角方向たわみ比     合成床版,RCとみなして設計した合成床版, RC床版の      (中央点のたわみを1とする)         順に多くなっており,合成床版の場合プレストレスが働        いているため,除荷後,ひびわれは目視できないくらい        に閉じた。

 4・2・2・Butt−jointの影響       また, RC床版およびRCとみなして設計した合成床  合成床版底面のButt−jointの影響を調べる目的で,中  版は図一15に示すように版上面に貫通ひびわれが生じ 央点のたわみの実測値と・等方性版としてFEM解析し   た。しかしながら,III種PCとして設計した合成床版の場 た中央点の理論たわみとを一致させた場合のスパン直角   合には,12t−200万回疲労試験後においても貫通ひびわ 方向のたわみ曲線を図一14に示す。同図より8t−200万   れは全く生じなかった。この原因も,スパン直角方向の 回繰り返し載荷後も,疲労前の静的載荷の場合と同様に,   鉄筋のホゾ作用にあると考えられる。

RC

R・PC

PC III

(8)

       ・1

8       {]

】一 一一一

〆    一

」 一 、

、 、 、=一

 一_

一   一   ノ

/{

(a)III種PCとして設計した  (b)RCとして設計した     (c)RC床版   合成床版  (PCIII)      合成床版(R・PC)       (RC)

図一15 各種床版下面のひびわれ状況

       (6)スパン直角方向の鉄筋は上下2段に配置するより  5.結 論

       も,より完全なホゾ作用を期待して現場打ちコンクリー  本実験で得られた結果をまとめると下記のようにな   トの中層に配置する方が有利になるばかりでなく,床版

る。      上面への貫通ひびわれの防止にも有効である。

 (1)合成床版は両端張り出して合成した方がひびわれ

発生に関して有利になる。       終りに,本実験に対して,御援助,御助言を賜わった  (2)異形PC鋼棒の付着特性は, PC鋼より線と比べ   ㈱富士PSコンクリート村上忠彦氏,福岡大学江本幸雄

て若干劣るため,活荷重の影響が大きい場合はPC鋼よ   氏ならびに開発土木工学教室コンクリート研究室の諸氏 り線を用いる方が望ましい。       に深謝の意を表する。

 (3)PC埋設型枠合成床版をRCとみなして設計する

と鋼材量が多く安全側すぎて不経済となる。III種PCと      参考文献

みなして設計すべきであろう。      1)渡辺明・出光隆・江本幸雄:繰り返し荷重を受けるPC板埋設型枠

(4)PC埋設型枠合成床版はRC床版1・比べて,ひび :::三謡版の挙動に関する耽コンクリートエ学噸演 われ,たわみ性状が極めて優れている。      2)土木学会:昭和53年麟掟プレストレスト標準示方書

 (5)合成床版の底部にはPC板間のButt−jointの切   3)土木学会:プレストレストコンクリート標準示方書解説資料・コ

れ目が残る・しかしながらそれらの影響1ま小さく・切れ、r繊711㌫鷲。ト。ンクリート,。ンクリート

目のない一体の版と考えて差支えない。      ジャ_ナルVol.12, N。. g,1974.

参照

関連したドキュメント

本資料は,鋼橋床版工のうち,グレーチング床版(ソリッドタイプ)による橋梁床版架設工で,床版標準ブロッ ク質量

同方法によるα線の測定は次の通りである。       時間を要するので,今回はマイクロフィルムリーダーに

粗骨材 砕 石 2.72 0.43 1640 60.7

層の北部と南部の露頭では,走向が多少異なっているよ    明らかに東側の段丘礫層(TG)が西側の礫層の上に0.5

元動水圧を求める実験を行なった。その結果,特に楕円   図一1に示すように長軸2π,短軸鮎の措円柱が長軸

 道路交通騒音を予測計算する方法はP2)数学的モデル    (この場合,騒音レベルの中央値)の予測計算値と実測

が,それ以後の拡張は余り見られなくなっている。昭和     大牟田市は,人口の減少が続き周辺市町村への影響力

 高性能減水剤が製造市販されるようになり,これを混     そこで著者らは,スランプロスの改善および減水剤の