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分離状態 締固め度90% 測定回数50回 4

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Academic year: 2022

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1 . はじめに 近年,地球 結果施工後間 面の崩壊は盛 崩壊の原因の 低い傾向にあ い2)3).本研 み測定装置4 テムの構築を 2 . 改良型F 図1にFW 落下させ,バ 載荷板の面積 換算する.得 と,「FWD 係 地盤として評 できる.室内 があることが

3 .改良型F 本研究室が したFWD係 に,改良型F た(図2).以 室内実験を行 改良型FW 286mm ,高 は粒径2mm 実験では,上 盤を作成し,

に法面で用い で改良型FW

非破壊試

球温暖化の影 間もない盛土 盛土全体の崩 の一つとして ある2).一般

究では「盛土

4)(Falling W を目指す.今

FWD装置の概

WD装置の写 バネを介して 積で除し応力 得られた最大 係数」kfは下 評価される.

内実験では,

が既に明らか k σ

FWD装置の

が開発した改 係数のばらつ

FWD装置を加 下では連結状 行い,各改良 WD装置の性 高さ330mmの

以下のまさ土 上記モールド

各締固め度 いることを想 WD装置によ

試験装置を用

影響から災害外 土法面や現在 崩壊へと繋が て考えられる 般に盛土は天端

土法面の品質 Weight Deflecto 今回は「改良型

概要

真と概略図を て地盤に生じ 力を求め,加速 大応力をσmax

下式で与えら FWD係数は 同一含水比に かとなってい

σ u M

の特徴及び実験 改良型FWD装 きを抑制し,

加速度計部と 状態と分離状 良型FWD装置

能を比較する のモールドに

土を使用し,

ドを用い異な 度において12 想定しモール

る計測を行っ

用いた盛土法

外力が増加し まで崩壊のな り,堤防の崩 のが,法面の 端における締 質管理手法の提

ometer,以下 型FWD装置

を示す.改良 る荷重と加速 速度は2階積 とし,その時 れる.FWD は地表面から

において締固 る2). MN/m

験概要 装置について

FWD係数を とロードセル 状態の改良型 置性能を比較 るためにウレ 作成した模型

含水比は最 る締固め度 20回ずつ計測

ドを傾斜角が った.

法面の締固め

九州

しており,各 なかった法面 崩壊や近隣の の締固めの不 締固め度で管理

提案」を最終 下,改良型FW 置の計測の簡易

良型FWD装置 速度を測定す 積分すること 時に生じた変 係数が大きい

10cm程度ま 固め度とFWD

て,法面等の斜 を安定的に求 ル・重錘部に分 FWD装置に 較した.

レタンゴム製 型地盤を用い 最適含水比12

(70%,80%, 測を行った(図 が10度,20度

め品質評価の

州大学大学院

地で短時間の 面において法崩 構造物,住民 十分性であり 理されており 終目的とし,

WD装置)を 易化と精度の

置は重錘を地 する.測定荷重

によって変位 変位をumaxとす いほど剛性の までの剛性を

D係数に正の (1)

斜面において 求めることを 分離し改良を について同条件

の供試体と直 いた.模型地盤

2.5%に設定し 90%)の模 図3).さらに 度,30度の条

の精度向上

九州大学工 院 正 安福

の局所的な豪 崩れ等が多く 民の安全性を り,盛土法面 り,法面を直 本研究室で開 を用いて,盛土 の向上.」につ

地盤に 重を 位に する の高い

評価 相関

測定 目的

行っ 件で

直径 盤に した.

模型地 実際 条件

1

3 改 2

について

工学部 学 福規之 正

(株)淺川

豪雨が増加して く発生してい を脅かすもの 面は天端に比べ 直接的に管理す 開発した重錘 土法面の健全 ついて検討を

改良型FWD

改良型FWD 2 改良型FW 連結状態

学○藤原将真 正 石藏良平 川組 谷山充

ている.その る1).盛土法 となる.盛土 べ締固め度が する規定はな 錘落下式たわ 全度評価シス を行った.

D装置の概要

装置の設置状況 WD装置の状態

分離状態

真 平 充

の 法 土 が な

態図

III‑095 土木学会西部支部研究発表会 (2016.3)

‑461‑

(2)

0 5 10 15 20 25

20 80 140 200 260 320 380 連結状態

分離状態

度数

FWD係数kf (MN/m3) 平均

178.3 標準偏差

75.4

平均 295.0 標準偏差 測定回数 47.9

120回

0 200 400 600 800 1000 1200 1400

0 10 20 30

平均値

FWD係数kf (MN/m3)

傾斜角 (°)

分離状態 締固め度90%

測定回数50回

4 . ウレタン供試体におけるFWD係数の比較

図4にウレタン供試体を用いたFWD係数の計測結果を示す.

FWD係数の平均値は分離状態の方が約100 (MN/m³) 大きい値 となった.この原因としては,加速度計部とロードセル部を連 結していることで,連結部の拘束部材にロードセルに伝わるは ずの荷重が伝達することで,最大応力σmaxが小さくなったため と考える.また標準偏差は分離状態の方が連結状態と比較して 約30 (MN/m³) 小さい値となった.これは加速度計部の地盤へ の設置状況が改善されたことで,計測中に生じていた加速度の 乱れが分離されることにより軽減したためと考える.

5 . 模型地盤による各FWD装置比較

図5に締固め度90%におけるFWD係数の計測結果を示す.

平均値はウレタン供試体の場合と同様に分離状態の方が,連結 状態と比較して約100 (MN/m³) 大きい値となった.標準偏差 もウレタン供試体の場合と同様に分離状態の方が約30 (MN/m

³) 小さい値となった.さらにウレタン供試体におけるFWD係 数に比べ,模型地盤で計測を行った方が連結,分離状態ともに 標準偏差は大きい値となった.これはウレタン供試体が弾性体 であり,模型地盤より再現性が高いためであると考えられる.

図6に分離状態にした改良型FWD装置を用いた,傾斜模型 地盤での計測結果を示す.締固め度90%で締固め,水平時計測 とは異なり,地盤接地面に加速度計部が滑り落ちないように剣 山を設置した.平均値は300 ~500 (MN/m³)の値を示した.剣 山を設置することで地盤の変位が抑制され,FWD係数は剣山が ない場合より大きい値を示した.

6 . 結論

改良型FWD装置は,連結状態より分離状態の方がウレタン供 試体,模型地盤の両者において,FWD係数の平均値より40~60% 程度大きい値を示した.改良型FWD装置を分離状態で使用する ことによって計測値のばらつきを大きく低減でき,計測精度を向 上できる可能性が示された.また傾斜地盤に対する試験について は,傾斜角度によるFWD係数の平均値の大きな変動は見られな かったなど,今後更に検討する必要がある.

〔謝辞〕本研究は,平成27年度 NEXCO関係会社高速道路防災対策等に関する支援基金の支援を得て行われたものである.また本研究を進めるにあたり,

九州大学の中島通夫技術協力スタッフ,ハザリカ へマンタ教授,笠間清伸准教授から丁寧なご指導を賜りました.ここに感謝の意を表します.

〔参考文献〕1)工藤 智仁(国土交通省):盛土(覆土)法面における締固め管理の検討 <http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000105787.pdf> ,2015.9.10,

2)末永怜士ら:締固め度に着目した盛土法面の品質評価 土木学会西部支部研究発表会 ,pp.411~412,2012,3) 龍岡文夫:盛土の締固め管理と設計の協働の必

要性 基礎工,pp.2~9,2009 ,pp.413~414,2012,4)属寛ら:重錘落下式変形係数測定装置を用いたセメント安定処理土の変形・強度特性の評価 土木学会論文 集,pp.283~292,2002

4 FWD係数のヒストグラム(ウレタン供試体)

5 FWD係数のヒストグラム(締固め度90%)

6 FWD係数と傾斜角の関係 0

1 2 3 4 5 6 7

130 170 210 250 290 330 370 連結状態

分離状態

度数

FWD係数kf (MN/m3) 平均

246.0 標準偏差

49.4

平均 341.7 標準偏差 測定回数 19.5

25

III‑095 土木学会西部支部研究発表会 (2016.3)

‑462‑

参照

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