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は じ め に 秩 父 市 では 豊 かなまち 環 境 文 化 都 市 ちちぶ を 将 来 都 市 像 に 掲 げ 高 齢 者 福 祉 については 高 齢 者 の 生 活 を 地 域 で 支 え 生 きがいを 感 じられるまち を 目 指 し サ ービスの 充 実 に 努 めています わが 国 の

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は じ め に

秩父市では、「豊かなまち、環境文化都市 ちちぶ」を 将来都市像に掲げ、高齢者福祉については「高齢者の生活 を地域で支え、生きがいを感じられるまち」を目指し、サ ービスの充実に努めています。 わが国の現状に目を向けますと、人口の減少や少子高齢 化が進行し、それは本市においても例外ではありません。 本 市 の 将 来 推 計 で は 、 平 成 26 年 に は 高 齢 者 人 口 が 19,117人、高齢化率が28.8%に達すると予測され、 さらに平成28年には高齢化率が30%を超えるとされています。また、高齢者人口の 増加とともに、ひとり暮らし世帯や高齢者のみ世帯、認知症高齢者の増加も懸念され ることから、高齢者を地域社会全体で支える仕組みの構築が重要となっています。 このような高齢化への対応が求められる中、高齢・福祉・介護分野の計画である、 「秩父市高齢者福祉計画」を策定しました。 本計画では、前計画の取り組みを踏襲しながらも、さらに「介護サービス」「介護 予防」「医療との連携」「生活支援サービス」「高齢者にふさわしい住まいの提供」な どのサービスを一体的かつ継続的に提供する『地域包括ケア』の考え方を念頭に置き ながら、計画の基本理念である、「高齢者の尊厳が保たれ住み慣れた地域で安心して 住み続けられるまち(助けあい温もりの感じられるまち)」を目指すため、「高齢者の 生きがいづくりとサポート体制」「健康づくりと介護予防」「要介護者支援」の充実を 進めていきます。 計画を推進するためには、市民の皆様をはじめ関係者と一体となった取り組みが必 要不可欠でありますので、今後ともより一層のご理解とご協力を賜りますようお願い 申し上げます。 最後に、本計画の策定にあたり、策定委員の皆様をはじめ各関係機関の皆様、アン ケート調査など貴重なご意見やご提言をいただきました皆様方に対しまして、心から お礼申し上げます。 平成24年3月 秩父市長

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第1章 計画の基本的事項 ... 3 第1節 計画の基本的な性格... 3 1 計画策定の趣旨 ... 3 2 計画の性格と位置づけ ... 4 3 計画の期間 ... 5 4 計画の策定体制 ... 5 第2章 高齢者をめぐる現状 ... 9 第1節 高齢者等の現状 ... 9 1 高齢者等の現状と将来推計... 9 2 高齢者のいる世帯の状況 ... 11 3 要介護等認定者の推移と推計 ... 12 第2節 日常生活圏域の状況... 13 第3章 高齢者施策の評価と課題整理 ... 17 第1節 アンケート調査結果... 17 第2節 前期計画(平成21年度~23年度)における介護保 険事業の実施状況 ... 25 1 介護給付実績からの評価 ... 25 第3節 前期計画(平成21年度~23年度)における健康増 進・福祉事業等の評価 ... 30 1 健康増進事業 ... 30 2 高齢者福祉事業の評価 ... 30 第4節 課題の整理 ... 32 1 高齢者の現状 ... 32 2 アンケート調査結果 ... 32 3 前期計画(平成21~23年度)の評価 ... 34 第4章 計画の基本的考え方 ... 39 第1節 基本理念 ... 39 第2節 基本方針 ... 40 1 高齢者の生きがいづくりとサポート体制の充実 ... 40 2 健康づくりと介護予防の充実 ... 42 3 要介護者支援の充実 ... 44

目 次

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第5章 介護保険対象外サービス等の推進 ... 57 第1節 元気なまちづくりの推進 ... 57 1 健康意識の高揚による健康づくり支援 ... 57 2 健康増進事業による市民の健康支援 ... 57 第2節 在宅福祉サービス ... 59 1 在宅福祉サービスの充実 ... 59 2 その他の在宅福祉事業 ... 60 第3節 地域福祉活動の推進... 63 1 担い手の育成 ... 63 2 サービスの総合化 ... 64 第4節 施設サービス ... 65 1 入所施設の整備・活用 ... 65 2 通所・利用施設の整備・活用 ... 67 第5節 生きがいづくり・主体的活動への支援 ... 69 1 生きがい活動の充実 ... 69 2 就労機会の充実 ... 70 3 自主的活動・地域交流の推進 ... 71 第6節 高齢者が安心・安全に暮らせるまちづくりの推進 ... 72 1 緊急時の支援 ... 72 2 都市環境の整備 ... 72 第6章 介護保険サービス等の推進 ... 77 第1節 介護保険サービス ... 77 1 居宅サービス・介護予防サービス ... 77 2 地域密着型サービス ... 87 3 施設サービス ... 92 4 サービス利用の推進 ... 94 第2節 介護保険事業費の見込み ... 95 1 総給付費 ... 95 第3節 地域支援事業 ... 97 1 介護予防事業 ... 97 2 包括的支援事業 ... 100 3 任意事業 ... 102 4 地域支援事業に係る事業総額 ... 103 第4節 保険給付費等の見込みと保険料の算定 ... 104 1 介護保険事業の財源 ... 104 2 保険給付費の見込み ... 105 3 所得段階別被保険者見込数... 105 4 第5期保険料基準額の算定... 106 5 介護保険料の算定結果と所得段階別保険料 ... 107

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第7章 計画推進のために ... 111 1 保健・医療・福祉の連携 ... 111 2 民間事業者との連携 ... 111 3 ボランティアなど福祉的活動との連携 ... 111 4 介護保険運営協議会の充実... 111 5 地域包括支援センター運営協議会の開催 ... 111 6 計画の進行管理と評価・点検 ... 112 資 料 編 ... 115 1 秩父市高齢者福祉計画等策定委員会設置要綱 ... 115 2 秩父市高齢者福祉計画等策定委員会委員名簿 ... 117 3 秩父市福祉3計画等検討委員会委員名簿 ... 118 4 秩父市高齢者福祉計画等作業部会委員名簿 ... 119 5 秩父市高齢者福祉計画等事務局名簿 ... 120 6 計画策定の経過 ... 121

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第1章

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第1章 計画の基本的事項

第1節 計画の基本的な性格

1 計画策定の趣旨

21世紀の超高齢社会における介護問題の解決を図るため、国民の共同連帯の 理念に基づき、要介護者等を社会全体で支援する仕組みとして、介護保険制度が 平成12年4月から始まりました。その施行後、サービスの基盤は急速に整備さ れサービス利用者は確実に増加するなど、介護保険制度は高齢期を支える制度と して定着してきました。 しかしながら、サービス利用者の増加に伴い介護給付費も急速に増大し、 2015年(平成27年)には団塊世代が高齢者となり、高齢化が一層進展するこ とから、制度の持続性を確保しつつ、高齢者の生活機能の低下を未然に防止し維 持向上させるために、介護予防の推進体制を確立することが大きな課題となって います。今後さらに増加することが見込まれている認知症高齢者について、その 特性に対応したケアの確立が急務となります。 このような状況から、平成17年の介護保険制度改革においては、「2015年の 高齢者介護のあるべき姿」を念頭において、制度の持続可能性の確保、明るく活 力のある高齢社会の構築等を基本的視点とした制度全般の見直しが行われまし た。また、平成21年の介護報酬の改定では、介護人材の確保や従業員の処遇改 善といった課題に対応すべく、介護報酬が3%アップされました。 秩父市では、上記の趣旨を踏まえ「秩父市高齢者保健福祉計画・第4期介護保 険事業計画(平成21~23年度)」に基づいて、各種施策を推進してきました。 今回の見直しでは、前期計画を踏襲しながら、より現状に即した計画内容とす るために「秩父市高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画(平成24~26年度)」 を策定するものです。第5期となる本計画では、介護保険、介護予防、医療との 連携、生活支援、高齢者にふさわしい住まいの提供などのサービスを一体的かつ 継続的に提供する「地域包括ケア」の考え方を念頭に置きつつ、前期計画と同様、 基本理念である「高齢者の尊厳が保たれ 住み慣れた地域で安心して住み続けら れるまち」を目指していきます。 本計画は、市の高齢者福祉と介護に関する総合計画として策定し、高齢化にと もなう諸課題に対応するため基本的政策目標の設定と、その実現のために取り組 むべき施策を明らかにすることを目的としています。

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2 計画の性格と位置づけ

本計画は要介護・要支援状態となった高齢者や、その家族に対する支援をはじ め、健康な高齢者が要介護状態になることを防止するための介護予防事業、福祉 事業、生きがい対策を含めた、市の高齢者福祉全般にわたる計画である「市町村 老人福祉計画」(老人福祉法第20条の8に基づく法定計画)と、介護保険事業の 円滑な運営を図るための「市町村介護保険事業計画」(介護保険法第117条に基 づく法定計画)を一体化して策定します。 また、第1次秩父市総合振興計画を上位計画とし、第2期地域福祉計画の理念 や方向性、保健・福祉分野等の個別計画との整合性を図り、連携のとれた計画と なります。 なお、平成20年度の老人保健法の全面改正により、老人保健計画の策定義務 がなくなりましたが、高齢者の保健と福祉は密接に関連するものであることから、 本市では、保健施策も包含した「高齢者福祉計画」として策定するものとします。

第2期秩父市地域福祉計画

連 携 秩 父 市 高 齢 者 福 祉 計 画 秩 父 市 介 護 保 険 事 業 計 画 第 三 期 秩 父 市 障 が い 者 福 祉 計 画 秩 父 市 障 が い 福 祉 計 画 子 育 て ち ち の き プ ラ ン ( 秩 父 市 次 世 代 育 成 支 援 地 域 行 動 計 画 ) そ の 他 の 計 画 ( 健 康 ち ち ぶ 21 な ど の 生 活 関 連 計 画 ) 第1次秩父市総合振興計画 ~近未来ちちぶまちづくりプラン2006~ 老 人 福 祉 法 介 護 保 険 法

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3 計画の期間

計画期間は、平成24年度から平成26年度までの3か年とします。また、3年 ごとに見直しを行うものとし、平成26年度に見直しを行います。 年 度 平成21 平成22 平成23 平成24 平成25 平成26 秩父市高齢者福祉計画 ・介護保険事業計画 第4期計画期間 第5期計画期間

4 計画の策定体制

(1)策定委員会による審議 本計画の策定(見直し)にあたっては、保健福祉関係者や学識経験者、市民 代表からなる「秩父市高齢者福祉計画等策定委員会」を開催し、審議を行いま した。 (2)日常生活圏域ニーズ調査等の実施 秩父市高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画においては、「地域包括ケ ア」をさらに推進するため、地域ごとに高齢者が要介護状態になるリスク等を 集計し、把握することが重要となります。 国は、高齢者や地域の課題をより的確に把握する手法として「日常生活圏域 ニーズ調査」を推奨しており、本市においても、65歳以上の一般高齢者と軽 度の要介護認定者については、「日常生活圏域ニーズ調査」を実施し、加えて、 実態と課題の把握を目的に、ケアマネジャーとサービス提供事業者にも調査を 行いました。 (3)庁内における計画策定体制 庁内においては、関係部局等による「秩父市高齢者福祉計画等検討委員会」 を設置するとともに、委員会に各部局担当者による作業部会を設置し、計画内 容の検討にあたりました。 (4)パブリックコメントの実施

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第2章

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第2章 高齢者をめぐる現状

第1節 高齢者等の現状

1 高齢者等の現状と将来推計

市の総人口は、平成19年の71,426人から減少傾向にあり、平成23年には 68,701人となり、2,725人の減少となっています。その一方で高齢者人口は平 成19年の18,074から微増傾向で推移し、平成23年では18,337人で263人の 増加となっています。また、高齢化率をみると平成19年の25.3%から上昇傾向 にあり、平成23年には26.7%と1.4ポイント上昇しています。県20.0%、国 23.2%の高齢化率を上回っています。 ■総人口・世帯数の推移 区 分 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 人口(人) 71,426 70,776 70,070 69,479 68,701 世帯(世帯) 26,284 26,296 26,345 26,448 26,230 65歳以上人口(人) 18,074 18,255 18,466 18,554 18,337 高齢化率(%) 25.3 25.8 26.4 26.7 26.7 県・高齢化率(%) 18.3 19.1 20.0 20.6 20.0 国・高齢化率(%) 21.5 22.1 22.7 23.1 23.2 注)秩父市の数値は総人口数値(各年4月1日現在) 県の高齢化率は平成22年までは内閣府高齢社会白書、平成23年は町(丁)字別人口調査(1月1日 現在) 国の高齢化率は平成22年までは内閣府高齢社会白書、平成23年は総務省人口推計 ※総人口とは、住民基本台帳の人口に外国人登録人口を含めた人口です。 人口の推移では、前期高齢者が平成19年の9,247から減少傾向にあり、平成 23年では8,508人と739人の減少となっています。その一方で、後期高齢者は 平成19年の8,827人から増加傾向にあり、平成23年では9,829人と1,002人 の増加となっており、平成21年から前期高齢者を後期高齢者が上回っています。 人口の将来推計では、総人口は平成24年の67,975人から減少傾向にあり、 第5期計画の最終年の平成26年では66,440人となり、さらに減少傾向がつづ き平成29年には63,929人になると予測されています。一方、高齢者人口、高 齢化率はともに増加傾向にあり、高齢化率は30.9%まで上昇すると予測されて います。

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■人口の推移 区 分 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 総人口(人) 71,426 70,776 70,070 69,479 68,701 高齢者数(人) 18,074 18,255 18,466 18,554 18,337 高齢化率(%) 25.3 25.8 26.4 26.7 26.7 65~69歳(人) 4,661 4,557 4,645 4,579 4,196 70~74歳(人) 4,586 4,595 4,514 4,351 4,312 前期高齢者計(人) 9,247 9,152 9,159 8,930 8,508 前期高齢者率(%) 12.9 12.9 13.1 12.9 12.4 75~79歳(人) 3,897 3,998 3,934 4,044 4,116 80~84歳(人) 2,888 2,929 3,087 3,114 3,085 85歳以上(人) 2,042 2,176 2,286 2,466 2,628 後期高齢者計(人) 8,827 9,103 9,307 9,624 9,829 後期高齢者率(%) 12.4 12.9 13.3 13.9 14.3 40~64歳(人) 23,804 23,689 23,540 23,510 23,676 対総人口比率(%) 33.3 33.5 33.6 33.8 34.5 注)表記の数値は総人口数値(各年4月1日現在) ■人口の将来推計 区 分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 総人口(人) 67,975 67,228 66,440 65,634 64,787 63,929 高齢者数(人) 18,457 18,848 19,117 19,452 19,624 19,762 高齢化率(%) 27.2 28.0 28.8 29.6 30.3 30.9 65~69歳(人) 4,134 4,443 4,602 4,995 5,440 5,564 70~74歳(人) 4,351 4,266 4,361 4,284 3,918 3,855 前期高齢者計(人) 8,485 8,709 8,963 9,279 9,358 9,419 前期高齢者率(%) 12.5 13.0 13.5 14.1 14.4 14.7 75~79歳(人) 4,062 4,024 3,947 3,801 3,771 3,808 80~84歳(人) 3,087 3,210 3,171 3,259 3,314 3,257 85歳以上(人) 2,823 2,905 3,036 3,113 3,181 3,278 後期高齢者計(人) 9,972 10,139 10,154 10,173 10,266 10,343 後期高齢者率(%) 14.7 15.1 15.3 15.5 15.8 16.2 40~64歳(人) 23,523 23,136 22,888 22,457 22,053 21,686 対総人口比率(%) 34.6 34.4 34.4 34.2 34.0 33.9 注)表記の数値は、総人口数値(各年4月1日現在)からの推計人口

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2 高齢者のいる世帯の状況

世帯の状況をみると、総世帯数は平成12年を境に減少傾向にあり、平成22年 では24,103世帯となっています。高齢者世帯数は増加傾向にあり、平成12年 の10,856世帯が、平成22年には12,138世帯となり、10年間で1,282世帯の 増加となっています。総世帯に占める高齢者世帯数の割合は、平成22年では 50.4%となっています。 また、高齢者世帯の推移でも、単身世帯と夫婦世帯が増加し続けており、両世 帯をあわせると平成22年では高齢者世帯の47.5%を占めています。 ■世帯の状況 区 分 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 総世帯数(世帯) 22,690 23,907 24,641 24,365 24,103 高齢者世帯数(世帯) 8,163 9,474 10,856 10,603 12,138 構成比(%) 36.0 39.6 44.1 43.5 50.4 注1)表記の数値は、国勢調査数値(各年10月1日現在) 注2)高齢者世帯は65歳以上の方がいる世帯数 ■高齢者世帯の推移 区 分 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 高齢者世帯数(世帯) 8,163 9,474 10,856 10,603 12,138 単身世帯(世帯) 1,008 1,387 1,845 2,243 2,686 構成比(%) 12.4 14.7 17.0 21.2 22.1 夫婦世帯(世帯) 1,460 2,175 2,704 2,902 3,081 構成比(%) 17.9 23.0 24.9 27.4 25.4 同居世帯(世帯) 5,695 5,912 6,307 5,458 6,371 構成比(%) 69.8 62.4 58.1 51.5 52.5 注1)表記の数値は、国勢調査数値(各年10月1日現在) 注2)構成比の計算は、端数処理するため、多少の誤差が生じます。 注3)単身世帯は65歳以上の方の一人暮らし世帯数 注4)夫婦世帯は夫が65歳以上、妻が60歳以上の世帯数 注5)同居世帯は上記注3、注4を除いた65歳以上の方がいる世帯数 ■高齢者世帯の内訳(平成22年) 区 分 65歳未満 のみの世帯 65歳以上のいる世帯 合 計 高齢者単身 高齢者夫婦 高齢者同居 世帯数(世帯) 11,965 2,686 3,081 6,371 24,103 構成比(%) 49.7 11.1 12.8 26.4 100.0

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3,277 3,227 3,156 3,028 2,959 2,844 0 1,000 2,000 3,000 4,000 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 (人) 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

3 要介護等認定者の推移と推計

要介護・要支援認定者数は、第4期当初(平成21年4月)では2,844人でし たが、平成23年4月には3,028人となっており、増加傾向が続いています。 要介護・要支援認定者数は、高齢者数の増加などの影響により、今後も引き続 き増加するものとみられ、介護予防の効果等を見込み認定率を17.1%に据え置 きし、平成24年度は3,156人、平成26年度は3,277人と推計しております。 ■65歳以上人口に占める要支援・要介護認定者数の推移と推計 区 分 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 総人口(人) 70,070 69,479 68,701 67,975 67,228 66,440 65 歳 以 上 人 口 (人) 18,466 18,554 18,337 18,457 18,848 19,117 要支援1 310 373 414 425 427 429 構成比(%) 1.7 2.0 2.3 2.3 2.3 2.2 要支援2 464 444 441 461 479 491 構成比(%) 2.5 2.4 2.4 2.5 2.5 2.6 要介護1 424 469 524 602 651 692 構成比(%) 2.3 2.5 2.9 3.3 3.5 3.6 要介護2 541 559 535 566 574 586 構成比(%) 2.9 3.0 2.9 3.1 3.0 3.1 要介護3 475 444 431 454 464 474 構成比(%) 2.6 2.4 2.4 2.5 2.5 2.5 要介護4 388 390 385 353 332 304 構成比(%) 2.1 2.1 2.1 1.9 1.8 1.6 要介護5 242 280 298 295 300 301 構成比(%) 1.3 1.5 1.6 1.6 1.6 1.6 合 計 2,844 2,959 3,028 3,156 3,227 3,277 構成比(%) 15.4 15.9 16.5 17.1 17.1 17.1 注1)平成21年度から23年度の認定者数は各年4月末日現在(介護保険事業報告) 注2)平成21年度から23年度の総人口及び65歳以上人口は各年4月1日現在 注3)構成比は、65歳以上人口に対する比率

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第2節 日常生活圏域の状況

日常生活圏域とは、「市町村が、その住民が日常生活を営んでいる地域として、 地理的条件、人口、交通事情その他社会的条件、介護給付等対象サービスを提供す るための施設の整備状況その他の条件を総合的に勘案して定める区域」をいいます。 介護保険法117条第2項第1号では、市町村介護保険事業計画において、この 日常生活圏域ごとに地域密着型サービスの必要利用定員総数や利用量等を見込む こととしています。 本市では、30分で駆け付けられる範囲の地域のつながりを考慮し、中学校区に 基づく9つの圏域を設定しています。 ■圏域区分 圏域名 地区 秩父第一 宮側町、番場町、道生町、中村町(一丁目、四丁目)、桜木町、金室町、永田町、 柳田町、阿保町、大畑町、滝の上町、上宮地町、中宮地町、下宮地町、大宮(上 宮地町、中宮地町、下宮地町)、相生町、大野原、黒谷 秩父第二 日野田町、野坂町、大宮(日野田町、野坂町)、熊木町、上町、中町、本町、 上野町、東町、中村町(二丁目、三丁目)、近戸町、別所 高篠 山田、栃谷、定峰 影森 久那、上影森、下影森、浦山、和泉町 尾田蒔 寺尾、蒔田、田村 大田 太田、伊古田、品沢、堀切、小柱、みどりが丘 吉田 下吉田、吉田久長、吉田阿熊、上吉田、吉田石間、吉田太田部 荒川 荒川久那、荒川上田野、荒川日野、荒川小野原、荒川白久、荒川贄川 大滝 大滝、中津川、三峰 秩父第一 秩父第二 高篠 吉田 大田 尾田蒔 影森 荒川 大滝

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第3章

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第3章 高齢者施策の評価と課題整理

第1節 アンケート調査結果

(1)調査の概要 平成24年度からはじまる秩父市高齢者福祉計画・第5期介護保険事業計画 においては、「地域包括ケア」をさらに推進するため、地域ごとに高齢者が要 介護状態になるリスク等を集計し、把握することが重要となります。 国では、高齢者や地域の課題をより的確に把握する手法として「日常生活圏 域ニーズ調査」をモデル地区で実施しており、本市においても、65歳以上の 一般高齢者(要介護認定を受けていない高齢者)と軽度の要支援・要介護認定 者については、「日常生活圏域ニーズ調査」を基本とし、本市独自の設問を追 加した調査を実施しました。加えて、実態と課題の把握を目的に、ケアマネジ ャーとサービス提供事業者にも調査を行いました。 ■調査対象 調査の種類 対 象 ①65歳以上高齢者調査 (日常生活圏域ニーズ調査) 65歳以上で要支援・要介護認定を受けていない方から無 作為抽出した方と、要支援・要介護1~2の認定を受けて いる方から無作為抽出 ②ケアマネジャー調査 秩父市内で介護サービスを提供している事業所に在籍し ているケアマネジャー ③サービス提供事業者調査 秩父市内で介護サービスを提供している事業所 ■調査期間 調査の種類 期 間 ①65歳以上高齢者調査 平成23年6月15日~6月30日 ②ケアマネジャー調査 〃 ③サービス提供事業者調査 〃 ■回収結果 調査の種類 配布数 有効回答数 有効回収率 ①65歳以上高齢者調査 2,300人 1,644人 71.5% (内 一般高齢者) 2,048人 1,514人 73.9% (内 要支援・要介護認定者) 252人 130人 51.6%

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(2)日常生活圏域ニーズ調査結果 ① 一般高齢者のリスク保有者状況 (人、%) 項 目 秩父市 秩父 第一 秩父 第二 高篠 影森 尾田蒔 大田 吉田 荒川 大滝 対象者(人) 1,514 450 346 101 154 98 46 127 143 49 元気高齢者 10.0 9.6 13.9 6.9 8.4 8.2 4.3 12.6 7.7 8.2 一次予防事業対象者 51.8 54.2 49.1 55.4 53.9 52.0 56.5 43.3 51.0 55.1 二次予防事業対象者 36.8 34.9 35.8 35.6 36.4 38.8 37.0 43.3 39.2 36.7 閉じこもりリスク 8.5 5.8 4.9 8.9 8.4 14.3 10.9 18.1 10.5 12.2 転倒リスク 26.6 22.4 27.5 25.7 25.3 28.6 43.5 29.9 26.6 34.7 低栄養リスク 2.0 2.2 2.6 1.0 1.9 0.0 2.2 3.1 0.7 2.0 口腔機能リスク 21.9 20.9 20.5 30.7 20.8 20.4 21.7 21.3 24.5 24.5 物忘れリスク 36.0 34.9 34.7 50.5 35.7 33.7 43.5 40.2 29.4 32.7 うつリスク 29.3 29.8 27.2 37.6 24.0 26.5 37.0 31.5 27.3 36.7 認知機能障害 2.2 2.4 1.2 3.0 1.3 4.1 0.0 3.1 2.8 2.0 手段的自立度低下者 5.2 5.1 5.5 5.0 5.8 4.1 2.2 7.9 4.2 4.1 知的能動性低下者 35.5 37.1 27.5 43.6 32.5 41.8 50.0 47.2 29.4 30.6 社会的役割低下者 35.9 35.3 35.8 42.6 34.4 36.7 34.8 38.6 31.5 36.7 日常生活動作低下者 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 0.0 0.8 0.0 0.0 ※一次予防事業対象者・・健康で自立した生活を送っている高齢者 ※二次予防事業対象者・・要介護状態等になるおそれの高い高齢者(生活機能の低下等がみられる高齢者) ② リスク項目ごとの傾向 ○閉じこもりリスク 一般高齢者のリスク保有者割合は、市全体で8.5% 圏域:最も高い「吉田地区」18.1%と最も低い「秩父第二地区」4.9%では13.2 ポイントの差となっています。 背景:「外出は週1回未満」の方が、女性の75歳以上で増加し、買い物や散歩、友 人宅に行くことが少なくなる傾向にあることが考えられます。また、「昨年よ り外出回数が減少」も加齢に伴い増加しており、外出を控えている理由では 「足腰の痛み」が、女性の各年代で多くなっています。 ○転倒リスク 一般高齢者のリスク保有者割合は、市全体で26.6%、4人に1人がリスク保有者 圏域:「大田地区」が43.5%で最も高く、市平均を16.9ポイント上回っています。 背景:「歩く速度が以前より遅くなってきた」「転倒に対する不安」「背中が丸くなっ てきた」では加齢とともに増加しています。特に女性に多く、骨折すること を恐れ、外出を控えている傾向がみられます。 ○口腔機能リスク 一般高齢者のリスク保有者割合は、市全体で21.9%、5人に1人がリスク保有者 圏域:「高篠地区」が30.7%で最も高く、市平均を8.8ポイント上回っています。 背景:「半年前に比べて堅いものが食べにくくなった」では70歳からの女性で増加 傾向にあり、「噛む」「呑み込む」といった機能が衰えてきています。また「定 期的な歯科健診の受診」も7割から8割が受診していない状況です。

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26.5 36.7 30.6 6.2 0 0 0% 25% 50% 75% 100% ケアマネジャー n=49人 かなり負担 が大きい やや負担 が大きい 適当 負担はあまり 大きくない 負担は 小さい 無回答 ○物忘れリスク 一般高齢者のリスク保有者割合は、市全体で36.0%、3人に1人がリスク保有者 圏域:「高篠地区」が50.5%で最も高く、2人に1人が該当しています。 背景:「周りからいつも同じことを言うといわれる」では、70歳から緩やかに増加 し、80歳以上では4割に達しています。また、「今日が何月何日かわからな いことがある」も70歳から増加がはじまっています。 ○知的能動性低下者・社会的役割低下者 一般高齢者のリスク保有者割合は、市全体で「知的能動性低下者」35.5% 「社会的役割低下者」35.9% 背景:「年金などの書類が書けない」では、女性の70歳から急激に増加し、85歳 以上では7割に達しています。また、「友人宅を訪問しない」「家族・友人の 相談にのらない」も加齢とともに増加傾向にあります。地域とのかかわり、 生きがいをもつための生活の質を高めることが求められています。 ○二次予防事業対象者出現割合 一般高齢者の中で二次予防事業対象者の出現率が、36.8% 圏域:「吉田地区」が43.3%で最も高くなっています。 背景:「二次予防事業対象者」は、要支援・要介護状態になる可能性が高く、介護 保険給付費に大きく影響する可能性があります。そこで二次予防対象者を悪 化させないよう二次予防に取り組むとともに、事業への参加の呼びかけや見 守りを行うなど、事業参加への誘い出しの工夫や魅力ある予防プログラム等 の開発が今後の課題となっています。 (3)ケアマネジャー調査結果 ①現在の業務量についてどのように思いますか。(1つに○) 業務量の負担感は“やや負担が大きい”が 36.7%、“かなり負担が大きい”の 26.5% と合わせると 63.2%が負担感を感じています。 ≪業務量の負担感≫

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42.9 49.0 8.1 0 0% 25% 50% 75% 100% ケアマネジャー n=49人 自分が経験した ことがある ほかの人から 聞いたことがある 自分が経験したり 聞いたことはない 無回答 65.3 6.1 8.2 18.4 2.0 0% 25% 50% 75% 100% ケアマネジャー n=49人 必要だと思う 必要だと思わない 今のサービスで十分 わからない 無回答 ②これまで、高齢者虐待が疑われるような事例を経験したことがありますか。(1つに○) 高齢者虐待が疑われるような事例は“自分が経験したことがある”が 42.9%、“ほかの 人から聞いたことがある”が 49.0%となっています。関係機関や地域との連携による見 守りや相談体制が求められています。 ≪高齢者虐待が疑われる事例の経験≫ ③「夜間対応型訪問介護サービス」は、必要だと思いますか。(1つに○) 夜間対応型訪問介護サービスは“必要だと思う”が 65.3%、“わからない”が 18.4% となっています。6割を超える方が必要性を感じており、サービスの量、質の検討が求め られています。 ≪夜間対応型訪問介護サービスの必要性≫ ④今後充実させるべきだと思う介護予防事業はありますか。(○はいくつでも) 今後充実させるべきだと思う介護予防事業は“認知症予防”が 79.6%と最も高く、次 いで“閉じこもり予防”が 69.4%となっています。また、“運動器の機能向上”と“うつ 予防”も5割を超えています。 ≪今後充実させるべきだと思う介護予防事業≫ 53.1 36.7 34.7 79.6 69.4 51.0 2.0 0.0 2.0 0% 25% 50% 75% 100% 運動器の機能向上(筋力アップなど) 栄養改善 口腔機能の向上 認知症予防 閉じこもり予防 うつ予防 特にない わからない 無回答 ケアマネジャー n=49人

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(4)サービス提供事業者調査結果 ①介護保険制度を円滑に推進するために、どのようなことが必要だと思いますか。 (該当するものすべてに○) “介護保険制度についての住民への周知”が 61.5%と最も高く、次いで“事業者に対 する研修会の開催”が 42.3%となっています。 ≪介護保険制度を円滑に推進するために必要なこと≫ 61.5 11.5 15.4 26.9 26.9 19.2 15.4 42.3 0.0 3.8 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 介護保険制度についての住民への周知 保健福祉サービス(市独自のサービス)の提供 介護予防事業の充実 利用者に対する事業者の情報提供 事業者と市との情報交換の機会の提供 事業者とケアマネジャーとの    情報交換の機会の提供 事業者相互交流の機会の提供 事業者に対する研修会の開催 その他 特にない 無回答 サービス提供事業者 n=26

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②事業運営上、課題や困っていることはありますか。(該当するものすべてに○) “利用者の確保に関すること”が 57.7%と最も高く、次いで“職員(常勤・非常勤) の確保に関すること”が 53.8%、“事務作業が煩雑なこと”が 38.5%で上位となってい ます。 第5期計画では「医療との連携」が重点項目となっており、“主治医との連携に関する こと”の 34.6%にも注視する必要があります。 ≪事業運営上、課題や困っていること≫ 53.8 26.9 23.1 30.8 57.7 7.7 23.1 38.5 11.5 11.5 3.8 3.8 7.7 34.6 26.9 0.0 23.1 15.4 3.8 0.0 0% 20% 40% 60% 職員(常勤・非常勤)の確保に関すること 職員(常勤・非常勤)の技術の向上に関すること 職員(常勤・非常勤)のマナー、態度などの        質の向上に関すること 職員(常勤・非常勤)の研修の機会の          確保に関すること 利用者の確保に関すること 利用者のキャンセルやサービス内容等の       変更に関すること 特定の日時に利用希望が集中すること 事務作業が煩雑なこと 施設・設備の改善に関すること 必要な情報の入手に関すること 利用者との連絡調整に関すること 利用者のニーズの把握に関すること ケアマネジャーとの連携に関すること 主治医との連携に関すること 介護保険制度に対する利用者の理解が       十分でないこと 利用者との利用料金をめぐるトラブルに        関すること サービス担当者会議への出席に関すること その他 特にない 無回答 サービス提供事業者n=26

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③秩父市内で、サービス提供量が不足していると思うサービスはありますか。 (該当するものすべてに○) ■介護予防サービス “訪問リハビリテーション”が 30.8%と最も高く、次いで“訪問看護”が 23.1%、“通 所リハビリテーション”が 19.2%となっており、いずれも医療系サービスの提供量不足 が課題となっています。 ≪サービス提供量が不足していると思うサービス≫ 3.8 7.7 23.1 30.8 3.8 0.0 19.2 15.4 7.7 0.0 7.7 0.0 7.7 11.5 11.5 3.8 0.0 0.0 0.0 42.3 0% 20% 40% 60% 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与 特定福祉用具販売 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型共同生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 居宅介護支援 住宅改修 無回答 サービス提供事業者 n=26

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■介護サービス “訪問リハビリテーション”が 46.2%と最も高く、次いで“訪問看護”と“介護老人 福祉施設”が 30.8%、“短期入所生活介護”が 26.9%となっています。医療系サービス が上位にきているほか、泊まる・暮らすなどのサービス提供量の不足も課題となっていま す。 ≪サービス提供量が不足していると思うサービス≫ 7.7 15.4 30.8 46.2 3.8 3.8 23.1 26.9 15.4 3.8 11.5 3.8 19.2 11.5 15.4 15.4 3.8 3.8 7.7 0.0 30.8 7.7 11.5 23.1 0% 20% 40% 60% 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸与 特定福祉用具販売 夜間対応型訪問介護 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 認知症対応型共同生活介護 地域密着型特定施設入居者生活介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 居宅介護支援 住宅改修 介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 無回答 サービス提供事業者 n=26

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15.4 15.8 15.9 16.3 16.5 82.4 82.8 82.0 84.1 83.9 0 25 50 75 100 H21.04 H21.10 H22.04 H22.10 H23.04 (%) 認定率 受給率 2,844 2,917 2,959 3,030 3,028 2,415 2,424 2,547 2,540 2,322 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 H21.04 H21.10 H22.04 H22.10 H23.04 (人) 認定者数 受給者数

第2節 前期計画(平成21年度~23年度)における介護保険事

業の実施状況

1 介護給付実績からの評価

(1)認定者と受給者等の状況 平成23年4月の要支援・要介護認定者数は3,028人、認定率は16.5%と なっています。認定者数及び受給者数ともに増加傾向で推移しています。認定 を受けても、医療機関に入院又は利用されない方もおり、受給率は、平成21 年4月以降83%前後で推移しています。 ■認定者と受給者 ■認定率と受給率

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平成23年4月の要支援・要介護度別の認定者数は、要支援認定者が855人 (28.2%)、要介護認定者が2,173人(71.7%)と、おおむね3:7の比に なっています。 平成21年4月と比較すると、認定者全体では184人増加しているほか、要 介護度別では要支援1が104人、要介護1が100人、要介護5が56人、それ ぞれ増加しています。 ■要支援・要介護度別認定者数 (2)予防・介護給付別の利用状況 介護保険サービス利用者数に対する介護予防給付サービス利用者の割合は、 平成23年4月の時点で24.2%となっています。同月の給付費の割合は6.2% とほぼ横ばいです。 これに対し介護給付サービスをみると、施設サービス利用者の割合は 25.4%と平成21年4月から3.2ポイント減少し、給付費の割合も46.7%と減 少傾向にあります。また、居宅・地域密着型サービス利用者の割合を平成21 年4月と比較すると居宅サービスが2.3ポイント、地域密着型サービスが1.2ポ イントといずれも増加しています。 ■予防・介護給付別の利用者数の割合 注)福祉用具購入・住宅改修を除きます。 242 260 280 294 298 388 382 390 391 385 4 7 5 4 7 1 4 4 4 4 4 0 4 3 1 541 566 559 546 535 424 459 469 512 524 419 444 427 441 360 373 420 414 464 310 3,028 3,030 2,959 2,917 2,844 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 H21.04 H21.10 H22.04 H22.10 H23.04 (人) 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 1 9 . 1 44.5 48.0 46.6 46.6 46.8 0.2 0.2 0.2 23.6 23.1 23.7 24.2 25.4 25.8 26.9 25.3 28.6 1 8 . 1 1 8 . 6 1 8 . 1 1 7 . 9 0.1 0.2 23.6 0% 25% 50% 75% 100% H21.04 H21.10 H22.04 H22.10 H23.04 介護予防サービス 地域密着型 介護予防サービス 居宅サービス 地域密着型 サービス 施設サービス

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■予防・介護給付別の給付費の割合 注)福祉用具購入・住宅改修を除きます。 (3)支給限度額に対する1人あたりの利用額の割合 平成23年4月の在宅の要介護(要支援)度別支給限度額に対する1人あた りの利用額の割合は、各要介護(要支援)度の支給限度額を下回っています。 対支給限度額比率が最も高いのは要介護5で53.8%、一方、最も低いのが要 支援2で40.4%となっています。 ■支給限度額の状況(平成23年4月) 要介護度 人数(人) A 利用総額(円) B 1人あたり 利用額(円) C(B/A) 支給限度額 (円) D 対支給 限度額 比率(%) C/D 要支援1 280 6,355,179 2,270 4,970 45.7 要支援2 342 14,384,338 4,206 10,400 40.4 要介護1 393 30,584,838 7,782 16,580 46.9 要介護2 387 40,334,679 10,422 19,480 53.5 要介護3 274 38,727,696 14,134 26,750 52.8 要介護4 175 27,841,383 15,909 30,600 52.0 要介護5 80 15,419,106 19,274 35,830 53.8 合 計 1,931 173,647,219 8,993 35.3 注)対象となるサービスは、居宅サービス・地域密着型サービスです。 51.3 48.1 48.8 48.5 46.7 7 . 0 7 . 7 7 . 4 7 . 4 7 . 9 35.4 38.2 38.0 38.0 39.0 5.8 0.2 0.1 0.1 0.2 0.1 6.2 5.9 5.9 6.1 0% 25% 50% 75% 100% H21.04 H21.10 H22.04 H22.10 H23.04 介護予防サービス 地域密着型 介護予防サービス 居宅サービス 地域密着型 サービス 施設サービス

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■支給限度額の状況(平成23年4月) (4)居宅サービス利用者の1年後利用維持率 平成22年4月の居宅サービス受給者のうち、1年後の平成23年4月もその まま居宅サービスを利用している認定者の割合は92.8%となっており、残り の7.2%は施設へ入所しています。 居宅サービス利用維持率が最も低い要介護度は要介護4(83.3%)、次いで 要介護5(84.6%)、要介護3(86.2%)となっており、中重度認定者の施 設移行が目立っています。 ■居宅サービス受給者の1年後利用維持率 平成22年4月 平成23年4月 居宅サービス 平成23年4月 施設サービス 居宅利用者(人) 維持者(人) 維持率(%) 移行者(人) 移行率(%) 要支援1 213 209 98.1 4 1.9 要支援2 282 274 97.2 8 2.8 要介護1 305 291 95.4 14 4.6 要介護2 332 305 91.9 27 8.1 要介護3 210 181 86.2 29 13.8 要介護4 114 95 83.3 19 16.7 要介護5 52 44 84.6 8 15.4 合計 1,508 1,399 92.8 109 7.2 注)データは、平成22年4月から平成23年4月までの1年間の移動を分析しています。 10,400 16,580 19,480 26,750 30,600 19,274 15,909 14,134 10,422 2,270 7,782 4,206 4,970 35,830 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 (円) 1人あたり利用額 支給限度額

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(5)要介護度維持率・改善率 平成22年4月から平成23年4月までの1年間の要介護度(要支援度)の変 化は、下表のとおりとなっています。 悪化率では要支援1→要支援2(17.6%)、要介護2→要介護3(16.8%)、 要介護1→要介護2(16.0%)で各2割弱となっています。また、二段階以 上進行する認定者が要支援1→要介護5以外の全ての段階にみられます。特に 要支援1→要介護1(7.8%)、要介護2→要介護4(7.9%)要支援2→要介 護2(6.8%)で各1割弱となっており、重度化に対する対策が必要となって います。その一方で改善率では、重度認定者で要介護4→要介護3(9.4%)、 要介護3→要介護2(11.2%)にみられるほか、二段階改善している認定者 もいることは注目すべきことです。 予防給付の効果をみると軽度認定者の維持率は概ね60%台で、改善した認 定者もいる反面、要支援1では30.1%、要支援2では23.0%の認定者が悪化 していることからサービス内容の更なる充実等を図っていくことが必要です。 ■サービス受給者の要介護度維持率・改善率 ← 平成23年4月 → 要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 合 計 ↑ 平 成 22 年 4 月 ↓ 要支援1 242 61 27 14 1 1 0 346 69.9 17.6 7.8 4.1 0.3 0.3 0.0 100.0 要支援2 44 272 50 28 5 8 3 410 10.7 66.3 12.2 6.8 1.2 2.0 0.8 100.0 要介護1 12 32 295 73 26 11 6 455 2.6 7.0 64.8 16.0 5.7 2.5 1.4 100.0 要介護2 4 14 47 294 81 38 5 483 0.8 2.9 9.7 60.9 16.8 7.9 1.0 100.0 要介護3 1 4 11 34 203 67.0 38 12 303 0.3 1.4 3.6 11.2 12.5 4.0 100.0 要介護4 1 2 8 11 19 137 25 203 0.5 1.0 3.9 5.4 9.4 67.5 12.3 100.0 要介護5 0 0 1 2 3 4 95 105 0.0 0.0 1.0 1.9 2.9 3.8 90.4 100.0 合 計 304 385 439 456 338 237 146 2,305 注1)網掛けの部分は、認定度が変化しなかった人です。 網掛けの部分より右側が悪化、左側が改善となります。 注2)横合計は平成22年4月の合計、縦合計は平成23年4月の合計です。 注3)平成22年4月、平成23年4月で対応がとれる人のデータで分析しています。 したがって、要介護状態から、自立等で元気になった人や亡くなった人は、 給付データからは外れているため、分析の対象としていません。 単位:上段 人 下段 % 悪化 改 善

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第3節 前期計画(平成21年度~23年度)における健康増進・

福祉事業等の評価

1 健康増進事業

●『誰もが元気なまちづくり』を目指し、全ての市民に対して、各種健康診査 や相談事業・健康についての啓発等の健康増進事業を実施しています。 ●日頃から「かかりつけ医」を持つようにするなど、医療との関係づくりや、 高齢者においても元気なうちからの健康づくりを進めてきました。 ●保健センターが主体となり、65歳未満の市民に対し健康教育、健康相談と いった健康推進事業を実施しています。 ●地域包括支援センターが主体となり、65歳以上の市民に対し生活機能のチ ェックや地域への出前講座などの地域支援事業を実施しています。 ●今後、高齢者の健康づくりを推進していくために、健康増進事業と地域支援 事業との緊密な連携が必要と考えられます。また、より効果的に実施するた めに、関係機関・団体との更なる連携や、拠点となる保健センターと地域包 括支援センターの機能の充実・強化が求められています。

2 高齢者福祉事業の評価

(1)在宅福祉サービス ●介護保険対象外の方やひとり暮らし高齢者などを対象とした、ホームヘルプ サービス、デイサービス事業をはじめ、緊急通報システムの設置、配食サー ビスなどを実施しています。 ●地域ミニデイサービスは、吉田・大滝・荒川地域で行われており、介護予防 や閉じこもり防止、また、生きがいづくりにおいても重要な役割を担ってお り、今後は事業の実施方法等を検討しながら他の地域においても実施してい く必要があります。 (2)施設サービスの評価 ●高齢者憩いの家、ふれあいセンター、各福祉交流センター、いきがいセンタ ー、老人福祉センターなどの地域拠点的施設が整備されており、高齢者が気 軽に訪れ、高齢者同士、または児童との交流など、生きがい活動に参加でき るようになっています。 ●入居施設として、吉田地域に2か所の生活支援ハウス、入所施設としては、 蒔田地域に特別養護老人ホーム偕楽苑、養護老人ホーム長寿荘が整備されて います。 ●今後は地域のニーズを踏まえ、各施設の特徴を生かしたサービスの提供に努 める必要があります。

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(3)生きがいづくり、まちづくり ●敬老事業をはじめ、老人クラブ活動やシルバー人材センターの活動支援、生 涯学習、スポーツ・レクリエーション活動の推進、高齢者の知識や経験を活 かした共助の仕組みとして定着してきているみやのかわ商店街振興組合で 実施しているボランティアバンクおたすけ隊への活動支援などの事業を行 っています。 ●今後は、高齢者自らが生きがい活動を通じ、互いに支えあうことが必要とな るため、多様な高齢者及び地域のニーズを踏まえながら、老人クラブ等が行 う活動について支援していく必要があります。 ●歩道の整備や多目的トイレの設置など、誰もが利用しやすい施設の整備や改 善を進めてきましたが、移動手段の確保にも取り組む必要があります。公共 交通機関やデマンドタクシーの活用など、誰もが利用しやすい公共交通の実 施のため、秩父地域全体で見直し、すべての市民にやさしいまちづくりを進 める必要があります。

(32)

第4節 課題の整理

秩父市の高齢者の現状、アンケート調査、第4期介護保険事業の状況、保健福祉 事業の状況から、高齢者福祉及び介護保険事業に関する課題を整理しました。

1 高齢者の現状

●総人口は減少傾向にあるものの、高齢者人口は平成26年には19,117人、平成29年 には19,762人で高齢化率が30.9%に達します。また、平成23年時点で後期高齢者 数が前期高齢者数を上回っており、今後もこの傾向は大きくなると予測されています。 ●総世帯数の50.4%が高齢者世帯で、その中の22.1%が単身世帯となっており、5世 帯に1世帯が単身世帯(ひとり暮らし世帯)となっています。 ●要支援・要介護認定者数も増加傾向にあり、平成26年には高齢者の17.1%が要支援・ 要介護認定者と予測されています。平成23年度現在、要支援・要介護認定者の構成割 合をみると、要支援者(要支援1~要支援2)が28.2%を占め、軽度認定者(要支援 1~要介護2)になると約6割となります。

2 アンケート調査結果

●一般高齢者の「閉じこもりリスク」が最も小さい「秩父第2地区」と最も大きい「吉 田地区」では、13.2ポイントの差があります。 ●転倒リスクは4人に1人が該当しており、「閉じこもりリスク」「物忘れリスク」「うつ リスク」につながり、状態の悪化につながっていくことが懸念されます。 ●一般高齢者の中で3人に1人が「二次予防事業対象者」に該当するため、介護予防事 業の充実が求められます。 ●ケアマネジャー調査で、今後充実させるべき介護予防事業を「認知症予防」「閉じこも り予防」「運動器の機能向上」「うつ予防」の順に上げており、日常生活圏域ニーズ調 査の結果を裏付けています。また医療系サービスの充実も求められています。 ●高齢者虐待が疑われるような事例を経験したケアマネジャーが42.9%となっており、 高齢者の増加に伴い、関係機関や地域との連携など対応が求められます。

現状・評価

(33)

○今後の増加が予測されるひとり暮らし世帯、高齢者のみ夫婦世帯、認知症高齢 者などに対応できる公的サービスとともに、見守りや買い物支援などの生活支 援サービスの構築 ○要介護度の重度化を防ぐための介護予防支援 ○介護など高齢者支援に携わる人材の確保・育成 ○介護保険サービスの受給者数は認定者数の83%台で安定した利用があり、今後 も在宅での生活を希望する意向が多いことから、介護保険サービスの質・量の 充実 ○家族介護者の高齢化に対する、介護負担を軽減する施策の検討 ○生活支援など地域でのインフォーマルサービスの構築 ○今後増加が見込まれる認知症高齢者への対応 ○地域の特性、リスク該当者の状況に基づいた予防サービスの整備 ○転倒や閉じこもり、認知症等を予防するプログラムの充実 ○高齢者福祉や介護に関する関係機関との連携の重視 ○訪問看護や訪問リハビリテーションなど医療系サービスの充実 ○ケアマネジャーの支援として、支援困難事例についての地域包括支援センター の指導・助言 ○3人に1人が二次予防事業の対象者であるため、二次予防に取り組むとともに、

課題・解決ポイント

(34)

3 前期計画(平成21~23年度)の評価

●シルバー人材センターや老人クラブ、公民館活動等により高齢者が自主的に社会参加 や生きがいづくりを行っています。こうした高齢者の活動が地域福祉活動を担ってお り、今後も一層の推進が必要となります。 ●単身高齢者や高齢者世帯の方を地域の方が日頃から見守りや声かけを行う「ふれあい コール事業」等をとおして、地域のつながりと支え合いを広げました。 ●吉田・大滝・荒川地域においては地区ごとの小区域でミニデイサービスを行い、閉じ こもりや介護予防に効果が見られました。一方旧秩父市地域においては、小区域で地 域の実情に沿った予防事業等が十分ではありませんでした。 ●みやのかわ商店街振興組合の「ボランティアバンクおたすけ隊」は、シニアボランテ ィアによる、住民のニーズに合わせた有償支援を行っています。また会員制ではあり ますが、買い物や通院などの送迎サービスも行っています。 ●在宅介護支援センターの再構築を行い、高齢者相談支援センターとして担当地域を定 め、高齢者や介護保険について24時間相談通報対応の体制をとり、市役所や地域包括 支援センター等関係機関と連携を取っています。 ●健康増進の充実については、特定健康診査を行い、生活習慣病発症のリスクの高い方 への特定保健指導の実施や各種がん検診等により、高齢者になる以前からの健康づく りを進めました。 ●介護予防は地域包括支援センターを中心に要介護認定を受けていない高齢者に生活機 能等のチェックを行い、介護予防のアドバイス票の送付など啓発を行いました。しか し、要介護状態等になるおそれの高い二次予防事業対象者の介護予防事業への参加率 に大きな伸びがなかったため、事業への勧誘等の実施方法について課題が残りました。 ●高齢者の包括的・継続的なマネジメントを行う地域包括支援センターは、市報の「包 括支援センターだより」や手作りチラシの配布等により、広く周知に努めてきました。 民生委員や介護事業所等関係機関への周知は進みましたが、一般市民への周知は十分 とはいえませんでした。 ●地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護事業所が新たに開設しましたが、住み 慣れた地域で在宅生活を継続するには、日常生活圏域ごとに整備が必要なため十分で はありません。

現状・評価

(35)

○老人クラブの活性化など、高齢者の積極的な社会参加や生きがいづくりの支援 と健康維持につながる施策の推進 ○地域の実情に沿った小区域ごとの介護予防事業取り組み ○二次予防事業対象者への事業参加への勧誘方法等の工夫と高齢者への介護予防 の啓発 ○高齢者福祉や介護保険に関するより良いサービス提供のための関係機関との連 携強化 ○地域包括支援センターの周知と機能の強化 ○高齢者相談支援センターによる24時間体制相談窓口の周知と地域包括支援セ ンターとの連携強化 ○住み慣れた地域でサービスが受けられる地域密着型サービスの充実

課題・解決ポイント

(36)

第4章

(37)

第4章 計画の基本的考え方

第1節 基本理念

本計画を推進するためには、第1に「高齢者の意思を尊重する」社会とすること が重要です。介護が必要になったり、何らかの社会的な支援が必要になった時にも、 自身の社会的役割を自覚し、地域とのつながりを保ちながら、高齢者自らの意思に よって様々なサービスや支援を受けることのできる社会を目指します。この考えは、 介護保険制度の基本理念に通ずるものです。 第2に「助けあい温もりの感じられる」地域社会とすることです。平成19年度 に制定した、明日の笑顔は世代をこえて!「子育て支援・元気長寿のまち」宣言に 基づき、高齢者の暮らしを地域社会全体で支え、住み慣れた地域や家庭で安心して 通常の生活を継続でき、きめ細かなサービスを受けることが可能な社会を目指しま す。これは、在宅生活を基本としつつ、施設入所となってもできる限り近くの施設 への入所が可能となる、地域に根ざしたサービスを基本とした社会です。 このような社会をつくるために、市の高齢者福祉計画・介護保険事業計画の基本 理念を定めています。

高齢者の尊厳が保たれ

住み慣れた地域で安心して住み続けられるまち

(助けあい温もりの感じられるまち)

(38)

第2節 基本方針

第3章の課題を受けて、解決対策に向けて具体的に提供するサービスや事業に ついて基本方針を示します。

高齢者の生きがいづくりとサポート体制の充実

(39)

(1)高齢者自身によるサポート体制 (2)認知症高齢者支援対策の充実 (3)介護負担の軽減 (4)在宅サービスの充実 今後高齢者の増加に伴い、単身高齢者や高齢者世帯の増加が懸念され ますが、元気なうちから健康づくりや健康診査を受診して健康意識を高 めたり、公民館活動やスポーツ等地域の活動に参加するなど、元気高齢 者を養成します。 高齢者自身が高齢者を支えるシステムとして定着をしてきている「ボ ランティアバンクおたすけ隊」のように、高齢者の培ってきた経験や知 識を地域活動等に生かし、高齢者自身が社会の一員として役割を担うこ とを推進します。 認知症になっても住み慣れた地域での生活が継続されるためには、周 囲の理解が必要になります。認知症サポーター養成講座等をとおして、 認知症に関する知識の普及を行い、また認知症高齢者の権利を擁護する ため、成年後見制度等を周知します。また、市民後見人の養成など、制 度の充実・強化に取り組みます。 住み慣れた地域で安心して在宅生活を続けるために、高齢者の介護を する方のサポート体制が必要となります。介護者同士の交流などによ り、心身のリフレッシュを図り、家族介護用品の支給等により、経済的 負担の軽減を図ります。 在宅生活を継続するためには介護保険サービスだけではなく、様々な 生活支援が必要となります。高齢者が生活している地域によっても必要 なサービスは異なるため、地域のニーズを考慮し、社会福祉協議会や自 治会、民生委員、在宅福祉員等と連携を取りながら推進します。

(40)

健康づくりと介護予防の充実

(41)

(1)地域支援事業 (2)介護予防事業の充実 (3)地域包括支援センターの機能強化 高齢者が要介護状態等となることを予防するとともに、要介護状態等 になった場合でも、できる限り住み慣れた地域で健康に生活できるよう 地域包括支援センターが中心となり、要介護状態への移行を防ぐ介護予 防事業や、総合相談や権利擁護、ケアマネジャーへのサポートを行う包 括的支援事業を推進します。また、今後地域ニーズを把握し日常生活支 援総合事業の実施についても検討していきます。 要介護認定者になることを防ぐためには、健康で自立した生活を送っ ている高齢者(一次予防事業対象者)や要介護状態等になるおそれの高 い高齢者(二次予防事業対象者)を対象に、心身の機能や生活機能の低 下の予防または悪化の防止のために必要な介護予防事業を推進します。 地域包括支援センターは、高齢者の介護予防の取り組みや在宅生活全 般にわたり適切なサービスが切れ目なく提供されるように、包括的・継 続的な支援を行います。今後も高齢者の増加が見込まれる中で、要介護 認定者の増加を防ぐためには介護予防の充実が重要となる一方、介護予 防の実施機関である地域包括支援センターの機能の強化も必要となり ます。そのため、高齢者相談支援センターの協力を得るなど、地域の高 齢者の実情の把握に努め、より一層の機能強化を図ります。また、医療 機関等の関係機関、ケアマネジャー等との連携強化も同様に努めます。

(42)

要介護者支援の充実

(43)

(1)要介護認定者の重度化予防 (2)サービス基盤の整備 (3)介護給付の適正化 (4)市民への情報提供の充実 要支援・要介護の状態になっても、地域で健康に生活していくために は、日常生活の活発化に資する介護保険サービス等の利用を促進し、重 度化の防止、さらには非該当への改善を目指し、生活機能の向上を図り ます。 要介護者等が可能な限り住み慣れた地域で、施設、在宅を問わず本人 が選択した環境で生活が続けられることが必要です。小規模多機能型居 宅介護をはじめ、日常生活圏域ごとに整備計画を定め、必要なサービス が提供できるよう努めます。 介護給付の適正化は、介護給付を必要とする受給者を適切に認定した 上で、受給者が真に必要とするサービスを、事業者がルールに従って適 切に提供するよう促すことです。 介護給付の適正化を図ることで、不適切な給付を削減する一方、利用 者に対する適切な介護サービスを確保することにより、介護保険制度の 信頼感を高めるとともに、介護給付費や介護保険料の増大を抑制するこ とを通じて、持続可能な介護保険制度の構築に努めます。 県が行う介護サービス情報の公表制度の周知徹底や、市が作成する介 護サービスマップなどの配布を行い、利用者が必要なサービスの利用及 びサービス提供事業者の選択ができるよう努めます。

(44)

第3節 地域包括ケアシステムの構築に向けて

高齢化が進展し、認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加が見込まれる中で、 介護を必要とする高齢者ができる限り住み慣れた地域で自立して生活を送れるよ う、介護サービス、訪問診療や訪問看護などの医療的なケア、見守り・配食・緊急 時対応といった生活支援サービス、住まいの確保、要介護状態とならないための予 防の取り組みを含めた多様なサービスを包括して提供する「地域包括ケアシステ ム」の構築が求められています。 この地域包括ケアシステムを実現するために、第5期期間中は日常生活圏域ごと の実状調査を行い地域のニーズを把握し、第6期において具体的な計画作成を行う ための課題整理を行うとともに、既存のサービスの充実や新たに創設されるサービ スの整備検討などに取り組んでいきます。 (1)地域包括ケアの5つの視点による取り組み ① 医療との連携強化 ・秩父地域1市4町で推進する「ちちぶ定住自立圏」医療分野に設置された 「ちちぶ医療協議会」と連携した在宅医療の推進(口腔機能向上に向けた施 策など予防医療の充実、リハビリテーション医療の充実等) ・高齢者になる前から「かかりつけ医」を持ち、健康増進・病気の早期発見に 取り組み、医療との関係づくりを推進 ・往診や訪問看護等の充実 ② 介護サービスの充実強化 ・地域密着型老人福祉施設の施設整備による介護サービスの充実 ・認知症対応型通所介護・小規模多機能型居宅介護のサービス増設による在宅 認知症支援の充実 ・住み慣れた地域での日常生活を可能とする居宅サービスの充実 ③ 予防の推進 ・できる限り要介護状態とならないための予防の取組や自立支援型の介護の推 進

(45)

④ 見守り、配食、買い物など、多様な生活支援サービスの確保や権利擁護など ・ひとり暮らし、高齢夫婦のみ世帯の増加、認知症の増加を踏まえた、地域の 実情に沿った様々な生活支援サービスの推進 ・認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加に伴い、成年後見制度の必要性が 高まり、需要の増大が見込まれ、弁護士などの専門職が後見人の役割を担う だけでなく、市民を含めた後見人の支援体制を構築するため、市民後見人を 確保できる体制の整備を推進 ⑤ 高齢期になっても住み続けることのできる高齢者住まいの整備 ・介護保険制度を活用した個人住宅のバリアフリー化の推進 ・入居系施設の整備の推進 (2)新たに創設されるサービス 第5期計画の策定にあたり、高齢化が進み要介護認定者の重度化が予想され る課題に対し、高齢者が住み慣れた地域で安心した生活を継続するためのサー ビスとして、新たに「24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護」と 「複合型サービス」・「介護予防・日常生活支援総合事業」が創設されました。 これらの新サービスについては、先進自治体、モデル自治体等の情報収集に 努め、市民ニーズの調査やケアマネジャー、サービス提供事業者などから、利 用意向等の把握を行い、また、大滝地域等の山間部の地域性を踏まえ、整備を 検討していきます。 ① 24時間対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設イメージ 重度者を始めとした要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中・夜間を 通じて訪問介護と訪問看護が密接に連携しながら、定期巡回と随時の対応を 行うものです。

(46)

② 複合型サービスの創設イメージ 小規模多機能型居宅介護と訪問看護など、それぞれ別々の事業所から受け ていたサービスを1つの事業所から提供されることで、サービス間の調整が 行いやすく、医療ニーズの高い要介護者への支援が可能になるサービスです。 ③ 介護予防・日常生活支援総合事業の創設イメージ 市町村の判断により、要支援者・二次予防事業対象者向けの介護予防・日 常生活支援のためのサービスを総合的に実施できる制度となります。市町 村・地域包括支援センターが、利用者の状態像や意向に応じて予防給付で対 応するのか、新たな総合サービスを利用するのかを判断し、利用者の状態像 にあわせ、見守り・配食等も含めて、生活を支えるための総合的で多様なサ ービスを提供することが可能になります。

(47)

健康意識の高揚による 健康づくり支援 健康増進事業による 市民の健康支援

第4節 施策の体系

1 介護保険対象外サービス等の推進

○自発的な健康づくりの推進 ○健康づくり団体の活動推進 ○市民参加による健康づくりの推進 ○健康手帳の交付 ○健康教育 ○健康相談 ○健康診査 ○各種がん検診等 ○機能訓練 ○訪問指導 ○生活習慣病予防検診(人間ドック)費の助成 ○予防接種費の助成

元気なまちづくりの推進

(48)

在宅福祉サービスの 充実 その他の在宅福祉事業 担い手の育成 サービスの総合化 ○生活支援事業 ○軽度生活援助事業 ○市民主体型デイサービス ○地域介護予防活動支援事業 ○社会参加型デイサービス (生きがい活動支援事業) ○ショートステイ事業 ○外出支援サービス事業・移送サービス事業 ○ねたきり老人等手当支給事業 ○敬老マッサージ事業 ○敬老入浴事業 ○紙おむつ排出用ごみ袋支給事業 ○ねたきり老人寝具乾燥消毒サービス事業 ○老人用電話貸与事業 ○緊急通報システム ○日常生活用具の給付 ○配食サービス ○社会福祉協議会 ○シルバー人材センター ○老人クラブ ○ボランティア ○NPO法人 ○高齢者実態把握 ○包括支援ネットワークの構築

在宅福祉サービス

地域福祉活動の推進

(49)

入所施設の整備・活用 通所・利用施設の整備・ 活用

生きがいづくり・主体的活動への支援

就労機会の充実 生きがい活動の充実 自主的活動・地域交流 の推進 ○養護老人ホーム ○ケアハウス ○有料老人ホーム ○生活支援ハウス ○保健センター ○地域包括支援センター ○地域型在宅介護支援センター ○介護予防施設の整備 ○福祉交流センターの活用 ○交流施設の活用 ○敬老事業 ○生涯学習活動 ○スポーツ・レクリエーション活動 ○シルバー人材センター ○就労支援の推進 ○老人クラブ活動 ○高齢者生きがいと健康づくり事業の推進 ○コミュニティ活動 ○災害時の支援体制 ○急病時等救急体制 ○安全・安心に住み続けられるまちづくり ○高齢者向け住宅の確保 ○公共交通サービスの確保・充実 ○商業・文化・公共施設の改良・整備 緊急時の支援

施設サービス

高齢者が安心・安全に暮らせるまちづくりの推進

都市環境の整備

参照

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