第6章 介護保険サービス等の推進
第1節 介護保険サービス
2 地域密着型サービス
高齢者が介護を受ける状態になっても、その人らしい生活を自分の意思で送る ことを可能とする「高齢者の尊厳を支えるケア」の確立が求められています。
また、環境変化の影響を受けやすい認知症高齢者を含む高齢者が、介護を必要 とする状態になっても、可能な限り住み慣れた地域で生活を継続できるよう、支 援する体制の整備が必要となります。
このことから、地理的条件や日常生活のつながり等を考慮した上で中学校区ご とに9か所の日常生活圏域を設定しました。きめ細かなサービス提供体制の整備 により、要介護者が住み慣れた地域で生活できるよう、24時間体制で支えると いう観点から要介護者の日常生活圏域内にサービス提供の拠点が確保されるサ ービスです。
■日常生活圏域
日常生活圏域 対象となる地域名
秩父第一中学校区 秩父第一中学校への就学予定者の住所地区域 秩父第二中学校区 秩父第二中学校への就学予定者の住所地区域 尾田蒔中学校区 尾田蒔中学校への就学予定者の住所地区域 大田中学校区 大田中学校への就学予定者の住所地区域 高篠中学校区 高篠中学校への就学予定者の住所地区域 影森中学校区 影森中学校への就学予定者の住所地区域 吉田中学校区 吉田中学校への就学予定者の住所地区域 大滝中学校区 大滝中学校への就学予定者の住所地区域 荒川中学校区 荒川中学校への就学予定者の住所地区域
注)秩父市立小学校又は中学校への就学予定者に係る学校の指定に関する規則別表第2のとおり
(1)夜間対応型訪問介護
要介護者ができるだけ居宅で自立した生活が営めるよう訪問介護員(ホーム ヘルパー)等が、夜間、定期的な巡回訪問や通報を受けて居宅で入浴、排せつ、
食事等の介護、その他日常生活上の支援などを行います。
現在、市には夜間におけるサービスの需要が少ないことから、サービス提供 事業者がありませんが、今後も事業者の誘致等推進していきます。
(2)認知症対応型通所介護・介護予防認知症対応型通所介護
認知症対応型通所介護は、認知症の要介護者ができるだけ居宅で自立した日 常生活を営めるようにデイサービスセンター等に通い、入浴、排せつ、食事等 の介護、その他日常生活上の支援、生活上の相談や助言、健康状態の確認、機 能訓練を受けるサービスです。介護予防認知症対応型通所介護は、要支援者を 対象に軽度の認知症がある方で廃用症候群(生活不活発病)の状態にある方に ついて、可能な限り居宅で自立した生活が営めるように、日常生活を想定しつ つ介護予防を目的とし、通所系サービスに通うなどして機能訓練を中心に行う サービスです。
利用者数は地域密着型サービス、介護予防地域密着型サービスともに増加後 減少しており、平成26年度には288人/3,467回、96人/1,152回のサー ビスを見込んでいます。
高齢化が進むとともに、今後ますます認知症高齢者が増えることが見込まれ るため、平成24年度以降に新規開設事業所を募集開始し、平成25年度以降に 漸次整備して日常生活圏域ごとに1施設ずつ整備することを目標とします。
■認知症対応型通所介護の利用実績
区 分 単 位 平成21年度 平成22年度 平成23年度 地域密着型サービス 延べ利用回数(回) 287 397 363
延べ利用人数(人) 12 18 12
介護予防 地域密着型サービス
延べ利用回数(回) 0 120 0
延べ利用人数(人) 0 6 0
注)平成23年度は、平成23年7月までの実績から推計
■認知症対応型通所介護の提供見込み量
区 分 単 位 平成24年度 平成25年度 平成26年度 地域密着型サービス 延べ利用回数(回) 168 168 3,467
延べ利用人数(人) 14 14 288
介護予防 地域密着型サービス
延べ利用回数(回) 0 0 1,152
延べ利用人数(人) 0 0 96
■認知症対応型通所介護の必要数
区 分 必要施設数(か所) 定員数(人)
認知症対応型
通所介護 9 76
(3)小規模多機能型居宅介護・介護予防小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護は、できるだけ居宅で自立した生活が営めるように、
要介護者の様態や希望に応じて、サービス拠点への「通い」を中心に随時「訪 問」や「泊まり」を組み合わせて入浴、排せつ、食事等の介護、その他日常生 活上の支援や生活上の相談や助言、健康状態の確認、機能訓練を行うサービス です。介護予防小規模多機能型居宅介護は、可能な限り居宅で自立した生活が 営めるように、要支援者の様態や希望に応じてサービス拠点への「通い」を中 心に、随時「訪問」や「泊まり」を組み合わせて、入浴、排せつ、食事等の介 護その他の日常生活上の支援や機能訓練を受けることのできるサービスです。
利用者数は地域密着型サービス、介護予防地域密着型サービスともに増加し ており、平成26年度には928人、101人のサービスを見込んでいます。
平成23年1月現在、2つの事業所がサービス提供を行っております。
地域包括ケアの核を担うサービスとして、平成24年度以降に新規開設事業 所を募集開始し、平成25年度以降に漸次整備して日常生活圏域ごとに1施設 ずつ整備することを目標とします。
■小規模多機能型居宅介護の利用実績
区 分 単 位 平成21年度 平成22年度 平成23年度 地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 140 142 246
介護予防
地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 34 31 36 注)平成23年度は、平成23年7月までの実績から推計
■小規模多機能型居宅介護の提供見込み量
区 分 単 位 平成24年度 平成25年度 平成26年度 地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 254 279 928
介護予防
地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 45 47 101
■小規模多機能型居宅介護の必要数
区 分 必要施設数(か所) 定員数(人)
小規模多機能型
居宅介護 9 223
(4)認知症対応型共同生活介護・介護予防認知症対応型共同生活介護 認知症対応型共同生活介護は、認知症の要介護者が少人数で共同生活を送る もので、入浴や排せつ、食事等の介護、日常生活上の支援、機能訓練を受ける サービスです。介護予防認知症対応型共同生活介護は、要支援者であって認知 症である方について、日常生活を想定し、介護予防を目的として、機能訓練を 中心に食事等の介護、日常生活上の支援などを行うサービスです。
利用者数は地域密着型サービスで増加、介護予防地域密着型サービスで減少 後増加しており、平成26年度にはそれぞれ1,400人、16人のサービスを見込 んでいます。
現在、市内に5施設72人分、秩父圏域他町の施設をあわせると13施設188 人分が設置されており、従来の事業者において定員数がほぼ確保できるものと 思われます。今後も事業者の設置及び運営が適切に行われるように指導・助言 を行います。
■認知症対応型共同生活介護の利用実績
区 分 単 位 平成21年度 平成22年度 平成23年度 地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 1,063 1,132 1,236
介護予防
地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 14 11 15 注)平成23年度は、平成23年7月までの実績から推計
■認知症対応型共同生活介護の提供見込み量
区 分 単 位 平成24年度 平成25年度 平成26年度 地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 1,270 1,333 1,400
介護予防
地域密着型サービス 延べ利用人数(人) 15 15 16
■認知症対応型共同生活介護の必要数
区 分 対象となる地域名 必要施設数(か所) 定員数(人)
認知症対応型 共同生活介護
秩父第一中学校区 1 18
秩父第二中学校区 ― ―
尾田蒔中学校区 ― ―
大田中学校区 1 18
高篠中学校区 1 9
影森中学校区 ― ―
吉田中学校区 1 9
大滝中学校区 ― ―
荒川中学校区 1 18
(5)地域密着型特定施設入居者生活介護
介護保険法に基づく指定を受けて、有料老人ホーム・ケアハウス等で、一定 の計画に基づいて提供される、入浴や排せつ、食事等の介護、その他の日常生 活上の支援、機能訓練を受けるサービスです。
現在、市内に特定施設入居者生活介護事業所が3施設78人分設置され、今 後も広域型の特定施設110人分の整備を進めていくことから、地域密着型特定 施設入居者生活介護としての施設整備は行いません。
(6)地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
定員29人以下の特別養護老人ホームに入所している要介護者が、入浴、排 せつ、食事等の介護、その他日常生活上の支援、機能訓練、健康管理及び療養 上の支援を受けるサービスです。
秩父市内には平成23年7月1日現在で181人の方が特別養護老人ホームの 入所を待っており、施設の整備が求められています。秩父市内の待機者の解消 を目的とし、29人を定員とした施設を1か所整備します。
■地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の提供見込み量
区 分 単 位 平成24年度 平成25年度 平成26年度 地域密着型サービス 延べ利用人数(人) ― ― 348