第5章 介護保険対象外サービス等の推進
第2節 在宅福祉サービス
1 在宅福祉サービスの充実
(1)生活支援事業
二次予防事業対象者で日常生活を営むのに支障がある方等に対してホーム ヘルパーを派遣し、生活援助、相談・助言等を行うものです。今後も社会福祉 協議会などと連携し、事業の推進を図ります。
(2)軽度生活援助事業
高齢者の在宅生活の充実を図るため、身の回りの簡易な生活支援を行うもの です。今後もシルバー人材センターとの連携を図るとともに、利用者のニーズ や身体的・社会的状況に配慮したサービスの提供に努めます。
(3)市民主体型デイサービス
高齢者の生きがいと社会参加を引き続き推進するとともに、家に閉じこもり がちなひとり暮らし高齢者等に対して、今後も身近なところで高齢者や地域住 民が主体となって集いの場を提供する体制づくりを進めます。
現在、市では老人クラブ活動をはじめ多様な地域活動に対して幅広く支援し ており、健康相談事業などとの連携を図っています。
(4)地域介護予防活動支援事業
高齢者が可能な限り地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援 することを目的として、現在、吉田・大滝・荒川地域においては、おおむね65 歳以上の高齢者を対象として、血圧測定、転倒予防のための体操などを行って います。また、社会福祉協議会では、ひとり暮らし高齢者などを対象として、
会食会や茶話会を開催しています。
社会福祉協議会の在宅福祉員などのボランティアとの協力や各種相談事業 との連携を進めながら、通称「地域ミニデイサービス」として、今後もこのサ ービスの充実を図ります。また、新たに整備する介護予防施設においては、体 力づくりに配慮したメニューを提供します。
(6)ショートステイ事業
高齢者で、生活環境や心身の状況から何らかの支援が必要な高齢者やその家 族について、生活の質の向上等のために市内の特別養護老人ホームにおいて施 設宿泊サービスを提供しています。今後も緊急時の対応を行い、高齢者やその 家族が安心して生活できるよう、事業の充実を図ります。
(7)外出支援サービス事業・移送サービス事業
現在、秩父・吉田地域においてハンディキャブ号外出支援事業は、既存の交 通機関を利用することが困難な高齢者等を対象に、社会福祉協議会に委託し、
主に通院や公共施設への送迎として利用されています。また、大滝・荒川地域 においては、通院を目的とした移送サービス事業が行われています。今後も利 用状況やニーズに対応しながら、事業を推進します。
2 その他の在宅福祉事業
(1)ねたきり老人等手当支給事業
ねたきり老人等手当は、65歳以上の6か月以上ねたきり又は重度の認知症 の方を対象に、月10,000円を支給しており、近年の支給状況は増加傾向とな っています。今後も引き続き事業を推進していきます。
■ねたきり老人等手当支給状況
区 分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 延べ利用者数(人) 379 335 336 389 注)各年度3月31日現在
(2)敬老マッサージ事業
敬老マッサージ事業は、はり・灸・マッサージの割引券を70歳以上の高齢 者を対象に申請により支給しています。今後は支給条件の見直しなど事業内容 の検討を図り、展開していきます。
■敬老マッサージ利用状況
区 分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 延べ利用者数(人) 428 588 798 495 注)各年度3月31日現在
(3)敬老入浴事業
敬老入浴事業は、65歳以上の高齢者を対象に入浴券を支給しています。今 後は支給条件の見直しなど事業内容の検討を図り、展開していきます。
■敬老入浴利用状況
区 分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 延べ利用者数(人) 6,018 6,196 6,471 6,606 注)各年度3月31日現在
(4)紙おむつ排出用ごみ袋支給事業
紙おむつ排出用ごみ袋支給事業は、ねたきり老人等紙おむつ支給事業の対象 となっている非課税世帯に属する6か月以上ねたきりの高齢者等の方に1月 あたり16リットル袋5枚を支給しています。今後は事業内容の検討を図り、
引き続き事業を推進していきます。
(5)ねたきり老人寝具乾燥消毒サービス事業
ねたきりの高齢者を対象に、1世帯あたり年3回巡回して寝具の乾燥・消毒 を行っています。今後も引き続き事業を推進していきます
(6)老人用電話貸与事業
緊急通報システムを利用する際、市民税非課税世帯のひとり暮らし世帯等に 電話回線がない場合に、老人用電話貸与する事業です。
(7)緊急通報システム
緊急通報システムは主にひとり暮らし及び重度の障がい者を対象とし、緊急 時に携帯用無線発信機または緊急通報用電話機から秩父消防本部へ通報する ものです。毎年整備が進められ、平成22年度末現在で432台が設置されてい ます。今後も引き続き事業を推進します。
■緊急通報システム整備状況
区 分 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
(8)日常生活用具の給付
ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯などを対象として、電磁調理器、火 災警報器、自動消火器の給付を行っています。今後も利用者の需要に応じ、展 開していきます。
(9)配食サービス
調理が困難な高齢者等に対して、定期的に居宅に訪問して栄養のバランスの とれた食事を提供し、併せて利用者の安否も確認できる配食サービスを実施し ています。
今後は利用回数や利用料金など事業内容の検討を図り、サービスの充実に努 めます。