金沢 大学 十全 医 学会 雑 誌 第1 02巻 第5号 6 0 5‑62 6 (1 9 9 3)
ぶ どう 膜炎の電 気 生理学 的特徴 に関する研究
金沢 大学 医 学 部 眼科 学 誇 座 (主任: 河 崎一 夫 教 授)
浅 井 宏 志
6 0 5
ぶ どう膜 炎で ほ早 期に適 切な治 療を受 けないと, 失 明に到る危 険があり, した がっ て鑑別診 断が重 要である・ 掛こ ベ ー
チ ェ ット病, サ ルコイ ドー シス , 原田病に おける ぷ ど う膜 炎に対し て電 気生理学 的網 膜 層 別機 能 検査 法を応 用し, 主病 変の部 位お よ び病変の進 行につい て検 索した. 電 気 生理学 的 網 膜層 別 機 能 検 査 法と して , 錐 体 機能を反 映する と考え られ てい る網膜
電 園(ele ctr o r etin ogr a m , E R G) の off 応 答 急 峻 凱 明所 視 系 応答の指 標と考え ら れて いる 3 0 Hz フリッ カ ー E R G, 網 膜 内 層機
能を反 映 する と考え ら れ ている律 動 様 小 波お よ び網 膜 色 素上皮機 能 検 査と して の眼 球電 位 図 (ele ctr o‑O C ulogr a m,E O G)の明極 大/暗極 小 (1ight pe ak/da rk tr o ugh,L/D) 比, 高 浸透 圧 応 答, 重 炭 酸 応 答お よ び ダ イアモ ックス応 答を 用いた・ ベ ー チェ ッ ト
病で は眼 症 状 初発 期ですでに律動 様 小波が しばしば 異常と な り,
ベ ー チェ ッ ト病の初 発網 膜病 変は網膜血管 炎を主とする網 膜 内層にある 可能 性が 示 さ れ た. ベ ー チ ェ ッ ト病の限 症状が重 篤な眼で は高 浸 透圧 応 答と重 炭 酸応 答が異常と な り, ベ ー チェッ
ト病では限 症 状が重 篤と な る と神 経 網膜のみ な らず 網膜 色 素上皮 も障 害さ れ る と考え ら れ た・ サ ルコイ ドー シ ス でほ限 症 状 初 発 期で重 炭 酸 応 答が しばしば異 常と な り, 限症 状 初 発 期で は網 膜 色 素上皮の異常を来し やすく, 限症 状が進 行 する と その他の E O G 応 答, 律 動 様 小 波お よ び 3 0 Hz フリッカ ー E R G も異 常と な り, 網 膜全層に異 常が広が る と考え ら れ た・ 原田病において ほ ダ イア モ ック ス応 答が後 極 部 網 膜 剥 離 型の限 症 状 初 発 期でし ば し ば異常と な り, 網 膜 剥離の消退 後に正常 化した. 重症の後 極 都 網膜 剥 離 型の原田病では L/D 比, 重 炭 酸応 答, ダ イアモ ッ クス応 乳 a 波, b 乱 律動 様 小波お よ び 3 0 Hz フ リ ッ カ ー E R G が異 常と な り, 後に夕 焼 け 状 眼 底を 呈するに到った. 原田病では限 症 状 初発 期にほ豆 炭 酸応 答が, 夕焼け状 眼 底 期には高
浸透 圧 応 答と重 炭 酸 応 答が異 常を 示 し, 病 期の進 行と ともに E O G 所 見が変 化した・ 以上の知 見によっ て, ぶ ど う膜 炎で は眼 底所 見か ら は検 知できない網 膜 障 害が存 在 すること が 明 ら か と な り, 電 気 生理学 的網 膜 層 別機 能 検査 法がベ ー チ ェ ット病とサ
ルコイ ドー シスで は初 発 病 変部 位の検 討と病 状の進 行 度に, 原田病で は病 型の診 断と病 期の把 撞に有用 であること が判明 し た.
K ey w ords electr or etin ogra m (E R G), electr o‑OCulogr a m (E O G), B eh9et's disea se, S a r C Oido sis,
H a rada's d is e a se
ぶ どう 膜 炎ほ眼 疾 患の中でも失明につな が る危 険が少なくな い重要な疾 患であり, その病態や病 因の究明 は治 療 法の選 択や 予後の推 定に極めて重 要である. ぷ ど う膜 炎の病 態や病 因を究
明する 目的で従 来数々 の研 究が行わ れてきた1 ト g). ぶ ど う膜 炎
は種々の病 因に起因する多 種 類の疾 患 群の総 称である. ぷ ど う 膜炎を来し う る諸疾 患のうち 一 定の臨 床 像を有 すること か ら独 立 し た 1 つの疾 患 単位と して確立 さ れ しかも 比 較 的 高頻 度の疾 患と して, ベ ー チェ ッ ト病, サ ル コイ ドー シ スお よ び原田病が 挙げら れ る.
眼病理鼠 織 学 的にほベ ー チェ ッ ト病におい て生 井ら1 ) ほ, ぶ どう膜 炎の炎 症 性 病 変が軽微な症 例におい ても 網 膜の血管は高 度の炎 症 所見を 示すにもか か わ らず, 脈 絡摸にほ病 変が ほ と ん ど認め ら れ ない こと か ら, ぶ ど う膜 炎にお け る炎 症の王座が網 膜血管にある と主 張し た. し か し鹿 野4 )はベ ー チェ ッ ト病に お ける ぶ どう膜 炎で は脈 絡 膜病 変と視 細 胞の変性が主 役を演じ網 膜血管の炎 症が脈 絡 膜や視細 胞の炎 症に先んずること は ないと 主張し, 見 解の 一 致を み ていない. ま た鬼 木5 )によ る と, ベ ー
チェッ ト病における ぶ どう 膜 炎ほ長 年にわ た り増悪と寛 解を繰 り返 すので多 様な臨床 像を 呈 し, 初 期 病 変で はもち ろ んの こと
炎 症の最 盛 期においても病理組 織 学 的 特徴を得ることは困難で あり, 本 病の病 因を病理学 的に検 索 すること ほ至 難である と述
べている. ま た本 病の病因 と して特 定の連鎖 球 菌 抗 原と患 者粘 膜お よ び眼 由 来抗 原との交叉免疫が 示唆さ れて いる8 I が, 眼 組 織 中のどの組織を 目標と して抗 体が作用 す る かほ明 ら かでほ な い. ベ ー チェ ッ ト病の動物 実 験モデルも 存 在せず, 現 状では病 理阻織 学 的に べ ‑ チ ェ ット病の初発 眼 病 変の座を解明すること は容 易で はないと考え られて いる.
サ ルコイ ド ー シ スの眼病 変は多 彩であり, 頻 度 的にほ虹 彩 結 節, 角膜 後面 豚脂 様 沈 着物, 前 房 微 塵な ど を 呈する肉 芽腫 性 前 部ぶ ど う膜 炎が多いが, 後 部ぶ ど う膜 炎と して非 特 異 的 脈絡 膜 炎1 0\ 網 膜 静 脈周囲 炎1 t )な ど を 呈すること があり, 網 膜血管の病 変は神 経 網 膜に反 映さ れ やすいと考え ら れ る. 一 方 Hoga n
ら1 2 ) はサ ルコイ ドー シ スで ほ眼 病理組 織 学 的にほ毛様 体に最 も
障 害が み られ る と報 告し ている. 毛様 体と脈 絡膜は連 続し た 一 枚の血管 膜を構 成 する か ら, 毛 様 体の病 変は脈 絡膜における同 様の病 変を示 唆しうる. 脈絡 膜の病変は そ れに隣 接する網 膜色 素上皮に波 及しやすいと察せ ら れ る. こ のように サ ル コイ ドー
シスで は網 膜 色素上皮 一神 経 網 膜の いずれもが障 害さ れうる
平 成5 年7 月9 日受付, 平 成5 年9 月2 1 日受 理
A b br e viatio n s : E R G, ele ctr o retin ogr a m ; E O G , ele ctr o‑OC ulogr a m ; L/D ,light pe ak/dark tro ugh
が, その程 度を病理観 織 学 的に判 断 すること ほ臨 床 的には 不 可 能である, サル コ イ ドー シ ス におけるこれ らの病理組 織 学 的 所 見に基づく 網 膜 色 素上皮一神 経 網 膜 故 能 障害の可能 性を臨 床 電 気 生理学 的 手 法によっ て検 証 すること は有 意 義なこと と考え る.
三村ら玉3)ほ原田病の主病 変の存在 部位によっ て後 棲 部網 膜 剥 離 型, 乳 頭 周 囲 浮腰 塑お よ び前 眼 部 病 変 型の分 類を提唱 してい る. 乳 頭 周 囲 浮腫 型では黄斑 部 病 変が軽 度で視 力 障 害が軽 くl
うっ血乳 頭と誤 診さ れ遷 延病 変に移 行して初め て原田病と診 断 さ れ た報 告1 肘8 )がある. 生 井ら1 7)は原田病でほ リン パ球と形 質 細 胞が ぶ ど う膜にび ま ん性に浸 潤し, 頼上皮細 胞が出 現し で慢 性 肉芽 魔 性 炎 症が起 きょ その初 発 期にほ網膜 色 素上皮の変 化は 少なく, 回復 期か ら夕 焼 け状 眼底を 呈する安 定 期に到って網 膜 色 素上皮の色 素 顆 粒が減 少し, 周 辺 部の網膜 色 素上皮 細 胞が重 層 増殖を起こすと報 告し た. 後 極 部 網膜剥 離塑で ほ病 初 期よ り 脈 絡蹟 毛 細血管 板か らの漏 出液が網 膜 色 素上皮を通って網 膜 下 腔に貯 留する. 原田病の病 因と してメ ラ ノ サイ トに対 する自己 免 疫の関与が 示酸さ れ て お り2) 3), こ の仮説に立 脚 すればメ ラ ノ サイトを多 く 含む脈 絡 膜が本 病初 期に侵さ れ やすい こと が 理解 される. そうであれば 本 病 初 期では浸 出 性 網膜 剥 離があっても 網 膜 色 素上皮 機 能ほ比 較 的 良 好に保た れ ているのかもし れ な い . これらの組 織 学 的 所 見と電気 生理学 的 諸検 査との対 応を検 討 すること ほ, 原田病の病 態 生理 を 理解 する た めに有用 と考え
ら れ る にもか か わ らず, 従 来ほ と ん ど行わ れ ていない.
当 教 室が捷 喝 する電 気 生 理 学 的網 膜 層 別 磯能 検 査 法によ れば 網 膜お よ び網 膜 色 素上皮の枚 能を層 別に検 査でき, し かも 非 侵 襲 的であるので, こ の方 法は ぶ どう膜 炎 臨 床 例の初 期における 病 変 部 位の検 討に有 用である. さ ら にこ の検 査法ほ反 復し て適 用 できるので, 疾 患の臨 床 的 経 過と神 経 網 膜お よ び網 膜色 素上 皮 扱 能の変 化を対 比し て検 討 すること ができ, すな わ ち神 経 網 膜 機 能お よ び網 膜 色 素上皮に おける病 変 進 行 状態を病 期別に把 握できる. 本 研 究で はこ の手 法をベ ー チ ェ ッ ト病1 サル コイ ドー シス お よ び原田病における ぶ ど う膜 炎と 五種の非 典型 的ぶ ど う膜 炎の症 例に応用 した.
対 象お よび方 法
Ⅰ. 対 象
ベ ーチ ェ ット病, サ ル コイ ドー シス お よ び原田病における ぷ ど う膜 炎 なら びに梅 毒性 網 脈 絡 膜 炎, 真 薗 性ぶ ど う膜 炎, 桐 沢 型ぶ どう膜 炎 ( 急 性 網 膜 壊 死), 多 発 性 消 失 性 網 膜 白 点 症 候 群 (m ultiple e v a n e s c e nt wh ite dotsyndr o me) お よ び多 発 性後 極 部 網 膜 色 素上皮症の症 例を対 象と し た. ベ ー チェ ッ ト病の症 例は 8例1 6眼であり, いずれも 本 病の四 主症 状 ( 外 陰 部 潰 瘍, 口腔 粘 膜の再 発性アフ タ, 皮膚症 状, 限 症状) を 呈する か ま た は過 去にその既 往を有し, し た が って本 病の完 全 塑と診 断され た.
サ ルコイ ドー シス の症例は 6 例1 2眼であり, 皮 膚お よ び気 管 支
の生 検に て確定 診 断された, 原田病の症 例は 9 例1 7限 (1 例 片 眠性) であり, 蛍光 眼底 検 査にて後 極 部網 膜 剥 離 型と診 断され た症 例が 7 例ユ3眼 (1 例 片限 性), 乳 頭 周 囲浮 腫 塾と診 断された 症 例が 2 例4限であった.
Ⅱ. 方 法
1 . 網 膜 電 図 (ele ctr o r etin ogr a m .E R G) 測
E R G の記 録に際し, 0.5%▼トロ ピ カ ミド と 0.5% フユ ニ レフ
リ′ソ(ミド リンんP野点 眼 軋 参天製 薬■
l 大 阪) の点 眼によって被
検眼 瞳 孔を直 径 約8m m に散大し た. 0.4% 塩 酸オキシ ブ プ。 カイ ン(べ ノキシ ール ⑧ 点 眼 れ 参 天 製 薬) によ る点 眼 麻 酔後
に, 開 瞼器にて瞼 裂を閃 き2% メ チ ルセル ロ ー ス液を開瞼器内
に満た し, 川 畑 式 電 極を改 変し た金 電 極 ( 京 都コ ン タ ク ト レン
ズ, 京 都) を装 着し た・ 不関 電 極と し て脳 波用 円盤 状 電 極 N E 1 2 5 M A (日本 光 乳 東 京) を前 頭 部 中 央に置いた. 交流増幅 器ニ ュ ー ロ パ ッ ク M E S 31 02(日本 光 電) (1 k Hz で3 d b 減衰) を 用い, 増 幅 器の時 定 数を律 動様 小波の記 録でほ 3m s e c,30 Hz フ
リッ カ ー E R G とoff 応 答 急峻 部の記録で は 2s e c と し,下記の ように必 要に応じて加 算器 A T A C 3 5 0(日本 光 電) に てE R G 応 答を加 算 平 均し て観 察し た・ 律 動様 小波を誘 起 するにほ被検 眼
の前 方2 5c m の距 離か ら2 0 ジュ ー ル のキセ ノン放 電 閃 光を照 射 し た・ こ の方 法によって待た律 動様 小波の上向きの振 れを頂 点 薄 暗の短い脚こ 01〜 04 と呼び, 下 向 きの振れ を Nl〜N3 と呼 ぶ・ E R G 波形のa 波 底か ら Olに到る曲 線と基 線との交 点と Nl と を直 線で結び, 次に こ の直 線が 01 の頂 点か ら基 線に下 し た垂 線と交わ る点を求め, こ の交 点と 01 の頂 点 間の距 離を もっ て Olの振 幅と定 義し た. 01 と 02 の間の谷( N,) と 02 と 03 の間の谷 (N2) と を直 線で結び, こ の直 線と 02の頂 点か ら下 し た垂 線と交わ る点を求め, こ の交 点と 02 の頂 点 間の距 離を もっ て 02の振 幅と定 義し た. 以 下 同様にして 0。, 04 の振 幅を 測 定し, 01〜 04の振 幅の総 和を ∑ ○ と記 す. 律 動 様 小 波の正常 範 囲 (正常 者8 5限の平 均 値M 士標 準 偏差 S D の2 倍) ほ, 振 幅
∑0 2 71・8 土1 3 5.OpV , 頂 点 潜 時 011 4.8 土1.1m s e c, 02 21 A 士 1・5m s e c, 03 29.4 ±3.Om s e c, 04 3 7.9 ±5.2m s e c であっ た1 8). 3 0 Hz フリッ カ ー E R G と off 応 答 急 峻 部を誘 起 する に ほ 1 kw のキセ ノン放 電 管(三双製 作 所, 東 京)を 用い, キセ ノン放 電 管か らの光を硝 子 線 維 束 ( 光 射 出 端口径ほ 7m m) を介して E R G 記 録 用 暗 室に導 き, 硝 子 線 維 束の光 射 出 端を被 検 眼角 膜 頂 点か ら 1c m の位 置に置いた. 3 0 Hz フ リッ カ ー E R G で ほ白 色 刺 激 光の持 続 時 間を 1 7m s e c, 反 復 頻 度を 3 0 Hz( 明 瞭等 間 隔), 刺 激 光 強 度を角膜 面2.0×1 021u x と し,1 0 0 回の刺 激に対す る加 算 平均 波 形を計 測した. 単 色 刺 激光によ る off 応 答急 峻部 を誘 起 するにほ, l kw のキセ ノン放 電 管 (三双製 作所) か ら 干 渉フ ィ ル タ ー (4 0 0 〜70 0n m, 1 0n m 間 隔に3 1 枚, 半 値 幅 8 〜1 2ロ m) を介し て得た単 色光を中性フ ィ ル タ ー を用い て等 光 量子数に揃え た単色 刺 激 光を 用いた. 単 色 光の最 大 刺 激 光強度 を角 膜 面1.0×1 01 5qu a nta/c m2/s e c と し た. 単色 刺 激 光の持続 時 間を 1 2 5m s e c, 反 復 頻 度を 4 Hz(明暗 等 間 隔)と し,5 0 回の刺 激に対 する 加算 平均 波 形を計 測し た. 刺 激 光を 上記の 17m s e c お よ び 1 2 5m s e c の持 続 時 間に断続 する た めの電 磁シ ャ ッタ ー の立 ち 上 が り時 間お よ び下 降 時 間は と もに 2m s e c であった.
2 . 眼球 電 位 図 (ele ctro‑O C ulogr a m ,E O G) 測
E O G 法によ る明 極 大/暗 極 小 (1ight pe ak/da rk tr o ugh,L/
D) 比, 高 浸 透 圧 応 答,重 炭 酸 応 答お よ び ダ イア モ ックス応答の 記 録で は▲ 視 野 計ドー ム の中心 か ら水平 方 向にそ れぞれ1 50 離
れ た所に位 置し 2s e c 毎に交互に点 滅 する 2 個の微 小微 弱赤 色
点 光 源を被 検 老に交互に圃祝さ せ, 視野300 の衝 動 性 眼球回旋 運 動を さ せ た. 内限 角 部お よ び外 眼 角 部の皮膚上においた銀・ 塩 化 銀 皮膚 電 極 N T 61 4 U(日本 光 電) を介して, 両 眼か ら同時に 導 出し た E O G 電 位を直 流増 幅器 R D U 5(日本光 電) (2 0 0 Hz で 3 d b 減 衰) にて増 幅 後にペ ン レコ ー ダ ー S P‑G 6 P(理研 電 子,東 京) で畠録し た. 連 続した 5 回の眼 球 運 動に よ る E O G 振幅を ほぼ1 分 毎に測 定し, その平 均 値を 一時 点における E O G 振幅