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を用いて測定した.また 1 回の測定ごとにせん断応力計

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(1)第 40 回土木学会関東支部技術研究発表会. 第Ⅶ部門. 平膜状浸漬型 MBR において間欠曝気開始時の気泡流による 膜面せん断力発生の現象解明 東京都市大学. 学生会員 ○小林 亮介. 東京都市大学大学院 学生会員. 佐々木哲哉. 東京都市大学. 長岡. 正会員. 裕. を用いて測定した.また 1 回の測定ごとにせん断応力計. 1. はじめに. MBR(膜分離活性汚泥法)は分離膜を利用し,活性. 内に水を流し込み,洗浄を行う.流量計で空気流量を調. 汚泥と処理水を固液分離することで良質な処理水を得. 節し,曝気を行う.実験は初めにダミー水槽へ曝気を行. ることができる下水処理方法である.MBR は従来の標準. い、手動でチェンジバルブを切り替えることで間欠曝気. 活性汚泥法に比べ,最終沈殿池が不要であり,生物反. 開始時の様子を再現した.間欠曝気を 5sec 曝気,5sec. 応タンクも縮小できる 1).. 停止で 180sec 行い,せん断応力と液相流速を同時に測. しかし,MBR の運転で問題となるのがファウリング(膜. 定した.液相流速の測定はレーザードップラー. 詰まり)の発生である.ファウリングが発生するとフラック. (DANTEC DYNAMICS 社製)を用いて 100Hz で測定. スを維持できなくなるため,ファウリングを抑制する必要. を 行 っ た . そ の 様 子 を デ ジ タ ル カ メ ラ ( Casio 社 製. がある.抑制策として曝気による気泡流で膜面にせん断. Exilim EX-1 300fps)を用いて動画撮影を行う.またア. 力を与えることで膜面の物理的洗浄を行う.. ンプの CALL を用い、一時的に波形を発生させ、動画と. 実際の MBR の運転では曝気にかかるエネルギーが維 持管理コストを引き上げている. 2). 時間軸を合わせ同期した.. .そこでコスト削減のた. めに間欠曝気が有効な手段とされている.間欠曝気で は曝気停止状態から曝気開始が繰り返されるため,曝 気が開始された後のせん断力への影響を検討する必要 がある.本研究では,間欠曝気開始時に発生するせん 断力の現象解明を目的とする. 2. 実験方法 2.1 実験装置. 図 1 実験装置概略図. 実験装置の概略図を図 1,本水槽の側面図を図 2,実 験条件を表 1 に示す.また,水槽内に水道水を満たし, アクリル製の膜ユニットに見立てたものを浸漬させた.膜 ユニットの壁面とアクリル板を平膜モジュールに見立て, この間を曝気領域として実験を行った.散気管は外径 8mm,内径 4mm の塩化ビニル製の管に,孔径 0.5mm の穴を 8 か所空けたものを使用した.せん断応力計の感 度部は直径 1cm の円であり,水槽の底から 370mm の位. 図 2 本水槽側面図. 置に設置した. 2.2 測定方法 せん断応力の測定はせん断応力計(SS 社製 slow-1). 表 1 実験条件 膜間距離 曝気領域面積 エアーフラックス(m/s) (曝気量/曝気流路断面積). 10mm 227mm×10mm 0.03. あキーワード 膜分離活性汚泥法,間欠曝気,ファウリング,せん断応力,液相流速 連絡先. 〒158-8557 東京都世田谷区玉堤 1-28-1 東京都市大学. TEL:080-4530-2661 E-mail:[email protected].

(2) 第 40 回土木学会関東支部技術研究発表会. 第Ⅶ部門. 3. 測定結果. 発生し液相流速によりせん断応力が発生したものと. 3.1 せん断応力発生の現象. 考えられる.. 図 3 にせん断応力と液相流速の経時変化を,図 4 に. 2) 曝気が開始されてからの液相流速とせん断応力の. せん断応力と液相流速の経時変化拡大図を示す.また. 関係を検討すると,せん断応力と液相流速はほぼ同. 平均せん断応力をτave,平均液相流速を Vave とする.. じ挙動を示しており,せん断応力の変動は液相流速. 図 3 より曝気開始後にせん断応力が大きく上昇していく. の変動に依存している事が示唆できる.. ことが読み取れるため,図 4 に示した拡大図からより詳細 に検討を行う. 図 4 よりせん断応力には曝気開始直後から気泡がセン サーを通過するまでの区間(term1),気泡がセンサー通 過した後からせん断応力が上昇する過程(term2),せん 断応力上昇後(term3)の 3 つの状態があることがわかる. また,term1 の時点で僅かではあるがせん断応力が発生 している.これは,曝気開始後に散気管から発生した気 泡によって液相内に流れが発生しその流れによる影響 で気泡がせん断応力計に触れる前にせん断応力が発 生したと示唆できる.その後気泡がセンサー通過にかけ てせん断応力が上昇していく.. 図 3 せん断応力と液相流速の経時変化. 3.2 せん断応力と液相流速の関係 図 3 に示したせん断応力と液相流速の経時変化の液 相流速の測定結果は測定機器の精度上,液相流速の 測定結果に気泡のノイズが入っているため,気泡の影響 を除去するため,フーリエ変換を用いて 2.5Hz 以上を削 除することで液相流速の成分のみを取り出したものを示 している. 図 3 示したせん断応力と液相流速の経時変化よりせ ん断応力の挙動は液相流速とほぼ同じ挙動を示してい ることが読み取れ,せん断応力と液相流速の相関係数 をとると 0.9187 と高い値を示していることからせん断応力 の変動は液相流速の変動に依存していると言える. また,図 4 に示したせん断応力と液相流速の経時変 化拡大図より曝気開始直後から液相流速が発生し,上. 図 4 液相流速とせん断応力の経時変化拡大図. 昇していくため,term1 で気泡がセンサーをする前にせ ん断応力が発生した. 4. まとめ 以下に本研究のまとめを記述する. 1) 間欠曝気開始後のせん断応力発生の現象を検討し. 参考文献 1) 吉村二三隆:これでわかる水処理技術,p124-p125, 工業調査会,2002 2) 酒井陽介. 小松俊哉. 姫野修司. 高和真吾:. た結果,曝気開始後から気泡が任意の点まで上昇. MBR による実下水の長期連続処理における担体. してくる前にせん断応力が発生している.これは散. 投入および曝気強度の影響,土木学会論文集 G. 気管から発生した気泡流によって液相内に流れが. Vol.64 No.2,160-167,2008,6.

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