響を検討するため,上部せん断箱に入れたまさ土の含
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(2) III‑018. 土木学会西部支部研究発表会 (2016.3). いがφ値は湿潤状態の方が大きくなっている.これは,. に示す.これらのφ値を比較すると,GT2の方が小さく. GTの繊維間に入り込んだまさ土の粒子が,拘束圧によ. なっている.GT2は織布であり,不織布であるGT1に. りGM1の表面に直接接触することにより,境界面のせ. 比べまさ土の土粒子が繊維間に入り込みにくく,また. ん断強度が高くなったためと考えられる.これを検証. GTの繊維の構造の違いにより,せん断強さが小さくな. するために,湿潤2の試験を行った.結果により,土. ったためと考えられる.. 粒子の影響を除くと,湿潤のせん断強度は乾燥のもの. (3) GMの材質の影響. より低い.. 湿潤状態でのGT2と3種類のGMとの試験結果を図- 5に示す.3種類のうち一番柔らかいGM2のφ値が最も 大きいのに対し,比較的硬い材質で厚さの異なる. 乾燥 湿潤 湿潤2. 2. せん断強さ τf (kN/m ). 60 50 40. GM1(1.5mm)・GM3(0.5mm)のφ値は小さく,その差は. φ=26.2° φ=20.6°. さほど大きくなかった.これより,GMの材質(硬さ) はφ値に影響を与えると考えられる.やわらかいGMの. 30. φ=17.1°. 場合,GMとGTの接触点に小さい凹凸が生じたと推測. 20. できる.. 10. 60 50 100 2 垂直応力 σ(kN/m ) 図-2 φ における乾湿状態の影響. せん断強さ τf (kN/m2). 0. 図‐3はGT1の乾燥状態と湿潤状態の実験後のSEM 写真である.図より湿潤状態では乾燥状態に比べ,繊 維の間にまさ土の土粒子が付着しているのが見られる.. 40 30. 200μm. φ=20.6° φ=12.2° φ=13.3°. 20 10 0. 200μm. GM1 GM2 GM3. 50. 50 100 2 垂直応力 σ(kN/m ) 図-5 φ における GM の材質の比較. 4.まとめ GM/GT 間境界面せん断試験を行い, せん断強度の比. 図-3 GT1 の SEM 写真 (a)乾燥状態 (b)湿潤状態. 較・検討より次のことがわかった. 1)GM/GT 間の φ 値は,GT がまさ土と接している場. (2)GTの材質の影響. 合には境界面が湿潤状態の方が GT の繊維間にまさ 土の土粒子が入り込むため大きくなる傾向がある.. 2. せん断強さ τf (kN/m ). 60 50 40 30. 2)GT の材質によって φ 値は影響され,不織布の方が. GT1 GT2. 織布に比べ大きくなる. φ=26.2°. 3)GM の材質(硬さ)によって φ 値は影響され,硬い方 φ=12.2°. が小さくなる.. 20 謝辞 本研究で使用した試料を提供して頂いたシーアイ. 10. 化成株式会社および株式会社ホージュンに感謝の意. 0. 50 100 2 垂直応力 σ(kN/m ). を表します.. 図-4 GT の材質の影響. 参考文献. 湿潤状態でのGM1と2種類のGTとの試験結果を図-4. 1)厚生省:一般廃棄物および産業廃棄物の最終処分場に係わる 技術上の基準,1998.. ‑308‑.
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