鉄道高架橋の不整形地盤の有効応力を考慮した3次元非線形動的解析
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(2) I-A131. C8 C5 C1. 48.65m. 93.00m. 構造系モデル. 278.0m. (鉄道ラーメン高架橋). 最大加速度:749gal. 図−1. 3次元地盤−構造系一体解析モデル. Acceleration (gal). (gal) 3000 2000. 図―2. 加 速 度. 1000. Time (sec) L2地震動スペクトルⅡ適合波(基盤波). 基盤面表面波(入力地震波) 300. 答 ス ペ ク ト ル は , 周 期 約 0.7sec 付 近 で 最 大 約. 200. 3次元地盤解析 地表面波 3次元地盤−構造系一体解析 地表面波 G3地盤 弾性加速度応答スペクトル. 2200gal となっている.3次元地盤解析のものに. h= 5%. 比べ,3次元地盤‐構造物一体系解析では短周期. 100 0.1. 側で低減し,周期 0.7sec 以上では,ほぼ同じ大き. 0.2. 0.3. 0.4. 1.0. 周. さとなっている.入力地震動と比較すると,長周 図―3. 期側の加速度応答スペクトルが増加した理由とし. 2.0. (sec). 期. 応答加速度スペクトルによる比較. ては,地表面の砂質土層で過剰間隙水圧の上昇に 伴う地盤の軟化によるものが考えられる. また,構造物の応答値は,C1,C5,C8ラーメン列において,応答加速度は上部構造物(上層梁,C FT柱)で 800gal〜900gal,下部・基礎構造物(地中梁,杭)で 570gal〜800gal であっ た.最大変位は, 上部構造物で約 20cm,杭中間部で約 18cm,杭先端部で約 15cm であった.. 5.まとめ 今後として,より簡易な手法での高精度な解析技術の開発に努めたいと考え,以下,本成果から考察する 応答解析の留意点などを示す. ① 1次元モデル地盤有効応力解析は,地表面での最大加速度・最大せん断ひずみ等の把握には簡易で効果 的だが,液状化現象に伴う地震加速度の過度な低減や実挙動に即しない応答変位値となる危険性がある. ② 解析モデルの相違や入力方向の違いにより,大きく応答値が異なることもある. ③ 解析モデルが複雑になると,異常な応答値の原因が考察しにくくなり,多くの解析事例が出そろうまで は,感度解析や事前の簡易モデルでの応答値の算定作業などが,結果の信憑性を含めて重要と考える. ④ 特に表層地盤の影響が懸念される地点は,軽視されがちな地質調査の重要性が高まると考える. ⑤ 複雑なモデル化による解析は,入力地震動自体の周波数特性も結果に大きな影響を与える要因である. ⑥ 地震動の水平2方向(x−y方向)の同時入力,鉛直地震動の影響も考慮する必要がある. 【参考文献】 1). 運輸省鉄道局監修. 2). 西村昭彦,室野剛隆:所要降伏震度スペクトルによる応答値の算定,鉄道総研報告,第 13 巻,第 2 号,199 9.2.. 3). 岩田秀治,村田清満,家村浩和,石井拡一:鉄道高架橋の有効応力を考慮した3次元非線形動的解析,第4回地震時保有耐力法. 鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等設計標準・同解説(耐震設計),丸善,1999.10.. に基づく橋梁の耐震設計に関するシンポジウム,2000.12.. -263-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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