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第74回日本体力医学会大会傍聴記

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Academic year: 2021

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101

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士後期 課程 3 年

Graduate School of Health and Sports Science, Juntendo University 101 順天堂スポーツ健康科学研究 第11巻第 1 号(通巻76号),101 (2020)

〈学術研究集会傍聴記〉

第74回日本体力医学会大会

傍聴記

磊

Lei ZHI

2019年 9 月19~21日の 3 日間,茨城県つくば市 のつくば国際会議場で開催された日本体力医学会大 会に参加した.今回で74回目になる本学会大会は 「元気な人と社会を育むスポーツ医科学の挑戦」を テーマに,医学のみならず体育科学,栄養学,心理 学など,多領域の研究者及び指導者が参加した.今 回の日本体力医学会大会では,ポスター発表が489 件,口頭発表が300件が行われ,たいへん多くの人 たちが参加した学会であった.発表形式は口頭発表 で発表 7 分間,質疑応答 2 分間,ポスター発表で は 1 時間の発表時間の中で自由討論の 2 種類に分 類されていた. 1 日目に,私は東京大学大学院医学系研究科加齢 医学の秋下雅弘先生の基調講演「運動実践時におけ る内服薬の重要性」を聞いた.秋下先生は,「超高 齢社会を迎えて,“直す医療”から“直し支える医 療”へと転換を迫られている.疾患単位で薬をもら う“足し算医療”から脱却し,本当に必要な薬に絞 り,非薬物的対応を統合した医療が求められてい る」と述べた.私も,高齢化社会を迎え,病気は薬 で治療することから多職種チーム全体で多元化治療 することに変化しようとすることは重要であるとの 考えに共感した. 2 日目に,私は共同研究者として「平日における 身体活動量の年間変化は運動能力に影響を与える」 という演題で,そして 3 日目には,筆頭著者とし て「異なる膝関節角度における膝伸展および屈曲筋 群の筋力発揮特性」という演題でポスター発表を行 った.日本の学会で発表するのは初めてではなかっ たが,大規模な学会で発表し,様々な分野の研究者 と意見交換したり,アドバイスを受けたりするため 緊張した.また,大腿四頭筋に対するハムストリン グスの筋力は,どの部位の傷害と関係があるという 最新の研究成果を教えていただくなど,大変有意義 な発表の場になった.さらに,私と同じような分野 で研究している研究者の方々と意見を交換した上, 今まで研究中の難しい問題点を再認識することにな り,これから更なる共同研究することができると考 えた. この 3 日間の学会では,私は多くの事を学び, またたくさんの収穫を得た.そして,今後もしっか りとした研究を行わなければならことを改めて認識 し気が引き締まった.今後も,このような学会に積 極的に参加し,質の高い成果を発表できるように取 り組んでいきたい.

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