建造後 80 年を経過した実橋梁の耐久性調査 八戸工業大学大学院
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(2) 土木学会第68回年次学術講演会(平成25年9月). Ⅴ‑538. 100 主桁 橋台. 4500. 中性化深さ(mm). 超音波伝搬速度(m/s). 5000. 床板 4000. 50. 3500. 3000. 0. 2500. 0. 5. 10. 15. 20. 25. 30. 35. 表面からの深さ(cm). 40. 45. 50. 検 出 さ れ ず. A-1 A-2 A-5 A-7 B-1 B-2 B-7 B-9 B-11 B-12 C-1 C-2 C-6. 橋台. 20. 10. 0. 橋台. 主桁. 床板. 図-3 中性化. 静弾性係数(kN/mm2). 圧縮強度(N/mm2). 図-2 超音波伝播速度. 主桁. 30. 20. 10. 0. 橋台. 床板. 主桁. 床板. 図-5 静弾性係数. 図-4 圧縮強度. 4.実験結果及び考察 超音波伝搬速度の試験結果を図-2 に示す.主桁,床板においては表層,内部において低い値が確認された.また,橋台にお いては,表層から内部に進むにつれ超音波伝播速度が上昇する傾向が確認された.外観上顕著な劣化が認められていた場 合でも内部は健全であったと推察される. 中性化深さの測定結果を図-3 に示す.最も中性化が進行していた部位は橋台で あり,中性化速度係数は 6.04mm/年であった.橋台は最も水掛かりが少なく常に乾燥状態にあったためだと推察される.主 桁においては,中性化深さは平均 43mm であり,中性化速度係数は 4.85mm/年であった.なお,床版では中性化が確認でき なかったが,これはコア採取の際,表層部 10~20mm 程度が崩壊したためと考えられる.また,圧縮強度を図-4 に示す.橋 台,主桁,床板の各平均圧縮強度は橋台 15.2N/mm2 ,主桁 16.5N/mm2,床板 17.3N/mm2 であった.また,静弾性係数を図-5 に 示す.主桁,床版において静弾性係数にばらつきが生じたが,圧縮強度試験後のコンクリートコアより,内部において粗大 な空隙,および不純物の混入が確認された事に起因するものだと考えられる. 5.まとめ 橋台においては,主として中性化が確認された.雨掛かりが少ないため,中性化が促進されたと考えられる.主桁,床版に おいては静弾性係数にばらつきが生じたが,圧縮強度試験後のコンクリートコアより,内部において粗大な空隙,および不 純物の混入が確認された事に起因するものだと考えられる. 本研究では,青森県内の実橋梁を対象に調査を実施した.今後,他の橋梁についても同様の調査を行いデータを蓄積する とともに,力学的特性との関わりについて検討を行うことが,橋梁インフラの長寿命化および適切な維持管理において重 要であると考えられる.. ‑1076‑.
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