博士(文学)学位請求論文審査報告要旨
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(2) 氏名. 洪 性珉. 面的な考察を行う。まず現代の「諜報学」を紹介し、そこでの用語や概念を整理し、それらがこ の時代の諜報活動にどう利用できるかを検討する。次に宋代の諜報組織の先行研究をふまえて河 北沿辺安撫司下の諜報組織を復元し、活動の具体的状況を明らかにする。その上で宋人の上奏文 を分析し、それが諜報活動による情報を利用していること、さらに遼側の史料とのつき合わせに よりそれら情報の信憑性が高いことを確認した。第五章「陸佃『使遼録』の佚文とその史料価値 について―陸游の筆記史料を中心に―」は、本論文の核心である劉六符の減税策を伝える記事の 真偽をめぐる問題に決着をつけることを目指す。南宋陸游の執筆である「減税記事」を考証し、 それは祖父陸佃が遼に使者として赴いたときの記録であり、その逸話の伝え手は劉六符の孫にあ たる人物であることを立証した。こうした状況から判断すれば、 「減税記事」が史実を伝えた確立 は非常に高いとの結論に達した。 最後の付論「 『御定宋史筌』「遼傳」から見た『宋史』改修の歴史的意義-中国史書の編纂に見 る朝鮮型中華主義―」は、朝鮮王朝正祖の 1791 年に完成した『宋史筌』150 巻の史学史的意義を 検討し、 「遼傳」の分析から中華の伝統と朝鮮の関係を重層的に明らかにした。 以上、本論文は、遼宋関係史に新たな研究分野、すなわち 1042(遼 重煕 11、宋 慶暦 2)年の 増幣交渉の考察から両属地・両属民研究の重要性を提起し、遊牧国家と農業国家の関係史という 広い視野から、従来の近代国家観が色濃く滲み出る「東アジアの多国並存体制」論に、当該時代 固有の歴史像を対峙させる独自の見解を提示したこと、さらに、それらが漢文史料の網羅的集収 を基礎とした緻密で周到な史料批判に基づくことによって、実証段階で新たな知見や創見を打ち 出すことに成功している。ただし本論文でも言及されているように、漢文史料以外の例えば契丹 文字史料は参照されていないし、 「多国並存体制」といっても高麗や西夏など当該時代の他の国家 との関係に触れることもなされていない。またしばしば引用される歴史理論と実証レベルでの考 察との関係性に曖昧さも垣間見える。しかし、これらは申請者の今後の課題というべきであろう。 近年の中国史研究に大きな影響を与えている大元ウルス論や大清グルン論という中央アジア国家 としての「中国」王朝論にも一石を投ずることになる本論文は、早稲田大学博士学位授与に相応 しいと判断する。. 公開審査会開催日. 2017 年 1 月 30 日. 審査委員資格. 所属機関名称・資格. 氏名. 専門分野. 博士学位名称. 主任審査委員. 早稲田大学文学学術院 教授. 近藤 一成. 中国宋代史. 博士(文学)早稲田大学. 審査委員. 早稲田大学文学学術院 教授. 李. 朝鮮史. 博士(文学)早稲田大学. 審査委員. 早稲田大学文学学術院 教授. 柳澤 明. 清朝史. 審査委員. 早稲田大学教育・総合科学学術院 教授. 石見 清裕. 中国唐代史. 審査委員. 成市. 博士(文学)早稲田大学.
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審査要旨
を十分に積んでいる男子大学生9名(競泳群)とオーシャンスイムのトレーニングを 十分に積んでいる男子大学ライフセーバー9名であった。試技は
伝統的な実践知としての政治学の問題関心を継承している。
しかし、現状では韓国人一般について漢字の誤表記がどのような形で起きているかに
特に本論文で注目したのは、安定的な経営が、年寄という、学校教育を受けた年限が短く (その多くの最終学歴は中学卒業である)、また組織経営について OJT ないし
第二に、本論文では、<教材>についての概念が、1903 年の『論理学理論の 研究』における subject ‐ matter
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