• 検索結果がありません。

IRUCAA@TDC : ラジアルフロー型バイオリアクターを用いた骨芽細胞様細胞の三次元培養

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "IRUCAA@TDC : ラジアルフロー型バイオリアクターを用いた骨芽細胞様細胞の三次元培養"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

ラジアルフロー型バイオリアクターを用いた骨芽細胞様

細胞の三次元培養

Author(s)

荒野, 太一

Journal

歯科学報, 112(2): 156-156

URL

http://hdl.handle.net/10130/2718

Right

(2)

近年,広範囲な組織欠如部位に対する治療法として,生体外で細胞を三次元的に培養し,生体に移植する方 法が行われている。組織再生を目指した三次元培養を行う装置として,様々なバイオリアクターが開発され, 用いられている。その中でもラジアルフロー型バイオリアクターは,広範囲な組織欠損に対する三次元培養を 行う装置として,その優位性が報告されている。しかしながら,大きな骨欠損の治療に対するこの装置の有効 性を調査した報告はない。そこで今研究では,ラジアルフロー型バイオリアクターを用いることにより,直径 18㎜,高さ10㎜の比較的大きな scaffold に骨芽細胞様細胞を均一に増殖させることが可能であるかを検討し た。 気孔径70−110μm,気孔率80−95%,厚さ3㎜のタイプ1コラーゲン sheet1枚に対してマウス骨芽細胞様 細胞(MC3T3‐E1)を5×105 個播種した。その後,細胞を生着させるために,リアクター外にて初期培養を 行った。初期培養を行った sheet は6枚重ねでリアクター内に組み込み,リアクターが充分に scaffold で満た されるようにした。37℃,pH7.4,DO 値6.86ppm,培養液灌流速度3ml/min,培養液交換量200ml/day の環 境下で1週間培養を行ったものを動的培養群とした。培養液の灌流を行わず,培養液を毎日交換し,1週間培 養を行ったものを静的培養群とした。バイオリアクターを用いずに12ウェルのプレート上で sheet の培養を 行ったものを単層培養群とした。24時間ごとに採取した培養液からグルコース消費量を測定し,経時的な細胞 増殖の評価に用いた。DNA 含有量から細胞数を算出し,細胞増殖,細胞分布の評価に用いた。さらに,組織 学的解析を行い,細胞分布の評価に用いた。 動的培養群では培養期間中にグルコース消費量は増加した。また,細胞数は播種時と比較すると5倍以上に 増殖しており,scaffold 内の細胞分布は全体に均一であった。静的培養群においては細胞の分布は均一である もののグルコース消費量,細胞数ともに変化が見られなかった。単層培養群では細胞数の増加は見られたが, 動的培養群と比較すると有意に少なかった。 ラジアルフロー型バイオリアクターは,培養液を還流させて培養を行うことにより比較的大きな scaffold に 骨芽細胞様細胞をより多く,均一に増殖させることができた。この結果よりラジアルフロー型バイオリアク ターを用いた培養は骨芽細胞様細胞の三次元培養に有効な方法であることがわかった。 <受賞論文>

Osteoblastic Cell Proliferation with Uniform Distribution in a Large Scaffold Using Radial-Flow Bioreactor. Arano T, Sato T, Matsuzaka K, Ikada Y, Yoshinari M. Tissue Engineering Part C : Methods. 2010;16(6):1387−1398.

≪プロフィール≫ <略 歴> 平成17年3月 東京歯科大学卒業 平成17年4月 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科補 綴学専攻)入学 平成21年3月 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科補 綴学専攻)修了 平成21年4月 東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学講 座助教 現在に至る

平成23年度 学長奨励研究賞受賞講演 2

ラジアルフロー型バイオリアクターを用いた

骨芽細胞様細胞の三次元培養

東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学講座助教

荒野 太一

学 会 講 演 抄 録 156 ― 80 ―

参照

関連したドキュメント

 6.結節型腫瘍のCOPPとりこみの組織学的所見

しかしながら生細胞内ではDNAがたえず慢然と合成

、術後生命予後が良好であり(平均42.0±31.7ケ月),多

の多くの場合に腺腫を認め組織学的にはエオヂ ン嗜好性細胞よりなることが多い.叉性機能減

 肺臓は呼吸運動に関与する重要な臓器であるにも拘

 1)血管周囲外套状細胞集籏:類円形核の単球を

RNAi 導入の 2

実際, クラス C の多様体については, ここでは 詳細には述べないが, 代数 reduction をはじめ類似のいくつかの方法を 組み合わせてその構造を組織的に研究することができる