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誘導性腫瘍形成モデルを用いたがん幹細胞の解析

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Academic year: 2021

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熊本大学学術リポジトリ

誘導性腫瘍形成モデルを用いたがん幹細胞の解析

著者 佐谷, 秀行

発行年 2009‑03‑03

URL http://hdl.handle.net/2298/11077

(2)

第5回生命資源研究・支援センターシンポジウム

日 時:2009年 3月 3日(火)

14:00〜16:50

場 所:熊本大学 生命資源研究・支援センター RIC/GTC棟 6階 講義室【602】

主 催:熊本大学 生命資源研究・支援センター プログラム

14:30〜14:40 センター長挨拶 浦野 徹

14:40〜15:20

『膵炎・膵癌における serine protease inhibitor,

Kazal type 1 (SPINK1)の役割』

熊本大学 大学院先導機構 特任助教 大村谷 昌樹

15:20〜16:00

『Sonic hedgehog (Shh)遺伝子の発現制御にかかわる

染色体ダイナミクス』

情報・システム研究機構国立遺伝学研究所 教授 城石 俊彦

16:00〜16:40

『誘導性腫瘍形成モデルを用いたがん幹細胞の解析』

慶應義塾大学 医学部 先端医科学研究所 教授 佐谷 秀行

16:40〜17:00 総合討論

(3)

第5回生命資源研究・支援センターシンポジウム

「誘導性腫瘍形成モデルを用いたがん幹細胞の解析」

佐谷 秀行

(慶應義塾大学 医学部 先端医科学研究所 教授)

がんは永続的に増殖し続けることのできる細胞の集塊であると信じられていた。しかし近年、

がん組織は少数の自己複製能を持ち半永久的に子孫の細胞を作り続けることのできる細胞と、最

終的には増殖能を失う大多数の細胞の二群から構成されており、正常の組織幹細胞と前駆細胞の

ような関係ががん組織にも存在すると考えられつつある。私達は成人マウスの各種組織幹細胞あ

るいは前駆細胞に遺伝子を導入することにより腫瘍を誘導するというモデルを構築し、それを駆

使することにより、がん幹細胞とはどのような性質を持ち、発がんおよびがんの維持にどのよう

な分子が関わるかについて多面的な解析を行っている。シンポジウムではこれらの腫瘍形成モデ

ルにおけるがん幹細胞の同定とその性質について述べ、特に分化との関係や治療抵抗性について

最近のデータを示したい。またこれらの所見から、今後どのようにがん治療戦略が変化するかに

ついて討論したい。

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