東北大学埋蔵文化財調査年報18
著者
東北大学埋蔵文化財調査研究センター
雑誌名
東北大学埋蔵文化財調査年報
巻
18
発行年
2005-03-31
URL
http://hdl.handle.net/10097/45619
東北大学埋蔵文化財調査年報
13
仙 台城跡二 の丸第 17地 点 の調査
ISSN 1341-6952
仙台城跡二の丸第17地
点出土鬼瓦東北大学埋蔵文化財調査研 究セ ンター
2□
□
5
東北大学埋蔵文化財調査年報
13
仙 台城跡二の丸第 17地 点 の調査
東北大学埋蔵文化財調査研究 セ ンター
1.仙
台城跡二の丸第17地点69号溝・70号溝 (北か ら Ⅲbl期)︼
ど
5。 約│1台城跡二の丸第17地点使糟遣構 (北か ら Ⅱ期)
氏
逢打
鞍 懲
v襲
簸 鞠 「
偽
和欅韓■み 掛的
Di
7.仙
台城跡二の九第17地点3層出上の陶磁器 (18世紀末∼19世紀初頭)噂 与 饉
始 、
ぬ
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毎 蟻 咄 囁
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鶴 鵡
幼聴
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9!9傘
鞠蟻
ぬ 綾
8,仙
台城跡二 の丸第17地点出上の鬼瓦・軒丸瓦・軒平瓦9.仙
台城跡二の丸第17地点便槽遺構出上の陶磁器峰
塩壷.蓋
/
デ
ノ
7地点出上の焼 10.仙 台城跡二の丸第1 12.仙 台城跡二の九第17地点出土の警類 11.仙台城跡二の九第17地点出土の櫛序
東北大学の構 内には、川内キャンパスを始め、各地区に周知の遺跡がある。東北大学では、
1983年 に埋蔵文化財調査委員会 を設置 し、その後 の組織改編 を経 て、本 セ ンターが施設整
備 に伴 う埋蔵文化財の調査 を実施 して きた。
本年報 は、2000年 度 における埋蔵文化財調査 の報告 であ る。文系総合研究棟新営 に伴 っ
て実施 した、仙台城跡二の丸第
17地
点の調査成果 を掲載 した。川 内キ ャンパスの南地 区に
所在す る仙台城跡二の丸地区は、本学構 内の遺跡の中で も最 も重要 な ものである。二の九地
区の調査 としては、
1993年
度 に実施 した第
12地
点の調査以来の大規模 な調査 となった。
今 回の調査地点 は、二の丸地区の中では西端 に近い部分ではあったが、江戸時代初頭か ら
幕末 に至 るまで、各時期の遺構 の変遷が とらえ られている。 また出土遺物 も膨大で、文献記
録 に残 る文化元年
(1804年
)の
火災 の際 に、 まとめて廃棄 された と考 え られる一括資料 も
出土 してお り、当該期の基準資料 となるものである。
仙台城跡 については、国史跡へ の部分指定 も行われ、仙台市教育委員会 による本丸 な どの
調査が進め られている。本セ ンターが実施 して きた二の丸地区の調査成果 と、本丸 な どの調
査成果 を総合 的に検討 し、仙台城全体 の具体的な姿 を明 らかに してい くことが可能 となって
きた と言 える。それ とともに、仙台城跡全体 をどの ように保存 し活用 してい くのか を、考 え
てい くことが必要 となって くるであろ う。本書 に掲載 した調査 の成果が、仙台城 の解明のた
め、 また近世考古学の発展の上で、広 く活用 されることを願 うものです。
おわ りに、 これ らの調査 を進める上で ご指導 ご助言 をいただいた、大学内外 の関係者お よ
び関係機 関に厚 く御礼 を申 し上げます。と りわけ、調査 の実施か ら報告書の刊行 に至 るまで、
多 くの協力 を賜 った本学の施設部、文系
4学
部の関係各位 には、 ここに深 く感謝 申 し上 げる
次第です。
埋蔵文化財調査研究セ ンター長阿子島
香
例
言
1.本
年報 は、東北大学構 内において、東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターが2000年 度 に行 った遺跡調査、な らびに 研究成果 をまとめた ものである。2.報
告 される遺跡 と略号、調査期 間、調査担 当者 は以下の通 りである。 仙台城跡二の九第17次調査地点(NM17)
試掘調査1998年
6月
1日∼ 8月 7日 藤沢敦 ・関根達人 本調査2000年
3月
1日 ∼12月21日 藤沢教・関根達人・柴 田 (旧姓京野)恵
子 3。 調査 。整理作業 は、東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターが行 った。 4。 本年報の編集 は、阿子島香 の指導の もとに、藤沢教・柴 田恵子・高木暢亮が担当 した。 5。 本文 は、藤沢教・柴 田恵子・高木暢亮が分担執筆 した。分担 は、以下の とお りである。 第I章
:藤 沢教 第 Ⅱ章:1高
木暢亮、2∼ 4藤
澤敦、5(1)∼
(4)。 (6)柴 田恵子、(5)。 (7)∼ (9)高 木暢亮、 6(1)藤澤敦、 (2)柴 田恵子、7藤
澤教 央文要 旨については、高木暢亮が作成 し、阿子島香が校訂 した。 6。 発掘調査お よび整理・報告書作成 にあたっては、以下の方 々や関係機 関か ら御指導・御協力 を賜 った。記 し て感謝 申 し上げる (敬称略)。 仙台市教育委員会 。東北大学大学院文学研究科考古学研究室7.出
土遺物・調査記録 は、東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターで保管・管理 している。凡
例
1.方
位は、真北に統一 してある。2.図
1と図 2は 、それぞれ国土地理院作成の、2万 5千
分の1地
形図「仙台西北部」 と「仙台西南部」、1万
分の1地
形図「青葉山」を使用 した。3.川
内地区の仙台城二の丸跡、および北方の武家屋敷地区にあたる地域の地形測量図は、仙台市教育委員会の 作成による「仙台城跡地形図」(縮尺500分の1)を
使用 した。4.遺
物の実測図および写真の縮尺はそれぞれに示 した。5.引
用・参考文献 は、巻末にまとめた。 また本文中で、『東北大学埋蔵文化財調査年報』を引用する場合 は、 年報1という形で略記 した。 6。 挿図中のスクリーントーンは、特に指示 しないものについては、以下の通 りである。 遺構断面図 礫 :睡璽〕木:Ⅷ
遺物断面図 青磁:EIl炭
化物:M
発掘調査参加者 青井恭子 赤井文人 安芸隆広 安食洋志 芦野徳松 石 田公子 丼出達郎 伊藤啓祐 今泉八重子 岩井広成 遠藤政彦 大内松夫 大塚玲子 大森芳子 小川優 奥井亮介 小野章太郎 門脇隆志 鹿又喜隆 神 田和彦 北村英二郎 黒田篤史 小林亜矢 小松美穂 古山友子 斎藤慶吏 佐伯史子 堺沢亜紀 佐 々木智穂 佐 々木陽子 佐 々木好夫 笹原麻里 佐藤ケイコ 佐藤二郎 佐藤新子 佐藤隆信 佐藤てる子 佐藤 とみ子 佐藤彦二 佐藤公保 佐藤みえ子 庄司明美 鈴鹿久子 鈴木隆 鈴木英子 関数司 高井淳 高根沢祐 高野操 高橋和子 千葉直樹 津川育実 土屋和章 常盤健 新沼 よしえ 布川寛人 野口隆太郎 羽石智治 原田雄紀 東影悠 肥後光佑 平井真理 平沢里沙 藤 田早苗 伏見寿真 細 田裕司 前田尚志 三浦 しげ子 水野沙織 三田地敏博 村上裕次 茂泉真 由美 森 山隆 谷津 ミツ子 山田浩一郎 山中佑介 横井寿未 吉田学 吉野久美子 若松かお り 整理作業参加者 青井恭子 今泉八重子 岩井広成 遠藤政彦 大内真希 大塚玲子 小 山久美子 古 山友子 佐藤新子 庄司 明美 白石浩子 千葉直美 布川寛人 平井真理 三達 さやか 茂泉真 由美 森 山隆 湯瀬 さお り東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会 似
ooo年度
) 委員長 セ ン タ ー 長 (文学研究科 教授) 委 員 川内地区協議会協議員 (教育学研究科 教授) 青葉 山地区協議会協議員 (薬学研究科 教授) 星陵地区協議会協議員 (医学研究科 教授) 片平地区協議会協議員 (電気通信研究所 教授) 文学研究科教 授 文学研究科
教 授 文学研究科
教 授 東北 アジア研究セ ンター 教 授 理学研究科
教 授 工学研究科
教 授 総合学術博物館 教 授 施
設
部
長 幹 事 施 設 部 企画課長 須 藤 菊 池 小笠原 菅 村 沢 田 今 泉 大 藤 阿子島 入間田 藤 巻 飯 測 柳 田 黒 岩 佐 々木 隆 剋 郎 夫 次 雄 修 香 夫 和 一 雄 三 安 武 國 和 康 隆 吾 旦 宏 康 俊 七 紀
東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会専 門委員会
9ooo年
度
) 委員長 セ ンター長 (文学研究科 委 員 文学研究科教 授 文学研究科
教 授 文学研究科
教 授 東北 アジア研究セ ンター 理学研究科
教 授 工学研究科
教 授 総合学術博物館 教 授 調査研究員 (文学研究科 調査研究員 (文学研究科 調査研究員 (文学研究科 施 設 部 企画課長 教育学研究科 事務長 教授) 教 授 助手) 助手) 助手) 須 藤 今 泉 大 藤 阿子島 入間田 藤 巻 飯 測 柳 田 藤 沢 関 根 京 野 佐 々木 佐々木 隆 隆 雄 修 香 宣 夫 宏 和 康 一 俊 雄 教 達 人 恵 子 紀 安 健 一
次
巻頭 カラー図版 序 例言 凡例 東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会 東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会専 門委員会 目次 図 目次 表 目次 図版 目次 第I章 2000年
度 (平成12年度)事
業の概要 ………11.は
じめに ………1 (1)受
託研究・共同研究等 ………122.運
営委員会・専 門委員会 ………1 (2)学
会発表等 ………123.埋
蔵文化財調査 の概要 ………4 (3)資
料調査 ………13(1)川
内地区の調査 ………4 (4)科
学研究費採択状況 ………13(2)青
棄山地区の調査 ………9 8.教
育普及活動 ………13(3)富
沢地区の調査 ………9 (1)非
常勤講師 ………134.遺
物整理作業 ………lo (2)保
管資料の貸出 ………135.保
存処理事業 ………11 (3)外
部か らの派遣依頼等 ………13 6。 資料保管状況 ………11 (4)広
報活動 ………14 7。 研究活動 ………12 第 Ⅱ章 仙台城跡二の九第17地点(NM17)の
調査 ………151.仙
台城跡二の九地区の立地と歴史
…………
15
①変遷段階の大別
………
292.調
査経緯
………
16
②Ⅲa期 とⅢb期 の区分
………
32(1)1999年 度までの調査
………
16
③Ⅲb期 の細分
………
32(2)調 査地点の位置
………
16
④Ⅳ期の細分
………
33(3)調 査の方法と経過
………
16 (3)各
期の推定時期
………
34①
1998年度試掘調査
………
16
①文化元年の火災とⅣ期の推定時期
………
34②
2000年度本調査
………
18
②Ⅲa期 の遺構 と元禄年間の二の九大改造
34
③記録方法
………
20
③伝伊達宗泰の屋敷と二の丸造成
…………
35④遺構の名称について
………
22
④各期の推定時期
………
35⑤遺物の取 り上げについて
………
22 4.検
出遺構
………
36⑥整理作業
………
23 (1)I期
の遺構
………
363.基
本層序と時期区分
………
28 (2)Ⅱ
期の遺構
………
39(1)基
本層序
………
28 (3)Ⅲ
a期 の遺構
………
50(2)遺
構の変遷段階の設定
………
29 (4)Ⅲ
bl期
の遺構
………
56(5)Ⅲ
b2期
の遺構 ………67(6)Ⅲ
b3期
の遺構 ………77(7)Ⅲ
b4期
の遺構 ………86(3)Ⅳ a期
の遺構 ………89(9)Ⅳ b期
の遺構 ………99 QOI Ⅳ c期 の遺構 ・………Ⅲlo6 5。 出土遺物 ・………・114(1)陶
磁器 ・………。114(2)軟
質施釉陶器 ・………。118(3)土
師質・瓦質土器 。………。118(4)土
人形・土製品 ・………・119(5)瓦
・………・120(6)木
製品・漆塗製品 ・………・123(7)金
属製品 ・………・126(8)石
器 。石製品 ・中………。126(9)ガ
ラス製品 ・………。127 引用・参考文献 英文要旨 写真図版6.考
察 ・………・231(1)検
出遺構の検討 ・………Ⅲ231①文献記録等に見える二の丸地区の変遷 ・
・
231②二の丸造営以前の遺構 ・………。
231③改造前の二の九期の遺構 ・………。
233④改造後の二の九期の遺構 ・………。
236⑤文化元年の火災とⅣa期 の建物群 ・……・
240⑥建物の柱間寸法 Ⅲ
………Ⅲ
241⑦塀・柱列の柱間寸法と構造 ・………Ⅲ
242(2)陶 磁器 。土器の検討 Ⅲ………・
243①陶磁器・土器の種類別組成の検討 ・……。
243②陶磁器の器種組成の検討 ・………・
243③陶磁器の産地別組成の検討 ・………Ⅲ
244④土師質土器の検討 ・………。
245⑤小結 ・………・
246 7。まとめ ………Ⅲ
…………・………
252図
図1
東北大学 と周辺の遺跡 ・………。2 図2
仙台城 と二の九の位置 。………・3 図3
仙台城跡二の九・武家屋敷地区調査地点 ・―・5 図4
青葉山地区調査地点 ・………・7 図5
富沢地区 と周辺の遺跡 ・………。9 図6
横穴墓の残存状況 (1985年撮影)・…………・10 図7
収蔵遺物量の推移 ………12 図8
二の九第17地点現地説明会開催状況 ………14 図9
二の丸第17地点調査区の位置 ………17 図10
二の九第17地点調査区模式図 ―………18 図11
二の九第17地点作業状況 ………20 図12
二の九第17地点基本層序模式図 ………29 図13
二の九第17地点外周壁断面図(1)。 …………・30 図14
二の丸第17地点外周壁断面図(2)・ …………Ⅲ31 図15
二の丸第17地点I期遺構配置図 ………37 図16
二の九第17地点I期の遺構 ………38 図17
二の九第17地点 Ⅱ期遺構配置図 ………40 図18
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(1)・ ………,41 図19
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(2)。 ………・44 図20
二の丸第17地点 Ⅱ期の遺構(3)。 ………Ⅲ45 図21
二の丸第17地点 Ⅱ期の遺構(4)・ ………・46 図22
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(5)・ ………・48 図23
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(6)・………・49 図24
二の九第17地点Ⅲa期遺構配置図 …………51 図25
二の丸第17地点Ⅲa期の遺構(1)。 …………・52 図26
二の九第17地点Ⅲa期の遺構(2)。…………・53 図27
二の九第17地点 Ⅲa期の遺構(3)・…………・54 図28
二の九第17地点 Ⅲa期
の遺構(4)・ …………Ⅲ55 図29
二の丸第17地点 Ⅲbl期
遺構配置図 ………57 図30
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(1)。 ………・58 図31
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(2)。 ………・59 図32
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(3)・ ………,60 図33
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(4)・ ………・62 図34
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(5)・ ………・63 図35
二の丸第17地点 Ⅲbl期
の遺構(6)・ ………,64 図36
二の丸第17地点 Ⅲbl期
の遺構(7)・ ………Ⅲ65 図37
二の丸第17地点 Ⅲb2期
遺構配置図 ………69次
図38
二の丸第17地点 Ⅲb2期
の遺構(1)。 中……●70 図39
二の丸第17地点 Ⅲb2期
の遺構(2)・ ………・71 図40
二の丸第17地点 Ⅲb2期
の遺構(3)・ ―……,72 図41
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(4)・ ………・73 図42
二の丸第17地点 Ⅲb2期
の遺構(5)・………・74 図43
二の丸第17地点 Ⅲb2期
の遺構(6)・………・75 図44
二の丸第17地点 Ⅲb3期
遺構配置図 ………79 図45
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(1)・………・80 図46
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(2)・ ………。81 図47
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(3)・ ………・82 図48
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(4)。 中……●83 図49
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(5)・ ………・84 図50
二の丸第17地点 Ⅱb4期
遺構配置図 ………87 図51
二の九第17地点 Ⅲb4期
の遺構 ………88 図52
二の九第17地点Ⅳa期
遺構配置図 …………90 図53
二の丸第17地点Ⅳa期
の遺構(1)・…………。91 図54
二の九第17地点Ⅳa期
の遺構(2)。…………・93 図55
二の丸第17地点Ⅳa期
の遺構(3)・ …………,94 図56
二の丸第17地点Ⅳa期
の遺構(4)・ …………。95 図57
二の丸第17地点Ⅳa期
の遺構(5)・ …………・96 図58
二の九第17地点Ⅳa期
の遺構(6)・ …………,97 図59
二の九第17地点Ⅳb期
遺構配置図 ・………・101 図60
二の九第17地点Ⅳb期
の遺構(1)…
………102 図61
二の丸第17地点Ⅳb期
の遺構(2)…
………103 図62
二の九第17地点Ⅳb期
の遺構(3)…
………104 図63
二の九第17地点Ⅳc期
遺構配置図 ・………・109 図64
二の九第17地点Ⅳc期
の遺構(1)…
………110 図65
二の丸第17地点Ⅳc期
の遺構(2)…
………111 図66
二の丸第17地点Ⅳc期
の遺構(3)…
………H2
図67
二の九第17地点Ⅳc期
の遺構(4)…
………113 図68
瓦分類概念図 ・………。120 図69
瓦当直径 と周縁幅の関係 ・………・121 図70
煙管分類模式図 ・―………・127 図71
二の九第17地点出土磁器(1)―
………128 図72
二の丸第17地点出土磁器(2)…
………129 図73
二の丸第17地点出土磁器(3)…
………130 図74
二の丸第17地点出土磁器(4)…
………131目
図
75
二の丸第17地点出土磁器(5)・ ………。132 図76
二の丸第17地点出土磁器(6)… ………133 図77
二の九第17地点出土磁器(7)… ………134 図78
二の丸第17地点出土陶器(1)… ………135 図79
二の丸第17地点出土陶器(2)… ………136 図80
二の丸第17地点出土陶器(3)・ ………,137 図81
二の丸第17地点出土陶器(4)・ ………・138 図82
二の九第17地点出土陶器(5)… ………139 図83
二の九第17地点出土陶器(6)… ………140 図84
二の丸第17地点出土陶器(7)・ ………・141 図85
二の丸第17地点出土陶器(8)・ ………・142 図86
二の丸第17地点出土陶器(9)・ ………・143 図87
二の九第17地点出土陶器l101 ………144 図88
二の丸第17地点出土陶器Qつ ………145 図89
二の丸第17地点出土陶器優)…
………146 図90
二の丸第17地点出土土器(1)… ………147 図91
二の丸第17地点出土土器(2)… ………148 図92
二の丸第17地点出土土器(3)・ ………。149 図93
二の丸第17地点出土土器(4)・ ………。150 図94
二の九第17地点出土土器(5)。 土製品 。人形 ・―・151 図95
二の九第17地点出土軒丸瓦類(1)・ …………Ⅲ152 図96
二の丸第17地点出土軒丸瓦類(2)・ …………・153 図97
二の丸第17地点出土軒丸瓦類(3)。 軒平瓦類(1)・ ………,154 図98
二の丸第17地点出土軒平瓦類(2)・ …………,155 図99
二の丸第17地点出土軒桟瓦 ・―………。156 図100二
の九第17地点出土丸瓦(1)・ ………。157 図101二
の丸第17地点出土丸瓦(2)・ ………・158 図102二
の丸第17地点出土丸瓦(3)。 ………・159 図103二
の九第17地点出土丸瓦(4)。 ………・160 図104二
の九第17地点出土丸瓦(5)。 ………・161 図105二
の丸第17地点出土平瓦(1)・ ………,162 図106二
の丸第17地点出土平瓦(2)。 板塀瓦(1)・ ………・163 図107二
の九第17地点出土板塀瓦(2)。 板状瓦(1)・ ………・164 図108二
の九第17地点出土板状瓦(2)・ ………・165 図109二
の丸第17地点出土板状瓦(3)・ ………・166 図110二
の丸第17地点出土 面戸瓦・輪違い 。棟瓦 ・……,167 図111二
の九第17地点出土T字
瓦(1)・………Ⅲ168 図112二
の丸第17地点出土T字
瓦(2)。 その他の瓦(1)・ ………。169 図113二
の九第17地点出土その他の瓦(2)。 ………Ⅲ170 図114二
の丸第17地点出土刻印瓦 ・………。171 図115二
の丸第17地点出土鬼瓦(1)・ ………Ⅲ172 図116二
の丸第17地点出土鬼瓦(2)・ ………Ⅲ173 図117二
の丸第17地点出土漆椀(1)… ………174 図118二
の丸第17地点出土漆椀(2)・ その他の漆塗製品 ・―・175 図119二
の九第17地点出土円板状木製品 。櫛 ・―・176 図120二
の九第17地点出土箸】犬木製品 ・…………。177 図121二の丸第17地点出土曲物・栓 ・………。178 図122二の九第17地点出土楔 ………179 図123二の九第17地点出土下駄 。桶類 ・…………。180 図124二の九第17地点出土 その他の木製品(1)…………181 図125二
の九第17地点出土 その他の木製品(2)・………・182 図126二
の丸第17地点出土 その他の木製品(3)・………・183 図127二
の丸第17地点出土 その他の木製品(4)…………184 図128二
の丸第17地点出土古銭(1)・ ………・185 図129二
の九第17地点出土古銭(2)・ ………・186 図130二
の九第17地点出土古銭(3)・ ………・187 図131二
の九第17地点出土古銭(4)・ ………Ⅲ188 図132二
の丸第17地点出土煙管 ・………Ⅲ189 図133二
の丸第17地点出土その他の金属製品・ 石器・石製品 ・………・19o 図134二
の丸第17地点出土 石器・石製品 。ガラス製品 …………191 図135二
の九第17地点I期の遺構 と 周辺の調査区の関係 ……232 図136二
の丸第17地点 Ⅱ期の遺構 と 周辺の調査区の関係 ・―・234 図137二
の丸第17地点調査 区周辺の絵図(1)・ ……・235 図138二
の丸第17地点調査 区周辺の絵図(2)。 ……・237図
139二
の九 第17地 点調査 区周辺 の絵 図(3)・ ―…,238 図140二
の丸第2・ 5。 17地 点 と絵 図 との姑比 ・・239 図141二
の九 第17地 点 出土陶磁 器集成 図(1)・ ……・247 図142二
の九 第17地 点 出土陶磁器集成 図(2)・ ……・248 図143二
の丸 出土陶磁器 ・土器種類 別組成 ・……・249表
目
表1 2000年
度調査概要表 ・………・4 表2
川内地区基準点測量成果表 ………21 表3
二の丸第17地点時期別遺構一覧表 …………24 表4
二の九第17地点遺構名称対照表(1)・中……・25 表5
二の九第17地点遺構名称対照表(2)・………・26 表6
二の九第17地点遺構名称対照表(3)・中……●27 表7
二の丸第17地点出土磁器集計表(1)…………192 表8
二の九第17地点出土磁器集計表(2)…………193 表9
二の九第17地点出土磁器集計表(3)―………194 表10
二の丸第17地点出土陶器集計表(1)…………195 表11
二の丸第17地点出土陶器集計表(2)…………196 表12
二の九第17地点出土陶器集計表(3)…………197 表13
二の九第17地点出土土器・ 土製品集計表(1)…………198 表14
二の丸第17地点出土土器・ 土製品集計表(2)…………199 表15
二の丸第17地点出土土器・ 土製品集計表(3)…………200 表16
二の丸第17地点出土瓦集計表(1)… …………201 表17
二の九第17地点出土瓦集計表(2)・ …………・202 表18
二の九第17地点出土瓦集計表(3)… …………203 表19
二の九第17地点出土瓦集計表(4)・ …………Ⅲ204 表20
二の九第17地点出土瓦集計表(5)・ …………・205 表21
二の丸第17地点出土瓦集計表(6)・ …………・206 表22
二の丸第17地点出土 漆塗製品 。木製品集計表(1)―………207 表23
二の九第17地点出土 漆塗製品 。木製品集計表(2)…………208 表24
二の九第17地点出土 漆塗製品・木製品集計表(3)…………209 表25
二の丸第17地点出土金属製品集計表 ・……・210 図144二
の丸出土磁器の器種組成 ・………・249 図145二
の九出土陶器の器種組成 ・………・250 図146二
の九出土陶器の産地別組成 ・………・250 図147土
師質土器皿法量分布 と 底部糸切 り技法比率 ・…・251次
表26
二の丸第17地点出土その他の遺物集計表 ・・211 表27
二の九第17地点出土磁器観察表(1)…………212 表28
二の九第17地点出土磁器観察表(2)……―…213 表29
二の九第17地点出土磁器観察表(3)…………214 表30
二の九第17地点出土陶器観察表(1)…………215 表31
二の九第17地点出土陶器観察表(2)…………216 表32
二の丸第17地点出土陶器観察表(3)…………217 表33
二の九第17地点出土陶器観察表(4)…………218 表34
二の九第17地点出土土師質土器皿観察表 ・・219 表35
二の丸第17地点出土 その他の土師質土器観察表 ・―・220 表36
二の丸第17地点出土瓦質土器観察表 ・……。220 表37
二の丸第17地点出土軟質施釉陶器観察表 ・・220 表38
二の丸第17地点出土 土人形・土製品観察表 ヲ竜39 表40 表41 表42 ラミ43 表44 表45 表46 表47 表48 表49 表50 表51 表52 表53 表54 二の丸第17地点出土軒丸瓦類観察表 二の九第17地点出土軒平瓦類観察表 二の九第17地点出土軒桟瓦観察表 ………… 二の丸第17地点出土丸瓦観察表 二の丸第17地点出土平瓦観察表 二の丸第17地点出土板状瓦観察表 二の九第17地点出土板塀瓦観察表 二の九第17地点出土平瓦1類観察表 二の丸第17地点出土平瓦2類
観察表 二の九第17地点出土鳥伏間観察表 二の九第17地点出土桟瓦観察表 二の九第17地点出土面戸瓦観察表 二の九第17地点出土輪違い観察表 二の九第17地点出土棟瓦観察表 二の九第17地点出土T字
瓦観察表 二の九第17地点出土その他の瓦観察表表
55
二の丸第17地点出土漆椀 ・漆皿観察表 ・…・225 表56
二の丸第17地点出土 その他の漆塗製品観察表 ・…Ⅲ225 表57
二の丸第17地点出土円板状木製品観察表 ・・225 表58
二の丸第17地点出土下駄観察表 ・中………0226 表59
二の丸第17地点出土曲物観察表 ・…………Ⅲ226 表60
二の丸第17地点出土楔観察表 ・………・226 表61
二の丸第17地点出土箸状木製品観察表 ・―・226 表62
二の九第17地点出土櫛観察表 ・………Ⅲ227 表63
二の九第17地点出土桶観察表 ・………・227 図版1
二の九第17地点全景(1)・ ………Ⅲ257 図版2
二の丸第17地点全景(2)・………・258 図版3
二の九第17地点全景(3)・………・259 図版4
二の九第17地点全景(4)・………・260 図版5
二の九第17地点全景(5)・………・261 図版6
二の九第17地点全景(6)………262 図版7
二の丸第17地点全景(7)・ ………。263 図版8
二の丸第17地点外周壁セクシ ョン ・……。264 図版9
二の九第17地点I期の遺構 ・………。265 図版10
二の九第17地点H期
の遺構(1)………266 図版11
二の丸第17地点 Ⅱ期 の遺構(2)・…………・267 図版12
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(3)・…………・268 図版13
二の丸第17地点 Ⅱ期の遺構(4)・…………Ⅲ269 図版14
二の丸第17地点 Ⅱ期の遺構(5)・…………Ⅲ270 図版15
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(6)。中………●271 図版16
二の九第17地点 Ⅱ期の遺構(7)・―………。272 図版17
二の丸第17地点 Ⅲa期
の遺構(1)…………273 図版18
二の丸第17地点 Ⅲa期の遺構(2)・ ………・274 図版19
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(1)・‥‥・275 図版20
二の九第17地点 Ⅲbl期
の遺構(2)・……Ⅲ276 図版21
二の丸第17地点 Ⅲbl期
の遺構(3)・……Ⅲ277 図版22
二の丸第17地点 Ⅲbl期
の遺構(4)・……。278 図版23
二の丸第17地点 Ⅲbl期
の遺構(5)。……・279 図版24
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(1)… ……280 図版25
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(2)・ ……・281 図版26
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(3)・ ……Ⅲ282 表64
二の丸第17地点出土 その他の木製品観察表 ・―・227 表65
二の九第17地点出土古銭観察表(1)… ………228 表66
二の丸第17地点出土古銭観察表(2)・ ………。229 表67
二の丸第17地点出土煙管雁首観察表 ・中―●230 表68
二の丸第17地点出土煙管吸口観察表 ・……。230 表69
二の丸第17地点出土 その他の金属製品観察表 ・―・230 表70
二の九第17地点出土 ガラス製品観察表 ・―・230 表71
二の丸第17地点出土石器 。石製品観察表 ・。230 図版27
二の九第17地点Ⅲb2期
の遺構(4)。 ……。283 図版28
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(5)。 ……・284 図版29
二の九第17地点Ⅲb2期
の遺構(6)・ ……・285 図版30
二の九第17地点 Ⅲb2期
の遺構(7)。 ……・286 図版31
二の丸第17地点Ⅲb3期
の遺構(1)。 ……。287 図版32
二の九第17地点 Ⅲb3期
の遺構(2)・ ……・288 図版33
二の九第17地点 Ⅲb3期
の遺構(3)。 一―・289 図版34
二の九第17地点 Ⅲb3期
の遺構(4)。 ……・290 図版35
二の九第17地点 Ⅲb3期
の遺構(5)。 ……Ⅲ291 図版36
二の丸第17地点 Ⅲb3期
の遺構(6)。 ……。292 図版37
二の丸第17地点 Ⅲb4期
の遺構(1)・ ――・293 図版38
二の丸第17地点 Ⅲb4期
の遺構(2)・ ――・294 図版39
二の丸第17地点 Ⅲb4期
の遺構(3)・ Ⅲb期
(細分不明)の
遺構 。中0295 図版40
二の丸第17地点Ⅳa期の遺構(1)・ ………。296 図版41
二の九第17地点Ⅳa期の遺構(2)・ ………。297 図版42
二の九第17地点Ⅳa期の遺構(3)・ ………・298 図版43
二の九第17地点Ⅳa期の遺構(4)・ ………。299 図版44
二の丸第17地点Ⅳa期の遺構(5)・ ………。300 図版45
二の丸第17地点Ⅳa期の遺構(6)。 ………。301 図版46
二の丸第17地点Ⅳa期の遺構(7)。 ………。302 図版47
二の丸第17地点Ⅳb期
の遺構(1)・ ………・303 図版48
二の九第17地点Ⅳb期の遺構(2)・ ………・304 図版49
二の九第17地点Ⅳb期の遺構(3)・ ………・305 図版50
二の九第17地点Ⅳb期の遺構(4)・ ………。306 図版51
二の九第17地点Ⅳb期の遺構(5)・ ………,307次
日
版
図
図版
52
二の九第17地点Ⅳb期
の遺構(6)。………。308 図版53
二の九第17地点Ⅳb期
の遺構(7)・………。309 図版54
二の丸第17地点Ⅳb期
の遺構(8)・………,310 図版55
二の丸第17地点Ⅳc期の遺構(1)・―……。311 図版56
二の九第17地点Ⅳc期の遺構(2)・………・312 図版57
二の九第17地点Ⅳc期
の遺構(3)・ ………・313 図版58
二の九第17地点Ⅳc期
の遺構(4)・ ………Ⅲ314 図版59
二の九第17地点出土磁器(1)………315 図版60
二の丸第17地点出土磁器(2)・………,316 図版61
二の九第17地点出土磁器(3)・………Ⅲ317 図版62
二の丸第17地点出土磁器(4)・―…………。318 図版63
二の九第17地点出土磁器(5)………319 図版64
二の丸第17地点出土磁器(6)… ………320 図版65
二の丸第17地点出土磁器(7)… ………321 図版66
二の九第17地点出土磁器(8)― ………322 図版67
二の丸第17地点出土陶器(1)… ………323 図版68
二の九第17地点出土陶器(2)… ………324 図版69
二の丸第17地点出土陶器(3)… ………325 図版70
二の丸第17地点出土陶器(4)… ………326 図版71
二の九第17地点出土陶器(5)… ………327 図版72
二の丸第17地点出土陶器(6)… ………328 図版73
二の九第17地点出土陶器(7)………329 図版74
二の九第17地点出土陶器(8)。………Ⅲ330 図版75
二の丸第17地点出土陶器(9)………331 図版76
二の丸第17地点出土陶器(101 ………332 図版77
二の丸第17地点出土陶器Qつ ………333 図版78
二の丸第17地点出土陶器⑫ ………334 図版79
二の丸第17地点出土陶器① ………335 図版80
二の九第17地点出土陶器像0
………336 図版81
二の九第17地点出土陶器⑮ ・ 軟質施釉陶器 ・…Ⅲ337 図版82
二の九第17地点出土土器(1)………338 図版83
二の丸第17地点出土土器(2)… ………339 図版84
二の九第17地点出土土器・ 土製品 。人形(3)・ ………。340 図版85
二の丸第17地点出土軒丸瓦類(1)・………。341 図版86
二の丸第17地点出土軒丸瓦類(2)・ 図版87
二の丸第17地点出土軒平瓦類(2)。 軒桟瓦 ・…・343 図版88
二の九第17地点出土丸瓦(1)・………・344 図版89
二の九第17地点出土丸瓦(2)・ 平瓦(1)・ ………・345 図版90
二の九第17地点出土平瓦(2)・ ………,346 図版91
二の九第17地点出土平瓦(3)・ 板塀瓦(1)。………・347 図版92
二の九第17地点出土板塀瓦(2)。 板状瓦(1)…………348 図版93
二の九第17地点出土板状瓦(2)。 中………o349 図版94
二の丸第17地点出土T字
瓦・ 輪違い 。面戸瓦・棟瓦 ・…・350 図版95
二の丸第17地点出土鬼瓦 。………・351 図版96
二の九第17地点出土その他の瓦 ・―……。352 図版97
二の丸第17地点出土刻F「瓦 ・………・353 図版98
二の九第17地点出土漆椀(1)。 漆皿 ……354 図版99
二の九第17地点出土深椀(2)。 その他の漆塗製品 。円板状木製品(1)・…………。355 図版100二
の九第17地点出土円板状木製品(2)・ 箸状木製品 ・中―●356 図版101二
の九第17地点出土桶 。曲物(1)。………・357 図版102二
の九第17地点出土山物(2)・ 楔 ………358 図版103二
の九第17地点出土櫛・下駄・栓 ・……。359 図版104二
の九第17地点出土 その他の木製品(1)・…………・360 図版105二
の九第17地点出土 その他の木製品(2)。…………。361 図版106二
の九第17地点出土 その他の木製品(3)・………Ⅲ362 図版107二
の九第17地点出土古銭(1)・ ―…………・363 図版108二
の九第17地点出土古銭(2)… ………364 図版109二
の丸第17地点出土古銭(3)………365 図版110二
の九第17地点出土古銭(4)………366 図版111二
の九第17地点出土古銭(5)。 煙管 ……367 図版112二
の丸第17地点出土その他の金属製品 ・・368 図版113二
の九第17地点出土第
I章 2000年
度
(平
成
12年
度
)事
業の概要
1. │よ じ め に 東北大学 には、仙台市内の各キ ャンパスに加 えて、多 くの研究施設がある。 これ らの各地区構 内には、多 くの 埋蔵文化財が存在 している (図1)。 特 に川内地区は、 ほぼ全域が近世の仙台城跡二の九地区 と二の九北方武家 屋敷地区にあたっている (図2)。 東北大学構 内での施設整備等 に伴 う埋蔵文化財調査 については、1983年度 に 東北大学埋蔵文化財調査委員会が組織 されて以降、その実務機関である埋蔵文化財調査室が、調査 の任 にあたっ て きた。1994年度には、埋蔵文化財調査委員会 を改組 し、学内共同利用施設 としての埋蔵文化財調査研究セ ンタ ーが設置 され、調査委員会の事業 を引 き継いでいる。 2000年 度 において も、川内地区で大規模 な調査が実施 され、新たな資料 を提供す ることとなった。本年報 は、 これ らの調査成果、お よび同年度のセ ンターの研究教育活動 など、各種事業 についてまとめた ものである。2E運
営 委 員 会 ・ 専 門 委 員 会 東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターでは、セ ンターの運営 に関す る重要事項 を審議す る運営委員会 と、運営 委員会の下 に埋蔵文化財調査 に関す る専 門的事項 を審議す る専 門委員会が設置 されてお り、両委員会の審議 をも とに運営が進め られている。通常 は、運営委員会 は年度当初 に一回開催 し、そこで年間の事業予定・予算等 を審 議 し、調査 に関わる具体的な事項 は、専門委員会 をその都度開催 して審議す ることとしている。 2000年 度 (平成12年度)は
、運営委員会 は1回、専 門委員会 は3回開催 した。それぞれの開催月 日・議事内容 は以下の通 りである。 埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会 4月12日審議事項
(1)平
成12年度埋蔵文化財調査計画について(2)平
成12年度セ ンター運営費について(3)平
成12年度整理作業計画 について(4)東
北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター長 について(5)そ
の他 報告事項(1)平
成11年度埋蔵文化財調査結果について(2)平
成11年度セ ンター運営経費決算 について(3)平
成11年度整理作業について(4)調
査研究員の流用定員 について(5)そ
の他 表1 2000年
度調査概要表Tab l Excavations on the campus in the nscal year 2000
調査の種類 調 査 地 点 (略号) 原 因 調査期間 面 積 時 期 本調査 仙台城跡二の九第17地点 (NM17) 文科系4学部総合研究棟新営 3/1-12/21 957■正 近 世 立会調査 川内北地区プール南側 (20011⊃ プール給水管改修 植物園本館南東側 (2000‐2) 屋外汚水管改修 5/29-6/2 富沢団地東側 (200113) 法面改修 8/29 工学研究科 グラン ド南lRl(200114) 未来情報社会研究館新営 2/7
rvriyagi Pref
●
Sendai Castle
(Tohoku Univ)
Ruin of Sendai Castle
Kawauchi steles
Aobayama Site Loc B Aobayama Site Loc E Aobayama Site Loc.C Aobayama Site Loc A Aobayama Site Loc.D AshinOkuchi Site
1:仙
台城跡2:川
内古碑群3:青
葉山遺跡B地 点4:青
葉山遺跡E地 点5:青
葉山遺跡C地 点6:青
葉山遺跡A地 点7:青
葉山遺跡D地 点8:芦
ノロ遺跡9:片
平仙台大神宮の板碑10:郷
六大 日如来の碑 ユユ:葛岡城跡 12郷 六城跡 13:郷 六建武碑14:沼
田遺跡15:郷
六御殿跡16:郷
六遺跡17:松
ヶ岡遺跡18:向
山高裏遺跡19:萩
ヶ丘遺跡 20:茂ヶ崎城跡21:ニ
ツ沢横穴墓群22:萩
ヶ岡B遺 跡23:八
木山緑町遺跡24:ニ
ツ沢遺跡25:青
山二丁 目遺跡 26:青山二丁 目B遺 跡27:杉
土手 (鹿除土手) 28:砂
押屋敷遺跡29:砂
押古墳30:富
沢遺跡31:泉
崎浦遺跡 32:金洗沢古墳33:土
手内窯跡34:土
手内遺跡35:土
手内横穴墓群36:三
神峯遺跡37:金
山窯跡38:三
神峯古墳群 39:富沢窯跡40:裏
町東遺跡41:裏
町古墳42:原
東遺跡43:原
遺跡44:人
幡遺跡45:後
田遺跡46:町
遺跡 47:神漉山遺跡48:御
堂平遺跡49:上
野山遺跡50:北
前遺跡51:佐
保山東遺跡 図1
東北大学 と周辺 の遺跡図
2
仙 台城 と二 の丸 の位置埋蔵文化財調査研究セ ンター運営委員会専 門委員会 4月22日
審議事項
(1)平
成12年度埋蔵文化財調査計画 について(2)平
成12年度整理作業計画 について 8月 1日(3)そ
の他 報告事項(1)平
成11年度埋蔵文化財調査結果 について(2)平
成11年度整理作業 について(3)そ
の他 審議事項(1)総
合研究棟新営 に伴 う埋蔵文化財調査 について(2)工
学部共通駐車場整備工事への対処方策 について(3)そ
の他 審議事項(1)総
合研究棟新営 に伴 う埋蔵文化財調査 について 9月22日(2)そ
の他 当年度 は、仙台城跡二の丸第17地点の調査 を実施 していたため、調査の進捗状況 に合 わせて、専 門委員会 を開 催 した。その際には、専 門委員会 開催 に先立って、委員 による調査現場 の視察 を行 った。 また本年 5月 に、当セ ンターの調査研究員が、青葉 山遺跡E地
点第5次
調査地点 (1996年度調査実施)の
東側が、駐車場造成のため削 平 されていることを発見 した。直ちに経緯 な どを調査 した ところ、部局発注工事のため、施設部 との連絡調整が うま くいかず、施設部や当セ ンターに連絡が ないまま工事が実施 されていた ことが判明 した。善後策について仙 台市教育委員会 とも協議 し、工事 による破壊 の範囲・程度 を確認す る調査 を実施す ること、その際、駐車場 とし て利用 を継続 してい くと破壊が進みかねない部分が存在す る場合 には、その区域 については記録保存のための調 査 を実施す ることとした。ただ し、今年度は調査 を行 う時間的余裕が持てないことか ら、翌年度以降に実施する こととした。 この問題 については、8月
1日 開催の専 門委員会 において審議 した。あわせて、同様の事態が今後 お こらない ように、施設部長 と埋蔵文化財調査研究セ ンター長の連名で、「周知の埋蔵文化財包蔵地 における土 木工事の実施 について」 との文書 を学内各部局等へ通知 し、注意 を喚起 した。3.埋
蔵 文 化 財 調 査 の 概 要 2000年 度 は、川内地区 。青葉 山地区 。富沢地区において、本調査1作
、立会調査4件
の、合計5件
の調査 を実 施 した。(表1)。 (1)川 内地区の調査 川内地区では、本調査1件
と立会調査2件
を実施 した (図3)。 本調査 を実施 したのは、文系4学
部総合研究棟新営 に伴 う仙台城跡二の九第17地点の調査である。 これについ ては、1998年度 に実施 した試掘調査結果 を合 わせて、本年報の第 Ⅱ章 において報告す る。. 立会調査 は1件
が川内北地区、1件
が川内南地区であった。 川内北地区で立会調査 を実施 したのは、 プール給水管改修 に伴 う調査 である。掘削 される範囲が狭いため、立 会調査 とした ものである。調査の結果、工事 による掘削は、プール造成時に盛土 された範囲内に収 まることが明 らか となった。遺物 も出土 していない。 川内南地区で立会調査 を実施 したのは、植物園本館南東側の屋外汚水管改4外に伴 う調査である。掘削 される範 囲が狭 いため、立会調査 とした。調査の結果、部分的には、表土のす ぐ下で地山が露出 したが、既 に削平 されて いると考 え られ、遺構・遺物 は発見 されなかった。それ以外の部分は、工事 による掘削は、近代以降の盛土の範 囲内に収 まった。遺物 も出土 していない。下
よ
牲
揃
螂
糾
肘
囚
園
踵
障
”
耐
陸
辟
腑
辟
陣
障
脇
酒
\
∞
、 そ 齊 叫 E 呵 ド = ■ ヨ 耳 ︱ 出 翠 = 判 =朽
一離
毬
羅
慧
増
指
B K ・
岬
▼
離
坤
H
“一
立
置璽観2000年度までの発掘調査地点 田田日2000年度の立会調査地点‖ 2000年 度 までの発掘調査地点
=
生
r
市
■ 葉 マ ン シ ヨ也こAOEと Ⅲ19j4之:AOB2・ 1984 AOBl・ 1984
_ぐ
, /(1日称AOF)顎 騨
0 100m ―生
釣 ▼
墨 軽爛
祥
、
目
ミヽ、 図4
青葉 山地区調査地点Fig 4 Location of excavations at Aobayama campas
凹 士
蕩
卜≪ (試掘 ・1993∼94) AOE5・ 1996
瀬
(2)青 葉山地区の調査 青葉 山地区では、立会調査
1件
を実施 した (図 4)。 工学研究科 グラン ド南側の、未来情報社会研究館新営 に 伴 う調査である。周知の遺跡の範囲か らは離れるが、火山灰層が残存 している可能性が高いため、立会調査を行 った。工事範囲の南西隅か ら北東方向に、黒色土の落ち込みがあ り、沢状の地形であったと考えられる。その周 囲では、表土下す ぐに愛島軽石層が確認 されたため、沢 によって削 られている もの と判断 した。逆の北東隅付近 では、現地表下2m以
上の厚 さで、新 しい盛土が存在 し、その下のローム層の堆積 も、あまり良好ではなかった。 遺構・遺物 は発見 されなかった。 (3)宮 沢地区の調査 富沢地区では、立会調査1件
を実施 した (図 5)。 富沢地区には、理学研究科附属原子核理学研究施設や職員 宿舎 などが置かれている。研究施設の北東側 は山林 となってお り、金流沢沿いの低地に接する崖 までが東北大学 の用地 となっている。 この崖のす ぐ下 まで民家が建ち並んでいるが、近年の豪雨の度に崩壊が進み、危険なため 法面改修 を行 うこととなった。 三神峯丘陵の北側 にあたる、金流沢沿いの崖面には、土手内横穴墓群A地
点が存在す る。1949年に工事中に発 見 され、鉄刀1点・須恵器2点
。人骨4体
分が出土 している (伊東信雄1950)。 今 回工事が行 われた場所 は、遺 跡地図に登載 された土手内横穴墓群A地
点の範囲か らははずれるが (仙台市教育委員会1995)、 1985年頃には、dt卜
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\《 ```\、 工事削平範囲 土手内横 穴墓群B地点i生事渕桑詠強 ニド、\、く ザ 横穴墓Pが存在 した場所
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富沢窯跡 さ=茫Tと上 ヽ 図5
富沢地 区 と周辺 の遺跡Fig.5 Archaeo10gical sites of and TOnlizaM/a campus of TOhOku University
0 100m
横穴墓 らしきものが
1基
残存 していた (図6)。 ただ し遺存状態は悪 く、崖の崩壊 によって玄門 まで崩落 してお り、玄室の一部 と思われる部分 が、かろうじて残存 していた。内部 も崩落が進 み、詳細 については、判明 し難い状況であった。 今 回の工事が実施 される前 に、現状確認のため の踏査 を行 ったが、かつて存在 していたこの横 穴墓 らしきもの も、崖面の崩壊の進行 によって、 すでに残存 していなかった。他の横穴墓が存在 す る可能性 も、現状の地形か らは少ない と判断 した。 また、崖の上面 も、芦ノロ遺跡の範囲内 となっているため踏査 したが、遺物 などは採集 されなかったので、立会調査で姑処す ることとFig.6 Remaining situation of tunnel tomb(Taken a picture in 1985)
した。崖面の掘削工事の進行に合わせて立会調査 を行ったが、遺構・遺物は発見されなかった。
4.遺
物 整 理 作 業 東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターでは、調査成果の報告 は、年度 ごとにまとめて『東北大学埋蔵文化財調 査年報』 において行って きた。 これは、セ ンターの前身である東北大学埋蔵文化財調査委員会か ら続いているも のである。そのため調査年報の号数は、調査委員会の時期の号数を継承 している。 調査委員会発足以降、当初は整理作業のための時間や経費が充分確保で きない中で、調査報告書の刊行は遅れ が重 なっていた。 この ような報告書作成の遅れを解消 し、調査実施の翌年度に整理作業、翌々年度に取 りまとめ て報告書 を刊行す るという体制 を確立するために、1997年度以降は、一年で2冊
の調査年報 を刊行す ることを目 標 として きた。 この方針の もと、1999年度に調査年報13と14を刊行する予定であったが、3月
か ら仙台城跡二の 九第17地点の調査 を開始す ることとな り、調査年報14の刊行 まで作業 を進めることが難 しくなった。そのため、 調査年報14の刊行 は、2000年度に繰 り延べす ることとしていた。 この措置 を受けて、2000年 度は、年報14・ 15。 16の3冊
を刊行す ることとした。 これによって、調査の翌々年度 に報告書刊行 という体制 に、予定通 り2000年度 末 をもって移行す ることがで きた。 2000年度に刊行 した F東北大学埋蔵文化財調査年報』14・ 15。 16に掲載 した調査報告 は、以下の とお りである。 年報14
仙台城二の丸北方武家屋敷跡第6地
点 青葉 山遺跡E地
点第5次
調査 芦 ノロ遺跡第4次
調査 年報15
仙台城弥二の丸第16地点 青葉 山遺跡E地
点第6次
調査 年報16
仙台城跡二の九第17地点試掘調査概要 整理作業は、 これ らを中心 に実施す ることとなった。年報14に掲載 した3地
点の整理作業 は、前年度 までにか な り作業 を進めていた。 ところが、2000年 11月に、旧石器ねつ造事件が明るみに出た。年報14に掲載す る予定 と なっていた青葉 山遺跡E地
点第5次
調査では、ねつ造 を行 った人物が調査協力者 として関与 していた ことか ら、 内容 を再検討せ ざるを得 な くなった。各地で検証作業が開始 されてはいたが、その検討基準 などが議論の途上で あった中で、年度内に報告書 を刊行 しなければない とい う時間的制約 もあ り、射応 に苦慮 した。その時点では、 ねつ造事件の全体像が まだ明 らか となっていない状況であったため、有 しているデータを最大限提示 し検討のた 図6
横穴墓の残存状況 (1985年 撮影)めの素材 を提供す ることを基本方針 として、報告書 を作成す ることとした。 しか し、報告書作成時点では、ねつ 造の有無 を明 らかにはで きなかった。その後の各地の検証発掘調査や、石器の付着物の検討 な どが進み、それ ら の検討結果 を参考 に しつつ、 さらに検討 を進めた結果、当該資料 について歴史資料 としては使用で きない状態 に あることを確認す る結果 となっている (東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンター2003)。 かかる結果 にいたったこ と、お よび誤 った内容の報告書 を提示 したことについて、 この場で、あ らためて謝罪す る次第である。 年報15に掲載 した
2地
点の整理作業 は、洗浄 。注記・接合 な ど、基礎的な作業は前年度 までに行 っていたため、 当年度 は残 る作業 を実施 した。年報16に掲載 したのは、試掘調査概要であるため、遺物整理 は本調査での出土遺 物 を合 わせて整理す る必要があったため、基礎 的な作業 まで行 った。5.保
存処理事業
東北大学埋蔵文化財調査研究セ ンターでは、仙台城跡二の丸出土遺物 を中心 に、木製品・漆塗製品。金属製品 など、保存処理 を必要 とす る遺物 を多数保管 している。 この内、木製品 と銅製品については、当セ ンターで保存 処理 を進めて きている。木製品については、1997年度以降、糖 アルコール (ラクチ トール)を
利用 した処理 を行 っている (年報16)。 2000年 度は、仙台城跡二の丸第9地
点 (1990年度調査)の
出土木製品 を中心 に、保存処理 を進めた。 一方、鉄製品については、特 に釘類の出土数量が膨大 なため、充分 なクリーエ ングも実施で きず、未処理の ま ま保管す る状態が続いていた。鉄製品の保存処理では、脱塩工程が重要であるが、従来か ら良 く使 われて きた リ チウム法では、1サ
イクルの処理 に数 ヶ月以上の期 間が必要 となる。 この方法では、溶媒 にアル コール類 を使用 する。大量の鉄製品を、揮発性 の高い溶波に長期 間含浸 して脱塩処理 を行 うのは、安全管理上か らも問題が多い。 そのため、大量の鉄製品の脱塩処理 を、効率良 く実施す る方法 について検討 を続 けて きた。その結果、オー トク レーブを改良 した脱塩装置 (平山製作所製 。DSM…242Ⅱ―K)を
導入す ることとし、年度末に購入 した。資料 を入 れる容器部分の大 きさは、径240mm、 奥行 き350mmで
ある。当セ ンターが朱管 している鉄製品は、釘 な どの小 形の ものが大多数 を占めるので、 この大 きさの ものでほ とん どが対処で きると判断 した。 当セ ンターでの保存処理作業 は、1992年度 に含浸槽 を設置 して以来、専用 に使用で きる場所がなかったため、 やむな くガ レージの空 きスペースを利用 して行 って きた。厳冬期 には気温が零下 に下がる環境のため、冬期間の 作業 は困難で、作業効率の点か らも問題 を残 していた。そのためセ ンター と施設部で対策 を検討 して きたが、保 存処理作業のためのプレハ ブ (平屋建 。79,1∬)を
設置で きることとな り、年度末 に工事が行 われた。 この保存 処理作業室 は、翌2001年度 よ り使用 を開始 した。作業室の詳細 については、翌年度の年報 において紹介 したい。6.資
料 保 管 状 況 東北大学埋蔵文化財調査研究センターでは、ほとんどの遺物は容量30.3リ ッ トルのコンテナ (ポリプロピレン 製・サ ンボックス#32)に
収納 している。このコンテナに入 らない大型のものについては、さらに大 きなコンテ ナや、適宜木箱を作成 して収納 している。全体の遺物総量を把握するために、容器の大小 にかかわらず、箱の数 で数量を管理 している。ただし、保存処理を行 う必要のあるものは、別に保管 しているため、これには入ってい ない。当センターの前身である東北大学埋蔵文化財調査委員会が発足 した1983年度か らの、遺物総量の推移を箱 数で比較 したのが、図7で
ある。 2000年度末時点で、当センターで保管 している遺物総量は2,560箱となった。前年度か らは667箱の増加である。 これらは全て、本年度に実施 した仙台城跡二の丸第17地点の本調査において出上 した遺物である。前述のように、 2000年度に年報14。 15。 16を刊行 した。この内、年報16に掲載 したのは、1998年度に実施 した仙台城跡二の九第 17地点の試掘調査概要である。この試掘調査で出土 した遺物は、本年度に実施 した本調査での出土遺物 と合わせ1085 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1904 1995 1996 1997 1998 1999 2000 年度
図
7
収 蔵 遺 物 量 の推 移Fig.7 Transidon of amount of archaeological remains
て整理作業 を行 う必要がある。 したが って、年報15に掲載 した、1997年度調査分 まで整理作業が終了 し、報告書 を刊行 した こととなる。箱数では、1,809箱が整理・報告済みで、未整理 は751箱 となる。全体 の箱数の内、整 理・報告済みの ものの比率 は70.7%と なる。
7.研
究 活 動 (1)受 託研究・ 共同研究等 当セ ンターでは、東北大学大学院工学研究科の量子エネルギーエ学専攻量子 ビームエ学講座か らの提案 を受け、1999年度か ら同講座 と共同 して、
PIXE(Particte lnduced X―
ray emission 粒子線励起X線
分析)に
よる、 考古資料の材質分析 を行 って きた。 今年度、同講座の石井慶造教授が 日本側実行委員会の代表 となって「色の考古学的研究 とそれに関わる科学的 手法 に関す る 日仏 コロキウム」(主催 :同 実行委員会 。日仏文化協会)が
、10月24∼ 27日 にかけて、東北大学で 開催 されることとなった。共同研究 を行 って きた関係で、当セ ンターか らも研究発表 を行 うこととなった。発表 者 。演題な どは次の通 りである。 関根達人「仙台城二の九跡出土漆器の彩色」2000年10月27日 終:東北大学青葉 山記念会館 (2)学 会発表等 セ ンターの業務 にかかわる、学会での研究発表等 としては、上記 した「 日仏 ヨロキウム」での発表以外 に、次 の発表 を行 った。 ・平成12年度宮城県遺跡調査成果発表会2000年
12月 16日 終:大和町まほろばホール 「仙台城二の丸跡第17地点」 発表者 :藤 沢教 また、宮城県考古学会か らの依頼 を受 けて、同会の会誌 『宮城考古学』第3号
(2001年 5月 発行)の
「2000年 度宮城県内主要発掘紹介」 に、「仙台城二の九跡第17地点」 として、同地点の調査概要 を寄稿 した。(3)資 料調査 セ ンター業務 に関わる資料調査等 としては、以下の
2件
で、それぞれ担 当す る調査研究員が出張 した。 2001年 1月27∼ 28日 江戸遺跡研究会第14回大会「食器 に見 る江戸の食生活」 お :江 戸東京博物館 関根達人・京野恵子 2001年 2月 1∼ 2日 秋田県埋蔵文化財セ ンター 京野恵子 [東北大学埋蔵文化財調査年報14』 では、芦 ノロ遺跡第4及
調査 で検 出された縄文時代 の粘土採掘抗 を報告 し た。秋 田県埋蔵文化財セ ンターヘの出張は、それに関わる資料調査が 目的である。 (4)科 学研究費採択状況 2000年 度は、当セ ンター調査研究員が、科学研究費等の交付 を受けた ものはなかった。8B教
育 普 及 活 動 (1)非 常勤講師 2000年 度は、当セ ンターの調査研究員が、非常勤講師を担 当 したのはなかった。 (2)保 管資料の貸出 当セ ンター保管の資料 の貸出依頼等 としては、次の とお りであった。 ・貸出先:東洋陶磁学会第28回大会 (会場:東北歴史博物館) 貸出資料 :仙 台城跡二の九出土陶磁器 貸出期 間 :2000年10月28∼ 29日 (3)外 部か らの派遣依頼等 当セ ンターの業務 に関わって、あるいは調査研 究員の専 門領域 に関わる事項で、外部か ら派遣等の依頼があっ たのは、次の とお りであった。 担 当者 :藤 沢教 2000年 6月26。 27日 北海道埋蔵文化財セ ンター 西島松5遺
跡調査指導 於・北海道恵庭市 2000年12月 3日仙台市富沢遺跡保存館 (地底の森 ミュージアム) ボランテ ィア講座講師「仙台市一塚古墳 の鏡 と卑弥呼の鏡」 担当者 :関 根達人
2000年
6月 23∼25日 青森県環境生活部県史編 さん室 青森県史編 さんに関わる資料調査 於 :青 森県八戸市博物館 。青森県南部町教育委員会 2000年12月21∼ 23日 青森県環境生活部県史編 さん室 青森県史編 さんに関わる資料調査 於 :東 京都港 区立郷土資料館 2001年 1月 23日福 島県棚倉町教育委員会 棚倉 町公民館 『ふるさと学級』講師 「棚倉城跡か ら出土 した近世陶磁器 について」 2001年 1月29∼ 30日 青森県環境生活部県史編 さん室 青森県史編 さんに関わる資料調査 於 :青 森県立郷土館・青森県埋蔵文化財調査セ ンター 2001年 1月 31日
青森県埋蔵文化財調査 セ ンター 隈無(8)遺跡か ら出上 した近世陶磁器の鑑定 2001年 2月19日
青森県環境生活部県史編 さん室 青森県史編 さんに関わる資料調査
於 :青 森県七戸町教育委員会 2001年 3月