ISSN OO40−9022
昭和32年3月6日第3種郵便物認可 毎月1回25日発行
、、圭士
一
第57巻
昭和62年4月25日発行
第4号
目次
〔総 説〕 成長因子………一…………・・………・・………・…………対馬 敏夫…255∼262 〔原 著〕 自己静脈壁使用の右房一下大静脈間静脈弁の実験的研究…………樗木 等…263∼268 小児におけるRadioaUergosorbent Test(RAST)の診断的意義 一鼻アレルギー外来5年間の統計一………・………・・………野沢 恵子…269∼280 単純ヘルペスウイルス1型角膜感染症に対する免疫局所リンパ節 細胞の効果とT細胞サブセットの役割…………・・……・…………風見 宣生…281∼285 進行性低酸素状態の蘇生における補助心マッサージの 効果について・………・………・………・・………・・…・・…関 由紀夫…286∼295 L−dopa induced aster圭xis一臨床生理学的検討一…・・………・………大澤美貴雄・小林 逸郎・
竹宮 敏子・丸山 勝一…296∼302
〔臨床報告〕
Acase of trochlear neurinorna
(滑車神経鞘腫の1例)………・・………・山本 昌昭・神保 実・ 井出 光信・久保 長生…303∼307 〔学術情報〕 …一………・…………・………一………・・………・・…308∼310 こ雑 幸艮〕 ’’’’’”…’.…’の’’’”●の’.”曾’.”…’●’.’’”●●”●’’”…曾’”願”.’’’’’’’’’’’’’’’’’’”…・………311
本誌略名
東女医大誌
JTokyo Wom
Med Co11東京女子医科大学学会
SOCIETY OF TOKYO WOMEN’S MEDICAL C肌LEGE
Vol. 57
(TOKYO JOSHI IKADAIGAKU ZASSHI)
April, 1987
No. 4
CONTENTS
Review
Growth factors ...,... Toshio TSUSHIMA..
Originals
An experimental study on a monocusp cavai valve using theautologous wall of vena cavae ... Hitoshi OHTEKI..
Diagnostic significance of Radioallergosorbent test (RAST) in children
-Statisticai study of nasal aliergy in the
past5years- ...,...Keiko NOZAWA..
Analysis of the cell mediated immunity in corneal herpes simplex virus infection: Role of the immune local
lymlph node cells ...,...Norio KAZAMI..
Effectiveness of assisted closed chest cardiac massage in dogs
with hypoxc shock ...,...Yukio SEKI..
Ldopa induced aterixis -A clinical and physiological study- . . . .
. . . .Mikio OHSAWA, Itsuro KOBAYASHI, Toshiko TAKEMIYA,
Shoichi MARUYAMA. .
Case Report
A case of trochlear neurinoma ...,... Masaaki YAMAMOTO, Minoru JIMBO,
Mitsunobu IDE, Osami KUBO. .
.255-262 .263-268 .269-280 .281-285 .286-295 .296--302 .303--307
Society of Tokyo Women's Medical College
Tokyo Women's Medical College Library
54 学術情報
第1∼20回「コミュニティヘルス研究会」集会
主 催 第一衛生 会 場 中央校舎 第1回 1983.10.26(水) (東京都立川保健所) ○小山 茂,他 1.アメリカにおけるプライマリ・ケアの動向 第3回 1984.1.25(水) (厚生省医務局) 北井 曉子 1.難病対策の現状 2.子どもの健康現状と課題 一行政の立場から一 (東京女子医大看専, (東京都衛生局特殊疾病対策課) 聖マリアンナ医大看護学校)坂本 玄子 土井 道子 3.CAPDの看護(Continuous Ambulatory 2.新宿区における神経難病検診5力年のまとPeritoneal Dialysis)め
(東京女子医大腎センター内科外来) (新宿区医師会) 砂原 良三 〇竹本三重子,蓮尾 雅美,足立 悦子 3,病院の医療ソーシャルワーカーからみた難 4.糖尿病性腎症の継続看護 病患者さんをとりまく諸問題 合併症をもつ一人暮らしの症例 (東京女子医大病院医療社会相談室) (東京女子医大糖尿病セソンター) ○小松美智子,木舟 雅子,西川みゆき ○新宿二己子,鹿渡登史子,林 佐多子 第4回 3.8(木) 第2回 12.15(木) 1.結核対策におけるプライマリ・ケアの概念 1.保健所の仕事 と展開 一特に医療との接点について一 (結核研究所疫学研究科) 森 亨 (東京都港区衛生部) 正岡 和 2.国の難病対策の現状と問題点 2.子どもの健康現状と課題(つづぎ) (厚生省公衆衛生局結核対策課) (東京女子医大看専, 松田 朗,○広田 良夫 聖マリアンナ医大看護学校) 第5回 5.29(火) 坂本 玄子 1.板橋区の地域精神衛生活動の現状と展望 3.呼吸困難,四肢麻痺を持った患者の継続看 (東京学芸大学保健管理センター, 護の一考察 東京都板橋区志村保健所) 児玉 隆治 一病院から自宅への看護のかかわりを通し 2.地域精神衛生活動におけるcommunity て一 〇rganizatiOnについて (東京女子医大脳神経センター) 一保健所精神衛生相談の活動の中から一 山田由美子 (東京都町田保健所) 山中 房子 4.心臓病を持った小児の継続看護を考える 3.地域精神衛生活動におけるday careの役 一現状とこれからの課題一 割 (東京女子医大心臓血圧研究所) 一国立精神衛生研究所における経験から一 木村しづ江 (国立精神衛生研究所) 松永 宏子 5.在宅糖尿病療養者のグループ指導について 4.コミュニティとは何か 一308一一近頃感じていることから一 (東大分院神経科) 小曽戸明子 第6回 1984.7.24(火) 1.医学生の「地域保健」教育 一医学教育の立場から一 (杏林大学医学部公衆衛生学教室) 中野 英一 2.医学生の「地域保健」教育 一実習機関の立場から一 (東京都東村山保健所) 関谷 行子 3.医学生の「地域保健」実習 一医学生の立場から一 (東京女子医大6年春) 柴田 尚子 4.看護学生の「地域看護」実習について (東京女子医大看護短期大学)山崎 淑子 5.女子大学における「公衆衛生学」教育の経 験 (実践女子大学公衆衛生研究室) 清水 寛 第7回 9.25(火) 1.地域精神衛生活動の中の1事例 (新宿区新宿保健所) 畔原 トシ 2.地域精神衛生活動 一東京,埼玉,沖縄の体験から一 (東京都精神衛生センター) 佐々木雄司 第8回 11。27(火) 1.戸田市の母子保健システム (戸田市立健康管理センター) 近喰ふじ子 2.保健所での発達チェックと専門施設での対 応 (東京都北療育園城北分園) 山形 恵子 第9回 1985.1.30(水) 婦人相談センターの実態について (東京都婦人相談センター) 荻野 澄子,山下 澄子 稲田美代子,立沢 山由子 (東京女子医大精神科) 田村 敦子 第10回 1985.4.4(木) 1.聴覚障害児の早期発見と早期療育をめぐっ て い (富士見台診療所) 徳光 裕子 2.発達のスクリーニングから (富士見台聴能言語訓練教室)内山 勉 第11回 6,4(火) 子供のむし歯の零運動は大人の歯槽膿漏の 零につながる 一むし歯と歯槽膿漏について (東京女子医大歯科口腔外科)河西 一秀 第12回 9.10(火) !.中野区福祉行政の中での精神障害 (障害福祉事業団準備室) (中野区役所障害福祉課) 根本 正夫 2.保健所におけるデイケアと職員の協力 (練馬区石神井保健所) 小林恵美子 3.新宿区ムツミ共同作業所の開所にあたって (東京都精神障害者を守る連合会) 村田 新平 第13回 11,12(火) 1.公衆衛生からみた精神衛生の現状と未来の 展望 (昭和大学医学部烏山病院) 竹村 堅次 2.公衆衛生の現場を経験した精神科医の感想 (東京都広尾病院神経科) 斉藤 昌 第14回 1986.1.14(火) 1.練馬区の母子保健活動と乳幼児全数調査を 通して (練馬区大泉保健相談所) 石井 光子 2.肢体不自由児施設の外来児の実態 (東京都北療育園城北分園) 内藤とし子 第!5回 3.13(木) 1.福祉事務所での精神障害者とのかかわりあ (新宿江原町福祉事務所) 高塩 芳徳 2.障害乳幼児の早期療育における福祉と医療 の関係 (新宿区あゆみの家) 根本 和明 第!6回 1986.5.27(火) 1.学童の視力とう歯の実態について (東京女子医大看護専門学校)坂本 玄子 (目黒区製鋼小学校) 矢代美保子 2.青少年体力運動能力調査報告から
56 (日体大・体力測定評価研究室) 小川貴志子 第17回 7.15(火) 家庭婦人の精神衛生 1)医師から (聖徳学園短大) 池田 由子 2)保健婦から (松戸市保健衛生部健康管理課) 加藤まち子 第18回 9.25(木) 思春期保健 1)いまなぜ思春期保健か (渋谷区恵比寿保健相談所) 斎藤 麗子 2)思春;期外来 (東京女子医大産婦人科) 黒島 淳子 3)地域における思春期相談の現状 (世田谷区烏山保健相談所) 富沢ミナ子 第19回 11,10(月) 1.重複障害児の家庭保育 一一事例を中心として一 (東京都日野保健所永山保健相談所) 川村登志子 2.在宅心身障害児の訪問事業 一健診結果から一 (葛飾区葛飾北保健所) 広田 洋子 第20回 1987.1.29(木) 1,性教育の今日的課題 (全国性教育団体連絡協議会理事長) 田能村祐麟 2.性教育における家庭,特に母親の積極的役 割 (東京女子医大看護専門学校)坂本 玄子 一310一
雑 報 ○編集幹事会 日時 昭和62年2月1日(月)午後4時より 場所 学術室 議題 東京女子医科大学雑誌57巻4号 査読結果審議 寄稿細則について その他 O集会幹事会 日時 昭和62年2月10日(火)午後4時より 場所 学術室 議題 至誠会員へのアンケートについて 第270,271回例会について その他
編集後記
57巻4月号は総説1,学位論文4,原著1,臨床論 文(英文)1であった。芸封馬教授の総説「成長因子」 は個体の成長と成長因子,組織の成長と分化,組織の 修復・再生,腫瘍と成長因子,成長因子の測定と意義, 成長因子の臨床的応用に分け,それぞれ詳説し,現時 点で最も新しい情報を提供してくれている.内科,外 科を問わず,医学に従事している者にとって良い参考 となると考える. 学位論文はそれぞれの分野で学問的価値の高い原著 であった.一般に学位論文が終ってこれを土台にして さらに研究が飛躍するだろうと考えられる論文は少な く,今までやってきたことをまとめたのにすぎないと 考えられる論文が多いことは残念なことである.今月 号の4論文の著者には上記のようなことは起こり得な いものと考えられる程の良いできぽえであった. 今月号唯一の「原著論文」が1例の症例報告であっ た.症例報告とは言え,いろいろな角度から症例をと らえ,単なる症例報告と違い充分臨床研究の対象とな り得ると考えられた.臨床報告例は英文で,英文は良 く練られて読みやすかった。 臨床報告と原著として臨床研究の行なわれた症例報 告とどう区別するか今後の問題であろう.雑誌によっ ては短報,原著(臨床報告を含め)としているものが 多いが,これは臨床(学会)雑誌のためだろうか. (昭和62年2月10日 小林逸郎)東京女子医科大学学会会則
第3条
第10条 第13条 (雑誌の発行・編集に関する条項訴訟) 本会の目的を達するため次の条項を行な う. 1.集会 2.雑誌発行 幹事は会長が指名し,会計,集会,編集, その他の事務を分掌する. 本会の雑誌を「東京女子医科大学雑誌」 と称し,年12回もしくは11回発行し,本 会会員に配布する.東京女子医科大学雑誌投稿規定
(昭和62年4月1日改訂) 1。投稿の資格 投稿者は共同執筆者を含め本会 会員に限る. 2.投稿内容 本誌は原著(和文,または英文), 総説,臨床報告,調査報告,集会記録・報告な どを掲載する。いずれも未発表のものに限る. 3.経費 論文の種類 無料分 有料分 別刷代 原著論文 刷り上がり4頁 超過頁× 50部単位 (40G字×16) 6,000円 で有料 24,000円分 臨床報告 刷り上がり2頁 超過頁× 〃 (400字×8) 6,000円 12,000円分 英文論文 刷り上り2頁 超過頁× 〃 (タイプ用紙4枚) 8.000円 16,000円分 依頼原稿 全頁無料 50部まで 無料 4.寄稿細則 1)寄稿カード 本学会所定の寄稿カードに必 要事項を記入して添付する. 2)原稿はコピーを一部添えて提出する. 図表は鮮明なものに限る. 3)表紙 原稿には表紙をつけ,次の項目を記入 する. 表題・著者の所属・主任あるいは指導者名 (所属が2ヵ所ある場合は列記,あるいは一方 を脚注とする)・著者の姓名(二つきでフリガ ナ)・別刷(著者実費)請求部数(単位50部, 左余白に朱書). 4)抄録 原著および総説の原稿には英文抄録 (約200語をダブル・スペースでタイプする) とその和訳をつける.英文・和文の内容は一 致させる.英文抄録の冒頭には表題・著者名 (姓は大文字),所属(主任あるいは指導者名) を記載する. 臨床報告,調査報告などは英文抄録不要,但 し,脚注とするため,著者名(姓は大文字)・ 所属・表題の順に英訳を別紙に記載して,添 付する. 5)本文 (1)和文 文中の欧文はタイプ,または活字 体とする.原稿はA4版もしくはB5版の 横書き400字詰原稿用紙にペンまたはボー ルペンで書く.ワープロ原稿はA4版もしくはB5版用紙を
用い上下左:右に十分な余白を取り,字間・ 行間をあけて20字(40バイト)×20行とす る. (2)英文 簡明に表現する.論文の構成,そ の他寄稿細則は和文に準ずる.A4版タイ プ用紙にダブル・スペースでタイプする. 英文論文には必ず和文抄録(冒頭に表題 著者名,所属をつける)を添付する. 6)論文の構成 論文は原則として要約,緒言. 方法および対象,結果,考察,結論および文 献とする. 7)数字 文中の数字はアラビア数字を用い,単 位は原則としてCGS単位を用いる.(d1, m1, μ1,min, h,μ9, kg,等). 8)用語 専門用語は学会で統一されている用 語を用いる.略語を用いる場合は,初出の際 には省略しない. 9)図,表 図表は本文とは別紙とする.図は図1,図2…表は表1,表2…のように番号を
つける.図表の表題は,別紙にまとめて記入 する. 10)写真は手札版が望ましく白黒明瞭なものに 限る.アート紙の場合は刷上り実寸大のもの, 電顕写真にはバーを入れる. 原色版(カラーアート紙)の実費は著者負担 とする.く. 提出された図,表が印刷に耐えない場合は, 改めて図,』表を作製し直すことがある,その 実費は著者負担とする.図,表および写真の 挿入箇所は,本文原稿右側欄外に,図,表, 写真の番号を明記して示す. 11)文献 (1)引用文献 論文に直接関連する文献に限り,引用順に 一連番号をつけて,論文末尾に記載し,本文 中の引用箇所には,右上手に片カッコを付し た番号で示す. (2)雑誌名 文献に引用する雑誌名の略名は,外国誌に ついては,Index Medicusにより,和雑誌は, 各誌の表紙に表記の略名による. (3)文献引用例 a,雑誌論文の引用 著者名:表題.雑誌名 巻:開始頁一章終年, 発行年の順序とする.著者名は3名まで記載し, 4名以上の場合には筆頭著者を含めて3名のみ記 載し他は「ほか」,あるいは,ret aL」と省略する. 外国雑誌論文の著者名はfalnily name,且rst
name, middle nameの順序で記載し, family name以外はinitialのみとする.和雑誌の日本人 名は姓,名前の順に記載する. 例1.山根清美,竹内 恵,北村英子ほか: 末梢神経組織内に肉芽腫の認められた sarcoid neuropathyの1例. B内会誌 75:522−527, 1986
例2.Gorden T, Castell WP:High den・ sity as a protective factor against
coronary heart disease. The Framingh− am Study, Am J Med 62:607−714,1977 b.単行本の引用 著書引用の場合は著者名あるいは編者名:書 名,引用頁[pp 82−98の如く記載],発行書店名, 発行地,(発行年)の順に記載する.編者のある単 年)の順序とする.翻訳書の場合には書名のあと に監訳者名をいれる.単行本の全部を引用する場 合は引用頁を記載する必要はない. 例3.斎藤慎太郎:甲状腺疾患.pp 1−16, 永井書店,大阪(1985) 例4.五島雄一郎,後藤由夫編:動脈硬化症 の新しい診断と治療.医薬ジャーナル社, 大阪(1985) 例5.城所良明:神経筋接合の形成.「筋発生 の細胞生物学」(小沢英二郎,嶋田 裕, 真崎知生編),pp 259−282,学会出版セソ ター,東京(1983)
例6.Swaiman KF, Ashwal S:MEP小
児神経病ケーススタディ.46例の研修(福 山幸夫監訳),医学書院,東京(1980)
例7.Kahn CR, Roth J:Insulin rece−
ptors in disease states.乃z Horrnone− receptor Interaction(Levy GS ed.)pp 1
−29,Marcel Dekker, New York(1981)
5.雑誌の編集・発行 編集委員会は編集幹事に よって構成され,本誌の編集・発行に関する責 任と権限をもつ. 編集委員会は投稿原稿を査読し,採否を決定 する.編集委員会は原則として毎月1回開催す る.論文の掲載は受付順を原則とする. 本誌の発行は年12回,もしくは11回とする. 臨時増刊は年1回を原則とする. 6.校正 初校・再校は著者校正を原則とする.大 幅な改変や訂正は許されない. 7.別刷 別励は著者実費,50部単位で申込みを受 ける.発行後の追加は認められない. 8.寄稿の宛名 〒162 東京都新宿区河田町8−1 東京女子医科大学学会編集幹事宛 Tel.03(353)8111 内線2233
井 笠 小 小 ○神 口 島 林 下 津