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つくば市環境都市推進委員会 No.2

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Academic year: 2018

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つくばCEMS事業展開(分散型エネルギーインフラ推進)

• 都心地区エネルギー面的利用

• 新規開発街区におけるオンサイトエネルギービジネス

• VPP事業

行政(つくば市)

中心市街地におけるBCP向上・環境性向上・安価なエネルギー供給

企業誘致促進 居住人口増加

住宅施設増加・商業施設増加・生活施設整備 建設投資増

雇用促進

中心市街地における不動産価値向上 地域産業の活発化

地域産業の育成

支援・協力・出資

補助金

地域金融機関

国の政策の推進

融資 税収増

地域活性化

融資

経済循環・雇用促進

(2)地域資金循環

2.検討対象範囲と検討項目

1.地域プロジェクト構想

つくば市分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業)調査結果概要

【S-b-ⅰ 再生可能エネルギーの導入促進とCEMS等の主体の検討】

(1)つくば CEMS 構想

つくば市の中心市街地では,求心力の低下や空洞化,既存共同溝の有効活用,国家公務員宿舎跡地等の都市 再生等が地域課題として挙げらていれる。また,現在つくば市市内に増加している太陽光発電の FIT(Feed in Tariff:固定価格買取制度)後(2022 年~)の利用方法も大きな課題である。

これらの課題に対し本調査では,つくば都心地区においては,天然ガスをエネルギー源として分散型エネル ギーネットワークを構築し,防災機能の強化,環境にやさしいまちを形成し,中心部の求心力を高め,中心 市街地の活性化を検討する。また,国家公務員宿舎跡地等の新規開発街区においても,低炭素と BCP(Business continuity planning:事業継続計画)に配慮した分散型エネルギーインフラ整備を検討する。 さらに,この分散型エネルギーネットワークを核として「つくば CEMS」を構築し,FIT 後を見据えた太陽 光発電等の再生可能エネルギーを受け入れ消費することで,エネルギーの地産地消を実現させ,FIT 後にお いても再生可能エネルギーの導入促進に寄与するシステムを構築する。

熱ネットワーク 電力ネットワーク 通信ネットワーク

CGSを核とし既存インフラを活用した電力・熱の面 的利用

・既存熱供給施設近傍にCGSを導入し、既成市街 地に電力と熱を供給

・既存共同溝を活用して電力自営線網を構築 ・既存熱供給施設の熱導管網を活用 ・既成中心市街地の環境性・防災性を向上

CGS導入

・CGSを導入し街区内に電力と熱を供給。街 区内の環境性・防災性を向上。 ・ CGSの排熱は福祉施設、地域医療施設、

スポーツ施設、住宅等で有効に活用。 ・太陽光、太陽熱、地中熱等の再生可能エネ

ルギーおよび次世代自動車等を導入。

既成中心市街地 新規開発街区

CGS

系統電力

送配電 ネットワーク 太陽光発電 ごみ発電

創エネルギー

新規開発街区

新規開発街区

地域に散在する

①創エネルギー機器・設備(太陽光発電、ごみ発電、 コージェネレーション等)

②蓄エネルギー機器・設備(蓄電池、次世代自動車、 蓄熱槽等)

③デマンドレスポンス等の需要側の取組み をICT技術を活用して総合的にネットワーク制御し、 あたかも一つの発電設備(VPP:バーチャルパワー プラント(仮想発電所))の様に機能させ、最適なエネ ルギー需給バランスを保つ地域エネルギーマネジメ ントを実施

共同溝

熱供給プラント 次世代自動車 太陽光発電

太陽熱利用

つくばCEMSセンター

大規模な省エネ・低炭素化

防災機能強化

中心市街地の再生・求心力向上

新たなビジネスモデルの展開

魅力あるまちづくりにより、企業 の誘致新たなビジネスの育成を 導き、地域経済の活性化を促す 蓄電池

蓄エネルギー

次世代 自動車 つくばCEMSイメージ

CGS 地中熱利用

<つくば都心地区> <中心市街地>

蓄熱槽

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(2)課題

①都心地区面的利用

段階的整備の場合,初期段階の事業性確保が課題(全体計画の 30 施設の需要のうち約 80%の需要確保)。 今後の都心地区の施設撤退等による需要縮小リスクについても考慮した詳細な計画が必要である。

CGS(ガスエンジン)からの排熱温水の利用が重要。吸収冷凍機等で冷水に変換すると設備投資がかかる 上に,効率も低い。近隣や新たな開発街区のホテル・住宅等への供給,温水利用施設の誘致が有効。(ただ し,住宅への供給では熱損失が大きくなるので注意が必要。)

②新規開発街区エネルギーサービス

今後売却予定の公務員宿舎跡地開発においては,用途規制(住居専用地域・文教地区)により,大規模な業 務商業施設,ホテル,病院等は難しい為,住宅中心の開発になることが多い。住宅に適したエネルギーイン フラの整備は可能であるが,住宅はエネルギー需要密度が他の用途よりも小さい為,エネルギーサービス事 業として事業規模が小さい。需要が大きい施設の誘致か,事業の多角化(街区管理・生活支援サービス等)が必 要。

これまで検討を行ってきた分散型エネルギーインフラ研究会を中心に事業方向性の判断を行う

事業化を進めるためには,産・官・学協働による「(仮称)つくばエネルギーマネジメント推進研究会」を発 足する。

必要に応じて下部組織として,都心地区における電力熱面的利用事業とつくば市全域におけるVPP事業の 2事業についての WG を組織し、より詳細な検討や研究を行う。

■事業展開スケジュール

具体的な事業主体は決まっていないため,事業化を想定した場合の事業展開イメージである。

これまで検討を行ってきた「つくば分散型エネルギーインフラ研究会」を中心に事業化方向性の判断を行う。

(仮称)つくばエネルギーマネジメント推進研究会

・都心地区における電力熱の面的利用についての検討,地域需要家との意見交換 ・つくば市全域におけるVPP事業の検討

・将来の地域エネルギーマネジメント関連事業化を視野にしたステークホルダ間の調整 ・具体の事業立上げや実証実験等のための助言

(参加メンバー)

有識者,エネルギー事業者,エネルギーマネジメント事業者,地域需要家,開発事業者, 地域金融機関,行政

フェーズ 6(全体計画の 30 施設)

3.調査結果と課題

4.今後の予定

(1)結果

①都心地区面的利用(フェーズ6)

段階的な整備を視野に,需要対象としてフェーズ 1~6 の 6 フェーズを検討した。 CO2 削減量は 4,929t-CO2,CO2削減率は 18.6%と試算される。

フェーズ 6 の 30 施設の需要のうち約 80%が対象であるフェーズ 5 で事業性が出てくる。

②新規開発街区エネルギーサービス

モデルスタディとして具体の街区(国家公務員宿舎売却予定地)を設定し,整備イメージ・事業化の課題に ついて検討した。

現行の法規制に準拠すると,用途地域の規制から住宅中心のまちづくりとなる。

住宅は床面積当たりのエネルギー需要が少なく,面的利用等難しい面もあるが,小規模の分散型電源(ガスエ ンジン・燃料電池),太陽光発電・太陽熱,地中熱利用,蓄電池等を活用することにより,地域全域でのBC P対応(平均 350W/戸),低炭素化(CO2 を 32.5%削減)が可能なシステムを計画することができた。

③再生可能エネルギー活用地域エネルギーマネジメント

つくば市内に賦存するエネルギーリソースを有効活用し VPP 事業を展開する事により,FIT 切れに伴う太陽 光等の機会損失を回避出来ただけではなく,VPP 事業の想定総収入として新たに 8,395 万円の収入が見込 める結果となった。

③再生可能エネルギー活用地域エネルギーマネジメント

太陽光発電のFIT導入量の多いつくば市では,FIT終了後の太陽光発電の扱いが課題。

参照

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