論 説
ア メ リ カ 法 に お け る 船 主 責 任 制 限 制 度 の 近 代 化
を め ぐ る 動 向 ︹そ の 二 ︺
ー 米 国 海 法 会 に よ る ﹁船 主 責 任 制 限 法 改 正 案 ( 一 九 七 九 年 ) ﹂
を中心としてlI重 田 晴 生
一序説
一一アメリカにおける船主責任制限法の改革に関する動向
一米国学説における船主責任制限法の改革構想
二米国海法会による船主責任制限法改革の経緯
三米国海法会﹁船主責任制限法改正案︹一九七九年︺﹂の検討
四﹁連邦民事訴訟規則︿海事及び海事債権に関する補充規則>F︹責任制限︺﹂の改正案
五結語
序 説
(241)
アメリカの数ある海事に関する制定法の中で︑﹁一八五一年船主責任制限法角冨ぼヨ繭翼剛8窯羅呂幽澤団>3&
25
へむ9ω.O・励智︒︒日‑ ︒︒㊤)Lほどに目まぐるしく盛衰の歴史を経てきた法律はほかにはあるまし
難 の 蓼 歴 史 に お い て ・ 航 璽 歪 ξ ヘ ル ニ 三 的 な 転 婆 遂 げ る 一 九 世 紀 の 睾 に 忽 然 と 芝 送 り 出 さ れ た
この法律は・それ以後含に至る︑丁四半世紀余の間︑絶えず︑このう・髪い称賛と痛烈な輩の両極を振幅して
きた・ある者は・この法律こそ米国商船隊の擁護と発展のため籍対不可欠のものであると賛辞をおくるかとおもう
と・ある霞・それが木船時代の遺物であり︑海上被害者の犠牲の走海運馨家の利華優先さ芸時代錯誤も甚
だしい悪法であると酷評を浴びせるのである︒
周知のように・アメリヵにおける船主責任制限法の制定は︑造船・航撃に対する危讐本の投下を勧奨し︑.︺れに
よって・当時塗覇権を握っていたイギリスをはじめ︑これに続くフラ三︑まフソダなど欧州大陸の海運国との国際
競争に勝利せんがための政箆いでたものである︒すなわち︑航海企護︑それが︑船舶及び乗蟹︑そして.︑れに投
資する者のいずれにとっても極めて屡的なものであるという危険性の理由のみならず︑当時すでに欧州の列強彊
諸票・いずれも船舶所薯がその投下資本を限度に責任を制限できるとする法製を確立し︑積極的に航難の保
護奨励策をとっていたという情蓼背景にして︑アづヵの航藥者がその命脈を保ち︑さらには欧州海運国と比肩
できる地位を得んがためには・同様の海運保護立蒙不可欠であることを痛感したからであり︑それ故に.﹂そ︑連邦議
会もまた・いわば当然のごとくその妾化を実現させたのである︒したがって︑かかる時代情況を北目景として誕生した
一八至年船主責任制限法ξいては︑その後も︑当初の妾趣旨に沿った法律改正がなされ︑船主保護の強化が盛り
上げられたことは無論のこと・アぢヵの裁判所もまた︑同法の運用ξいて議会の意図すると.︺ろを+二芝汲み
取ぞ・船主の讐的利益に合致するよう船主責任制限法を極めてリベラル疑釈をした︒例︑譲︑天七〇年代から
登場する連邦最高裁判所による一連の責任制限法判決(↓冨Ωξ920ヨ囲魯号の衝突事件)は︑あるいは船舶所薯の責
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ア メ リカ法 に お け る船 主 責任 制 限 制 度 の近 代 化 を め ぐる動 向 〔そ の二 〕
任を法律上限定する︑船主が"船舶につき有する利益"(爵①印韓・﹁婁無誓畠暑・︒ユ諺暮げく霧eとは海難事故発生後の時
点で算定されるべきものと解釈し︑あるいはまた︑そうした船主の責任基金を構成する"船舶につき有する利益"の中には船舶保険金は包含されないと判決するなど︑一向アメリカの海運の保護のために奮励し︑その結果︑アメリカの
船主責任制限法をして独自の発達を遂げさせることにもなるのである︒しかし︑やがて歴史の幕が一九世紀から二〇
世紀に切り替わるや︑海運社会及びこれを取り巻く経済・社会の環境は大きく変化を遂げるに至る︒すなわち︑科学
技術の急速な進歩及び海の産業革命は︑船舶構造並びに航海術を根本的に変革させ︑これに関連して︑海運経営の形
態は大資本的企業組織(株式会社制度)へとその姿を変えることになる︒また︑海上保険(特にPI保険など責任保険)
の急速な発達は︑現代の商業実務においてはその利用が常識とされるまで普及するようになり︑その結果︑一九世紀
時代の航海業者が苦悩していた諸々の危険は大幅に減少されることになる︒加えて︑二〇世紀の祉会は︑一般に個人
の権利の侵害に対しては過敏に反応し手厚き保護が求められるようになり︑かかる社会的風潮ないし法的傾向は・海
事分野においても︑新しい救済方法(例えば︑船員・沖仲仕等の死亡・傷害に対する救済方法)を創造させることになる︒
かくして︑世紀の交替による潮流の変化に伴い︑専ら造船の奨励や航海業の保護なるパブリック・ポリシーに支えられた船主責任制限法は︑いくつかの事件で不衡平・不適正な局面(特に︑人の死亡・傷害事故や裁判手続規定の面)を露
呈し︑議会及び裁判所の両面から矯正されることになる︒人の死亡・傷害に関する請求が絡む場合について金額責任
方式(船舶の一トン当り六〇ドル)を加味するとした一九三六年の法改正は︑議会が初めて船主責任制限法に対して改
革の斧を打ち下ろしたものであり︑今日においてアメリカの船主責任制限制度を特徴づけているものである︒一方・
こうした議会の動きに呼応する形で︑連邦裁判所もまた︑船主保護の色彩の濃い初期の先例をいかに現代の衡平の観
念に適ム麟させたものかに苦慮し︑特に二〇世紀の後半期(正確には一九三〇年以降)からは︑船主責任制限法の適用範
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囲を縮減し・先例拘束力の原則を弱めようとしていくのである︒そしてこうした判例によるアソチリ︑︑︑テイシ.ソの認
傾 向 は 二 方 で 連 邦 藝 の 法 改 蓬 対 す る 努 力 の 肇 と い う 撹 が 邊 を か け て 益 々 そ の 度 合 い を 増 し ︑ 今 日 で は ︑
船 舶 所 薯 が 船 養 任 制 限 法 雫 で 勝 訴 判 決 を 受 け る こ と は 決 し 蓉 易 で な い こ と が 指 摘 さ れ て い る . ㈹
本 稿 は ・ 含 ・ 船 舶 所 薯 の 責 任 制 限 ξ い て は ︑ 世 界 の 大 多 数 の 難 国 が 一 九 五 七 年 の 国 際 条 約 の 体 鯉 墾 し ︑
い ず れ 近 い 将 来 に は 二 九 七 六 年 晟 芒 て い る 新 し い ﹁ 海 凄 権 ξ い て の 責 任 の 制 限 に 関 す る 条 約 ﹂ へ と 移 行 す
る こ と が 見 込 ま れ る 中 で ・ 実 に 三 〇 年 以 走 わ た ぞ 前 世 紀 妾 を 堅 持 し 続 け ︑ 敢 ・を 世 界 の 中 で 名 誉 あ る 孤 妾
持 す る ア メ リ ヵ の 船 妻 任 制 限 鯉 ξ い て ︑ 年 代 的 に は 二 〇 世 紀 後 半 期 の ︑ 現 行 法 に 対 す る 法 改 革 の 新 し い 留 を
考 察 し ょ う と す る も の で あ る ・ 馨 は ︑ す で に こ の 点 饒 し ︑ 現 行 の ア も 力 笙 暮 制 限 法 に 対 す る 連 邦 裁 判 所 の
法 解 釈 の 動 向 並 び に 連 邦 議 会 に よ る 葎 改 革 の 動 向 ξ い て ︑ 別 稿 ﹁ ア ー カ 法 に お け る 船 主 責 任 制 限 制 度 の 近 代 化
をめぐる動向﹂(神奈川法嘗五巻二二一毫九八・隻璽⊥八五頁)をもって藁ずみであるから︑本稿は︑それ
に続くべき一編ということになる︒
本廼おいては・こうしたアづ力船養任制限法の近代化動向ξいて︑特に︑一九七九年五月︑アメリカ嚢
会(穿葦冒①雪﹀甕帥9:;①C蓬・・薯・・)から発表された︑﹁責任制限法改正案﹂に焦点を合せ︑現行の
アメリヵ責任制限法及び国際条約などと比較考察しながら︑その立法懲を明らかにしょうとするものである︒
嚇来 鑓 纏 綴 鏡 鱗 鯨櫻 藷 縫 擁 難 ボ購 蘇剛 籍 舞 灘 ボ誕
り申し上げる次第である︒
一 一 ア メ リ カ に お け る 船 主 責 任 制 限 法 の 改 革 に 関 す る 動 向
ア メ リカ法 に お け る船 主責 任制 限 制度 の近 代 化 を め ぐる動 向 〔そ の二 〕
上述のように︑アメリカの船主責任制限法は︑海運社会及びその周囲の経済的・社会的・法律的な条件ないし環境
の変革の中で︑文字通り前世紀の遺物たる法典と化すに至っており︑これに対しては︑特に二〇世紀後半以降・立法
府にょる船主責任制限法の根本改革の気運が高まり︑一九六〇年代には︑再三再四︑具体的な船主責任制限法改正法
案が連邦議会に対して提出された︒そして︑それら連邦議会レベルで議論された船主責任制限法改革の構想は︑船舶
所有者が船舶に関して有する保険金(船体保険金・責任保険金)を責任制限基金に包含せしめるといういわば現行法の
暫定的な改正案(一九五七年五月の第八五議会に提出されたいわゆる竃︒H︒︒︒法案)にはじまり︑一つには︑一九五七年の船
主責任制限条約(以下︑一九五七年条約という)の成立という国際的な動きの影響を受けて︑右国際条約の国内法化を実
現しょうとする六〇年代前半期の動きであり︑二つには︑一九六五年に発生した悲惨な船舶火災事故(↓ぽ寄琶︒9ゴ
0伽鵬島︒号事件)を直接の引き金として︑海上の人の死亡・傷害については責任制限の原理を廃止しょうとするドラス
ティックな改革案で衆目を引いた六〇年代後半の動ぎである︒そして三つ目の法改正の動向として指摘されるのが・
一九七六年に成立した海事債権に関する責任制限条約(以下︑一九七六年条約という)に対応した米国海法会による船
主責任法改正案の作成という新しい動きである︒この第三の改革動向については︑次節で論ずる︒
このように︑アメリカの船主責任制限法は︑=二〇余年の長い伝統を誇る反面︑前世紀の拙速な立法という内的要
因と国際条約の成立という外的要因によって︑近年︑議会︑官界︑学界︑法曹界︑海運保険業界︑および荷主・労働者団体など広範囲にわたり︑その合理化・近代化のための法改革に関して活発に議論され︑これまでに・すでにい
くつかの改革に関する具体的な立法構想や提言が発表されている︒そこで︑以下では︑そうした︑これまでアメリカ
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において論ぜられてきた墜な船主責任制限法(制度)改募構想や提案などξいて概観してみる︒ただし︑かか
る船主責任制限法改革の動向のうち︑連邦議会レベル農開された動きについては︑すで玩稿において藁ずみで
あるから・三﹂では・専ら・米国学説による船主責任制限法の改革構想と︑米国海法会の船主責任制限法の改革留
に絞って検討していくことにする︒なお︑船主責任制限法の改革という意味でい︑潅︑そうした法律制度ないし法原
理それ自体を全面的かつ完全に否定し︑船主無限責任を是とする考え方もありうるが︑.﹂の点︑アメリカの学説等
は・そのほとんどが現行船養任制限法の不合理性を酷しく指弾し改革の必謹を力説するものばかりである反面︑
この制度の完全廃棄という極論に走る者はこれまた皆無であるという現況姦ま・灸拙稿.﹁アメリカ法における船妻
任制限制度の近代化をめぐる留﹂前掲毛四⊥七五頁︑及び一六〇頁藩参照)︑三﹂では︑責任制限の法原理の存在を
前提とした上で︑以下の改革論に関する議論を進めていく︒
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一 米 国 学 説 に お け る 船 主 責 任 制 限 法 の 改 革 構 想
ω一九五七年条約の国内法化
現行船主責任制限法の改革の方向として︑先ず挙げられるのが︑冗五七年にごブ.セルで成立した船主責任制限
条約を採択し・これに則して国内法を制定すべしとする考え方である︒周知のように︑一九五七年条約は︑航海船の
所薯の責任を船舶のト薮を蓋とし︑人身傷害に対しては♪当り約二四八ドル(一九五七年当時の饗で︑約二
〇七ドル)・財産墾尼対してはトン当り八〇ドル(同じく︑約六七ドル)の金額︑また人身馨及び財産損害が併発す
る場合はトン当り約=ハ八ドル(同じく︑約繭○ドル)の金額を人身簗nのみに対する基金に︑トン当り八〇ドルの
金額を財産響および人携害の董に歪がある場A・の蒙として形成されるものとする(条約第三条ω.㈲.㈲.
ア メ リカ法 に お け る船 主 責 任 制限 制 度 の近 代 化 を め ぐる動 向 〔そ の=〕
◎)︒また︑小型船については最小葎蕪を三・○婁と看傲して算定される結果その責任蓼は・人身馨のみの髪.については約七四︑四〇〇ド竺九毛年当時の養で約さ一︑δ・ドル)・財産馨のみの揚合については約二四︑○○○ドル(同じく︑約二〇︑一〇〇ドル)となる︒
と.﹂ろで︑.あような充五七年条約については︑米国連邦藝に︑充六二年主九六三年の二回にわたり批准の機会があったにもかかわらず︑いずれも成功芋に雲馨消してしまったン﹂とについては・すでに別稿で紹介し混・そ.﹂で︑そうし空九五七年条黎︑米国の学説においていかなる評禦下されていたかをみるに・概して・米畢説竺九五七年条約に対して酷しい内容的批判をし︑その採用について消極意見ないし拒否反応を一不すもの鶴哩・しかし︑かかる学説の体制とは挟を分け︑国際条約の播繕極的姿勢を示すものも少数ながら存在する・そのオピニオン.リ富ダーが米国婆界の譲孝︒ε量暴授である︒そして︑同教授に袋される穰意見が・その理由の笙に挙げるのが︑他ならぬア言力法と世界の大姦の海謡の法制との融合である・そして・そうした法の国際的統 の結果として︑展的には訴訟の時間養用が節約され︑また和解の罷讐増して鴛な紛争を回避さ芸.﹂とになるほか︑国際的な彊企業芝とって皆己の蘂リスクの算定とその保険的対応が層霧となり・また︑特に西欧薗菜国間の塗選取引の実際場裡において響窺象であるフォーフム・ショッピング(法廷漁り)姦少させる.﹂とになると︑その利点を説く︒また︑積極説は︑充五奉条約の内窪ついては・現行法との比楚おいて︑昊な獲護に対して巨額な責任基金を形成でぎ(撰に︑船舶及び馨の婁護に対して肇に責塞
金 を 形 成 で き る )︑ ま た そ れ が 単 純 に 船 舶 の 蓮 凪 を 基 準 と し て 藷 さ れ る 賛 ︑ 船 聯 船 型 な ど に よ る 糞 が 告 な 莇 影 議 麟 鑓 纏 華 藷 い 職 襲 禰 限 手 続 が 単 純 で あ 復 裁 判 所 及 び 当 事 者 は 事 故 後 の 船 叙
なお・右のような冗五七年条約との関係で国際条約を穰評価する考え方と併せては︑新しい国際矯(死七
六年海凄嚢任制限条約)の誕生との関連で︑同様に︑新条約との一体化を力説する学説も現われているが︑.あ占⁝
は︑本稿二②に譲る︒
C?4s)
鋤旅客・乗組員のための責任限度額の法定(
国際航空運送に関する一九二九年の園際航空運送ξいてのある規則の統匠関する条約L(いわゆるワルソ桑
約 ) が 播 す る 責 任 制 限 シ ス テ ム を 去 是 ︑ 船 舶 走 あ る 旅 客 桑 組 員 に つ い て 最 高 暮 限 犠 を 法 定 す る と い う 改
正案である・例の↓護§・き︒錺梓再葎によって船主責任制限法の不A︒理性が一謹講され︑海上の人命
塞の覆に関する一連の法案(その;に︑人の死彪関する責任制限歴法案があ.た)が連邦議会に番されるとい
p馨 髪 調 輪 壕 蝶 障難 爆 鍵 鶴 韓 齢 餓畔 罷 爵
薯 葎 鶴 局 の 篠 で 二 九 六 三 年 以 降 六 八 年 頃 ま で 国 際 航 空 選 法 及 び 海 妻 に 関 す る 国 際 会 甥 米 国 袋 者 の 天 と し 話
躍した経歴を有する)が・冗六九年のヨ一響罠竃塁r 肉①勇勃瞼に発芒た論説の中で表した構想であ
る・また・こ臭馨数藻準に責任基金を形成する方法初逸性については︑ほかにも︑一九五九年の↓げ.照.一.
訂類﹂2旨巴誌の論説がすでに評価を下しているところである︒
しかして本改革羅よれぽ・旅客乗蟹のための責任限度麩ついては一九六六年二旦ハ日第八九議会で成立
し琵蔓ρ.・㊤ーミ︹.・︒ω§目ω㎝①三財政責任能力規定を模範に決定すべきものとする︒雰Z9・.㊤ーミは︑現行
船主責任制限法に人の死傷ξき←当り六〇ドルの墓設定が法定されていても︑船走財政的皇能力がない場
ア メ リカ法に お け る船li任 制 限制 慶 の近 代化 を め ぐる動 向 〔そ の 二〕
合や単船会社の髪・には何の意味をもなさないという︑実際の法的経験(一九六五年の旅客船↓ぽぽ§紳ゴ婁再火災
事件)を経た連邦議会が︑すべての旅客船(外国船を含み︑一〇〇総トン以上又は収容乗客数五〇名以上のもの)の所有者.
傭船者に紺して一定の方法(保険証券︑シュアティ・ボンド︑自家保険証明書)にょりその財政責任能力を証明するよう義
務づけた法律であり︑同法によれば︑船主の資力は︑船舶の乗客収容能力を基準とし︑スライド制によって・五〇〇
名以下の客船の場合は旅客 人当り二万ドル相当額を︑そして五〇一名以上一︑○○○名未満の場合は各旅客収容
施設の増加する毎に一万五千ドル︑一︑OOO名以上一︑五〇〇名未満の場合は同じく一万ドル︑一︑五〇一名以上
へおノの場合は同じく五千ドルをそれぞれ加算した金額︑として法定され叡︒したがって︑例えば︑乗客定員二・○○○名
の最大級の客船を例にとって本改革案の乗客当りの最高賠償責任額を算出すれば︑総額二︑五〇〇万ドル︑また︑
一︑○○○名の客船の場合に総墾︑七五〇万ドルということに舞そして・本改萎にょれば・法の適用を旅
客のほか乗組員(O触①毛臼Φ鵠)を含め︑また収容乗客定員五〇名以下の小型船(ただし︑いわゆるプレジャーボートなど非商船
を除く)の乗客を含めて設計すべきものとしており(この点で即r窯ρ︒︒o心ミを拡張するものである)︑かつ小型船の
鍵 鰹 鐙 罐 誕 藻 廿縫 熱観 難 飽彗 鑓 欝 駒 穂 齢 胤㌦ 犠 緊 郵
のリァクションとして予想される保険料騰貴の問題が残されることになる︒
なお︑米国海法会の船主責任制限法起草委員会は︑一九七八年秋期総会までは︑この船舶上の人の数を基準に責任
額を出す方式で検討していたが︑その後︑海上保険業界との接触協議の中で明らかにされた損害の不確実性・予測不
可 態 警 る 保 険 料 騰 貴 の 魑 を 勘 案 し て ︑ 結 局 は 船 舶 ト ン 数 を べ 虫 と す る 現 実 的 な 方 式 窃 り 肇 て 妾 し た 事
実がある︒
0249)
33
㈲一人当りの責任限度額の法定
ワルソー条約の責任制限方式憲窪倣い︑人身損害の場合に一名当りの責任限度額を法定する改革案である︒
ζ ① 匿 讐 氏 が ・ 前 記 ② 案 の 代 案 と し て こ れ を 示 麺 ・ 罠 の 慧 に ょ れ ば ︑ 責 任 原 理 は ワ ル ソ 秦 竺 九 七 葦 グ
アテマラ甦書・その後の一九七葦モントリす畿定書)と同様に無過失責任義を採用し︑責任限度額は保険統計次
第で定まるが・天当りδ万ドルから一五万ドルの線で設定を目論む︒そしてその代り︑右の責任の限度は船主が
嚢 詳 短 纏 轟 絃 窮 雛 蒲 鉾 論 黙 勤 鑓 潮 騒 雛 恥舘 繍 翫 鰐 蹴 稗 懸 聴 翻
の充六六年モントリオル協定の控限度額七五︑○○○ドルと対比せよ)により︑婆国者は訴訟の短期化.簡素化と+分
な補償を約束され・船主もまた打破されることのない(§げ婁・匡︒)責任で代償される︑というのが本構想のセール
スポイントである・責任の原理といい︑また喜醇葉な性質の責任限度の設定といい︑国際航空運送法(冗七
奮いわゆるグアテマラ議定書・およびλTAにょ亙九六六年のいわゆるモントリすル協定)を引き写した改蘂で
あるといえる︒
ところで・ζ.匿..︒言氏は・以上のような天当りの個別的責任制限案と前記②案の人身墾圓ξいての総体的
責任制限案の二つを組合せた第三の改墓も提案して滋︒これによれぽ︑人身響の場合に天当りの荏屡額
を三万五・○○○ドルで設定するとともに︑船主の責任の総額はいかなる場盒も一定の限度を超.羨いもの(例えば・馨定員二千名の婁級船舶の場盒は二︑五〇〇万ドル︑債犠のム・計が.﹂れ姦・兄る髪・に綾分比例で削減)とす
華本案は・船主及び海上保険謹とって︑個あ乗客の人身事故及び大難事故の努の場盒︑自己の賠償責任
額ないし填補責任額を確定することができることが最大の魅力である︒
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ア メ リカ法 に お け る船 主 責 任 制限 制 度 の近 代 化 を め ぐる動 向 〔その 二〕
㈲直接訴訟法(O冨g︾&8ω齢伽欝8)の制定
いわゆるO一.①︒梓﹀︒9ロω陣舞葺①(直接訴訟法と訳す)︑すなわち海上事故の被害者が船舶所有者により締結された責任
保険(p‑保険)の保険者に対して直接に損害の驚を請求することができるとする法律を連邦議会が制定すべしとす
る提案であり︑一九七四年の↓量Φ野圏曇駈傭の中夷量量︒門こ糸これを力説為・かつて・冗杢ハ年の鰹人婁全肇(いわゆる殉陣・︒・ロεに関し︑上院商事委員会︹商船・漁船小蓄会︺の公聴会で︑同様の提黍
あった︒鯉︒門犀論文は︑船主責任制限の原理は今日なお法律上有効であることを基本姿勢とし・現行法の改革案として︑ω人の死傷墾園粛する責任制限の廃止︑回甕七年ブラ・セル条約の採用︑冒接訴訟法の禦︑の三つの
解決方法を提案している︒もとより︑第三の改革案のみが特異である︒
いわゆる直接訴訟法(現在︑ルイジアナ州及び自治領プエルトリコのみが広範で完全な形のO冨9>鼠魯ω馨環8を有する)
に つ い て は ︑ 充 五 四 年 の 連 邦 最 高 裁 判 決 ζ 塁 鼠 身 ξ 9 〜 ︒ 爵 鐸 ω ミ 霧 § 及 び 充 山ハ 九 年 の 第 五
巡回控訴裁判所判決○尊臼嘗6↓o≦貯αqO霞やタ20茎↓o鼠凋09'出㊤男b︒"b︒︒︒ρミ鐸§ミミω零99⑩︒︒⑩(お刈o)にょり︑連邦法たる責任制限法との抵触問題に一応の決着がつけられており︑直接訴訟法の下では・船舶所有
者及び裸傭船者は責任制限を抗弁となしうるが海上保険者は責任制限法上の受益者とされてはいないから責任制限の
抗弁を援用できないものとされる︒したがって︑海上の蟹暑が直接訴楚より直楚保険者に対して墾qの籍を
請求する場A・に︑保険者は︑保険証券の驚限度額の範囲内で︑責任基金を超える部分についても責任を負わねばな
らないから︑馨者にと.て罐鐸分な補償が期待でき︑船主の方も責任保険の籍屡讐での責任(債権禦
大きい髪.)を負えばよい.とになる︒加えて︑船舶所有者は︑もし船舶保険(琶ぎ的量を締結している場合に
は︑その保険金を新造船の調達のため使用することもできるので験(けだし・船潔険金箋任制限法にいう船主が
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・船舶につき有する利益〃に当らず・依って責任基金熊成しないきれるからである.↓げ.︒搾団︒{辺︒吋ミ一︒ず︑一ド.︒d・ω.心①..3‑
︒....①︺)・ただ・以走述べた直接訴訟法に関する米国法の法理は︑いくつかの潅解釈的問題(例.巖︑P‑保険は責
任保険か轡矯保険か)や倭料讐という実際的問題(蓋接訴訟法の下では海上保険者が最塩な立楚おかれるため当働
然に予測され熊険料の引上げとい垂態をいか罎決すべきか)ξいて議論の余地を残しながらのものであることを銘 記する必要がある︒
㈲人の死傷についての責任制限撤廃
旅客棄鴛・その他船舶上の人の死亡・機について雀制限を廃止し︑責任倭の利用を響けとして船主に
全欝償責任を負わせ・依って︑現行船主責任制限法の最大の弱点を克服せんとする改肇である︒一九六六年から
六八年にかけて・連邦議奈同趣旨の法案を作成し︑法改正を目論んだが︑結局日の目をみずに肇となった.︺とは
別稿で述べた通りで輪・学説では︑すで籍摘したよ乏しd翼論文が彼の改墓の二つとして本案を挙げている
ほか・前掲の︒︒菖琶・.協舅鋤・αω・琶窪霧誌(死山ハ七年)の論説が在るべき方向として支持する改革
案 で 紮 ・
⑥人の死傷の場合のトン当り六〇ドルの金額の増額
現行船主責任制限法第一八三条㈲項は︑人の死亡・馨に関する責任基金につぎ船舶のトソ当り六〇ドルの割合の
金額まで増額すべき旨を規定する︒冗三四年九月八日に発芒た旅客船↓ゴま︒..︒︒・︒・,ユ.号事件(釜三五人︑負
響警人)が発端となり・連邦議奈・イギリス法の船舶トン整義を播して急遽追袈正を施したものである︒
ア メ リカ法に お け る船 主 責 任制 限制 度 の近 代 化 をめ ぐる動 向 〔そ の二 〕
,︑の船舶トン当りの金額を時袋葉する金譜ム・せて引上げを図るべしとする整案である.充六九年の穿
く鋤昌α︒﹃げ三鋤酔φ・ロ麟臨︒昌鎚話にみられる提案である︒ただ︑論者である﹄︒曇客b・㊤量の考え方の究極には・船主
責任制限制茱要論があると認められるから︑現行法の枠組内で説く右の改正案は︑何らの保証もなくして完全に責任制限を謙するのは妥当な策ではないとの考慮から︑将来において広輕変革が行なわれるまでの慕藩として提言されているものであることを注意しておく︒
⑦死亡・人身傷害の責任基金に対する國庫補助
特別立法の制定にょり︑連邦政府が︑人の死亨璽尼関する責任制限蓋に対して一定の補助金を支弁するか・又播々の人身傷害の額のうち一定割合を分担するかの方法で︑国庫助成を行なうべしとする提案である・もとより・船主責任制限法の実定規定の改正を図るものではない︒元七五年の翁:豪匿牙菊︒曇誌のコメント.モアィター︒︒ぴ・こ謬・課︒§三藝・・の論説がこの主張を菱・その立場は・すでにアメリカの学説及
び判例上蓋の認識とみてもいい海上の人の死傷に関する請求面の不公正・不合理性を首芒つつ・同鷺また・米国の商船難並びに水産漁業の財警弱という現実をも認識した上で︑人の死傷蘭する補償については・営叢引上の特別欝として海婆界全体で.航を賄うか︑又は特別助成の形で国民全体により賄われることが馨の解決策
鱗 墓 疑 ダ 描 幾 難 駐 費 擁 護 す る 強 い 公 益 性 に 鑑 み る な 駿 議 会 が 国 庫 助 成 法 を 制 定 し て
(‑)藷笙﹁アメリカ法における船主・麓制限制度の近代化をめぐる欝﹂神奈川法学五巻二.三貴一九八〇年︺下︑﹁船主責任制限制度の近代化﹂として引用する)︒
0253)
一六ニー一七〇頁(以37
(2)船妻任制限鶴する米国の籍は︑新旧を併せ多整のぼるが(重甲﹁船主暮制限制度の近代化﹂前掲一六〇頁(B)を参照)︑一九
五七年条約の評価という点で明確に態度表明芒ているものは数少ない︒条約に不満ないし批判的な学説の袋例としては︑両同..・昼︒闘件.・
gωりど﹀穿ご鼻︒窪二辱自〒&い︒鳩9ヨ暑夢じロ録︒︒琶の9ロ︿︒義︒9昌6一一二弓一コω‑ミ一艀・ω9ピヨ凱騨一・︒略ド陣留一騨︒一勺﹃︒窪¢日㎝・︒,
.﹃唱⁝とb・・などを挙げうる・しかして︑そうした一九五七年条約否定説がその論拠として挙げる理由︒(条約の欠点)は︑一応次の二点
に集中している・第一は・訴訟手続や基金形成手続を各国法に委せ(条約四条︑五条五項参照)︑また︑船青身の故意.過失(・︒.庫・=・ロ一.
臼量ぎの立証責任を法廷地法で決定する(条約一奎ハ項参照)とする条約は︑責任制限基金の面を除けば︑法の国際的堕を保証するも
のとはいえないし・また債権逆不利益を強いる・﹂とになること︑である︒つまり︑条約上︑船主は世界中いかなる国においても訴︑妥提起
することができるから︑船舶事故の米国人債権者は︑船主が自由に選択した国(例えば︑リベリア︑ホンジュラス︑エジ︒フトであれ)において
訴訟代理人を手配し・その国の実塵や手続楚よぞ裁判を行なわざるをえないことになる︒また︑船主の故意.過失に関しては︑現行米
国法は船主が故意.過失なき立証責任を負担すべきものとされるが︑この点を法廷地法に委ねる条約の下では︑船主は債権者の負担とする外
国の裁判所に基金を形成することになるから︑債権芝不利となり︑フォ⊥フム・シ.ッピングを増大さ芸.﹂慮なる︑と説明される︒第
二は・船舶トン整よる金額責任主義は︑大災害の場合は債権者に大きな基金提供を保証するが(‑ソ当りの金額である二〇七ドルと現行米
国法の六〇ドルを比撃よ)・実際の衝突その他の船舶事故は︑全損のケ玄は少なく︑この面では︑現行米国法の船価主義の方がより厚く
債権者を保護する結果になること︑である︒
(3)穿巴ざ︻§匿ま琶q5ま彗ξ言欝ユ紳ぎΦ訂き︒マ6劉箏お︒︒凸oP︒︒冨属}醸ぎ︒・σ︒︒︒﹁・O︒筥冨轟砕一く︒z①四累四︒ロ︒①留臨︒︒感Φ震・qゴ
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(4)例えば・く︒蒙︒︒量いゆヨ琶・:≡きぎ㎝;冨野殉・曇(雪)も乙・.霧s右論文は︑一九七六年条約が︑一方で責任
基金の大幅増大によって債権老の利益を考慮し︑他方で責任制限を妨げる行為の限定化によ.て船主の責任制限権を確実なものにしていると
積極評価雫した上で︑米国は︑海事国際社会の構成員たる役割藁す意味でも条約原理を拒否すべきではない︑と説く︒(5)本論説は・ω婁ヨ琶︒ー一・{野罠誓;噌・げ霧℃塁碁(薯)に︑︑ω響毒・⁝︑ピ翼︒島隣巽圃︑.なる論題で転載されてい
る︒以下ω甑宮司①諺.=巳齢註=昏崇崎として︑本誌をもって引用する︒(6)き帥︒豪①匿8ぎ↓ず.里三・霧聾争凶馨ぎ量鼠董酔望ぎδ毒冒弾護長薗蔓写菊︒く一︒乱・.・.・・︒曼蓬).
なお・本論説と前註(5)の論説は・改革案の構想の面ではほとんど相違がないといっていいが︑船主責任制限に対する基本的な考︑秀の点で
はかなり相違があると思われる・すなわち︑︒︒ぎ匿野ω・ぎ濤壽の論者は︑船主責任制限の必要性ξいて納得のいく証拠が提出され
ない呈は・船主責任は無限であるぺきであるとの論理を基本的立場としながら︑仮に米国商船海運は国家利益として保護する必要があり︑
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ア メ リカ法に おけ る船 主 責 任 制 限 制度 の近 代化 をめ ぐる動向 〔そ の二 〕
(7)
(8)
(9)
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(11) 責任の無限化は米国海運を破滅に追い込むものであるとの結論がだされた場合における現行法の改善策として︑本改革案を示すのに対し︑
竃︒謬傷①ぎゲロ氏は︑船主責任の無限貴任化のカギは保険市場の引受能力及び保険料騰貴の如何にあるとし︑そうした保険の観点からみて︑船
舶の場合にも︑自動車︑バス︑鉄道及び国内航空輸送と同じように無限責任とすることが可能であるかを吟味する必要があるとして関心を示
しながら︑船主に対する無限責任の導入は正解ではないとの立場から︑いくつかの責任制限方式を発想している︒ω窪智毒①鼠=ヨ諏巴[凶甲匹尉§信・鼻49櫛一嵩︑竃⑦乱98ぎもや鼻二馨Q︒一刈・
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尊σ羅謝ρ毫窪嘉畠として引用する︒
頴r多.o︒㌣.ミS留悼参dゼのρ留嵩(傷)・なお︑重田・﹁船主責任制限制度の近代化﹂前掲一七一頁︑一八一頁注(6)参照︒
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qoげ嘗δ壽o閉.[⁝ユ齢巴ピ貯竃凶ぎ8・蔓.b暮=︒︒︑8鐸妥・野写8;︒舞論説の巻末付録には︑この改革案(旅客桑組員の最高責任額法定塞による責任基金を現行法・充五七
年条約︑財政責任能力法の三者のそれと比較して一覧表にされている︒
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ることを説いて・司法による二つの法改革の罷性を指摘しており︑紹介す乏値する.その姦︑P‑保険金窒貝任蕃に讐せしめる解
釈である・かかる蒙構成窪す場盒夢①9三Z・・三・橘決との衝突については︑笙を船舶の損失より保護する船体保険と船舶の
運航か星ずる賠讐任より船主を保準るp‑保険とで蹟らか種質の巽るものであるから︑些かも障縫ならないと説く︒なお︑.﹂
の保険金を責任基金2部穎込むとい農律構盛︑同氏の説二凶糞﹀・§・,$酔幕の法制化高一の効果笙ずる.﹂とになる.次にそ
の二は・船讐故発生時をもぞ船価の篇定時とする蟹である.この点で︑Z・書ゴ︒:ミ・置﹃r・︒︒d・・6畳ω芝鈎葺︒艀(一・︒刈一丁灘
責任制限法にいう船主鳩船舶ξき有する利爺とは㌻故笙後の価額であるとした判決iふ妾府の意図墜器塗・︑︒.︒..一日..凶齢.ヨ︒
野)の責任制限制度集国綾採用することにあったと判示するのは誤りであり︑船主責任制限法は明らかに.モソ.キャリアのコモン.
︒←荏を制限する法塔あるから・コ書・あ騒に基づいて訴因発生時を羅に船価を評璽,べきである.かかる法篠成によって
船舶を価値あるものにすれば・婆暑の保護が図られると同時に︑船主も船舶の価額までP‑保険を調達する.}とで自己防衛できる.乏な
(‑・) 繕 零 墾 難 礁 難 馨 難 ↓韓 叢 嬬 嚢 .u.鷺 魏 静 る妻 誕
琶⁝ .豪薗き琶ゆ箇蔓§§忌暑一δ日・窪舅霧.藝ξ・轟・︒↓量・ピ 菊︒くぼミのω・︒・︒刈口︒︒α㊤)︑カ.コ帥一窪湘.国︒信窪一①韓︑
︒憂﹀§ω警奮コ"竃喜.鶏;.・ー8と・琶・2・き藷署践︒・ヨ 塁㎝㎝︒・凱"・︒(一り刈・︒)・なお︑藷﹁船主蓬制限
制度の近代化﹂前掲一七八頁以下参照︒
轟 魏 欝 欝 際翻欝 癖 饗 糧 μ饗 鴻 矯 鑛 嚢 回硫
ゆ冒r︒唱.鼻二9ω㊤・︒・
(23)重田﹁船主責任制限制度の近代化﹂前掲一七〇頁以下︒
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