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Academic year: 2021

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あとがき

小泉 哲夫

 今号で「大学教育研究フォーラム」は第20号である。「フォーラム」は年1回の 発行なので、全学共通カリキュラム運営センターも20年の時を重ねたということに なる。10年一昔というが、20年といえば今の学生からみれば大昔ということになっ てしまうであろう。この20年の振り返り、特に全カリ立ち上げ時の様子は本号の寺 1999年に運営委員として 全カリの運営に参加させていただいた。全カリ立ち上げの時ほどではないにして も、ほぼ毎週あった運営委員会では、毎回夜遅くまで議論したことを覚えている。

その当時からは運営組織も変わり、全カリ委員会はほぼ部長会と同じメンバーとな ったので、全カリのことが一般の教員からは少し見えにくくなっているのではない かと感じている。今の若い先生方に「運動体」としての全カリということを、どの 程度ご理解いただいているのか少し気になるところではある。

 全カリ発足に当たって一般教育カリキュラムも全学共通カリキュラムへと大きく 変わったわけだが、その後もより良いカリキュラムを求めて何回かのカリキュラム 改訂を行ってきた。そして2016年度からは「学士課程統合カリキュラム」がスター トする。この統合カリでは建前としては全カリと専門の区別はなくなるわけで、カ リキュラム上では教養科目も含めた各学部のカリキュラムがそれぞれ走ることにな る。その時に全カリ運営センターがどのような組織になっているのかまだ未定の部 分もあり、まさかなくなってしまうということはないと思う。が、今以上に学部 との連携が必要になってくることは間違いないだろう。2016年度からスタートする

「学びの精神」・「多彩な学び」も各学部の教育課程の中にきちんと位置づけら れるのが理想なので、現在は全カリに関わっていない先生方にも「全カリ」により 関心を持っていただきたいと考えている。さらにいえば、「全カリ総合」の講義は 学際的なものなのだから、全カリを軸に10学部の横のつながりができればすばらし いと思うのだが、いかがだろうか。本号の中島先生のコラム『全カリが「たまり場

(サロン)」となるには』に書かれているようなことが実現できればと夢想してい る(夢でなくなって欲しいのだが…)。

こいずみ てつお

(本学理学部教授/

全学共通カリキュラム運営センター副部長)

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