STS
STS
-
-
127
127
(
(
2J/A
2J/A
)ミッション概要
)ミッション概要
目次
1. ミッションの目的・特徴
2. 飛行計画
3. 搭載品
4. ミッション概要
5. フライトスケジュール
6. 第19/20次長期滞在中の主要イベント
7. JAXA関連(打上げ/回収)
---Backup Charts
• 「きぼう」日本実験棟の打上げ第3便にあたり、「きぼう」の船外実
験プラットフォームと船外パレット
※1)
をISSに運搬し取り付けます。
軌道上で「きぼう」の組立が完了します
※2)
。
• 初めて、「きぼう」のロボットアームを使用した作業を実施します。
• 船外実験プラットフォームに実験装置を設置します。「きぼう」の船
外実験を開始する準備を行います。
• 若田宇宙飛行士は、約3ヶ月半にわたるISS長期滞在を終了して、
エンデバー号で地上に帰還します。
1.ミッションの目的・特徴
※1)船外パレットには、打上げ時、船外機器や船外実験装置が搭載されています。軌道上で搭載物を船外実験プラットフォー
ムへと移設した後は、船外パレットは地上に回収するため、再びスペースシャトルに搭載されます。
※2)ISSに滞在中の若田光一宇宙飛行士が、ISSのロボットアームを操作して軌道上で「きぼう」を完成させます。
• エンデバー号がISSに到着すると、6名のISS長期滞在クルー
※1)
がSTS-127ミッションクルー7名
※2)
を迎えます。ドッキング中は、
ISSに計13名の宇宙飛行士が滞在することになり、国際色豊かな、
過去最多人数のミッションとなります。
• 米国の曝露機器輸送用キャリアでISSの曝露機器の予備品を運
搬します。
1.ミッションの目的・特徴(続き)
※1)ISS長期滞在クルーの内訳:NASA宇宙飛行士:1名 ロシア宇宙飛行士:2名 ESA宇宙飛行士:1名 CSA宇宙飛行士:
1名 JAXA宇宙飛行士:1名
2.飛行計画
項 目
計
画
STSミッション番号
STS-127(通算127回目のスペースシャトルフライト)
ISS組立フライト番号
2J/A(スペースシャトルによる29回目、ロシアのロケットを含めると33回目のISS組立てフライト)
オービタ名称
エンデバー号(OV-105) (エンデバー号としては23回目の飛行)
打上げ予定日
2009年 7月 12日 午前8時39分 (日本時間)
2009年 7月 11日 午後7時39分(米国東部夏時間)
打上げ可能時間帯は5分間
打上げ場所
フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)39A発射台
飛行期間
約16日間(ドッキング期間12日間)
搭乗員
コマンダー : マーク・ポランスキー MS3 : トーマス・マーシュバーン パイロット : ダグラス・ハーリー MS4 : デイヴィッド・ウルフ MS1 : クリストファー・キャシディ MS5/ISS長期滞在クルー(打上げ) : ティモシー・コプラ MS2 : ジュリー・パイエット MS5/ISS長期滞在クルー(帰還) : 若田 光一軌道
軌道投入高度: 約226 km
ランデブ高度: 約350km
軌道傾斜角: 51.6度
帰還予定日
2009年 7月28日午前 1時19分 (日本時間)
2009年 7月27日午後 0時19分 (米国東部夏時間)
帰還予定場所
主帰還地
: フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)
代替帰還地 : カリフォルニア州エドワーズ空軍基地内NASAドライデン飛行研究センター(DFRC)
ニューメキシコ州ホワイトサンズ宇宙基地
主搭載品
【貨物室】船外実験プラットフォーム、船外パレット、曝露機器輸送用キャリア 【ミッドデッキ】補給物資、実験機材など 注:公式の打上げ日時は、打上げの約2週間前にNASAから発表される予定です。2.飛行計画(続き)
クルー
船長(Commander) マーク・ポランスキー(Mark Polansky) 宇宙航空学修士。STS-98ミッションのパイロットとして初飛行、 STS-116ミッションではコマンダーを務める。 今回が3回目の飛行となる。 ミッション・スペシャリスト(MS)1 クリストファー・キャシディ (Christopher Cassidy) 米国海軍中佐。海洋工学修士。今回が初飛行。 本ミッションでは、EVA#3、EVA#4、EVA#5の船外活動ク ルーを担当する。 MS4 デイヴィッド・ウルフ (David Wolf) 医学博士。STS-58ミッションで初飛行。STS-86ミッションで宇 宙ステーション「ミール」に打上げられ119日間ミールに滞在。 STS-89ミッションで帰還。STS-112ミッションでは船外活動を担 当。今回が4回目の飛行となる。 本ミッションでは、EVA#1、EVA#2、EVA#3の船外活動クルー を担当する。 MS2 ジュリー・パイエット (Julie Payette) カナダ宇宙庁(CSA)宇宙飛行士 STS-96で初飛行。今回が2回目の飛行となる。 MS3 トーマス・マーシュバーン (Thomas Marshburn) 医学博士。物理工学修士。 今回が初飛行。 本ミッションでは、EVA#2、EVA#4、EVA#5の船外活動ク ルーを担当する。 パイロット(Pilot) ダグラス・ハーリー(Douglas Hurley) 米国海兵隊大佐。今回が初飛行。 MS5/第18/19/20次長期滞在クルー(帰還) 若田 光一 (Koichi Wakata)(Ph.D.) STS-72およびSTS-92で飛行。STS-119でISSに打ち上げられ サンドラ・マグナスと交代し、ISSのフライトエンジニアとして約3ヶ 月半間滞在。ティモシー・コプラと交代してSTS-127で帰還する。 MS5/第20次長期滞在クルー(打上げ) ティモシー・コプラ (Timothy Kopra) 米国陸軍大佐。今回が初飛行。 本ミッションではEVA#1の船外活動クルーを担当する。2.飛行計画(続き)
OBSS:センサ付き検査用延長ブーム、TPS:熱防護システム、SSRMS:ISSのロボットアーム、EF:「きぼう」船外実験プラットフォーム、ELM-ES:「きぼう」船外パレット、 ICC-VLD:曝露機器輸送用キャリア、ORU:軌道上交換ユニット、PM:「きぼう」船内実験室、SPDM:「デクスター」特殊目的ロボットアーム、PAS:ペイロード取付けシステ ム、UCCAS:曝露機器結合システム *船外ペイロードとは、船外実験装置やシステム装置を指します 飛行日 主な作業予定1日目
打上げ/軌道投入、ペイロードベイ(貨物室)ドアの開放、外部 燃料タンクの画像と翼前縁センサデータの地上への送信、ス ペースシャトルのロボットアーム(SRMS)の起動、ペイロードへ のヒータ電力供給開始、ランデブ用軌道制御など2日目
ペイロードベイ内点検、OBSSを使用したTPSの損傷点検、宇 宙服の点検、ドッキング機器の準備、ランデブ用軌道制御など3日目
ISSからのシャトルの熱防護システムの撮影(R-bar ピッチ・マ ヌーバ: RPM)、ISSとのドッキング/入室、ISS長期滞在クルー 1名の交代、第1回船外活動準備など4日目
第1回船外活動(EFの設置準備、ICC-VLDの取出し準備、 UCCASの固定など)、EFの結合と起動、物資移送など5日目
物資移送、広報イベント、「きぼう」ロボットアームの較正、第2 回船外活動準備、詳細点検(必要な場合)、ICC-VLDの貨物 室からの取出しなど6日目
第2回船外活動(ICC-VLD に搭載してきたORU3基の移送、 EF への(前方)視覚装置の設置作業)、ICC-VLDの仮設置、 物資移送など7日目
ELM-ESの取付け、物資の移送、広報イベント、第3回船外活 動準備など 飛行日 主な作業予定8日目
第3回船外活動(P6トラスのバッテリ交換作業、 ELM-ES で運んだ船外ペイロード*の移送準備作業)、物資移送など9日目
船外ペイロードのEFへの移設、クルーの自由時間、第4回 船外活動準備など10日目
第4回船外活動(P6トラスのバッテリ交換作業(続き)、 EF への(後方)視覚装置の設置作業)、ICC-VLDのペイロー ドベイへの回収、物資移送など11日目
クルーの自由時間12日目
ELM-ESのペイロードベイへの回収、軌道上共同記者会 見、第5回船外活動準備など13日目
第5回船外活動(S3トラスのPAS展開など)14日目
広報イベント、物資移送、ISS退室、ハッチの閉鎖、ランデ ブツールの点検など15日目
ISS分離/フライアラウンド、SRMSとOBSSを使用した機体 の後期点検など16日目
飛行制御システムの点検、船内の片づけ、軌道離脱準備、 広報イベント、Kuバンドアンテナ収納17日目
ペイロードベイドドアの閉鎖、軌道離脱、着陸2.飛行計画(続き)
若田宇宙飛行士の担当業務の概要
FD3
FD4
FD5
FD6
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FD8
FD9
FD10
FD11
FD12
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FD15
FD16
FD17
• エンデバー号がISSに到着すると、若田宇宙飛行士は、コプラ宇宙飛行士と交代してSTS-127ミッションのミッションスペシャリスト(MS)となります。 • エンデバー号がISSにドッキングしている約12日間の間に、「きぼう」の組立て作業や、ISS長期滞在クルーの業務引継ぎ等を実施します。 • 宇宙に長期間滞在した若田宇宙飛行士は、地上の重力環境に身体を順応させるのを促進するために、エンデバー号到着以降は、通常よりも多目の(2~ 3時間程度)運動を毎日行います。 • ISS長期滞在 クルーの交代 • 若田宇宙飛 行士はSTS-127ミッション のMSとなる ◆「きぼう」船外実 験プラットフォー ムの取付け (SSRMS主担当) • 物資の移送 • 船外活動ツール の準備 ★「きぼう」ロボット アームの較正 (JEMRMS主担当) ◆船外パレット の取付け (SSRMS主担当) • 業務引継 ぎなど ★ELM-ESに搭載 してきた船外ペ イロードの移送 と設置 (JEMRMS主担当: MAXIの設置) • 酸素の移送 • 業務引継ぎ • 業務引継ぎ /軌道上共 同記者会見 • 業務引継ぎ • 広報イベント • ISSクルーとのお別れ • クルーキャ ビン片付け • 帰還 • 帰還に向けた 準備作業 ◆ 曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)の貨物室への回収の補助 ロボット操作 ◆ SSRMS ★ JEMRMS ★船外活 動支援 (JEMRMS 主担当)※完成時のISSの構成要素についてはBackup Chart(P75, P76)を参照
STS-127(2J/A)ミッション終了時のISSの外観
STS-119(15A)ミッション終了時の外観
船外実験プラットフォーム
3.搭載品
STS-127ミッションのペイロードベイ(貨物室)の搭載状況
船外パレット(ELM-ES) 船外実験プラットフォー ム(EF) センサ付検査用延長ブーム (OBSS) オービタ・ドッキング・シス テム スペースシャトルのロボットアーム (SRMS) 曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)3.搭載品‐
船外実験プラットフォーム
EFの外観(筑波宇宙センター 宇宙ステーション試験棟)
船外実験プラットフォーム(Exposed Facility:EF)
ISSの大きな特徴である、広い視
野、高真空、微小重力などの宇宙
曝露環境を利用して、科学観測、
地球観測、通信、理工学実験など
を実施することができる多目的実
験スペースです。
「きぼう」のこの部分を構成する要素です。 ※船外実験プラットフォームの詳細は、Backup Chart「船外実験プラットフォーム主要諸元」を参照ください。3.搭載品
‐船外パレット
「きぼう」船外実験プラットフォームで
運用する船外実験装置やシステム
機器類などをISSに運ぶためのキャ
リアです。
船外パレット(KSC, SSPF)
船外パレット(Experiment Logistics Module-Exposed Section:
ELM-ES)
「きぼう」のこの部分を構成する 要素です。
船外ペイロードを搭載した状態
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)は、
ISS船外の機器類をスペースシャトルで輸
送するためのキャリアです。
STS-127ミッションでは、ISSの軌道上交
換ユニット(ORU)3基とP6トラスのバッテリ
6台を運搬します。
ICCは過去のスペースシャトルによるISS
組立てミッションでも飛行していますが、今
回初飛行となるICC-VLDは、特徴として、
軌道上でペイロードベイ(貨物室)から取り
外して、ISSの仮置き場所に設置すること
が可能となっています。
ICC-VLD:ポンプモジュール、Kuバンドアンテナ、リニア駆動ユニットが搭載されている のが見える。裏側にバッテリORU6台が搭載されている。(KSC, SSPF)曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Vertical Light
Deployable:ICC-VLD)
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)で運ぶORU
バッテリORUは、ISSの太陽電池(SAW)で発電した電力を貯めておいて、日陰時の電 力供給に使用するものです。今回運ぶバッテリORU6台は、P6トラスの古くなったバッ テリORUと交換します。 ISSの高速高容量データ通信を可能にするKuバンドシステムの構成要素です。データ や映像、クルーの手順書やタイムライン、IP電話、その他の高速通信などは、このKuバ ンド回線を使用して行われています。 SGANTはZ1トラスに取付けられており、今回運ぶSGANTは予備品です。ISSの外部能動熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)の冷却 ループで使われている、液体アンモニアを循環させるためのポンプで、ISSでは計2台使 用されています(S1トラスとP1トラス)。 ポンプモジュールが故障すると、ETCS冷却 ループの機能が失われ、ISSの約半分の熱制御機能が失われることになります。 今回運ぶPM2は予備品で、これでISS上の予備品は2台になります。 モービルトランスポータ(台車:MT)*)がトラス上を走行するための駆動用モータです。 今回運ぶLDUは、故障時に備えた予備品です。 *)MTは、モービルベースシステム(MBS)を取り付けた状態で、ISSのロボットアームを乗せてトラ ス上を移動する台車です。
バッテリORU
Kuバンドアンテナ
Space-to-Ground Antenna
(SGANT)
ポンプモジュール2
Pump Module 2 (PM2)
リニア駆動ユニット
Linear Drive Unit (LDU)
STS-127 Crew 飛行5日目 ICC-VLDの取出し 飛行7日目 ELM-ESのEF への取付け マーク・ポランスキー コマンダー NASA 宇宙飛行士 ダグラス・ハーリー パイロット NASA 宇宙飛行士 クリストファー・キャシディ (MS1) NASA 宇宙飛行士 飛行2日目 熱防護システム点検、ドッキング準備 飛行3日目 ISSからの熱防護システムの撮影 ISSへのドッキング 飛行13日目 EVA#5(S3トラスのPAS の展開など) 飛行8日目 EVA#3(P6トラス のバッテリ交換作 業、船外ペイロー ドのEFへの移送 準備) 飛行1日目 外部燃料タンク撮影、SRMSの 起動・点検など 飛行4日目 EVA#1(船外実験プラット フォーム取付け、仮留めして いたUCCASの固定など) 飛行6日目 EVA#2(ICC-VLD で運んできた予備 品の設置、EF前方 VE取付け) 略語 EF : Exposed Facility 「きぼう」船外実験プラットフォーム ELM-ES : Experiment Logistics Module-Exposed Section 「きぼう」船外パレット
ET : External Tank 外部燃料タンク EVA : Extravehicular Activity 船外活動
ICC-VLD : Integrated Cargo Carrier 曝露機器輸送用キャリア JEMRMS :JEM Remote Manipulator System 「きぼう」のロボットアーム MS : Mission Specialist 搭乗運用技術者
OBSS : Orbiter Boom Sensor System センサ付き検査用延長ブーム PAS : Payload Attach System ペイロード取付けシステム VE : Visual Equipment EFの視覚装置 UCCAS : Unpressurized Cargo Carrier Attach System 曝露機器結合システム
略語
EF : Exposed Facility 「きぼう」船外実験プラットフォーム ELM-ES : Experiment Logistics Module-Exposed Section 「きぼう」船外パレット
ET : External Tank 外部燃料タンク EVA : Extravehicular Activity 船外活動
ICC-VLD : Integrated Cargo Carrier 曝露機器輸送用キャリア JEMRMS :JEM Remote Manipulator System 「きぼう」のロボットアーム MS : Mission Specialist 搭乗運用技術者
OBSS : Orbiter Boom Sensor System センサ付き検査用延長ブーム PAS : Payload Attach System ペイロード取付けシステム VE : Visual Equipment EFの視覚装置 UCCAS : Unpressurized Cargo Carrier Attach System 曝露機器結合システム
飛行12日目 軌道上共同記者会見 飛行9日目 ELM-ESからEF への船外ペイ ロードの移送・設 置 飛行10日目 EVA#4(P6トラ スのバッテリ交 換(続き)、EF後 部VE取付け) 飛行1日目:打上げ 米国フロリダ州 KSC
4. ミッションの概要
スペースシャトル「エンデバー号」(STS-127ミッション)飛行概要
飛行17日目: 着陸 米国フロリダ州 KSC 飛行14日目 最終物資移送、 ハッチ閉じ 飛行11日目 クルーの自由時間 STS-127 Crew デイヴィッド・ウルフ (MS4) NASA 宇宙飛行士 ジュリー・パイエット (MS2) CSA宇宙飛行士 帰還 若田 光一 JAXA宇宙飛行士 第19次長期滞在クルー ティモシー・コプラ NASA宇宙飛行士 飛行15日目 ISS分離、 熱防護システム の後期点検、帰還準備 飛行16日目 キャビン片付け、帰還準備 打上 トーマス・マーシュバーン (MS3) NASA 宇宙飛行士 STS-127(2J/A)ミッションの目的 ・「きぼう」船外実験プラットフォーム、船外パレット、曝露機器輸送用キャリアの運搬 ・「きぼう」船外実験プラットフォームのISSへの取付け ・物資の運搬、回収、ISS滞在クルー1名の交代など 船外活動(5回) EVA#1(飛行4日目) :EF取付け準備作業、仮留めしていたUCCASを正常な状態に固定など EVA#2(飛行6日目) :ICC-VLDで運んだ予備品の移送作業、EF関連作業 EVA#3(飛行8日目) :P6トラスのバッテリの交換、ELM-ESで運んだ船外ペイロードの移送準備 EVA#4(飛行10日目):P6トラスのバッテリの交換、EF関連作業 EVA#5(飛行13日目):S3トラスのPASの展開など STS-127(2J/A)ミッションの目的 ・「きぼう」船外実験プラットフォーム、船外パレット、曝露機器輸送用キャリアの運搬 ・「きぼう」船外実験プラットフォームのISSへの取付け ・物資の運搬、回収、ISS滞在クルー1名の交代など 船外活動(5回) EVA#1(飛行4日目) :EF取付け準備作業、仮留めしていたUCCASを正常な状態に固定など EVA#2(飛行6日目) :ICC-VLDで運んだ予備品の移送作業、EF関連作業 EVA#3(飛行8日目) :P6トラスのバッテリの交換、ELM-ESで運んだ船外ペイロードの移送準備 EVA#4(飛行10日目):P6トラスのバッテリの交換、EF関連作業 EVA#5(飛行13日目):S3トラスのPASの展開など オービタ :エンデバー号(OV-105) 搭乗員数 :7名 打上げ(予定) :2009年7月11日午後7時39分 (米国東部夏時間) 2009年7月12日午前8時39分 (日本時間) 帰還(予定) :2009年7月27日午後0時15分(米国東部夏時間) 2009年7月28日午前1時1分(日本時間) 飛行期間(予定):約16日間 着陸 :フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC) オービタ :エンデバー号(OV-105) 搭乗員数 :7名 打上げ(予定) :2009年7月11日午後7時39分 (米国東部夏時間) 2009年7月12日午前8時39分 (日本時間) 帰還(予定) :2009年7月27日午後0時19分(米国東部夏時間) 2009年7月28日午前1時19分(日本時間) 飛行期間(予定):約16日間 着陸 :フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)5. フライトスケジュール 1日目
•
打上げ/軌道投入
•
ペイロードベイ(貨物室)ドアの開放
•
スペースシャトルのロボットアーム起動
•
Kuバンドアンテナ展開
•
翼前縁の衝突検知センサデータ、外部燃料
タンク(ET)カメラの画像の地上への送信
•
貨物室内のペイロードへのヒータ電力供給の
開始
•
ランデブに向けた軌道制御
上昇中の船内の様子(STS-122)【飛行1日目概要】
スペースシャトルの打上げ(STS-124)5. フライトスケジュール 2日目
•
ペイロードベイ(貨物室)の状態の点検
•
スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)
とセンサ付き延長ブーム(OBSS)を使用し
た熱防護システムの損傷点検
スペースシャトルの熱防護システムの点検のイメージ•
宇宙服(EMU)の点検
•
オービタ・ドッキング・システム(ODS)の
点検
•
ODSのドッキングリングの伸展とカメラ
の取付け(ドッキング準備)
•
ランデブに向けた軌道制御
FD2の作業を行うクルー:左はフライトデッキ、右はミッドデッキ(STS-119) スペースシャトルのODSドッキングリングの伸展(STS-123)【飛行2日目概要】
5. フライトスケジュール 3日目
•
ランデブに向けた軌道制御
•
ISSからのスペースシャトルの熱防護シ
ステムの撮影
※1
•
ISSとのドッキングおよび入室
•
第19/20次長期滞在クルー1名の交代
•
ISSからスペースシャトルへの電力供給
装置(SSPTS)の起動
•
第1回船外活動(EVA)準備など
(※船外活動手順確認、およびEVAを行う宇宙飛
行士のキャンプアウト
※2など)
※1:Backup Chart(P82)参照
※2:キャンプアウトについては次頁(P20)を参照を参照
スペースシャトルのランデブ/ドッキング時の様子(STS-124) 上:フライトデッキの様子 下:スペースシャトルのISSへのドッキング【飛行3日目概要】
5. フライトスケジュール 3日目(続き)
第20次長期滞在クルー1名の交代
若田宇宙飛行士は、ティモシー・コプラ宇宙飛行士と交代して、約3ヶ月半間にわ
たるISSのフライトエンジニアの任務を終了します
※
。
ソユーズ宇宙船の個人専用シートライナー(Sokol
与圧服も同時に搬入)を、緊急事態に備えて、地上
に帰還するためのロシアのソユーズ宇宙船に取り
付けます。この取付けを終了した時点で、長期滞在
クルーの交代は正式に完了します。
シートライナーは、金属製の座席と与圧服の間に設
置されます。隙間が生じないようにして衝撃を全体
で吸収できるよう、個人毎に型取りされた専用品で
す。
ソユーズTMA-13宇宙船で、若田宇宙飛行士が自身専用のシート ライナーを試している様子(STS-119)※エンデバー号/ISS間のハッチを閉じるまでは、若田宇宙飛行士は交代クルーへの業務引継ぎやISSの各種作業を引き続き行います。
5. フライトスケジュール 3日目(続き)
キャンプアウト(Campout)
船外活動を行うクルーが、気圧
※
を下げた「クエスト」(エアロック)の中で船外活動
の前夜滞在することをキャンプアウトと呼んでいます。
低い気圧の中で一晩を過ごすことで、血中の窒素を体外に追い出すことができ、
“ベンズ”と呼ばれる減圧症を予防することが
できます。
睡眠中の時間を利用することにより、船外活
動の準備を起床後すぐ始められるため、作
業効率を上げることが出来ます。
※エアロック内部の気圧は、10.2psi(約0.7気圧)にまで下げら
れます。通常はISS内部は14.7psi(1気圧)に保たれています。
「クエスト」内部の様子(STS-121ミッション)
注:実際のキャンプアウト中はクルーは普段着で過ごします。
5. フライトスケジュール 4日目
•
第1回船外活動
¾
「きぼう」船内実験室側の船外実験プラットフォーム結合機構(EFBM)の断熱カバーの取外し
¾
「きぼう」ロボットアームの接地ストラップの除去
¾
ペイロードベイ(貨物室)内での作業
(船外実験プラットフォーム側のEFBMの断熱カバーの取外し、船外実験プラットフォームと曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のヒータ電力ケーブルの取外し、船外実験装置1台(MAXI)の断熱カバーの取外し)
¾
ハーモニー(第2結合部)の共通結合機構(CBM)の窓カバーの開放(HTV到着に向けた準備)
¾
P3トラスの曝露機器結合システム(UCCAS)1基の展開
¾
左舷側のCETAカートの改造
•
「きぼう」船外実験プラットフォーム(EF)の結合と起動
*
【飛行4日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 • ISSのロボットアーム(SSRMS)で「きぼう」船外実験プラットフォームをペイロードベイ(貨物室)から取り出し、スペースシャトルのロボット アーム(SRMS)に受け渡します。 • SSRMSで船外実験プラットフォームをSRMSから受け取り、「きぼう」船内実験室に結合させます。5. フライトスケジュール 4日目(続き)
◆ 担当
:デイヴィッド・ウルフ
ティモシー・コプラ
◆ 実施内容 :
¾ 「きぼう」船内実験室側の船外実験プ
ラットフォーム結合機構(EFBM)の断熱
カバーの取外し
第1回船外活動(EVA#1)
船内実験室側のEFBM(STS-124)「きぼう」船内実験室に船外実験プラットフォームを
結合させる準備として、船内実験室側の船外実験
プラットフォーム結合機構(EFBM)を覆っている断
熱カバーを取り外します。
船内実験室側のEFBMの断熱カバーは、STS-126ミッション時に
EFBMの動作点検を行うために、1度すべてが取り外され、点検
後、真ん中の1枚の断熱カバーのみがEFBMに戻されました。
5. フライトスケジュール 4日目(続き)
¾ 「きぼう」ロボットアームの接地ストラップ除去
第1回船外活動(EVA#1)(続き)
STS-124ミッションの船外活動で、「きぼう」ロボットアームの多層断熱材(MLI)カ
バーの取外し作業が実施されましたが、その後、エンドエフェクタのMLIカバーか
ら接地ストラップがはみ出して、エンドエフェクタカメラの視界に入っているのが確
認されました。
この接地ストラップをMLIカバーにたくし込んでベルクロで固定し、カメラ視野から
除去する作業を行います。
接地ストラップのはみ出し エンドエフェクタカメラによる画像 ハレーションが生じている画像5. フライトスケジュール 4日目(続き)
¾ ペイロードベイ(貨物室)内での作業
船外実験プラットフォーム側の EFBMペイロードベイ(貨物室)から船外実験プラットフォームを取り出
す準備として、船外実験プラットフォーム結合機構(EFBM)の断
熱カバーを取り外し、ヒータ電力ケーブルを取り外します。
第1回船外活動(EVA#1)(続き)
右:スペースシャトルの ペイロードベイ(貨物室) 内で作業する船外活動 クルー(STS-102)翌日のICC-VLD取出しに備えて、ICC-VLDのヒータ電力ケーブル
を取り外します。
EFBMの断熱カバーの取外しイメージ①船外実験プラットフォーム側のEFBMの断熱カバーの取外しと
ヒータ電力ケーブルの取外し
③船外実験装置1台(MAXI)の保護カバーの取外し
②曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のヒータ電力ケーブルの取外し
貨物室内の作業中に、船外パレット上の全天X線監視装置
(MAXI)の断熱カバーを取り外しておきます。
右:MAXIの断熱カバーの取外しイメージ5. フライトスケジュール 4日目(続き)
第1回船外活動(EVA#1)(続き)
今年2009年9月に日本の宇宙ステーション補給機(HTV)の初
号機の打上げが予定されています。HTVは、ISSの下方(地球
方向)から徐々にISSに接近し、最後はISSのロボットアーム
(SSRMS)で把持され、ISSへと結合します。ISSの「ハーモ
ニー」(第2結合部)の地球側の共通結合機構(CBM)に係留す
ることになります。
しかし、もしSTS-128(17A)ミッションの打上げが1ヶ月遅れる
と、HTVミッションと重なる可能性があります。STS-128ミッショ
ンでは、多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics
Module: MPLM)をハーモニーの下側(地球側)のCBMに結合
するため、HTVを暫定的に上部CBMに結合することも考えら
れます。
このような状況から、ハーモニー上部のCBMの窓カバーを開
けておくことになりました。このCBMを使用する場合は、窓に
TVカメラを設置して、結合運用時の位置決めに使用します。
¾ ハーモニー(第2結合部)上部の共通結合機構(CBM)の窓カバーの開放
(HTV到着に向けた準備)
接近したHTVをISSのロボットアーム で把持するイメージ HTVをISSのロボットアームでハーモニー の地球側のCBMに結合するイメージ ハーモニーの上部のCBMの窓カバーを開けるイメージ5. フライトスケジュール 4日目(続き)
¾ P3トラスの曝露機器結合システム(Unpressurized Cargo Carrier Attach
System: UCCAS)1基の展開
第1回船外活動(EVA#1)(続き)
このUCCASの展開は、前回のSTS-119ミッションの船外活動で完了する予定でしたが、作業中、トラスに
UCCASのヨーク部を固定するピンがうまく固定できないというトラブルが発生したため、テザーで安全な状態に
仮固定したままとなっています。これを正常な状態に固定する作業を行う予定です。
※このUCCASは、STS-129(ULF3)ミッション
(2009年後半打上げ予
定)でISSに運ばれる輸
送用キャリア
(EXPRESS Logistics
Carrier:ELC)2基のうち
の1基の取り付け場所と
なります。 ELCの重量
を支えるためには、正常
な固定が必要となります。
STS-119ミッション時に、一時的な処置 として、テザーで仮固定したUCCAS。 青い部分がテザー。 第14次長期滞在クルーが別のUCCASの 展開を行なった時にも、固定に困難が生じ ましたが、その時は揺らして反動をつけるこ とで所定の位置に固定することができまし た。上の写真はその時の様子。 青い部分がUCCASの展開部。5. フライトスケジュール 4日目(続き)
第1回船外活動(EVA#1)(続き)
¾ CETAカートの改造
※青く表示されている部分(2本)がハンドルブレーキです
¾ S3トラスのペイロード取付けシステム
(Payload Attach System: PAS)1基の展開
¾ ユニティー(第1結合部)の左舷側の共通結合機構(CBM)の窓カバー
の開放(トランクワイリティ(第3結合部)到着に向けた準備)
STS-130ミッションでISSに運ばれる、トランクワイリティ(第3結合部)はユニティーの左舷側のCBMに結合
するため、その結合運用の準備としてCBMの窓カバーを開放しておきます。
ISS左舷側のトラスの端にCETAカートが移動した時に、
CETAカートが左舷側のSARJの回転に干渉しないように、
CETAカートの足場の収納位置をずらして、ハンドルブレーキ
をワイヤーで固定します。
時間がある場合に実施する予定です。本ミッションの第5回船外活動で
は、さらに、S3トラスの3基のPASを展開する予定となっています。
5. フライトスケジュール 4日目(続き)
船外実験プラットフォーム(EF)の貨物室からの
取出しと船内実験室への結合
①
ISSのロボットアーム(SSRMS)でEFを把持してスペースシャト
ルのペイロードベイ(貨物室)から取り出す。
②
EFをスペースシャトルのロボットアーム(SRMS)に受け渡す。
③
SRMSでEFを把持している間に、SSRMSはハーモニー(第2
結合部)からISSトラス左舷側へとベースポジションを移動する。
④
SSRMSで再びEFを受け取り、「きぼう」船内実験室左舷側の
結合機構(EFBM)に結合させる。
なお、SSRMSで船外実験プラットフォームを結合機構へと接近・結合させ
る際は、SSRMS操作担当者(若田宇宙飛行士)はSRMSの手首部のカメ
ラと「きぼう」のロボットアームのカメラの映像で確認しながら操作します。
EFBMの結合と同時に、EFは自動的に電力が投入されます。その後、電
力系、通信制御系、熱制御系といったサブシステムを起動していきます。
①~②
④
5. フライトスケジュール 5日目
•
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のペイロードベイ(貨物室)
からの取り出し
•
広報イベント
•
機体の詳細点検(必要な場合のみ)
•
「きぼう」のロボットアームの較正
*
•
第2回船外活動準備
(船外活動手順確認およびEVAを行う宇宙飛行士のキャンプアウト)
【飛行5日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 ・「きぼう」ロボットアームの較正。5. フライトスケジュール 5日目(続き)
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のペイロードベイ(貨物室)からの取出し
ICC-VLDのISSへの仮設置に備えて、スペースシャトルの
ロボットアーム(SRMS)でICC-VLDを貨物室から取り出して
おきます。 ※ICC-VLDは、ISSのロボットアームに受け渡
す位置で、SRMSに一晩把持された状態で保持されます。
ICC-VLDの仮設置は、翌日(飛行6日目)に実施される予定
ですが、機体の詳細検査が必要ないと判断された場合は、
この日のうちに、ペイロードベイからの取り出しに続けて、
ISSトラス上のモービル・ベース・システム(Mobile Base
System: MBS)*への仮設置を実施することになります。
「きぼう」のロボットアームの較正
船外実験プラットフォームのターゲットマーカにロボットアームの先端を接近させ、
その時の各関節角度と設計値で分かっている角度を比較して、較正を行います
(飛行9日目に行う船外ペイロード移設の準備作業)。
SSRMS MBS * MBSについてはP33を参照5. フライトスケジュール 6日目
•
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のISSへの取付け
•
第2回船外活動
¾ 船外実験プラットフォーム(EF)への前方側の視覚装置(Visual
Equipment: VE)の取り付け
¾ 曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)に搭載して運んできた軌道上交換
ユニット(ORU)の船外保管プラットフォーム3(External Stowage
Platform:ESP-3)への移送作業
*
【飛行6日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 • 「きぼう」ロボットアームで船外活動時のカメラ視野を確保することで船外活動クルーの作業を支援します。5. フライトスケジュール 6日目(続き)
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のISSへの取付け
①
前日(FD5)にICC-VLDをスペースシャトルのロボット
アーム(SRMS)でペイロードベイ(貨物室)から取り出
して、SRMSで把持した状態で一晩保持しておきます。
②
ISSのロボットアーム(SSRMS)に受け渡します。
③
SSRMSでISSトラス上のモービル・ベース・システム
(Mobile Base System: MBS)のペイロード/軌道上交
換ユニット把持装置(Payload and Orbit Replaceable
Unit Accommodation: POA)
※に仮設置します。
ICC-VLDに搭載して運んできたISSの曝露機器の予備品は、船外活動クルーによって船外保管プラットフォー
ム3(ESP-3)に移送・保管されます。移送作業を効率よく行うために、ICC-VLDはISSに仮設置されます。
※MBSとPOAについては次ページを参照 MBS(STS-123)
5. フライトスケジュール 6日目(続き)
【参考】(モービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)およびペイロード/ORU
取付け場所(Payload and Orbit Replaceable Unit Accommodation: POA))
モービル・ベース・システム(MBS)は、ISSのトラス上を移動して機材を輸送するロボットアームシステム(Mobile Servicing System: MSS)の構成要素です。 MSSはISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)、モービルトランスポータ(台車:MT)、MBSから構成されており、MBSは MTに結合されています。 MBSにはISSのロボットアームの把持部となる電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)と呼ばれる装置が4個搭載されています。SSRMSがPDGFを把持することにより、ISSからの電力をSSRMSに供給したり、電気信号や映像を中継するこ とができるようになります。
ペイロード/軌道上交換ユニット把持装置(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation: POA)はMBSに搭載されている機構です。POAの先端は ISSのロボットアーム(SSRMS)の先端と同様の把持機構で、大型のペイロードやORUを固定して電力やデータを供給することができます。 トラス上を移動 ペイロード/ ORU取付け場 所(POA) モービル・ベー ス・システム (MBS) モービルトラン スポータ(台車: MT) 電力・通信インタ フェース付グラプ ル・フィクスチャ (PDGF)
5. フライトスケジュール 6日目(続き)
第2回船外活動(EVA#2)
¾ 曝露機器輸送キャリア(ICC-VLD)に搭載
して運んできた軌道上交換ユニット(ORU)
3台の移送作業
ICC-VLDで運んできた、リニア駆動ユニット(LDU)、ポンプモジュール
(PM)、およびKuバンドアンテナ(SGANT)の予備品を、船外保管プ
ラットフォーム3(ESP-3)に移送・保管します。※ORUの詳細はP67を
参照ください
船外活動クルーは、ISSのロボットアーム(SSRMS)の先端にフットリ
ストレイントを取り付け、そしてORUを持ち抱えてSSRMSに乗った状
態で、ICC-VLDからESP-3までORUをひとつずつ移動させます。
◆ 担当
:デイヴィッド・ウルフ
トーマス・マーシュバーン
◆ 実施内容 :
ORUの移送は、ORUがどこに も接触しないように十分なクリ アランスを保ち、細心の注意を 払って行なわれます。 左:ISSの窒素タンク(NTA)を 移送する船外活動クルー (STS-126) ICC-VLD ESP-3 SSRMS 船外活動クルーはSSRMSに取り付けたフットリスト レイントに足を固定して、ORUを両手で持ち抱えた状 態でESP-3まで移動します5. フライトスケジュール 6日目(続き)
¾ 船外実験プラットフォームへの前方側の視覚装置(VE)の取り付け
第2回船外活動(EVA#2)(続き)
【参考】船内実験室外壁の視覚装置
2台のうちの1台の視覚装置(Visual Equipment: VE)を設置します。
船外実験プラットフォーム上に収納してあるVEの断熱カバー、ヒータ電力ケーブ
ル、固定器具を取り外し、ボルトを解除して取り出し、船外実験プラットフォーム
前方側のVE取り付け台に設置します。
5. フライトスケジュール 7日目
•
船外パレットの船外実験プラットフォームへの取付け
*
•
広報イベント
•
物資移送
•
第3回船外活動 (EVA)準備
(EVA手順確認およびEVA宇宙飛
行士のキャンプアウト)
ISSのロボットアームを操作する若田宇宙飛行士(STS-119)【飛行7日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 • SRMSで持ち上げた「きぼう」船外パレットをSSRMSで受け取って、EFの先端に結合させます。5. フライトスケジュール 7日目(続き)
船外パレットの取付け
① スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)で
船外パレットを把持して、ペイロードベイ(貨物
室)から取り出す。
② ISSのロボットアーム(SSRMS)で船外パレット
を受け取る。
③ SSRMSで船外パレットを船外実験プラット
フォーム上の取付け場所に取り付ける。
①
②
③
5. フライトスケジュール 8日目
•
第3回船外活動
¾ 船外パレットに搭載して運んできた船外ペイロード3台の移設準備
¾ P6トラスのバッテリ交換作業(パート1)
•
業務引き継ぎ
•
物資の移送(続き)
【飛行8日目概要】
5. フライトスケジュール 8日目(続き)
第3回船外活動(EVA#3)
◆ 担当
:デイヴィッド・ウルフ
クリストファー・キャシディ
◆ 実施内容 :
¾ 船外パレットに搭載して運んできた
船外ペイロード3台の移設準備
「きぼう」ロボットアームで、船外パレット上の船
外ペイロードを船外実験プラットフォームへと移
設する準備を行います。
衛星間通信システム-曝露系サブシステム(ICS-EF)、宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)
の断熱カバーを取り外します。
*全天X線監視装置(MAXI)の断熱カバーはEVA#1で取り外す予定です。
ICC-EFとSEDA-APの断熱カバーを取り外します。 ICS-EF SEDA-AP5. フライトスケジュール 8日目(続き)
¾ P6トラスのバッテリ交換作業(パート1)
第3回船外活動(EVA#3)(続き)
P6トラスは、2000年11月のISS組立ミッション(STS-97(4A)ミッション)でISSに運ば れたトラスです。そのため、バッテリが寿命に達しており、交換が行われることになり ました。 今回交換されるのは、P6トラスの半分のバッテリで、残りの6台は、2010年 のSTS-132(ULF-4)ミッションで交換が行われる予定です。STS-127ミッションではP6トラスの12台のうちの6台のバッテリを交換
しますが、EVA#3では、そのうちの4台を取り外して新品と交換します。
P6トラス 水中訓練の様子SSRMSでICC-VLDを把持して、
バッテリ交換の作業場所に移動さ
せます。
バッテリORUの交換作業中は、
SSRMS操作担当者は、船外活動
クルーがバッテリORUを取り出し
やすい位置にICC-VLDを移動させ
て、作業を支援します。
P6バッテリ交換の作業場所(番号は交換する順番) バッテリORU 交換するバッテリORU ICC-VLD 1 2 3 45. フライトスケジュール 9日目
•
船外パレットで運んできた船外ペイ
ロードの船外実験プラットフォーム
への移設
*
•
物資移送(続き)
「きぼう」のロボットアームのワークステーションで
作業する若田宇宙飛行士(第18次長期滞在)
【飛行9日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 • 「きぼう」ロボットアームを操作して、船外パレットで運んできた船外 ペイロード1台(MAXI)の移動と設置を担当します。5. フライトスケジュール 9日目
船外パレットで運んできた船外ペイロードの船外実験プラットフォームへの移設
「きぼう」ロボットアームを使用して、船外パレットに搭載して運んできた全天X線監視装置(MAXI)、
衛星間通信システム-曝露系サブシステム(ICS-EF)、宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)を
船外実験プラットフォームに設置します。若田宇宙飛行士は、MAXIの移設作業を担当します。
「きぼう」のロボットアームで船外実験装置のひとつである「SEDA-AP」を船外パレットから船外実験プラットフォームに移設しているところ ※「MAXI」、「ICS-EF」、「SEDA-AP」の順番で移設される予定5. フライトスケジュール 10日目
•
第4回船外活動
¾ P6トラスのバッテリ交換作業(パート2)
¾ 船外実験プラットフォームへの後方側の視覚装置(VE)の取付け
•
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のペイロードベイへ
の回収
*
•
物資移送(続き)
【飛行10日目概要】
*若田宇宙飛行士の担当する作業 • 交換した古いバッテリ6台を載せたICC-VLDをISSのロボットアームからス ペースシャトルのロボットアームに渡して、スペースシャトルのペイロードベイ (貨物室)に回収します。5. フライトスケジュール 10日目(続き)
第4回船外活動(EVA#4)
◆ 担当
: トーマス・マーシュバーン
クリストファー・キャシディ
◆ 実施内容 :
¾ P6トラスのバッテリ交換作業(続き)
残りの2台のバッテリORUを交換します。
※第3回船外活動実施内容(P40)を参照
¾ 船外実験プラットフォームへの後方視覚装置(VE)の取付け作業
※第2回船外活動実施内容(P35)を参照
5 6 バッテリORU交換作業場所(番号は交換する順番)5. フライトスケジュール 10日目(続き)
曝露機器輸送用キャリア(ICC-VLD)のペイロードベイ(貨物室)
への回収
P6トラスのバッテリ交換を終えると、古い
バッテリORU6基を搭載して地上に持ち
帰るため、ICC-VLDはスペースシャトル
のペイロードベイ(貨物室)に収容されま
す。
ISSのロボットアーム(SSRMS)で把持し
て、スペースシャトルのロボットアーム
(SRMS)に受け渡し、SRMSで貨物室に
格納します。
SSRMSで把持したICC-VLDをSRMSで受け取るイメージ SRMSでICC-VLDをペイロードベイに格納するイメージ5. フライトスケジュール 11日目
若田宇宙飛行士はISS交代クルーへの引継ぎ作業を継続して行います。
•
スペースシャトルのクルーの休日
•
広報イベント
(スペースシャトルのクルー全員参加)
ズヴェズダ(ロシアのサービスモジュール)の窓 から外を見ているクルー(STS-119) ズヴェズダで食事するクルー(STS-119) ハーモニー(第2結合部)で記者の質問に 応じるクルー(STS-119)【飛行11日目概要】
5. フライトスケジュール 12日目
•
船外パレットのペイロードベイ(貨物室)への回収
•
広報イベント
(若田、パダルカ、ポランスキー参加)
•
軌道上共同記者会見
•
第5回船外活動(EVA)準備
(EVA手順確認およびEVA宇宙飛行士のキャンプアウト)
【飛行12日目概要】
5. フライトスケジュール 12日目(続き)
船外パレットのペイロードベイ(貨物室)への回収
① ISSのロボットアーム(SSRMS)で船外パレット
を把持して船外実験プラットフォームから取り外
す。
② スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)で船
外パレットを受け取る。
③ SRMSで船外パレットをペイロードベイ(貨物室)
に格納する。
①
②
③
5. フライトスケジュール 12日目(続き)
軌道上共同記者会見
今回のミッションでは、ISS計画参加国(15カ国)の5機関から、合計13名の宇
宙飛行士がISSに集まります。軌道上共同記者会見では、軌道上のクルーの
出身国である米国、ロシア、カナダ、欧州、日本のメディアに、それぞれ数分間、
通常より短めの会見時間が割り当てられます。
STS-119ミッションクルーと第18/19次長期滞在クルー(STS-119)
5. フライトスケジュール 13日目
•
第5回船外活動
¾ 「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の
断熱カバーの修正
¾ Z1トラスのパッチパネルの切り替え
¾ S3トラスの3基のペイロード取付けシステ
ム(PAS)の展開
¾ S3トラスへのWETAアンテナの取付け
•
物資移送(続き)
【飛行13日目概要】
デクスター(特殊目的ロボットアーム)(STS-124)5. フライトスケジュール 13日目(続き)
第5回船外活動(EVA#5)
◆ 担当
: トーマス・マーシュバーン
クリストファー・キャシディ
◆ 実施内容 :
¾ 「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の断熱
カバー取付け部の修正
¾ Z1トラスのパッチパネルの切り替え
前回のミッション(STS-119)でできなかった、デクスターへの断熱カバーの修正作業を
行います。
Z1トラスのパッチパネルの切り替え作業は、STS-123ミッションで交換した新しい遠隔電力制御モジュール(Remote
Power Controller Module: RPCM)に配線を切り替えることで、コントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment
Gyroscope: CMG)-2への冗長電力を復旧する目的で実施されます。
STS-123ミッションとSTS-119ミッションで、この切り替え作業を試みましたが、Z1トラスの前方パネルのコネクタのひとつ
が外れないという問題が生じたため、延期されていました。現在、CMG-2はもとのRPCMで運用を続けています。
手首部の断熱カバーを修正しているところ (イメージ)
5. フライトスケジュール 13日目(続き)
第5回船外活動(EVA#5)(続き)
¾ S3トラスの3基のペイロード取付けシステム
(PAS)の展開
¾ S3トラスへのWETAアンテナの取付け
S3トラスの残り3基のPASを展開します。
*S3トラスには合計4基のPASが収納されています。1基は本ミッショ
ンの第1回船外活動で展開する予定です。
ワイヤレスビデオ送信器(Wireless Video System
External Transceiver Assembly:WETA)のアンテ
ナをS3トラスの支柱に取り付けます。
このWETAアンテナの取付け作業は、当初2007年8
月のSTS-118ミッションで実施する予定でしたが、
ISSからの分離を1日早めるために実施内容を見直
しした結果、将来のミッションへと延期されていたも
のです。
WETAアンテナ WETAアンテナを設置しているところ(イメージ) PASを展開させているところ(イメージ)5. フライトスケジュール 14日目
•
広報イベント
(軌道上クルー全員参加)
•
ISSからの分離準備および退室
•
ISS/スペースシャトル間のハッチ閉鎖
スペースシャトルのミッドデッキのハッチを閉鎖する クルー(STS-119) ハッチを閉鎖するため、ISSの与圧結合アダプタ内で準備 するクルー(STS-119)【飛行14日目概要】
別れの挨拶をかわすクルー(STS-119)5. フライトスケジュール 15日目
•
ISSからの分離
•
フライアラウンド(ISSを周回しながらの撮影)
•
OBSSを使用した熱防護システム(TPS)の後期点検
ISSからの分離(上はISSのPMA-2、下はスペースシャ トルのODS)(NASA TV) ISS分離後、離れて飛行するスペースシャトル(STS-123)【飛行15日目概要】
5. フライトスケジュール 16日目
•
帰還に備えた飛行制御システムの点検
•
船内の片付け
•
軌道離脱準備
•
広報イベント
(スペースシャトルのクルー全員参加)
•
若田宇宙飛行士のリカンベントシートの設置
•
Kuバンドアンテナ収納
【飛行16日目概要】
5. フライトスケジュール 16日目(続き)
若田宇宙飛行士のリカンベントシートの設置
リカンベントシートは、宇宙に長期間滞在したクルーが、帰還時に地上の
重力環境に移行する際に身体への急激な負荷を軽減するために、横た
わった状態で着陸できるように設計された座席です。スペースシャトルの
ミッドデッキに設置されます。
スペースシャトルのミッドデッキのモックアップ(NASAジョンソン宇宙センター(JSC)の訓練施設)
※座っているのはSTS-128ミッションクルー
5. フライトスケジュール 17日目
• 軌道離脱準備
• 軌道離脱
• 着陸
【飛行17日目概要】
スペースシャトルの着陸
(STS-123)
6. 第19/20次長期滞在期間中の主要イベント
4
4
月
月
5
5
月
月
6
6
月
月
7
7
月
月
8
8
月
月
¾4月8日にソユーズ TMA-13(17S)が ISSから分離。第18 次長期滞在クルー の帰還。 ¾5月29日にソユーズTMA-15 (19S)がISSに到着。ここから ISS滞在クルーが6人に増える。 ¾6月5日と6月10日にISSでロシア の船外活動2回を実施予定。 ¾6月19日にSTS-127がISSに到 着。ISSクルーの交代を行い、若 田宇宙飛行士はSTS-127クルー として帰還。 ¾8月中旬にSTS-128がISSに到着 予定。 ソユーズ ソユーズTMATMA--1414 ドッキングポート変更 ドッキングポート変更 (5/13)プログレス補給船(33P) ドッキング STS STS--127127 ドッキング ドッキング ソユーズ ソユーズTMATMA--1515 ドッキング ドッキング STS STS--127127 分離 分離 (7/26)プログレス補給船(34P)ドッキング STS STS--128128 ドッキング ドッキング (6/5、6/10)ISSステージ EVA2回 (5/7)プログレス補給船(32P)分離 ソユーズ ソユーズTMATMA--1313 分離 分離 (4/8)ソユーズ(17S) の分離7.JAXA関連
STS-127ミッションで船外パレットに搭載して運ぶペイロード
z 全天X線監視装置
(Monitor of All-sky X-ray
Image:MAXI)
最高感度の広視野X線カメラで宇宙を観測する実験装置です
X線は地球の大気を通り抜けることはできないため、宇宙からの観測が必要です。また 予測できない天体の変動を捉えるには絶えず全天を見張る必要があります。このため、 「きぼう」から、全天のX線天体の監視を行います。z 宇宙環境計測ミッション装
置(Space Environment
Data Acquisition
equipment-Attached
Payload:SEDA-AP)
ISSが周回する軌道の宇宙環境を計測する装置です
人工衛星の設計や宇宙での有人活動を行っていくためには、宇宙での様々な環境 データを取得することが重要です。このため、ISS周回軌道における宇宙環境(中性子、 重イオン、プラズマ、高エネルギー軽粒子、原子状酸素、ダスト)の定量的計測や材料 曝露実験、電子部品評価実験を行い、宇宙機や有人宇宙飛行の安全に役立てます。z 衛星間通信システム-曝
露系サブシステム(Inter-orbit Communication
System- Exposed
Facility
subsystem:ICS-EF:)
直径約80cmのアンテナで、JAXAのデータ中継技術衛星「こだま」
(Data Relay Test Satellite: DRTS)を経由して筑波宇宙センター
(TKSC)との間でデータ、画像および音声などの双方向通信を行う日本
独自のシステムです
送受信用アンテナおよびその駆動装置、周波数変換器、高出力電力増幅器などの高 周波機器、各種センサ(地球センサ、太陽センサ、慣性基準装置)で構成されています。
STS-127ミッションで打ち上げる実験用品
z Microbe-I
(「きぼう」における微生物採集-I)
zBiological Rhythms
(軌道上における簡易型生体機能モ
ニター装置による医学データ取得)
の 補給用消耗品
ワイプや粘着シートを用いて、「きぼう」船内の表面を拭い地上
へ回収します。地上において、ワイプに付着している微生物の
分子生物学的解析を行います。
今回は、宇宙環境で実験しやすいように、表面を保湿する工夫
が施されたワイプを打ち上げます。
写真:微生物サンプリングキット7.JAXA関連(続き)
デジタルホルター心電計を使用したISS搭乗飛行士の医学データ
取得に必要な補給用消耗品を打ち上げます。打ち上げる消耗品は、
電極、心電データ記録用MMCカード、バッテリー、心電計固定バン
ド(使い捨て型)などです。
心電計に接続する電極STS-127ミッションで回収されるJAXA宇宙実験の成果(1/2)
7.JAXA関連(続き)
z 宇宙医学実験
※1の医学データ
z Dome Gene実験
※2の実験サンプ
ル
z 文化・人文社会科
学利用パイロット
ミッションの撮影
映像
実験で使用したデジタルホルター心電計(左)と HDTVカメラ(右) DomeGene実験で培養された腎臓細胞 (左:微小重力環境、右:人工重力環境) 飛天プロジェクトを行う 若田宇宙飛行士 LEDが点灯し回転 し て い る ス パ イ ラ ルトップ 逢坂卓郎/JAXA(実施) 石黒節子/JAXA(実施) ※1…「軌道上における簡易型生体機能モニター装置の検証」 (代表研究者: 向井千秋 JAXA宇宙医学生物学研究室室長) ・Space Clothes※3: ※2…「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節 」 ※3…「微小重力の身体と衣服設計に関する基礎実験 ―宇宙でのファッショナブルライフ―」 (代表研究者: 宮永美知代 東京芸術大学助教) ※4…「飛天プロジェクト」 (代表研究者: 石黒節子 お茶の水女子大学名誉教授) 宇宙に適応(進化)した未来の身体を美術解剖学的な視点から想像し、 未来のファッションを提案することを目的に行われます。 ・Hiten※4:仏教絵画で描かれる「飛天」をヒントに、無重力ならではの浮遊環境を生かして、 「飛天」の姿・形をイメージした動きや姿勢を舞踊で表現し、作品化を通じて、地球上の平 和を願うメッセージを伝えます。・Spiral Top※5:「光」をモチーフにしたライトアートの試みです。LEDが点灯する独楽のよう
な回転体を動かすことにより、3次元的な螺旋運動を光で造形化し、今までに見たことのな い新たな表現世界を創り出します。 ⓒJAXA/東京大学 ⓒJAXA/東京大学 若田宇宙飛行士がISS滞在中に、デジタルホルター心電計を用いて24時間連続で心電 データを記録するとともに、HDTVカメラで電極装着部位の皮膚の状態を撮影しました。 心電計で取得されたデータが記録されたMMCカードと、HDTVカメラで撮影した映像を収 めたテープを地上に回収します。 アフリカツメガエルの細胞を使って、からだを形つくる組織形成や遺伝子の働きについて、 人工重力のある環境と微小重力環境で比較する実験です。 実験は、「きぼう」の細胞培養装置およびクリーンベンチを使用して行なわれました。 このうち、人工重力下(1G)の実験サンプルを地上に回収します。 下記の3つのテーマで撮影された映像を収めたテープを地上に回収します。
STS-127ミッションで回収されるJAXA宇宙実験の成果(2/2)
7.JAXA関連(続き)
z 有償利用に関す
るサンプル、映像
等
z おもしろ宇宙実験
(Try Zero-G)に
関する映像等
z ICE供試体
若田飛行士がISS滞在中に実施したおもしろ宇宙実験(Try Zero-G)を撮影した映像を収めたテープを地上に
回収します。
ICE供試体 【1回目】・ラジオ体操、・バック転、・リフティング、・腕立て伏せ、 ・側転、・クロール、・スピン(回転) 【2回目】・衣類をたたむ、・魔法のじゅうたん、・水鉄砲、・目薬第1回の有償利用テーマとして選定された下記の2テーマの実施成果を回収します。
平成21年3月に終了した「氷結晶成長におけるパターン形成」(氷結晶成長実験)
(代表研究者: 北海道大学低温科学研究所 古川義純教授)に使用した供試体につ
いて、温度を制御する機器の不調の原因を解析するために、回収します。
・JEM E-3 Camera Mission:撮影写真を記録した媒体とHDTVカメラで撮影した映像を収めたテープ ・Cosmo Flower 2008 Mission:花の種。HDTVカメラで撮影した映像を収めたテープ。