曝露機器輸送用キャリア( ICC-VLD )の ISS への取付け
① 前日( FD5 )に ICC-VLD をスペースシャトルのロボット アーム(SRMS)でペイロードベイ(貨物室)から取り出 して、 SRMS で把持した状態で一晩保持しておきます。
② ISS のロボットアーム( SSRMS) に受け渡します。
③ SSRMS で ISS トラス上のモービル・ベース・システム
(Mobile Base System: MBS)のペイロード/軌道上交 換ユニット把持装置( Payload and Orbit Replaceable Unit Accommodation: POA)
※に仮設置します。
ICC-VLDに搭載して運んできたISSの曝露機器の予備品は、船外活動クルーによって船外保管プラットフォー ム3(ESP-3)に移送・保管されます。移送作業を効率よく行うために、ICC-VLDはISSに仮設置されます。
※MBSとPOAについては次ページを参照 MBS(STS-123)
5. フライトスケジュール 6 日目(続き)
【参考】(モービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)およびペイロード/ORU 取付け場所(Payload and Orbit Replaceable Unit Accommodation: POA))
モービル・ベース・システム(MBS)は、ISSのトラス上を移動して機材を輸送するロボットアームシステム(Mobile Servicing System: MSS)の構成要素です。
MSSはISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)、モービルトランスポータ(台車:MT)、MBSから構成されており、MBSは MTに結合されています。 MBSにはISSのロボットアームの把持部となる電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture:
PDGF)と呼ばれる装置が4個搭載されています。SSRMSがPDGFを把持することにより、ISSからの電力をSSRMSに供給したり、電気信号や映像を中継するこ とができるようになります。
ペイロード/軌道上交換ユニット把持装置(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation: POA)はMBSに搭載されている機構です。POAの先端は ISSのロボットアーム(SSRMS)の先端と同様の把持機構で、大型のペイロードやORUを固定して電力やデータを供給することができます。
トラス上を移動
ペイロード/
ORU取付け場 所(POA)
モービル・ベー ス・システム
(MBS)
モービルトラン スポータ(台車:
MT)
電力・通信インタ フェース付グラプ ル・フィクスチャ
(PDGF)
5. フライトスケジュール 6 日目(続き)
第 2 回船外活動( EVA#2 )
¾ 曝露機器輸送キャリア( ICC-VLD )に搭載 して運んできた軌道上交換ユニット( ORU ) 3 台の移送作業
ICC-VLDで運んできた、リニア駆動ユニット(LDU)、ポンプモジュール
(PM)、およびKuバンドアンテナ(SGANT)の予備品を、船外保管プ ラットフォーム3(ESP-3)に移送・保管します。※ORUの詳細はP67を 参照ください
船外活動クルーは、ISSのロボットアーム(SSRMS)の先端にフットリ ストレイントを取り付け、そしてORUを持ち抱えてSSRMSに乗った状 態で、ICC-VLDからESP-3までORUをひとつずつ移動させます。
◆ 担当 :デイヴィッド・ウルフ
トーマス・マーシュバーン
◆ 実施内容 :
ORUの移送は、ORUがどこに も接触しないように十分なクリ アランスを保ち、細心の注意を 払って行なわれます。
左:ISSの窒素タンク(NTA)を 移送する船外活動クルー
(STS-126)
ICC-VLD
ESP-3
SSRMS 船外活動クルーはSSRMSに取り付けたフットリスト レイントに足を固定して、ORUを両手で持ち抱えた状 態でESP-3まで移動します
5. フライトスケジュール 6 日目(続き)
¾ 船外実験プラットフォームへの前方側の視覚装置( VE )の取り付け
第 2 回船外活動( EVA#2 )(続き)
【参考】船内実験室外壁の視覚装置