低損傷度コンクリートの DeCAT 法による定量的損傷度評価の考察 熊本大学
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(2) V‑028. 土木学会西部支部研究発表会 (2014.3). 28 日で行い,同時に AE 計測実験も行った.. むにつれて微小ひび割れの蓄積が推測される.ただし, E 0 / E * の値が相対損傷度として数値的に 1.0 以上であ. 表-1 供試体の配合 最大寸法 水セメント比 細骨材率 (mm) W/C (%) s/a (%) 普通供試体 20 55 44 天草供試体 20 55 44 FA供試体 20 55 44. 3. AE減水剤 空気量 スランプ値 単位量 (kg/m ) W C FA S G (g) (%) (cm) 174 317 - 758 1106 317 2 4 174 317 - 758 886 317 1.9 6 174 254 63 758 1106 317 0.9 10. るため,損傷はしていないと評価できる. 表-2 各供試体の試験結果 供試体 材齡(日) 重量(g) f'c(MPa) E0 (GPa) 7 3872.6 30.5 29.4 普通 14 3825.6 32.1 31.7 28 3805.2 34.5 34.4 7 3380.3 25.5 20.6 天草 14 3445.9 28.0 25.8 28 3410.1 32.1 23.7 7 3748.1 22.5 44.5 FA 14 3771.2 27.3 36.4 28 3758.3 32.0 30.1. 4. 実験結果と評価 4.1 長さ変化および重量変化結果 各供試体の長さ変化率および質量変化率をそれぞれ 図-2 および図-3 に示す. FA 供試体はセメントの一部をフライアッシュに置換. Ec(GPa) 12.2 14.3 14.3 7.45 10.0 10.6 9.35 10.9 12.9. E* (GPa) 21.1 24.7 24.7 12.9 17.3 18.4 16.2 18.9 22.3. したため,セメントと反応しなかった水分が原因とな. 普通7日. 普通28日. 天草7日. り乾燥収縮がより進行したと考えられる.. 天草14日. 天草28日. FA14日. FA28日. 普通14日. FA7日. 天草供試体の長さ変化率が大きい理由として天草骨. E0 /E* 1.39 1.28 1.40 1.58 1.49 1.29 2.75 1.93 1.35. 3.00. 材の吸水率が高く,モルタル部分の収縮の拘束が弱く 2.50. なったと考えられる.また重量変化率が大きいのは骨 2.00. 材の吸水率が非常に高いため,骨材内部に多くの水分 E0/E*. を保持していたためであると推測できる.. 1.50. 500. 1.00. 450. 普通. 400. 天草. 0.50. 長さ変化率(×μ). 350 FA. 300. 0.00. 250. 20.0. 25.0. 30.0. 35.0. 40.0. 200. f'c(MPa). 150. 図-4 各供試体の損傷度評価. 100 50. 5. 結論. 0 7. 14. 21. 28. 35. 42. 49. 56. 63. 70. 77. 84. 91. 材齢(日). 本研究より以下のようなことが明らかになった.. 図-2 各供試体の長さ変化率. (1)長さ変化率および重量変化率より,天草供試体,FA 供試体は普通供試体より乾燥収縮が進行した.. 0. (2)AE レートプロセス解析より,全供試体の材齢 28 日. 普通. 重量変化率(%). -0.5. 天草. 時点において,乾燥収縮により供試体の微小ひび割れ. FA. の蓄積が推測されたが, E 0 / E * の相対損傷度が 1.0 以. -1. 上であったため,損傷に至っていない評価となった. 6. 参考文献. -1.5. 1) 土木学会コンクリート委員会:垂井高架橋の損傷に -2. 7. 14. 21. 28. 35. 42. 49. 56. 63. 70. 77. 84. 関する調査特別委員会最終報告書,土木学会,. 91. 材齢(日). 2008.3. 図-3 各供試体の重量変化率. 2) 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建築物の収縮ひ. 4.2 圧縮強度試験結果. び割れ制御設計・施工指針(案)・同解説,2006.2. 表-2 に各供試体の重量,圧縮強度(f’c),初期弾性係. 3) 鈴木哲也,池田幸史,米野現樹,大津政康:データ. 数 E0 および DeCAT で評価した弾性係数 E を示す.図. ベース構築に基づく AE レートプロセス解析による. -4 より全供試体において,材齢が経つにつれ f’c は増加. コンクリートの定量的損傷度評価,コンクリート工. しているが, E 0 / E * は低下していることから収縮が進. 学年次論文集,Vol.26,No.1,pp.1791-1796,2004.. *. ‑692‑.
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