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Prognostic significance of the polymorphisms in thymidylate synthase and methylenetetrahydrofolate reductase gene in lung cancer

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Academic year: 2021

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Prognostic significance of the polymorphisms in thymidylate synthase and

methylenetetrahydrofolate reductase gene in lung cancer

著者 Takehara Akira

著者別名 竹原, 朗

journal or

publication title

博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査 結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

volume 平成18年7月

page range 18‑18

year 2006‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/14701

(2)

学位授与番号 学位授与年月曰 氏名 学位論文題目

甲第1729号

平成17年12月31曰 竹原朗

PrognosticSignificanceofthePolymorphismsinThymidylateSynthaseandMethylenetetr

ahydrofblateReductaseGeneinLungCancer

(原発性肺癌におけるTS遺伝子多型とMTHFR遺伝子多型の予後的意義)

論文審査委員主査 副査

教授 教授

尾子中金源 二一成眞周利

内容の要旨及び審査の結果の要旨

TS(thyndylatesynthase)とMTHFR(methylenetetrahydrofblatereductase)は増殖の盛ん な細胞の葉酸代謝において重要な役割を果たしている。TS遺伝子には、5,側非翻訳領域に28bp配列 の繰り返し数による遺伝的多型性(variablenumberoftandemrepeat:VNTR)があり、これらは主 に2回・3回繰り返し(2R、3R)である。また3Rアレル内にG→CのSNPがあり、TSVNmと SNPの遺伝的多型性はTSの発現に関与する。一方、MTHFR遺伝子にはC677TのSNPがあり、

このSNPの存在が酵素活性に関与することが分かっている。非小細胞肺癌細胞内ではTSとMTHFR が葉酸代謝において相互に関係しながら細胞増殖や薬済I感受`性に関与している可能性がある。そこで 本研究ではこれらの遺伝的多型アレルを同定し、各アレルと臨床病理学的因子との関係を検討した。

外科的に切除された294名の非小細胞肺癌患者の腫瘍組織よりDNAを抽出しPCR法と PCRRFLP法を用いて各遺伝子のアレルを判定した。その結果、TSVNIRアレルの組み合わせは 2R/2R、2R/3R、3R/3Rで各々7%、25%、68%、TSSNPアレルの組み合わせは2R/2R、2R/3G,2R/30 3G/3G,3G/303C/3Cで各々7%、14%、12%、17%、30%、20%、MTHFRアレルの組み合わせ はC/C、C/T、T/rで各々52%、39%、9%であった。TSVN7InTSSNP、MTHFRの各アレルと年 齢、性別、組織型や病理病期などの臨床病理学的因子との間には有意な関連はなかった。次にTS VNTRとSNPのアレルを機能的観点から高発現型の3GアレルをH、それ以外をLとし、全体を H/H(3G/3G)、H/L(2R/3G,3G/3C)、LL(2R/2R、2R/3C、3C/3C)に分類したのち、H/H、H/L をH群、LLをL群と定義した。さらにMTHFRをc群(c/c)とT群(C/r、T/T)の2群に分け て予後を比較したところ、TSやMTHER単独では予後との間に有意な相関は見られなかった。しか し、病理病期1期患者を対象としてTSとMTHFRを同時に検討したところ、MTHFR-C群において TSのL群はH群に比べて予後良好の傾向があり(p=0.08)、IB期の患者では両者間に有意差を認め た(p=0.03)。一方、MTHFRT群においてはTSのH群がL群に比べて予後良好であった(p=0.05)。

以上の結果から、TSとMTHFRの遺伝子型は非小細胞肺癌の予後因子となりうることが示唆され た。非小細胞肺癌ではMTHFRとTS遺伝子との間に相互関係があることから、予後との関連を調べ

る際には今後この両者を合わせた臨床研究が必要と考えられた。

本研究は、葉酸代謝関連酵素のTSとMTHFRの遺伝子型が非小細胞肺癌の予後因子となりうるこ とを初めて示したものであり、学位に値すると判断された。

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