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実験に用いる舗装は以下の表

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Academic year: 2022

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(1)透気試験による排水性舗装の排水性能評価に関する検討 新潟大学工学部 学生会員 ○小嶋. 1. はじめに. 匠. 新潟大学工学部. 正会員. 大川 秀雄. 福田道路(株)技術研究所. 正会員. 今井 寿男. 新潟大学工学部. 正会員. 神立 秀明. の影響は考慮しない。実験に用いる舗装は以下の表. 排水性舗装はかつて駐車場や歩道、公園の街路な. に示す。. どのそれほど大きな荷重が作用しない場所に限って. 表. 実験に用いた舗装. 適用されていた。しかし、その後の研究や開発によ. 粗骨材 の粒度. 空隙率 (%). 舗装厚 (cm). ってバインダの品質が向上し、車道用としても排水. 13~5. 透水係数. 4.0. 13~5. 25. 4.0. 性舗装が適用されるようになり現在ではかなり普及. 13~5. 20. 4.0. 13~5. 25. 4.0. 13~5. 20. 2.5. 13~5. 20. 4.0. 13~5. 20. 7.0. 13~5. 20. 4.0. ある。このような状況のなかで、その排水性能を正. 10~5. 透水係数. 4.0. 13~5. 20. 7.0. 確にかつ簡便に評価する方法が求められてきている。. 10~5. 20. 4.0. 13~5. 20. 7.0. 排水性能を表す最も基本的な量は透水係数である。. 8~5. 透水係数. 4.0. 13~5. 20. 10.0. 8~5. 20. 4.0. 13~5. 20. 10.0. してきており、今後もますます拡大していく傾向に. その透水係数を測定するものとして現場透水試験が. 粗骨材 の粒度. 空隙率 (%). 舗装厚 (cm). 5~2.5. 透水係数. 4.0. 13~8. 20. 4.0. あるが、これは大量の水を必要とするため、水場か. 5~2.5. 20. 4.0. 13~8. 20. 4.0. ら遠い場所での測定やたくさんの測定を行うときに. 13~5. 15. 4.0. 13~8. 15. 4.0. 不便である。そこで現場透水試験を行う代わりに、. 13~5. 17. 4.0. 13~8. 15. 4.0. 13~5. 20. 4.0. 10~5. 25. 3.0. 13~5. 23. 4.0. 10~5. 20. 3.0. 空気による透気試験を行うことで、排水性舗装の透 水係数を求めるための検討を行ったので報告する。. 13~5. 20. 5.0. 8~5. 25. 3.0. 2. 実験概要. 13~8. 17. 4.0. 8~5. 20. 3.0. 2.1. 10~5. 20. 4.0. 実験装置. これらの舗装について空気の通る時間を計り、そ. 実験装置は空気シリンダーと鉄盤を用いる。空気. の時間と厚さ等から透気係数を求める。またこれら. シリンダーは内部が蛇腹になっており、側面には縦 幅 30cm となるようにテープが貼ってある。鉄盤は. の透水係数を求めておきその値と透気係数を比較し. 40cm 四方で、ホース内部結合部から舗装面に向かっ. その有用性を知るものとする。実験は各舗装体につ. てラッパ状に広がっており、半径は 7.45cm である。 2.2. 実験方法. 実験は、舗装面に盤を置きそこに空気シリンダー をホースでつなぎ、空気シリンダーのテープの間を 通過する時間をストップウォッチで計る。またこの 時、鉄製の盤と舗装面の間に空気漏れが生じるため 舗装面との間にシリコンゴムパットを敷き、鉄盤に は 22.6kg×4=90.4kg の荷重をかける。この実験に おいて、実験装置内の空気圧は蛇腹が上にある状態 と下にある状態で差があるがその差は小さいのでそ キーワード 連絡先. いて 10 回試験を行いその平均を測定値とする。 3. 透気係数の算定 実験装置内の空気圧は蛇腹が上にある時で 0.0063kgf/cm2、下にある時で 0.0047 kgf/cm2 であるか ら、その差は小さい。そこでこの実験ではほぼ一定圧 で空気圧が働いていると考え、試験中の空気の流速は 一定と仮定する。またこの透気係数k*は透気速度u* によらず一定と仮定する。 鉄盤の中心を原点とする極座標(r,θ)をとり、 穴の半径をa(=7.45cm)、40 cm 四方の鉄盤と面積が. 排水性舗装・透気試験・性能評価・透水係数. 〒950-2102 新潟県新潟市五十嵐 2 の町 8050 番地. TEL025-262-6793.

(2) 等しい円の半径をb(=22.57cm)とする。r=aでの舗. もよいといえる。. 装内の流速をu0*として、連続方程式は空気の圧縮性 0.07. を無視して. au r. よって、u*=k*iより運動方程式は. dh u* 1 1 au * a a − =i * = = ⋅ 0 , − h = ⋅ ln ⋅ u 0* dr k* k r k b k. 透気係数(cm/s). u * (r ) =. 0.06. * 0. 0.05 0.04 0.03 0.02 0.01 0.00 0.00. また、. 0.40. 0.60. 0.80. 1.00. 1.20. 1.40. 1.60. 透水係数(cm/s). p ρg i= ∆r ∆. 図1 透気係数-透水係数のグラ フ. しかし、図1の直線は透水係数を 0 にしても透気. から. −. 0.20. 係数は原点を通らない。原因としては、舗装と装置. p a a = ⋅ ln ⋅ u 0* ρg k b. の間にわずかな隙間があり空気の漏れが生じている. …①. と考えられる。また、各プロットが少なからずばら. 一方、舗装厚D、蛇腹の半径S、測定時間 t とおく。. ついている原因の一つとして透水試験と透気試験で. 舗装内を流れる空気量 Q は. 測定位置が違うことが挙げられる。それは、舗装の. Q = 2πa × D × u 0* × t. 空隙率が一定ではないため、透水係数と透気係数の. となり、これが空気シリンダーから排出される空気. らである。図 2 に粒度 13-5 空隙率 20% 舗装厚 5cm. 量と等しいから. 寸法 150cm×100cm での測定位置による透気係数の. S 2 × 30 2aDt. これを①式に代入しk*について解くと. k* =. 1 ρgS 2 × 30 b ⋅ ⋅ ln Dt 2p a. ここで 20℃、1 気圧のときのρ=1.205(kg/m3)、シリ ンダー内の平均空気圧p=0.0055(kgf/cm2)、蛇腹の半 径S=14.25(cm)を用いて計算すると. k* =. 0.74 Dt. ばらつきを示す。 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% 0.0 32 ~ 0.0 34 0.0 34 ~ 0.0 36 0.0 36 ~ 0.0 38 0.0 38 ~ 0.0 40 0.0 40 ~ 0.0 42 0.0 42 ~ 0.0 44 0.0 44 ~ 0.0 46 0.0 46 ~ 0.0 48 0.0 48 ~ 0.0 50. ∴ u 0* =. 一定の範囲の占める割合. 2πaDu 0*t = πS 2 × 30. 測定位置に違いがあると結果的に差が出てしまうか. (cm/s). これに各々、舗装厚と測定時間を代入して透気係数を 求める。 4. 実験結果と考察. 透気係数(cm/s) 図2 透気係数のばらつき. 5. まとめと今後の展望 今回の実験から、透水試験の代わりに透気試験を. この実験で、各舗装で測定した値から透気係数を. 行うことでも排水性能評価ができた。しかし、今回. 求めその値と舗装の透水係数をプロットしたものを. の実験から舗装内部の水分や測定時の気温によって. 図 1 に示す。. 値が変化し、また測定する場所によっても値に違い. 図1から透水係数と透気係数には比例関係が見ら. があることが分かった。今後はそれらについての検. れる。ちなみに相関係数は 0.919 である。そのこと. 討も行っていきたい。. から、今回の実験により排水性舗装の性能を評価す. 【参考文献】大川,今井:透気試験による排水性舗装の透水係数評価. るときに透水試験を行う代わりに透気試験を行って. の検討,土木学会第 57 回年次学術講演会,第Ⅴ部門,p127〜128.

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