エアメータを用いたコンクリートの単位水量推定法の現場適応性試験
2
0
0
全文
(2) V‑720. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). は生じない。すなわち,理論上は注水法でも無注水法でも誤差は発生しない。このことを確認するために, 室内試験を実施した。試験では様々な配合のコンクリートを練混ぜ,これをエアメータに採取し,①無注水 で試料質量,空気量を測定する,②空気圧をいったん解放し,同一試料に対して注水し,注水量と空気量を 測定する,こととし,無注水法による推定単位水量と注水法による推定単位水量を比較した。 注水法と無注水法の推定単位水量を比較した結果を図−1に示すが,双方の推定値は非常によく一致した。 このことから測定が容易な無注水法でも注水法とほぼ同程 無注水法による推定単位水量 (kg/m 3 ). 度の推定精度が得られると考えられる。 4.現場適応試験 2カ所の生コン打設現場において生コン車1台ごとに単 位水量推定試験を実施した。現場Aでは 3.室内試験の方法 と同様に無注水法と注水法の測定を実施した。現場Bでは 無注水法による測定を生コン車1台あたり2回づつ実施し た。質量測定には携帯性に優れた乾電池式の電子秤(測定 感度 5g)を使用した。 現場Aの試験結果を図−2に示す。配合表上の生コンの. 200. 180. 160. 140 y = 0.9948x - 1.6406 2 R = 0.9726 120. 単位水量は 153kg/m3 であるが,エアメータ法の結果はそれ. 120. よりも 15kg/m3 程度高い値を示した。この現場では乾燥炉 法. 1). 140. 160. 注水法による推定単位水量 (kg/m ). 図−1 注水法と無注水法の比較. メータ法と同程度であった。無注水法と注水法の結果を比 較すると2台目の値が 10kg/m 程度ずれているが, 3. ついては無注水法での測定時に空気漏れが生じた. 190. 可能性が考えられる。 14 台目の生コン車からは試料を大量に採取し,5 台のエアメータを用いて 10 回の測定を実施した。 測定値のバラツキの標準偏差は無注水法で. 単位水量(kg/m3). 200. 4.0kg/m ,注水法で 3.6kg/m であった。 3. 配合上の単位水量 エアメータ無注水法 エアメータ注水法 乾燥炉法. 180 170 160 150. 3. 140. 現場Bの試験結果を図−3に示す。この現場で. 0. は単位水量は配合上の値と同程度かやや低い値を. 3. 6. 9. 12. 15. 台数 図−2 現場Aの測定結果. 示した。生コン車1台あたり2回ずつ試料を採取 して測定したが,推定単位水量のずれは最大で. 180. 8.1kg/m ,平均で 2.8kg/m であった。 3. 170. 5.まとめ ・エアメータを用いた単位水量推定法について, 現場への対応が可能な簡易な方法を提案した。 ・実際のコンクリート打設現場において,エアメ ータ法による単位水量測定試験を実施し,その有. 単位水量 (kg/m3). 3. 200 3. による単位水量推定も実施しており,この結果もエア. その他は概ね同程度の値を示した。2台目の値に. 180. 効性を確認した。. 160 150 140. 配合表上の単位水量 無注水法①. 130. 無注水法②. 120. 参考文献 1)片平博:コンクリート工事と品質検査/4.品質 管理技術/フレッシュコンクリートの単位水量, コンクリート工学 Vol.39,No.5,pp.64-67, 2001.5. ‑1440‑. 0. 3. 6. 9. 12 台数. 15. 図−3 現場Bの測定結果. 18. 21.
(3)
関連したドキュメント
一般的に鋼構造物をひずみゲージで計測を行う場合には,ケレン 等の事前の作業,計測後の塗膜の復旧などが必要で,作業時間が増
測量士補試験 重要事項 水準測量 「水準測量の方法と使用機器」 (Ver3.2) ● 渡海(河)水準測量
【考】 ・ 異種の 2 量の割合としてとらえ られる数量について,単位量当たりの大きさ で比べることの有用性をとらえ,用いること ができる。. 【技】 ・
平坦性 3m プロフィルメータによる測定 3m 直線定規による方法 わだち掘れ量 路面性状測定車による測定
定数 a は試験開始直後 (1 秒時 , データの外挿により求 める)の吸水速度であり,測定データを整理することで
食酢中の酸の定量 ( 中和滴定 ) 水道水の硬度測定 ( キレート滴定法 ) 海水中の塩化物イオンの定量 ( 沈殿滴定法 ) 硫酸銅中の銅の定量 (
(3) 揚水・注水量の妥当性の検証の結果 1) 計算条件 数値解析は、3 次元浸透流プログラム(unsaf-3D)を用いて行った。
概要 量子状態の推定や、 量子状態をプローブとして用いた計測には、