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Enterprise Cloudサービス機能説明書(日本ローカルサービス)

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1

Enterprise Cloud

サービス機能説明書

【日本ローカルサービス】 NTT コミュニケーションズ株式会社

Ver.2.45

(2016/8/1 版)

(2)

2

【本書の目的・ご利用にあたって】

本書は、Enterpise Cloud サービスのメニューやそれぞれの機能を解説するための資料です。ご契約者さま限りの文 章となりますので、取扱いにはご注意ください。本冊子は日本ローカルサービスについて記載しています。サービス利 用にかかわる共通条件等は「グローバル共通サービス編」を参照ください。 内容に不明な点がありましたら、弊社営業担当者もしくはサポート窓口までご連絡ください。サポート窓口の連絡先 は、本書内に記載しています。 なお、カスタマーポータルの利用方法の詳細については「Enterprise Cloud ご利用ガイド」をあわせてご利用ください。 サービスの機能追加・変更などに伴い、本書の記載内容とは異なっている場合があります。本書の最新版や、ご利用ガ イドは下記のホームページよりダウンロードできます。  ご契約者さま向け限定情報 ご利用の際は、開通時、もしくは別途ご連絡している ID/パスワードを利用してアクセスをお願いします。 http://www.ntt.com/business/services/cloud/iaas/enterprise-cloud/support.html  一般公開情報(Knowledge Center) https://ecl.ntt.com/

(3)

3 【 目次 】 【本書の目的・ご利用にあたって】 ... 2 8 日本データセンターのみで利用可能なメニュー ... 6 8.1 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年 11 月-2016 年 3 月の間にご利用開始の場合)... 6 8.1.1 利用できる機能・サービス ... 7 8.1.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 8 8.1.3 制約事項 ... 17 8.1.4 提供データセンター ... 19 8.1.5 本サービスの運用保守... 20 8.1.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 20 8.2 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2016 年 2 月以降にご利用開始の場合) ... 22 8.2.1 利用できる機能・サービス ... 23 8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 24 8.2.3 制約事項 ... 48 8.2.4 提供データセンター ... 50 8.2.5 本サービスの運用保守... 51 8.2.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 51 8.3 DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年 2 月以降にご利用開始の場合) ... 53 8.3.1 利用できる機能・サービス ... 54 8.3.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 55 8.3.3 制約事項 ... 77 8.3.4 提供データセンター ... 79 8.3.5 本サービスの運用保守... 80 8.3.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 80

8.4 AP Server ライセンス:WebLogic SE(2015 年 11 月以降にご利用開始の場合) ... 82

8.4.1 利用できる機能・サービス ... 83 8.4.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 84 8.4.3 制約事項 ... 92 8.4.4 提供データセンター ... 94 8.4.5 本サービスの運用保守... 95 8.4.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 95 8.5 MS SQL SE for Cluster(2015 年 11 月以降にご利用開始の場合) ... 97 8.5.1 概要 ... 97

(4)

4 8.5.2 提供機能について ... 97 8.5.3 利用・設計における注意点について ... 98 8.5.4 本サービスの保守運用について ... 123 8.5.5 制約事項 ... 123 8.6 ブロックストレージ Premium++(2015 年 11 月以降にご利用開始の場合) ... 126 8.6.1 利用できる機能 ... 126 8.6.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 128 8.6.3 制約事項 ... 137 8.6.4 提供データセンター ... 139 8.6.5 本サービスの運用保守... 139 8.7 ECL Power オプション ... 140 8.7.1 利用できる機能・サービス ... 140 8.7.2 各種サービスのご利用条件について ... 142 8.7.3 メニュー ... 145 8.7.4 Power コンピュートリソースの上限値および下限値 ... 148 8.7.5 提供データセンター ... 152 8.7.6 設定・変更 ... 152 8.7.7 保守・運用 ... 152 8.7.8 納期、最低利用期間 ... 154 8.7.9 リソース変更時の留意点 ... 154 8.7.10 その他 ... 155 8.8 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合) ... 168 8.8.1 概要 ... 168 8.8.2 提供機能について ... 168 8.8.3 利用・設計時の注意点について ... 169 8.8.4 本サービスの保守運用について ... 175 8.8.5 制約事項 ... 176 8.9 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合) ... 178 8.9.1 概要 ... 178 8.9.2 提供機能について ... 178 8.9.3 利用・設計時の注意点について ... 180 8.9.4 本サービスの保守運用について ... 186 8.9.5 制約事項 ... 186

(5)

5 8.10 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年 11 月-2016 年 1 月の間にご利用開始の場合) ... 189 8.10.1 利用できる機能・サービス ... 190 8.10.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 191 8.10.3 制約事項 ... 213 8.10.4 提供データセンター ... 215 8.10.5 本サービスの運用保守... 216 8.10.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 216 8.11 DB ライセンス:Oracle EE RAC(2016 年 1 月以前にご利用開始の場合) ... 217 8.11.1 利用できる機能・サービス ... 218 8.11.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項 ... 219 8.11.3 制約事項 ... 239 8.11.4 提供データセンター ... 241 8.11.5 本サービスの運用保守... 242 8.11.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL) ... 242 8.12 ブロックストレージ(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合) ... 243 8.12.1 概要 ... 243 8.12.2 提供機能について ... 244 8.12.3 利用・設計時の注意点について ... 246 8.12.4 本サービスの保守運用について ... 250 8.12.5 制約事項 ... 250 8.13 MS SQL SE for Cluster(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合) ... 252 8.13.1 概要 ... 252 8.13.2 提供機能について ... 252 8.13.3 利用・設計における注意点について ... 253 8.13.4 本サービスの保守運用について ... 265 8.13.5 制約事項 ... 266 【改版履歴】 ... 268

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6

8 日本データセンターのみで利用可能なメニュー

8.1 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年 11 月-2016 年 3 月の間にご利用開始の

場合)

DB ライセンス(Oracle SE One)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用し Oracle ® Database Standard Edition One (以下、Oracle SE One)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。2015 年 10 月以前にご利用開始の場合 は「8.8 DB ライセンス:Oracle SE One(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。2016 年 4 月以降にご 利用開始の場合はサービス機能説明書(グローバル共通サービス)編を参照ください。

※ Oracleは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の 社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

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7

8.1.1 利用できる機能・サービス

本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。

機能・サービス 概要

Oracle Database 用仮想サーバー Oracle SE One 専用のコンピュートリソースプール上に、 仮想サーバーを作成し、ご提供します。

Oracle Database ソフトウェアライセンス Oracle SE One 稼働に必要な Oracle Database Standard Edition One ライセンスをご提供します。

Oracle Database ソフトウェアサポート Oracle Database ソフトウェアに対する技術問い合わせおよ び修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support によるナ レッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能で す。

Oracle Database 用仮想サーバー 1)

 お客様指定パラメータに基づき、Oracle SE One 専用のコンピュートリソースプール(以下、SE One リソース)上 に、Oracle Databaseソフトウェアをインストールした仮想サーバー(以下、SE One仮想サーバー)を作成し、ご提 供します。

 SE One リソースは、1 つの Zone※1に配置されます。SE One リソースには、複数の Zone を設定できません。 ※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第 3 章 コンピュート機能」をご参照くださ い。

 SE One 仮想サーバーは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloud サービスの仕様に準じ ます。

 SE One仮想サーバーにインストールされるOracle Databaseは、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご 提供時点での最新 Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)※1または Critical Patch Update(CPU)※1が適用されている場合があります。

※1 Windows プラットフォームでは、Windows Bundle Patch が適用されます。

 お引渡し時は、Oracle Database パッケージインストール済みの状態です。お客様は、SE One 仮想サーバーに アクセスし、Database Configuration Assistant(DBCA)や create database コマンドでデータベースを作成する必 要があります。

 SE One 仮想サーバーへ割り当て可能なリソースは、Enterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備に よっては、上限値が制限される場合があります。

Oracle Database ソフトウェアライセンス 2)

 SE One リソースには、Oracle Corporation より弊社がライセンス許諾された Oracle Database ソフトウェアライセン ス(Oracle Database Standard Edition One)が適用済みです。新たに Oracle Database ソフトウェアライセンスを購 入する必要はありません。

(8)

8

Oracle Database ソフトウェアサポート 3)

 弊社が Oracle Corporation から提供される Oracle Database ソフトウェアのサポート範囲に限り、Oracle Database ソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。  技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。  本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。  弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードする SE One 仮想サーバーの アカウントを借用させて頂く場合があります。  お客様がご希望の場合、お客様自身が My Oracle Support にてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロー ドが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えま せん。技術問い合わせは、カスタマーポータルのチケットをご利用ください。

8.1.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項

本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。 サービスの構成要素 1) 本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。 サービス名 機能概要 コンピュートリソース※1 SE One 仮想サーバー稼働に必要な SE One リソースをご提供します。 コンピュートクラス:Guaranteed※2 ストレージクラス:Premium OS ライセンス SE One 仮想サーバーの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server

Red Hat Enterprise Linux

※1 本サービスで利用する SE One リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、SE One リソー スを作成することはできません。

(9)

9 お客様指定パラメータ 2) お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。 SE One リソース(コンピュートリソースプール) 中項目 小項目 必須 項目 備考 プール名 ○ コンピュートリソースプールにつける任意の名前。 CPU サイズ(GHz) サイズ(GHz) ○ コンピュートリソースプールの CPU リソースサイズ。 GHz 単位。 メモリーサイズ(GB) サイズ(GB) ○ コンピュートリソースプールのメモリーリソースサイズ。 GB 単位。 ディスク(GB) サイズ(GB) ○ コンピュートリソースプールのディスクリソースサイズ。 SE One 仮想サーバースペック 中項目 小項目 必須 項目 備考

vCPU 数 個数 ○ SE One 仮想サーバーの vCPU 数。

メモリーサイズ(GB) サイズ(GB) ○ SE One 仮想サーバーのメモリーサイズ。GB 単位。 ルートディスクサイズ

(GB)

サイズ(GB) ○ SE One 仮想サーバーのルートディスクサイズ。 GB 単位。Windows Server の場合 80GB、Red Hat Enterprise Linux の場合 45GB で固定。 データディスク1サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 1 のサイズ。GB 単位。 データディスク2サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 2 のサイズ。GB 単位。 データディスク3サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 3 のサイズ。GB 単位。 データディスク4サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 4 のサイズ。GB 単位。 データディスク5サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 5 のサイズ。GB 単位。 データディスク6サイズ (GB) サイズ(GB) データディスク 6 のサイズ。GB 単位。

(10)

10 SE One 仮想サーバーネットワーク接続 中項目 小項目 必須 項目 備考 サーバーセグメント 1 への接続 vNIC1 IP アドレス ○ サーバーセグメント 1 接続用 vNIC1 の IP アドレス。 サーバーセグメント 2 への接続 vNIC2 IP アドレス サーバーセグメント 2 接続用 vNIC2 の IP アドレス。 サーバーセグメント 3 への接続 vNIC3 IP アドレス サーバーセグメント 3 接続用 vNIC3 の IP アドレス。 サーバーセグメント 4 への接続 vNIC4 IP アドレス サーバーセグメント 4 接続用 vNIC4 の IP アドレス。 サーバーセグメント 5 への接続 vNIC5 IP アドレス サーバーセグメント 5 接続用 vNIC5 の IP アドレス。 サーバーセグメント 6 への接続 vNIC6 IP アドレス サーバーセグメント 6 接続用 vNIC6 の IP アドレス。 サーバーセグメント 7 への接続 vNIC7 IP アドレス サーバーセグメント 7 接続用 vNIC7 の IP アドレス。 サーバーセグメント 8 への接続 vNIC8 IP アドレス サーバーセグメント 8 接続用 vNIC8 の IP アドレス。

SE One 仮想サーバーOS(Red Hat Enterprise Linux の場合)

項目 必須

項目 備考

OS 名 ○ SE One 仮想サーバーの OS。

Red Hat Enterprise Linux で固定。

バージョン ○ SE One 仮想サーバーの OS のバージョン。

キーボードレイアウト ○ SE One 仮想サーバーのキーボードレイアウト。

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11

SE One 仮想サーバーOS(Microsoft Windows Server の場合)

項目 必須

項目 備考

OS 名 ○ SE One 仮想サーバーの OS。

Microsoft Windows Server で固定。

バージョン ○ SE One 仮想サーバーの OS のバージョン。 エディション ○ SE One 仮想サーバーの OS のエディション。 言語 ○ SE One 仮想サーバーの言語。 タイムゾーン ○ SE One 仮想サーバーの OS のタイムゾーン。 Oracle Database 項目 必須 項目 備考

Oracle Database エディション ○ インストールする Oracle Database のエディション。 Oracle Database メジャー・リリース番号 ○ インストールする Oracle Database のメジャー・リリース

番号。

Oracle Database メンテナンス・リリース番号 ○ インストールする Oracle Database のメンテナンス・リリ ース番号。 Oracle ソフトウェア設定 3) お客様指定パラメータ以外の Oracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定 の設定は、変更できません。 データベース・ソフトウェア名、バージョン 項目 内容

データベース・ソフトウェア Oracle Database Standard Edition One

バージョン 11.2.0.4.X※1, 12.1.0.1.X※1

※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。

SE One 仮想サーバーOS OS 名およびバージョン

Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版)※1 Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版)

Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版)

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12

Oracle Database ソフトウェア所有者アカウント <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

oracle Administrators, ora_dba, Users Oracle インストール・ユーザー

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント 所属グループ 備考 oracle oinstall(プライマリグループ), dba Oracle インストール・ユーザー <Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント 所属グループ 備考 oracle Administrators, ora_dba, ORA_ASMDBA, ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, ORA_OraDB12Home1_SYSDG, ORA_OraDB12Home1_SYSKM, Users Oracle インストール・ユーザー

oraclehome ORA_INSTALL, ORA_OraDB12Home1_DBA, Users

Oracle ホーム・ユーザー

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database ソフトウェア

所有者アカウント 所属グループ 備考

oracle oinstall(プライマリグループ), dba, oper, backupdba, dgdba, kmdba

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13

Oracle ソフトウェア名・ソフトウェア格納場所 <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考 Oracle Database

(Oracle ベース)

C:\app\oracle\ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

C:\app\oracle\product\11.2.0\dbhome_1

Oracle Grid Infrastructure C:\OracleProduct\grid\ インストーラを格納。 Oracle Database Client (64bit) C:\OracleProduct\client\ インストーラを格納。 Oracle Database Gateways C:\OracleProduct\gateways\ インストーラを格納。 Oracle Database Examples C:\OracleProduct\examples\ インストーラを格納。

Red Hat Enterprise Linux

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考 Oracle Database

(Oracle ベース)

/u01/app/oracle/ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_ 1

Oracle Grid Infrastructure /oracle_product/grid/ インストーラを格納。 Oracle Database Client (64bit) /oracle_product/client/ インストーラを格納。 Oracle Database Gateways /oracle_product/gateways/ インストーラを格納。 Oracle Database Examples /oracle_product/examples/ インストーラを格納。

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14

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考 Oracle Database

(Oracle ベース)

C:\app\oraclehome\ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

C:\app\oraclehome\product\12.1.0\dbho me_1

Oracle Grid Infrastructure C:\OracleProduct\grid\ インストーラを格納。 Oracle Database Client (64bit) C:\OracleProduct\client\ インストーラを格納。 Oracle Database Client (32bit) C:\OracleProduct\client32\ インストーラを格納。 Oracle Database Gateways C:\OracleProduct\gateways\ インストーラを格納。 Oracle Database Examples C:\OracleProduct\examples\ インストーラを格納。 Oracle Database Global Service

Manager

C:\OracleProduct\gsm\ インストーラを格納。

Oracle Fusion Middleware Web Tier Utilities

C:\OracleProduct\ofm_webtier\ インストーラを格納。

Red Hat Enterprise Linux

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考 Oracle Database

(Oracle ベース)

/u01/app/oracle/ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_ 1

Oracle Grid Infrastructure /oracle_product/grid/ インストーラを格納。 Oracle Database Client (64bit) /oracle_product/client/ インストーラを格納。 Oracle Database Client (32bit) /oracle_product/client32/ インストーラを格納。 Oracle Database Gateways /oracle_product/gateways/ インストーラを格納。 Oracle Database Examples /oracle_product/examples/ インストーラを格納。 Oracle Database Global Service

Manager

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15

SE One 仮想サーバーOS に対する Oracle Database 向けパラメータ設定 <Oracle Database 11.2 および 12.1>

Microsoft Windows Server

Oracle Database 用パラメータ設定なし。

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値 カーネル・パラメータ fs.aio-max-nr 1048576 fs.file-max 6815744 kernel.shmall 2097152 kernel.shmmax 536870912 kernel.shmmni 4096 kernel.sem 250 32000 100 128 net.ipv4.ip_local_port_range 9000 65500 net.core.rmem_default 262144 net.core.rmem_max 4194304 net.core.wmem_default 262144 net.core.wmem_max 1048576 Oracle ユーザーのリソース制限パラメータ 単一ユーザーが使用可能なプロセス数のソフトリミット(soft nproc) 2047 単一ユーザーが使用可能なプロセス数のハードリミット(hard nproc) 16384 オープン・ファイル記述子数のソフトリミット(soft nofile) 1024 オープン・ファイル記述子数のハードリミット(hard nofile) 65536 プロセスのスタック・セグメントのサイズのソフトリミット(soft stack) 10240

(16)

16

Oracle Database インストール・パラメータ <Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server

パラメータ名 値

インストール・オプション データベース・ソフトウェアのみインストール

Grid インストール・オプション 単一インスタンス・データベースのインストール

製品言語の選択 日本語、英語

データベース・エディションの選択 Standard Edition One インストール場所

Oracle ベース C:\app\oracle

ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) C:\app\oracle\product\11.2.0\dbhome_1

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値

インストール・オプション データベース・ソフトウェアのみインストール

Grid インストール・オプション 単一インスタンス・データベースのインストール

製品言語の選択 日本語、英語

データベース・エディションの選択 Standard Edition One インストール場所

Oracle ベース /u01/app/oracle

ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

パラメータ名 値

インストール・オプション データベース・ソフトウェアのみインストール

Grid インストール・オプション 単一インスタンス・データベースのインストール

製品言語の選択 日本語、英語

データベース・エディションの選択 Standard Edition One インストール場所

Oracle ベース C:\app\oraclehome

(17)

17

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値

インストール・オプション データベース・ソフトウェアのみインストール

Grid インストール・オプション 単一インスタンス・データベースのインストール

製品言語の選択 日本語、英語

データベース・エディションの選択 Standard Edition One インストール場所

Oracle ベース /u01/app/oracle

ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1

Oracle Database 修正パッチ格納場所 Microsoft Windows Server

格納場所

C:\OracleProduct\patches

Red Hat Enterprise Linux 格納場所 /oracle_product/patches/

8.1.3 制約事項

本サービスのご利用にあたっての制約事項は、以下の通りです。 Oracle Database ソフトウェア 1) 本サービスでご提供する Oracle Database ソフトウェアに関する制約事項は、以下の通りです。  利用ソフトウェアに対する Oracle Corporation から弊社へのサポートプログラム終了時には、本サービスの提供 を終了します。 利用が制限される機能、サービス 2) 本サービスを利用した場合、Enterprise Cloud サービス機能でご利用が制限されるものがあります。制限内容は、 以下の通りです。

プライベートカタログ

 SE One 仮想サーバーに対して、プライベートカタログが利用可能です。ただし、取得した SE One 仮想サーバ ーイメージは、Enterprise Cloud サービスがご提供する SE One リソースのみで利用可能です。SE One リソース 以外のコンピュートリソースおよび Enterprise Cloud 以外のコンピュートリソース対してデプロイできません。実施 した場合、ライセンス違反となります。

 プライベートカタログから作成された SE One 仮想サーバー上の Oracle Database の動作およびデータの整合性 は、保証されません。

(18)

18

イメージバックアップサービス

 SE One仮想サーバーに対して、イメージバックアップが利用可能です。ただし、取得されたイメージの動作およ びデータの整合性は、保証されません。  弊社は、イメージバックアップを用いた SE One 仮想サーバー復旧の責を負いません。 故障復旧 3)

 お引渡し後、SE One 仮想サーバーが故障した場合、弊社は SE One 仮想サーバー、インストールされたすべて のソフトウェアおよびデータの復旧の責を負いません。

性能保証 4)

 本サービスは、性能を保証しません。本サービスは、リソース共用型サービスであり、収容状況によっては、十 分な性能が得られない場合があります。

(19)

19 納期、課金 5) 本サービスのおける納期と課金に関する制約事項は、以下の通りです。  SE One 仮想サーバーの作成は、弊社構築開始時から、1 仮想サーバーに付き、最大 5 営業日必要です。  納期は、申込を行った各サービスのうち、最も長い納期と同一とします。  DB ライセンス(Oracle SE One)(本サービス)、コンピュートリソース、OS ライセンスの課金期間は、弊社による構 築期間内のコンピュートリソース作成時からリソース削除時までとします。

8.1.4 提供データセンター

本サービスをご利用いただけるデータセンターは、以下の通りです。 国 略称 名

日本(Japan) JP 横浜第 1 データセンター(Yokohama No.1 Data Center) 関西 1 データセンター(Kansai1 Data Center)

(20)

20

8.1.5 本サービスの運用保守

本サービスでご提供する SE One 仮想サーバーの運用保守内容は、以下の通りです。

 SE One 仮想サーバーは、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第 10 章 Enterprise Cloud サービスの保 守運用(日本契約の場合)」に準じ、サポートされます。  上記に加え、本サービスでご提供する Oracle 製品に関する技術問い合わせを受け付け、調査、回答します。技 術問い合わせに対する調査・回答時間は、ビジネスタイム 10:00~17:00(JST)です。ビジネスタイムとは、日本 標準時(JST)に基づき、日本の法律に定められた祝休日および弊社が特に定めた年末年始(12/29~1/3)を除 く月~金曜日を指します。

8.1.6 Oracle 製品ライセンス持ち込み(BYOL)

お手持ちの Oracle 製品ライセンス(Oracle Database Standard Edition One)を SE One リソースに持ち込むこと (Bring Your Own License(以下、BYOL))により、本サービスの利用料金を減額することができます。詳細は、以下 の通りです。

 BYOL 可能な Oracle 製品(プログラム)は、以下の通りです。  Oracle Database Standard Edition One

 BYOL 対象ライセンスの数量の単位は、Processor のみです。Named User Plus(NUP)を持ち込むことはできませ ん。

 BYOL 対象ライセンスの最小単位は、1Processor です。ライセンスを 1Processor 未満に分割することはできませ ん。

 BYOL 対象ライセンスは、SE One リソースのみ割り当てできます。通常のコンピュートリソースプールへの割り当 てはできません。

 BYOL 対象ライセンス(Processor)は、何れかの SE One リソースに割り当てられます。あるライセンスは、複数の SE One リソースに同時に割り当てることはできません。

 BYOL 対象ライセンスは、Enterprise Cloud と Enterprise Cloud 以外の環境で併用できません。  BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、1 ヶ月単位で算出します。  BYOL を適用した場合の本サービスの使用料金は、以下の計算式で算出されます。 (本サービスの 1 ヶ月の使用料金)- 16GHz ×(本サービスの月額単価)×(BYOL された Oracle ライセンス数量 (Processor))  BYOL による 1 ヶ月の減額は、本サービス1ヶ月の使用料金を上限とします。  減額の次月繰り越しはできません。

 BYOL 対象ライセンスは、製品サポート契約(Software Update License & Support)が締結された有効な契約であ る必要があります。製品サポート契約が締結されていないライセンスを BYOL することはできません。  本サービス契約時に、以下の BYOL 対象ライセンス情報を確認させて頂きます。 -BYOL 対象コンピュートリソースプール名 -Oracle 製品(プログラム)名 -ライセンス数量(単位:Processor) -ライセンス番号(PUC 番号) -ライセンス形態 -ライセンス有効期間(開始年月日、終了年月日)

(21)

21

-エンドユーザー契約名(会社名) -Oracle 代理店名

-サポート ID(CSI 番号)

-サポート契約期間(開始年月日、終了年月日)

 BYOL 対象ライセンスの Oracle 製品サポートは、お客様が Oracle 社または Oracle 販売代理店と締結したライセ ンスの契約に準じます。お客様は、引き続き BYOL 対象ライセンスのサポート契約で定められたサポート窓口を ご利用ください。

 BYOL サービスは、Oracle 製品ライセンスの持ち込みサービスです。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)を 持ち込むサービスではありません。Oracle 製品環境(仮想サーバー環境)の持ち込みについては、「Enterprise Cloud サービス 3.3 プライベートカタログ」の「仮想サーバーイメージインポート機能」を参照ください。

(22)

22

8.2 DB ライセンス:Oracle SE RAC(2016 年 2 月以降にご利用開始の場合)

DB ライセンス(Oracle SE RAC)は、弊社管理のコンピュートリソースを利用し Oracle ® Database Standard Edition Real Application Clusters(以下、Oracle SE RAC)の実行環境およびライセンスを提供するサービスです。2015 年 10 月以前 にご利用開始の場合は「8.9DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年 10 月以前にご利用開始の場合)」を参照ください。 2015 年 11 月から 2016 年 1 月の間にご利用開始の場合は「8.10DB ライセンス:Oracle SE RAC(2015 年 11 月-2016 年 1 月の間にご利用開始の場合)」を参照ください。

※ Oracle は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標ま たは登録商標である場合があります。

(23)

23

8.2.1 利用できる機能・サービス

本サービスでは、Enterprise Cloud サービスの基本サービスに加え、以下の機能・サービスを利用できます。

機能・サービス 概要

Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ Oracle SE RAC専用のコンピュートリソースプール上に、2 つの仮想サーバーで Oracle Clusterware を構成し、ご提 供します。

Oracle Database ソフトウェアライセンス Oracle SE RAC 稼働に必要な Oracle Database Standard Edition ライセンスをご提供します。

Oracle Database ソフトウェアサポート Oracle Database ソフトウェアに対する技術問い合わせお よび修正パッチといった製品サポートをご提供します。 また、お客様がご希望の場合、My Oracle Support による ナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロードが可能 です。

Oracle Database 用仮想サーバーおよびクラスタ 1)

 お客様指定パラメータに基づき、Oracle SE RAC 専用のコンピュートリソースプール(以下、SE RAC リソース)上 に、Oracle Database ソフトウェアをインストールした 2 つの仮想サーバー(以下、SE RAC ノード)を作成し、 Oracle Clusterware を構成し、ご提供します。

 SE RAC リソースは、2 つの異なる Zone※1に配置されます。

※1 Zone の詳細は、「Enterprise Cloud サービス機能説明書」の「第 3 章 コンピュート機能」をご参照ください。  2 つの SE RAC ノードからなる SE RAC のセットは、複数作成することができます。作成上限は、Enterprise Cloud

サービスの仕様に準じます。

 SE RAC ノードにインストールされる Oracle Database は、お客様にご指定頂いたメジャーバージョンのご提供時 点での最新 Patch Set Release(PSR)です。ただし、不具合解消のため、Patch Set Update(PSU)※1または Critical Patch Update(CPU)※1が適用されている場合があります。

※1 Windows プラットフォームでは、Windows Bundle Patch が適用されます。

 お引渡し時は、Oracle Clusterware構成済み、Oracle Databaseパッケージインストール済みの状態です。データ ベースは、作成されていません。お客様は、Oracle SE RAC ノードアクセスし、Database Configuration Assistant (DBCA)や create database コマンドでデータベースを作成する必要があります。

 SE RAC ノードへ割り当て可能なリソースは、Enterprise Cloud サービスに準じます。ただし、収容設備によって は、上限値が制限される場合があります。

Oracle Database ソフトウェアライセンス 2)

 SE RAC 用リソースには、Oracle Corporation より弊社がライセンス許諾された Oracle Database ソフトウェアライセ ンス(Oracle Database Standard Edition ライセンス)が適用済みです。新たに Oracle Database ソフトウェアライセ ンスを購入する必要はありません。

(24)

24

Oracle Database ソフトウェアサポート 3)

 弊社が Oracle Corporation から提供される Oracle Database ソフトウェアのサポート範囲に限り、Oracle Database ソフトウェアに関する技術問い合わせ対応および修正パッチの提供といった製品サポートをご提供します。  技術問い合わせおよび修正パッチの提供のご依頼は、ポータルのチケットをご利用ください。  本サービスには、修正パッチのインストール作業は含まれません。  弊社が修正パッチをダウンロードしてご提供する場合、修正パッチをアップロードする SE RAC ノードのアカウン トを借用させて頂く場合があります。  お客様がご希望の場合、お客様自身が My Oracle Support にてナレッジの検索・閲覧、修正パッチのダウンロー ドが行えるサポート ID をご提供します。ただし、このサポート ID では、サービス・リクエスト(SR)の申請は行えま せん。技術問い合わせは、ポータルのチケットをご利用ください。

8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項

本サービスの詳細および本サービスを利用したシステム設計における注意事項は、以下の通りです。 サービスの構成要素 1) 本サービスを利用するためには、別途以下の表に示すサービスの申し込みが必要です。 サービス名 機能概要 コンピュートリソース※1 SE RAC ノード稼働に必要な SE RAC リソースをご提供します。 コンピュートクラス:Guaranteed ストレージクラス:Premium OS ライセンス SE RAC ノードの OS ライセンスとソフトウェアをご提供します。 Windows Server

Red Hat Enterprise Linux

ブロックストレージ Oracle SE RAC 構成のための共有ストレージをご提供します。

Premium++

※1 本サービスで利用する SE RAC リソースは、弊社が作成します。お客様がカスタマーポータルにて、SE RAC リソ ースを作成することはできません。

SE RAC ノードの構成、配置 2)

 1 つの Oracle Clusterware を構成する SE RAC ノード数は、2 です。SE RAC ノードの追加(スケールアウト)は行 えません。

 各 Oracle SE RAC ノードは、異なる 2 つの Oracle SE RAC リソース(Zone A、Zone B)に分散して配置されます。 1 つの Oracle Clusterware を構成するために、サーバーセグメント上に以下の①と②の IP アドレスが必要です。 ① SE RAC ノード 1 台ごとに代表仮想ネットワークアダプタ(以下、Primary vNIC)用 IP アドレスと、1 つの VIP 用

IP アドレスの計 2 つの IP アドレス。SE RAC サービスでは、SE RAC ノード数は、2 であるため、計 4 つの IP アドレス。

(25)

25

 Oracle Client が Oracle SCAN ホスト名を解決するためには、DNS サーバーが必要です。Grid Naming Service (GNS)は使用しません。DNS サーバーは、SE RAC ノード上で起動した DNS サーバーを使用します。  Oracle Client の DNS サーバー参照設定を各 RAC ノードで実施する必要があります。

 各 SE RAC ノードは、サーバーセグメントの他にインターコネクトに使用するネットワーク(以下、インターコネクト セグメント)および共有ストレージと接続するためのネットワーク(以下、ストレージセグメント)に接続します。これ ら接続は、Enterprise Cloud が標準でご提供するサーバーセグメントとは別に提供されます。  インターコネクトセグメントは、2 つ存在します。各 SE RAC ノードは、それぞれこのセグメントに接続します。  ストレージセグメントは、共有ストレージのコントローラ A に接続するストレージセグメント 1 とコントローラ B に接 続するストレージセグメント 2 が存在します。各SE RAC ノードは、それぞれこの 2 つのセグメントに接続します。

(26)

26  インターコネクトセグメント、ストレージセグメントに関わる IPアドレスは、以下に記載するIPアドレス帯から、弊社 が設定、割当てを行います。サーバーセグメントおよび SE RAC が到達可能なセグメントの IP アドレスブロック には、以下 IP アドレスブロックと重複するものは指定できません。 データセンター 「サーバーセグメント」で利用できない IP アドレス帯 横浜第 1 10.22.104.0/21 172.223.104.0/21 関西 1 10.22.108.0/21 172.24.108.0/21 10.117.0.0/19 10.217.0.0/19 埼玉第 1 10.216.0.0/16 10.116.0.0/16  SE RAC ノードと共有ストレージの接続には、iSCSI プロトコルを使用します。  Oracle RAC ノードの共有ストレージ接続設定は、弊社が実施します。お客様にて変更は行えません。 共有ストレージの性能を十分に発揮させるには、十分なリソース割当が必要です。SE RAC ノードに割り当てる CPU・メモリーの推奨構成は、以下の通りです。 コンピュートリソース 最低値 推奨値 CPU 4 コア 8 コア以上 メモリー 4GB 8GB 以上 SE RAC ノードのルートディスク(ローカルディスク)のサイズは、以下の通りです。 Windows Server 項目 サイズ ルートディスク(ローカルディスク) 80GB

Red Hat Enterprise Linux

項目 サイズ ルートディスク(ローカルディスク) 横浜第 1DC、関西 1DC: 80GB 埼玉第 1DC: 100GB ※ ルートディスクサイズは、変更できません。 SE RAC ノードの仮想メモリーサイズおよび swap サイズは、以下の通りです。 Windows Server 標準設定から変更なし。

(27)

27

Red Hat Enterprise Linux

項目 サイズ swap 16GB お客様指定パラメータ 3) お客様指定パラメータで指定できるパラメータは、以下の通りです。以下のパラメータ以外の指定はできません。 SE RAC リソース(コンピュートリソース) 中項目 小項目 必須 項目 備考 Zone A-コンピュート リソースプール プール名 ○ Zone A に所属するコンピュートリソースプールに つける任意の名前。 CPU サイズ(GHz) ○ Zone A に所属するコンピュートリソースプールの CPU リソースサイズ。GHz 単位。 メモリーサイズ(GB) ○ Zone A に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 ディスク(GB) ○ Zone A に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。 Zone B-コンピュート リソースプール プール名 ○ Zone B に所属するコンピュートリソースプールにつ ける任意の名前。 CPU サイズ(GHz) ○ Zone B に所属するコンピュートリソースプールの CPU リソースサイズ。GHz 単位。 メモリーサイズ(GB) ○ Zone B に所属するコンピュートリソースプールの メモリーリソースサイズ。GB 単位。 ディスク(GB) ○ Zone B に所属するコンピュートリソースプールの ディスクリソースサイズ。

(28)

28 サーバーセグメント 中項目 小項目 必須 項目 備考 サーバーセグメント 1 ネットワーク アドレス ○ サーバーセグメント 1 のネットワークアドレス。 ※RAC ノードの Primary vNIC が接続する セグメント。 サブネットマスク ○ サーバーセグメント 1 のサブネットマスク。 サーバーセグメント 2 ネットワーク アドレス サーバーセグメント 2 のネットワークアドレス。 サブネットマスク サーバーセグメント 2 のサブネットマスク。 サーバーセグメント 3 ネットワーク アドレス サーバーセグメント 3 のネットワークアドレス。 サブネットマスク サーバーセグメント 3 のサブネットマスク。 サーバーセグメント 4 ネットワークアドレス サーバーセグメント 4 のネットワークアドレス。 サブネットマスク サーバーセグメント 4 のサブネットマスク。

(29)

29 既存のネットワークセグメント 中項目 小項目 必須 項目 備考 既存のネットワーク セグメント 1 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 1 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 1 つ目。 既存のネットワーク セグメント 2 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 2 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 2 つ目。 既存のネットワーク セグメント 3 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 3 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 3 つ目。 既存のネットワーク セグメント 4 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 4 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 4 つ目。 既存のネットワークセ グメント 5 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 5 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 5 つ目。 既存のネットワーク セグメント 6 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 6 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 6 つ目。 既存のネットワーク セグメント 7 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 7 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 7 つ目。 既存のネットワーク セグメント 8 ネットワークアドレス 本システムが到達しうるネットワークセグメントの ネットワークアドレスの 8 つ目。 サブネットマスク 本システムが到達しうるネットワークセグメントの サブネットマスクの 8 つ目。

(30)

30 共有ストレージ 中項目 小項目 必須 項目 備考 CRS 領域(CRS) サイズ(GB) サイズ(GB) ○ CRS 領域のサイズ。GB 単位。サイズ固定。 12GB。 DATA 領域(DATA) サイズ(GB) サイズ(GB) ○ DATA 領域(DATA)のサイズ。GB 単位。 REDO 領域(REDO1) サイズ(GB) サイズ(GB) ○ REDO 領域(REDO1)のサイズ。GB 単位。 REDO 領域(REDO2) サイズ(GB) サイズ(GB) ○ REDO 領域(REDO2)のサイズ。GB 単位。 Archive ログ領域 (ARCH1)サイズ(GB) サイズ(GB) Archive ログ領域(ARCH1)のサイズ。GB 単位。※1 Archive ログ領域 (ARCH2)サイズ(GB) サイズ(GB) Archive ログ領域(ARCH2)のサイズ。GB 単位。※1 バックアップ領域 (BACKUP)サイズ (GB) サイズ(GB) バックアップ領域(BACKUP)のサイズ。GB 単位。

(31)

31

Oracle SE RAC

中項目 小項目 必須

項目 備考

Oracle Database エディション ○ インストールする Oracle Database のエディション。 Oracle Database メジャー・リリース番号 ○ インストールする Oracle Database のメジャー・リリー

ス番号。

Oracle Database メンテナンス・リリース番号 ○ インストールする Oracle Database のメンテナンス・リ リース番号。

Oracle Single Client Access Name(SCAN)

IP アドレス 1 ○ Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの 1 つ目。サーバーセグメント 1 のアドレ ス。

IP アドレス 2 ○ Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの 2 つ目。サーバーセグメント 1 のアドレ ス。

IP アドレス 3 ○ Oracle Single Client Access Name (SCAN)の IP アドレスの 3 つ目。サーバーセグメント 1 のアドレ ス。

ポート番号 ○ Oracle Single Client Access Name (SCAN)のポート 番号。 Oracle Grid Infrastructure インストール言語 インストール言語 1 (固定)

○ Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 1 つ 目。English で固定。

インストール言語 2 (固定)

○ Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 2 つ 目。Japanese で固定。

インストール言語 3 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 3 つ 目。

インストール言語 4 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 4 つ 目。

インストール言語 5 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 5 つ 目。

インストール言語 6 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 6 つ 目。

インストール言語 7 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 7 つ 目。

インストール言語 8 Oracle Grid Infrastructure インストール言語の 8 つ 目。

(32)

32 SE RAC ノードスペック 中項目 小項目 必須 項目 備考 SE RAC ノード数 ○ SE RAC ノードの台数。 2 で固定。 SE RAC ノード スペック

vCPU 数 ○ SE RAC ノードの vCPU 数。

メモリーサイズ(GB) ○ SE RAC ノードのメモリーサイズ。GB 単位。

SE RAC ノード OS(Red Hat Enterprise Linux の場合)

項目 必須

項目 備考

OS 名 ○ SE RAC ノードの OS。

Red Hat Enterprise Linux で固定。

バージョン ○ SE RAC ノードの OS のバージョン。 キーボードレイアウト ○ SE RAC ノードのキーボードレイアウト。 タイムゾーン ○ SE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 ホスト名 SE RAC ノードの OS のホスト名。※1 ドメイン名 SE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 ※1 ホスト名・ドメイン名にお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。

(33)

33

SE RAC ノード OS(Microsoft Windows Server の場合)

項目 必須

項目 備考

OS 名 ○ SE RAC ノードの OS。

Microsoft Windows Server で固定。

バージョン ○ SE RAC ノードの OS のバージョン。 エディション ○ SE RAC ノードの OS のエディション。 言語 ○ SE RAC ノードの言語。 タイムゾーン ○ SE RAC ノードの OS のタイムゾーン。 ホスト名 SE RAC ノードの OS のホスト名。※1 ドメイン名 SE RAC ノードの OS のドメイン名。※1 ※1 ホスト名・ドメイン名にお客様指定がない場合、弊社指定のパラメータが設定されます。 SE RAC ノードネットワーク接続 項目 必須 項目 備考 デフォルトゲートウェイ IP アドレス ○ デフォルトゲートウェイ IP アドレス。 各 SE RAC ノードリソース 中項目 小項目 必須 項目 備考 ルートディスク (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) ○ ルートディスク(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 1 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 1(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 2 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 2(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 3 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 3(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 4 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 4(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 5 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 5(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。 データディスク 6 (ローカルディスク)サイズ サイズ(GB) データディスク 6(ローカルディスク)のサイズ。 GB 単位。

(34)

34 各 SE RAC ノードネットワーク接続 中項目 小項目 必須 項目 備考 サーバーセグメント 1 への接続 vNIC1 IP アドレス (プ ライマリ) ○ サーバーセグメント 1 接続用 vNIC1 の IP アドレス。 vNIC1 IP アドレス (VIP) ○ サーバーセグメント1 接続用vNIC1の VIP アドレス。 サーバーセグメント 2 への接続 vNIC2 IP アドレス サーバーセグメント 2 接続用 vNIC2 の IP アドレス。 サーバーセグメント 3 への接続 vNIC3 IP アドレス サーバーセグメント 3 接続用 vNIC3 の IP アドレス。 サーバーセグメント 4 への接続 vNIC4 IP アドレス サーバーセグメント 4 接続用 vNIC4 の IP アドレス。 Oracle ソフトウェア設定 4) お客様指定パラメータ以外の Oracle ソフトウェアの既定設定もしくは選択可能な設定は、以下の通りです。既定 の設定は、変更できません。 データベース・ソフトウェア名、バージョン 項目 内容

データベース・ソフトウェア Oracle Database Standard Edition

バージョン 11.2.0.4.X※1, 12.1.0.1.X※1

※1 バージョンの”X”の部分は適宜変更になります。お客様による指定はできません。

SE RAC ノード用 OS

OS 名およびバージョン Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard x86_64 版 (64bit 版)※1 Microsoft Windows Server 2012 Standard x86_64 版 (64bit 版) Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise x86_64 版 (64bit 版) Red Hat Enterprise Linux 6 x86_64 版 (64bit 版)※2

Red Hat Enterprise Linux 5 x86_64 版 (64bit 版)

※1 Oracle Database バージョン 12.1.0.1.X は、Microsoft Windows Server 2012 R2 非対応です。

※2 カスタマーポータルよりお申込みいただける OS は Red Hat Enterprise Linux 6 のみです。その他の OS をご希望 の場合には弊社営業担当までお問合せください。。

(35)

35

Oracle Grid Infrastructure 所有者アカウント <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server Oracle Database

ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

Administrator Administrators, ora_dba, Users Oracle Grid Infrastructure

インストール用 Oracle インストール・ユー ザー

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database

ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

grid oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper

Oracle Grid Infrastructure

インストール用 Oracle インストール・ユー ザー

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント 所属グループ 備考 Administrator Administrators, ORA_ASMADMIN, ORA_ASMDBA, ORA_DBA, ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, ORA_OraDB12Home1_SYSDG, ORA_OraDB12Home1_SYSKM, ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, ORA_OraGI12Home1_SYSDG, ORA_OraGI12Home1_SYSKM, Users

Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー

LocalSystem - Oracle Grid Infrastructure

(36)

36

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database

ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

grid oinstall(プライマリグループ), asmadmin, asmdba, asmoper

Oracle Grid Infrastructure インストール用 Oracle インストール・ユーザー

Oracle Database ソフトウェア所有者アカウント <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server Oracle Database

ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

Administrator Administrators, ora_dba, Users Oracle RAC インストール用 Oracle インストール・ユーザー

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database

ソフトウェア 所有者アカウント

所属グループ 備考

oracle oinstall(プライマリグループ), dba, oper, asmdba

Oracle RAC インストール用 Oracle インストール・ユーザー

(37)

37

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント 所属グループ 備考 Administrator Administrators, ORA_ASMADMIN, ORA_ASMDBA, ORA_DBA, ORA_OraDB12Home1_SYSBACKUP, ORA_OraDB12Home1_SYSDG, ORA_OraDB12Home1_SYSKM, ORA_OraGI12Home1_SYSBACKUP, ORA_OraGI12Home1_SYSDG, ORA_OraGI12Home1_SYSKM, Users

Oracle RAC インストール用 Oracle インストール・ユーザー

LocalSystem - Oracle RAC インストール用 Oracle

ホーム・ユーザー

Red Hat Enterprise Linux Oracle Database ソフトウェア 所有者アカウント 所属グループ 備考 oracle oinstall(プライマリグループ), dba, oper,

backupdba, dgdba, kmdba, asmdba

Oracle RAC インストール用 Oracle インストール・ユーザー

(38)

38

Oracle ソフトウェア名・ソフトウェア格納場所 <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考

Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース)

C:\app\grid Oracle Grid Infrastructure

ソフトウェアインストール、構成済み。 Oracle Grid Infrastructure

(Grid ホーム)

C:\app\[version]\grid※

Oracle Database (Oracle ベース)

C:\app\Administrator\ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

C:\app\Administrator\product\[versio n]\dbhome_1※

Oracle Database Client (64bit) C:\OracleProduct インストーラ格納用ディレクトリ。 Oracle Database Gateways

Oracle Database Examples

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の 示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれる version の示す 文字列」の表をご確認ください。

Red Hat Enterprise Linux

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考

Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース)

/u01/app/grid Oracle Grid Infrastructure

ソフトウェアインストール、構成済み。 Oracle Grid Infrastructure

(Grid ホーム)

/u01/app/[version]/grid※

Oracle Database (Oracle ベース)

/u01/app/oracle/ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

/u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1※

Oracle Database Client (64bit) /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1/packages※

インストーラ格納用ディレクトリ。 Oracle Database Client (32bit)

Oracle Database Gateways Oracle Database Examples

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の 示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれる version の示す 文字列」の表をご確認ください。

(39)

39

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考

Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース)

C:\app\grid Oracle Grid Infrastructure

ソフトウェアインストール、構成済み。 Oracle Grid Infrastructure

(Grid ホーム)

C:\app\[version]\grid※

Oracle Database (Oracle ベース)

C:\app\Administrator\ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

C:\app\Administrator\product\[versio n]\dbhome_1※

Oracle Database Client (64bit) C:\OracleProduct インストーラ格納用ディレクトリ。 Oracle Database Client (32bit)

Oracle Database Gateways Oracle Database Examples Oracle Database Global Service Manager

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の 示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれる version の示す 文字列」の表をご確認ください。

Red Hat Enterprise Linux

Oracle ソフトウェア名 Oracle ソフトウェア格納場所 備考

Oracle Grid Infrastructure (Grid ベース)

/u01/app/grid Oracle Grid Infrastructure

ソフトウェアインストール、構成済み。 Oracle Grid Infrastructure

(Grid ホーム)

/u01/app/[version]/grid※

Oracle Database (Oracle ベース)

/u01/app/oracle/ Oracle Database ソフトウェアのみ インストール済み。

Oracle Database (Oracle ホーム)

/u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1※

Oracle Database Client (64bit) /u01/app/oracle/product/[version]/d bhome_1/packages※

インストーラ格納用ディレクトリ。 Oracle Database Client (32bit)

Oracle Database Gateways Oracle Database Examples Oracle Database Global Service Manager

(40)

40

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」の 示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracleソフトウェア格納パスに含まれる version の示す 文字列」の表をご確認ください。

SE RAC ノード OS に対する Oracle Database 向けパラメータ設定 <Oracle Database 11.2 および 12.1>

Microsoft Windows Server

Oracle Database 用パラメータ設定なし。

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値 カーネル・パラメータ fs.aio-max-nr 1048576 fs.file-max 6815744 kernel.shmall 横浜第 1DC、関西 1DC 2097152 埼玉第 1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024/4096 kernel.shmmax 横浜第 1DC、関西 1DC 536870912 埼玉第 1DC: [memtotal_mb※1]*1024*1024 kernel.shmmni 4096 kernel.sem 250 32000 100 128 net.ipv4.ip_local_port_range 9000 65500 net.ipv4.conf.eth3.rp_filter (埼玉第 1DC) 2 net.ipv4.conf.eth4.rp_filter (埼玉第 1DC) 2 net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 (埼玉第 1DC) 1 net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 (埼玉第 1DC) 1 net.core.rmem_default 262144 net.core.rmem_max 4194304 net.core.wmem_default 262144 net.core.wmem_max 1048576 Oracle ユーザーのリソース制限パラメータ 単一ユーザーが使用可能なプロセス数のソフトリミット(soft nproc) 2047 単一ユーザーが使用可能なプロセス数のハードリミット(hard nproc) 16384 オープン・ファイル記述子数のソフトリミット(soft nofile) 1024 オープン・ファイル記述子数のハードリミット(hard nofile) 65536

(41)

41 パラメータ名 値 プロセスのスタック・セグメントのサイズのソフトリミット(soft stack) 10240 プロセスのスタック・セグメントのサイズのハードリミット(hard stack) 10240 共有ディスク向け設定 I/O スケジューラ― noop ※1 「memtotal_mb」は、free –m で取得される合計メモリー量(単位:MByte)です。

(42)

42

Oracle Grid Infrastructure インストール・パラメータ <Oracle Database 11.2 の場合>

Microsoft Windows Server

パラメータ名 値

インストール場所

Oracle インベントリ C:\Program Files\Oracle\Inventory

Grid ベース C:\app\grid Grid ホーム C:\app\[version]\grid※ Oracle ベース C:\app\Administrator GNS の使用 使用しない ストレージフォーマット ASM IPMI の使用 使用しない ディスク・グループの冗長性 外部

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」 の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれる version の示す文字列」の表をご確認ください。

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値 インストール場所 Oracle インベントリ /u01/app/oraInventory Grid ベース /u01/app/grid Grid ホーム /u01/app/[version]/grid※ Oracle ベース /u01/app/oracle GNS の使用 使用しない ストレージフォーマット ASM IPMI の使用 使用しない ディスク・グループの冗長性 CRS:標準 他:外部

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」 の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれる version の示す文字列」の表をご確認ください。

(43)

43

<Oracle Database 12.1 の場合> Microsoft Windows Server

パラメータ名 値

インストール・オプションの選択 クラスタ用の Oracle Grid Infrastructure のインストールおよび構成 Grid プラグ・アンド・プレイの情報 GNS の構成 構成しない 記憶域オプションの情報 標準の ASM を記憶域として使用 ASM ディスク・グループの作成 ディスク・グループ:CRS 冗長性:標準 ディスク・グループ:その他 冗長性:外部

障害の分離のサポート Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない

管理オプションの指定 Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録しない Oracle ホーム・ユーザーの指定 Windows 組込みアカウントの使用

インストール場所の指定

Oracle ベース C:\app\Administrator ソフトウェアの場所 C:\app\[version]\grid※

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」 の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれる version の示す文字列」の表をご確認ください。

(44)

44

Red Hat Enterprise Linux

パラメータ名 値

インストール・オプションの選択 クラスタ用の Oracle Grid Infrastructure のインストールおよび構 成 Grid プラグ・アンド・プレイの情報 GNS の構成 構成しない グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリの構成 構成しない 記憶域オプションの情報 標準の ASM を記憶域として使用 ASM ディスク・グループの作成 ディスク・グループ:CRS 冗長性:標準 ディスク・グループ:その他 冗長性:外部

障害の分離のサポート Intelligent Platform Management Interface (IPMI)を使用しない

管理オプションの指定 Enterprise Manager (EM) Cloud Control へ登録しない インストール場所の指定

Oracle ベース /u01/app/grid

ソフトウェアの場所 /u01/app/[version]/grid※ インベントリ・ディレクトリ /u01/app/oraInventory

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」 の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれる version の示す文字列」の表をご確認ください。

Oracle Database インストール・パラメータ <Oracle Database 11.2 の場合> Microsoft Windows Server

パラメータ名 値

インストール・オプション データベース・ソフトウェアのみインストール

Grid インストール・オプション Real Application Cluster データベースのインストール

製品言語の選択 日本語、英語

データベース・エディションの選択 Standard Edition インストール場所

Oracle ベース C:\app\Administrator

ソフトウェアの場所(Oracle ホーム) C:\app\Administrator\product\[version]\dbhome_1※

※ 「version」には、インストールされている Oracle Database バージョンに依存する文字列が反映されます。「version」 の示す値は「8.2.2 サービス詳細および利用・設計の注意事項」の「Oracle ソフトウェア格納パスに含まれる version の示す文字列」の表をご確認ください。

参照

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