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hR e p o r t ,  E a r L h q  uakεResearιh I n s l i t u t e ,  U n i v e r s i t y  o f   1 ' okyo ,  No ,  7 ,  pp ,  6

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(1)

*;;~大守:地震研究所技術研究報告, 010 ,

6 ‑ 1 / 1   U ,  2 0 t H  + 1

.

T e c h n i c a l  R e s e a r

hR e p o r t ,  E a r L h q  uakεResearιh I n s l i t u t e ,  U n i v e r s i t y  o f   1 ' okyo ,  No ,  7 ,  pp ,  6

H , 2 0 0 1  

F

聞いた高 ードの調藷

* *  

Development  ( ) f   a  Fast Three

dimensionalElectromagnetic Induction  Solvcr  on  Equation Method 

Hiroshi MUNEKANE* and  Hi sashi UT  ADA

判定

Ahstract 

A f a s t   s o l v e r   f o r   a three

dimensional induction problem i s   developed  based on the i n t e g r a l   equation method.  The algorithm us

di n  the s o l v e r  i s   b l

踏 む

don t h a t  o f  Avdeev  e l  a l .   ( 1 9 告 7 ) , w h . i c h   u t i l i z e d   I t e r a t i v e  Di s s i p a t i v e  Method (IDM) t o  ensur ・ econvεrgence o f  the r e s u l t a n t  Neumann s e r I e s .   The algorithm i s   modified t o  s o l v e  r e s u l t a n t  large and den

el i n e a r   hy the KI

3

l o vsub

pace method ,  instead o f  the Jacobi method.  This modification enhances the e f f i c i e n c y  o f  the solver up t o   t w i c e .   Several variants o f  the Krylov subspace m

むけlO

dsare t e s t e d ,  and i t   i s   found that the BiCGSTAB  2  method i s   most ε 血 c i e n tf o r  the bεnchmark model o f  the COMMEMI project (Zhdanov  e t  a l . ,  1 9 9 7 ) .  

Key words :  3D  i n d u c t i o n  s o l v e r

, 

l n t e g r a l  

は じ め に

1 ¥ 1 1 ' 1 、 T e l l u r l c ) 法を用いて地下の比抵抗構造 を推定する躍には,構造の二次元性を1Eしく評価する必要 がある.構濯の三次元性の強い場所で される M T レ スポンスは, Currcnt channcling ( c 芯,J i r a c c k 1 9 9 0 )な どの三次芯特有の彰響を大きく受ける. このような場合,

無理に一次元,二次元の解析を行うと誤った構造を推定し てしまう可能性がある.従って.TF.確な構造を推定するた めには,三次川解析を行うことが不可欠である. しかしな がら,三次忌構造に対する電磁応答の計算手法は未だに発 躍進上であり,決定版が与在しないのが現状である.

二 次 元 構 造 に 対 す る 電 磁 の 計 算 の ア ル ゴ リ ズ ム は 大 きく分けて?三種類ある. すなわち有限差分法 CMackiee t   aL ,  1 9 9 3 ,  1 9 9 4  ;  Smith ,  1 9 9 6 a ,  b ) ,有限要素法 CMogi , 1 9 9 6  

;  Zyserman  and  Santos ,  2 0 0 0 ) , そして積分方程式法 2 0 0 1 午 、 8 月 1 6 円受付, 2 0 0 1 年 1 0 月 1 5 日受理.

*東京大学地震研究所火山噴火予知研究推進センター,

料海半球観測研究センター,

十現出土交通省国土地理院.

V o l c a n oR e s e a r c h  C e n t e r  

Ocean H

m i s p h e r e R e s e a r c h   C e n t e r ,  E a r l h q u a k c   R e ‑ s e a r c h  I n s t i t u l e ,  U n i v c r s i t y  o f  Tokyo 

Nowa t  G

o g r a p h i c a lS u r v e y  I n s t i t u t e ,  M i n i s t r y  o f  Land ,  I n f r a s t r u c t u r e  and T r a n s p o r t  

l t e r a t i v e 刀 i s s i ρ a t i v eMethod , ρ a c e  

H J 9 1  ;  Xiong and Tripp ,  1 9 9 5 ) である.

それぞれのアルゴリズムには利点,欠点がある.有限差分 法,釘限要素法は解くべき線形方程式の係数行列が非常に 疎であり,共役勾配法 (CG 法)などのクリ口フ部分空間社;

が適用しやすいという利点をもっ. しかしながら空気層が そデリング領域に含まれていることから,係数行列の各要 さのばらつきが芳しい. このような場合句クリロ フ部分空間 j 去をそのまま適川しても収束が思し場合に よっては発散してしまう.精度良く解くには前処理や,解 が Maxwell 方程式を厳需に満たすように,強制限 j にポテ ンシャル場を差し引く,などの数値計算上の工夫が必裂で あ る 官t ぱ , 1 9 9 4 ) . 一方,積分方程式法は,モデ リング領域が背景の

A

次元構造と異なる屯気伝導度をもっ 電気伝導度異常領域に限られるために,空気層はモデリン グ領域に含まれない.従って係数行列の各要素の大きさの ばらつきは有限差分法や有限要素法の場合に比べて小さ し本来クリロフ部分空間法に向いている.しかしながら,

係数行列が一般的に密である上,密行列に適切な前処理が

あまりないため,特に電気伝導度異常のコントラストが大

きい場合には適用は難しかった.一方,庭接法によって線

形方程式を解く場合はモデリング領域が大きくなると係数

行列の次元が高くなり,計算時間やメモリーの│台 i i から計算

が著しく闘難になるため,その j 血用範囲は従来電気伝導度

(2)

積分方 f 宇式 j 去をや用いた

l

当速二次 J 乙電鈴応答計算コー i ごの開発

実詰領域が小さい場合に限られていた

Avdeev e tα . l は I t e r a t i v e

Method  (IDM) 去に基づく新し L 、アルゴリズムを提唱し た. IDMl 去は Fainberg

ndSinger  ( 1 9 8 0 )において開発 された方法であり,電場および電気伝導度の代わりに新 L

L  、変数を導入することによって,得られた積分方程式が逐 次 反 復 法 抗o b i 法)によって必ず収束する形になって L 、

る.従って, IDM 法の係数行列i まクリロフ部分空間法にも 有利であることが期待される.そこで,本研究ではまず Avde

ども

e la l .   ( 1 9 9 7 ) に準拠した三次兄電総応容計算コー ドを作成することにし,その上でさらなる高連化をはかる ために, Avdccv

e ta l .   ( 1 9 9 7 )では Jacobi 法によっ れ て い た 線 形 程 式 忠 ク リ ロ フ 部 分 空 間 J よそ適用して解 いた.その結果, , J a c o b i 法で反復するよりも計算時間を短 縮することに成功した.

本論文では,まず第二平で IDM 法のアルゴリズムの披 まとめる

E

次に第三主主で,三次記モデリングコードの テストのための標準モデルとなっている COMMEMIpro 

(Zhdanov  e t  a l . .   1 9 9 7 ) のモデルについて今回開発し たコードを用いて電般応答を計算する.さまざまなクリロ フ部分空間法を適用した場合について,反復回数や計算時 間などを Jacobii まなどの他の解法と比較してクリロブ 分空間法の釘効性を示すとともに,タリロブ部分空間法の

中でもどの解法が適しているかを検証する.

I t erative  Di ssipative Method (IDM) 去のまとめ

まず,点 r での電場 E 議場 H および屯流密度 j が exp ( i ω t )   ( ωは角周波数)の時間依存性を持って L  、ると仮定する.同波数領域においてマクスウェル方程式 は以下のように書き去される.

¥ 1 > く i ω μH(r)

ε 

XH(r)

i ; E ( r ) + j s r c ( r )

¥ 1   .H(r)

O ど = σ

z ω ε

ただし ε は誘電率ヲ μ は透礎率司 ρ は電荷密度, σ

導度, C は変位電流を含めた一般化された電気伝導度,j s r c   ( 1 ' ) はソース電流である . Q を背景の一次元成屑構造に対 するグリーンテンソル,そして E n ( 1 ' )を,ソース電流が背 景の構造に対して作る電場であるとすると,ソース電流が 任意の電気伝導度構造に対して作る電場 E ( r ) は次のよう な積分方程式で表現される (Weidelt , 1 9 7 5 )

E ( r )  = E n C r ) 十ミ f A C ど と 。 )QE(r 勺 d r ' ( 6 )   ただし,ふ ( 1 ' ) は背長の構造に対する一般化された電気伝 導度であり,また S A d r ' は電気伝導度異常が存在する領域 全体における体積積分を表す.グリーンテンソル Q の具体 的な計算方法は Appendix に示している.

式 ( 6 ) を逐次反復法 次 j !i似級数 (Neuman

Il

られる

I Q I I δ ど I 1 

で解く場合,対応する が収束する条件は次のよう and 1 弘 ng , 1 9 9 7 ) .

(r1¥  1)

YL a  h xU   1

だ た

である. A  vdccv  e t  a   l . ( 1 9 9 7)は式 ( 6 ) を次のように変形して匂この収東条件が常に成¥T.するよ うにした.対応する積分点謹式は次のように書き表せる:

χ

X o ( r )

κ① (RX) f こだし,

( 8 )  

ι 一 一 乙

υ

X o

κ①

i

n

E

I

j s = =  ( ど乙 !)E n

¥/

 

lik 

演算子 κ はベクト

j

レ η

χ

ム ) 悩

して次のように作用する.

(κ@η)

η 1 ' Q  η d r '   ( 1 3 )  

( 2 )  

どっはむの共投複嘉数を表す.Pankratov  e t   a   1 . ( 1 9 9 5 )は地 表での電総場のエネルギーの流れが常に外向きであること を手 ) 1 J ‑ l J し て , この積分ノんら

i

/κf

1 1 叩 R i く 司 1 4 羽

が常に i 満荷たされることを示した.従って式矧を J a c o l 刀法

く擦の巡次近似級数は必ず収束する.

Avd

官官

v e t  a l .   ( J に お い て は 式 ( 8 ) を Jacobi 法を用

、ている置 しかしながら, 反復法には Jacobi 法や Ga  u s s ‑ S e . i d  e 1 法などのいわゆる定常反復法の他にも,共投 勾 配 訟 な ど に 代 表 さ れ る い わ ゆ る ク リ ロ フ 部 分 雫 問 訟があるCI3 a r r e t e t  a l . ,  1 9 9 4 ) . クリロフ吉 ; 1 分宅問法とは.

n 回目の反復の更新ベクトルを線 ! f c ; h ' 程式の初期残差ベク ト } v から構成されるクリロブ部分空間の中から選択すると いう五法であり,クリロフ部分空間の構成の{上方.またど のような原理で更新ベクトルを決定するかなどによって CG  此 BiCG 法 , BiCGSTAB 法,おiCGSTAB2 法 , GP‑

BiCG 法などの種類がある(藤野・ 3 , 長 1 9 9 6 ) .   一般的にク リロフ部分空間 i 去は Jacobl 法なと、の定常解法に比べて高 速で,特に係数行列が疎の場合に有効であると言われてい る. しかしながらその収束条件は必ずしも明らかで、なく,

式 ( 8 ) に適用した場合, Jacobi 法を用いた場合と異なり得 られた級数が必ず収束するという保証は存在しない.その と,式 ( 8 ) の係数行列は密であるため,クリロフ部分空間法 がそれほど有効でない可能性もある.そこで本研究では,

従来の Jacobi 法などの定常反復法といくつかのクリロフ 部分空間法について,ある標準モデルに対して電磁応答の 計算を行い,クリロフ部分空間法を用いた場合,定常反復 法に比べて収束回数や収束時間は短縮されるか,またいく

( 3 )  

( 4 )  

(3)

8  宗包治志;ー歌回久円j

つ か の ク リ ロ フ 部 分 空 間 法 の 中 で ど ということを評価した.

も いる

標準モデルとしては CO.MMEMI

Modeling  Methods  f o r   l n d u c t i o n   Problcmsl  e t  a 1 . .   1 9 9 7 ) において提案 さ れ た そ デ ル そ 採 し た . 国 lに J f Jlサニモデルを示す. こ のそテゾレに対して,田期 1 0 秒 お よ び 1 0 0 秒における M T

レ ス ポ ン ス を 計 算 し た . 収 束 基 準 は 次 に 示 す に よ っ た

川 [κd]‑ 1 ) χ χ 。

f

一 一

χ

12

が 1 0

8

に 述 し た と き に 収 束 し た と み な し , 反 複 を 中

lO(Ohm‑m) 

40km  1(Ohm‑m)II00(Ohm‑m)  一I‑‑...‑X‑‑

20km  20km 

H

V

lO(Ohm-J~l)

20km  100(Ohm‑m) 

O.l(Ohm‑m) 

図1. COMMEMI p r o j e c t において提案されたベンチマー クモデル目 c u 真 1 : から見た肉(下)

y コ O における断 I~j

図.図中比抵抗の単位 Ohm‑m は i 2.  m を表す.

。[

止 し た 気 伝 導 度 異 常 領 域 と し て , 原 点 を 巾 心 と す る 8 0 kmX80km の長五形内の深さ 10km までの領域を取り,

その領域を 8 0X  8 0  X  5 の直方体グリッドに区切った.その 際 必 要 と さ れ た メ モ リ ー は す べ て 倍 精 度 計 慌 で 1 6 1 l ¥ l ! b y ( βちであった.比較に用いた反 f 立法は,定常反復法か ら ぬ c o b l 法および準 G a u s s ‑ S e i d e l t:去,またク 1 ) 1 コフ部分 空間法からはBl CGS 、 I ' AB 法 , BiCGSTA 別法, GP‑BiCG  法である.各解法の詳細については藤野・張(1 9 9 6 ) に詳

し い . 代 表 的 な ク リ ロ ブ 部 分 空 間 法 で あ る CG 法 お よ び BiCG 法については司 CG 法 は 係 数 行 列 が エ ル ミ ー ト で な いと適}はできないのに対し,本研究の係数行列はそうでは ないこと司また BiCG 法は計算のため

る 必 裂 が あ り 繁 雑 と な る こ と や . 収 束 の 仕 が 不 規 制であること ( B a r r e t e t  a , . l などの理由で採出しな かった.準 G a u s s ‑ S e i d e l i 去とは.本来の Ga  u s s ‑ S e i d e  1  では式 ( 8 ) において i t e r a t i o n の結果求められた χ の僚を巡 次更新するのに対し,本研究で問先したコードは,式 ( 8 ) の 計 算 を 各 層 毎 i こ FFT を用いた Convolutionf i l t e r により

る 寸 前 v e t   a   , . l J 方式を採用してい るため, 1 直を逐次更新するのではなく属単位でまとめて更

るという方法である.

い ( [ 2 に,周期 1 0 0 秒の計算の i

l 日

反復回

k の!苅が x 向に、 l 正面波が人射した場合の反復 y  h i r l J に人射した場合の反窪田数を示す.

された. BiCGSTAB ,  BiCGST  AB2 ,  GP‑BiCG の い ず れ の ク リ 口 ブ 部 分 空 間

も , Jacobi  G a u s s ‑ S e i d e l  

て 半 分 程 虚 の 反 復 回 数 で 請 む こ と が 分 か っ た . Table 1  に,反榎討会算に必要な時間を竺関試行を行って測定した結 果を示す . χ ,y方向の入射波に対して要した時間の手rJを示 している f 吏吊した CPU は 21164A( 6 0 0 で ある.これを見ると,所要時間の i 主 i でも, ク 1 ) ロフ 間 j 去を採JIjすることによりお c o b i 法 や 準 G a u s s ‑ S e i d e l

とされる以復計算の時間の半分以下に押えられる ことが分かる.クリロブ部分空間 j 去の中で i t , BiCGST  AB  2 お よ び GP‑BiCG 1 . 去 が BiCGSTAB; 去 に 比 べ て 反 復 I I I J

数 は 一 割 ほ ど 少 な く な っ た . BiCGST  AB2  i 去 お よ び GP‑

BiCG 法は必要となる反復回数は全く同じであったが,必 要 と さ れ る 計 算 時 間 は BiCGSTAB2 法 の 方 が わ ず か な が ら少なく済んだ. これは偶数岡目の i t e r a t i o n における演 算 が BiCGSTAB2 法のん命が少なくて済むからである(藤 野・張, 1 9 9 6 )   ちなみに今回は Jacobi 法の } f が準 Gauss S e i d e l 法よりも収束が速かった.これは,準 G a u s s ‑ S e i d e l 法では得られた級数の収束性が成立しなくなる影響である

と考えられる.

次に,本計算で得られた結果をこのモデル計算で基準と

される Wannamaker ( 1 9 9   I)の結果と比較する.図 3 に ,

(4)

積分方程式 j 去を汁 i いた高速で

A

次元電総応答 J I 算コードの J I 市 立 ヨ

x ‑ p o l   陶1 。

0 . 0 1  

0 . 0 0 1

主¥

、、¥ ¥ 、、 、、 iCGSTAB

包0001 。

1e

05 ~ GP iCG

1e

08 1e

G 窃

20  40  60  80  100  120  i t e r a t i o n  number 

y

p o l

0 . 1   J a c o b i  

0 . 0 1   Gauss

S e i d e l

0 . 0 0 1   iCGSTA 日

0 . 0 0 0 1   1e 心 5 1e‑06  1e 心 8 1e 舟窃

20  40  告 。 8 合 100  120  i t e r a t i o n  number 

図 2 . 周期 1 0 0 秒において各反復法において必安な以復回数. 横 i~111 に反復回数, 縦 軸l こ を 示 す ー 上の i 苅が x 方向に平而波が 入射した場合, ドの凶に y 方 I ( ' Ji こ平面波が入射した場介会示す. BiCGSTAB ,  I 3 i CGSTAD2 ,  GN3iCG などのケリロフ部分空間法 長用いた場合

j t..

l a

じり

b i ; 去や子供 G a u s s ‑ S

i d e l 法などの定取解法を用いた場合に比べて、│三分程度の反復回数で収束することが分かる.

表1. 反復計算に必要な時間 3 同 の 試 行 の 結 巣 お よ び そ の 平 均 妥 示 し た 方 向 の 人 射 波 に 対 し て 要 し た 時 間 の 手 口 を 示 し て い る . 単 位 は 秒 . BiCGST  AB ,  BiCGST  AB  2 ,  GP‑BiCG などのクリロフ部分空間法を用いた場合, , J a c o b i 法 や 準 G a u s s ‑ S e i d e l 法を用い た場合に比べて、子分程度の時間で収束することが分かる.

解法

J a c o b i   準 G a u s s ‑ S e i d e l BiCGSTAB  B i CGSTAB2  GP‑BiCG  T r i a l  1  1246  1589  4 2 1   386  403  Trial2  1 2 7 1   1817  482  413  422  Trial3  1305  1826  497  434  462  Average  1274  1744  467  4 1 1   429 

」 一 一 一 一 一 一

(5)

υ

〉 j i 忽j 岳志・歌凶久司

Mxx ( r e a l )  10s  0 . 8  

0 . 6   0 . 4   0

2 0 

0 . 2

‑ 0

4

‑ 4 0  

30

20

10 9  10  20  30  40  Distance (km) 

陥 xx(ima 思 ) 10s  0 . 2  

0.15  0 . 1   0.05 

0.05

‑ む 圃 1

0.15

画 立 2

40

Distance (km) 

図 3 悶 1 のモデルに対する, y‑Q の断商における地織気変換関数の x 成分の言 i 狩 結 果 周 期 1 0 秒の結果を示す.横軸にエ}判票 の{底縦

i

地に地磁気変換問数の値を示す.上の凶が実剖5 , ドの凶が虚部を表すー十字がも N

nnamaker ( 1 9 9 1 ) で得られた結巣,

実線が本研究で開発したコードによるもの. I f f i j 存は良い」致そ示す.

周期 10 秒での y 二 O の ~JTI~î ( 間 l の点線)での地織気変換

i 理数の実部および虚部を去す.また, 1 ' ; ( 1   1 1   I こ席 1 0 0 の見掛け比抵抗および佼相のりおよび μ 成分を示す島ど ちらの凶からも,本計での結果と Wannamaker( 1 9 9 1 )   との結果が良 L トー・致を示すことが分かる.

まとめと今後の課題

は , A  vdeev  e t  a   ( . l 1 9 9 7 ) によって提案された IDM 法に慕づく電感応答計算アルゴリズムそ改良し,得

, J a c o b i 法ではなくクリロツ部分?主問

、た場合の振舞いについて調べた,クリロフ部 分空間法を用いた場合は IDM 法の平Ij点である,どのよう な比抵抗構造に対しでも対応する級数が収束し,原理的に 解が求まるという利点は失われるが,モデル計算ではクリ

ロフ部分空間法を用いても収束は達成され,また収束速度 もほぼ二倍程度に改善されることが分かった.クリロフ部 分空間法の中では,収束回数,計算時間の面でわずかに BiCGSTAB2 法が勝った.

ソースが一般に公開され,良く三次元計算の際に用いら れる Mackie e t   a l .   ( 1 9 9 4 ) による差分法のコードが平面波 入射の応答しか計算できないのに対し,本研究で開発され たコードはあらゆるソースに対する応答を計算できるとい

う 手 J I 点がある.ダイポールソースに対する応容が計算でき ると, Jacobian を相反定理により計算することが可能に なるため,二

J

次元インパージョンの際に差分で J ζ l c o b i a n

る場合に比べて計算時間を人;帽に短縮することが 可能である.その上,積分方程式法はモデリン夕、領域が電 ある場所だけに眠られるため,先見的な情 報により電気伝導度異常が与在する領域の広さを押えるこ

したコードは,二次元インパージョン L : で有利であると言える.

本 研 究 で は , 線 形 碍 式 を 解 く 際 前 処 1 寝をJlJl、なかっ た.これは前述、の通り積分) j 程式法における係数行ダ J I は密 であり適切な前処理行列が無いこと,また IDM 法を用い ることで係数行列の性質が改普されると期待されることな どが理由である. しかし,実際さまざまな前処理法を適用 してどの程度改善が見られるのかテストすることは必要で、

あろう. また, 1 7 1 J えぱ Habashy e t  a   . l ( 1 9 9 3 ) ,  T o r r e s ‑

Verdin and Habashy ( 1 9 9 4 )で示された Nonlinears c a t ‑

t e r i n g  approximation のような,式 ( 6 ) の近似解が前処理

行列として利用できる可能性があり,さらに研究を進める

必要がある.

(6)

積分 ) j i J ' J 式法を用いた高迷三次元電磁), t 、終計算コ ドの開発 1 1  

Rhoxy 100s  100 む

100  10 

0 . 1  

i s t a n c e( k m )  

Phase xy 100s 

(

w

立 ︒ の の こ 仏

30  40  20 

10  O 

10

‑ 2 0  

‑ 3 0  

4 0

D i s t a n c e  ( k m )  

( E E C

‑ E O )

 

Rhoyx 100s 

ハ unu

n v  

dEEE 

 

100  10 

な 1

‑ 4 0  

30

20

da

υ O 

JZE

U 20  30  40 

D i s t a n c e  ( k m )   Phase yx 100s 

40  20  30 

10 

‑ 1 0   O 

ー 20

‑ 3 0  

4 0

D i s t a n c e  ( k m )  

図 4 関 l のモデルに対する , y

O の断面におけるインピーダンステンソルの非対角成分の計算結果.周期 1 0 0 秒の結果を示す.

横軸に Z 座標の値,縦剥

11

には上から順に見掛け比低抗のり成分,位相のり成分,見掛け比抵抗の yx 成分,位相の yx 成分を示

す.記号は図 3 と│司じ.図中の単位 C O h r n ‑ r n ) は Q'rn を表す 図 3 と同様, Wannarnaker  ( 1 9 9 1)の結果と本研究の結果は良

L  、一致を示す.

(7)

1 2   宗包浩志・歌回久可

文 献

Anderson ,  W.  L . ,   1 9 8 2 ,  F a s t  Hankel transforms u s i n g  r e l a t e d   and lagged c o n v o l u t i o n ,  ACM  T r a n s .  on Mαt h .   S o f t ω αr e , 8 ,  3 4 4 ‑ 3 6 8 .  

Anderson ,  W.  L . ,   1 9 8 9 ,  A hybrid f a s t  Hankel transform a l g o ‑ rithm f o r  electromagn

t i cmodeling ,  G e o p h y s i c s ,  5 4 ,  2 6 3 ‑ 2 6 6 .   Avdeev ,  D .   B . ,   A .  V .   Kuvshinov ,  O .  V .   Pankratov and G .  A .   Newman ,  1 9 9 7 ,  High

performancet h r e e ‑ d i m e n s i o n a l  e l e c ‑ tromagnetic  modelling  u s i n g   m o d i f i e d   Neumann s e r i e s .   Wide‑band numerical s o l u t i o n  and examples ,  J .   Geomag. 

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4 4 , 3 3 7 ‑ 3 5 1 .  

(8)

積分方程式 j 去を用いた尚速三次

jじ

I 主総応答計算コ…ドの i 羽発 1 3  

Appendix 

グ リ ー ン テ ン ソ ル の 計 算 法

取に ; J ( 平成国情 i 左大地におけるグリーンテン 凶の…般解は次のよう ソ

j

レ の 計 部 方 法 を ま と め る 般 に

t

1

‑1内部での電場お

よび礎束密度は,ポロイダルポテンシャル I I, およびト 口イダルポテンシャル r を用いて次のように書き表すこと ができる (We

v e r ,1 9 9 4 ) .  

f 子 … ' i 7 x  ' i 7   I I   i w て x r H マ×マ xrlμ t : ' i 7 >

n

f こだし,

川)

r r ( ( )  

である. これらのポテンシャルはヘルムホル ' i 7

2

nωμど T I 0 

' i 7

2

r ω μ ど下一一 O を満たす.

w i 境界での1Iと Fの境界条件は,電場および磁場 密度)の水、ド成分が層境界をはさんで連続であるという事

( l l i ) および ( 1 7 ) を書き下してみると, 電 各成分は次のように書き表すことがで きる.

: ) ω μ 山叩

B 2 G 1   i G j 1 1 c (  ( 

))

従って,電場の水平成分の連続性から a T I ,およびにが述 続であること,また儲場(融束密度)の水平成分の述枕性 から θ i 二およびt;IJ

z

が連続であることが言える.

次にヘルムホルツ方程式側および凶の一般解を波数領 域で求める.例えば式酬の z 成分は,波数領域で次のよう に表現される.

H  

j

J 1 F  

d

{

十 二 Jiw μ 仁 十 十 時 ( 2 5 )   ここで, T I

z

は T I

z

の波数成分であり,次のように定義される:

T I

z

f J I T

z

( z ) e x p ( i ( k x x

k , y ) ) d dk

y

凶) ただし,弘および h はそれぞれ

X

Y

I j l j の波数を去す.式

去される

E

ニご

I I 間領域での T I z 1

) エ変換することによって次のように書き表すことができ る.

( H i )  

( 日 1 1 匂二fJ ( i l

( 2 8 )  

( 1 8 )  

A および β は対称何より司 λ 二 J(ピ十た~;)のみの関数

である.その場合 式 1 2 印は次のようにハンケル変換の形に

ことカ

t

で き る 匂a v e r

1 9 9 4 ). 

I I z

f ) e x p ( γ ' Z )

s C A ) εxp( ( 2 9 )  

nυ

1  ( 

r  1 3 0 1  

1 )

ただし, < : 1 0 は 0 次のベッセル関数である.式仰の一般解も 同様にしてうえることができる

次にダイボールが存在する出での、/ース項を求める.波 数 領 域 に お い て ダ イ ポ ー ル が 作 る 一 次 電 場 次 密 度 の ? 成 分 は そ れ ぞ れ の ポ ラ ニ ン ン ャ ル の ソ

止を用いて次のように与えられる(式 ( 2 2 ) ,

am

i ω

U m ( 3 2 )  

( 3 3 )   この‑.),占う}にしでは, トロイ夕、 l V ポテンシャ l V によって 作られる場とボロイ夕、

j

レポテンシャルによって作られる場 しているので,それぞれの成分を用いて両ポテン シャルのソース E 討を, ダイポールソースが作る一次喝の

z

を説明するように J 犬めることができる (Ward and Hohmann ,  1 9 8 8 ) 置単位強さの電流ダイポールソース

た時の一次電場, ー次磁京情}支の宅問領域での値 EP ,  sP  ま ( Herlzv c

t o r S を用いて j 欠のようにうえられる

CWeaver , 1 9 9 4 ) .   EP ニ マ ( ' i 7 ・ . ' 1 ) マ

2

. ' 1 (

2 )   1

倒)

B P

μ t :' i 7   x  . ' 1   ( 3 5 )   ただし,.'1の波数領域での値 s は,ダイポールの│白 l きの単

位ベクトルをぬとして波数領域で次のように与えられる.

S=SX;  ( 3 6 )  

S  EEP(‑hztu│) 

( 3 7 )   4 π t : r 

. z ‑ d i p o l e の場合

式(札 ( 3 5 ) により ム次電場, ふ次磁束密度はそれぞれ

El ご âîS-iωμ~ G 印

(9)

1 4   : 4 1 包 j 告;正、 歌田久寸

と書き表すことができるー従って、

比較して

( 3 9 )   でうえられる.

( 3 2 ,(坊と ・ y d i p o l c の場合

x ‑ d i p o l e の場合のグリーンテンソル成分を時計開りに 9 0 L , 符 台 を 入 れ 替 え た も の が の 場 合 の グ リーンテンソル成分になるので省略.

ダイポールが存 u : する層でのグリーン関数のソース虫が求 まると,先に求めたポテンシャルの層境界での連続条件,

また地表面,以下隔でのポテンシャルの境界条件を)泣いて 任 意 の 地 点 で の グ リ ー ン 出 数 を 言 す る こ と が で き る 1 9 9 4 :   A ) .   数値三十昨によりグリーン 関 数 を 求 め る 際 に 必 要 と な る ハ ン ケ ル 変 換 に は C h a v ε ( の i 丘陵積分?去を用いた.この方 i 法は, cODvolutioD  f i l t c r を用いた Anderso

Il

( の 方 法 に 比 べ て 計 第 時 間

る代わりに誤ぷが予測できること,ならびにより条

( 1 1 0 )   exp( 示 ‑w i )

4 πど γ

n  0 

・ を得る. x d i p o l e の場合 闘により

E~= δ)å4 S

!A

/町

一次磁束密度はそれぞれ

である.

( 4 2 )   ( i 1 3 )   ( 3 3 ) と上ヒ較して

( 判

r ;  

を得る.ただし司 t ( ; i

l l Z   ?と o

1  z‑w<O 

( 4 5 )   の : コ

チンを出用し ディングでは Andcrson ( 1 9 8 9 )  

( 4 6 )  

参照

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