精神科病棟において看護師が実践するレクリエーシ ョンに関する研究の動向
著者名(日) 石川 幸代, 原田 瞳
雑誌名 共立女子短期大学看護学科紀要
巻 7
ページ 55‑61
発行年 2012‑02
URL http://id.nii.ac.jp/1087/00002696/
Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止
精神科病棟において看護師が実践する レクリエーションに関する研究の動向
石川幸代・原田瞳
The tendency o f the research about recreations that the nurses who work i n psychiatry ward
Yukiyo I S H I K A
WA
,H i t o m i HARADA
The p u r p o s e o f t h i s r e s e a r c h i s t o make c l e a r e f f e c t i v e s and p r o b l e m s t h a t t h e n u r s e s who work i n p s y c h i a t r y ward have r e c r e a t i o n when t h e y s u p p o r t t h e p s y c h i a t r y h a n d i c a p p e r s o n t h r o u g h t h e l i t e r a t u r e s .
The r e s u l t o f t h i s i n v e s t i g a t e i s a s f o l l o w s .
1 ) The r e c r e a t i o n s t h a t t h e p s y c h i a t r y n u r s e s work i n t h e v i s i o n o f n u r s i n g " c a r e o f p a t i e n t s " t h e r e l a t i o n s h i p between p a t i e n t s and n u r s e s " a r e e f f e c t i v e .
2)
The p r o b l e m s o f r e c r e a t i o n s t h a t t h e p s y c h i a t r y n u r s e s work were c a t e g o r i z e d f o u r p a r t s .
3 ) The p r o b l e m s o f r e c r e a t i o n s t h a t t h e p s y c h i a t r y n u r s e s work a r e l i n k e d t h e n u r s i n g p l a n
,t h e c o o p e r a t i o n w i t h t h e s p e c i a l i s
,tand t h e s t u d y and t r a i n i n g .
Key words
:精神科病棟,看護,看護職, レクリエーション,精神障がい者1.はじめに
精神科・リハビリテーションにおいて,そのリ ハビリテーションを促進するために,さまざま な治療技法が,さまざまな職種によって用いら れるが,その活動に焦点を当てた治療技法の代 表的なものとしては,作業療法, レクリエーシ ヨン療法,芸術療法,遊戯療法などが挙げられ る。
欧米においても日本においても,精神科病院 では, レクリエーション活動がこれまでも,そ して現在も広く行われている。米国では,
1 9 6 0
年代後半からT h e r a p e u t i cR e c r e a t i o n ( T R )
という名で統ーされるようになった1)。 わが国において,精神科で行われるレクリエ
ーション療法は,呉秀三が遺散療法と名づけて 気晴らし的な活動を用いた。戦後は,生活指 導, レクリエーション療法,作業療法を包含し た生活療法が提唱され.看護師が多くの役割を 担い,積極的に取り組まれてきた。このように,
生活療法においては,
l i
珪スポーツ,音楽,絵 画,ゲームクラブ活動など多岐にわたる種目が,生活指導の一環として広く用いられてきたが2)
1 9 7 0
年代に入札生活療法の治療の側面が弱体 化し管理的,画一的となり,さらに使役的側 面が指摘され批判を受けた3)。さらに,1 9 6 5
年 に作業療法士が資格化され,1 9 7 4
年に精神科作 業療法が診療報酬化されてからは,作業療法の 種目として, レクリエーション療法が行われる 傾向にある。‑ 5 5
一共立女子短期大学看護学科紀要 第
7
号( 2 0 1 2 )
しかしながら,精神科看護の領域において,看護師が生活療法の一環としてレクリエーショ ンを用いて,患者ケアに当たっていることは現 在も精神科の病棟において継続し見受けられる 光景であるのは事実である。そして生活を支援 する看護師が行うレクリエーションにおいて,
多くの患者がリハピリテーションの効果を得て いるのも目にする光景である。
このような現状の中,精神科病棟において看 護師が実践するレクリエーションは,患者ケア にどのような効果をもたらしどのような課題 があるのかということを検討し作業療法の種 目とは異なる形で行われるレクリエーションの 意義についても検討したい。
今回は,これまでに看護師によって実践され てきたレクリエーションに関する研究について 文献検討を行い,文献を通じて,精神科病棟に おいて看護師が実践するレクリエーションは,
どのような効果をもたらしどのような課題が あるのかということを検討することとする。
1I.研究の目的
本研究は,精神科病棟において看護師が実践 するレクリエーションについて,その効果と課 題について抽出し看護師が精神障がい者の支 援において, レクリエーションをどのように活 用できるのかということについて,文献を通じ て明らかにすることを目的とする。
E
研究方法 1 .研究期間2 0 1 1
年6‑9
月。2 .
対象文献医学中央雑誌
web
版にて,1 9 8 3
年から2 0 1 1
年1 2
月までの聞に,看護師が精神科病棟で行うレクリエーションについて,文献検索を行った。
キーワードは,
r
精神科病棟jr
レクリエーションj
r
看護師」とし検索を行った。原著論文の みを対象文献とした。3 .
分析方法各々の文献が提示する精神科病棟において看 護師が行うレクリエーションの効果と課題につ い て 抽 出 し 看 護 削jが精神障がい者の支援にお いて, レクリエーションをどのように活用でき るのかを分析,考察したo
N.
結 果医学中央雑誌
web
版にて,1 9 8 3
年から2 0 1 1
年9
月までの聞に,看護師が精神科病棟で行うレクリエーションについて,文献検索を行った 結果,
r
精神科病棟jr
レクリエーションjr
看 護師」のキーワードで検索された文献は1 6
件で,対象となった原著論文は
1 2
文献であった。以下 の表1
のとおりである。1 3
の文献の内容については,l. レクリエー ションによる患者の変化に関するもの, 2. レ クリエーションに対する看護師の意識・認識に 関するもの,3 .
レクリエーションの意義・効 果に関するもの,4 .
レクリエーションにおけ る課題に関するもの,5 .
レクリエーションに おけるかかわりに関するもの.に分類された (表2)。
各々の文献が提示する精神科病棟において看 護師が行うレクリエーションの効果と課題につ いて抽出すると,表
3
,4
のようになった。精神科病棟において看護師が実践するレク リエーションの効果については,
r
1. 看護の 視点に関するものl r 2 .
患者ケアに関するもの
1 r 3 .
患者一看護師関係に関するもの』に 分類された。rI.看護の視点に関するもの』が示す看護師が実践するレクリエーションの効 果は,
r
患者の状態の客観的な評価j,r
健康的な部分へのフォーカスj,
r
個別的かっ集団的な観察の場」などであった。
r
2. 患者ケアに関 するものJ
が示す看護師が実践するレクリエー ションの効果は,r
生活のリズムの改善j,r
体力の回復j,
r
感情表出の場j,r
コミュニケーションの活発化j,
r
レクリエーション療法への反 応j,r
行動の変化J
,r
精神的安定J
,r
集合の自発性
J .
r人との触れ合いの場J .
r楽しみの実感(楽しいという感覚を得ること)
J .
r対人交流の増加」であった。
r 3 .
患者一看護師関係に関するもの』が示す看護師が実践するレクリエー ションの効果は.
r
信頼関係構築の促進」であ った。また.精神科病棟において看護師が実践する レクリエーションの課題についてはrI. レク リエーションのあり方に関するもの.1.
r 2 .
レクリエーションプログラムに関するもの
1 r 3 .
看護師の認識に関するもの
J . r 4 .
レクリエーションを実施する看護師への支援に関するも の』に分類された。
D.
レクリエーションの あり方に関するもの』が提示する課題は.r
レクリエーション療法と看護計画の連動
J . r
レクリエーションの日常化」であった。 r
2 .
レク リエーションプログラムに関するものJ
が提 示する課題は.r所属,承認,自尊心の欲求を 充足させるようなレクリエーションプログラ ムJ . r
治療効果の高いレクリエーションプログ ラムの作成J .
r生きがいが求められるレクリエ ーションの方法J . r
離床を導くために有効なレ クリエーション」であった。r 3 .
看護師の認 識に関するもの』が提示する課題は.r
看護師のレクリエーション運営への主体性
J . r
レクリエーション療法の必要性の認識
J . r
患者の能力を発揮する場としてのレクリエーションの認 識
J . r
治療的効果へのこだわりの軽減J
であ った。 r4 .
レクリエーションを実施する看護 師への支援に関するもの』が提示する課題は,「レクリエーション運営スタッフの精神的の軽 減
J . r
レクリエーション療法の研修体制の構 築」であった。V .
考 察1.看護師が実践するレクリエーションの効果 について
精神科病棟において看護師が実践するレクリ エーションの効果については.
3
つに分類されたが.r看護の視点に関するもの』は,どれも
精神科看護領域における非常に重要な看護の視 点であり,それらに関して効果を得ていること は.看護師が実践するレクリエーションが看護 そのものに活用できるということができる。
また.
r
患者ケアに関するもの』について報 告している文献は多く,精神科看護の領域にお いて,看護師が患者ケアにおいて, レクリエー ションを用いていることは一定の効果を得てい るということが云える。また効果の内容として 挙げられている項目については, どれも精神科 看護においては重要かっ不可欠なケアであり,レクリエーションを通してこれらの効果を得ら れるということは,患者ケアにおいて看護師が 実践するレクリエーションが有効であると考え る。
[患者一看護師関係に関するもの』で挙げら れている信頼関係構築の促進については,複 数の文献が触れている。精神障がい者は,コミ ュニケーションに障害を有している場合が多く,
他者との信頼関係の構築に支障をきたすことも しばしばであるが, レクリエーションという
「楽しみ」の場を共有することを介して,患者 と看護師の距離が縮まり信頼関係の構築が進む ことは,患者ケアを円滑かっ効果的に実施する 上でも精神科看護においては必要な要素である。
したがって.
3
つに分類された内容は, どれ も精神科看護における患者ケアには重要かっ不 可欠な内容で,精神科病棟において看護師が実 践するレクリエーションは,患者ケアに有用な 効果をもたらしているということが云える。2 .
看護師が実践するレクリエーションの課題 について精神科病棟において看護師が実践するレクリ エーションの課題については. 4つに分類され たが.
r
レクリエーションのあり方に関するも の』にある「看護計蘭との連動」は,看護師が レクリエーションの有用性を十分に認識し看 護職としてレクリエーションを実践するために 明確にしておく必要があるのではないかと考え る。‑ 57
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7
号( 2 0 1 2 )
『レクリエーションプログラムに関するも の』としては,治療効果を焦点化した内容のプ ログラムの作成が課題として示されているが,
治療効果の焦点化を進めていくならば,看護の 視点のみでなく.他職種,特に作業療法士との 連携をとり,プログラムの内容を深めていくこ とが有用な方法の一つではないかと考えられる。
『看護師の認識に関するもの
J
としては.レ クリエーションの必要性を十分に認識していな ければ,看護師が主体性を持ってレクリエーシ ョンを運営していくことは難しいと考えられ る。そこで,もう一つの課題として示されてい る『レクリエーションを実施する看護師への支 援に関するもの』に示されているようなレクリ エーションの必要性や運営方法などを習得でき る研修等の整備が課題になっていくのではない かと考える。以上の点から,看護師がレクリエーション有 用性を十分に認識し主体性を持って実践して いくために,看護計画との連動,他職種との連 携,研修等の整備が,看護師が実践するレクリ エーションの課題と考えられる。
Vl.まとめ
以上から,精神科病棟において看護師が実践 するレクリエーションは,どのような効果をも たらしどのような課題があるのかということ は以下のとおりである。
l.精神科病棟において看護師が実践するレク リエーションは, r看護の視点に関するもの
i
『患者ケアに関するもの
J
,r患者一看護師関係に関するもの
J
に有用な効果をもたらす。2 .
精神科病棟において看護師が実践するレク リエーションの課題については『レクリエー ションのあり方に関するものJ
,rレクリエーションプログラムに関するものJ.r看護師の 認識に関するもの上『レクリエーションを実 施する看護師への支援に関するもの』に分類
された。
3 . 2
の内容から.看護師がレクリエーション有用性を十分に認識し主体性を持って実践 していくために,看護計画との連動,他職種 との連携,研修等の整備が,看護師が実践す るレクリエーションの課題と考えられる。
百.研究の限界と今後の課題
本研究の対象文献は非常に少なく,また
2 0 0 9
年以降の文献はないため,今後も研究を重ねて いく必要があると考える。2 0 0 9
年以降の精神科 病棟におけるレクリエーションを扱った研究は,看護学生が実習において行ったレクリエーショ ンを扱った研究が比較的多いことから,その分 野に関しでも研究を進めていく必要があると考
える。
引用・参考文献
1 )萱間真美野田文隆編集:精神看護学.
P 2 5 5 ‑ 2 5 7
,南江堂,2 0 1 0 .
2 )
坂田三充編集:精神看護エクスベール5
精神科リハピリテーション看護, P
1 9 5 ‑ 1 9 6
,中山書店,2 0 0 4 .
3) 出口禎子編集:情緒発達と看護の基本,
P
1 3 1
,メデイカ出版,2 0 0 9 .
4 )
原克枝,雨宮浩子,塚田昌子他:精神科に おけるレクリエーション療法の検討, 日 本看護学会集録第2 5
回成人看護1 1
,P 1 1 9 ‑ 1 2 1 . 1 9 9 4
5 )
高橋尚子,阿川啓子. 日下和美他:総合病 院精神科病棟におけるレクリエーション療 法の現状と課題, 日本精神科看護学会誌.第
4 1
巻1
号, P1 9 3 ‑ 1 9 5
,1 9 9 8 .
6 )
松 浦 千 香 子 看 護 婦 さ ん , 今 日 は な に す ると一病棟単にレクリエーションの取り 組み, 日本精神科看護学会誌.第4 2
巻1
号, P4 0 7 ‑ 4 0 9
,1 9 9 9 .
7 )
作島小百合.井戸崎さっき,内園綾乃他:レクリェーション活動に対する看護者の認 識の変化, 日本精神科看護学会誌,第
4 3
巻1
号,P 1 2 7 ‑ 1 2 9
,2 0 0 0 .
8 )
木原和子,丹波久子.須藤清江他:レクリエーション活動をきっかけとした患者,看 護者の変化に関する検討,精神科看護.第
2 8
巻1
号,P 4 7 ‑5 0
,2 0 0 1 .
9 )
池田依留,徳田英司:病棟レクリエーシ ョンプログラムに対するスタッフの意識 調査, 日本精神科看護学会誌.第4 4
巻2
号, P1 3 8 ‑ 1 4 2
,2 0 0 1 .
1 0 )
河井英彦,高松一樹,渡辺修二他:患者様 の自発性.自己決定を支えるかかわり,精 神保健,第4 7
号,P 7 7
,2 0 0 2 .
11)斎藤由香:基本的信頼関係を築くことが難 しい患者へのかかわり, 日本精神科看護学 会.第
4 9
巻2
号, P1 3 8 ‑ 1 4 2
,2 0 0 6 . 1 2 )
橋本千明.岸聖子.原知子他:精神科病棟のレクリエーション活動に対するかかわ りの変化, 日本看護学会論文集.第
3 8
号,P 1 9 6 ‑ 1 9 8
,2 0 0 7 .
1 3 )
大山由香:対象者をとらえたレクリエーシ ョン, 日本精神科看護学会誌,第5 0
巻2
号,P 6 7 0 ‑ 6 7 4
,2 0 0 7 .
1 4 )
河野あゆみ,松田光信:精神科リハビリテ ーションのレクリエーション療法の再生と 評価関する研究日本精神保健看護学会誌,第
1 7
巻1
号,P 2 4 ‑ 3 3
,2 0 0 8 .
1 5 )
馬場員由美:閉鎖病棟における病棟レクリ エーション活動の効果. 日本精神科看護学 会,第5 1
巻第3
号, P1 0 3 ‑ 1 0 6
,2 0 0 8 .
‑ 5 9
一共立女子短期大学看護学科紀要 第7号 (2012)
表1.対象文献一覧
タ イ ト ル 著者(筆頭) 掲 載 雑 誌 発表年月
1
精 神 科 に お け る レ ク リ エ ー シ ョ ン 療 法原 克 枝 日 本 看 護 学 会 集 録 第
2 5
回1 9 9 4 . 1 0
の 検 討 成 人 看 護 H
P 1 1 9 ‑ 1 2 1
2
総 合 病 院 精 神 科 病 棟 に お け る レ ク リ エ高橋尚子 日 本 精 神 科 看 護 学 会 誌
1 9 9 8 . 5
ー シ ョ ン 療 法 の 現 状 と 課 題 第4 1
巻l
号.P 1 9 3 ‑ 1 9 5
3
看 護 婦 さ ん 、 今 日 は 何 す る と ー松 浦 千 香 子 日 本 精 神 科 看 護 学 会 誌
1 9 9 9 . 5
病 棟 単 に レ ク リ エ ー シ ョ ン の 取 り 組 み 第4 2
巻1
号.P 4 0 7 ‑ 4 0 9
4
レ ク リ ェ ー シ ョ ン 活 動 に 対 す る 看 護 者作 島 小 百 合 日 本 精 神 科 看 護 学 会 誌
2 0 0 0 . 5
の 認 識 の 変 化 第4 3
巻I
号.P 1 2 7 ‑ 1 2 9
5
レ ク リ エ ー シ ョ ン 活 動 を き っ か け と し木 原 和 子 精 神 科 看 護
2 0 0
1.1
た 患 者 、 看 護 者 の 変 化 に 関 す る 検 討 第 四 巻1
号.P47‑50
6
病 棟 レ ク リ エ ー シ ョ ン プ ロ グ ラ ム に 対池 田 依 留 日 本 精 神 科 看 護 学 会 誌
2 0 0
1.1 2
す る ス タ ッ フ の 意 識 調 査 第4 4
巻2
号. P I 3 8 ‑ 1 4 2
7
患 者 様 の 自 発 性 、 自 己 決 定 を 支 え る か河 井 英 彦 精 神 保 健
2 0 0 2 . 5
かわり 第
4 7
号.P 7 7
8
基 本 的 信 頼 関 係 を 築 く こ と が 難 し い 息斎 藤 由 香 日本精神科看護学会
2 0 0 6 . 1 2
者へのかかわり 第
4 9
巻2
号.P138‑142
9
精 神 科 病 棟 の レ ク リ エ ー シ ョ ン 活 動 に橋本千明 日 本 看 護 学 会 論 文 集
2 0 0 7 . 1 2
対 す る か か わ り の 変 化 第
3 8
号.P196‑198
1 0
対 象 者 を と ら え た レ ク リ エ ー シ ョ ン 大 山 由 香 日 本 精 神 科 看 護 学 会 誌2 0 0 7 . 1 2
第5 0
巻2
号.P 6 7 0 ‑ 6 7 4
精 神 科 リ ハ ビ リ ァ ー シ ョ ン の レ ク リ エ
日 本 精 神 保 健 看 護 学 会 誌
1 1
ー シ ョ ン 療 法 の 再 生 と 評 価 に 関 す る 研 河 野 あ ゆ み2 0 0 8 . 5
究 第
1 7
巻l
号.P 2 4 ‑ 3 3
1 2
閉 鎖 病 棟 に お け る 病 棟 レ ク リ エ ー シ ョ馬 場 漢 由 美 日本精神科看護学会
2 0 0 8 . 1 2
ン 活 動 の 効 果 第5 1
巻 第3
号.P I 0 3 ‑ 1 0 6
表 2. 内容の分類
1 レ ク リ エ ー シ ョ ン に よ る 患 者 の 変 化 に 関 す る も の
2
件2
レ ク リ エ ー シ ョ ン に 対 す る 看 護 師 の 意 識 ・ 認 識 に 関 す る も の4 f 牛
3
レ ク リ エ ー シ ョ ン の 意 義 ・ 効 果 に 関 す る も の 1件4
レ ク リ エ ー シ ョ ン に お け る 課 題 に 関 す る も の2
件5i .
レ ク リ エ ー シ ョ ン に お け る か か わ り に 関 す る も の3
件表
3 .
看護師が実践するレクリエーションの効果11.看護の視点に関するもの
‑患者の状態の客観的な評価
‑健康的な部分へのフォーカス .個別的かっ集団的な観察の場
2.
患者ケアに関するもの .生活のリズムの改善 .体力の回復・感情表出の場
・コミュニケーションの活発化
・レクリエーション療法への反応 .行動の変化
・精神的安定
‑集合の自発性
・人との触れ合いの場
‑楽しみの実感(楽しいという感覚を得ること) .対人交流の増加
3.
患者一看護師関係に関するもの .信頼関係構築の促進表
4 .
看護師が実践するレクリエーションの課題 1.レクリエーションのあり方に関するもの .レクリエーション療法と看護計画の連動・レクリエーションの日常化
2.
レクリエーションプログラムに関するもの‑所属、承認、自尊心の欲求を充足させるようなレクリエーションプログラム .治療効果の高いレクリエーションプログラムの作成
・「生きがし、
Jが求められるレクリエーションの方法
.離床を導くために有効なレクリエーション3.
看 護 師 の 認 識 に 関 す る も の‑看護師のレクリエーション運営への主体性 .レクリエーション療法の必要性の認識
・患者の能力を発揮する場としてのレクリエーションの認識 .治療的効果へのこだわりの軽減
4.
レクリエーションを実施する看護師への支援に関するもの .レクリエーション運営スタッフの精神的の軽減・レクリエーション療法の研修体制の構築