商業と經濟
統 計 的 基 礎 を 有 せ ざ る 經 濟 理 論 の 誤 謬 を 諭 ず
山 本 恭 次 郎
一︑偶然の誤謬
偶 然 の 誤 謬 ︵ F e h l s c h l u s s e a u f G r u n d v o n A k z i d e n z i e n , fallacy of accidence.︶ は単に偶然に前提たる一の
状態より結論を導き出すことに存す︒過去数 有年来論埋学の教科書に於てその例として引
用せらるゝものは次の如し︒ 汝は昨日買ひたるものを今日食ふ︒然るに
汝は昨日生の肉を買ひたり︒故に汝は今日
生 の 掬 を 食 ふ
︒ D e M o r g a n
‑ F o r m a l L o g i c s
この例に於てはジエヴオンス︵Jevons︶が諭
なま
したる如く結論は生なる偶有性を有する肉に
関 し て な さ れ た る に 拘 ら ず そ の 第 一 前 提 に 於
ては明白に偶有性を顧慮するこさなく一般に
肉に就て述べられたる瓢に於て誤謬を存する
なり︒ 多くの経済理論の封象は偶有性を有するを 常どす︒而して一定の基礎的性質︑公理又は 教義を慣定し︑これを特殊の場合に適用して. 結論に導かんどする演繹的経醇埋諭は常に上 の偶然の誤謬の結果に撞着する危険性を有す る
も の な ら
︒
賃銀概則の誤謬は次の二つの経済的教義に
基づくものなり︒
︵二倍格の騰貴は早晩需要を紋じ供給を増
す傾向を楽し︑反対に債格の下落は早晩需
要を璃し供給を決する傾向を水すlものなり︒
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銭
餓別に従へは高さ賃銀即ち労働の慣格の騰 貴は出生増加の形に於て労働者の供給の増
加を来すものなり︒
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四
合一)供給が需要を超過するごき債格は下落 の傾向をごる
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E向き賃銀によりて生じたる
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労働の供給増加
は結局賃銀の下落合招︿
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かくして労働者
の読過は再び彼等の以前の水平線に低下し︑
絡に
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2
﹀の示せし如く慣習上
02
己彼等に必要なる食糧及生活上の便宜を購ひ 得るだけの賃銀ケ以て甘ん性ゴるぺから
5
るに至る
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2 己
0 1 可
否 弘
立 ︒
︒
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1 ・ ︿ ・
きて若し五日人が畑判断的に考ふる代りに︑統
計上確定せる一事買につき翻察するさきは︑高
き賃銀かけ﹄有する労働者は低き賃銀含有する労
働者よりも概して小なる家族を有するこごを
後見す
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問 ︒ ロ
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開
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向 者
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斯くの如く労働に於ては経済原則の論理的応 用を不可能ならしなる偶有性が存在するこご
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又チヤ
1レス︑プースハ
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﹀ は
そ の
倫敦に於ける住民の生活仏外労働に関する統計
的研究に於て述ぺて臼く︑
統計的基礎私有ぜざる経前理論の誤診私論ず
股入の上昇並に報酬の確貫性の増加が嘗然
賊労働者の家族に於ける出生数の増加を招︿
ぺきものなるこさな亭びたるものは︑事
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賃
上貧困の程度が著しくなり︑住居の股態が 悪しくなり︑而して殊に生情維持の可能性 が不確貸さなるに伶ひて出生数が多くなる こさを後見し︑又反割に牧入の上昇及報酬 の確貫性の増加が労働者の家族に於て殺来
ゐる産児制限が行はる冶現象を生︑苦しむる
ものなるこさを統計によりて確知するに及
んで何人さ雄正じ宋然自失すべきや必せり︒
ピ グ
1
殺授は股入の増加が正常的に出生培
加の誘因さなるは図家が‑}の股入の増加を大
家族の創立に謝する直接公然なる補助の形に 於て提供する場合なるこさを認めたり
o
印ち彼は臼く︒
かくの如き貧困者の牧入の増加は自然的に 人口増加の方向に於て作用するに越す
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AH今日この傾向の強さぞ詳債するこさは経済
一 六
五
商 業 さ 経 前
政策家にぎりて頗る重大なる事柄なりざす︒
母性保護︑家族補助︑家族牧入保険等の名務の
下に家族殊に初生児ぞ保護する種々なる給興 が行はる︒而かもその結果ざして生中るもの
は果して大なる出生率さ大なる家族なりや︒
多くの理論的同民経済皐者はその数義の基礎
原理じ拘束せられて然りさ答へ或は甲}れケ承
認するならん︒然れども統計的経済卒者ーも しか︑るもの存在すさせばーは先づその給興 せらる︑補助の金額如何に着服すぺきなり
o
英闘に於て通例補給せらる金額は第一子に濁 して五志︑第二子以下の子供に潤しては各三
士山なり︒而して多数の経験者は各の子供に泊
する毎週五士山の補助は最大の節約を以てする
も一人の子供に就いて要する費用の最低額を 表はすものなるこさに一致す︒故に一の家族 は第二子以下の各の子供に謝して少くも補給 を毎週二志だけ追加せられざるぺから歩︒而 して若し雨親が買際経済的の思慮を有するも のならば生活上の基礎より打算して子供を産
一 六 六
まんざ欲するものはなかるぺきなり︒
きて吾人は甲︺れより理論より統計上の事買
に移りて考へんごす︒ピグ!は英岡に於ける 斯くの如き児童補助は往時の一入三四年以前
に於ける救食品はの下にありでは事賃上充分保
詮せられたれぎも︑歴史上の事買の新しき統
計的研究の結川市によれば補給さ児童数さの問
には積極的関係は全然存在せざるこごを指摘 したり
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統計的研究は労働は理論上等関に附せらる
﹀多くの偶有性子呈するこごや﹂示せり︒ジイ
ニオア念︒ロ一ろは一般的仮定ごして一企業に
於ける生産高は躍に単位作業時間に於ける生
産高の倍額なるこごを認な︒印もこれによれ
ば一工場に於ける毎日の作業時間が十一時間
竿にしてその一年の生産高が十一高五千傍な
りざすれば竿時間の作業によりてそのこ十三
分の一を生産するこさ﹀なるが故に営時提議 せられたる工場法によりて十一時間竿の作業 時間が一時間づ﹀短縮せらる︑ものごすれば
それによりで事賃上の生産高が二十三分の二
だけ減小せられぎるべから歩︒而してこの生 産高の二十三分のこは約純盆の十
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セ ン ト
に相営するを以て改正の工場訟は正に企業者 の破滅を表はすものさなる理なり︒然れ
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も
ジイニオアはこの貼に閲して作業ご密接の関
係を有する疲労なる偶有牲の存在を顧慮する
こさを忘却せるなり︒
ジイニオアの後約入十年なる一九二二年に
至り英凶科等合
F部に於て会集せる経済卒者 は作業時間の生産品に濁する影響を猫断的に
決定する代︑りにこれに関する統計的基礎材料
を茨集せんさする決心の思想治後表せり︒その
際に於ける報告に於ては一日の作業時間を九 分の一だけ短縮するこごは一般に生産高を減 少するものなりや否やの問題が提出せられた
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統計的基礎岳有ぜざる経流理論の設謬た論ず
ヨロ・抑も賃銀銭則の誤謬及作業時間の延長じ
よる利潤増加の原則の茨謬は先づ第一に生産
手段の多趣多様なるこさ冶生産ロ仰の多趣多様
なるこごさを看過したる貼に蹄着するものな りさす︒由来二つの原則は次の二つの論浬的
結論に基づくものな
bo
(ご生産高は生産手段ケ⁝通用する時間に正
比例す︒般労働は生産手段なり︒故に労働に
よりて得らる︑生産高は労働が通用せらる
︑時間に正比例す︒
(二)すべての交換商品又は生産品の供給は
その債格が騰貴するさきに於て増加す︒労 働は商品なり︒放に労働に謝する供給は賃 銀の上昇によりて増加す
O
然 る に 生 産 手 段 た り 又 生 産 品 た る 労 働 は
(第二疲労(第一一)出生数の制限なる二つの特 殊なる性質によりでは隊件つけられたる附随現
象を呈するものなり︒人の労働は決しで一の 機械の如く毎時一定不援の割合にてなさる﹀
ものにあら争︑又子供は他の生産口問の如く
一 六
七
商 業 さ 経 泊
定まりたる債格にて生産せらる包ものにあら
ぎるは明白なる事資なり︒
二つの原則の第二の誤謬は人間の生産品印
ち勢働の愛化性を無視してこれを草一不設な
るものご観る賂に蹄着するものなり︒
一一︑理論が寅際上越用不可能
なるこごの危険
小教の仮定せられたる原理原則によりて支
持せらる﹀論題の上に経済理論を建設するご
き︑これより生十る誤謬印もその原則が濁断
的じ総ての特殊の場合に趨用せらるものな
b注する波謬は︑唯この原則が全然特殊の場合
じ趨用せられ︐さるこさによりて之れを︑泣くる
こごを符
υ然るにあらゆる経済的事買は皆特
殊の場合にあら︐さるか︒来して然らば濁断的
の誤謬は︑唯理論家の論題は一般に具牒的の
経済的事買に趨用不可能な
bざ い
ふ 甲
} ご
に よ
りてのみ之れや}遊くるこさぞ得︒然らば理論
は無目的無濁象ごなり︑理論家の説く所は無
意義さなり︑聴衆は唯彼︑れの説くごころを一
一 六 八
の懐疑設ごして採用するに至らん︒
近世の理論家の採るごころの方法は次の如
し︒印ち彼等は経済的事象︑事買上の交換傑件
は多数の偶有性に影響
τせられ︑人は唯寧ろ質
混ぜぎる︑現象の正常的傾向に関してのみ諮
り得るものなるこどを是認す︒この思慮深き
方法は純粋なる理論家をして積極の設謬に陥
らぎらしむる様に保護するものなり︒例へば
英閣の経済理論家は労働者の家族の卒均数を
五人々﹂するニさにつきて拘束せらる冶こさな
し︑これ最小賃銀を論争る場合にかくの如き
特別なる数含固守するを欲せざるが故なり︒
彼等はその論ケ質地に応用せんさ欲するもの
にこの未確定の部分子補一ふこさを委ね︒而し
て進んで之れを補はんざするものは統計に活
性ざる政治記者にしてその識見を有する指導
者にはあら
5る な
り ︒
統計に遊性ぎる政治記者が経済理論佐賀際
生活に熔用せんさする計書一をたつるに営りでは︑
経済理論家の示したる仮定及結論じ一の数値
を血ハふぺき必要に泡らる︑一印して此際彼は経
済的思考の御し易から︐さる結果.これに一の
標準的債値を輿へんごする傾向を生子︒印ち
最小賃銀の理論を買地問題の上に移さんさす
る場合には先づ標準家族の扶養者に謝して必
要なる賃銀を決定せ︑ざるぺから十︒而して此
の場合会く自然的に椋準家族の大 3 が考慮の
図内に進入し来る︒この時に常り統計的の基
礎な︿して前進するごさはその結論は重要な
る 根
様 ︑
ケ 侠
く に
至 る
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その根披は印ち統計が 示す相羽皮放によ
bて奥へらる︑ものなり︒
従って統計の結果を用ひざるさきは先づ自ら
その数値を剣断せゴるぺから歩︑而して吾人
の特別なる場合に於ては標準家族の人数乏し
て合理的に五なる数が提出せらる︑に至るな
り︑五口人は敢て合理的ざいふ︑蓋しその五な
る数の桜︑揮に関しては大に意義含有するな
り o 凡そ人類が永遠に縫絞せらるぺき限り︑
各の正蛍なる雨殺の問には少くごも二人竿以
上の子供が生れぎるべから歩︑その二人は雨
統計的基礎島右ぜざる経決理論の誤謬た論ず 親の死後に於て共跡をつぐため︑残る竿人以 上の分は子供なき雨親ご子供の死己に製する 補償なり︒而して字分の子供の生る︑理なき を以て各の家族は人類維持のため最小三人の 子供を有せぎるぺから歩︒これ印ち標準家族 の人数ざして五なる数を提出する所以なり︒ 然
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成 人
労 働
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がいづれの場合に於ても事賃上妻ご三人の子
供さより成る平均家族を有するものさいふべ
から十︒統計卒者は今日英凶に於ては事賃上
平均一家族につき一・二人の子供
P有し︑而
して家族の大きは大睦次の如く分布せらる﹀
こ さ
や ‑
後 見
す ︒
二十歳以上の男子労働者の
全般について
青年及子供を有せゴる寡婦
子供なき夫婦
夫婦さ扶養を要する子供一人
夫婦さ扶養ヤ要する子供二人
夫婦さ扶養を裂する子供三人
一六 九
二 七
一 四
・ 七
﹂ ︑ ﹂ ︑
一 二 ・
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入 ・
入
商 業 主 経 済
夫 婦 ご 扶 養 を 要 す る 子 供 四 人 五
・ 五 夫 婦 さ 扶 養 を 要 す る 子 供 五 人 二
・ 入 夫 婦 ご 扶 養 を 要 す る 子 供 六 人 以 上 一
・ 六 合 計 一
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00前表によれば労働者百人の中十七・入人が
妻さ三人以上の子供さや﹂扶養っ︑あるを見る︒
而してエ
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は非統計家を峻烈に潮笑し︑ぞの瑚論家のい
ふ所を読解し︑数百高の全然ム仔在せゴる無形
の子供及妻を算出し︑それらの保護の怨に一
般の労働者に生活資料を供給せ
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るべからざ
るを主抜せんさしたるを罵倒せり︒ 2 ・
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吋宮口広島日比丘町
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所謂経済原則なるもの冶多くは一の定まり たる関係合一の具膿的なる場合又は定まりた
る 欣
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濁 し
て 珠
一 一
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目 す
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さ な
く 単
に 可
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るものごして仮定す
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こは図民経済的学の古典
涙によりて詮明せられたる牧獲涯減及活培の 漆則じ謝しても亦あてはまるものなり︒これ
らの法則は詮書を入る︑空箱に血管ふる事ケ得
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向 ︒
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問 ︒ ︒ ロ
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・而かも土地の産物を牧獲遜械の標
題の下におき又最多数の工業上の産物ケ股獲
涯培の標題の下に厨せしむる単純なる間協定を
除き︑少︿さも英闘に於ては生産部門ケ事賃 上に分類すぺき特徴訟より精密に定めんざす
る計幸一は何等試みられざるなり︒ピグ
1数授 はこれじ関してジエグオン久の却さ性質を有 する多くの人々印も経済的解析の複雑なる思 想並に最近統計皐及その技術に通院する皐者
&養成せざるぺから︑ざる守主践し︑者しかく
の如き︑天才子符るこど能はよる場合に於て
は少くごも経済瑚論家︑統計向学者及経済貿地
家の共同作業ケ要求せり︒開
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守 口
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理論家はもし他に之れや﹄助くるものなければ
その盗箱を充すこご能は子︑そはこのこさに 関して必要なる寅際上の智識争銚くを以てな
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賢際家は又他に之れを助︿るものなけれ
ばこれを完成する能は子︑そはその箱がいづ
こにあるか又は何を表はすかを知らざるを以
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英国に於てこの要求が貫現せらる﹀こごに 就てはそこに一綾の望ケも有する能はぎるな
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なる経済上の現買の糸訟手にする少数のもの は彼等が一般的の思想の範閣に濁して立見を 有するより其の智識ケ自己の必要の目的に濁 して私用せんごするに汲々たり︒もし彼等が
純粋なる理論家仏外観察者さ事ケ共にする場合
に於ては出来る限り自己の目的を追窮するに
つごめその結果ごしてその一般的の思想の混 乱を大ならしなるに至る︒彼等が一般に使用 する唯一の理論は経済生活の潮流を彼の自己
の方向に差し向くに便利なるが如きものたる
に過ぎ
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町 印
毛
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・純粋なる理論家さ純粋なる統計卒者の共
同作業ど雄も大なる経済寅地家の助力なしに は殆ん乞望みなし
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英図に於ける凶民経済学
の亭生は甚だ少数の例外ヶ除さ統計島一を修め
統計的基礎た有ぜざる経法政論の訣謬た論ナ
子︑而して統計卒者は殆ん
経済理論の概念
J Eを有せぎるが如し︑その多くの例の一っさし
て人口過剰に関する理論ケ奉ぐるこさを得べ
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勺己主
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勝家のジエ
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する人物の数養に劃する期待は盆々小なりざ いふぺし︑そは図民経済率に於ては逗も庭用 統計皐ぞ率
m白せゴるが故なり︑倫これに関し て後遠の念中にある閥民経済事者が自身濁立
の研究?なさんざするごき世人がその方法に
濁して軽蔑するの弊風を注意せ
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さるべからざ
る な
り ︒
倍て吾人は今や再び彼の空虚なる箱につい
て考へんさす︒理論が寅際上越用不可能なる
こさぞ主張する能は十ごせば︑そのためには
理論家は欣猿遜誠又は涯培の法則の下に属す
る生産部門の一つを表はす記挽ごして一定の 確定計測し得ぺき性質密一不さいるぺから歩︒
而してそは少くさも吾人に正営に標準ケ定め
しむる可能性子奥ふるものならざるべから歩︒
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商 業 さ 経 訴
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は如何に五日人が此の問題
の取扱を具般的の基礎の上に成就せ(むぺさ・ かに関して一の嘆美すぺき例密兵へたり︒日
一般の間接設は︑股獲混培の治則に支配せ
らる︾商品に於ては︑他の商品に於けるより
も︑原則ごして直接費よりも大なり︒之その
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ては原料︑設備及員究関係の創設 に大なる資本ケ要するを以てなり︒冨
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ゅ ・直接費は生庭畳に比例す︒而して間接費は 然ら歩︑直接費及間接費の存在は一の統計的 関係の形に於て之れぞ計測するこさ子得︒而 して倫大多数の生産部門に於ける賃際上の費 用は結局直接設が多きもの芝︑間接費が多き
ものさに分類するこさケ符︒
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定 義は周到にして且つ決定的なり︒然るにこの
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人は従来一人も一の生産部門に於ける直接費
七
さ間接貸さの割合に於ける差異及鐙勤守系統
的の方法に於て研究せしを知ら子︒吾人は一
の生産要素の差勃及鐙動の其生産力及再生産 力に及ぼす関係を今術的究する事なく︑恰も
往時五口人の・泊先が賃銀銭則ケ後表せし時さ同
様の方法ケ今日に於ても採用しっ︑あるなり︒
人性の本来の研究は人間にあり︒然れざも
科問中が人間に関係する場合に於てその研究は
遜例阻窓口付一らる︒これその場合には非統計的
理論的研究方注さ統計的経験的研究方法さが
共同作業をなす喧﹂さ不可能なるを以てなり︒ この侠黙の原因は全く公易に迫跡し得るもの
にあら歩︑唯根本的なる歴史的及心理的の解 却を姿す︑而かもそはこ﹀に述ぷぺきものに あらや︒然れどもその作用は明瞭なり︒数迎
的統計四千者は全然他の専門家ざ接鰯を有せ子︒
叉これら専門家は図民経済皐者たるさ︑問家
向学者たるご勝又一枇合卒者たるさを問は守宅も
統 計 的 九 千 の 方 法 必 込 用 ふ る こ さ な く 唯 常 に 同 様 な
る未解決の仮設ケ反
A穫し︑又は一の未解決な
る仮設を他の同伎に未解決なる仮設にお立せ
しむるに汲々たり︒
凶民経済的学者は漣例重要なる一要素を考慮し
且つそれを一般に正営に配列す︑而かもこれ を精密に定義し又は計測するこさなし︑之に 反して統計卒者は庇偽りの袈宗又は重要なら
ゴる袈素を研究し︑これや﹄頗る精密に定義し
且うその大ちゃ﹄精細に確定す
3斯︿の如くに
して雨者は互に相孤立し且つ互に相接鰯する
こさなし o
もし何人が同時に統計卒者たり又
凶民経済川学者たる場合ゐりざすれば彼の買泌
する双方の役目の問に恐るべき間隙十生?る
&免れざるなり︒印ちある欣態合充分じ税察 し研究せんごする場合数理統計卒者ごしての 彼は唯数字
ω みに著限してその見懸けの値を
決定するこごに努め︑又経泌卒者ごしての彼 は一般的の理論念表示せんがために全力争傾 注するが如し
d
統計的方法佐川一寸閃に附する例
ざしてはピグ
1殺授が一入五
O
年より一九一
四年に至る問の長勾の愛勤ケ躍に四極の而か
統計的来一礎た有ぜぎる悩泊四前の設謬論?
も主ざして建築に関する産業部門に於ける失
業係数によりて測定したるに於て之れ訟見る︒
町 一
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訂 正
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而かもこの標準の不完
全なるこ芯はクイ
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題 ハ
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に於て指摘したるごころな
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ヂ自身さ雄も同様に彼の努働珠備の理論に於
て統計の精一仰を説れるを見る o
者し図民経済卒者が経済的事質の関係を熟 知し且つ一般的利害を有する一の謝象を研究 せんざする場合に於て︑者し彼が同時に統計 卒者ならぎる場合に於ては︑恰も旅行者が族
行に必要なる地図懐中時計及磁針ケ有せぎる
場合の如く必宇やその進路を定むるに困難を 成十るならん︒統計卒者は地図懐中時計及磁
針を相関係数︑指数及制作︑探せられたる賃例の
如き形に於て準備しその活路を定
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︒然れぎ
も若し彼が甲}れより抜沙せんごする土地の地
型又は歴史上の一品質ケ研究しおかぎる場合じ
於ては︑彼は完全なる設備含有し乍ら︑全然
七
商 業 さ 経 持
無趣味にして何等得るごころなき土地に・進入
するこさあるぺし︒
以上の理により数的に得られたる事買の起 原並に立義を明かにし且つ如何なる状態の下 にこれらの事買があつめられゴるぺから
e
さ
る
かを知広専門の図民経済卒者は︑他方に於て
如何にしてこれらの数字が作製せられゴるぺ
からゴるかを熟知する統計卒者さ共同に併究
せざるべからぎるこど明なり︒
代表的経済理論家は斯の如き共同作業の必 要に就て賛同す︒米闘に於てはタクジグ教授
ハ吋
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C凶回一
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吋円 包
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授 ハ
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出 口 弘 ロ
σ 訟 の
可 ︒
‑2
・
5 4﹀ さ
ケ暴ぐるこさを得ぺし︒又近時英闘に於てピ
グ
1数授はその産業界の景気の愛勤
( E
5 E
L
EE gz gに於て英結論を明白に人間の常識並
に統計的基磯より導けるを見る︒而して又マ
ージヤ Y
は統計卒者の困難ごする結及その困 難に打勝つ可能性を示すために注目すべき方 訟に於て之れを補足せり︒この困難は度々経
一 七 回
済的要素に謝する事貨の蒐集に際して起る
o
例へば需要又は供給に関する表の作製の場合 に於けるが如し︒彼は統計的材粋ぞ蒐集し且
つ之れを紘一究する際に如何にして彼の論旨及
仮定守設明し支持すべきかに関して不断熟考
守 備
附 続
せ り
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ロ
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‑ 2 0 ﹃ 開
︒ ︒ ロ
o g g g o r
︿ 戸 口
HO
三︑経済的要素及その相互
の関係の多様性
経済理論家芭統計的学者さの共同作業?可能
ならしめ且つ唱)れによって前章一不し来れるが
如き不正並に設謬や目免れしめんが匁めには︑
経済的要素︑の多様なるこさ並にそれらの悶係
の複雑なるこさを明白ならしめおくを特に必
要な
bざす︒経済現象の和々多様なる可能性
並じその出現する複雑なる世界子理解せんご 欲せば経済理論的殺義は仲縮自在にして泡応
性を有するものならぎるべから子︒
第一︑理論合して質際に応用可能ならしめ︑
且つ之れを貫際の経済生活の多様性に漣・熔す
るが如き伸縮自在なる方法ごして後述せしな
る結局めには先づ経済的調象さ経済的要素に於
ける質的及量的の差異に着服する様慣らされ
︐さるべから子︒経済理論家は定まりたる目的
に謝して人︑物品及作用のあらゆる種類を網
羅し又は分類し而してこれらのすぺてを例へ ば商品又は生産要素の如き同一の言葉を用ひ
て命名す︒然れーとも他の目的に濁して考へら
る﹀場合又は他の関係に於てはこれらの要素
は概念的に同一種類のものさ考へらるべきも
のにあら歩︒賃銀の上昇又は労働時間の延長
は種々なる方決に於て生産要素なる務働又は
労働の種々なる椛類に影響し又生産要素たる
資本又は機械に影響す︑而してそれらの作用
の特殊なる性質は相互分離してこれや﹄考慮せ
ぎるぺから十︒一般に程々なる交換物ロ仰の交
換俊件又は生産設は単に交換の一般原理よ
b演制作せらる︑こさなく夫々その性質に従って
観察せられ評似せられぎるぺからぎるなり︒
賃金銭則の誤謬及労働時間の増加によりて利
統計的基礎た有ぜざる経済理論の訣謬岳論ず
潤を多くするこさを得るものごする原理の誤
謬は夫々異なりたる特殊の概念の下に総括せ らるべき経済的調象に調して質的並に量的に
同一不援の性質な限定するために生宇る危険
に謝する警戒さして十分なる妓呆を有す︒統
計仕某礎させゴる経済理論の語謬に関しては
夏.に他の例を奉げて之れを明かにする訟要せ
ざるな
b︒
第二︑経済理論を統計三一致せしめんざする
場合に於ては倫第二の俊件を者慮せざるぺか
ら歩︑而してこれ官に経済的要素伺の相互の
関係の多越多様なる鮎なりざす︒
経 的
思
T
の新しき後達郎も少くさもゼグオシ
ス 及
マ
1
ジヤ
Y
が数率的研究法を普及せしめ
し以後に於ける後達は漸次統計的研究法を理
論の中に導き入る︑に至れり︑今日経済理論
家は単位︑知︑和︑積︑面積︑純差額︑過剰 及百分率等の如き表し方に於て以前よりも数 倍算術的及幾何撃的に考ふるに至り︑その研
究せる重要問題を代数的の画数又は曲線ぞ以
一 七
五
商 業 さ 経 済
て表示す︒彼は需要又は供給を車に一の定ま りたる大きさして表はすこさなく︑固形によ
りて需.柴又は供給の量が債格に伶ひて持鈍化す
るこさ換言すれば債格の画数なるこさ子表は す︒印ち需要及供給は債格の縫勤によりて増 減する一の愛数な
b
さ 考
ふ ︒
この綾化は股密に比例するものにあら争︑
一より大又は小なる弱性含有するものさ考へ
らる︒既に永き間経済統計の根本たりし縫量 は今日は亦経済理論の中心知ごなれり︒郎ち
人は.需要曲線は唯一の方向に勤き換言すれば
需要は債格の上騰によりて減少するも︑供給 曲線は遊増的政獲の仮定に於ては下降し(何
芯なれば生産の量増すに従ひ生産口仰の債格減
少するを以てなり)叉遊滅的股獲の限定に於
ては上昇するこごや仮定す︒
この数準的考察は定理の遮常の立義に於て
夫れ自身法則を表すものにあら宇ざするも︑
備事賃上観察したる結果を説明するに静岡りて
助けさなり︑又多︿ありふれたる誤謬を防ぐ
一 七 六
もりなり
oこれらは又統計的の結果を整理す
るに営りて多少股密なる目標ざなり︑叉統計 皐者が侭格愛勤の直接の原因ケ説明するに蛍
りこれにおして合理的なる仮定を奥ふるもの
な り
各々の経済的要素は他の要素さ共に相伴ひ ︒
て経化するこさの智識例へば一の商品又は生 産手段の債格は例へばこの商品が市場に於て
需要せられ供給せらる量に伶ひて白硬化するさ
いふが如き智識は今や数担波の理論の根本事
項に屈す︒マ
lジ ヤ
Y が一つ器の中に多くの
球を入れたるさき各の球の位置は他のすべて
の球の位置によりて影響ケ家むるこぜに比較 して答怜的に示したる均衡の概念はすぺての 経済現象に同時に作用する原因を眼前に初梯 たらしむるものな
b
︒例へば一の器の中に三
つの球ありさし︑この一つを以て商品の市場 に於ける供給をあらはしむるさきはその位置
に竣勤ケ生宇ぺきなり︒
しかもかくの如き最も重要なる経済的要素
a
の問に成立する共同の愛化性は経済生活のあ
らゆるーーー著明ならざる
l l
l 現象の問の関係
を示すものにあら歩︑日疋放に特殊なる場合に
関する理論家の結論は屡々不完全不正蛍にし
て応用不可能じ陥るこさ子免れ︐さるなり︒
卸支又は小貨にが︑げる仲介商人の理論的考
察は印ちその例ケ奥ふるものなり︒仲介両人 の種々必要なる作用或は少︿さも商業上利用
すぺき作用は商品の貯戒及.需要の種類及時期
に応じてその必要なりさ信子る方面への商品
の聡迭にありさ定義せらる︒同州
O Z
円
g
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︒ ロ 可
o ‑ ︒
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E E q ‑
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匂‑ s
・而して仲介商人は消費者の希 望を政想し︑この希望を生産者に侍へてこれ
じ応争る様商品を作製せしめ且つ一度庶民告によ
りて消費者合刺激するを常ざす︒而してこれ に謝する危険及その不確定によりて生十る鵠
失は仲介商人自ら之れを負携するものさす︒
この職務に劃して彼れは報酬を得︒而して彼 の仕事の債格が偉業に於ける利盆ごして計算
せられ又は一個の商人の歳入ごして表きる﹀
統計的基礎た有ぜざろ経済理論の談忍た論ず
場合に甲}の報酬は屡々山過大ならぎる様に見ゅ︒
理論家は一の定まりたる投入が笠際泌大な
b
や否や︑印も般入が標準の利子及び企業利得
に比して大な
bや否や︑印ち常面の場合に於 てはその投入が仲介商人の職務合完全に遂行
するために必要なる以上に大なりや否を‑評促
するに蛍りて甚だ注意周到なり︒然かも理論 家はや︑もすればこの原理に劃して忠貨なら 子︑例へば商人は生産者さ消費者の問に於け る障害物ごして存在するものにあら歩︑ぞの
得るごころの利潤はもし甲}れを漣行税ごすれ
ば他の完全に通行自由なる道路に於ける︑通行
税にあら十して︑一の甚だ必要なる橋の使用 に謝する通行稔ケ表はすものなり云々の如き 議論をなすものあり
o
出
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po m2 05ご 色g
含耳目・理論家はか﹀る議論
‑をなす代りに仲介商人の数の多きこごを警戒 しその数の多くなるじ従って其殺用の遮滅す
るに至るこさや‑説明すべきな
bo
多数の商人 が僅少なる利潤を得又は殆んぎ利潤を得る事
一 七
七
商 業 之 経 日 一 昨
な︿して其仕事をなすこさは可能ならん︒而
かも問題は彼れらの受︿る総額が彼等の行ふ
仕事の総健よ
bも果して多くの債値を有する
か否に存するなり︒
マ
I V
ヤ Y はこの黙に関して充分の理解を
有し︑次の如き警告を食したり︒臼く﹁時ご
して仲介商人の数がそれによりて商業の作用
が完全に行はる﹀に要するよりも多きこさあ
り︑この場合に於ては彼等は彼等の手を経由
する比較的少数の商品の債格に大なる割増を
附し以て︑過大なる利潤を得るものなり︒﹂
5 2
・
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自
‑ m ω
・近年英国に於て
はこれらの貼に閲して有力なる統計的基礎を
奥へらる﹀に至れり︒
一九二二年英国農林省より任命せられピ己
5
巴 己
mg
によりて主宰せらる冶委員舎は農産
品の配給及債格に悶し多くの統計的研究を後
表し︑其最後の報告に於ては︑現今商業の多
︿の部門に於てはその配給過程に於て過大の 利盆を獲得する仲介商人が存在するこご守確
一 七
八
認せり
o
A ーその牛乳及牛乳製品に関する部分
的報告よ
b二章む引用すれば次の如し
J二二四欺︑呪今ハ一九二三年
U牛乳小買に於げる名目上の
利益一一ずロンに付八斤は牛乳小賀商の如く皐に牛乳の'政
資
ιよリ糊口の注品得るものにさりては唯その生活に必
要なあ丈げ存典ふろに過
Uマナ︒彼等は常に其商買に封し
て謹勉なり︑而してその牛乳は契約日より一定の債絡に
て卸賀商より買入る﹄義務私有す︒輿論は将来永く彼等
の存在するこさ為期待す︒而かも牛乳版貿に於げる大カ
テ
W
b wの占有すろ勢力た考ふろさき彼等は之れに封して
競争すろ侭佐島認めらろ﹄為得ざろなり︒
二三八款協同粉乳組合はより低限なろ債絡にて牛乳た
小買するこざた得るこさ呪今凡らあ
hが如 L ︑而もその
作用は単に牛乳眠買により且つ利益の最低限度にが︑て生
活すろ小賀商人の生命島遮断するものなり︒この倫敦 ι
於げろ牛乳取引の究情島知リそれ島 E 営に理解するこさ
は 極
め て
重 要
の ︑
︑ さ
士 り
︒
商品企貯戒し之れや}販支し而して自ら危険
を負ふべき若干の人の必嬰及び‑}れに謝する
需要は大なるこさ勿論な
b︑ 然
れ ー
と も
そ の
需 要
には一定の限度ありてこれやふ胞︑泌するさきは
需要は著し︿減歩るものたるが者︑過すべから
4
十
o経済理論家は此場合に於て殺用涯減の法 則を応用せんさ欲する第一人者たるぺし
o
仙 絞
れぎも理論家は商業の買倍︑そは車に可能的な
るのみなら十又統計的に詮別せらるべき賃借 を知り且?}れや孟営に理解するさきさ雄之
れを共読者に謝して説くこさ甚だ明瞭をかく︒
而して商人は常に多くの事件守控ヘ其中全然 彼の利盆ざするもの︑みを選んで質際に着手 するさいふ一般的印象を主張す︒この不精密
の貼に濁して僅かに詳解の併を奥ふるに足る
ものは英閥及米国に於いて定まりたる商品の
取引に閲する統計的研究が賀行せられ︑それ
によりて定まりたる商業取引に於てなさる︑
純盆又は資本利盆が充分に後見せられたるこ ぜなり三す︒この容易に賀行し待ぺき統計的 研究注あるに拘ら歩︑理論的研究に於ては常 に唯その作用を性質によりて分類し之れを不
完全に且つ表面的に列来するを以て満足し︑
一の利金のあるさころにはかくの如き仕事の
量的過剰が存在するこさの可能性に論及する
統計的基礎た有ぜざろ秘法理論の誤謬為諭す
こ さ
や ﹄
な さ
い る
な り
︒ 四︑経済的俊件の多様性
経済的妥索︑の愛勤並にその一般的経化性の
仮定は明白に経済生活の事賃上の多様性に劃 する通路の関係に於ける第三の承認に導くも
のなり︒仲介商人の場合に於ける正常利潤の
仮定は利潤を正蛍に維持せんぎする目的に謝
す る
聯 合
及 無
一 一
一 一
同 の
一 致
の 可
能 性
並 に
一 の
商 人
が彼の業務の遂行に謝して不通常なるこさあ
るぺきを一不す可能性子等閑視するものなり︒
略言すれば必要なる仕事に謝する報酬ざして の正常利潤の基礎は不遜なる根本的保件印ち 完全なる自由競争及正常なる商業的過応性の 限定の上に立つものな
bo
相互均衡の状態にある供給︑需要及債格な
る三つの球は一定の容積を有する国陸の桶の
中にあるものにあら子︑急流の中に押し流さ
れ︑風の匁めにあちこちに吹き廻され而して
政治の魚が戯る﹀弾力性の袋の中にあるもの
ぜ考ふぺきものなり︒
七
九
商 業 さ 経 済
需要は一定の時期に於ける一定の債格に伶
ひて掠性的に又は非弾性的に愛勤するのみな
ら争又消費者の購買力︑趣味︑習慣及必要の 程度並に生産者の如何によりて滋化す︒一定
の時期に於ける債格ご需要量さの関係ケ表は
す総需要曲線は或は下降し或は上昇し又は一
般に他の形をさるこさを得︒同様に供給量さ 債格ぜの関係を表す供給曲線は時間の経過中 最初現在の生産装置ケ以て成長の生産品が符
られ︑次に生産装置自身が都︑張せられ又は縮
小せられたるさきはその方向又はその形に於
て阿波化を生十︒放に一時的供給曲線ははじめ
短期の供給債格の正常曲線より絞いて長期の
供給債格の正常曲線に移動す︒
経済理論はマージヤ Y 以後︑任意の時期に 於て抽象的の方法によりて債格問題を考ふべ
からざるこさケ是認せり︒一定時間の考察じ
際しては少くさも四つの異なりたる可能的の 場合を考へざるべから子︒印ち市場に於ける
一時的の均衡︑短期の正常債格︑長期の正常依
一 入
O
格︑世紀的の傾向ニれなり
Q
而して倫多くの
他の基礎的の保件を問題ざすぺきものなるこ
さは︑五日人の上越の例じ於て仲介商人の数及
その利潤をその相互の関係より引きはなして
各車濁に考へ︑又競争或は濁占の強さ及商人
の知力の粍皮を考慮せぎりしを見て知らるべ
き な
り ︒
相分離して互に関係を有せぎる要素より結 論ケ導く方法は︑一時じ唯一つの要素を考究 し得るごいふ理由によりて誇明せらるぺく試
みられたり︑これに関して米闘のム
1ア教授
は臼く︑商品の債格さその需要さの問の関係
に謝する具他的の問題は︑直接にその問題
ω会
般に就いて考ふる代りに先づその問題ぞ構成 する要素を原綿に考ふる方が問題の解決を簡
易ならしなるものなりぜ信悲らる一百々︒出
‑H‑z o o s
‑ F O H d C E r o n z
・
3 mo g ‑
又作業時間の労働
の成絞に及ぼす問題も︑はじめは殆んぎ他のす
べての要素から離れて考慮せらる︒例へば作
業の際に於ける照明の方漆なぎは全く考慮の
J
外におしのけられ且つ等関税せられたり︒作 業の根類に就いても亦然り︒斯くの如き状態 は決して宵際泣沼すぺきものにゐら歩︑照明
の方法に閲しては或は全く照明を用ひぎるか
或は天然又は人工的の照明が存在せ
5
るぺか
ら争︑作業に関してもある定まりたる粍類の 作業ならぎるぺから子︑決して作業の正常的 椛類なるものあるべから子︒而して作業時間 ご作業の成績さの関係は照明及動作の種々な
る保件及栂類の下に考究せられ
5る ぺ
か ら
子 ︒
その僚件ごしては一の場所又は一定の時間に 於て一定の光皮ヤ出す絞に選ぶこさを符︑而 して若し類似の仕事を一つの群に総括してそ の一群の作業時間さ作業成続三の買際的の関 係合後見するこどを得ぺし
o
∞
‑ E 3 5 1 F B o g ‑ 2
0﹃
町三
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一c o p
ロ仏.5 5J
・ ω ω
∞
1 5若し夫れ作業の際
に於ける照明及び勤作の種類を一般に無視し︑
作業時の作業成絞に謝する関係を考察する際
にこれらの要素を分離するが加さは全然甲﹄れ
に 呉
れ り
統計的基礎ル有ぜざあ経抗迎論の設謬私論ず ︒
近世の理論家によりて自明の理さして俊足
せらる︑主要保件は次の如し∞・巴
0 5 5 i F o g ‑
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︒
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同 ・
一︑資買に従事するものが市場の僚件に閲
して合理的の智識含有するこさ︒
二︑労働及資本が需援に適応して康汎なる
移動性を有するこ芯︒
三︑買手三一民手三の問に行はる︑買際上の
但しその一方にのみ存在する猪占の仮 競争
定より新しき経済理論を立つるこさや﹄
民改O
/Ji
四︑量的計算及決算ケ可能ならしなるため 使用草位及生産単位を基礎ざして商品
を趨蛍に分割し得るこさ︒
五︑生産治安交換及分配の最も重要なる僚
件が多少定常的に同一の状態ケ有し︑
且つ常に相互同一の関係を持続するこ さ︑これらの要素がすぺて増加する場
令に於ても亦同様なり︒
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一 入
商 業 さ 経 済
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町 二
‑ A F ‑
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経済統計的学者は今や俊件を分類し︑而して
一の定まりたる経済欣態に於てこれら各の係
件が如何に有力に作用するか︑市場の俊件に 謝する智識が如何に豊富なるか︑労働及資本
の移動性並に商品の分割性が如何に大なるか︑
又経済的保件がその粍類に於て叉その関係に
於て如何なる相何度に純鈍化し得るかを計測し︑
定まりたる丑及性質に濁して治則を定めんど 欲す︒吾人の知る如く仮令完全なる綿占及不 移動性に濁する完全なる自由競争及完全なる
移動性の岡市白骨定むるに就ては偏見の嫌あり
し ご
は い
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へ理論家は労働及資本の移動性及競 争に関して既にこれをなせり︒モ
1 η
ノ 久
︑ ク
ラ
1ク教授臼く︑自由競争は一の多面的にし
て且つ弾性的なる事柄なり︒
協定︑共同の利盆︑市場
﹂撹乱せざらんご b A
する希望.これらはすぺて自由競争の抑制に 劃して一の役目をなす︑而してこの役目は可 能的なる競争の極々なる都類によりて制限せ
一 八
らる︑ものなり︒この潜在的なる競争のカは 投下せられたる資本に劃する利息の率が遊資 を引出す匁めに必要なる利率よりも高きさき
にはじめて後勤す︑但し買際の競争は目的ご
する債格が支出を償はざる限り永久に織続す
るもりなり?ご
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ゆ え︿
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凶 門 叩
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一方に於ける自由競争他方に於ける企業者
の偉業上の遊底性の限定はおのづから債格は
永久に生産費(又は販完投)に等しからぎるぺ
から十三いふ結論を生争︑然れざも如何なる
程度に濁占的支配が商品の債格決定に影響す るかの問題は︑才能ゐる人がざれだけ企業者
の中に存在するかの問題さ同様深く根本的に
探究せらる︑こさ少し︒故に経済理論家の上 記の結論は完全なるものさ稀すべから十︒恰
も賃銀銭則及労働時間の増加によりて利潤を
多くする原則に於けるが如く︑理論家は営面
の場合に於ても彼の濁象の特殊なる竹質印ち
待業上不通肱者の存在︑債格決定に於て屡々
起る特殊の方法及全部又は一部の濁占の存在
を看過しっ︑あり︒
生産要素は少くごも一同内に於ては移動性
骨有すさいふ仮定は︑経済人
? 0 5 0 c m g g E 2
凶 ﹀ の
限定ご結合して︑資質的賃銀の低下は成年労働
者を般労働の供給過剰なる生岸部門より他の高
き賃銀を奥ふる他の仕事へ駆逐し︑叉買質的 賃銀の土井は反謝の作用を呈すごいふ結論に
到達す︒然れざも英図の採炭業及国外の競争
の影響ケ受け︐さる産業及家庭労働に於ける労
働の新しき厩史は'﹄れらの結論が誤認
Jなるこ
さな示せり︒永続せる職業の快乏は労働に於
ける供給過剰の表徴にして︑又同時江永続し
たる侠ロ貝は般労働者の供給不足をあらはすもの
さするも︑そは
M労働の有殺なる移動性につい
て論中ぺき可能性ケ奥ふるものにあら︑ざるな
O Lリ
凶際貿易の理論は異なりたる図々の問に於
ける資本及特に州労働に関して多少完全なる不
移動性を仮定す︒而してタタジヅグ数授は非
統計的基礎岳有ぜざる経済理論の誤謬ら論? 競争群
2 O H M
‑ C E E Z
窓口三に閲する彼の仮定
によりてこの理論を一閥内の異な
bたる階級
問の依件の上に披張せり︒
叶
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凶 一
目
1町
円円 四︼ 江主
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同 開 ︒ ︒
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一 の 同 国
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︿ ・ ︒ r
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1 ・ ぉ ・
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u ・
0・理論家は第一︑場所より場所への不移動性︑
第二︑階級又は群の問に於ける不移動性骨承
認する怠義を有す︒倫移動性は米闘に於ける
所謁労働移動︿
Fp t2 35 04
﹀
2な る
第 一
二 の
形 式
に於て出現す︑これ印も例へば製造工場の如
き種々なる職業問に於ける移動性なり︒
きて絡調的移動性さ絡調的不移動性さの外
にこれらの三種の移動牲に於ける種々なる程
度をば統計的研究法の助けによりて区別する
こさを得ぺし︒
一の産業は他よ
bも高き移動性を示し︑又
異なりたる図土及異なりたる時期に於ても移
動性の類似の鎚化を後見する事を得ぺし︒一二 種の私動性のすべてに就い
Mて恐︿米国は英図
よ り
も 大
な り
︒ (
甲 }
れ 競
守 に
占 増
加 す
る 企
業 者
の
数及び労働者や・其組令にさ冶むる目的のため
唱