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『数学基礎 II 』 期末試験略解
2001年9月14日担当:金井 雅彦
1. 「期末試験に対する準備のための問題」参照のこと.
2.
(1)基底は
1
−2 0
,
0 11 2
,
次元は
2.(2)
基底は
−1 5
−1 2
,
0 1 2 2
,
0 0 8 5
,
次元は
3.(3)
基底は
−2 1 1 0
,
次元は
1.3.
(1)ベクトル
1 1 1
が線形部分空間
Vの元であるための必要十分条件は,
λ
1
−1 2
+µ
3 1
−2
=
1 1 1
(*)
を満たす実数
λ,µが存在することである.方程式
(*)は
λ,µに関する連立
1次方程式 である.それを行列表示すると,
1 3 1
−1 1 1 2 −2 1
となる.この行列に,行列の行に関する基本変形を適当に適用すれば,次の行列に変形でき る:
1 3 1 2 1 2
.
2
これより,元の連立
1次方程式
(*)は解を持たないことがわかる.よって,
1 1 1
∈V
が結論される.
(2)
容易に分かるとおり,
Wの基底は,
c= 1
のとき
1 1 1
c=−1
のとき
1 1 1
,
0 0 1
c=±1
のとき
1 1 1
,
0 1 0
,
0 0 1
である.したがって,
c= 1
のとき
dimW = 1 c=−1のとき
dimW = 2 c=±1のとき
dimW = 3(3)
まず,
Vが
2次元,すなわち
3次元ユークリッド空間
R3内の原点を通る平面で あることに注意しよう.一方,
(1)および
(2)よれば,
1 1 1
∈V,
1 1 1
∈W
である.
これらの事柄より以下が従う.
c= 1のとき,
V ∩W ={0}かつ
dim(V ∩W) = 0, また
c = −1のときには,
V ∩Wは
R3内の原点を通る直線であり,したがって
dim(V∩W) = 1である.一方,
c=±1の場合には,
W =R3であるから,
V ∩W =Vかつ
dim(V ∩W) = 2を得る.以上より,
V ∩Wの次元が
1に等しいのは,
c=−1