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血管免疫芽球性T細胞リンバ腫の経過中に発症したEBウイルス陽性末梢性T細胞リンパ腫、非特定型

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Academic year: 2021

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仙台医療センター医学雑誌 Vol. 10, 2020. 1. はじめに AITL は follicular helper T cell を由来とし、多. 彩な細胞浸潤、高内皮細静脈および濾胞樹状細胞の. 増生を伴い、リンパ節を侵す系統疾患として位置づ. けられる T 細胞性リンパ腫である。AITL の 80 ~ 95%で腫瘍細胞近傍の B 細胞に EBV 感染細胞を 認める。AITL 発症後に EBV 関連悪性リンパ腫を 認める時、多くが B 細胞性腫瘍である 1)2)。一方で 別の EBV 陽性 T 細胞性腫瘍を続発する事例は少な い。この度、AITL の経過中に cytotoxic molecule 陽 性 EBV 陽 性 peripheral T-cell lymphoma, not otherwise specified を認めた症例を経験したことか ら報告する。. 2. 症例 患 者:65 歳、男性。 主 訴:リンパ節腫脹。 既往歴:睡眠時無呼吸症候群。 現病歴:経過を Fig. 1 に示す。X 年 Y 月に全身リ ンパ節腫脹を主訴に当科外来を受診したが、自然に. 消退し生検困難となった。Y+ 6 月に右腋窩リンパ 節の腫脹を認め、生検を行った。病理組織像を Fig. 2 に示す。Hematoxylin-eosin(HE)染色で観察 される淡明な胞体を持つ細胞は、免疫染色で CD3. (+)、CD4(+)、CD5(+)、CD7(+)、CD8(-)、 CD10(+/-)、BCL6(+/-)、PD1(+)、CXCL13. (+)で、EBER/CD3 および EBER/CD79a の二重 染色で EBER は CD79a(+)細胞に認め、CD3. (+)細胞では認めず、腫瘍細胞ではなく腫瘍近傍. 症例. 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の経過中に発症した EBウイルス陽性末梢性T細胞リンパ腫、非特定型. 渡邉真威 1)、勝岡優奈 2)、横山寿行 3)、伊藤俊広 4)、中村直哉 5)、一迫玲 6). 1) 筑波大学附属病院 血液内科 2) 国立病院機構仙台医療センター 血液内科 3) 東北大学 血液免疫病学分野 4) 国立病院機構仙台医療センター 感染症内科 5) 東海大学医学部病理診断学 6) 東北大学病院造血器病理学共同研究部門. 抄録. 65 歳男性。Angioimmunoblastic T-cell lymphoma (AITL) の診断に至り、CHOP 療法 6 コース施行直後に 発熱・盗汗を認めた。骨髄生検で Epstein-Barr virus (EBV) 陽性 peripheral T-cell lymphoma, not otherwise specified (PTCL, NOS) の診断に至った。その経過も初発 AITL と比較し病態が異なった。AITL 後に、EBV 関連 T 細胞性腫瘍が生じた場合、早期から治療抵抗性となる可能性がある。そのため、造血幹細 胞移植を含めた積極的な治療を早期から検討すべきである。. キーワード:AITL, EBV-PTCL, CBT, transplantation.. AITL 後に発症した EBV-PTCL.. 104. 仙台医療センター医学雑誌 Vol. 10, 2020. の B 細胞に EBV 感染を認め、AITL の診断に至っ た。PET-CT で全身リンパ節腫脹を認め、節外病変 は認めず、Ann Arbor 分類 stage Ⅲ A 期と診断した。 Y+10 月から外来で CHOP 療法 6 コースを終了し、 Y+15 月に治療効果判定の PET-CT を施行した。し. かし撮影当日から 38 度以上の発熱、盗汗を認めた。 PET-CT では骨髄全域に集積を認め、それ以外の部 位に異常集積を認めなかった。精査・治療目的で緊. 急入院とした。. 入院時現症:身長 169.4cm、体重 65.6kg、体温. AITL 後に発症した EBV-PTCL.. Blood cell count Biochemistry Viral status WBC 3500/μl TP 5.6g/dl EBV DNA. Neutro 65.5% Alb 2.9g/dl In plasma 7.0×105copy/μgDNA Lympho 15.8% T-bil 0.4mg/dl In NC 4.0×104copy/ml Mono 18.4% AST 32U/l In CD3 cell 1709.9copy/200ngDNA Eosino 0% ALT 32U/l In CD19 cell 1941.5copy/200ngDNA Baso 0.3% LDH 264U/l In CD56 cell 152.1copy/200ngDNA. RBC 406×104/μl ALP 221U/l Hb 12.3g/dl γGTP 19U/l EBNA 4.3 Ht 36.8% Cre 0.81mg/dl EBV VCA IgG 160 Ret 0.1% BUN 12mg/dl Plt 4.1×104/μl UA 2.4mg/dl CMV-IgG (+). Na 137mEq/l Coagulation K 3.7mEq/l HBs Ag (-). PT 85% Cl 102mEq/l HBs Ab (-) PT-INR 1.09 Ca 8.2mg/dl HBc Ab (-) APTT 27.3sec P 2.3mg/dl HCV Ab (-) Fibrinogen 588mg/ml CRP 18.6mg/dl HTLV-1 Ab (-) AT 73% IL-2R 13634U/ml HIV (-) FDP 31μg/ml D-dimer 13.9μg/ml. Table.1 EBV-PTCL 発症時の血液検査所見。. 0 10000 20000 30000 40000 50000 60000. 0 100000 200000 300000 400000 500000 600000 700000 800000. 1 18. 7 24. 6 30. 9 36. 5 41. 5 43. 0 44. 5 46. 0 47. 5 49. 0 50. 5 52. 0 53. 5 -2 13 28. EBV DNA of plasma (copy/μgDNA). EBV DNA of nucleated cell (copy/ml). day. 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600. 0 2000 4000 6000 8000. 10000 12000 14000 16000. 1 18. 7 24. 6 30. 9 36. 5 41. 5 43. 0 44. 5 46. 0 47. 5 49. 0 50. 5 52. 0 53. 5 -2 13 28. IL-2R (U/ml) LDH (U/l). day. CHOP CBT. IT ITICE SMILE. Fig. 1 本症例における白血球数、ヘモグロビン、血小板数、 EB ウイルス DNA 量、可溶性 IL-2R、LDH の経過。. A B C. D E F. G. J. H I. Fig. 3 AITL 後に続発した EBV-PTCL 発症時の骨髄病理 所見。. A) Hematoxylin-eosin 染色 (×400). B) CD3 免疫染色 (×400). C) CD21 免疫染色 (×400). D) CD5 免疫染色 (×400). E) CD7 免疫染色 (×400). F) CXCL13 免疫染色 (×400). G) PD1 免疫染色 (×400). H) TIA-1 免疫染色 (×400). I) Granzyme B 免疫染色 (×400). J) EBER in situ hybridization (×400).. KJ. A. D. C. E F. B. G H I. Fig. 2 AITL 診断時の右腋窩リンパ節病理所見。 A) Hematoxylin-eosin 染色 (×20). B) Hematoxylin-eosin 染色 (×400). C) CD3 免疫染色 (×400). D) CD21 免疫染色 (×400). E) PD1 免疫染色 (×400). F) EBER in situ hybridization (×400). G) CD5 免疫染色 (×400). H) CD7 免疫染色 (×400). I) CXCL13 免疫染色 (×400). J) CD3 / EBER 二重染色 (×400). K) CD79a / EBER 二重染色 (×400).. 105. 仙台医療センター医学雑誌 Vol. 10, 2020. 40.0℃、血圧 105/62mmHg、脈拍 124/min 整、経 皮的動脈血酸素飽和度 94% (room air)。意識は清 明。心音、呼吸音に異常なし。腹部は平坦、軟で圧. 痛なし。肝脾腫なし。表在リンパ節を触知しない。. 入院時検査所見: 血液検査所見を Table. 1 に示す。 可溶性 IL-2R が増加し、EBV DNA 定量検査で血 漿中に 7.0 × 105copy/μgDNA、有核細胞内に 4.0 × 104 copy/ml と増加を認めた。 入院後経過:入院時施行した骨髄生検組織像を Fig. 3 に示す。HE 染色で観察された中型~大型の リンパ腫細胞は、免疫染色にて CD3(+)、CD4(-)、 CD5(-)、CD7(-)、CD8(-)、CD10(-)、PD-1(-)、 CXCL13(-)、BCL6(-)、EBER(+)、TIA1. (+)、GranzymeB(+)であり、初発時の AITL と 異なる表面形質を示し、cytotoxic molecule 陽性 EBV 陽性 PTCL, NOS (EBV-PTCL) の診断に至っ た。T cell receptor β鎖の PCR を初発時 AITL と EBV-PTCL で比較した (Fig. 4)。peak は V β /J β 2 領域で 1bp 程度の微細な差異を認め、一致し た波形ではなかった。骨髄液 EBV サザンブロット 解析で EBV DNA の monoclonality を認めた。入. 院後の末梢血で CD3 陽性細胞、CD19 陽性細胞、 CD56 陽性細胞に分離し、EBV DNA を測定した (Table. 1)。B 細胞ばかりでなく、T 細胞にも EBV が検出された。入院後 ICE 療法を開始し全身状態 は改善したが、骨髄で腫瘍残存を認め、cord blood transplantation (CBT) を施行する方針とした。 ICE 療法 4 コース施行後、骨髄生検で EBV-PTCL の増悪を認めた。SMILE 療法を減量して 1 コー ス施行し、腫瘍細胞の減少を骨髄検査で確認し、. CBT を施行した。day0 に末梢血 EBV DNA 定量 検査は検出感度以下となった。Day23 に末梢血液 検査で完全ドナーキメリズムを達成したが、day28 の骨髄検査で EBV-PTCL の移植後早期再発を確認 した。原病の進行を認め、day37 に多臓器不全で死 亡した。. 3. 考察 AITL の経過中に別のリンパ腫を生じた多数. 例の検討 1)2)では EBV 関連 diffuse large B-cell lymphoma (DLBCL) を含めたB-cell non Hodgkin lymphoma、EBV 関連 Hodgkin lymphoma など、 B 細胞性腫瘍の発生を報告している。AITL 後に別 の EBV 陽性 T 細胞腫瘍を認めた報告 3)4)は稀であ る。. Attygalle ら 3)は AITL 発症後に PTCL を認め た例を報告したが、EBER や、AITL との細胞由来 について検討がされていなかった。Brown ら 4)は AITL 後、リンパ節腫大、肩と前腕の皮疹を認めた 症例を報告した。リンパ節生検で AITL を、皮膚生 検では AITL と免疫表現型が異なる T 細胞性腫瘍 を検出した。続発した皮膚とリンパ節の腫瘍細胞. を TCR β鎖 PCR で比較し、波形 peak が一致した と報告している。EBER はリンパ節・肩の皮膚で 少なく、前腕の皮膚検体で豊富に確認されたと報告. している。本症例は初発時 AITL と続発した EBV- PTCL で Brown らと同様に TCR β鎖 PCR の波形 を比較した。類似した波形であったが、peak は V β /J β 2 領域で 1bp 程度の微細な差異を認めた。 AITL との由来について検討するため、DNA 塩基 配列の sequence 確認を検討したが、検体量不足で 断念した。EBERはAITL時に腫瘍細胞で陰性だが、. AITL 後に発症した EBV-PTCL.. A. B. Fig. 4 T-cell receptor β鎖遺伝子の PCR 解析。 A) AITL 発症時の右腋窩リンパ節。 B) AITL後に続発したEBV-PTCLの診断時に採取した骨髄。 矢印で示した Vβ/Jβ2 領域において波形ピークの位置が 異なった。. 106. 仙台医療センター医学雑誌 Vol. 10, 2020. EBV-PTCL 発症時から腫瘍細胞に確認され、骨髄 で EBV は腫瘍細胞にも認めた。AITL と続発した EBV-PTCL の由来共通性は塩基配列の確認ができ ておらず不明だが、AITL 後に病理学的に病型と して異なる別の T 細胞性リンパ腫を発症している。 加えて、続発した PTCL では AITL と異なり EBV が腫瘍細胞に認められていたことは病理学的に明ら. かである。この点から、AITL 後に EBV は T 細胞 に感染した可能性が考慮された。AITL 後に EBV 関連 T 細胞性腫瘍が発症した場合の経過や予後は 不明である。. Kim ら 5)は PTCL, NOS と AITL で末梢血 EBV DNA 検出例・非検出例を比較し EBV DNA 検出例 で OS・PFS ともに低下することを示した。また、 Langer ら 6)は初発 EBV 非関連 PTCL, NOS の経 過中、EBV 陽性 PTCL, NOS を発症し急速に悪化 した経験を報告した。本症例も腫瘍細胞で EBER が陰性から陽性となり、AITL 時より aggressive な経過を示した。EBV の影響か、別の要因かは不 明だが、AITL 後に EBER を含めた病型変化が生 じた場合、予後は悪化すると考えられる。. T 細胞性腫瘍において初発時は CHOP 療法が広 く行われ、再発時に救援化学療法および移植治療を. 検討することになる。本症例のように AITL 後、異 なる悪性リンパ腫が生じた場合、そのリンパ腫は. AITL と関係のない「初発の悪性リンパ腫」である かは重要である。本症例は TCR β鎖 PCR の波形 および病理学的に表現型が AITL と EBV-PTCL で 明らかに異なるため、AITL から由来を同じくして 続発したと判断することは困難であった。この場. 合、病型の異なる別のリンパ腫として治療を行う. が、T 細胞性リンパ腫で広く行われている CHOP 療法はすでに施行されているため、救援化学療法を. 選択していくことになる。さらに造血幹細胞移植を. upfront に準備を進めて施行すべきかは一定の見解 がない。. 既存の EBV-PTCL に関する報告では、Takahashi ら 7) が、EBV(+)TIA1(+)GranzymeB(+) PTCL, NOS で 多 剤 抵 抗 性 の 症 例 に お い て、 L-asparaginase と同種造血幹細胞移植の有用性 を示した。本症例は ICE 療法を当初施行しつつ、. CBT の準備も並行して行った。病勢は一時的に改 善したが、早期に悪化した。そこで、Takahashi らの報告を参考として再治療を行った。しかし、化. 学療法抵抗性であった。自己末梢血幹細胞移植の有. 用性は低いと判断し、Yamamoto らの報告 8)した 方式で CBT を施行したが、効果をえられなかった。. PTCL に対する upfront な同種造血幹細胞移植施 行の有用性は多数の報告 9)が示しており、病勢や. 患者の全身状態次第では病勢が抑制された時点で移. 植治療を施行することは有益と考える。本症例も. EBV DNA 量が陰性化した時点などより早期に移植 することで予後が改善できた可能性もある。ただし、. 続発した EBV-PTCL は AITL との関係性が不明で ある点から病型としては「初発の悪性リンパ腫」で. あり、早期から初発悪性リンパ腫に対して同種造血. 幹細胞を選択すべきかは一定の見解はない。化学療. 法が奏功する例において、同種造血幹細胞移植を早. 期から施行する方法は、わが国のガイドライン 10). に代表される今日の治療戦略において一概に推奨さ. れる治療法ではないかもしれない。一方で前述の. Kim ら 5)、Langer ら 6)の報告に加えて、本症例の ように当初は化学療法に一時的な反応性が認められ. ても、早期から治療抵抗性になる経過を示した点を. 踏まえる必要がある。本症例のような病型は早期か. ら同種造血幹細胞移植を視野にいれ、対応すべき疾. 患群である可能性がある。. AITL 後に続発する EBV-PTCL は症例数が少な く、臨床経過も不明な点が多い。症例数を蓄積し、. 治療法について検討を行うことが必要と考える。. 4. 文献 1) Attygalle AD, Kyriakou C, Dupuis J, et al.. Histologic evolution of angioimmunoblastic T-cell lymphoma in consecutive biopsies: clinical correlation and insights into natural history and disease progression. Am J Surg Pathol2007 Jul;31(7):1077-88. 2) Willenbrock K, Brauninger A, Hansmann ML. Frequent occurrence of B-cell lymphomas in angioimmunoblastic T-cell lymphoma and proliferation of Epstein-Barr virus-infected. AITL 後に発症した EBV-PTCL.. 107. 仙台医療センター医学雑誌 Vol. 10, 2020. cells in early cases. Br J Haematol. 2007 Sep;138(6):733-9. 3 ) Attygalle AD, Kyriakou C, Dupuis J. Histologic evolution of angioimmunoblastic T-cell lymphoma in consecutive biopsies: clinical correlation and insights into natural history and disease progression. Am J Surg Pathol. 2007 Jul;31(7):1077-88. 4 ) B r o w n H A , M a c o n W R , K u r t i n P J , Gibson LE. Cutaneous involvement by angioimmunoblastic T-cell lymphoma with remarkable heterogeneous Epstein-Barr virus expression. J Cutan Pathol. 2001 Sep;28(8):432-8. 5 ) Kim YR, Kim SJ, Cheong JW, et , a l . Pretreatment Epstein-Barr virus DNA in whole blood is a prognostic marker in peripheral T-cell lymphoma. Oncotarget. 2017;8:92312-92323. 6) Langer R, Geissinger E, Rudiger T, et, al. Peripheral T-cell lymphoma with progression to a clonally related, Epstein Barr virus+, cytotoxic aggressive T-cell lymphoma: evidence for secondary EBV infection of an established malignant T-cell clone. Am J. Surg Pathol. 2010 Sep;34(9):1382-7 7) Takahashi T, Ikejiri F, Onishi C, et, al.. L-asparaginase-induced complete response in a relapsed patient with Epstein-Barr virus and cytotoxic peripheral T-cell lymphoma not otherwise specified. Intern Med. 2010;49. (22):2505-8 8) Yamamoto H, Uchida N, Yuasa M, et al.. A Novel Reduced-Toxicity Myeloablative Conditioning Regimen Using Full-Dose Busulfan, Fludarabine, and Melphalan for Single Cord Blood Transplantation Provides Durable Engraftment and Remission in Nonremission Myeloid Malignancies. Biol Blood Marrow Transplant. 2016 Oct;22. (10):1844-1850 9 ) Gkotzamanidou M, Papadimitriou CA.. Peripheral T-cell lymphoma: the role of hematopoietic stem cell transplantation. Crit Rev Oncol Hematol. 2014 Feb;89(2):248-61. 10)山口素子、鈴木律朗:末梢性 T 細胞リンパ腫 一般社団法人 日本血液学会・編:造血器腫瘍. 診療ガイドライン 2018 年版 東京:金原出版株 式会社 2018;p266-269. AITL 後に発症した EBV-PTCL.. 108

Fig. 3  AITL 後に続発した EBV-PTCL 発症時の骨髄病理 所見。 A )  Hematoxylin-eosin  染色 (× 400 ) .  B )  CD3  免疫染色 (× 400 )

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2.A.E C.本邦のバーキットリンパ腫は高頻度に Epstein-Barr ウイルス(EBV)陽性である. 4.C.D

⑫ 亜急性硬化性全脳炎、⑬ ライソゾーム病、⑭ 副腎白質ジストロフィー、⑮ 脊髄 性筋萎縮症、⑯ 球脊髄性筋萎縮症、⑰