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「池田市男女共同参画に関する市民意識調査結果報告書」 人権資料室/池田市ホームページ

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(1)

池田市

男女共同参画に関する市民意識調査

結果報告書

平成 24 年 1 月

(2)
(3)

1.調査の概要

1

2.調査結果のまとめ

5

3.結果の分析

15

(1) 回答者の属性

15

(2) 調査項目の分析

19

(3) 自由意見のまとめ

94

4.調査結果からみた今後の課題

97

5.資料

100

(4)
(5)
(6)
(7)

1.調査の概要

調査の目的:

市民の家庭生活や職場、地域における意識及び実態や、日常生活、教育、人権

など男女共同参画の推進に対する意識を明らかにし、今後の施策を推進するた

めの基礎資料とする。

調査対象

:住民基本台帳

外国人登録原票から無作為抽出した満 20 歳以上の男女市民各 700 人

調査方法

:郵送による調査票の配布および回収

調査期間

:平成23年7月1日∼7月19日(督促はがき1回配布)

有効回収数:672 人(有効回収率

48. 0%)

調査内容

1.

職業に関する意識について

2.

男女平等や家庭生活に関する意識について

3.

子育てに関する意識について

4.

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)について

5.

人権に関する意識について

6.

男女共同参画社会について

回収状況

配付数

回収数

有効回収数

有効回収率

6 7 2

女性

男性

その他

不明

1 ,4 0 0

6 7 3票

3 8 1

5 6 .7 %

2 8 4

4 2 .3 %

0

0 .0 %

7

1 .0 %

(8)

人口構成

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

70歳代

合計

人数

5, 639

7, 714

7, 580

6, 184

7, 716

5, 670

40, 503

女性

13. 9

19. 0

18. 7

15. 3

19. 1

14. 0

100. 0

人数

6, 506

7, 381

7, 346

5, 709

6, 923

4, 634

38, 499

男性

16. 9

19. 2

19. 1

14. 8

18. 0

12. 0

100. 0

人数

12, 145

15, 095

14, 926

11, 893

14, 639

10, 304

79, 002

15. 4

19. 1

18. 9

15. 1

18. 5

13. 0

100. 0

配布数

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

70歳代

合計

人数

100

133

133

105

132

96

700

女性

14. 3

19. 1

19. 0

15. 0

18. 8

13. 8

100. 0

人数

121

134

133

105

125

84

700

男性

17. 2

19. 1

18. 9

15. 0

17. 8

11. 9

100. 0

人数

221

267

266

210

257

180

1400

15. 77

19. 09

18. 96

14. 98

18. 33

12. 86

100. 0

有効回収数

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

70歳代

不明

合計

人数

34

66

67

70

85

59

-

381

8. 9

17. 3

17. 6

18. 4

22. 3

15. 5

-

100. 0

女性

回収率(%)

34. 0

49. 6

50. 4

66. 7

64. 4

61. 5

-

54. 4

人数

24

38

36

50

79

57

-

284

8. 5

13. 4

12. 7

17. 6

27. 8

20. 1

-

100. 0

男性

回収率(%)

19. 8

28. 4

27. 1

47. 6

63. 2

67. 9

-

40. 6

人数

58

104

103

120

167

119

1

672

8. 6

15. 5

15. 3

17. 9

24. 9

17. 7

0. 1

100. 0

(9)

報告書の見方

( 1 ) 比率は、原則として各設問の無回答を含む集計対象総数(副設問では設問該当対象数)に

対する百分比(%)を表している。1人の対象者に2以上の回答を求める設問では、百分

比(%)の合計は 1 0 0 .0 %を超える。

( 2 ) 百分比(%)は、小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位までを表示した。四

捨五入の結果、個々の比率の合計と全体の示す数値とが一致しないことがある。

( 3 ) 分類別の表中の百分比(%)は、すべて各分類項目の該当対象数を 1 0 0 .0 %として算出し

た。

( 4 ) 図表にある

「N」は、

集計対象票数(あるいは、分類別の該当対象数)を示し、

比率は

「N」

を 1 0 0 .0 %として表した。

( 5 ) クロス集計表の単位は、2段の場合、上段が実数、下段が構成比(%)

、1段の場合、構成

比(%)である。

( 6 ) クロス集計の結果を示す図表においては、該当者の少ない分類項目、及び「その他」

「不明

(無回答)

」は省略しているものがあり、各分類項目の該当対象数の合計と集計対象総数は

(10)

調査の精度

市民意識調査は標本調査のため、調査結果から母集団を推定することができる。

調査結果の信頼度 95%レベル(同一の調査を 100 回行なった場合 95 回まではこの結果になる

であろうという推定)における信頼区間は以下のとおりである。

主な%について求めたのが下表である。

この表から、例えば問 10「仕事につきたいと思いますか」の質問で女性は「ぜひ、仕事につき

たい」に約 10%の人が答えている場合、信頼区間の2分の1幅が 3. 0%であるから 100 回調査

すると 95 回までは 7. 0%から 13. 0%の間の答えが得られるということである。

【主な標本における比率の信頼区間(信頼度 95%)

今回調査の信頼区間(女性)

今回調査の信頼区間(男性)

P(%)

信頼区間の 1/ 2 幅

50

5. 0

45

55

5. 0

40

60

4. 9

35

65

4. 8

30

70

4. 6

25

75

4. 3

20

80

4. 0

15

85

3. 6

10

90

3. 0

5

95

2. 2

P(%)

信頼区間の 1/ 2 幅

50

5. 8

45

55

5. 8

40

60

5. 8

35

65

5. 7

30

70

5. 5

25

75

5. 3

20

80

5. 0

15

85

4. 6

10

90

4. 1

5

95

3. 5

標本誤差=1. 96×

N

−1

N

−n

×

P(100−P)

N

=母集団

市の全人口(女性 40, 503 人、男性 38, 499 人)

n=標本数(女性の有効回答者=381 人)

(男性の有効回答者=284 人)

P=回答率(標本測定値)

各設問での回答

(11)
(12)
(13)

2.調査結果のまとめ

1.職業に関する意識について(問 7、8、9、10、11、12)

1年間の収入

1年間の収入をみると、女性は「103 万円未満」が 27. 3%、

「250∼500 万円未満」

「130∼250 万

円未満」

「103∼130 万円未満」

が 10%台前半で、

回答者の 53. 0%が

『250 万円未満』

の収入である。

男性は「250∼500 万円未満」が 32. 4%、

「130∼250 万円未満」が 20. 8%、

「500∼750 万円未満」

と「750∼1000 万円未満」も 10%を超えており、

『250∼1000 万円未満』が 56. 7%を占める。女性は

『250 万円未満』

、男性は『250∼1000 万円未満』が5割強となっており、男女の収入格差が表れて

いる。

年代別では、女性の 30∼50 歳代では「収入はない」が約3割、60 歳代と 70 歳以上では「103 万

円未満」が3∼4割。男性は 20 歳代、30 歳代、60 歳代、70 歳以上は「250∼500 万円未満」が4割

前後、40 歳代と 50 歳代は 500 万円以上が半数を超えている。50 歳代までの現役世代だけでなく 60

歳以上においても男女の収入の差は開いている。

1週間あたりの仕事時間

仕事(在宅就労を含む)をしている時間をたずねると、女性は「20 時間未満」が 13. 6%、

「48 時

間以上」が 12. 6%と続いている。男性は「48 時間以上」が 33. 5%、

「40∼48 時間未満」が 13. 4%

で、

『40 時間以上』が 46. 9%と、男性の長時間労働がうかがえる。

年代別では、女性の場合は 20 歳代で「48 時間以上」が 29. 4%と高い。男性の場合は 20∼50 歳代

では

「48 時間以上」

が高くなっており、

40 歳代と 50 歳代は 60. 5%、

63. 9%と6割強となっている。

1週間あたりの家事・育児・介護等時間

家事・育児・介護等をしている時間についてたずねたところ、男女とも「20 時間未満」が最も高

く、女性 27. 3%・男性 37. 7%。ついで、女性は「48 時間以上」が 17. 8%、

「20∼30 時間未満」が

17. 3%、

「30∼40 時間未満」

が 12. 6%、

男性は

「していない

(0時間)

が 27. 8%で続いている。

『20

時間以上』家事・育児・介護等をしている割合は女性の5割強に対して男性は1割程度である。さ

らに「48 時間以上」では女性が 17. 8%に対し、男性は 1. 4%にすぎない。

年代別では、女性は 30 歳代と 40 歳代で「48 時間以上」がそれぞれ 33. 3%、22. 4%と高く、50

歳代と 60 歳代においても「48 時間以上」は1割強で、30 歳代∼60 歳代は4割弱が 30 時間以上を

家事・育児・介護等に費やしている。男性は 30∼50 歳代で「20 時間未満」が約5割を占めており、

60 歳代と 70 歳以上では「していない(0時間)

」が3割を超えている。

仕事でストレスを感じること

職業についている女性 168 人、男性 183 人に、いまの仕事でストレス(不安や悩み)を感じてい

るかたずねたところ、男女とも「ストレスを強く感じる」割合は〈④収入が少ない〉が最も高く、

女性

18. 5%・男性

16. 9%となっている。ついで、女性は〈①上司や部下、同僚との人間関係〉が

11. 9%、

〈②労働時間が長い〉7. 1%と続く。男性は、

〈②労働時間が長い〉15. 8%、

〈⑧休みが十分

にとれない〉12. 6%となっている。

(14)

と、

〈②労働時間が長い〉と〈⑧休みが十分にとれない〉は男性のほうが女性より約8ポイント高く

なっている。

年代別では、女性の 30 歳代と 40 歳代では〈⑦子どもや高齢者の世話などがあって充分に働けな

い〉で『ストレスを感じる』が1割を超えており、他の年代よりも高い。

男性の 30 歳代と 40 歳代はほぼ全ての項目で他の年代よりも『ストレスを感じる』の割合が高い

傾向がみられ、

〈①上司や部下、

同僚との人間関係〉

〈④収入が少ない〉

では5割以上を占めている。

今後の就労の希望

職業についていない女性 204 人、男性 92 人に、今後の就労希望をたずねた。

「ぜひ、仕事につき

たい」と「できれば、仕事につきたい」をあわせた割合は、女性 28. 9%、男性 34. 8%である。

年代別では、女性は 20∼40 歳代、男性は 20∼50 歳代で「ぜひ、仕事につきたい」または「でき

れば、仕事につきたい」の割合が高く、年齢の高い層ほど「仕事につきたいと思わない」割合は高

くなっている。

男性は 60 歳以上であっても「できれば、仕事につきたい」が2割台となっている。

仕事につく上で困ったことや不安の内容

就労希望のある女性 59 人、男性 32 人に、仕事につく上での困ったことや不安についてたずねる

と、男女とも「年齢制限」が最も高く、女性 54. 2%・男性 53. 1%、ついで、女性は「家事・育児・

介護との両立ができるか」

52. 5%、

「自分のしたい仕事につけるか」

42. 4%となっている。

男性は

「自

分のしたい仕事につけるか」40. 6%、

「自分の健康状態や体力」34. 4%と続いている。

男女の差が大きいのは、

「家事・育児・介護との両立ができるか」

(女性 52. 5%・男性 6. 3%)と

「保育所・園、留守家庭児童会(なかよし会)などを利用できるか」

(女性 25. 4%・男性 0. 0%)で

ある。

女性の職業と生活設計について望ましいあり方

男女とも「結婚や出産などで一時家庭に入っても、再び職業を持つ方がよい」が最も高く、女性

51. 2%・男性 47. 9%である。

「出産を機に家庭に入る方がよい」は女性 3. 7%に対し、男性 9. 5%と

やや開きが見られた。

年代別では、男女ともいずれの年代も「結婚や出産などで一時家庭に入っても、再び職業を持つ

方がよい」

が最も高い割合となっているものの、

70 歳以上は女性 37. 3%、

男性 40. 4%とやや低い。

50 歳代では「結婚にこだわらず、一生職業を持ち続ける方がよい」が女性 24. 3%、男性 18. 0%と

高い。

就業状況別では、女性の正社員と非正規社員では、

「結婚や出産をしても職業を続ける方がよい」

が2割強と高く、同年代の男性よりも 10 ポイント近く差が開いている。

女性が働き続けるために必要なこと

現在の社会で女性が働き続けるために特に必要なことは、

「保育制度の充実」

が男女とも最も高く、

約6割にのぼる。ついで「育児・介護休業制度(病気の看護・介護など)の充実」が女性 49. 9%・

男性 43. 7%となっている。

(15)

意識の違いがうかがえる。

年代別では、女性の 20 歳代、30 歳代で「保育制度の充実」がそれぞれ 79. 4%、74. 2%と高く7

割を超えている。女性の 30 歳代と男性 20 歳代は「男性の家事・育児・介護等への積極的参加」が

それぞれ 45. 5%、45. 8%と他の年代より高くなっている。

2.男女平等や家庭生活に関する意識について(問 13、14、15)

結婚や家庭等についての考え方

結婚や家庭等についての意見をたずねたところ、

〈①自立して暮らしていければ、

結婚しなくても

よい〉について『賛成』

「そう思う」と「まあそう思う」の合計)は、女性 38. 6%・男性 26. 8%で

女性の方が高く、

『反対』

「あまりそう思わない」と「そう思わない」の合計)は女性

56. 7%・男

性 69. 4%で男性の方が高い。

〈②夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである〉は男女ともに『反対』が約7割、

〈③子どもが3

歳くらいまでは母親のもとで育てる方がよい〉は男女ともに『賛成』が約8割である。

〈④結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はない〉では、男性の『賛成』は

25. 3%、

『反対』は

71. 1%で、

『反対』が『賛成』を大きく上回った。

〈⑤結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい〉は、女性は『賛成』と『反対』がほ

ぼ同率だが、男性は『反対』の割合がやや高くなっている。

〈⑥男性が育児休業を取るのはよいことだ〉は男女とも『賛成』の割合が高く、女性 75. 1%・男

性 68. 4%となっている。

年代別では、

〈④結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はない〉では、女性の 20∼40 歳代で『賛

成』が約6割を占めるが、男女とも 60 歳以上では、

『反対』が7割前後となっており、年代による

意識の違いが現れている。

男女とも 20 歳代と 30 歳代は〈⑥男性が育児休業を取るのはよいことだ〉で『賛成』が大多数を

占めている。

婚姻状況別では、

〈①自立して暮らしていければ、結婚しなくてもよい〉

〈④結婚しても必ずしも

子どもを持つ必要はない〉

〈⑤結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい〉では、女性の

未婚で『賛成』が6割前後と高く、既婚と比べると 20 ポイント以上の差が開いている。

固定的性別役割分担意識別では、

男女とも賛成派と反対派で考え方は似ているものの、

『賛成』

『反対』の割合をみると、とりわけ〈⑥男性が育児休業を取るのはよいことだ〉においては『賛成』

と『反対』で約 20 ポイントの差がみられる。

男女の地位の平等感

日本の社会のさまざまな分野で男女は平等になっているかどうかをたずねた。

「平等」

と答えた割

合は全ての項目で女性の方が男性よりも低かった。中でも差が見られるものは、

〈④法律や制度で〉

の 25. 8 ポイント差

(女性 24. 9%・男性 50. 7%)

〈⑤政治の場で〉

の 18. 1 ポイント差

(女性 10. 8%・

男性 28. 9%)

〈①家庭生活で〉

の 16. 5 ポイント差

(女性 15. 2%・男性 31. 7%)

の順となっている。

『男性優遇』

「男性が優遇されている」

「どちらかといえば男性が優遇されている」の合計)と答

えた割合は全ての項目で女性が男性を上回った。

『男性優遇』の割合が高いのは、

〈②職場で〉女性

76. 1%・男性 68. 0%、

〈⑦社会通念・慣習・しきたりで〉女性 74. 8%・男性 72. 5%、

〈⑧社会全体

で〉女性 73. 0%・男性 63. 0%となっている。

(16)

女ともに総じて低い。

年代別では、

〈①家庭生活で〉は、女性の 50 歳代は『男性優遇』が7割を超えている。女性の 30

歳代と 50 歳代では〈④法律や制度で〉

〈⑧社会全体で〉で『男性優遇』の割合が他の年代よりも高

い。

家庭での役割分担

(理想)

家庭での望ましい役割分担をたずねると、

「主に夫・パートナー(男性)

」の割合が最も高い項目

は〈①生活費の獲得〉女性 62. 5%・男性 62. 3%のみで、

「夫婦・カップルで同じくらい」が、

〈⑦高

齢者、病人の介護・看護〉女性 77. 2%・男性 72. 2%、

〈⑥育児〉女性 67. 5%・男性 48. 2%、

〈④掃

除〉女性 56. 7%・男性 47. 9%となっているものの、いずれも女性の方が高い。

一方、

「主に妻・パートナー(女性)

」の割合が高いものは、

〈③食事のしたく〉女性

51. 4%・男

性 63. 4%、

〈②家計の管理〉女性 52. 5%・男性 57. 0%、

〈⑤洗濯〉女性 49. 6%・男性 51. 4%で、い

ずれも男性の方が高い。

年代別では、

〈①生活費の獲得〉

では、

女性の 30 歳代と男性の 60 歳代で

「主に夫・パートナー

(男

性)

」が7割強で高い。

〈⑥育児〉では、女性の 20∼40 歳代で「夫婦・カップルで同じくらい」が約

7∼8割を占めており、同年代の男性と比較すると 17 ポイント以上の差が開いている。

(現実)

家庭での実際の役割分担をたずねると、

〈①生活費の獲得〉は「主に夫・パートナー(男性)

」が

女性 77. 4%・男性 74. 2%で、理想よりも 10 ポイント以上高くなっている。

その他の項目では、

「主に妻・パートナー(女性)

」の割合が高い。とりわけ、

〈③食事のしたく〉

〈⑤洗濯〉は約8割の女性がその役割を担っている。

年代別では、

〈①生活費の獲得〉では、女性の 30 歳代と 40 歳代で「主に夫・パートナー(男性)

が9割弱を占めている。

〈③食事のしたく〉

〈④掃除〉

〈⑤洗濯〉では、女性の 30∼50 歳代で「主に

妻・パートナー(女性)

」が9割前後を占めている。

〈⑥育児〉では、女性の 40 歳代と 50 歳代、男

性の 30 歳代、40 歳代で「主に妻・パートナー(女性)

」が約7∼8割と他の年代よりも高い。

理想では「夫婦・カップルで同じくらい」が挙げられていた項目でも、現実には「主に妻・パー

トナー(女性)

」が担っている様子がうかがえる。

3.子育てに関する意識について(問 16、17)

子どもに望む将来の生き方

自分の子どもに将来どのような生き方をしてほしいかをたずねた。

男女とも、女の子には「家族や周りの人たちと円満に暮らす」

「人間性豊かな生活をする」が4割

台だが、男の子には「経済的に自立した生活をする」が6割前後と群を抜いている。続いて女性は

「人間性豊かな生活をする」

「家族や周りの人たちと円満に暮らす」

男性は「本人の個性や才能を

生かした生活をする」

「人間性豊かな生活をする」の順となっている。

男女とも、

「経済的に自立した生活をする」

は 30 ポイント以上、

「家族や周りの人たちと円満に暮

らす」

「人間性豊かな生活をする」は 20 ポイント前後、男の子と女の子で差がみられ、性別役割分

担意識の根強さがうかがえる。

小・中学校で進めてほしい男女平等の取り組み

(17)

わりなく、働くことの意義を教える」を半数以上が挙げている。

一方で「保護者と教職員が共に男女平等教育について学習する機会を持つ」は女性 16. 5%・男性

15. 8%に留まっている。

また、

「男女で協力して家事ができるようにする」

は女性 49. 6%、

男性 33. 8%で 15. 8 ポイントの

差が開いている。

4.仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)について(問 18、19、20、21、29)

地域活動への参加について

(参加状況)

地域活動の参加状況をみると、

「参加した、

している」

「参加したことがない」

を上回ったのは、

女性の〈①自治会・町内会の活動〉のみである。

〈⑤民生委員・市民公募委員・市政モニターなど公

的な立場での活動〉は、

「参加したことがない」が女性 85. 6%・男性 89. 1%を占めている。

「参加した、している」の割合はおおむね女性が男性を上回っており、中でも、

〈②PTAや子ど

も会・読み聞かせなど子どもの健全育成にかかわる活動〉は女性 40. 9%・男性 16. 9%で 24. 0 ポイ

ントの差が開いている。

年代別では、全ての項目で男女とも 20 歳代と 30 歳代で「参加したことがない」の割合が他の年

代よりも高い。全般的に年齢層が低いほど「参加したことがない」の割合が高い傾向である。

(参加意向)

地域活動の参加意向をたずねると、

〈③地域における趣味

スポーツ

・学習の活動〉

「今後は

(も)

参加したい」は女性 50. 9%・男性 47. 5%で、

「今後は(も)参加したくない」の割合を唯一上回っ

ている。

〈③地域における趣味・スポーツ・学習の活動〉

〈④NPO

(非営利団体)

やボランティアの活動〉

〈⑤民生委員・市民公募委員・市政モニターなど公的な立場での活動〉の「今後は(も)参加した

い」割合は、

「参加した、している」割合と比べると高く、なかでも〈③地域における趣味・スポー

ツ・学習の活動〉は男女とも約5割と高い。

年代別では、ほぼ全ての項目において男性の 50 歳代で「今後は(も)参加したい」の割合が他の

年代よりも高い傾向である。

地域活動に参加したくない理由

「今後は(も)参加したくない」と答えた女性 294 人・男性 212 人に、その理由をたずねた。

女性は「参加するきっかけがないから」31. 0%、

「仕事が忙しいから」28. 2%、

「人間関係がわず

らわしいから」27. 6%と続いている。男性は「仕事が忙しいから」37. 3%、

「参加するきっかけがな

いから」31. 1%、

「人間関係がわずらわしいから」27. 4%と続いている。

年代別では、女性の 30 歳代と 40 歳代では「仕事が忙しいから」と「家事・育児・介護で忙しい

から」

、男性の 30∼50 歳代では「仕事が忙しいから」

、男性の 30 歳代と女性の 20 歳代では「活動の

情報が得られないから」

男女とも 20 歳代では

「参加するきっかけがないから」

「あまり関心がない

から」が他の年代よりも高く、年齢層によって理由は異なる。

生活のなかで大切にしたいこと

(希望)

(18)

77. 7%

男性 71. 5%、

「個人の生活」

が女性 53. 5%

男性 49. 6%、

「仕事」

が女性 27. 0%

男性 35. 6%、

「地域活動」が女性 16. 5%・男性 19. 4%となっている。

年代別では、女性の 30 歳代と 40 歳代では「家庭」が約9割で最も高く、特に 30 歳代では男性と

比べると 22. 5 ポイントの差がみられる。男性の 20∼40 歳代では「仕事」を約5割が挙げている。

性別によって望ましいライフスタイルは異なる。

(現実)

生活のなかで何を大切にしているかをみると、

「家庭」が女性 71. 4%・男性 57. 7%で男女とも最

も高い。ついで、女性は「個人の生活」37. 8%、

「仕事」31. 8%、

「地域活動」7. 1%と続く。男性は

「仕事」が 50. 0%で女性より 18. 2 ポイント上回っている。

「個人の生活」は 40. 1%、

「地域活動」

は 6. 0%となっている。

希望と比べると、女性では「個人の生活」と「地域活動」の割合がそれぞれ 15. 7 ポイント・9. 4

ポイント低くなっている。男性は「仕事」の割合が 14. 4 ポイント高くなり、

「家庭」と「地域活動」

の割合がそれぞれ 13. 8 ポイント・13. 4 ポイント低くなっている。

年代別では、男性の 20∼50 歳代では、

「仕事」が約6∼7割で最も高い。女性はいずれの年代も

「家庭」が最も高くなっているが、とりわけ 30 歳代と 40 歳代では8割前後となっている。

男性の家事、子育て、介護などへの積極的な参加を促進するための方策

男性の家事、子育て、介護などへの積極的な参加を促進していくために必要なことをたずねた。

女性は「男の子にも小さいときから家庭や学校で家事や育児を体験する機会を増やすこと」を半

数以上が挙げている。ついで「男性も女性も一人ひとりが男女の役割分担についての慣習やしきた

りの認識を改めること」

「夫婦・カップルの間で家事などの分担をするように十分話し合うこと」

「男性が家事、子育て、介護などに参加することについて、社会からの評価を高めること」が4割

台で続いている。

男性は、

「夫婦・カップルの間で家事などの分担をするように十分話し合うこと」

「男性も女性も

一人ひとりが男女の役割分担についての慣習やしきたりの認識を改めること」

が4割台で、

「男性自

身が仕事中心の生き方、考え方を改めること」

「男の子にも小さいときから家庭や学校で家事や育

児を体験する機会を増やすこと」が3割台後半となっている。

総じて女性の方が男性よりも割合は高く、なかでも「男の子にも小さいときから家庭や学校で家

事や育児を体験する機会を増やすこと」

は女性の方が 17. 9 ポイントも高く、

男女の意識の差がうか

がえる。

年代別では、女性の 20 歳代と 30 歳代では「男性が家事、子育て、介護などに参加することにつ

いて、

社会からの評価を高めること」

「男の子にも小さいときから家庭や学校で家事や育児を体験す

る機会を増やすこと」

「行政が労働時間の短縮など、

企業に向けて啓発を進めること」

の割合が高く、

同年代の男性と比べて 10 ポイント以上の差がみられる。

「男はつらい」と感じることの有無

男性に対して「男はつらい」と感じることがあるかたずねたところ、

「ある」は 43. 3%、

「ない」

は 51. 8%であった。

(19)

「男はつらい」と感じる内容

「男はつらい」と感じるという男性 123 人にその理由をたずねた。最も高い理由は「妻子を養う

のは男の責任だと言われる」で 37. 4%、ついで「仕事の責任が大きい、仕事ができて当たり前だと

言われる」35. 0%。

「男だから頑張れと言われる」30. 9%、

「自分のやりたい仕事を自由に選べない

ことがある」29. 3%も約3割が挙げている。

女性の心身の健康を保つために池田市が取組むべき施策

女性のこころとからだの健康を保つために池田市が取り組む必要があるものをたずねたところ、

女性は「検診や健康づくりに関する情報を提供する」と「女性特有の病気などに配慮した女性外来

の情報を提供する」が同率の 54. 9%で第1位に挙げられている。ついで「年齢に応じた健康づくり

のための機会を提供する」が

46. 5%、

「安心して出産できるよう周産期医療体制を充実する」が

45. 9%。

男性も同じく第1位は

「検診や健康づくりに関する情報を提供する」

で 51. 8%。

ついで

「年

齢に応じた健康づくりのための機会を提供する」が

46. 8%、

「悩みや不安を相談できる体制を充実

する」が 46. 5%。

年代別では、女性の 20 歳代と 30 歳代で「安心して出産できるよう周産期医療体制を充実する」

がそれぞれ 79. 4%、57. 6%と高い。女性の 30 歳代では「検診や健康づくりに関する情報を提供す

る」が 68. 2%、女性の 20 歳代では「女性特有の病気などに配慮した女性外来の情報を提供する」

が 70. 6%と高い。

5.人権に関する意識について(問 23, 24, 25, 26, 27, 28)

女性の人権が尊重されていないと感じること

女性の人権が守られていないと思うことについてたずねたところ、50%を超える項目はみられな

かった。

女性は割合の高い順に「職場や学校等におけるセクシュアル・ハラスメント」48. 3%、

「ストーカ

ー行為」47. 8%、

『女のくせに』

『女だから』などという言葉」47. 5%、

「テレビ、雑誌、インター

ネット(携帯電話を含む)などのわいせつな性情報の氾濫」43. 0%、

「DVやデートDV」41. 5%、

「アダルト向けのビデオやゲーム(児童ポルノを含む)

」41. 2%が4割台で続いている。

男性は4割を超えるのは「ストーカー行為」43. 7%、

「職場や学校等におけるセクシュアル・ハラ

スメント」41. 5%の2項目のみである。

ほぼ全部の項目で男性は女性よりも認知している割合が低くなっており、なかでも、

『女のくせ

に』

『女だから』などという言葉」は 15. 5 ポイントの差が開いている。

年代別では、女性の 20 歳代で「DVやデートDV」

「職場や学校等におけるセクシュアル・ハラ

スメント」

『女のくせに』

『女だから』などという言葉」

、女性の 40 歳代で「ストーカー行為」

、女

性の 50 歳代で

「テレビ、

雑誌、

インターネット

(携帯電話を含む)

などのわいせつな性情報の氾濫」

「ストーカー行為」

「アダルト向けのビデオやゲーム(児童ポルノを含む)

「売買春(援助交際を含

む)

『女のくせに』

『女だから』などという言葉」が5割∼6割と高くなっている。

メディアにおける性・暴力表現の問題点

メディアにおける性

・暴力表現についてどのような点で問題があるかたずねたところ、

上位は

「そ

(20)

性に関する道徳観・倫理観が損なわれている」

(女性 47. 0%・男性 50. 0%)となっているが、半数

程度にとどまっている。

セクシュアル・ハラスメントにあたると思うこと

セクシュアル・ハラスメントにあたる事柄について、セクシュアル・ハラスメントにあたると思

うものを選択してもらった。

男女とも

「キスやセックスの強要など性的な行為を迫られる」

が7割を超えて最も高く、

「昇進や

商取引などを利用して性的な関係を迫られる」

「故意に身体にふれられる」

「着替え中の更衣室に、

異性に入られる」

が6割∼7割で続く。

性別による大差はみられず、

認識の違いは少ないといえる。

年代別では、男女ともほぼ全ての項目で 50 歳代以下において割合が高い傾向である。女性の 50

歳代以下、男性の 20 歳代と 40 歳代では、

「故意に身体にふれられる」

「キスやセックスの強要など

性的な行為を迫られる」

「昇進や商取引などを利用して性的な関係を迫られる」

は9割前後の回答も

みられる。

セクシュアル・ハラスメントなどの被害の経験

セクシュアル・ハラスメントなどの被害経験の有無を「職場」

「学校」

「地域活動」の場面につい

てたずねた。

職場では、女性の3人に1人(34. 6%)がなんらかのセクシュアル・ハラスメント被害を経験し

ていると(

「どれもあたらない(どれもない)

」と「無回答」を除いた割合)推測される。内容をみ

ると、

「忘年会などでお酌・デュエット・ダンスなどを強要される」

(19. 2%)

「性的な冗談やひわ

いなことを話題にされる」

(16. 8%)

「容姿について、

あれこれ聞かれる・話題にされる」

(15. 5%)

「故意に身体にふれられる」

(13. 1%)の順に高い。

男性の場合はなんらかのセクシュアル・ハラスメント被害を経験している割合は 12. 4%で、最も

高いのは「容姿について、あれこれ聞かれる・話題にされる」

(7. 4%)

学校と地域活動では、

職場と比べると被害経験は少なく、

男女とも全項目で4%を下回っている。

男性はどの場面でも、全ての項目で1割以下となっており、学校と地域活動では0∼2%台であ

る。

「暴力」にあたると思う行為

配偶者や交際相手からされる行為について暴力にあたるかをたずねた。

身体的暴力である〈⑧命の危険を感じるほどの暴力をされる〉

(女性 85. 8%・男性 82. 4%)

〈⑦

なぐったり、

けったり、

物を投げつけたり、

突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴行を受ける〉

(女性 85. 3%・男性 79. 2%)

について、

男女とも8割前後が

「どんな場合でも暴力にあたると思う」

と答えている。

ついで

〈⑨いやがっているのに性的な行為を強要する〉

(女性 76. 6%・男性 70. 8%、

〈 ⑤ あ な た の お 金 を 取 り 上 げ た り 、 預 貯 金 を 勝 手 に お ろ さ れ る 、 家 に お 金 を 入 れ な い 〉

( 女 性

69. 3%・男性

51. 8%)と続いている。一方、

〈①大声でどなられる〉では「暴力の場合とそうでな

い場合がある」が男女とも6割弱となっている。

年代別では、全ての項目において、男女とも 50 歳代以下で『暴力にあたる』

「どんな場合でも暴

(21)

暴力を受けた経験

配偶者や交際相手から実際に暴力をされた(される)ことがあるかたずねたところ、

『あった(あ

る)

「何度もあった(ある)

」と「1、2度あった(ある)

」の合計)の割合は、

〈①大声でどなら

れる〉が最も高く、女性 43. 5%・男性 30. 3%。ついで、女性は〈⑨いやがっているのに性的な行為

を強要する〉15. 7%、

〈⑥『だれのおかげで、お前は食べられるんだ』

『かいしょうなし』などとい

われる〉12. 6%、

〈⑦なぐったり、けったり、物を投げつけたり、突き飛ばしたりするなどの身体に

対する暴力を受ける〉

12. 1%、

〈③あなたの交友関係や携帯電話を細かくチェックされたり、

外出を

制限される〉

11. 0%、

〈④実家の親・きょうだい、

友人との付き合いをいやがられたり、

禁止される〉

10. 4%と1割台で続く。また、

〈⑧命の危険を感じるほどの暴行をされる〉では、割合としては少な

いものの「何度もあった(ある)

」が 1. 3%(5人)

「1、2度あった(ある)

」が 2. 9%(11 人)

となっている。

男性は、

〈④実家の親・きょうだい、友人との付き合いをいやがられたり、禁止される〉9. 9%、

〈⑥『だれのおかげで、お前は食べられるんだ』

『かいしょうなし』などといわれる〉8. 4%、

〈⑦な

ぐったり、けったり、物を投げつけたり、突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴力を受ける〉

7. 8%と続いている。

ほぼ全ての項目で暴力を受けた経験は女性の方が男性を上回っている。

年代別では、

『あった(ある)

』の割合は、

〈①大声でどなられる〉では女性の 50 歳代が 52. 8%、

〈③あなたの交友関係や携帯電話を細かくチェックされたり、

外出を制限される〉

で女性の 20 歳代

が 23. 6%と高くなっている。

暴力を受けた後の相談状況

配偶者や交際相手から実際に暴力をされた(される)経験がある女性 192 人・男性 100 人に、暴

力を受けたことをだれかに相談したかをたずねた。

女性の 43. 2%、男性の 67. 0%が「相談しようと思わなかった」と答えている。

「相談したかった

が、しなかった」

(女性 8. 3%・男性 6. 0%)を合わせると、女性は約半数、男性は約7割がだれに

も相談をしていない。

相談先では、

「家族や親族」

が女性 22. 4%・男性 14. 0%、

「友人・知人」

が女性 15. 6%・男性 5. 0%

となっており、公的機関や専門の相談機関への相談はほとんどされていないことがうかがえる。

相談しなかった理由

「相談しようと思わなかった」

「相談したかったが、しなかった」と答えた女性

98

人・男性

70

人に、その理由をたずねたところ、

「相談するほどのことではないと思ったから」が女性

55. 1%・

男性 68. 6%で最も高く、

ついで

「自分にも悪い所があると思ったから」

女性 43. 9%・男性 41. 4%、

「自分さえがまんすればすむと思ったから」女性 23. 5%・男性 12. 9%となっている。

また、

「どこに相談していいかわからなかったから」は女性 3. 1%・男性 4. 3%となっている。

6.男女共同参画社会について(問 22、30)

男女共同参画に関する言葉の認知度

男女共同参画に関する言葉についての認知度をみると、男女とも「ドメスティック・バイオレン

ス(DV)

」と「男女雇用機会均等法」は8割以上に認知されていることがわかる。ついで、

「育児・

(22)

参画社会」は女性 48. 8%に対して男性 60. 2%で、女性が 11. 4 ポイント低くなっている。

年代別では、男女とも 40 歳代以下の比較的若い年代で「ドメスティック・バイオレンス(DV)

「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

「デートDV」の認知度が高い傾向。女性の 40

歳代、50 歳代で「いけだパートナーシップ 21(池田市男女共同参画推進計画)

」が2割強とやや高

くなっている。

「男女共同参画社会」をつくるためにできること

「男女共同参画社会」をつくるために回答者自身ができることをたずねたところ、上位4位まで

は男女で同じ項目が挙げられている。第1位「仕事、家事、育児、介護を配偶者・パートナーと共

同で担う」

(女性 57. 0%・男性 52. 1%)

、第2位「自分の身の回りのことができるよう生活面で自立

する」

(女性 53. 5%・男性 47. 2%)

、第3位「配偶者・パートナーとのコミュニケーションを深める

ために会話を増やす」

(女性 50. 4%・男性 46. 5%)

。第4位の「家庭における子どものしつけや教育

は、男女の分け隔てをしない」

(女性 47. 2%・男性 35. 9%)は男女でやや差がみられ、男性が 11. 3

ポイント低くなっている。

男女ともに家庭生活のなかでみんなが協力しながら男女共同参画を実現していくことならできる

と考えている様子がうかがえる。

年代別では、女性の 20∼40 歳代では「仕事、家事、育児、介護を配偶者・パートナーと共同で担

う」が7割前後で高くなっている。男性の 30∼50 歳代では「仕事に費やす時間を短くする」が3割

(23)
(24)
(25)

N

=672

無回答

1. 0%

女性

56. 7%

男性

42. 3%

その他

0. 0%

8. 4

7. 1

5. 3

8. 4

10. 5

13. 7

11. 8

14. 1

15. 5

20. 1

3. 9

4. 2

4. 7

4. 6 4. 9

8. 9

8. 5

10. 5

7. 4

9. 2

8. 5

10. 0

0. 0

0. 0

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=381)

( N

=284)

3.結果の分析

(1)回答者の属性

性別

回答者の性別は、

「女性」56. 7%、

「男性」42. 3%で女性が過半数を占める。

年代

回答者の年代は、男女とも「70 歳以上」の割合が最も高い。女性では、

「70 歳以上」が 15. 5%、つい

で「65∼69 歳」が 11. 8%、

「60∼64 歳」と「40∼44 歳」がそれぞれ 10. 5%となっている。男性は、

「70

歳以上」が 20. 1%と2割を超え、ついで「65∼69 歳」が 14. 1%、

「60∼64 歳」が 13. 7%で続いている。

(26)

73. 2

75. 0

18. 7

17. 8

3. 7

4. 2

1. 4

5. 0

0. 7

0. 3

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=381)

( N

=284)

18. 9

1. 8

17. 1

13. 9

38. 7

7. 7

5. 0

7. 7

10. 2

6. 3

1. 8

34. 6

2. 1

28. 5

0. 8

2. 1

1. 1

1. 6

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=381)

( N

=284)

婚姻状況

男女とも「結婚している(事実婚を含む)

」が最も高く、女性 73. 2%・男性 75. 0%である。

「結婚して

いない」

は女性 17. 8%・男性 18. 7%、

「離別した」

は女性 3. 7%・男性 4. 2%、

「死別した」

は女性 5. 0%・

男性 1. 4%となっている。

回答者の職業

女性は「専業主婦・主夫」が最も高く 34. 6%。ついで「パートタイマーやアルバイト(学生バイトを

除く)

」が 18. 9%、

「無職(専業主婦・主夫を除く)

」が 17. 1%となっている。男性は「会社、団体、官

公庁などの正社員・正職員」が 38. 7%で最も高い。ついで「無職(専業主婦・主夫を除く)

」が 28. 5%

(27)

4. 7

0. 0

24. 7

49. 1

8. 5

2. 3

4. 7

20. 7

4. 7

9. 0

39. 9

2. 9

0. 0

19. 2

1. 4

0. 5

4. 2

3. 6

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=279)

( N

=213)

56. 2

11. 6

10. 2

27. 8

29. 9

50. 4

5. 0

7. 7

0. 8

0. 0

0. 4

0. 0

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=381)

( N

=284)

回答者の配偶者・パートナーの職業

女性は

「会社、

団体、

官公庁などの正社員・正職員」

が約半数を占め、

「無職

(専業主婦・主夫を除く)

が 24. 7%で続いている。男性は「専業主婦・主夫」が 39. 9%で最も高く、ついで「パートタイマーやア

ルバイト(学生バイトを除く)

」が 20. 7%、

「無職(専業主婦・主夫を除く)

」が 19. 2%となっている。

家族構成

男女とも「二世代世帯(親と子)

」が最も高く、女性 56. 2%・男性 50. 4%と過半数を占める。ついで

(28)

10. 9

16. 9

9. 1

8. 3

8. 7

13. 2

7. 4

9. 3

62. 0

54. 1

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=183)

( N

=121)

一番下のお子さんの年齢

男女とも

「高校生以上」

が最も高く、

女性 54. 1%・男性 62. 0%で過半数を占める。

ついで、

女性は

「3

(29)

13. 9

10. 6

27. 3

7. 7

2. 8

11. 8

20. 8

32. 4

14. 4

13. 7

3. 4

1. 8

0. 3

6. 0

25. 5

5. 6

1. 6

0. 4

0%

20%

40%

60%

80%

100%

女性

男性

( N

=381)

( N

=284)

(2)調査項目の分析

〔問7〕あなたの1年間の収入(税込)は、どのくらいですか。

(○

は1つ)

図1

性別

年間の収入

女性は「103 万円未満」が3割弱、男性は「250∼500 万円未満」が3割強で最も高い

あなたの1年間の収入

(税込)

についてたずねたところ、

女性は

「103 万円未満」

が最も高く 27. 3%、

ついで「250∼500 万円未満」

「130∼250 万円未満」

「103∼130 万円未満」が 10%台前半で続いて

いる。

男性は「250∼500 万円未満」が 32. 4%で最も高く、

「130∼250 万円未満」20. 8%が続く。

「500∼

750 万円未満」と「750∼1000 万円未満」も 10%を超えている。

女性は『250 万円未満』が 53. 0%を占めている。一方、男性は『250∼1000 万円未満』が 56. 7%

となっている。

「収入はない」は女性は 25. 5%、男性は 5. 6%と大きく差が開いている。

[ 年代別]

女性の 30∼50 歳代で「収入はない」が約3割、60 歳代と 70 歳以上では「103 万円未満」が3∼

4割で最も高い。

男性の 20 歳代、30 歳代、60 歳代、70 歳以上は「250∼500 万円未満」が4割前後、40 歳代と 50

歳代は 500 万円以上が半数を超えている。30 歳代以上は「103 万円未満」

「収入はない」は1割未満

参照

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