事業報告書
「文化イベント等情報収集発信事業」に係る業務委託
■NPO 法人沖縄イベント情報ネットワークの広報
■文化イベント情報の収集
■関係者のネットワーク化
■発信者のネットワーク化
■ライセンス準備
NPO 法人沖縄イベント情報ネットワーク Okinawa Event Information Network [OEIN]
2010 年 3 月 31 日作成
■事業項目
1)OEIN 広報 1-1 広報活動 1-2 公式サイト 1-3 シンポジウム 1-4 箆柄暦
2)文化イベント情報の収集 2-1 通常イベント収集作業 2-2 ヒト DB の基礎整理 2-3 ハコ DB の基礎整理 2-4 DB への登録 ※未整備ジャンル ※付帯情報収集 3)関係者のネットワーク化 3-1 関係者リストの作成 3-2 重点関係者個別説明 3-3 シンポジウム 4)発信者のネットワーク化 4-1 発信者リストの作成 4-2 重点発信者個別説明 4-3 シンポジウム 5)ライセンス準備
5-1 ライセンス内容策定 5-2 ライセンスの概要発表 6)事業報告
本事業の報告 7)会計報告
1)OEIN 広報
NPO 法人沖縄イベント情報ネットワークが行う「文化イベント等情報収集発信事業」を、広く知って もらう為の広報活動を行った。
1-1 広報活動
県内主要メディアに対し、「文化イベント等情報収集発信事業」の活動を広報する為に『みんなで鍛え る沖縄イベント情報データベース』講演会&シンポジウムについて資料を送付し、活動内容の紹介を依 頼。沖縄タイムス社、琉球新報オキナワグラフにて紹介された。
オキナワグラフ 2010 年 5 月号
沖縄タイムス 2010 年 3 月 12 日(金)
1-2 公式サイトを通じた広報
NPO 法人沖縄イベント情報ネットワークの基本情報、活動内容、活動実績をまとめた公式サイトを開 設。イベント情報の投稿フォームと、問い合わせフォームも設置。今後、「文化イベント等情報収集発 信事業」活動の概要を知ってもらう場合、参照してもらえる場所ができた。
今後は、このサイトを活用し、沖縄イベント情報の収集・整理・配信活動についての取り組みについて 情報を発信する。また、沖縄イベントデータベースの内容を参照できるサイトに発展させていく予定。
URL: http://www.oein.jp
サイト構成 TOP ページ 法人概要 活動について 情報配信事例 情報登録依頼
1-3 講演会・シンポジウムを通じた広報
講演会やシンポジウムに参加、または開催し、「文化イベント等情報収集発信事業」活動の内容につい て発表を行い、活動を広報した。対象は主に、行政向け、IT 関係者向け、イベント関係者向けに行わ れた。
●『平成 21 年度 NPO と行政との協働講演会』
NPO と行政がパートナーとして協働することによって、よりよい沖縄県を作っていくための講演会が、
沖縄県庁講堂で行われた。この講演では、NPO の専門的なノウハウや社会的課題に対する先進的な取 り組みと、国の施策等に関する情報を持ち、県民、住民への広報力や関係機関のネットワークを持って いる県や市町村などの行政が、お互いの異なる強みを活かした協働体制をもとに事業を実施することで よりも大きな効果が得られる、という内容が発表された。NPO 法人沖縄イベント情報ネットワークは、
平良斗星氏と対話形式で「文化イベント等情報収集発信事業」について発表を行った。また、会場で箆 柄暦(ぴらつかこよみ)最新号を配布し、行政関係者の認知の向上を図った。
『平成 21 年度 NPO と行政との協働講演会』
日時:平成 22 年 2 月 5 日(金) 14:00〜16:00 場所:沖縄県庁 4 階講堂
内容:講演「協働の最前線と県内事情」
講師 名護市勝山区 区長 宮城 良勝 氏
事例発表「情報とネットワーク作り、専門性と外注効果によるコストダウン」
発表者 NPO 法人しまんちゅビジネス協議会 平良斗星 氏 主催:沖縄県県民生活課(當間)
参加者数:120 名
参加者傾向:行政系(沖縄県庁職員・那覇市職員他)・メディア系(琉球新報社他)
●『TEDx Ryukyu 2010』
「TEDx」は、「広める価値のあるアイディアを共有する場」として、情報価値に対するリテラシーの高 い市民から高い評価を得ている、米国 TED.com(Technology Entertainment Design)カンファレン スイベントの地域派生版で、「TEDx Ryukyu」は、東京に次いで国内 2 番目に開催された「TEDx」イ ベント。講演者には、沖縄で特徴的な活躍をしているプレゼンターが揃ったなかで、プレゼンテーショ ンを行った。特に、IT 系、医療系、学術研究者などの注目の高いイベントの為、Twitter や USTREAM などで中継され、県内だけでなく、県外からもインターネットを通じて多数の参加があった。
『TEDx Ryukyu 2010』
日時:平成 22 年 2 月 20 日(土)9:00〜18:00 場所:おきでんふれあいホール 料金:無料
主催:TEDxRyukyu オーガナイザー TEL:098-941-2355 http://www.tedxryukyu.com/
出演:萩野一政(NPO 法人沖縄イベント情報ネットワーク)
具志堅隆松(沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」) 東松照明(写真家、フォトジャーナリスト)
橋口幹夫(沖縄県立中部病院産婦人科)
長嶺隆(NPO 法人どうぶつたちの病院)
ウィリアム.H.斉藤(インテカー)
篠宮龍三(プロフリーダイバー、アプネアワークス)
古谷千佳子(海人写真家)
高良剛(沖縄県立中部病院地域救命救急診療科)
内田詮三(沖縄美ら海水族館館長)
上地正子(オーガニックカフェ&ギャラリーNOAH)
和田知久(琉大情報工学科/総情センター/マグナ社チーフサイエンティスト)
屋比久友秀(株式会社 OCC 営業統括本部 経営企画部部長)
参加者数:113 名(170 名のエントリーの中から選ばれた参加者)
参加者詳細:アスリート(1 名) 一般企業(16 名)
クリエイター(26 名) 行政関係(6 名)
医療関係(8 名) IT 企業(23 名)
メディア(11 名) NPO(4 名)
学生(3 名) 大学・研究機関(11 名)
主婦(3 名)
まとめサイト:
http://twitter.com/tedxryukyu
http://www.zukeran.org/shin/d/2010/02/22/tedxryukyu-2010-information-links/
●『みんなで鍛える沖縄イベント情報データベース』
〜情報の効果的な収集・整理・配信』講演&シンポジウム
沖縄県公立文化施設協議会との共催で、講演会&シンポジウムを開催した。沖縄県内の 15 の公共ホー ル及び、アーティスト、イベンター、マスメディア(琉球新報社、沖縄タイムス社、NHK 沖縄放送局、
雑誌『サライ』編集部他)などが集まる中で、NPO 法人沖縄イベント情報ネットワークのこれまでの 活動と、「文化イベント等情報収集発信事業」について講演を行い、公共ホール、ライブハウス、メデ ィア、NPO のそれぞれの立場から、パネルディスカッションを行った。
『みんなで鍛える沖縄イベント情報データベース』
〜情報の効果的な収集・整理・配信』講演&シンポジウム 日時:平成 22 年 3 月 11 日(木)15:00〜17:00
場所:南城市文化センターシュガーホール
講演:『みんなで鍛える沖縄イベント情報データベース〜情報の効果的な収集・整理・配信』
発表者:萩野一政(NPO 法人沖縄イベント情報ネットワーク理事長/箆柄暦主宰)
シンポジウム:『沖縄のイベント情報発信〜現場とメディア、協働の可能性』
イベントの現場に係る皆さんと、それを伝えるメディアの間で、どのような連携が可能なのか?
お互いの理解を深め、協働の可能性を探ります。(出席者調整中)
司会・進行:平良斗星(地域情報エージェント株式会社・代表取締役社長)
パネリスト:小越友也(宜野座村文化センターがらまんホール 企画・運営・管理担当)
喜屋武尚(ライブハウス MOD
’
S 代表)玉城 淳(沖縄タイムス社・学芸部)
萩野一政(NPO 法人沖縄イベント情報ネットワーク・理事長)
参加者数:70 名
参加者傾向:県内ホール、観光施設、メディアなど、イベント関連 参加者詳細:
沖縄市役所文化観光課(係長) 沖縄市民小劇場あしびなー(ディレクター)
宜野湾市民会館(主査/主任主事) 名護市民会館(技術担当)
うるま市民芸術劇場(主幹) 南城市文化センター(課長/主任主事/主事/係長/主査)
宮古島市文化ホール(係長) 読谷村文化センター(館長/係長)
那覇市民会館(課長/主査) ちゃたんニライセンター(館長)
宜野座村文化センター(係長)
浦添市てだこホール(総務企画チーフ/マルチメディア担当)
南城市役所情報推進課(課長) 那覇市役所文化振興課
沖縄県 IM モードデザイナーズ協会 南城市役所社会福祉課(副参事)
伊舎堂沖縄ファッション學院 南城市役所観光・文化振興課(係長/主事)
NHK 沖縄放送局(事業・編成/アナウンサー) 俳優
琉球交響楽団 南城市役所会計課(課長)
沖縄タイムス営業部(係長) 沖縄タイムス政経部(記者)
エヌチュクリエイターズ 糸満市役所商工観光課(主事)
沖縄県文化振興課(主任) COTONOHA(Owner)
FM よみたん(社長) 東寺真言宗普天満山神宮寺 おきなわワールド okinawa-dotouch
プラスコミュニケーションズ 光文堂印刷株式会社営業部(係長)
沖縄整体専門学校(講師) LIVEHOUSE 島唄
ガンガラーの谷(案内スタッフ) レイメイコンピュータ(代表取締役)
ARTE PLAN RYUKYUINC(Web デザイナー)
沖縄県文化協会(事務局長) 琉球新報社編集局(副部長待遇)
雑誌『サライ』(委嘱記者) 文成印刷営業部(課長)
金秀商事株式会社(執行役員専務)
1-4 箆柄暦の PR
●講演会&シンポジウム、イベント会場などでの直接配布
講演会&シンポジウム会場や、イベント会場で配布し、箆柄暦の認知向上を図った。
講演会&シンポジウムでの配布
・『平成 21 年度 NPO と行政との協働講演会』
2 月 5 日/沖縄県庁 4 階講堂 100 部
・『TEDx Ryukyu 2010』
2 月 20 日/おきでんふれあいホール 100 部
・「行政と NPO 等の協働の現場で生じる課題は何か?」
3 月 7 日/上下水道局庁舎 B 棟 3 階 多目的ホール 50 部
・『みんなで鍛える沖縄イベント情報データベース』
3 月 11 日/南城市文化センターシュガーホール 70 部 イベント会場での配布
・ オリジンお笑いライブ喜笑転決 Vol.164
11 月 28 日/てんぶす那覇テンブスホール 250 部
・ 大工哲弘「ゆんたしょうら prat6I」歌って 40 年 12 月 6 日/那覇市民会館大ホール 300 部
・ パーシャクラブ 今年もありがとう! 2009 ラストライヴ 12 月 29 日/桜坂セントラル 100 部
・ musix2010『沖縄の古謡コンサート 1』黒潮が繋ぐ島々の古謡 3 月 13 日/浦添市てだこホール小ホール 20 部
・ 前川守賢 元ちゃんと楽しい仲間たち
3 月 23 日/沖縄市民小劇場あしびなー 250 部
・ 知名定男 ライブハウス島唄 国際通り移転 3 周年記念ライブ 3 月 31 日/ライブハウス島唄 50 部
●ゆいレールで配布を開始。
これまで何度かゆいレール駅での配布をアプローチしてきたが、クーポンモデルのフリーペーパ ーやチラシ的な扱いで配布を断られてきたが、本事業について説明を行い、理解を得て配布可能 となった。
2010 年 2 月より配布開始 月間 750 部の県内向け配布を実施。
配布駅:那覇空港駅・小禄駅・県庁前駅・美栄橋駅・おもろまち駅・首里駅 ※月末に配布を開始して、10 日程度で全部数が持ち帰られている模様。
●県内公共ホールでの配布強化
県内公共ホール等に対し、設置を依頼し、新規に設置または送付数を増部した。
国立劇場おきなわ 浦添市てだこホール
南城市文化センターシュガーホール 那覇市ぶんかテンブス館
宜野座村文化センターがらまんホール 沖縄市民小劇場あしびなー
名護市民会館 読谷村文化センター 那覇市民会館
ちゃたんニライセンター 久茂地公民館
沖縄市民会館 宜野湾市民会館
● 県内配布協力店の強化 県内配布協力店を追加した。
沖縄の陶器とガラス 琉球カフェ(那覇)
CaRaKui-Ya(那覇)
琉球ぴらす 浮島店(那覇)
座間味村観光案内所(座間味)
骨格調整シャトル・ケア(浦添)
普天満山神宮寺(宜野湾)
CD 屋(宜野湾)
テラスガーデン美浜リゾート(北谷)
與那覇徹研究所(北谷)
自由空間サンサン(嘉手納)
Live Bar Porky's(沖縄市)
移動カフェゆらり(金武町)
サンパレス球陽館(那覇市)
●那覇空港観光案内所
那覇空港観光案内所にて、カウンター上への設置を要請したが許可されなかった。これについて は、引き続き管轄である沖縄観光コンベンションビューローとの協議を続ける。
● 県外配布協力の強化
県外の配布協力強化に付いても参考として記載します。
イベント会場での配布
・「第 13 回北海道泡盛の会」
1 月 18 日/ホテル札幌ガーデンパレス 150 部 県外の追加された配布協力店
ゆいまーる沖縄(沖縄・通販業)
ちゅら(仙台)
SABANI(東京・杉並)
むるち(東京・杉並)
はいさい(東京・渋谷)
あんぐあー(東京・板橋)
ハイサイにいさん(東京・江戸川)
オキナワンジュエリー(東京・大森)
ブルーズマン・ジャパン(東京・浅草)
ごっぱち(東京・新宿)
ゆんたく(東京・練馬)
ASIAN DINNING 151-A(横浜)
舞天 中山店(横浜)
舞天 南林間店(横浜)
やーるー(横浜)
沖縄すーぶにーる(川崎)
茅ヶ崎ちゃんぷるー(神奈川)
サウサリート(山梨)
下田市民文化会館(静岡)
遊び島(名古屋)
屋嘉比三線屋(名古屋)
もずや呉服店(大阪)
琉球ばぁー 南ぬ風(大阪)
沖縄食堂 風亭(大阪)
三線工房きよむら(大阪)
通い船(神戸)
ゆんたく屋(神戸)
おらが村(岡山)
ちくほう三線友の会(福岡)
3)文化イベント情報の収集
文化イベント情報の収集について、情報収集力の向上を図った。
3-1 通常イベント収集作業について
毎月定期的に行っている、イベント提供の依頼メールの発送先を、過去 6 年間で集めた 600 通 から 5 ヶ月間で 664 通に強化。同じく、イベントサイトの更新チェックを行う定期巡回サイト も、過去 6 年間で集めた 1000 件から 1280 件に強化することができた。
1280 664
1000 600
0 200 400 600 800 1000 1200 1400
巡回サイト メール
系列2 系列1
景気状況が厳しい中、域観光客数の減少や、定期イベントの中止や、ライブスポットの閉鎖が増 えたことにより、11 月 12 月のイベント収集数が低下傾向にあったが、イベント収集作業の強化 により、イベント情報収集件数の増加を維持することができた。
1256
1391 1370
852
1097
1234 1442
1511 1539
1176
1282
1509
1708 1664
1618
1206
1342
1651
0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800
10月 11月 12月 1月 2月 3月
2007年度 2008年度 2009年度
同じく、イベント収集作業の強化により、年間のイベント収集数も、前年度を上回ることがで きた。次年度は、更に上乗せしたいと考えている。
文化イベント情報収集実績
6,892
9,350
11,488
13,713
16,254
18,275
574 779 957 1,143 1,355 1,523
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000
H16 (2004)
H17 (2005)
H18 (2006)
H19 (2007)
H20 (2008)
H21 (2009) 年度
件数
年間件数 月平均件数
3-2 ヒト DB の基礎整理
イベントに関連するアーティスト、芸能団体の情報を再度整理し、増強を図った。
まず、既存の登録情報はすべて現状と照らし合わせ更新を行った。
更に従来 740 件であった登録数を、876 件に増やすことができた。
また、従来全登録の半数程度しか記載されていなかったプロフィールを 90%以上記載した。来 期は更に内容の充実を図りたい。
3-3 ハコ DB の基礎整理
イベントに関連する開催場所の情報を再度整理し、増強を図った。
まず、既存の登録情報はすべて現状と照らし合わせ更新を行った。
更に従来 510 件であった登録数を、1255 件(745 件増)に増やすことができた。
このうち、600 件に対して活動資料の送付と登録内容確認の要請を行った。
1255 876
510
740
0 200 400 600 800 1000 1200 1400
ハコSB ヒトDB
系列2 系列1
3-4 DB への登録
収集した「ヒト DB」「ハコ DB」データは、新しく開発したイベントデータベースシステムの情 報として登録され、平成 22 年(2010 年)4 月 1 日より API を通して運用可能となった。
※未整備ジャンル
これまで情報のデータ化が進んでいなかったジャンルについても、情報収集を行った。
・伝統芸能団体 250 団体のリスト作成
過去のデータや、過去の公演資料、新聞記事などを元に、琉球古典音楽、琉球舞踊道場などの団 体をリストアップし、250 件をデータ化した。これらに関しては、「文化イベント等情報収集発 信事業」について説明し、データベース上への登録し、公開する許諾確認中。
・市町村観光担当部署
各市町村の観光担当課をデータベースに追加した。また、自治体ごとに、文化協会、商工会議所、
文化担当も、情報を整理した。
・公民館
390 件をリストに加え、このうち過去にイベントの行われた記録のある 50 件に対して、活動資 料を送付した。その他に関しても、今後活動について告知を行う予定。
※付帯情報収集
ディスコグラフィー、作品リストの収集については、今期は着手に至らなかった。但し、ヒト DB のプロフィールにおいて、主要なアーティストについては一部代表作品に触れている。
4)関係者のネットワーク
4-1 関係者リストの作成
データベースの基礎整理と入力件数の追加を行い、イベント関係者(アーティスト、イベンター、
イベント会場の運営者など)をリスト化した。リスト化する過程で、活動の内容を
伝え
、多く のイベント関係者との間に、ネットワーク化(イベント情報発信の協力体制)のベースを作るこ とができた。4-2 重点関係者個別説明
下記のケースでは、メールや資料送付ではなく、直接活動の内容を説明し、協力を要請する機会 を設けた。
・南城市文化センターシュガーホール
・沖縄県公立文化施設協議会
・国立劇場おきなわ(調査・養成課)
・浦添市てだこホール(館長・総務企画チーフ・マルチメディア担当)
・宜野座村文化センターがらまんホール(企画・運営・管理担当)
・ライブハウス MOD'S(店長)
・那覇市観光協会
・沖縄県立博物館・美術館(指定管理者文化の杜)
・ラグナガーデンホテル(支配人)
・宜野湾市文化協会(IT 担当)
4-3 シンポジウム
講演会&シンポジウムへの参加や開催で、ネットワーク化(イベント情報発信の協力体制)のベ ース造りができた。「1-3 講演会・シンポジウムを通じた広報」を参照。
5)発信者のネットワーク
5-1 発信者リストの作成
データベースの基礎整理と入力件数の追加を行い、イベント発信者(新聞・テレビ・ラジオ・出 版)をリスト化した。リスト化する過程で、活動の内容を伝え、多くの関係者との間に、ネット ワーク化(イベント情報発信の協力体制)のベースを作ることができた。
5-2 重点発信者個別説明
下記のケースでは、直接活動の内容を説明し、協力を要請する機会を設けた。
・沖縄タイムス社
・琉球新報社
・NHK 沖縄放送局
5-3 シンポジウム
講演会&シンポジウムへの参加や開催で、ネットワーク化(イベント情報発信の協力体制)のベ ース造りができた。「1-3 講演会・シンポジウムを通じた広報」を参照。
5)ライセンス準備
来期に向けて、データライセンスの基本方針を策定した。
また、沖縄観光コンベンションビューロー「おきなわ物語」にて、実際にデータライセンスのテ スト運用も開始されている。その他、那覇市、宜野湾市などが参加予定の行政情報を共通のプラ ットフォームで掲載するポータルサイトでも、ライセンスを交渉している。
特長
・県内外で行われる、沖縄関連の広範なイベント情報を活用することができる。
・年間約 18,000 件(のべ 27,000 件)の沖縄イベントを使用可能。
・膨大な情報の中から、様々な条件で情報を絞り込んだり、表示を制限して活用できる。
例)県内外、ジャンル、アーティスト、イベント会場、チケット価格 等
・IT スキルが無い場合、スクリプトをコピーするだけで、貼り付けるタイプのサービスも用意。
・ライセンスを受けると、パスワードが発行され、自分のヒトデータ、ハコデータ、
開催イベントデータを登録できる。入力されたデータは、ライセンスを受けているすべての他 のサイトにも表示される。
データライセンス見込み
・沖縄観光コンベンションビューロー「おきなわ物語」で使用開始(2010/4/1)
・行政ポータルサイトとライセンス交渉中 旅行社:JTB、沖縄ツーリスト
ウェブ:沖縄大京(不動産)、ゆいワークス(携帯サイト)
紙媒体:沖縄タイムス(新聞社)、琉球新報社(新聞社)
行 政:県内各自治体、公共ホール
芸能系:アーティスト個人、所属事務所、芸能団体
データライセンスの内訳
10 万円ライセンス× 1 件=10 万円/月 5 万円ライセンス× 2 件=10 万円/月 3 万円ライセンス× 5 件=15 万円/月
1 万円ライセンス×15 件=15 万円/月 月間 50 万円のライセンス収入を目指す。