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PDF ラミクタール(双極性障害) 製品基本情報|HealthGSKjp

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(1)

2015年9月

- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。 -

新医薬品の「使用上の注意」の解説

劇薬 処方箋医薬品(注意医師等の処方箋により使用すること)

【警告】

本剤の投与により中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal NecrolysisTEN)、皮膚粘膜眼 症候群(Stevens-Johnson症候群)薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な皮膚障害 があらわれることがあり、死亡に至った例も報告されているので、以下の事項に注意するこ と(「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「副作用」 及び「臨床成績」の項参照)。

1.用法・用量を超えて本剤を投与した場合に皮膚障害の発現率が高いことから、 本剤の「用 法・用量」を遵守すること。

(1)投与開始時は定められた用法・用量を超えないこと。バルプロ酸ナトリウム併用時の投与 開始2週間までは隔日投与にすること(成人のみ)。

(2)維持用量までの漸増時も定められた用法・用量を超えないこと。また、増量時期を早めな いこと。

2.発疹発現時には早期に皮膚科専門医に相談し、適切な処置を行うこと。また、発疹に加え 以下に示す症状があらわれた場合には重篤な皮膚障害に至ることがあるので、 直ちに本剤 の投与を中止すること。

発熱(38℃以上)、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、リンパ節腫脹 等 3.重篤な皮膚障害の発現率は、小児において高いことが示されているので、特に注意するこ

と。

4.患者又は家族に対して、発疹や上記の症状があらわれた場合には直ちに受診するよう指導 すること。

【禁忌】(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

市販直後調査

平成27年9月~平成28年3月

[調査対象:定型欠神発作]

(2)

本剤は、Wellcome Foundation社(現GlaxoSmithKline社)が新規抗てんかん薬として開発 したトリアジン骨格を有する薬剤です。本剤の作用は、電位依存性Na

+

チャネルの遅い不活 性化に作用して、不活性化からの回復を遅延させることによりNa

+

チャネルを抑制し、神経 細胞膜を安定化してグルタミン酸等の興奮性神経伝達物質遊離を抑制する結果、神経細胞の てんかん様バーストを抑制することによると考えられています。

本剤は199011月にアイルランドで成人部分てんかん患者に対するadd-on療法薬とし て承認されて以来、100ヵ国以上で承認を取得しています(20149月現在)。

本邦では200810月に「他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の 下記発作に対する抗てんかん薬との併用療法:部分発作(二次性全般化発作を含む)、強直 間代発作、Lennox-Gastaut症候群における全般発作」の効能・効果で承認を取得し、同年12 月より販売されています。さらに、20117月に「双極性障害における気分エピソードの 再発・再燃抑制」の効能・効果が単剤および併用療法にて追加承認されました。

本剤によるてんかんの単剤療法の開発については、日本てんかん学会、日本脳神経外科学 会および日本小児神経学会により要望書が提出され、「医療上の必要性の高い未承認薬・適 応外薬検討会議」において医療上の必要性が高いと判断されたことを受けて、201012月 に、厚生労働省より「成人における部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する単剤療法」・

「成人における強直間代発作に対する単剤療法」・「小児における定型欠神発作に対する単剤 療法」について開発要請がなされました。その後、20148月に成人における「部分発作

(二次性全般化発作を含む)」および「強直間代発作」に対する単剤療法、20159月に小 児における「定型欠神発作」に対する単剤療法がそれぞれ承認されました。

本冊子では、本剤の使用に際しての注意事項等を製品添付文書の「使用上の注意」の項目 に応じて解説致しました。本解説書が本剤の適正使用の一助となれば幸甚です。

目次

効能・効果、効能・効果に関連する使用上の注意 ... 3

用法・用量 ... 5

警告 ... 9

禁忌 ... 19

用法・用量に関連する使用上の注意 ... 21

1. 慎重投与 ... 27

2. 重要な基本的注意 ... 31

3. 相互作用 ... 37

4. 副作用 ... 41

(1) 重大な副作用 ... 41

(2) その他の副作用 ... 48

5. 高齢者への投与 ... 57

6. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ... 59

7. 小児等への投与 ... 65

8. 過量投与 ... 65

9. 適用上の注意 ... 65

10. その他の注意 ... 67

参考文献 ... 73

(3)

はじめに

本剤は、 社(現 社)が新規抗てんかん薬として開発

したトリアジン骨格を有する薬剤です。本剤の作用は、電位依存性 チャネルの遅い不活 性化に作用して、不活性化からの回復を遅延させることにより チャネルを抑制し、神経 細胞膜を安定化してグルタミン酸等の興奮性神経伝達物質遊離を抑制する結果、神経細胞の てんかん様バーストを抑制することによると考えられています。

本剤は 年 月にアイルランドで成人部分てんかん患者に対する 療法薬とし て承認されて以来、 ヵ国以上で承認を取得しています( 年 月現在)。

本邦では 年 月に「他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の 下記発作に対する抗てんかん薬との併用療法:部分発作(二次性全般化発作を含む)、強直 間代発作、 症候群における全般発作」の効能・効果で承認を取得し、同年 月より販売されています。さらに、 年 月に「双極性障害における気分エピソードの 再発・再燃抑制」の効能・効果が単剤および併用療法にて追加承認されました。

本剤によるてんかんの単剤療法の開発については、日本てんかん学会、日本脳神経外科学 会および日本小児神経学会により要望書が提出され、「医療上の必要性の高い未承認薬・適 応外薬検討会議」において医療上の必要性が高いと判断されたことを受けて、 年 月 に、厚生労働省より「成人における部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する単剤療法」・

「成人における強直間代発作に対する単剤療法」・「小児における定型欠神発作に対する単剤 療法」について開発要請がなされました。その後、 年 月に成人における「部分発作

(二次性全般化発作を含む)」および「強直間代発作」に対する単剤療法、 年 月に小 児における「定型欠神発作」に対する単剤療法がそれぞれ承認されました。

本冊子では、本剤の使用に際しての注意事項等を製品添付文書の「使用上の注意」の項目 に応じて解説致しました。本解説書が本剤の適正使用の一助となれば幸甚です。

目次

効能・効果、効能・効果に関連する使用上の注意 ... 3

用法・用量 ... 5

警告 ... 9

禁忌 ... 19

用法・用量に関連する使用上の注意 ... 21

1. 慎重投与 ... 27

2. 重要な基本的注意 ... 31

3. 相互作用 ... 37

4. 副作用 ... 41

(1) 重大な副作用 ... 41

(2) その他の副作用 ... 48

5. 高齢者への投与 ... 57

6. 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 ... 59

7. 小児等への投与 ... 65

8. 過量投与 ... 65

9. 適用上の注意 ... 65

10. その他の注意 ... 67

参考文献 ... 73

(4)

○てんかん患者の下記発作に対する単剤療法 部分発作(二次性全般化発作を含む) 強直間代発作

定型欠神発作

○他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の下記発作に対する 抗 てんかん薬との併用療法

部分発作(二次性全般化発作を含む) 強直間代発作

Lennox-Gastaut症候群における全般発作

○双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制

効能・効果に関連する使用上の注意 1.定型欠神発作に用いる場合:

15歳以上の患者における有効性及び安全性については確立していないため、15歳未満で 本剤の治療を開始した患者において、15歳以降も継続して本剤を使用する場合には、患 者の状態を十分観察し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与 すること。

2.双極性障害に用いる場合:

双極性障害の気分エピソードの急性期治療に対する本剤の有効性及び安全性は確立して いない。

解 説

➠ 効能・効果に関連する使用上の注意1.

定型欠神発作に用いる場合には、 歳以上では有効性および安全性が確立されておらず 使用は推奨できないものの、小児期から本剤による治療を開始し効果が十分に認められ安全 性も問題がない場合、本剤を他の抗てんかん薬に切り替えることは困難であることから、そ のような場合に治療上の有益性が危険性を上回ることを十分に評価頂きたい旨を記載し ま した。

➠ 効能・効果に関連する使用上の注意2.

双極性障害に関する本剤の効能・効果は「双極性障害における気分エピソードの再発・再 燃抑制」であり、双極性障害の気分エピソードの急性期治療に対する本剤の有効性および安 全性は確立していません。

(5)

【効能・効果】

○てんかん患者の下記発作に対する単剤療法 部分発作(二次性全般化発作を含む) 強直間代発作

定型欠神発作

○他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の下記発作に対する 抗 てんかん薬との併用療法

部分発作(二次性全般化発作を含む) 強直間代発作

症候群における全般発作

○双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制

効能・効果に関連する使用上の注意 定型欠神発作に用いる場合

歳以上の患者における有効性及び安全性については確立していないため、 歳未満で 本剤の治療を開始した患者において、 歳以降も継続して本剤を使用する場合には、患 者の状態を十分観察し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与 すること。

双極性障害に用いる場合

双極性障害の気分エピソードの急性期治療に対する本剤の有効性及び安全性は確立して いない。

解 説

➠ 効能・効果に関連する使用上の注意1.

定型欠神発作に用いる場合には、15 歳以上では有効性および安全性が確立されておらず 使用は推奨できないものの、小児期から本剤による治療を開始し効果が十分に認められ安全 性も問題がない場合、本剤を他の抗てんかん薬に切り替えることは困難であることから、そ のような場合に治療上の有益性が危険性を上回ることを十分に評価頂きたい旨を記載し ま した。

➠ 効能・効果に関連する使用上の注意2.

双極性障害に関する本剤の効能・効果は「双極性障害における気分エピソードの再発・再 燃抑制」であり、双極性障害の気分エピソードの急性期治療に対する本剤の有効性および安 全性は確立していません。

(6)

【用法・用量】

○てんかん患者に用いる場合:

成人(ラミクタール錠25mg、ラミクタール錠100mg):

(1)単剤療法の場合(部分発作(二次性全般化発作を含む)及び強直間代発作に用いる場合): 通常、ラモトリギンとして最初の2週間は125mg11回経口投与し、次の2週間 は150mg11回経口投与し、5週目は1100mg11回又は2回に分割し て経口投与する。その後は、12週間毎に1日量として最大100mgずつ漸増する。維持 用量は1100200mgとし、11回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて 適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大 100mgずつ、1日 用量は最大400mgまでとし、いずれも11回又は2回に分割して経口投与する。 (2)バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の2週間は125mgを隔日に経口投与し、次の2週間は 125mg11回経口投与する。その後は、12週間毎に1日量として2550mgず つ漸増する。維持用量は1100200mgとし、12回に分割して経口投与する。 (3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

1)

: (3)-i) 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

2)

を併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の2 週間は150mg11回経口投与し、次の 2 週間は1100mg12回に分割して経口投与する。その後は、12週間毎に1日 量として最大100mgずつ漸増する。維持用量は1200400mgとし、12回に分 割して経口投与する。

(3)-ii) (3)-i)以外の薬剤3)を併用する場合: 単剤療法の場合に従う。

<参考:てんかん患者に用いる場合(成人)>

併用療法 (1)単剤療法の場合

(部分発作(二次性全 般化発作を含む)及び 強直間代発作に用いる

場合) 本剤と併

用する薬 剤の種類

(2)バルプロ酸ナトリウ ムを併用する場合

(3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

1

(3)-i)本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

2)

を併用する場合

(3)-ii) (3)-i)以外の薬剤

3)

を併用する場

12週目 25mgを隔日投与 50mg/ (11回投与)

25mg/ (11回投与) 34週目 25mg/

(11回投与)

100mg/ (12回に分割して投与)

50mg/ (11回投与) 5週目以降 12週間毎に25

50mg/日ずつ漸増する。

12週間毎に最大 100mg/日ずつ漸増する。

5週目は100mg/

(11回又は2回に分割して投与) その後12週間毎に最大100mg/日ずつ漸増す

る。 維持用量 100200mg/

(12回に分割して投 )

200400mg/ (12回に分割して投与)

100200mg/ (最大400mg/)

(11回又は2回に分割して投与) (増量は1週間以上の間隔をあけて最大100mg/

日ずつ)

1本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

2本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態8.」の項参照) 3本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

項参照)

小児(ラミクタール錠小児用 2mg、ラミクタール錠小児用 5mg、ラミクタール錠 25mg、 ラミクタール錠100mg):

単剤療法の場合(定型欠神発作に用いる場合):

通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回又は 回に分割して 経口投与し、次の 週間は 日 を 日 回又は 回に分割して経口投与する。 その後は、 ~ 週間毎に 日量として最大 ずつ漸増する。維持用量は 日 ~

とし、 日 回又は 回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、 増量は 週間以上の間隔をあけて 日量として最大 ずつ、 日用量は最大 までとし、いずれも 日 回又は 回に分割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回経口投与し、次の 週間は 日 を 日 回経口投与する。その後は、~ 週間毎に 日量として最大

ずつ漸増する。維持用量は、バルプロ酸ナトリウムに加えて本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

を併用する場合は 日 ~ とし、本剤のグルクロン酸抱合を 誘導する薬剤

を併用していない場合は 日 ~ とし、 日 回に分割して経口投 与する。なお、 日用量は最大 までとする。

バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

: 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

を併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回に分割して経口投 与し、次の 週間は 日 を 日 回に分割して経口投与する。その後は、

~ 週間毎に 日量として最大 ずつ漸増する。維持用量は 日 ~

とし、 日 回に分割して経口投与する。なお、 日用量は最大 までとする。

(3)-i)以外の薬剤 を併用する場合:

バルプロ酸ナトリウムを併用する場合に従う。

(7)

【用法・用量】

○てんかん患者に用いる場合:

成人(ラミクタール錠25mg、ラミクタール錠100mg):

単剤療法の場合(部分発作(二次性全般化発作を含む)及び強直間代発作に用いる場合): 通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回経口投与し、次の 週間 は 日 を 日 回経口投与し、 週目は 日 を 日 回又は 回に分割し て経口投与する。その後は、 ~ 週間毎に 日量として最大 ずつ漸増する。維持 用量は 日 ~ とし、 日 回又は 回に分割して経口投与する。症状に応じて 適宜増減するが、増量は 週間以上の間隔をあけて 日量として最大 ずつ、 日 用量は最大 までとし、いずれも 日 回又は 回に分割して経口投与する。 バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 回 を隔日に経口投与し、次の 週間は 日 を 日 回経口投与する。その後は、 ~ 週間毎に 日量として ~ ず つ漸増する。維持用量は 日 ~ とし、 日 回に分割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

: 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

を併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回経口投与し、次の 週間は 日 を 日 回に分割して経口投与する。その後は、 ~ 週間毎に 日 量として最大 ずつ漸増する。維持用量は 日 ~ とし、 日 回に分 割して経口投与する。

(3)-i)以外の薬剤 を併用する場合:

単剤療法の場合に従う。

<参考:てんかん患者に用いる場合(成人)>

併用療法 単剤療法の場合

(部分発作(二次性全 般化発作を含む)及び 強直間代発作に用いる

場合) 本剤と併

用する薬 剤の種類

バルプロ酸ナトリウ ムを併用する場合

バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

を併用する場合

(3)-i)以外の薬剤

を併用する場

週目 を隔日投与

回投与

回投与

週目

回投与

回に分割して投与

回投与 週目以降 週間毎に

日ずつ漸増する。

週間毎に最大 日ずつ漸増する。

週目は

回又は 回に分割して投与 その後 週間毎に最大 日ずつ漸増す

る。

維持用量

回に分割して投

回に分割して投与

最大

回又は 回に分割して投与 増量は 週間以上の間隔をあけて最大

日ずつ

本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態 」の項参照) 本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム(「薬物動態8.」の 項参照)

小児(ラミクタール錠小児用 2mg、ラミクタール錠小児用 5mg、ラミクタール錠 25mg、 ラミクタール錠100mg):

(1) 単剤療法の場合(定型欠神発作に用いる場合):

通常、ラモトリギンとして最初の2週間は10.3mg/kg11回又は2回に分割して 経口投与し、次の2週間は 10.6mg/kg11回又は 2回に分割して経口投与する。 その後は、12週間毎に1日量として最大0.6mg/kgずつ漸増する。維持用量は11~ 10mg/kgとし、11回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、 増量は1週間以上の間隔をあけて1日量として最大0.6mg/kgずつ、1日用量は最大200mg までとし、いずれも11回又は2回に分割して経口投与する。

(2) バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の2週間は10.15mg/kg11回経口投与し、次の 2 週間は10.3mg/kg11回経口投与する。その後は、12週間毎に1日量として最大 0.3mg/kgずつ漸増する。維持用量は、バルプロ酸ナトリウムに加えて本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

2)

を併用する場合は115mg/kgとし、本剤のグルクロン酸抱合を 誘導する薬剤

2)

を併用していない場合は113mg/kgとし、12回に分割して経口投 与する。なお、1日用量は最大200mgまでとする。

(3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

1)

: (3)-i)本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

2)

を併用する場合:

通常、ラモトリギンとして最初の2週間は10.6mg/kg12回に分割して経口投 与し、次の2週間は11.2mg/kg12回に分割して経口投与する。その後は、1

2 週間毎に 1 日量として最大 1.2mg/kgずつ漸増する。維持用量は 1515mg/kg とし、12回に分割して経口投与する。なお、1日用量は最大400mgまでとする。 (3)-ii) (3)-i)以外の薬剤3)を併用する場合:

バルプロ酸ナトリウムを併用する場合に従う。

(8)

<参考:てんかん患者に用いる場合(小児)> 併用療法

(1)単剤療法の場合

(定型欠神発作に用いる 場合) (2)バルプロ酸ナトリウムを

併用する場合

(3)バルプロ酸ナトリウムを 併用しない場合

1

本 剤 と 併 用 す る 薬 剤 の種類

本 剤 の グ ル ク ロ ン 酸 抱 合 を 誘 導 す る 薬 剤

2)

を 併 用 す る 場

本 剤 のグ ルクロ ン 酸 抱合 を誘導 す る 薬 剤

2)

併用しない場合

(3)-i)本剤のグル クロン酸抱 合を誘導す る薬剤

2)

併用する場

(3)-ii) (3)-i)以外の 薬剤

3)

を併用 する場合

12週目

0.15mg/kg/ (11回投与)

0.15mg/kg/ (11回投与)

0.6mg/kg/ (12回に分割

して投与)

0.15mg/kg/ (11回投与)

0.3mg/kg/ (11又は2回に分割

して投与) 34週目

0.3mg/kg/ (11回投与)

0.3mg/kg/ (11回投与)

1.2mg/kg/ (12回に分割

して投与)

0.3mg/kg/ (11回投与)

0.6mg/kg/ (11又は2回に分割

して投与) 5週目

以降

12週間毎に 最大0.3mg/kg/ 日ずつ漸増す る。

12週間毎に最 0.3mg/kg/ ずつ漸増する。

12週間毎に 最大1.2mg/kg/ 日ずつ漸増す る。

12週間毎に最 0.3mg/kg/日ず つ漸増する。

12週間毎に最大

0.6mg/kg/日ずつ漸増する。

維持用

15mg/kg/ (最大200mg/) (12回に分割

して投与)

13mg/kg/ (最大200mg/) (12回に分割し

て投与)

515mg/kg/ (最大400mg/

) (12回に分割し

て投与)

13mg/kg/ (最大200mg/) (12回に分割 して投与)

110mg/kg/ (最大200mg/) (11回又は2回に分割し

て投与)

(増量は1週間以上の間隔 をあけて最大0.6mg/kg/

ずつ )

1本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

2本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態8.」の項参照) 3本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム(「薬物動態8.」の 項参照)

○双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いる場合(ラミクタール錠 25mg、ラミクタール錠100mg

(1)単剤療法の場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は125mg11回経口投与、次の 2週間は150mg11回又は2回に分割して経口投与し、5週目は1100mg11 回又は 2 回に分割して経口投与する。6 週目以降は維持用量として1200mg11回又は2回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以 上の間隔をあけて最大100mgずつ、1日用量は最大400mgまでとし、いずれも11回 又は2回に分割して経口投与する。

(2)バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は125mgを隔日に経口投与、次の2 週間は125mg11回経口投与し、5週目は150mg11回又は2回に分割 して経口投与する。6週目以降は維持用量として1100mg11回又は2回に分割し

として最大 ずつ、 日用量は最大 までとし、いずれも 日 回又は 回に分 割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

: 本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

を併用する場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回経口投与、 次の 週間は 日 を 日 回に分割して経口投与し、 週目は 日 を 日 回に分割して経口投与する。 週目は 日 を 日 回に分割して経口投与 し、 週目以降は維持用量として 日 ~ を 日 回に分割して経口投与する。 症状に応じて適宜増減するが、増量は 週間以上の間隔をあけて 日量として最大 ずつ、 日用量は最大 までとし、いずれも 日 回に分割して経口投与 する。

(3)-i)以外の薬剤 を併用する場合:

単剤療法の場合に従う。

<参考:双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いる場合(成人)> 併用療法

単剤療法の場合 本 剤 と 併

用 す る 薬 剤の種類

バルプロ酸ナトリウム を併用する場合

(3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

)

本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

を併用する場合

(3)-i)以外の薬

を併用する 場合

週目 を隔日投与

回投与

回投与

週目

回投与

回に分割して投与

回又は 回に分割して投与

週目

回又は 回に分割 して投与

回に分割して投与

回又は 回に分割して投与

週目以降

最大 回又は 回に分割

して投与

増量は 週間以上の間隔 をあけて最大 日ず

週目 週目以降

最大 回に分割して投与 増量は 週間以上の間隔 をあけて最大 日ず

最大

回又は 回に分割して投与 増量は 週間以上の間隔をあけて最大

日ずつ

本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態 」の項参照) 本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム(「薬物動態 」の 項参照)

(9)

<参考:てんかん患者に用いる場合(小児)> 併用療法

単剤療法の場合

(定型欠神発作に用いる 場合) バルプロ酸ナトリウムを

併用する場合

バルプロ酸ナトリウムを 併用しない場合

本 剤 と 併 用 す る 薬 剤 の種類

本 剤 の グ ル ク ロ ン 酸 抱 合 を 誘 導 す る 薬 剤

を 併 用 す る 場

本 剤 のグ ルクロ ン 酸 抱合 を誘導 す る 薬 剤

併用しない場合

本剤のグル クロン酸抱 合を誘導す る薬剤

併用する場

(3)-i)以外の

薬剤

を併用 する場合

週目

回投与

回投与

回に分割

して投与

回投与

又は 回に分割

して投与

週目

回投与

回投与

回に分割

して投与

回投与

又は 回に分割

して投与 週目

以降

週間毎に 最大

日ずつ漸増す る。

週間毎に最

ずつ漸増する。

週間毎に 最大

日ずつ漸増す る。

週間毎に最

日ず

つ漸増する。

週間毎に最大

日ずつ漸増する。

維持用

最大 回に分割

して投与

最大 回に分割し

て投与

最大 回に分割し

て投与

最大 回に分割 して投与

最大 回又は 回に分割し

て投与

増量は 週間以上の間隔 をあけて最大

ずつ

本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態 」の項参照) 本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム(「薬物動態 」の 項参照)

○双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いる場合(ラミクタール錠 25mg、ラミクタール錠100mg

単剤療法の場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の 週間は 日 を 日 回経口投与、次の 週間は 日 を 日 回又は 回に分割して経口投与し、 週目は 日 を 日 回又は 回に分割して経口投与する。 週目以降は維持用量として 日 を 日 回又は 回に分割して経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は 週間以 上の間隔をあけて最大 ずつ、 日用量は最大 までとし、いずれも 日 回 又は 回に分割して経口投与する。

バルプロ酸ナトリウムを併用する場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の 週間は 回 を隔日に経口投与、次の 週間は 日 を 日 回経口投与し、 週目は 日 を 日 回又は 回に分割 して経口投与する。 週目以降は維持用量として 日 を 日 回又は 回に分割し

て経口投与する。症状に応じて適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日量 として最大50mgずつ、1日用量は最大200mgまでとし、いずれも11回又は2回に分 割して経口投与する。

(3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

1

: (3)-i)本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤

2

を併用する場合:

通常、成人にはラモトリギンとして最初の2週間は 150mg11回経口投与、 次の2週間は1100mg12回に分割して経口投与し、5週目は1200mg12回に分割して経口投与する。6週目は1300mg12回に分割して経口投与 し、7週目以降は維持用量として1300400mg12回に分割して経口投与する。 症状に応じて適宜増減するが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日量として最大 100mgずつ、1日用量は最大400mgまでとし、いずれも12回に分割して経口投与 する。

(3)-ii)(3)-i)以外の薬剤3を併用する場合: 単剤療法の場合に従う。

<参考:双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いる場合(成人)> 併用療法

(1)単剤療法の場合 本 剤 と 併

用 す る 薬 剤の種類

(2)バルプロ酸ナトリウム を併用する場合

(3)バルプロ酸ナトリウムを併用しない場合

1)

(3)-i)本剤のグルクロン酸 抱合を誘導する薬剤

2)を併用する場合

(3)-ii) (3)-i)以外の薬

3)

を併用する 場合

12週目 25mgを隔日投与 50mg/ (11回投与)

25mg/ (11回投与) 34週目 25mg/

(11回投与)

100mg/ (12回に分割して投与)

50mg/

(11回又は2回に分割して投与) 5週目 50mg/

(11回又は2回に分割 して投与)

200mg/ (12回に分割して投与)

100mg/

(11回又は2回に分割して投与) 6週目以降 100mg/

(最大200mg/) (11回又は2回に分割

して投与) (増量は1週間以上の間隔

をあけて最大50mg/日ず )

6週目300mg/ 7週目以降300400mg/

(最大400mg/) (12回に分割して投与) (増量は1週間以上の間隔 をあけて最大100mg/日ず

)

200mg/ (最大400mg/)

(11回又は2回に分割して投与) (増量は1週間以上の間隔をあけて最大

100mg/日ずつ)

1本剤のグルクロン酸抱合に対する影響が明らかでない薬剤による併用療法では、バルプロ酸ナトリウムを 併用する場合の用法・用量に従うこと。

2本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤:フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミ ドン、リファンピシン、ロピナビル・リトナビル配合剤、アタザナビル/リトナビル、エチニルエストラ ジオール・レボノルゲストレル配合剤(経口避妊薬)「相互作用」及び「薬物動態8.」の項参照) 3本剤のグルクロン酸抱合に対し影響を及ぼさない薬剤:アリピプラゾール、オランザピン、ゾニサミド、

ガバペンチン、シメチジン、トピラマート、プレガバリン、リチウム、レベチラセタム(「薬物動態8.」の 項参照)

(10)

【警告】

本剤の投与により中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal NecrolysisTEN)、皮膚粘 膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な 皮膚障害があらわれることがあり、死亡に至った例も報告されているので、以下の事項 に注意すること(「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的 注意」、「副作用」及び「臨床成績」の項参照)。

1.用法・用量を超えて本剤を投与した場合に皮膚障害の発現率が高いことから、本剤の

「用法・用量」を遵守すること。

(1)投与開始時は定められた用法・用量を超えないこと。バルプロ酸ナトリウム併用時の 投与開始2週間までは隔日投与にすること(成人のみ)。

(2)維持用量までの漸増時も定められた用法・用量を超えないこと。また、増量時期を早 めないこと。

2.発疹発現時には早期に皮膚科専門医に相談し、適切な処置を行うこと。また、発疹に 加え以下に示す症状があらわれた場合には重篤な皮膚障害に至ることがあるので、直 ちに本剤の投与を中止すること。

発熱(38℃以上)、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、リンパ節腫 脹 等

3.重篤な皮膚障害の発現率は、小児において高いことが示されているので、特に注意す ること。

4.患者又は家族に対して、発疹や上記の症状があらわれた場合は直ちに受診するよう指 導すること。

➠ 警告

本剤投与による中毒性表皮壊死融解症( )、皮膚粘膜眼症 候群( 症候群)、薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な皮膚障害が あらわれることがあり、死亡に至った例も報告されています。

発疹に加え、発熱( ℃以上)、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、 リンパ節腫脹等の症状があらわれた場合には、重篤な皮膚障害に至ることがありますので、 本剤の投与にあたってはこれらの症状の発現に十分に注意し、異常が認められた場合には、 直ちに投与を中止し、皮膚科専門医に相談するなど適切な処置を行ってください。

また、これらの重篤な皮膚障害を含めた本剤における皮膚障害の発現には以下の危険因子 の関与が示唆されています( ページ、「用法・用量に関連する使用上の注意」および ページ、「重要な基本的注意」の項参照)。

・バルプロ酸ナトリウムの併用

・承認用量(初回用量および漸増用量)を超えて投与された場合

・小児

また、本剤投与による皮膚障害の発現傾向として以下が示唆されています。

・投与開始 週間以内に多く発現する。

・斑状・丘疹状にあらわれることが多い。

[発現状況]

てんかん患者における抗てんかん薬との併用療法に用いた場合: 国内臨床試験における皮膚粘膜眼症候群の発現率

国内で実施された成人及び小児てんかん患者を対象とした第Ⅱ相及び第Ⅲ相臨床試験におい て、 例中 例( )に皮膚粘膜眼症候群が認められ、いずれもバルプロ酸ナトリウムを併 用し、承認用量(初回用量及びその後の漸増用量)より高い用量を投与した症例であった(成人:

例中 例( )、小児: 例中 例( ))。

(添付文書「臨床成績」の項参照) 双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いた場合:

国内で実施された双極Ⅰ型障害患者(成人)を対象とした臨床試験においては、皮膚粘膜眼症 候群および中毒性表皮壊死症の報告はありませんでした。

てんかん患者における単剤療法に用いた場合(成人):

承認時までの成人を対象とした日韓共同試験において、 例中 例( )に皮膚粘膜眼 症候群が認められました。

てんかん患者における単剤療法に用いた場合(小児):

承認時までの小児を対象とした日韓共同試験において、本剤が投与された 例においては、 皮膚粘膜眼症候群および中毒性表皮壊死症の報告はありませんでした。

(11)

【警告】

本剤の投与により中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal NecrolysisTEN)、皮膚粘 膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な 皮膚障害があらわれることがあり、死亡に至った例も報告されているので、以下の事項 に注意すること(「用法・用量」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的 注意」、「副作用」及び「臨床成績」の項参照)。

用法・用量を超えて本剤を投与した場合に皮膚障害の発現率が高いことから、本剤の

「用法・用量」を遵守すること。

投与開始時は定められた用法・用量を超えないこと。バルプロ酸ナトリウム併用時の 投与開始 週間までは隔日投与にすること(成人のみ)。

維持用量までの漸増時も定められた用法・用量を超えないこと。また、増量時期を早 めないこと。

発疹発現時には早期に皮膚科専門医に相談し、適切な処置を行うこと。また、発疹に 加え以下に示す症状があらわれた場合には重篤な皮膚障害に至ることがあるので、直 ちに本剤の投与を中止すること。

発熱 ℃以上 、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、リンパ節腫 脹 等

重篤な皮膚障害の発現率は、小児において高いことが示されているので、特に注意す ること。

患者又は家族に対して、発疹や上記の症状があらわれた場合は直ちに受診するよう指 導すること。

➠ 警告

本剤投与による中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis: TEN、皮膚粘膜眼症 候群(Stevens-Johnson 症候群)、薬剤性過敏症症候群等の全身症状を伴う重篤な皮膚障害が あらわれることがあり、死亡に至った例も報告されています。

発疹に加え、発熱(38℃以上)、眼充血、口唇・口腔粘膜のびらん、咽頭痛、全身倦怠感、 リンパ節腫脹等の症状があらわれた場合には、重篤な皮膚障害に至ることがありますので、 本剤の投与にあたってはこれらの症状の発現に十分に注意し、異常が認められた場合には、 直ちに投与を中止し、皮膚科専門医に相談するなど適切な処置を行ってください。

また、これらの重篤な皮膚障害を含めた本剤における皮膚障害の発現には以下の危険因子 の関与が示唆されています(21 ページ、「用法・用量に関連する使用上の注意」および 31 ページ、「重要な基本的注意」の項参照)。

・バルプロ酸ナトリウムの併用

・承認用量(初回用量および漸増用量)を超えて投与された場合

・小児

また、本剤投与による皮膚障害の発現傾向として以下が示唆されています。

・投与開始8週間以内に多く発現する。

・斑状・丘疹状にあらわれることが多い。

[発現状況]

てんかん患者における抗てんかん薬との併用療法に用いた場合: 国内臨床試験における皮膚粘膜眼症候群の発現率

国内で実施された成人及び小児てんかん患者を対象とした第Ⅱ相及び第Ⅲ相臨床試験におい て、547例中3例(0.5%)に皮膚粘膜眼症候群が認められ、いずれもバルプロ酸ナトリウムを併 用し、承認用量(初回用量及びその後の漸増用量)より高い用量を投与した症例であった(成人: 335例中1例(0.3%、小児:212例中2例(0.9%

(添付文書「臨床成績」の項参照) 双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制に用いた場合:

国内で実施された双極Ⅰ型障害患者(成人)を対象とした臨床試験においては、皮膚粘膜眼症 候群および中毒性表皮壊死症の報告はありませんでした。

てんかん患者における単剤療法に用いた場合(成人):

承認時までの成人を対象とした日韓共同試験において、65例中1例(1.5%)に皮膚粘膜眼 症候群が認められました。

てんかん患者における単剤療法に用いた場合(小児):

承認時までの小児を対象とした日韓共同試験において、本剤が投与された20例においては、 皮膚粘膜眼症候群および中毒性表皮壊死症の報告はありませんでした。

表 本邦承認時までの国内臨床試験で認められた副作用一覧表 (てんかん患者における抗てんかん薬との併用療法に用いた場合:小児) 小児 短期試験 ( ) 長期試験() 副作用発現例数 (発現頻度 ) 副作用 例数 例数 血液およびリンパ系障害 貧血 白血球減少症 好中球減少症 血小板減少症 代謝および栄養障害 食欲亢進 食欲減退 精神障害 激越 気分変化 恐怖 幻覚 情動障害 気力低下 躁病 落ち着きのなさ 攻撃性 神経系障害 運動失調 意識レベルの低下 鎮静 よだれ 頭痛 運動障害 睡眠期リズム障害 傾眠 会

参照

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